JP2019031453A - 毛髪における静電気発生抑制剤等 - Google Patents

毛髪における静電気発生抑制剤等 Download PDF

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宏樹 長井
Hiroki Nagai
宏樹 長井
繁直 岡部
Shigenao Okabe
繁直 岡部
村井 弘道
Hiromichi Murai
弘道 村井
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Abstract

【課題】 ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪における静電気発生を抑制する作用を有する新規の成分を提供することを目的とする。【解決手段】記課題を解決するための本発明の技術的特徴は以下のとおりである。1.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪における静電気発生抑制剤。2.上記1.の静電気発生抑制剤を有効成分とする毛髪化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪の静電気発生抑制剤等に関する。本発明は、毛髪用化粧品等に広く利用される。
ダメージの進んだ毛髪は、毛髪表面の摩擦が高くなり、ブラッシング等で静電気を帯びやすい。特に、冬季などの乾燥した条件下での悩みとしては、静電気の影響により髪がまとまらないといったことが主として挙げられる。
そのため、これら消費者のダメージ悩みを低減するためには、十分な泡量と優れた泡質で毛髪全体を保護しながら心地よく洗え、すすぎ時には毛髪が絡まらない滑らかさを与え、更には毛髪表面での静電気発生を抑制するシャンプー技術の開発が期待されている。しかしながら、特許文献1〜3の技術では、乾燥条件下での静電気の発生を抑制することはできず、また泡質やすすぎ時の滑らかさも十分ではなかった。
特開2008-285437号公報 特開2010-070529号公報 特開2009-235059号公報
このような背景の下、本発明者は、ジュンサイ粘質物に毛髪に静電気発生抑制作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪における静電気発生抑制作用を有する新規の成分を有効成分とする毛髪化粧料を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の技術的特徴は以下のとおりである。
1.ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪における静電気発生抑制剤。
2.上記1.の静電気発生抑制剤を有効成分とする毛髪化粧料。
ジュンサイ粘質物の毛髪における静電気発生抑制作用を示すグラフである。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明は、ジュンサイ粘質物を有効成分とすることを特徴とする。
ジュンサイ(Brasenia schreberi)は,秋田県三種町が一大産地の食材である。じゅんさい沼に大きなたらいを浮かべ若芽を摘む姿は初夏の風物詩になっている。ジュンサイは多糖類に富むゲル状の粘質物に覆われていることから食感が良く,高級料亭の食材としても珍重されている。またカロリーが低いことから,ヘルシー食材としても認知が進みつつある。本発明ではジュンサイのゲル状の粘質物を毛髪における静電気発生抑制剤として用いる。
ジュンサイから、粘質物を分離して、毛髪における静電気発生抑制剤を得る方法は特に限定されず、例えば、オートクレーブ処理、遠心分離法等が挙げられる。
オートクレーブ処理を用いた場合、その温度は特に限定されないが、好ましくは、110℃〜125℃とすることができる。
更に、オートクレーブ処理の時間は特に限定されないが、5〜30分、好ましくは10〜20分とすることができる。
上記粘質物は、そのままでも用いることもできるが、エタノール沈殿行うことが好ましい。より高濃度の粘質物を得ることができるからである。
本発明の毛髪化粧料は主として上記毛髪における静電気発生抑制剤を有効成分とすることを特徴とする。ここで、毛髪化粧料はシャンプー、リンス、トリートメント等に用いることができる。
ここで、本発明の毛髪化粧料をシャンプーとして用いる場合、上記毛髪における静電気発生抑制剤と、洗浄剤、コンディショニング剤等を配合することが好ましい。
洗浄剤として、以下の成分を用いることができる。
アニオン性界向活性剤:脂肪酸セッケン、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンペプチド塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。両性界面活性剤:カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミタゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤:プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・POP共重合体、POE・POPアルキルエーテル、ポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。
コンディショニング剤として、以下の成分を用いることができる。
カチオン性界面活性剤:塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベヘニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラノリン誘導体第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料をヘアリンス、ヘアトリートメントとして、上記毛髪化粧料用原料と用いる場合、通常、油剤、コンディショニング剤、乳化剤等を用い、更に増粘剤、安定化剤、保湿剤、防腐剤等を配合することが好ましい。
このとき、油剤として、高級アルコール、高級脂肪酸、エステル油、炭化水素油、天然油シリコーン油等をもちいることができる。具体的には、以下のものを用いることができる。
(1)高級アルコールの例
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、2−エチルヘキサノール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。
(2)高級脂肪酸の例
カプリル酸、カプリン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、エルカ酸、2−エチルヘキサン酸等が挙げられる。
(3)エステル油の例
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ネオペンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸ヘキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリセリンイソステアリン酸エステル、炭酸ジプロピル、炭酸ジアルキル(C12−18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
(4)炭化水素油の例
スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリブテン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
(5)天然油の例
牛脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油、硬化魚油、卵黄油等の動物油およびその硬化油、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、カカオ脂、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、シアバター、大豆油、月見草油、シソ油、茶実油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、硬化ナタネ油、パーム核油、硬化パーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
(6)シリコーン油の例
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、アミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等が挙げられる。
コンディショニング剤として、カチオン系界面活性剤、シリコーン油等を用いることができる。
カチオン系界面活性剤として、上述したシャンプーと同様の成分を使用することができる。更に、シリコーン油についても上述した油剤に使用するものと同様のものを使用することができる。
乳化剤として、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤等をもちいることができる。ここで、カチオン系界面活性剤として、上述したシャンプーに使用したものと同様のものを用いることができる。
またノニオン系界面活性剤として、PEG-80水添ひまし油、POEセチルエーテル等のPOEアルキルエーテル、POEプロピレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン等を用いることができる。
増粘剤としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース等を用いることができるが、これに限定されない。
安定剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、エタノール、プロパンジオール等の多価アルコールを用いることができる。
尚、本発明の毛髪化粧料は、これらの他に、整髪剤(ヘアジェル、ヘアワックス、ヘアクリーム、ヘアスプレー等)、ヘアカラー剤(酸化染毛剤、酸性染毛剤、非酸染毛剤等)、育毛剤等にも用いることができる。
本発明の毛髪用化粧料の調整法は、特に限定されず、各用途に応じた成分と、上記毛髪化粧料用原料とを配合して、均一になるように攪拌・混合等を行なえばよい。
なお、本発明では、「毛髪」とは、頭髪、まつ毛、眉毛はもちろんこと、人体全体に生えている体毛(但し、手のひら、足の裏、唇、乳首、陰部等の粘膜部に生えている体毛を除く)のことを指す意味で用いている。従って、本発明の毛髪化粧料は、頭髪、まつ毛、眉毛などに対して適用するための化粧料である。すなわち、毛髪化粧料には、頭髪用化粧料(ヘアスタイリングスプレー、ヘアスタイリングジェル、ヘアワックス、ヘアスタイリングムースなど)、まつ毛用化粧料(マスカラなど)、眉毛用化粧料などが含まれる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例:ジュンサイ粘質物の作製
ジュンサイ Brasenia schreberi (Cabombaceae) 葉周りのゲル状粘質物を抽出するに際して、はじめにジュンサイに水を加え、オートクレーブ処理(121℃、15分)後、ろ過によりろ液を得た。ろ液を濃縮し、濃縮液を冷エタノール中にゆっくり加え、粘質物をエタノール沈殿により析出させた。析出した粘質物を回収、乾燥させ、ジュンサイ粘質物を得た。得られたジュンサイ粘質物を濃度0.5%になるように水に溶解し、ジュンサイ粘質物溶液を得た。
試験例:ジュンサイ粘質物の毛髪における静電気発生抑制作用の評価
1.試験方法
毛髪試料の作成
人毛黒毛束(10g×30cm、ビューラックス)をポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液(固形分2.0%)に40℃で30分間浸漬し、流水洗浄後、ドライヤーで乾燥したものを健常毛髪とする。
損傷処理として上記の洗浄処理を行った毛髪サンプルを1.5%アンモニア含有1.5%過酸化水素水に30℃で40分間浸漬し、流水洗浄後、ドライヤーで乾燥させる。この損傷処理を4回繰り返し、損傷毛髪を作成した。
静電気測定方法
毛髪サンプルをコーミングテスター(SK-3A、(株)テクノ・ハシモト)にセットし、ブラッシングを10回繰り返し、毛髪に発生した静電気を測定した。その後、損傷毛髪をジュンサイ粘質物水溶液に30分間浸漬後、ドライヤーで乾燥させ、一晩吊るした毛髪サンプルを再度、コーミングテスターにセットし、ブラッシングし、静電気を測定した。なお、対照として健常毛髪と損傷毛髪を水に浸漬し、ドライヤーで乾燥させた毛髪サンプルも測定した。また、同一毛髪サンプルを用いて浸漬後静電気値を浸漬前静電気値で割ることで水または試料溶液浸漬による作用を把握することが可能である。
結果及び実施例の効果
水に浸漬させた健常毛髪、損傷毛髪に比べ、ジュンサイ粘質物水溶液に浸漬させた毛髪ではブラッシングにより発生する静電気を抑制した。よって、ジュンサイ粘質物は毛髪表面に付着することにより、静電気の発生を抑制させ、髪の広がりを抑える作用が期待できると考えられる。
本発明による毛髪における静電気発生抑制剤(ジュンサイ粘質物)の配合例を示す。
配合例1:シャンプー
POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム 30.0wt%
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
グリセリン 1.0
フェノキシエタノール 0.2
安息香酸ナトリウム 3.0
メチルパラベン 0.1
ジュンサイ粘質物 0.1
乳酸 適量
精製水 適量
合計 100.0wt%
配合例2:リンス
ジメチコン 3.0wt%
グリセリン 3.0
セチルアルコール 1.5
ステアリルアルコール 1.0
流動パラフィン 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.7
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.1
プロピルパラベン 0.1
ジュンサイ粘質物 0.1
精製水 適量
合計 100.0wt%
配合例3:トリートメント
ベヘントトリモニウムメトサルフェート 2.50wt%
セテアリルアルコール 2.50
ミリスチン酸PPG−3ベンジルエーテル 10.00
水添ポリイソブテン 5.00
酸化防止剤 0.05
ブチレングルコール 5.00
メチルパラベン 0.20
ジュンサイ粘質物 0.10
精製水 適量
合計 100.00wt%
配合例4:ヘアジェル
カルボキシビニルポリマー 0.7wt%
ポリビニルピロリドン 2.0
グリセリン 3.0
エチルアルコール 20.0
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 2.0
ジュンサイ粘質物 0.1
香料 0.3
キレート剤 0.3
水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
合計 100.0
配合例5:ヘアワックス
ステアリン酸 5.0wt%
ミリスチン酸イソプロピル 4.0
コハク酸ジ2エチルヘキシル 4.0
キャンデリラロウ 3.0
マイクロクリスタリンワックス 5.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 0.3
高重合ポリエチレングリコール 0.3
ジュンサイ粘質物 0.5
香料 0.3
キレート剤 0.1
フェノキシエタノール 0.5
水酸化ナトリウム 適量
精製水 適量
合計 100.0
以上、説明したように、本発明は、ジュンサイ粘質物の新規の用途を見出し、さらに、毛髪の静電気を抑制する作用を有する新規の毛髪化粧料を提供することができる。

Claims (2)

  1. ジュンサイ粘質物を有効成分とする毛髪における静電気発生抑制剤。
  2. 請求項1の静電気発生抑制剤を有効成分とする毛髪化粧料。


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