JP2017082940A - ポジショナ、および診断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1に係るポジショナを含むバルブ制御システムの構成を示す図である。
図1に示されるバルブ制御システム200は、調節弁3、操作器2A、上位装置4、およびポジショナ1を有している。
図1に示すように、ポジショナ1は、弁開度検出部11、データ処理制御部10、電空変換部12、空気圧増幅部13、複数の圧力センサ14〜17、および表示部18等の機能部を備えている。これらの機能部は、例えば金属材料から成る筐体内部に収容される。
なお、データ処理制御部10の具体的な構成については後述する。
図2は、実施の形態1に係るポジショナのデータ処理制御部10の内部構成を示す図である。
例えば、弁開度検出部11が調節弁3の弁軸の変動を磁気抵抗素子から成るブリッジ回路の電圧の変化として検出する角度センサである場合、弁開度実測値生成部101は、上記ブリッジ回路の電圧の変化を検出する差動増幅回路と、上記差動増幅回路の出力信号をディジタル信号に変換して弁開度の実測値PVとして出力するA/D変換回路とから構成される。
図3は、実施の形態1に係るポジショナにおける圧力予測値テーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、弁開度の実測値PVを0%から100%まで変化させたときの供給空気圧Ps、出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnの夫々の予測値と、弁開度の実測値PVを100%から0%まで変化させたときの供給空気圧Ps、出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnの夫々の予測値とを区別して記憶した圧力予測値テーブル111Aを生成してもよい。
圧力予測部105は、上述した圧力予測値テーブル111を、供給空気圧Ps、出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnに関する所定の関係式に基づいて作成する。
図5,6に示されるように、圧力予測部105は、ポジショナ1のオートセットアップの実行時に、複数のノズル背圧Pnにおける出力空気圧Po1,Po2の実測値を夫々取得するとともに、複数の弁開度の実測値PVにおける出力空気圧Po1,Po2の実測値を夫々取得する。
例えば、図5に示すように、圧力予測部105は、最小二乗法により、Po1−Pn特性の直線近似式50と、Po2−Pn特性の直線近似式51とを夫々算出する。
図7は、ポジショナ1の弁開度の設定値SPを変化させたときの供給空気圧Ps、出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnの特性を示す図である。
同図には、供給空気圧Psを400kPaに設定した場合において、ポジショナ1の弁開度の設定値SPを階段状に0%から100%まで変化させた後、再び100%から0%まで変化させたときの出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnの各実測値の時間変化が示されている。
図8は、実施の形態1に係るポジショナ1による圧力センサ診断処理の概要を示すフロー図である。図9は、実施の形態1に係るポジショナ1による圧力センサ診断処理の具体的な処理内容を示す図である。
ステップS41〜S44に示す各異常判定処理は、その異常判定処理を開始する時点での調節弁3の弁開度が全閉(PV=0%)、中間開度(0%<PV<100%)、および全開(PV=100%)の何れのモードであるかを判定した後に、それらのモード毎に定められた判定条件に従って、対応する圧力センサが異常であるか否かを判定する処理である。
図11は、実施の形態1に係るポジショナ1による出力空気圧Po2検出用の圧力センサ17の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
図12は、実施の形態1に係るポジショナ1によるノズル背圧Pn検出用の圧力センサ15の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
先ず、ステップS411においてPV≦1%であった場合には、調節弁3は全閉状態であるので、診断部108は、圧力予測値テーブル111における弁開度=0%の行500のデータに基づいて、所定の判定処理を行う。具体的には、ノズル背圧Pnの実測値が“Pn=Pna±x9”を満たすか否か、供給空気圧Psの実測値と出力空気圧Po2とが“Ps=Po2±x10”を満たすか否か、および供給空気圧Psの実測値が“Ps=Ps_asu”を満たすか否かを判定する(S413B)。
図13は、実施の形態1に係るポジショナ1による供給空気圧Ps検出用の圧力センサ14の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
図16は、実施の形態2に係るポジショナを含むバルブ制御システムの構成を示す図である。
以下、実施の形態2に係るポジショナ6による圧力センサ診断処理について詳細に説明する。
同図に示す単動用の圧力予測値テーブル111Bにおいて、夫々の項目は実施の形態1に係る複動用の圧力予測値テーブル111と同様であり、夫々の項目における予測値が相違する。なお、上述したように、出力空気圧Po2は“0”であるので、圧力予測値テーブル111Bにおける“Po2a”を“0”としてもよい。
図18,19に示されるように、ポジショナ6は、ポジショナ1と同様に、ポジショナ6のオートセットアップの実行時に取得したPo−Pn特性およびPo−PV特性に基づいて近似式60,61を算出し、算出した近似式に基づいて単動用の圧力予測値テーブル111Bを生成する。このとき、ポジショナ1と同様に、ヒステリシスを考慮した圧力予測値テーブル111B作成してもよい。
同図には、供給空気圧Psを270kPaに設定した場合において、ポジショナ6の弁開度の設定値SPを階段状に0%から100%まで変化させた後、再び100%から0%まで変化させたときの出力空気圧Po1、出力空気圧Po2、およびノズル背圧Pnの各実測値の時間変化が示されている。
図21は、実施の形態2に係るポジショナ6における出力空気圧Po1検出用の圧力センサ16の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
上述したように、ポジショナ6では1つの出力空気圧Po1によって単動式の操作器2Bを駆動するため、もう一方の出力空気圧Po2はゼロとなる。したがって、単動用のポジショナ6では、出力空気圧Po2検出用の圧力センサ17の異常判定処理(図9のステップS42)を行わなくてもよいが、圧力センサ17の異常判定処理を行う必要がある場合には、下記図21の処理フローに従って行えばよい。
図23は、実施の形態2に係るポジショナ6におけるノズル背圧Pn検出用の圧力センサ15の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
図24は、実施の形態2に係るポジショナ6における供給空気圧Ps検出用の圧力センサ14の異常判定処理の流れを示すフロー図である。
図25は、実施の形態2に係るポジショナ6によって生成した圧力予測値テーブルの一例を示す図である。同図には、圧力予測値テーブルとして、単動式のポジショナ6において供給空気圧Ps=270kPaに設定したときの各圧力センサ14〜17の予測値が示されている。
図26は、実際にポジショナ6を動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測結果を示す図である。同図には、単動式のポジショナ1において供給空気圧Ps=270kPaに設定して動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測値が示されている。
図25、26から理解されるように、単動用のポジショナ6においても、実際にポジショナ6を動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測値に対して、誤差の小さい圧力予測値テーブルを作成することができるので、圧力センサ診断処理を高精度に行うことが可能となる。
この場合、ポジショナ1,6は、例えば、上位装置4からの指示に従って調節弁3を制御する通常動作モードと、通常の調節弁3に対する制御を停止した状態で圧力センサ診断処理を実行する圧力センサ診断モードの2つの動作モードを有し、圧力センサ診断モードでは、上述の図8に示した処理フローに従って圧力センサ診断処理を行えばよい。このとき、例えば、ポジショナ1,6自らが、弁開度の設定値SPを圧力予測値テーブル111に従って変化させ、夫々の弁開度において圧力センサの異常判定処理を行ってもよい。
上述したように、ポジショナ6では1つの出力空気圧Po1によって単動式の操作器2Bを駆動するため、もう一方の出力空気圧Po2はゼロとなる。したがって、単動用のポジショナ6では、出力空気圧Po2検出用の圧力センサ17の異常判定処理(図9のステップS42)を行わなくてもよいが、圧力センサ17の異常判定処理を行う必要がある場合には、下記図22の処理フローに従って行えばよい。
図25は、実施の形態2に係るポジショナ6によって生成した圧力予測値テーブルの一例を示す図である。同図には、圧力予測値テーブルとして、単動式のポジショナ6において供給空気圧Ps=270kPaに設定したときの各圧力センサ14〜17の予測値が示されている。
図26は、実際にポジショナ6を動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測結果を示す図である。同図には、単動式のポジショナ6において供給空気圧Ps=270kPaに設定して動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測値が示されている。
図25、26から理解されるように、単動用のポジショナ6においても、実際にポジショナ6を動作させたときの各圧力センサ14〜17の実測値に対して、誤差の小さい圧力予測値テーブルを作成することができるので、圧力センサ診断処理を高精度に行うことが可能となる。
Claims (11)
- 制御対象の調節弁の弁開度の設定値と前記調節弁の弁開度の実測値との偏差に応じた電気信号を生成する偏差算出部と、
外部から供給される空気の供給圧力を前記電気信号に基づいて調整して、前記調節弁を操作する操作器に供給するための空気信号を生成する空気回路と、
前記空気回路に供給される空気の供給圧力を検出する第1圧力センサと、
前記空気回路によって生成される前記空気信号の圧力を検出する第2圧力センサと、
前記弁開度に応じた前記供給圧力および前記空気信号の圧力を予測する圧力予測部と、
前記圧力予測部によって予測された前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値と、前記第1圧力センサによって検出された前記供給圧力の実測値および前記第2圧力センサによって検出された前記空気信号の圧力の実測値とに基づいて、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサの異常の有無を診断するための診断処理を行う診断部とを有する
ことを特徴とするポジショナ。 - 請求項1に記載のポジショナにおいて、
前記圧力予測部によって予測された、複数の前記弁開度毎の前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を含む圧力予測値テーブルを記憶する記憶部を更に有し、
前記診断部は、前記圧力予測テーブルに基づいて前記診断処理を行う
ことを特徴とするポジショナ。 - 請求項1または2に記載のポジショナにおいて、
前記圧力予測部は、前記弁開度を増加させたときの所定の前記設定値における前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を算出するとともに、前記弁開度を減少させたときの前記所定の前記設定値における前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を算出し、
前記診断部は、前記弁開度が変化する方向を検出するとともに、前記圧力予測部によって算出された予測値のうち、検出した前記方向に対応した前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を用いて前記診断処理を行う
ことを特徴とするポジショナ。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のポジショナにおいて、
前記弁開度の実測値が安定しているか否かを判定する安定度判定部を更に有し、
前記診断部は、前記異常判定処理の判定対象である前記第1圧力センサまたは前記第2圧力センサによる前記実測値が安定している場合に、前記診断処理を行う
ことを特徴とするポジショナ。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載のポジショナにおいて、
前記第3圧力センサを更に有し、
前記空気回路は、
前記電気信号を、前記電気信号に応じた圧力を有する空気圧力信号に変換する電空変換部と、
前記空気圧力信号の圧力を前記外部から供給される空気に基づいて増幅して前記空気信号を生成する空気圧増幅部とを含み
前記第3圧力センサは、前記電空変換部によって変換された前記空気圧力信号の圧力を検出し、
前記圧力予測部は、更に、前記空気圧力信号の圧力の予測値を算出し、
前記診断部は、更に、前記診断処理として、前記圧力予測部によって算出された前記空気圧力信号の圧力の予測値と前記第3圧力センサによって検出された前記空気圧力信号の圧力の実測値とに基づいて、前記第3圧力センサの異常の有無を診断する
ことを特徴とするポジショナ。 - 請求項1乃至5の何れか一項に記載のポジショナにおいて、
前記診断処理の開始条件の情報を記憶する記憶部を有し、
前記異常判定部は、前記記憶部に記憶された前記開始条件に基づいて、前記診断処理を開始する
ことを特徴とするポジショナ。 - 制御対象の調節弁の弁開度の設定値と前記調節弁の弁開度の実測値との偏差に応じた電気信号を生成する偏差算出部と、
外部から供給される空気の供給圧力を前記電気信号に基づいて調整して、前記調節弁を操作する操作器に供給するための空気信号を生成する空気回路と、
前記空気回路に供給される空気の供給圧力を検出する第1圧力センサと、
前記空気回路によって生成される前記空気信号の圧力を検出する第2圧力センサと、
複数の前記弁開度毎の前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を記憶する圧力予測値テーブルと、
前記圧力予測値テーブルに記憶された前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値と、前記第1圧力センサによって検出された前記供給圧力の実測値および前記第2圧力センサによって検出された前記空気信号の圧力の実測値とに基づいて、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサの異常の有無を診断するための診断処理を行う診断部とを有する
ことを特徴とするポジショナ。 - 制御対象の調節弁の弁開度の設定値と前記調節弁の弁開度の実測値との偏差に応じて外部から供給される空気の供給圧力を調整することにより、前記調節弁を操作する操作器を制御するための空気信号を生成する空気回路と、前記空気回路に供給される空気の供圧力を検出する第1圧力センサと、前記空気回路によって生成される前記空気信号の圧力を検出する第2圧力センサとを備えるポジショナにおける前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサの異常の有無を診断するための診断方法であって、
前記弁開度に応じた前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を算出する第1ステップと、
前記圧力予測部によって算出された前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値と、前記第1圧力センサによって検出された前記供給圧力の実測値および前記第2圧力センサによって検出された前記空気信号の圧力の実測値とに基づいて、前記第1圧力センサおよび前記第2圧力センサの異常の有無を診断するための診断処理を行う第2ステップとを含む
ことを特徴とする診断方法。 - 請求項8に記載の診断方法において、
前記第1ステップは、算出した前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を複数の前記弁開度毎に対応させて記憶した圧力予測値テーブルを生成するステップを含み、
前記第2ステップは、前記圧力予測テーブルに基づいて前記診断処理を行うステップを含む
ことを特徴とする診断方法。 - 請求項8または9に記載の診断方法において、
前記第1ステップは、
前記弁開度を増加させたときの所定の前記弁開度における前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を算出するステップと、
前記弁開度を減少させたときの前記所定の前記弁開度における前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を算出するステップとを含み、
前記第2ステップは、
前記弁開度が変化する方向を検出するとともに、前記第1ステップにおいて算出された予測値のうち、検出した前記方向に対応した前記供給圧力の予測値および前記空気信号の圧力の予測値を用いて前記診断処理を行うステップを含む
ことを特徴とする診断方法。 - 請求項8乃至10の何れか一項に記載の診断方法において、
前記ポジショナにおける前記空気回路は、前記偏差に基づく電気信号を当該電気信号に応じた圧力を有する空気圧力信号に変換する電空変換部と、前記空気圧力信号の圧力を前記外部から供給される空気に基づいて増幅して前記空気信号を生成する空気圧増幅部とを含み、
前記ポジショナは、前記電空変換部によって変換された前記空気圧力信号の圧力を検出する前記第3圧力センサを更に有し、
前記第1ステップは、前記電空変換部によって変換された前記空気圧力信号の圧力の予測値を算出するステップを含み、
前記第2ステップは、前記診断処理として、前記第1ステップにおいて算出された前記空気圧力信号の圧力の予測値と、前記第3圧力センサによって検出された前記空気圧力信号の圧力の実測値とに基づいて、前記第3圧力センサの異常の有無を診断するステップを含む
ことを特徴とする診断方法。
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