JP2020197187A - Vehicle control device and vehicle control method - Google Patents
Vehicle control device and vehicle control method Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020197187A JP2020197187A JP2019104864A JP2019104864A JP2020197187A JP 2020197187 A JP2020197187 A JP 2020197187A JP 2019104864 A JP2019104864 A JP 2019104864A JP 2019104864 A JP2019104864 A JP 2019104864A JP 2020197187 A JP2020197187 A JP 2020197187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output torque
- torque
- vehicle control
- engine
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車両の制御装置及び車両の制御方法に関する。 The present invention relates to a vehicle control device and a vehicle control method.
特許文献1には、トルクコンバータの特性に基づいて、車速が目標車速に到達するようにエンジントルクの補正量を決定する車両の制御装置が開示されている。 Patent Document 1 discloses a vehicle control device that determines an engine torque correction amount so that a vehicle speed reaches a target vehicle speed based on the characteristics of a torque converter.
車両の自動運転(定速走行運転も含める)において、前車との車間距離が大きく開くなどして、目標とする車速(目標車速)が変わるシーンにおいては、車速を素早く目標車速に到達させることが求められる。 In automatic vehicle driving (including constant-speed driving), in a scene where the target vehicle speed (target vehicle speed) changes due to a large increase in the distance from the vehicle in front, the vehicle speed should be quickly reached to the target vehicle speed. Is required.
無段変速機は動力伝達時のロスがあり、特許文献1に記載された車両の制御装置のようにトルクコンバータの出力トルクを補正したとしても実際に駆動輪に伝わる出力トルクは、無段変速機の状態により変動する。 The continuously variable transmission has a loss during power transmission, and even if the output torque of the torque converter is corrected as in the vehicle control device described in Patent Document 1, the output torque actually transmitted to the drive wheels is continuously variable transmission. It varies depending on the condition of the machine.
このため、無段変速機の状態によっては、動力伝達時のロスが大きくなる。このため、充分な加速が得られず、車速が目標車速に到達するまでに時間を要することがあった。 Therefore, depending on the state of the continuously variable transmission, the loss during power transmission becomes large. For this reason, sufficient acceleration may not be obtained, and it may take time for the vehicle speed to reach the target vehicle speed.
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、無段変速機を有する車両において、自動運転時に目標車速に素早く到達できる車両の制御装置及び車両の制御方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such technical problems, and provides a vehicle control device and a vehicle control method capable of quickly reaching a target vehicle speed during automatic driving in a vehicle having a continuously variable transmission. The purpose.
本発明のある態様によれば、駆動源と、無段変速機と、を有する車両を制御する車両の制御装置は、駆動源の基本出力トルクを決定する制御部を有し、制御部は、自動運転時に基本出力トルクに補正出力トルクを加えた合算トルクを駆動源の目標出力トルクに設定し、制御部は、補正出力トルクを無段変速機の状態に応じて変更することを特徴とする。 According to an aspect of the present invention, a vehicle control device that controls a vehicle having a drive source and a continuously variable transmission has a control unit that determines a basic output torque of the drive source, and the control unit is a control unit. The feature is that the total torque obtained by adding the correction output torque to the basic output torque during automatic operation is set as the target output torque of the drive source, and the control unit changes the correction output torque according to the state of the continuously variable transmission. ..
本発明の別のある態様によれば、駆動源と、無段変速機と、を有する車両を制御する車両の制御方法は、駆動源の基本出力トルクを決定し、自動運転時に基本出力トルクに補正出力トルクを加えた合算トルクを駆動源の目標出力トルクに設定し、補正出力トルクを無段変速機の状態に応じて変更することを特徴とする。 According to another aspect of the present invention, a vehicle control method for controlling a vehicle having a drive source and a continuously variable transmission determines the basic output torque of the drive source and determines the basic output torque during automatic operation. It is characterized in that the total torque including the correction output torque is set as the target output torque of the drive source, and the correction output torque is changed according to the state of the continuously variable transmission.
これらの態様では、無段変速機の状態に応じて補正出力トルクを変更することで、目標車速に素早く到達することができる。 In these aspects, the target vehicle speed can be quickly reached by changing the corrected output torque according to the state of the continuously variable transmission.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、車両100の概略構成図である。車両100は、エンジン1と、無段変速機としての自動変速機3と、オイルポンプ5と、駆動輪6と、制御装置としてのコントローラ10と、を備える。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of the
エンジン1は、ガソリン、軽油等を燃料とする内燃機関であり、走行用駆動源として機能する。エンジン1は、コントローラ10からの指令に基づいて、回転速度、トルク等が制御される。
The engine 1 is an internal combustion engine that uses gasoline, light oil, or the like as fuel, and functions as a driving source for traveling. The engine 1 is controlled in rotation speed, torque, and the like based on a command from the
自動変速機3は、トルクコンバータ2と、締結要素31と、バリエータ30と、油圧コントロールバルブユニット40(以下では、単に「バルブユニット40」ともいう。)と、オイル(作動油)を貯留するオイルパン32と、を備える。
The
トルクコンバータ2は、エンジン1と駆動輪6の間の動力伝達経路上に設けられる。トルクコンバータ2は、流体を介して動力を伝達する。また、トルクコンバータ2は、ロックアップクラッチ2aを締結することで、エンジン1からの駆動力の動力伝達効率を高めることができる。
The torque converter 2 is provided on the power transmission path between the engine 1 and the
締結要素31は、トルクコンバータ2とバリエータ30の間の動力伝達経路上に配置される。締結要素31は、図示しない前進クラッチ及び後進ブレーキを備える。締結要素31は、コントローラ10からの指令に基づき、オイルポンプ5の吐出圧を元圧としてバルブユニット40によって調圧されたオイルによって制御される。締結要素31としては、例えば、多板クラッチが用いられる。
The
バリエータ30は、締結要素31と駆動輪6との間の動力伝達経路上に配置され、車速やアクセル開度等に応じて変速比を無段階に変更する。バリエータ30は、プライマリプーリ30aと、セカンダリプーリ30bと、両プーリ30a,30bに巻き掛けられたベルト30cと、を備える。プーリ圧によりプライマリプーリ30aの可動プーリとセカンダリプーリ30bの可動プーリとを軸方向に動かし、ベルト30cのプーリ接触半径を変化させることで、変速比を無段階に変更する。なお、プライマリプーリ30aに作用するプーリ圧及びセカンダリプーリ30bに作用するプーリ圧は、オイルポンプ5からの吐出圧を元圧としてバルブユニット40によって調圧される。
The
バリエータ30のセカンダリプーリ30bの出力軸には、図示しない終減速ギヤ機構を介してディファレンシャル12が接続される。ディファレンシャル12には、ドライブシャフト13を介して駆動輪6が接続される。
A
オイルポンプ5は、エンジン1の回転がベルトを介して伝達されることによって駆動される。オイルポンプ5は、例えばベーンポンプによって構成される。オイルポンプ5は、オイルパン32に貯留されるオイルを吸い上げ、バルブユニット40にオイルを供給する。バルブユニット40に供給されたオイルは、ロックアップクラッチ2aの駆動、各プーリ30a,30bの駆動や、締結要素31の駆動、自動変速機3の各要素の潤滑などに用いられる。
The oil pump 5 is driven by transmitting the rotation of the engine 1 via a belt. The oil pump 5 is composed of, for example, a vane pump. The oil pump 5 sucks up the oil stored in the
コントローラ10は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ10は、複数のマイクロコンピュータで構成されてもよい。具体的には、コントローラ10は、自動変速機3を制御するATCU、シフトレンジを制御するSCU、エンジン1の制御を行うECU等によって構成される。なお、後述する目標出力トルクTt等を算出する制御部とは、目標出力トルクTt等を算出するためのコントローラ10の機能を仮想的なユニットとしたものである。
The
コントローラ10には、エンジン1の回転速度Neを検出する第1回転速度センサ51、トルクコンバータ2の出力軸側であるタービンの回転速度(タービン回転速度Ntout)を検出する第2回転速度センサ52、締結要素31の出力回転速度Nout(プライマリプーリ30aの回転速度)を検出する第3回転速度センサ53、セカンダリプーリ30bの回転速度を検出する第4回転速度センサ54、車速Vを検出する車速センサ55、締結要素31のセレクトレンジ(前進、後進、ニュートラル及びパーキングを切り替えるセレクトレバー又はセレクトスイッチの状態)を検出するインヒビタスイッチ56、アクセル開度APを検出するアクセル開度センサ57、ブレーキの踏力を検出する踏力センサ58、エンジン1の出力トルクを検出するトルクセンサ59等、からの信号が入力される。コントローラ10は、入力されるこれら信号に基づき、エンジン1及び自動変速機3の各種動作を制御する。
The
本実施形態の車両100は、コントローラ10が車速Vの制御を自動で制御する自動運転を選択することが可能になっている。本実施形態の自動運転では、例えば、車速Vを目標とする車速(目標車速Vt)まで加速させる場合には、コントローラ10は、まず、目標とする加速度(目標加速度αt)を算出し、さらに、この目標加速度αtを実現するためのエンジン1の出力トルク(基本出力トルクTb)を算出する。そして、コントローラ10は、基本出力トルクTbを出力するようにエンジン1を制御する。
In the
ところで、エンジン1から駆動輪6に動力を伝達する際に、自動変速機3においてロスが発生する。このようにロスが発生すると、駆動輪6に実際に伝達されるトルクは、基本出力トルクTbよりも小さくなる。これにより、実際の加速度は目標加速度αtよりも小さくなるため、車速Vが目標車速Vtに到達するまでに時間を要するとともに、加速フィーリングが悪化する。
By the way, when power is transmitted from the engine 1 to the
そこで、本実施形態では、自動運転時に基本出力トルクTbに、自動変速機3のロス分を考慮した補正出力トルクTaを加えた合算トルクをエンジン1の目標出力トルクTtとして、制御を行う。
Therefore, in the present embodiment, control is performed with the total torque obtained by adding the corrected output torque Ta in consideration of the loss of the
以下に、図2から図4を参照しながら、目標出力トルクTtの算出方法について具体的に説明する。以下で説明する制御は、自動運転時に、コントローラ10にあらかじめ記憶されたプログラムによって実行される。なお、以下の説明における自動運転には、完全自動運転、高度自動運転、あるいは定速走行制御や車間を一定に保つ制御といった運転支援などが含まれる。言い換えると、以下で説明する制御は、コントローラ10によって自動的に車速Vが制御するものであればどのようなものにも適用することができる。
Hereinafter, a method for calculating the target output torque Tt will be specifically described with reference to FIGS. 2 to 4. The control described below is executed by a program stored in advance in the
まず、ステップS1において、基本出力トルクTbを演算する。具体的には、コントローラ10は、図示しないマップを参照して、目標車速Vtに基づいて目標加速度αtを演算し、目標加速度αtを実現するためのエンジン1の出力トルクである基本出力トルクTbを求める。基本出力トルクTbは、目標加速度αtが高いほど大きな値に設定される。なお、基本出力トルクTbは、エンジン1の回転速度が高いほど高く設定される。
First, in step S1, the basic output torque Tb is calculated. Specifically, the
ステップS2では、補正出力トルクTaを演算する。補正出力トルクTaは、エンジン1から出力されたトルクが駆動輪6に伝達されるまでの間に、自動変速機3において生じるトルクのロス量に応じた値に設定される。ここで、自動変速機3において生じるトルクのロスについて説明する。
In step S2, the correction output torque Ta is calculated. The corrected output torque Ta is set to a value corresponding to the amount of torque loss that occurs in the
自動変速機3において生じるトルクのロスは、大きく分けて、自動変速機3の各機構に起因するロスと、自動変速機3内の作動油に起因するロスとがある。自動変速機3の各機構に起因するロスは、オイルポンプ5におけるロスや、バリエータ30におけるロス等がある。
The torque loss generated in the
自動変速機3に入力されるエンジン1からのトルクが大きいほど、ベルト30cの滑りを抑えるために、ライン圧を上昇させ、さらにプライマリプーリ30a及びセカンダリプーリ30bのプーリ圧を上昇させてプライマリプーリ30a及びセカンダリプーリ30bのクランプ力を上昇させる必要がある。ライン圧やクランプ力が上昇すると、バリエータ30の各部品間の摩擦が大きくなり、その分摩擦によるロスが大きくなる。
As the torque from the engine 1 input to the
また、オイルポンプ5においては、ライン圧を上昇させるために吐出圧力が上昇するので、その分摩擦や発熱によるロスが大きくなる。 Further, in the oil pump 5, since the discharge pressure is increased in order to increase the line pressure, the loss due to friction and heat generation is increased accordingly.
このため、本実施形態では、自動変速機3に入力されるエンジントルク、つまり、目標とするエンジントルクが大きくなるほど、基本出力トルクTbの補正量(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定する(図3参照)。
Therefore, in the present embodiment, the larger the engine torque input to the
また、エンジン1の回転速度が高い場合は、エンジン1の回転速度が低い場合に比べてロスが大きくなる傾向にあるので、この場合も、基本出力トルクTbの補正量(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定する(図3参照)。なお、エンジン1の回転速度は自動変速機3の入力軸の回転速度と比例する。
Further, when the rotation speed of the engine 1 is high, the loss tends to be larger than when the rotation speed of the engine 1 is low. Therefore, also in this case, the correction amount of the basic output torque Tb (first correction output torque Ta1). ) Is set large (see Fig. 3). The rotation speed of the engine 1 is proportional to the rotation speed of the input shaft of the
図3では、回転速度が1000回転毎に設定された第1補正出力トルクTa1を示しているが、実際には、より細かな回転速度間隔で第1補正出力トルクTa1が設定されている。もちろん、第1補正出力トルクTa1を回転速度の変化に応じて連続的に変化させるものであってもよい。 FIG. 3 shows the first corrected output torque Ta1 in which the rotation speed is set every 1000 rotations, but in reality, the first corrected output torque Ta1 is set at finer rotation speed intervals. Of course, the first correction output torque Ta1 may be continuously changed according to the change in the rotation speed.
作動油の粘性は、油温によって変化する。油温が低い場合には粘性が高くなる。粘性が高くなるほど、トルクのロス量は大きくなる。反対に、油温が高い場合には粘性が低くなる。粘性が高くなるほど、トルクのロス量は大きくなる。このため、本実施形態では、油温が低くなるほど、トルクの補正量(第2補正出力トルクTa2)を大きく設定する(図4参照)。 The viscosity of hydraulic oil changes depending on the oil temperature. When the oil temperature is low, the viscosity becomes high. The higher the viscosity, the greater the amount of torque loss. On the contrary, when the oil temperature is high, the viscosity becomes low. The higher the viscosity, the greater the amount of torque loss. Therefore, in the present embodiment, the lower the oil temperature, the larger the torque correction amount (second correction output torque Ta2) is set (see FIG. 4).
本実施形態においては、コントローラ10は、上述のようにして設定された自動変速機3の各機構に起因するロスを補償する第1補正出力トルクTa1と、油温の変化に起因するロスを補償する第2補正出力トルクTa2と、を合算した値を補正出力トルクTaとして算出する。
In the present embodiment, the
ステップS3では、目標出力トルクTtを演算する。具体的には、コントローラ10は、ステップS1で算出した基本出力トルクTbに、ステップS2で算出した補正出力トルクTaを加えた合算トルクを目標出力トルクTtとして算出する。
In step S3, the target output torque Tt is calculated. Specifically, the
コントローラ10は、このようにして算出された目標出力トルクTtに基づいて、エンジン1の出力トルクを制御する。
The
このように、本実施形態では、補正出力トルクTaを自動変速機3の状態(入力されるエンジントルク(基本出力トルクTb)、回転速度、油温)に応じて変更している、具体的には、補正出力トルクTaを自動変速機3でのロスが大きいほど大きく設定しているので、目標車速Vtにより素早く到達することができる。
As described above, in the present embodiment, the corrected output torque Ta is changed according to the state of the automatic transmission 3 (input engine torque (basic output torque Tb), rotation speed, oil temperature), specifically. Is set to a larger correction output torque Ta as the loss in the
また、本実施形態では、自動変速機3に入力されるトルク、自動変速機3の回転速度、及び自動変速機3の油温の全てを考慮しているので、精度よく必要な加速度を得られるとともに、不必要なエネルギー消費を抑制できる。さらに、目標出力トルクTtを自動変速機3におけるトルクのロスに応じた値に設定するので、エンジン1の出力トルクが過剰に高められることがない。これにより、急加速(飛び出し感)を抑制することができる。
Further, in the present embodiment, all of the torque input to the
以上のように構成された本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。 The configuration, operation, and effect of the embodiment of the present invention configured as described above will be collectively described.
制御装置(コントローラ10)は、駆動源(エンジン1)と、無段変速機(自動変速機3)と、を有する車両100を制御する。コントローラ10は、駆動源(エンジン1)の基本出力トルクTbを決定する制御部(コントローラ10)を有し、制御部(コントローラ10)は、自動運転時に基本出力トルクTbに補正出力トルクTaを加えた合算トルクを駆動源(エンジン1)の目標出力トルクTtに設定し、補正出力トルクTaを無段変速機(自動変速機3)の状態に応じて変更する。
The control device (controller 10) controls a
無段変速機(自動変速機3)の状態によってトルクのロスの大きさが変化するので、無段変速機(自動変速機3)の状態を応じて補正出力トルクTaを変更することにより、目標車速Vtにより素早く到達できる。これにより、加速フィーリングの悪化を抑制できる(請求項1及び5の発明の効果)。 Since the magnitude of torque loss changes depending on the state of the continuously variable transmission (automatic transmission 3), the target is to change the correction output torque Ta according to the state of the continuously variable transmission (automatic transmission 3). It can be reached quickly by the vehicle speed Vt. As a result, deterioration of the acceleration feeling can be suppressed (effects of the inventions of claims 1 and 5).
制御部(コントローラ10)は、自動運転時における目標加速度αtが高いほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定する。 The control unit (controller 10) sets the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1) larger as the target acceleration αt during automatic operation is higher.
目標加速度αtが高いほど無段変速機(自動変速機3)のロスは大きくなる傾向にあることから、目標加速度αtが高いほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定することで、目標車速Vtにより素早く到達できる(請求項2の発明の効果)。 Since the loss of the continuously variable transmission (automatic transmission 3) tends to increase as the target acceleration αt increases, the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1) should be set larger as the target acceleration αt increases. Therefore, the target vehicle speed Vt can be reached quickly (effect of the invention of claim 2).
また、目標加速度αtが低いほど基本出力トルクTbが小さく設定され、基本出力トルクTbが小さいほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)が小さくなる。このため、目標加速度αtが低い場合には、補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)の上昇の度合いが小さくなるので、燃費の悪化を抑制することができる(請求項2の発明の効果)。 Further, the lower the target acceleration αt, the smaller the basic output torque Tb is set, and the smaller the basic output torque Tb, the smaller the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1). Therefore, when the target acceleration αt is low, the degree of increase in the corrected output torque Ta (first corrected output torque Ta1) becomes small, so that deterioration of fuel efficiency can be suppressed (the effect of the invention of claim 2). ).
なお、目標加速度αtに関わらず、常に一定の補正出力トルクTaを加算することも考えられるが、このようにすると、目標出力トルクTtが過剰になり、車両100が急加速するおそれがある。このため、本実施形態のように、目標加速度αtが高いほど補正出力トルクTaを大きく設定することにより、より適切な制御を行うことができる。
It is conceivable to always add a constant correction output torque Ta regardless of the target acceleration αt, but if this is done, the target output torque Tt may become excessive and the
制御部(コントローラ10)は、自動運転時における駆動源(エンジン1)の回転速度が高いほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定する。 The control unit (controller 10) sets the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1) larger as the rotation speed of the drive source (engine 1) during automatic operation increases.
駆動源(エンジン1)の回転速度が高いほど無段変速機(自動変速機3)のロスは大きくなる傾向にあることから、駆動源(エンジン1)の回転速度が高いほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)を大きく設定することで目標車速Vtにより素早く到達できる(請求項3の発明の効果)。 Since the loss of the continuously variable transmission (automatic transmission 3) tends to increase as the rotation speed of the drive source (engine 1) increases, the correction output torque Ta (corrected output torque Ta) increases as the rotation speed of the drive source (engine 1) increases. By setting the first corrected output torque Ta1) to a large value, the target vehicle speed Vt can be reached more quickly (effect of the invention of claim 3).
駆動源(エンジン1)の回転速度が低いほど基本出力トルクTbが小さく設定され、基本出力トルクTbが小さいほど補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)が小さくなる。このため、駆動源(エンジン1)の回転速度が低い場合には、補正出力トルクTa(第1補正出力トルクTa1)の上昇の度合いが小さくなるので、燃費の悪化を抑制することができる(請求項3の発明の効果)。 The lower the rotation speed of the drive source (engine 1), the smaller the basic output torque Tb is set, and the smaller the basic output torque Tb, the smaller the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1). Therefore, when the rotation speed of the drive source (engine 1) is low, the degree of increase in the correction output torque Ta (first correction output torque Ta1) is small, so that deterioration of fuel efficiency can be suppressed (claimed). Effect of the invention of item 3).
制御部(コントローラ10)は、自動運転時における無段変速機(自動変速機3)の油温が低いほど補正出力トルクTa(第2補正出力トルクTa2)を大きく設定する。 The control unit (controller 10) sets the correction output torque Ta (second correction output torque Ta2) larger as the oil temperature of the continuously variable transmission (automatic transmission 3) during automatic operation is lower.
無段変速機(自動変速機3)の油温が低いほど無段変速機(自動変速機3)のロスは大きくなる傾向にあることから、無段変速機(自動変速機3)の油温が低いほど、補正出力トルクTa(第2補正出力トルクTa2)を大きく設定することで目標車速Vtにより素早く到達できる(請求項4の発明の効果)。 The lower the oil temperature of the continuously variable transmission (automatic transmission 3), the larger the loss of the continuously variable transmission (automatic transmission 3) tends to be. Therefore, the oil temperature of the continuously variable transmission (automatic transmission 3) tends to increase. The lower the value, the faster the target vehicle speed Vt can be reached by setting the corrected output torque Ta (second corrected output torque Ta2) (effect of the invention of claim 4).
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the above embodiments are only a part of the application examples of the present invention, and the purpose of limiting the technical scope of the present invention to the specific configurations of the above embodiments. is not.
上記実施形態では、駆動源としてエンジン1を例に説明したが、駆動源は、モータであってもよい。また、駆動源としてエンジンとモータを併用するハイブリッド車両に適用してもよい。 In the above embodiment, the engine 1 has been described as an example of the drive source, but the drive source may be a motor. Further, it may be applied to a hybrid vehicle in which an engine and a motor are used together as a drive source.
補正出力トルクTaに、自動変速機3の変速比を加味するようにしてもよい。具体的には、例えば、変速比がLow側であれば、変速比がHigh側に比べて補正出力トルクTaを大きくするようにすればよい。
The gear ratio of the
1 エンジン
2 トルクコンバータ
3 自動変速機(無段変速機)
5 オイルポンプ
10 コントローラ(制御装置、制御部)
30 バリエータ
100 車両
1 Engine 2
5
30
Claims (5)
前記駆動源の基本出力トルクを決定する制御部を有し、
前記制御部は、自動運転時に前記基本出力トルクに補正出力トルクを加えた合算トルクを前記駆動源の目標出力トルクに設定し、
前記制御部は、前記補正出力トルクを前記無段変速機の状態に応じて変更することを特徴とする車両の制御装置。 In a vehicle control device that controls a vehicle having a drive source and a continuously variable transmission.
It has a control unit that determines the basic output torque of the drive source.
The control unit sets the total torque obtained by adding the correction output torque to the basic output torque to the target output torque of the drive source during automatic operation.
The control unit is a vehicle control device, characterized in that the corrected output torque is changed according to the state of the continuously variable transmission.
前記制御部は、前記自動運転時における目標加速度が高いほど前記補正出力トルクを大きく設定することを特徴とする車両の制御装置。 In the vehicle control device according to claim 1.
The control unit is a vehicle control device, characterized in that the correction output torque is set larger as the target acceleration during automatic driving is higher.
前記制御部は、前記自動運転時における前記駆動源の回転速度が高いほど前記補正出力トルクを大きく設定することを特徴とする車両の制御装置。 In the vehicle control device according to claim 1 or 2.
The control unit is a vehicle control device, characterized in that the correction output torque is set larger as the rotation speed of the drive source during the automatic driving is higher.
前記制御部は、前記自動運転時における前記無段変速機の油温が低いほど前記補正出力トルクを大きく設定することを特徴とする車両の制御装置。 In the vehicle control device according to any one of claims 1 to 3.
The control unit is a vehicle control device, characterized in that the correction output torque is set larger as the oil temperature of the continuously variable transmission during the automatic operation is lower.
前記駆動源の基本出力トルクを決定し、
自動運転時に前記基本出力トルクに補正出力トルクを加えた合算トルクを前記駆動源の目標出力トルクに設定し、
前記補正出力トルクを前記無段変速機の状態に応じて変更することを特徴とする車両の制御方法。 In a vehicle control method for controlling a vehicle having a drive source and a continuously variable transmission,
Determine the basic output torque of the drive source
During automatic operation, the total torque obtained by adding the correction output torque to the basic output torque is set as the target output torque of the drive source.
A vehicle control method, characterized in that the corrected output torque is changed according to the state of the continuously variable transmission.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104864A JP2020197187A (en) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | Vehicle control device and vehicle control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104864A JP2020197187A (en) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | Vehicle control device and vehicle control method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197187A true JP2020197187A (en) | 2020-12-10 |
Family
ID=73647933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019104864A Pending JP2020197187A (en) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | Vehicle control device and vehicle control method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020197187A (en) |
-
2019
- 2019-06-04 JP JP2019104864A patent/JP2020197187A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8560189B2 (en) | Continuously variable transmission and shift control method | |
JP6208358B2 (en) | Control device for lock-up clutch | |
CN110388433B (en) | Control device for vehicle power transmission device | |
WO2018043052A1 (en) | Control method and control apparatus for continuously variable transmission | |
US9527513B2 (en) | Control apparatus for vehicle | |
JP2008121750A (en) | Lock-up clutch control device | |
JP2014114828A (en) | Hydraulic control device | |
JP2016161023A (en) | Control device of vehicle | |
JP5447274B2 (en) | Control device for continuously variable transmission for vehicle | |
JP2009101910A (en) | Controller for vehicle | |
JP2010276084A (en) | Neutral control device of continuously variable transmission | |
JP7188269B2 (en) | vehicle controller | |
JP2007285510A (en) | Control device for vehicular automatic transmission | |
JP2020197187A (en) | Vehicle control device and vehicle control method | |
JP7133034B2 (en) | Vehicle and vehicle control method | |
JP7202455B2 (en) | AUTOMATIC TRANSMISSION AND AUTOMATIC TRANSMISSION CONTROL METHOD | |
JP7029550B2 (en) | Vehicle control device and vehicle control method | |
JP5831287B2 (en) | Control device for continuously variable transmission | |
JP6065578B2 (en) | Control device and control method for continuously variable transmission | |
JP2017032074A (en) | Controller of belt type continuously variable transmission | |
JP6913258B2 (en) | Control device and control method for continuously variable transmission | |
JP5741505B2 (en) | Vehicle control device | |
JP5673324B2 (en) | Shift control device for continuously variable transmission for vehicle | |
JP2012002312A (en) | Control device of vehicle | |
JPH0626373A (en) | Control device for vehicle with automatic transmission |