JP2016080283A - 熱交換チューブ - Google Patents

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Yoshimune Uchida
吉宗 内田
松平 範光
Norimitsu Matsudaira
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Abstract

【課題】熱交換チューブの接合を良好にすること。
【解決手段】チューブ10は、互い接合される1対の半筒状をしたプレート20を備える。各プレート20は、両端に平行に延びる第1接合壁部21及び第2接合壁部22を有する。第2接合壁部22は、その中程に曲折した段付き部24を有する。チューブ10は、一方のプレート20の第1接合壁部21が他方のプレート20の段付き部24に係合して第2接合壁部22に接合される。
【選択図】図3

Description

本発明は、熱交換をする流体が流れる熱交換チューブに関する。
特許文献1には、熱交換器を構成する熱交換チューブとして、図6に示す伝熱管100が開示されている。
伝熱管100は、半筒状の上側ケース110及び下側ケース120を互いに組み付けてロウ付けすることによって扁平な筒状に形成される。
上側ケース110及び下側ケース120は、それぞれ金属板をプレス加工することによって断面コの字形をした半筒状に形成される。上側ケース110の開口幅は、下側ケース120の開口幅より大きく形成される。上側ケース110の内側に、下側ケース120が嵌合して組み付けられる。
特開2010−243125号公報
しかしながら、このような従来の伝熱管100にあっては、上側ケース110内に下側ケース120を嵌合して組み付ける際に、両者の嵌合部に形成される隙間Cにバラツキが生じると、両者の接合が不良になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換チューブの接合を良好にすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、熱交換をする流体が流れる熱交換チューブであって、互い接合される1対の半筒状をしたプレートを備え、各プレートは、両端に平行に延びる第1接合壁部及び第2接合壁部を有し、第2接合壁部は、その中程に曲折した段付き部を有し、一方のプレートの第1接合壁部が他方のプレートの段付き部に係合して第2接合壁部に接合されることを特徴とする熱交換チューブが提供される。
上記態様によれば、一方のプレートの第1接合壁部と他方のプレートの第2接合壁部に形成された段付き部とが係合することにより、第1接合壁部と第2接合壁部との間に間隙が生じることが抑えられ、熱交換チューブの接合が良好に行われる。
本発明の実施形態に係るコアを分解した状態を示す斜視図である。 熱交換チューブを分解した状態を示す断面図である。 熱交換チューブを示す断面図である。 コアを示す断面図である。 コアの一部を示す断面図である。 従来例に係る伝熱管を示す分解斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示すコア1は、自動車のEGR(Exhaust Gas Recirculation)システム(図示省略)に用いられるEGRクーラ(熱交換器)を構成する。EGRシステムは、内燃機関の排気通路から排気の一部をEGRガスとして吸気通路に還流するEGR通路と、EGR通路に介装されるEGRクーラと、を備える。内燃機関では、EGRクーラによって冷却されたEGRガス(熱交換流体)が吸気通路に還流される。
図1は、コア1を分解した状態を示す斜視図である。コア1は、筒状をしたシェル4と、シェル4の内部に積層して収容される複数(3個)の熱交換チューブ10(以下、単に「チューブ10」と称する。)と、を備える。EGRクーラは、1対のコア1が互いに並んで設けられる。
シェル4は、半筒状のシェルアッパ2及びシェルロア3が組み付けられることによって断面が略四角形の筒状に形成される。
シェル4の外側には、冷却通路の配管(図示省略)が接続される。シェル4の内側には、媒体流路5が形成される。媒体流路5は、各チューブ10のまわりに形成され、冷却通路を通じて導かれる内燃機関の冷却液(冷媒)が循環するようになっている。
チューブ10は、扁平な筒状に形成され、その内部に熱交換流路11が形成される。各チューブ10の開口端(図示省略)は、シェル4の開口端の内側にそれぞれ並んで開口する(図4参照)。シェル4の開口端にはヘッダ(図示省略)を介してEGR通路のダクト(図示省略)が接続され、EGRガスが各チューブ10内の熱交換流路11に導かれるようになっている。
図2、図3に示すように、チューブ10は、対のプレート20が互いに結合されることによって扁平な筒状に形成される。
チューブ10は、各プレート20の間に波板状のフィン(図示省略)が介装される構成としてもよい。
プレート20は、金属板をプレス加工することによって半筒状に成形される。プレート20は、横方向に延びる横壁部29と、横壁部29の一端に形成される角部27から縦方向に延びる第1接合壁部21と、横壁部29の他端に形成される角部28から縦方向に延びる第2接合壁部22と、を有する。第1接合壁部21と第2接合壁部22とは、互いに略平行に延びている。
第1接合壁部21の断面は、横壁部29から略直交して直線状に延びる。プレート20は、第1接合壁部21の断面と横壁部29の断面との挟み角度が90度よりわずかに大きくなるように成形される。角部27は、90度よりわずかに大きい角度を持って曲がるように成形される。これにより、プレート20がシェル2内に圧入されると、第1接合壁部21の断面と横壁部29の断面との挟み角度が略90度になり、プレート20の弾性復元力によって第1接合壁部21がシェル2の内壁面4Aに押し付けられる。換言すると、第1接合壁部21にはシェル2の内壁面4Aから図5に矢印Dで示すように押圧される。
第2接合壁部22の断面は、クランク状に曲折した段付き形状をしている。第2接合壁部22は、横壁部29から曲がって縦方向に延びる基端部23と、基端部23から曲がって第1接合壁部21に向けて横方向に延びる段付き部24と、段付き部24から曲がって縦方向に延びる先端部25と、を有する。
基端部23の断面は、横壁部29から略直交して直線状に延びる。プレート20は、基端部23の断面と横壁部29の断面との挟み角度が90度よりわずかに大きくなるように成形される。角部28は、90度よりわずかに大きい角度を持って曲がるように成形される。これにより、プレート20がシェル2内に圧入されると、基端部23の断面と横壁部29の断面との挟み角度が略90度になり、プレート20の弾性復元力によって基端部23がに押し付けられる。
先端部25は、基端部23に対して横方向に間隔を持ち、かつ基端部23に対して平行に延びる。プレート20は、先端部25の断面と横壁部29の断面との挟み角度が90度よりわずかに大きくなるように成形される。これにより、プレート20がシェル2内に圧入されると、先端部25の断面と横壁部29の断面との挟み角度が略90度になり、プレート20の弾性復元力によって先端部25が図5に矢印Cで示すように相手側のプレート20の第1接合壁部21に押し付けられる。
段付き部24は、基端部23と先端部25との間にわたされ、第2接合壁部22の中程に段差を形成している。
EGRクーラの製造時には、シェル4及びチューブ10を構成する各部材2、4、20などを組み立てる組み立て工程と、各部材2、4、20などをロウ付けによって接合するロウ付け工程と、が順に行われる。
まず、組み立て工程では、各部材2、4、20などを組み付ける前に、ロウ材が接合箇所に塗布される。
組み立て工程では、対のプレート20を互いに対向するように組み付けてチューブ10を組み立てる。対のプレート20を互いに組み付ける際には、一方のプレート20に対して他方のプレート20を、図2に矢印Aで示すように縦方向に移動するとともに、図2に矢印Bで示すように横方向に移動する。これにより、図3に示すように、各第1接合壁部21が各先端部25及び段付き部24に当接するように係合して組み付けられる。EGRクーラは、1対のコア1が並んだ状態で接合される。
続くロウ付け工程では、図4に示すように、コア1はシェル4の内側に各チューブ10が組み付けられた状態で加熱炉(図示省略)に搬送されて熱処理されることにより各接合部がロウ付けによって結合される。
ロウ付け時に、シェル4の内側に組み付けられたチューブ10は、両端に平行に延びるシェル4の内壁面4Aの間に挟まれるようして圧入される。こうしてシェル4の内側で弾性変形したチューブ10は、プレート20の第1接合壁部21と第2接合壁部22とが拡がろうとする弾性復元力が生じる。こうして各プレート20に生じる弾性復元力により、第1接合壁部21が図5に矢印Cで示すようにシェルアッパ2に押圧されるとともに、第1接合壁部21が図5に矢印Dで示すように第2接合壁部22の先端部25に押圧されている。こうして、第1接合壁部21と第2接合壁部22とは、互いに押し合う状態でロウ付けされ、両者の間に間隙が生じることなく接合される。
こうして製造されたEGRクーラは、車両に組み付けられ、EGRシステムを構成する。
EGRシステムの作動時には、各チューブ10内の熱交換流路11をEGRガスが流れる一方、シェル4内の媒体流路5を冷却液が循環する。EGRガスの熱が各チューブ10を介して冷却液に伝えられ、EGRガスが冷却される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、チューブ10は、互い接合される1対の半筒状をしたプレート20を備える。プレート20は、両端に平行に延びる第1接合壁部21及び第2接合壁部22を有する。第2接合壁部22は、その中程に曲折した段付き部24を有する。一方のプレート20の第1接合壁部21が他方のプレート20の段付き部24に係合して第2接合壁部22に接合される。
上記構成に基づき、一方のプレート20の第1接合壁部21と他方のプレート20の第2接合壁部22に形成された段付き部24とが係合し、第1接合壁部21と第2接合壁部22との間に間隙が生じることがなく組み付けられる。これにより、チューブ10は、両者のロウ付けによる接合が良好に行われ、熱交換流路11を流れるEGRガスの洩れが生じることが防止される。
チューブ10の組み立て時には、各プレート20を横方向(図2の矢印Bの方向)に移動して組み付けることが可能となる。これにより、各プレート20の組み付け作業を速やかに行うことができ、チューブ10の生産性を高められる。
これに対し、図6に示す従来の伝熱管100にあっては、上側ケース110内に下側ケース120を嵌合して組み付ける必要があるため、組み付け作業に手間がかかり、生産性を高められない。
また、本実施形態では、互い接合される1対のプレート20が互いに同一形状をしているため、共通の型を用いて各プレート20を成形することができる。これにより、チューブ10は、各プレート20を成形するコストを低減できる。
また、チューブ10は、箱形のシェル4内に圧入され、一方のプレート20の第1接合壁部21と他方のプレート20の第2接合壁部22とが互いに押し合う状態で接合される構成とした。
上記構成に基づき、第1接合壁部21と第2接合壁部22とは、互いに押し合う状態で接合され、両者の間に間隙が生じることが防止される。これにより、チューブ10は、熱交換流路11を流れるEGRガスの洩れが生じることが防止される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明は、車両に搭載されるEGRクーラの熱交換チューブとして好適であるが、車両に搭載されるラジエータ、オイルクーラ、インタクーラ、コンデンサなどの熱交換器や、車両以外に使用される熱交換器にも適用できる。
4 シェル
10 熱交換チューブ
11 熱交換流路
20 プレート
21 第1接合壁部
22 第2接合壁部
24 段付き部

Claims (3)

  1. 熱交換をする流体が流れる熱交換チューブであって、
    互い接合される1対の半筒状をしたプレートを備え、
    前記各プレートは、両端に平行に延びる第1接合壁部及び第2接合壁部を有し、
    前記第2接合壁部は、その中程に曲折した段付き部を有し、
    前記一方のプレートの前記第1接合壁部が前記他方のプレートの前記段付き部に係合して第2接合壁部に接合されることを特徴とする熱交換チューブ。
  2. 請求項1に記載の熱交換チューブであって、
    互い接合される1対の前記プレートは、互いに同一形状をしていることを特徴とする熱交換チューブ。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換チューブであって、
    箱形の前記シェル内に圧入され、前記一方のプレートの前記第1接合壁部と前記他方のプレートの前記第2接合壁部とが互いに押し合う状態で接合されることを特徴とする熱交換チューブ。
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