JP2021143613A - Fuel injection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、吸気ポート内に燃料を噴射するインジェクタを備える燃料噴射装置に関するものである。 The present invention relates to a fuel injection device including an injector for injecting fuel into an intake port.
従来からインジェクタを備える燃料噴射装置が知られている。特許文献1には、EGR制御手段はエンジンが冷間にあって吸気温度が所定の温度以下であるときは排気ガスの一部を吸気系に還流し、インジェクタは燃料噴霧が点火プラグの電極との間に所定距離を隔てて近接するように燃料を噴射する第1の噴射口と、第1の噴射口に比べてピストン側に燃料を噴射する第2の噴射口とを備える筒内噴射式エンジンの排気ガス還流装置が開示されている。特許文献1では、吸気に高温の排気ガスの一部を流入させることにより、エンジンに流入するガス温を上げ、燃焼室を噴射された燃料が気化しやすい状態に維持させている。 Conventionally, a fuel injection device including an injector has been known. According to Patent Document 1, when the engine is cold and the intake air temperature is equal to or lower than a predetermined temperature, the EGR control means recirculates a part of the exhaust gas to the intake system, and the injector has a fuel spray between the electrodes of the spark plug. An in-cylinder injection engine having a first injection port for injecting fuel so as to be close to each other with a predetermined distance and a second injection port for injecting fuel on the piston side as compared with the first injection port. Exhaust gas recirculation devices are disclosed. In Patent Document 1, a part of high-temperature exhaust gas is allowed to flow into the intake air to raise the temperature of the gas flowing into the engine and maintain the combustion chamber in a state in which the injected fuel is easily vaporized.
一方、特許文献1と異なる構造である吸気ポート内に燃料を噴射するインジェクタを備える燃料噴射装置では、吸入空気が低温の場合に噴射した燃料の気化が十分に促進されないという問題がある。噴射した燃料の気化が十分に促進されない場合には、燃料が吸気ポートに液状のまま付着してしまい、液状の燃料が燃料室に流入する可能性があり、PN(PM(Particulate matter)の粒子数)が増加するおそれがある。 On the other hand, a fuel injection device including an injector that injects fuel into an intake port having a structure different from that of Patent Document 1 has a problem that vaporization of the injected fuel is not sufficiently promoted when the intake air is at a low temperature. If the vaporization of the injected fuel is not sufficiently promoted, the fuel may adhere to the intake port in a liquid state, and the liquid fuel may flow into the fuel chamber, and PN (PM (Particulate matter) particles). Number) may increase.
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、吸入空気が低温の場合であっても噴射した燃料の気化が十分に促進できるようにすることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to sufficiently promote the vaporization of the injected fuel even when the intake air is at a low temperature.
本発明は、吸入空気が吸入される吸気ポート内に燃料を噴射するインジェクタを備える燃料噴射装置であって、前記吸入空気よりも温度が高い気体を前記インジェクタの噴射口の近傍に導入することを特徴とする。 The present invention is a fuel injection device including an injector for injecting fuel into an intake port into which intake air is sucked, and introduces a gas having a temperature higher than that of the intake air in the vicinity of an injection port of the injector. It is a feature.
本発明によれば、吸入空気が低温の場合であっても噴射した燃料の気化を十分に促進させることができる。 According to the present invention, the vaporization of the injected fuel can be sufficiently promoted even when the intake air is at a low temperature.
本発明に係る実施形態では、吸入空気が吸入される吸気ポート22内に燃料を噴射するインジェクタ26を備える燃料噴射装置であって、吸入空気よりも温度が高い気体をインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入する。温度の高い気体が吸入空気と混ざり合うことで、インジェクタ26の噴射口26aの近傍の吸入空気の温度が上昇する。したがって、吸入空気が低温の場合であっても、吸入空気の温度が上昇することで、インジェクタ26により噴射した燃料の気化を十分に促進させることができる。
In the embodiment of the present invention, the fuel injection device includes an
以下、本発明に係る燃料噴射装置の実施例について、図面を参照して説明する。
<第1の実施例>
図1(a)は、第1の実施例に係る車両10に搭載された燃料噴射装置の構成を示す図である。図1(a)は、説明の便宜上、本開示の技術を説明するために簡略化したものであり、車両が通常備える構成については図示されていなくても備えているものとする。
Hereinafter, examples of the fuel injection device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
<First Example>
FIG. 1A is a diagram showing a configuration of a fuel injection device mounted on the
車両10は、エンジン20を備える。エンジン20は、内燃機関であって、燃料(例えばガソリン燃料)と吸入空気との混合気を燃焼室21で燃焼させる。混合気の燃焼により、エンジン20のシリンダ内でピストンが往復移動し、ピストンの往復運動がクランク軸の回転運動に変換される。クランク軸の回転は動力伝達機構を介して駆動輪に伝達されることで車両10が走行する。
The
また、エンジン20は燃焼室21の上流側(吸気側)に、燃焼室21に通じる吸気ポート22が配設される。吸気ポート22にはインテークマニホールド24が接続される。インテークマニホールド24の上流側(吸気側)にはスロットルボディやエアクリーナなどが接続される。したがって、吸気ポート22にはエアクリーナにより清浄化され、スロットルボディにより量が調整された吸入空気がインテークマニホールド24を通って吸入される。インテークマニホールド24には吸入空気の温度を検出する温度センサ25が設けられる。吸気ポート22には、燃料噴射装置の一部を構成するインジェクタ26が設けられる。インジェクタ26は、燃料タンクからフューエルポンプにより圧送された燃料を吸気ポート22内に噴射する。インジェクタ26は、噴射口が燃焼室21側を指向するように配置される。インジェクタ26は吸入空気量などに基づいて燃料を噴射する量が制御される。
Further, the
また、エンジン20は燃焼室21の下流側(排気側)に、燃焼室21に通じる排気ポート27が配設される。排気ポート27には排気管28が接続される。また、排気管28の途中には触媒コンバータ29が接続される。触媒コンバータ29は、排気ガスのうち有害排気成分を浄化する。したがって、エンジン20の燃焼室21からの排気ガスは、排気ポート27および排気管28を通って触媒コンバータ29により浄化されて外部に排気される。
Further, the
また、車両10は、排気ガス中の窒素酸化物の低減および燃費の向上のために燃焼後の排気ガスの一部を再び吸気させる排気ガス再循環装置、いわゆるEGR(exhaust gas recirculation)を備える。具体的には、排気ガス再循環装置は、EGRガス配管31と、EGRバルブ32とを有する。EGRガス配管31は、排気管28のうち触媒コンバータ29の下流側(排気側)とインテークマニホールド24との間に配設される。EGRガス配管31は、第2のEGRガス通路の一例に対応する。したがって、触媒コンバータ29により浄化された排気ガスのうち一部がEGRガス配管31を通ってインテークマニホールド24に戻る。ここで、排気ガスのうちEGRガス配管31を通る排気ガスを外部EGRガスという。EGRバルブ32は、インテークマニホールド24に流入させる外部EGRガスの量を調整する。EGRバルブ32が開弁することで、外部EGRガスがインテークマニホールド24に流入する。一方、EGRバルブ32が閉弁することで、外部EGRガスがインテークマニホールド24に流入されなくなる。EGRバルブ32は吸入空気量に基づいて開閉が制御される。
Further, the
また、本実施例の車両10は、吸入空気が低温の場合であってもインジェクタ26が噴射した燃料の気化を十分に促進させるために、吸入空気よりも温度が高い気体をインジェクタ26の噴射口の近傍に導入することができる構造を備える。具体的に、本実施例の車両10は、バイパス配管35と、EGR噴射制御バルブ36とを備える。
図1(b)は、バイパス配管35およびEGR噴射制御バルブ36の周辺を拡大した図であり、図1(a)に示す領域Aの拡大図である。
Further, in the
FIG. 1B is an enlarged view of the periphery of the
バイパス配管35は、吸気ポート22とEGRガス配管31との間に配設される。バイパス配管35は、第1のEGRガス通路の一例に対応する。バイパス配管35は、外部EGRガスをインテークマニホールド24を経由することなく吸気ポート22に導入させる。バイパス配管35は、一方の開口部35aが吸気ポート22に設けられる。ここで、開口部35aはインジェクタ26の噴射口26aの近傍に位置する。具体的には、開口部35aは、インジェクタ26の噴射口26aに対向する位置に設けられる。また、開口部35aは、インジェクタ26が取り付けられる位置より下流側(排気側)の位置に設けられる。また、開口部35aは、インジェクタ26の噴射口26aから燃料が噴射される範囲に設けられる。また、バイパス配管35は、他方の開口部35bがEGRガス配管31内のうちEGRバルブ32よりも下流側、すなわちEGRガス配管31内のEGRバルブ32とインテークマニホールド24との間の位置に設けられる。
The
EGR噴射制御バルブ36は、バイパス配管35を通じて吸気ポート22に噴射させる外部EGRガスの量を調整する。EGRバルブ32が開弁している状態で、EGR噴射制御バルブ36が開弁することにより、外部EGRガスがバイパス配管35を通じて吸気ポート22に噴射される。外部EGRガスは、吸入空気の温度よりも高いために、吸入空気と混ざり合うことで、インジェクタ26の噴射口26aの近傍の吸入空気の温度を上昇させることができる。一方、EGR噴射制御バルブ36が閉弁することで、外部EGRガスが吸気ポート22に噴射されなくなる。EGR噴射制御バルブ36は吸入空気の温度に基づいて開閉が制御される。
The EGR
EGR噴射制御バルブ36は、バイパス配管35の一方側の開口部35aに設けられる。図1(b)に示すように、EGR噴射制御バルブ36が開口部35aから離れることで開弁する。EGR噴射制御バルブ36が開弁することで、矢印に示すように外部EGRガスが開口部35aとEGR噴射制御バルブ36との間の隙間を通って吸気ポート22に噴射される。一方、EGR噴射制御バルブ36が開口部35aと接することで閉弁する。EGR噴射制御バルブ36が閉弁することで、開口部35aとEGR噴射制御バルブ36との間の隙間がなくなり、外部EGRガスが吸気ポート22に噴射されなくなる。
The EGR
また、車両10はエンジン20および関連機器を制御する制御部40を備える。制御部40は、例えば、ECU(Electrical Control Unit)を用いることができる。制御部40は、インジェクタ26、EGRバルブ32、EGR噴射制御バルブ36などの関連機器を制御する。具体的に、制御部40は、吸入空気量などに基づいてインジェクタ26から燃料を噴射させる量を制御する。また、制御部40は、吸入空気量に基づいてEGRバルブ32の開閉を制御する。また、制御部40は、吸入空気の温度に基づいてEGR噴射制御バルブ36の開閉を制御する。
Further, the
上述したように構成される車両10において、制御部40は、吸入空気が低温の場合であっても噴射した燃料の気化が十分に促進できるように、EGRバルブ32およびEGR噴射制御バルブ36を制御する。
以下、第1の実施例に係る燃料噴射装置の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。図2のフローチャートは、制御部40がメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。図2のフローチャートは、エンジン20が始動されることで開始される。
In the
Hereinafter, the operation of the fuel injection device according to the first embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. The flowchart of FIG. 2 is realized by the
S10では、制御部40は、吸入空気の温度の情報を取得する。具体的には、制御部40は、温度センサ25により検出されたインテークマニホールド24の吸入空気の温度の情報を取得する。
S11では、制御部40は、吸入空気の温度に基づいて、EGR噴射制御バルブ36から吸気ポート22内に導入する外部EGRガスの量を決定する。具体的に、制御部40は、吸入空気の温度が低いほど導入する外部EGRガスの量を多くするように外部EGRガスの量を決定する。また、制御部40は、吸入空気の温度が所定の温度以上の場合には、導入する外部EGRガスの量を0に決定する。なお、制御部40のメモリには、吸入空気の温度と外部EGRガスの量との対応関係を示す情報が予め記憶されている。当該情報は、吸入空気に混ぜ合わせたときに吸入空気の温度を所定の温度まで上昇させることができる外部EGRガスの量を、吸入空気の温度に応じて対応させた情報である。
In S10, the
In S11, the
S12では、制御部40は、決定された外部EGRガスの量に基づいて、EGR噴射制御バルブ36の開度を決定する。具体的には、制御部40は、外部EGRガスの量が多いほどEGR噴射制御バルブ36の開度が大きくするように決定する。なお、制御部40のメモリには、外部EGRガスの量とEGR噴射制御バルブ36の開度との対応関係を示す情報が予め記憶されている。
In S12, the
S13では、制御部40は、EGRバルブ32を閉弁させているか否かを判定する。EGRバルブ32を閉弁させている場合にはS14に進み、開弁させている場合にはS15に進む。
S14では、制御部40は、EGRバルブ32を開弁させる。本実施例では、バイパス配管35の他方の開口部35bをEGRガス配管31内のEGRバルブ32とインテークマニホールド24との間の位置に設けているために、EGRバルブ32を閉弁させたままではEGRガス配管31からバイパス配管35に外部EGRガスが流入せず、EGR噴射制御バルブ36から吸気ポート22内に外部EGRガスを噴射させることができない。S14においてEGRバルブ32を開弁することで、EGRガス配管31からバイパス配管35に外部EGRガスを流入させることができる。
In S13, the
In S14, the
S15では、制御部40は、EGR噴射制御バルブ36の開閉を制御する。具体的には、制御部40は、S12において決定された開度になるようにEGR噴射制御バルブ36を制御する。したがって、EGR噴射制御バルブ36が決定された開度になるように開弁することで、EGR噴射制御バルブ36から外部EGRガスが噴射され、噴射された外部EGRガスがインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入される。外部EGRガスが吸入空気と混ざり合うことで、インジェクタ26の噴射口26aの近傍の吸入空気の温度が上昇する。したがって、吸入空気が低温の場合であっても、外部EGRガスにより吸入空気の温度が上昇することで、インジェクタ26により噴射した燃料の気化を十分に促進させることができる。
In S15, the
このようなS10からS15までの処理を、制御部40はエンジン20が始動してから繰り返し行う。なお、吸入空気の温度は、エンジン20の冷機時に低く、エンジン20の暖機時には各部品の温度の上昇に伴って高くなる。したがって、制御部40はエンジン20の冷却水の温度を検出して、一定の温度よりも低い場合にS10からS15までの処理を繰り返し行い、一定の温度以上の場合にはS10からS15までの処理を行わないようにしてもよい。
The
以上のように、本実施例によれば、吸入空気よりも温度が高い外部EGRガスをインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入することで、吸入空気が低温の場合であっても、噴射した燃料の気化を十分に促進させることができる。このように、燃料の気化が促進されることで、液状の燃料が燃料室に流入することが抑制されることからPNを低減することができる。また、燃料の気化が促進されることで、低温環境時の熱効率を向上させることができる。
As described above, according to the present embodiment, by introducing the external EGR gas having a temperature higher than that of the intake air in the vicinity of the
また、本実施例によれば、吸入空気よりも温度が高い気体として外部EGRガスを導入することで、既存の排気ガス再循環装置を利用することができるので、新たな装置を追加することなく燃料の気化を促進させることができる。
また、本実施例によれば、バイパス配管35の一方の開口部35aがインジェクタ26の噴射口26aに対向する位置に設けられるので、吸気ポート22に導入された直後の外部EGRガスが、インジェクタ26から噴射される燃料の当たる壁面と接触し、壁面の温度を上昇させることができる。したがって、インジェクタ26から噴射された燃料が壁面に液状の状態で付着しても、燃料の気化を促進させることができる。
Further, according to the present embodiment, the existing exhaust gas recirculation device can be used by introducing the external EGR gas as a gas having a temperature higher than that of the intake air, so that it is possible to use the existing exhaust gas recirculation device without adding a new device. It is possible to promote the vaporization of fuel.
Further, according to the present embodiment, since one
また、本実施例によれば、バイパス配管35の他方の開口部35bがEGRガス配管31内のEGRバルブ32とインテークマニホールド24との間の位置に設けられる。したがって、外部EGRガスをインテークマニホールド24とバイパス配管35と2箇所に分岐して流すことができるので、インテークマニホールド24の1箇所に流す場合に比べて、インテークマニホールド24で生成される凝縮水の量を減少させることができる。凝縮水の量が減少することで、凝縮水が燃焼室21内に浸入することで発生する、エンジン20の故障や燃焼の悪化を抑制することができる。
Further, according to this embodiment, the
また、本実施例によれば、制御部40が吸入空気の温度に基づいて、インジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入する外部EGRガスの量を増減させる。したがって、インジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入される外部EGRガスの量を精度よく調整することができる。
Further, according to the present embodiment, the
<第2の実施例>
次に、第2の実施例について説明する。図3は、第2の実施例に係る車両50に搭載された燃料噴射装置の構成を示す図である。なお、図3のうち第1の実施例と同様の構成は同一符号を付して適宜、説明を省略する。
本実施例の車両50は、バイパス配管45と、EGR噴射制御バルブ36とを備える。本実施例のバイパス配管45の他方の開口部が、EGRガス配管31内のうちEGRバルブ32よりも上流側、すなわちEGRガス配管31内のEGRバルブ32と排気管28との間の位置に設けられる。このように、バイパス配管45の他方の開口部を、EGRガス配管31内のEGRバルブ32とインテークマニホールド24との間の位置に設けることで、EGRバルブ32を閉弁させたままでも、EGR噴射制御バルブ36から吸気ポート22内に外部EGRガスを導入することができる。
<Second Example>
Next, a second embodiment will be described. FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a fuel injection device mounted on the
The
以下、本実施例に係る燃料噴射装置の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。なお、図2のフローチャートと同様な処理は適宜、説明を省略する。
S20では、制御部40は、吸入空気の温度の情報を取得する。この処理は、S10と同様な処理である。
S21では、制御部40は、吸入空気の温度に基づいて、EGR噴射制御バルブ36から吸気ポート22内に導入する外部EGRガスの量を決定する。この処理は、S11と同様な処理である。
Hereinafter, the operation of the fuel injection device according to the present embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. The same processing as the flowchart of FIG. 2 will be omitted as appropriate.
In S20, the
In S21, the
S22では、制御部40は、決定された外部EGRガスの量に基づいて、EGR噴射制御バルブ36の開度を決定する。この処理は、S12と同様な処理である。
S23では、制御部40は、EGR噴射制御バルブ36の開閉を制御する。この処理は、S15と同様な処理である。EGR噴射制御バルブ36が決定された開度になるように開弁することで、EGR噴射制御バルブ36により噴射された外部EGRガスは、インジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入される。したがって、吸入空気の温度が低温であっても、外部EGRガスにより吸入空気の温度が上昇することで、インジェクタ26により噴射された燃料の気化を十分に促進させることができる。
In S22, the
In S23, the
本実施例によれば、バイパス配管45の他方の開口部がEGRガス配管31内のEGRバルブ32と排気管28との間の位置に設けられる。したがって、EGRバルブ32が開弁しているか閉弁しているかに関わらず、外部EGRガスをインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入でき、制御部40による処理を簡略化することができる。
According to this embodiment, the other opening of the
以上、本発明に係る実施例について説明したが、本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更などが可能である。
上述した各実施例では、吸入空気よりも温度が高い気体として外部EGRガスを導入する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、吸入空気よりも温度が高い気体の一例として、吸入空気の一部を分岐させて車両に備えられたヒータで加熱し、加熱した吸入空気をインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入してもよい。
Although the examples according to the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-mentioned examples, and changes can be made within the scope of the present invention.
In each of the above-described embodiments, the case where the external EGR gas is introduced as a gas having a temperature higher than that of the intake air has been described, but the case is not limited to this case. For example, as an example of a gas having a temperature higher than that of the intake air, a part of the intake air is branched and heated by a heater provided in the vehicle, and the heated intake air is introduced in the vicinity of the
また、上述した各実施例では、EGR噴射制御バルブ36がバイパス配管35、45の開口部35aから離れたり接したりすることで開閉する場合について説明したが、この場合に限られず、吸入空気よりも温度が高い気体をインジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入できる構造であれば、どのような構造であってもよい。
例えば、図5に示すEGR噴射制御バルブ56は、バイパス配管35の一方の開口部35aに設けられ、回動軸57を中心に矢印方向に回動することで開閉する。また、例えば、図6に示すEGR噴射制御バルブ66は、バイパス配管35の他方の開口部35bに設けられ、回動軸67を中心に矢印方向に回動することで開閉する。このような回動式のバルブであっても、制御部40は吸入空気の温度に基づいて、インジェクタ26の噴射口26aの近傍に導入する外部EGRガスの量を増減させることができる。
Further, in each of the above-described embodiments, the case where the EGR
For example, the EGR
また、上述した各実施例では、燃料がガソリン燃料である場合について説明したが、この場合に限られず、重油、軽油、灯油などの石油系燃料であってもよく、アルコール類であってもよく、油脂類であってもよい。 Further, in each of the above-described embodiments, the case where the fuel is gasoline fuel has been described, but the present invention is not limited to this case, and petroleum-based fuels such as heavy oil, light oil, and kerosene may be used, and alcohols may be used. , Oils and fats may be used.
10、50:車両 20:エンジン 21:燃料室 22:吸気ポート 24:インテークマニホールド 25:温度センサ 26:インジェクタ 噴射口26a 31:EGRガス配管(第2のEGRガス通路) 32:EGRバルブ 35、45:バイパス配管(第1のEGRガス通路) 36、56、66:EGR噴射制御バルブ 40:制御部
10, 50: Vehicle 20: Engine 21: Fuel chamber 22: Intake port 24: Intake manifold 25: Temperature sensor 26:
Claims (5)
前記吸入空気よりも温度が高い気体を前記インジェクタの噴射口の近傍に導入することを特徴とする燃料噴射装置。 A fuel injection device equipped with an injector that injects fuel into an intake port into which intake air is sucked.
A fuel injection device characterized in that a gas having a temperature higher than that of the intake air is introduced in the vicinity of the injection port of the injector.
前記第1のEGRガス通路の一方の開口部は、前記インジェクタの噴射口に対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射装置。 A first EGR gas passage for introducing the external EGR gas into the intake port is provided.
The fuel injection device according to claim 2, wherein one opening of the first EGR gas passage is provided at a position facing the injection port of the injector.
前記第2のEGRガス通路の途中に設けられたEGRバルブと、を備え、
前記第1のEGRガス通路の他方の開口部は、前記第2のEGRガス通路内の前記EGRバルブと前記インテークマニホールドとの間の位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。 A second EGR gas passage for introducing the external EGR gas into the intake manifold, and
An EGR valve provided in the middle of the second EGR gas passage is provided.
The third aspect of claim 3, wherein the other opening of the first EGR gas passage is provided at a position between the EGR valve and the intake manifold in the second EGR gas passage. Fuel injection device.
前記制御部は、前記吸入空気の温度に基づいて、前記インジェクタの噴射口の近傍に導入する前記外部EGRガスの量を増減させることを特徴とする請求項2ないし4の何れか1項に記載の燃料噴射装置。 A control unit for controlling the amount of the external EGR gas introduced in the vicinity of the injection port of the injector is provided.
The control unit according to any one of claims 2 to 4, wherein the control unit increases or decreases the amount of the external EGR gas introduced in the vicinity of the injection port of the injector based on the temperature of the intake air. Fuel injector.
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