JP2024088392A - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】被写体を正確に検知しながら被写体を追尾して撮影することが可能な撮像装置を提供する。【解決手段】被写体を撮像する撮像手段と、第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得手段と、第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得手段と、撮像手段の画角を変更する変更手段と、を備え、変更手段は、第1の情報に基づいて、画角の第1の方向への変更、もしくは画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、第2の情報に基づいて、画角の第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
近年、カメラやスマートフォンなどの撮像装置、さらにそれらを搭載する雲台・ジンバルなどの装置において、撮影した画像情報に基づいて被写体を検出することで、被写体を追尾したりピント調整を行ったりといった、撮影をアシストする技術が一般的となっている。しかしながら、画像情報に基づいて被写体を検出する方法では、画面上での主たる被写体が主たる被写体以外の物体に隠れてしまう状況などでは、主たる被写体を検出することができない。
そこで、被写体に位置情報を発信する装置を取り付けることで、カメラに被写体位置を認識させる技術が提案されている。
特許文献1には、被写体に取り付けた装置からの位置情報に基づいて、画面上での被写体検出範囲を決定し、被写体検出を行う技術が開示されている。
特開2006-270274号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、検出できる被写体が撮像装置の画角内の被写体に限られる。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被写体を正確に検知しながら被写体を追尾して撮影することが可能な撮像装置を提供することである。
本発明に係わる撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得手段と、前記撮像手段の画角を変更する変更手段と、を備え、前記変更手段は、前記第1の情報に基づいて、前記画角の第1の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、前記第2の情報に基づいて、前記画角の前記第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行うことを特徴とする。
本発明によれば、被写体を正確に検知しながら被写体を追尾して撮影することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図。 計測部と第1の情報取得部を抜き出して示した図。 撮像装置で取得した画像と第2の情報取得部で得られる情報を示す図。 第1の実施形態における画角変更部の構成を示す図。 第1の実施形態における水平方向の画角の変更を示す図。 第1の実施形態における被写体が画角外に位置する場合の画角変更を示す図。 第1の実施形態における垂直方向の画角の変更を示す図。 第1の実施形態における画角の大きさの変更を示す図。 第1の実施形態における垂直方向に対して傾いた場合の画角変更を示す図。 第2の実施形態における撮像装置の構成を示す図。 第2の実施形態における画角変更を説明するための図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置1の構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、カメラ部15、第1の情報取得部4、第2の情報取得部7、画角変更部30、制御部25、メモリ26を有する。カメラ部15は、レンズ2と撮像素子3とを有し、第1の情報取得部4は、情報取得部5と第1の位置演算部6とを有し、第2の情報取得部7は、画像処理部8と第2の位置演算部9とを有している。マイクロコンピュータなどからなる制御部25は、メモリ26に記憶されたプログラムを実行することにより、撮像装置1全体を制御する。
撮像素子3には、CMOSイメージセンサ等が使用され、レンズ2を通過した光を光電変換する。撮像素子3によって生成された信号は、画像処理部8において、各種画像処理が行われる。各種画像処理には、信号増幅や基準レベル調整などの前処理、画像データに含まれていない色成分の値を補間する色補間処理、ホワイトバランス調整や画像の輝度などを補正する補正処理、検出処理などが含まれる。処理された画像データは、画像処理部8において記録される。なお、上記の検出処理には、特徴領域(たとえば顔領域や人体領域)の検出、追尾処理、人物や動物などの認識処理などが含まれる。
第1の情報取得部4の情報取得部5は、被写体20に取り付けられた計測部10が発信する被写体20の情報を取得する。第1の位置演算部6は、情報取得部5が取得したデータに基づいて、撮像装置1に対する被写体20の位置や撮像装置1から被写体20までの距離を算出する。
ここで、計測部10は、GPS(Global Positioning System)を用いて地球上の位置を計測することができる。あるいは、計測部10と撮像装置1にそれぞれ配された複数または単一の発信機および受信機を用いて計測部10と撮像装置1との相対位置を計測することができる。ただし、計測部10と撮像装置1の相対位置の検出方法は、これらの方法に限定されるものではない。なお、本実施形態では、GPSを用いた位置計測の場合を例に挙げて説明する。
図2は、計測部10と第1の情報取得部4を抜き出して示した図である。図2に示すように、計測部10は受信部11と発信部12を備える。受信部11は不図示の複数の人工衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づき計測部10の位置を検出する。検出された位置情報は地球等の巨視的に不動なものに固定された座標系に基づいた3次元データとして認識される。例えば地球の中心を原点とし、地球の回転軸と、原点と赤道上の所定の点を通る軸と、原点を通り該軸に直交する軸の3軸により、任意の位置を特定することができる。特定された位置の情報を、発信部12が、撮像装置1の情報取得部5に送信(通信)する。
同様に、撮像装置1の情報取得部5にも受信部14が設けられており、複数の人工衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づき撮像装置1の位置を検出する。第1の位置演算部6は、情報取得部5が得た計測部10と撮像装置1の位置情報に基づいて、撮像装置1に対する計測部10の位置や撮像装置1から計測部10までの距離を算出する。これにより、被写体20の位置情報および撮像装置1から被写体20までの距離情報を取得することができる。すなわち、第1の情報取得部4は、被写体20に取り付けられた計測部10から、被写体20の位置情報や距離情報を取得することができる。なお、第1の情報取得部4によって取得される位置情報や距離情報は、本実施形態では、第1の情報と呼ぶ。
図3は、撮像素子3によって取得された画像21内に被写体20が存在する例を示す図である。第2の位置演算部9は画像処理部8で処理された画像データに基づいて、被写体20の画像21における位置・大きさを算出する。例えば、図3に示すように、画像21の中心Oから被写体20の中心までの位置(X,Y)、被写体20の高さ(H)、被写体20の幅(W)を算出する。すなわち、第2の情報取得部7は、画像21から被写体20の位置や大きさなどの情報を取得することができる。なお、第2の情報取得部7によって取得される被写体20の位置情報や大きさ情報は、本実施形態では、第2の情報と呼ぶ。
以上説明したように、撮像装置1は、第1の情報取得部4を用いて撮像装置1に対する被写体20の3次元位置を、第2の情報取得部7を用いて被写体20の画像21上の位置・大きさを取得することが出来る。
なお、撮像装置1は、撮像装置1の傾きや角度変化を姿勢情報として検出することのできる慣性センサ22を有する。撮像装置1は、第1の情報取得部4と第2の情報取得部7により、被写体20の位置や距離、大きさに関する情報を取得し、慣性センサ22によって姿勢情報を取得する。これらの情報に基づいて、駆動指令生成部16は、画角変更部30およびレンズ2に対する駆動指令を生成する。生成された駆動指令が、画角変更部30とレンズ2に伝達され、パン・チルト・ロール方向の駆動制御やレンズ2によるズーム動作が行われることにより、カメラ部15の画角を変更して被写体20を自動追尾することができる。これにより、ユーザーの操作がなくとも、被写体20を画角内に収めた画像をカメラ部15で撮影することが可能となる。
なお、本実施形態においては、各座標軸を次のように定義する。レンズ2と撮像素子3によって構成される光学系の光軸で示される方向を光軸方向(Z方向)、光軸方向に直交し、重力方向と平行な方向を垂直方向(Y方向)、光軸方向と直交し、重力方向とも直交する方向を水平方向(X方向)とする。
次に、図4を用いて、本実施形態における画角変更部30について説明する。撮像装置1は、レンズ2および撮像素子3を有するカメラ部15と、カメラ部15を回転駆動することでカメラ部15の画角を変更する画角変更部30とを備えている。なお、カメラ部15は、画像取得手段である。
画角変更部30は、チルト駆動部31、ロール駆動部32、パン駆動部33、第1のアーム部34、第2のアーム部35、グリップ部36を備えて構成される。カメラ部15と第1のアーム部34の間にチルト駆動部31が、第1のアーム部34と第2のアーム部35の間にロール駆動部32が、第2のアーム部35とグリップ部36の間にパン駆動部33がそれぞれ設けられている。
各駆動部が回転することで各駆動部を介して接続されている2部材を相対的に回転させることができる。パン駆動部33が回転することで、第2のアーム部35からカメラ部15までが回転し、カメラ部15の画角が水平方向(X方向)に変更される。ロール駆動部32が回転することで、チルト駆動部31からカメラ部15までが回転し、カメラ部15の画角が光軸(Z軸)回りに回転される。チルト駆動部31が回転することで、カメラ部15が回転し、カメラ部15の画角が垂直方向(Y方向)に変更される。
なお、ここまで、グリップ部36が垂直かつカメラ部15の傾きがない状態を例に画角変更部30による画角変更を説明したが、撮像装置1の姿勢に応じて適宜駆動部の変更や複数駆動部の駆動が行われることで、画角が所定の方向に変更される。3つの駆動部の回転駆動によりカメラ部15はグリップ部36に対して3つの軸回りに回転することができる。これにより、撮影者が把持するグリップ部36に手振れ等が生じた際には、これをキャンセルするように各可動部を駆動することによってカメラ部15ではブレのない安定した画像を取得することができる。また、撮影者の操作もしくは予め決められたシーケンスに沿って各駆動部が駆動されることにより、カメラ部15の画角を任意に変更しながら撮影することもできる。グリップ部36には、撮像素子3によって取得された画像21や、各種情報や、設定画面等を表示するための画面37、撮影者の操作を入力するための操作部38が設けられている。
次に、本実施形態における撮影シーケンスについて説明する。本実施形態では、前述の第1の情報取得部4および第2の情報取得部7によって、被写体20の情報(位置や距離、大きさ等)を取得し、この情報に基づいて画角変更部30がカメラ部15を駆動することにより、撮像素子3で取得される画像の画角を変更する。具体的には、被写体20が移動することで、撮像素子3の画像21上の被写体20の位置や大きさが変わったことを第1の情報取得部4および第2の情報取得部7のいずれかもしくは両方によって検知する。そして、被写体20が所定の大きさで画像21の略中央に位置するように画角変更部30によってカメラ部15の画角を変更する。これにより、被写体20が移動した際にも、自動追尾して常に画像21の略中央に被写体20を所定の大きさで捕捉し続けることができる。本実施形態においてこのような撮影方法を被写体追尾撮影と呼ぶこととする。
なお、本実施形態では、例として被写体20を画像21の略中央に捕捉し続ける例について説明したが、例えばカメラ部15の画角内において撮影者が指定した任意の位置に被写体20を捕捉し続けるように被写体追尾撮影が行われてもよい。また、被写体20の大きさについても撮影者の操作によって適宜変更されてもよい。
まず、図5を用いて、被写体20が水平方向に移動した場合の被写体追尾撮影について説明する。図5(a)~5(c)において、それぞれの上側に示される図は撮像素子3によって取得される画像21を示す図であり、下側に示される図は撮像装置1と被写体20を垂直方向(Y方向)から見た図である。
図5(a)の時点では、被写体20は画像21の略中央に位置している。これに対して図5(b)では、被写体20が水平方向(X方向)にxだけ移動して、画像21の中央からズレ量xdだけずれた位置に被写体20が位置している。このときの撮像装置1と被写体20の相対的な位置関係は、第1の情報取得部4によって取得することができる。被写体20の光軸方向の位置zと、水平方向の位置xとから、カメラ部15の光軸Oの方向に対する被写体20の角度θpを下記の式で算出することができる。
θp=tan-1(x/z) …(1)
撮像装置1は、上記で算出された角度θpが0になるように、駆動指令生成部16で生成した駆動指令に基づいて、画角変更部30のパン駆動部33を駆動し、カメラ部15を水平方向に回転させる。これにより、図5(c)に示すように、被写体20が画像21の略中央に位置するように画角を変更することができる。上記の処理を繰り返し行うことによって、撮像装置1は、被写体20が水平方向に移動した際にも、常に被写体20を画像21の略中央に捕捉し続けることができる。
図6は、被写体20がカメラ部15の画角の外側に位置する場合の水平方向の被写体追尾撮影について説明するための図である。
撮像装置1は、レンズ2および撮像素子3の情報等を用いて、撮像素子3で得られる画像21に写る範囲を示す撮影画角θfを算出することができる。図6(a)に示すように被写体20の方向を示す角度θpが撮影画角θfの半分を超えると、被写体20の位置がカメラ部15の画角の外側となるため、被写体20は画像21に写らず、第2の情報取得部7からは被写体情報を得ることはできない。これに対して、第1の情報取得部4においては、図5の場合と同様に、撮像装置1と被写体20との相対的な位置関係を取得することができる。
このため、前述の通り、第1の情報取得部4で得られる情報に基づいて、式(1)の計算式から角度θpを求め、画角変更部30で水平方向の画角を変更する。これにより、被写体20がカメラ部15の画角内に、さらには画像21の略中央に位置するように、画角を変更することができる。すなわち、第1の情報取得部4が被写体20の位置情報を取得し、第1の情報取得部4で取得した被写体20の位置がカメラ部15の画角外である場合には、画角変更部30が水平方向の画角を変更する。これにより、被写体20がカメラ部15の画角外に位置する場合にも、正確に被写体追尾撮影を行うことができる。
ここまで、被写体20の水平方向の移動に応じて、第1の情報取得部4で被写体の位置情報を取得し、被写体追尾撮影を行う例について説明した。しかし、撮影条件や撮影環境により、第2の情報取得部7によって取得される被写体の位置情報の精度が、第1の情報取得部4によって取得される被写体の位置情報の精度よりも高い場合が考えられる。その場合には、第1の情報取得部4によって取得される被写体20の位置情報を基に水平方向の画角変更を行った後に、第2の情報取得部7によって被写体20の位置情報を取得する。そして、第2の情報取得部7によって得られる被写体20の位置情報に基づいて水平方向の画角変更をさらに行うことで被写体追尾撮影を行ってもよい。すなわち、第1の情報に基づいて画角変更部30がカメラ部15の画角を変更した後に、第2の情報に基づいてカメラ部15の画角を変更する。取得される画像21の略中央に被写体20を捕捉するために、第1の情報取得部4の情報に基づいた画角変更で被写体20がおおよその目標位置まで移動された後に、画像21から第2の情報取得部7で位置情報を取得して画角変更を行う。これにより、精度の高い被写体追尾撮影を行うことができる。
次に、図7を用いて、被写体20が垂直方向に移動した場合の被写体追尾撮影について説明する。図7(a)~7(c)において、それぞれの上側に示される図は撮像素子3によって取得される画像21を示す図であり、下側に示される図は撮像装置1と被写体20を水平方向(X方向)から見た図である。
図7(a)の時点では、被写体20は画像21の略中央に位置している。これに対して図7(b)では、被写体20が垂直方向(Y方向)にyだけ移動して、画像21の中央からズレ量ydだけずれた位置に被写体20が位置している。このときのずれ量ydは、第2の情報取得部7の第2の位置演算部9によって算出することができる。
撮像装置1は、ズレ量ydが0になるように、駆動指令生成部16で生成した駆動指令に基づいて、画角変更部30のチルト駆動部31を駆動し、カメラ部15を垂直方向に回転させる。これにより、図7(c)に示すように、被写体20が画像21の略中央に位置するように画角を変更することができる。上記の処理を繰り返し行うことによって、撮像装置1は、被写体20が垂直方向に移動した際にも、常に被写体20を画像21の略中央に捕捉し続けることができる。
ここまで、被写体20が垂直方向に移動した場合に、第2の情報取得部7によって得られる情報を用いて、被写体追尾撮影を行う例について説明した。第1の情報取得部4によって被写体20の垂直方向の移動を検出することもできるが、GPSでは水平方向と比較して垂直方向の検出精度が低いことがわかっている。また、第1の情報取得部4の検出方式によっては、計測部10の一方向の移動しか検出することができず、被写体20の垂直方向の移動を検出できないこともある。このため、被写体20の垂直方向の移動に関しては、第2の情報取得部7によって得られる位置情報に基づいて、画角変更部30でカメラ部15の画角を変更することで、精度の高い被写体追尾撮影を行うことができる。
次に、図8を用いて、被写体20が光軸方向に移動した場合の被写体追尾撮影について説明する。図8(a)~8(c)において、それぞれの上側に示される図は撮像素子3によって取得される画像21を示す図であり、下側に示される図は撮像装置1と被写体20を垂直方向(Y方向)から見た図である。
図8(a)の時点では、被写体20が撮影画角θfで撮影されており、被写体20は画像21の略中央に所定の大きさで写っている。図8(b)では、被写体20が光軸方向に移動して撮像装置1からの距離が大きくなることにより、画像21における被写体20の大きさが小さくなっている。
撮像装置1は、第1の情報取得部4によって撮像装置1と被写体20との相対的な位置関係を取得し、これに基づいて撮像装置1から被写体20までの距離zを取得することができる。撮像装置1は、レンズ2を構成する複数の光学素子を駆動制御することによって、図8(c)に示すように、距離zに対応する撮影画角θfになるよう画角の大きさを変更することができる。画像21上の被写体20の大きさは、距離zと撮影画角θfによって決まる。撮影者の操作によって被写体20の大きさが設定されると、撮像装置1はそれに応じて、距離zに基づいた適切な撮影画角θfを決定し、被写体20の大きさを一定に保つように画角の大きさを変更する。
また、図1において、レンズ2は画角変更部30とは別に図示されているが、「画角の大きさを変更する」手段として画角変更部30はレンズ2を含む。上記の処理を繰り返し行うことによって、撮像装置1は、被写体20が光軸方向に移動した際にも、常に被写体20が画像21上において一定の大きさになるように撮影し続けることができる。
ここまで、被写体20の光軸方向の移動に応じて、第1の情報取得部4で被写体の位置情報を取得し、被写体追尾撮影を行う例について説明した。しかし、撮影条件や撮影環境により、第1の情報取得部4によって取得される被写体20の距離情報よりも、第2の情報取得部7によって取得される被写体20の大きさ情報の方が、より精度良く被写体の大きさを把握できる場合が考えられる。その場合には、第1の情報取得部4の情報を基に画角の大きさの変更を行った後に、第2の情報取得部7によって被写体20の大きさの情報を取得する。そして、第2の情報取得部7によって得られる被写体の大きさの情報に基づいて画角の大きさの変更をさらに行うことで被写体追尾撮影を行ってもよい。すなわち、第1の情報に基づいて画角変更部30がカメラ部15の画角を変更した後に、第2の情報に基づいてカメラ部15の画角を変更する。取得される画像21上の被写体20の大きさを一定にするために、第1の情報取得部4の情報に基づいた画角変更で被写体20がおおよその大きさになった後に、画像21から第2の情報取得部7で取得した大きさ情報に基づいて画角を変更する。これにより、より精度の高い被写体追尾撮影を行うことができる。
撮像装置1から被写体20までの距離が大きくなると、画像21上の被写体20の大きさが小さくなる。第2の情報取得部7の第2の位置演算部9が被写体20の位置や大きさの情報を取得するためには、被写体20が画像21に所定の大きさ以上で写っている必要がある。画像21上の被写体20の大きさが小さくなると、検出の精度が低下する、もしくは検出できないといった問題が生じる。このため、第1の情報取得部4が撮像装置1から被写体20までの距離を取得し、この距離が撮像装置1で設定された値を超える場合には、画角変更部30は画像21上の被写体20の大きさが大きくなるように画角の大きさを変更する。
図9は、撮像装置1のカメラ部15が垂直方向に対して傾いた場合(特に光軸方向回りに回転した場合)の画角変更を示す図である。図9(a)では画像21の水平方向に対して被写体20が傾いた状態となっている。図1に示した通り、撮像装置1には慣性センサ22が設けられており、慣性センサ22をカメラ部15に配置することによって、カメラ部15の傾きを姿勢情報として検出することができる。なお、慣性センサ22は、本実施形態における姿勢検出手段である。
慣性センサ22は、具体的にはジャイロセンサや加速度センサが用いられ、カメラ部15の回転角度やカメラ部15に対する重力方向を検知することによってカメラ部15の傾きを姿勢情報として検出する。ここで、慣性センサ22の例としてジャイロセンサ、加速度センサを挙げたが、これに限らず種々の方法を用いてカメラ部15の姿勢情報を検出できる。また、慣性センサ22がカメラ部15に設けられる例について説明したが、慣性センサ22がグリップ部36に設けられる構成においても、慣性センサ22の姿勢情報とチルト駆動部31からパン駆動部33までの各駆動部の駆動状態に基づいてカメラ部15の姿勢情報を取得することができる。
図9(a)において、慣性センサ22は、姿勢情報として、カメラ部15が光軸方向の回転軸回りに傾いていることを検出できる。この慣性センサ22で得られる姿勢情報を基に駆動指令生成部16が駆動指令を生成し、この駆動指令に基づいてロール駆動部32が駆動されることによって、図9(b)に示すように傾きのない状態で被写体20を撮影することができる。すなわち、画角変更部30は、慣性センサ22で取得したカメラ部15の姿勢情報に基づいて、カメラ部15の画角を光軸回りに回転させる。
以上説明したように、第1の実施形態においては、画角変更部30は、第1の情報取得部4によって取得される位置情報や距離情報(第1の情報)に基づいて、画角の所定の方向への変更もしくは画角の大きさの変更のうち少なくとも一つの画角変更を行う。さらに、第2の情報取得部7によって取得される位置情報や大きさ情報(第2の情報)に基づいて、第1の情報に基づいた画角変更とは異なる方向もしくは大きさを変更する画角変更を行う。これらの処理により、被写体追尾撮影を実現する。より具体的には、第1の情報に基づいて水平方向の画角もしくは画角の大きさの少なくとも一つを変更し、第2の情報に基づいて第1の情報に基づいた画角変更とは異なる方向である垂直方向の画角を変更する。
前述したように、被写体20の水平方向の移動に伴い、被写体20が画角の外側に位置する場合や、被写体20の光軸方向の移動に伴い、被写体20の距離が離れた場合等により、第2の情報取得部7により情報が取得できなくなる、といった問題が生じる。本実施形態では、被写体20が画角外に位置する、撮像装置1から被写体20までの距離が所定以上離れているような状況においても、第1の情報取得部4によって取得される情報を基に被写体追尾撮影を行うことができる。
被写体20の垂直方向の移動に対しては、第1の情報取得部4によって取得される位置情報の精度が水平方向と比較すると低いため、第2の情報取得部7によって取得される情報を基に被写体追尾撮影を行うことで精度の良い追尾を実現することができる。
また、上記のように被写体20が画角外に位置する、距離が所定以上離れている等の場合には、第2の情報取得部7により、被写体20が検出されない。しかし、第1の情報取得部4の情報により水平方向の画角変更や画角の大きさの変更を行うことで、第2の情報取得部7により、被写体20が検出できるようになる場合がある。第2の情報取得部7により、被写体20が検出された場合、第2の情報取得部7の情報を用いて、垂直方向の画角変更を行うことができる。一方、第1の情報取得部4の情報に基づいて、水平方向の画角および画角の大きさの変更を行った後に、第2の情報取得部7により、被写体20が検出できるようにならない場合には、画角変更部30で垂直方向の画角を変更することで被写体20を探索、検知してもよい。
以下に、第1の実施形態によって得られる効果について説明する。
第1の実施形態では、被写体20が水平方向および光軸方向に移動した場合に第1の情報取得部4によって取得される情報を基に被写体追尾撮影を行う。これにより、被写体20がカメラ部15の画角外に位置する、被写体20との距離が所定以上離れている等の状況においても第1の情報取得部4によって取得される情報を基に被写体追尾撮影を行うことができる。また、被写体20の垂直方向の移動に対しては、第1の情報取得部4によって取得される位置情報の精度が水平方向と比較すると低いため、第2の情報取得部7によって取得される情報を基に被写体追尾撮影を行う。これにより、精度の良い追尾撮影を実現することができる。
以上説明したように、第1の実施形態では、第1の情報取得部4によって取得される情報に基づいて水平方向の画角および画角の大きさの変更を行い、第2の情報取得部7によって取得される情報に基づいて垂直方向の画角変更を行う。この結果、撮像装置の画角内外の被写体を、正確に検知しながら追尾して撮影することが可能な撮像装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、画角変更部30がカメラ部15の向きを変更することで、カメラ部15の画角を変更する例について説明した。
第2の実施形態では、カメラ部215によって取得される画像221の一部を切り出すような構成において、切り出し位置および切り出しサイズを変更することによって画角を変更するところが第1の実施形態と異なる点である。第1の実施形態と同じ部分については説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。また、以下の第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態の説明に用いた符号に対して200を加えた符号で各構成要素を示すこととする。
図10は、第2の実施形態における撮像装置201の構成を示す図である。図10(a)は撮像装置201の背面を示す図、図10(b)は撮像装置201の前面を示す図である。撮像装置201は、背面にカメラ部215を備える。カメラ部215は、レンズおよび撮像素子を備えて構成され、レンズを通過した光を撮像素子によって画像として取得することができる。撮像装置201の前面には、撮像素子によって取得した画像221を表示可能な画面237が設けられている。
図11を用いて、第2の実施形態における画角の変更方法について説明する。図11(a)は、撮像素子によって取得される画像221を示す。図11(b)は、切り出し領域Aで示される、画像221の一部の領域を切り出した切り出し画像221aを示す。切り出し領域Aで切り出すことによって、切り出し画像221aは、画像221の一部を拡大した画像となる。
図11(c)のように、被写体220が水平方向にxdだけ移動した場合には、切り出し領域Aの位置をxdだけ移動することによって、図11(b)のように、被写体220が切り出し画像221aの略中央に位置するような画像を取得することができる。被写体220が垂直方向に移動した場合に関しても、水平方向に移動した場合と同様にして、切り出し領域Aを垂直方向に移動させることで画角変更を行う。そして、被写体220が画像221aの略中央に位置するような画像を取得することができる。
また、図11(d)のように、被写体220が光軸方向に移動することによって、画像221上の被写体220の大きさが変化した場合には、切り出し領域Aの大きさを変更する。これによって、切り出し画像221a上の被写体220の大きさを一定に保って撮影することができる。すなわち、画角変更部30(230)は、画像221の一部の領域を切り出して切り出し画像221aを取得する際の、切り出し領域Aの位置もしくは大きさを変更することによって画角を変更する。被写体220の移動に伴って、第1の情報取得部4(204)によって取得された情報に基づいて、切り出し領域Aの水平方向の位置と大きさのいずれかもしくは両方を変更する。そして、第2の情報取得部7(207)によって取得された情報に基づいて、切り出し領域Aの垂直方向の位置を変更する。これにより、撮像装置201の画角内外の被写体220を正確に検知しながら被写体を追尾して撮影することが可能な撮像装置201を提供することができる。
第1の実施形態では、画角変更部30がカメラ部15を機械的に駆動することでカメラ部15の画角を変更していたのに対して、第2の実施形態では、画像221の切り出し領域Aの位置および大きさを変更することで画角を変更する。これにより、カメラ部15を機械的に駆動する構成が不要となるため、第2の実施形態では第1の実施形態と比較して撮像装置201の大きさを小型化できるとともにローコスト化できるというメリットがある。
本明細書の開示は、以下の撮像装置、方法、プログラムおよび記憶媒体を含む。
(項目1)
被写体を撮像する撮像手段と、
第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得手段と、
前記撮像手段の画角を変更する変更手段と、を備え、
前記変更手段は、前記第1の情報に基づいて、前記画角の第1の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、前記第2の情報に基づいて、前記画角の前記第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮像装置。
(項目2)
前記第1の取得手段は、被写体に備えた計測手段と通信することにより、前記第1の情報を取得することを特徴とする項目1に記載の撮像装置。
(項目3)
前記第1の取得手段は、GPS(Global Positioning System)を用いて、前記第1の情報を取得することを特徴とする項目1または2に記載の撮像装置。
(項目4)
前記第2の取得手段は、前記撮像手段が撮像した画像から前記第2の情報を取得することを特徴とする項目1乃至3のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目5)
前記第1の方向とは、水平方向であることを特徴とする項目1乃至4のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目6)
前記第2の方向とは、垂直方向であることを特徴とする項目1乃至5のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目7)
前記変更手段は、機械的に前記撮像手段の画角を変更する手段であることを特徴とする項目1乃至6のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目8)
前記変更手段は、画像の一部を切り出すことにより、前記撮像手段の画角を変更する手段であることを特徴とする項目1乃至6のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目9)
前記変更手段は、前記第1の情報に基づいて前記画角を変更した後、前記第2の情報に基づいて前記画角をさらに変更することを特徴とする項目1乃至8のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目10)
前記第1の情報に基づく被写体の位置が、前記撮像手段の画角外の位置である場合は、前記変更手段は、被写体が前記撮像手段の画角内の位置となるように、前記撮像手段の画角を変更することを特徴とする項目1乃至9のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目11)
前記第1の情報に基づく、前記撮像手段から被写体までの距離が、所定の距離を超える場合は、前記変更手段は、前記画角の大きさを変更することを特徴とする項目1乃至10のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目12)
前記撮像手段の姿勢を検出する姿勢検出手段をさらに備え、前記変更手段は、前記姿勢検出手段が検出した姿勢に基づいて、前記画角を変更することを特徴とする項目1乃至11のいずれか1項目に記載の撮像装置。
(項目13)
被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置を制御する方法であって、
第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得工程と、
前記第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得工程と、
前記撮像手段の画角を変更する変更工程と、を有し、
前記変更工程では、前記第1の情報に基づいて、前記画角の第1の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、前記第2の情報に基づいて、前記画角の前記第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
(項目14)
項目13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(項目15)
項目13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
(他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:撮像装置、2:レンズ、3:撮像素子、4:第1の情報取得部、7:第2の情報取得部、10:計測手段、15:カメラ部、20:被写体、30:画角変更部

Claims (15)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得手段と、
    前記撮像手段の画角を変更する変更手段と、を備え、
    前記変更手段は、前記第1の情報に基づいて、前記画角の第1の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、前記第2の情報に基づいて、前記画角の前記第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の取得手段は、被写体に備えた計測手段と通信することにより、前記第1の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の取得手段は、GPS(Global Positioning System)を用いて、前記第1の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の取得手段は、前記撮像手段が撮像した画像から前記第2の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の方向とは、水平方向であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の方向とは、垂直方向であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記変更手段は、機械的に前記撮像手段の画角を変更する手段であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記変更手段は、画像の一部を切り出すことにより、前記撮像手段の画角を変更する手段であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記変更手段は、前記第1の情報に基づいて前記画角を変更した後、前記第2の情報に基づいて前記画角をさらに変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の情報に基づく被写体の位置が、前記撮像手段の画角外の位置である場合は、前記変更手段は、被写体が前記撮像手段の画角内の位置となるように、前記撮像手段の画角を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の情報に基づく、前記撮像手段から被写体までの距離が、所定の距離を超える場合は、前記変更手段は、前記画角の大きさを変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像手段の姿勢を検出する姿勢検出手段をさらに備え、前記変更手段は、前記姿勢検出手段が検出した姿勢に基づいて、前記画角を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 被写体を撮像する撮像手段を備える撮像装置を制御する方法であって、
    第1の方式により、被写体の位置に関する情報である第1の情報を取得する第1の取得工程と、
    前記第1の方式とは異なる第2の方式により、被写体の位置に関する情報である第2の情報を取得する第2の取得工程と、
    前記撮像手段の画角を変更する変更工程と、を有し、
    前記変更工程では、前記第1の情報に基づいて、前記画角の第1の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行い、前記第2の情報に基づいて、前記画角の前記第1の方向とは異なる第2の方向への変更、もしくは前記画角の大きさの変更の少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項13に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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