JP2015123329A - 表皮吊込構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮材の取り付け作業が簡単な表皮吊込構造を提供する。
【解決手段】表皮吊込構造は、表皮材の裏側に設けられ、クッションパッドの表面に形成された溝に沿って長い形状の係合部と、溝の底に設けられ、係合部が係合される表皮取付部材100と、を備えている。表皮取付部材100は、係合部と係合する第1爪部122を有する第1フック120と、係合部と係合する第2爪部132を有する第2フック130とを備えている。そして、第1爪部122は、第1爪部122の先端122Aに向かうにつれて第2爪部132の先端132Aから離れるように延び、係合部の長手方向に対して傾斜する第1傾斜面123を有し、第2爪部132は、第1傾斜面123と間隔をあけて配置され、第2爪部132の先端132Aに向かうにつれて第1爪部122の先端122Aから離れるように延び、前記長手方向に対して傾斜する第2傾斜面133を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、クッションパッドの表面に形成された溝に、当該クッションパッドに被さった表皮材を吊り込むための表皮吊込構造に関する。
従来、クッションパッドに表皮材が被せてある乗物用シートは、シートの外観形状を維持するために、クッションパッドの表面に溝が設けられ、この溝の中に表皮材が吊り込まれている。
例えば、特許文献1に開示されている乗物用シートでは、表皮材の裏側に、クッションパッドの溝に沿って長く延びる係合部が設けられ、クッションパッドの溝の底には、係合部と係合する一対の爪を有するクリップが設けられている。そして、係合部をクリップに係止させるときには、一対の爪を撓ませて、一対の爪の間に係合部を差し込むようになっている。
特開2011−156252号公報
しかしながら、上述した技術では、クリップの一対の爪を撓ませながら係合部をクリップに係合させるため、表皮材の取り付け作業がしにくかった。
そこで、本発明は、表皮材の取り付け作業が簡単な表皮吊込構造を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の表皮吊込構造は、クッションパッドの表面に形成された溝に、当該クッションパッドに被さった表皮材を吊り込むための表皮吊込構造であって、前記表皮材の裏側に設けられ、前記溝に沿って長い形状の係合部と、前記溝の底に設けられ、前記係合部が係合される表皮取付部材と、を備え、前記表皮取付部材は、前記溝の底から突出する第1基部および当該第1基部から延びて前記係合部と係合する第1爪部とを有する第1フックと、前記溝の底から突出し、前記係合部に対して前記第1基部と反対側に配置される第2基部および当該第2基部から延びて前記係合部と係合する第2爪部とを有する第2フックと、を備え、前記第1爪部は、前記第1爪部の先端に向かうにつれて前記第2爪部の先端から離れるように延び、前記係合部の長手方向に対して傾斜する第1端面を有し、前記第2爪部は、前記第1端面と間隔をあけて配置され、前記第2爪部の先端に向かうにつれて前記第1爪部の先端から離れるように延び、前記長手方向に対して傾斜する第2端面を有していることを特徴とする。
このような構成によれば、係合部を表皮取付部材に係合させる際、係合部を撓ませて第1端面と第2端面の間を通した後、撓ませた部分をもとに戻すことで、係合部を第1爪部と第2爪部に係合させることができる。このように係合部を表皮取付部材に簡単に係合させることができるので、表皮材の取り付け作業が簡単である。
前記した表皮吊込構造において、前記表皮取付部材は、表面から前記第1フックと前記第2フックが突出する固定部を有し、前記固定部は、少なくとも一部が前記クッションパッドに埋め込まれていてもよい。
これによれば、固定部がクッションパッドにしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
前記した表皮取付部材が固定部を有する表皮吊込構造において、前記固定部は、前記第1フックおよび前記第2フックを有する面に、複数の開口を有し、前記開口の中に、前記クッションパッドを構成する発泡体が入り込んでいてもよい。
これによれば、固定部がクッションパッドによりしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
前記した表皮取付部材が固定部を有する表皮吊込構造において、前記固定部は、表面から前記第1フックおよび前記第2フックが突出する台座部と、前記台座部から延出する鍔部とを有し、前記鍔部は、全体が、前記クッションパッドに埋め込まれていてもよい。
これによれば、固定部がクッションパッドによりしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
前記した表皮吊込構造において、前記表皮取付部材は、複数設けられ、前記表皮吊込構造は、隣り合う前記表皮取付部材同士を連結する連結部をさらに備えていてもよい。
これによれば、固定部だけでなく連結部もクッションパッドに固定することが可能であるので、表皮取付部材をクッションパッドによりしっかりと固定することができる。
前記した表皮取付部材が複数設けられた表皮吊込構造において、隣り合う前記表皮取付部材においては、一方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面と、他方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面とが、前記長手方向において当該隣り合う前記表皮取付部材の間で交差していてもよい。
これによれば、係合部を表皮取付部材に取り付けるときに、係合部を撓ませて複数の第1端面および第2端面の間に通すときに、係合部の湾曲を少なくすることができるので、表皮材の取り付け作業が簡単になる。
前記した表皮取付部材が複数設けられた表皮吊込構造において、隣り合う前記表皮取付部材においては、一方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面と、他方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面とは、平行になっていてもよい。
これによれば、係合部が撓んで1つの表皮取付部材に対して外れそうになっても、その隣の表皮取付部材に設けられた第1フックおよび第2フックに係合部が引っかかるので、係合部が表皮取付部材から外れない。これにより、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
前記した連結部を備える表皮吊込構造において、前記表皮取付部材および前記連結部は、樹脂からなる構成とすることができる。
これによれば、表皮取付部材と連結部を金属で形成する場合に比べて、表皮取付部材と連結部の軽量化を図ることができる。
前記した表皮吊込構造において、前記表皮取付部材は、前記第1基部との間で前記係合部を挟む位置において前記溝の底から突出し、前記溝の底からの突出量が前記第1基部の前記溝からの突出量よりも小さい第1規制壁と、前記第2基部との間で前記係合部を挟む位置において前記溝の底から突出し、前記溝の底からの突出量が前記第2基部の前記溝からの突出量よりも小さい第2規制壁と、を備えていてもよい。
これによれば、係合部の短手方向への移動が第1基部と第1規制壁によって規制されるので、係合部が撓んで第1フックから外れるのを抑えることができる。また、係合部の短手方向への移動が第2基部と第2規制壁によっても規制されるので、係合部が撓んで第2フックから外れるのも抑えることができる。
前記した表皮吊込構造において、前記第1爪部は、前記係合部側へ突出し、前記表皮材に形成された第1の穴に係合する第1係合突起を有し、前記第2爪部は、前記係合部側へ突出し、前記表皮材に形成された第2の穴に係合する第2係合突起を有していてもよい。
これによれば、係合部の長手方向における位置を簡単に決めることができる。
本発明によれば、係合部を表皮取付部材に係合させる際、係合部を撓ませて第1端面と第2端面の間を通した後、撓ませた部分をもとに戻すことで、係合部を第1爪部と第2爪部に係合させることができる。このように係合部を表皮取付部材に簡単に係合させることができるので、表皮材の取り付け作業が簡単である。
本発明によれば、表皮取付部材が有する固定部の少なくとも一部がクッションパッドに埋め込まれるように構成されることで、固定部がクッションパッドにしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
本発明によれば、固定部に設けられた開口の中に、クッションパッドを構成する発泡体が入り込むように構成されることで、固定部がクッションパッドにしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
本発明によれば、固定部が第1フックおよび第2フックが突出する台座部と、台座部から延出する鍔部とを有する場合において、鍔部の全体がクッションパッドに埋め込まれるように構成することで、固定部がクッションパッドにしっかりと固定されるので、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
本発明によれば、複数設けられた表皮取付部材を連結する連結部を備えることで、固定部だけでなく連結部もクッションパッドに固定することが可能であるので、表皮取付部材をクッションパッドによりしっかりと固定することができる。
本発明によれば、隣り合う表皮取付部材において、一方の表皮取付部材における第1端面と第2端面の間を通る平面と、他方の表皮取付部材における第1端面と第2端面の間を通る平面とが、係合部の長手方向において当該隣り合う表皮取付部材の間で交差するように構成することで、係合部を表皮取付部材に取り付けるときに、係合部を撓ませて複数の第1端面および第2端面の間に通すときに、係合部の湾曲を少なくすることができるので、表皮材の取り付け作業が簡単になる。
本発明によれば、隣り合う表皮取付部材において、一方の表皮取付部材における第1端面と第2端面の間を通る平面と、他方の表皮取付部材における第1端面と第2端面の間を通る平面とが、平行になるように構成することで、係合部が1つの表皮取付部材に対して回転してしまっても、その隣の表皮取付部材に設けられた第1フックおよび第2フックに係合部が引っかかるので、係合部が表皮取付部材から外れない。これにより、表皮取付部材によって、表皮材を溝に吊り込んだ状態でしっかりと保持することができる。
本発明によれば、表皮取付部材と連結部が樹脂からなる構成とすることで、表皮取付部材と連結部を金属で形成する場合に比べて、乗物用シートの軽量化を図ることができる。
本発明によれば、表皮取付部材が、第1基部との間で係合部を挟む第1規制壁と、第2基部との間で係合部を挟む第2規制壁とを有しているので、係合部の短手方向への移動を規制し、係合部が撓んで第1フックや第2フックから外れるのを抑えることができる。
本発明によれば、第1爪部が表皮材に形成された第1の穴に係合する第1係合突起を有し、第2爪部が表皮材に形成された第2の穴に係合する第2係合突起を有しているので、係合部の表皮取付部材に対する位置を簡単に決めることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観を示す斜視図である。 シートクッションパッドと表皮材を示す分解斜視図である。 表皮材が被せられたシートクッションパッドの断面図である。 連結体の一部を示す平面図(a)と、1つの表皮取付部材を示す平面図(b)である。 表皮取付部材を示す斜視図である。 係合部の長手方向に直交する平面で切った表皮取付部材の断面図(a)と、係合部の長手方向に平行な平面で切った表皮取付部材の断面図(b)である。 係合部を表皮取付部材に係合させる取り付け作業を説明する図であって、係合部を取付ユニットに係合させる前の状態を示す図(a)と、係合部を第1フックと第2フックの間に差し込んだ状態を示す図(b)と、係合部を第1フックと第2フックに係合させた状態を示す図(c)である。 係合部を複数の表皮取付部材の第1フックと第2フックの間に差し込んだ状態を示す図である。 第1の変形例における隣り合う2つの表皮取付部材を示す平面図である。 第2の変形例における表皮取付部材を示す平面図である。 第3の変形例における表皮取付部材を示す平面図(a)と、(a)のI−I断面図(b)である。 第4の変形例における表皮取付部材と係合部材を示す分解斜視図(a)と、断面図(b)である。
次に、自動車の運転席や助手席などに使用される車両用シートに適用された本発明に係る表皮吊込構造について、適宜図面を参照しながら説明する。なお、本発明において、前後、左右および上下は、車両用シートに座る人を基準とする。
図1に示すように、車両用シートSは、乗員が着座するシートクッションS1と、乗員の上体を支持するシートバックS2と、乗員の頭部を支持可能なヘッドレストS3とを主に備えている。
シートクッションS1は、図示しない金属製のフレームと、図2に示すようなクッションパッドの一例としてのシートクッションパッド1と、表皮材2とを主に備え、フレームにシートクッションパッド1を被せ、さらにシートクッションパッド1に表皮材2を被せることで構成されている。
図2に示すように、シートクッションパッド1は、ウレタンフォームなどのクッション材から構成されている。シートクッションパッド1は、乗員が着座する中央部11と、中央部11の左右両側に設けられ、中央部11よりも上側に張り出した左右の側部12とを有している。このシートクッションパッド1の表面には、表皮材2を吊り込むための溝13が複数設けられている。複数の溝13には、中央部11と左右の側部12の境界部分において前後に延びるものや、この前後に延びる溝13を繋ぐように左右に延びるものがある。
表皮材2は、合成皮革や布地などからなる。そして、表皮材2は、裏側に、シートクッションパッド1の溝13に差し込まれる係合部材21が複数設けられている。
係合部材21は、表皮材2の裏側に固定され、表皮材2から下方に延出する延出部21Aと、延出部21Aの先端に設けられ、溝13が延びる方向に長く延びる係合部21Bとを有している。
また、図3に示すように、シートクッションパッド1は、各溝13の底13Aに、係合部21Bが係合される表皮取付部材100を有している。このように、溝13の底13Aに設けられた表皮取付部材100に係合部21Bが係合されることにより、表皮材2が溝13の中に吊り込まれた状態で保持され、シートクッションS1の外観がきれいに形作られるようになっている。つまり、係合部21Bと表皮取付部材100により、シートクッションパッド1の溝13に表皮材2を吊り込むための表皮取付構造が構成されている。
表皮取付部材100は、図4(a)に示すように、係合部21Bの長手方向に沿って複数並んで設けられている。隣り合う表皮取付部材100は、連結部102により連結されている。そして、この複数の表皮取付部材100と連結部102とで、連結体3が構成されている。なお、以下の説明では、前後に延びる溝13に設けられた表皮取付部材100について説明するが、左右に延びる溝13に設けられた表皮取付部材100も同様の構成を有している。
各表皮取付部材100は、図5に示すように、矩形の板状に形成された固定部110と、固定部110の上面から上方に突出する第1フック120および第2フック130とを有している。そして、固定部110、第1フック120、第2フック130および連結部102は、樹脂からなり、一体に形成されている。このように、連結体3の全体が樹脂から形成されていることで、例えば、金属で形成する場合に比べて、車両用シートSの軽量化を図ることが可能となっている。
固定部110は、表面から第1フック120および第2フック130が突出する台座部111と、台座部111の周縁から延出し、台座部111から一段下がった鍔部112とを有している。また、固定部110は、第1フック120および第2フック130を有する上面に、固定部110の厚み方向、すなわち、上下方向に貫通した開口の一例としての貫通孔112Aが複数形成されている。より詳細には、複数の貫通孔112Aは、鍔部112の台座部111を挟んだ前後の位置で、左右に並んで設けられている。
そして、鍔部112の前端縁と後端縁からは、連結部102が延出している。つまり、連結部102によって、隣り合う2つの固定部110が連結されている。
第1フック120は、台座部111の後部に設けられている。また、第2フック130は、台座部111の前部に設けられており、第1フック120と、係合部21Bの長手方向、すなわち、前後方向にずれた位置に配置されている。
図5および図6(a)に示すように、第1フック120は、台座部111から上方に突出する第1基部121と、第1基部121から係合部21Bの長手方向に直交する方向、すなわち、左右方向内側に延びて係合部21Bと係合する第1爪部122とを有している。第2フック130は、台座部111から上方に突出し、係合部21Bに対して第1基部121と反対側に配置される第2基部131と、第2基部131から左右方向内側に延びて係合部21Bと係合する第2爪部132とを有している。
第1爪部122の先端122Aと第2爪部132の先端132Aの左右方向における間隔は、係合部材21の延出部21Aの厚み以上になっており、延出部21Aが各爪部122,132の先端122A,132Aに沿って曲がるのを抑制することが可能となっている。
図5および図4(b)に示すように、第1爪部122は、後方に向かうにつれて幅広となる平面視台形状に形成されており、第1基部121から左右方向内側に延びる端面124と、この端面124の左右方向内側の端部から延び、後方に向かうにつれて、第1基部121との距離が大きくなるように設けられた第1端面の一例としての第1傾斜面123とを有している。
つまり、第1傾斜面123は、第1爪部122の先端122A(第1爪部122のうち第1基部121から最も遠い部分)に向かうにつれて第2爪部132の先端132Aから離れるように延び、前後方向に対して傾斜している。
また、第2爪部132は、前方に向かうにつれて幅広となる平面視台形状に形成されており、第2基部131から左右方向内側に延びる端面134と、この端面134の左右方向内側の端部から延び、前方に向かうにつれて、第2基部131との距離が大きくなるように設けられた第2端面の一例としての第2傾斜面133とを有している。
つまり、第2傾斜面133は、第2爪部132の先端132A(第2爪部132のうち第2基部131から最も遠い部分)に向かうにつれて第1爪部122の先端122Aから離れるように延び、前後方向に対して傾斜している。なお、本実施形態においては、第2傾斜面133が延びる方向は、第1傾斜面123が延びる方向と平行になっている。
そして、第2傾斜面133は、第1傾斜面123と間隔をあけて配置されている。具体的に、第1傾斜面123と第2傾斜面133の間隔は、係合部21Bの幅以上になっている。
また、第1傾斜面123と第2傾斜面133は、斜め上を向くように、各爪部122,123の上側の角を面取りした形状に形成されている。
図4(a)に示すように、隣り合う2つの表皮取付部材100同士は、左右反転した形状に構成されており、一方側の第1フック120は、係合部21Bに対して、他方側の第1フック120とは反対側に配置されている。また、一方側の第2フック130は、係合部21Bに対して、他方側の第2フック130とは反対側に配置されている。このように配置されることにより、隣り合う2つの表皮取付部材100同士においては、一方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P1と、他方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P2とが、係合部21Bの長手方向において当該隣り合う表皮取付部材100の間で交差している。
このように構成された連結体3は、図6(a),(b)に示すように、インサート成形により、第1フック120および第2フック130が溝13の底13Aから突出するように、固定部110の一部および連結部102がシートクッションパッド1に埋め込まれている。具体的には、台座部111の上面が露出するように、鍔部112の全体がシートクッションパッド1に埋め込まれている。
このように、鍔部112の全体および連結部102がシートクッションパッド1に埋め込まれていることにより、シートクッションパッド1に表皮取付部材100をしっかりと固定することができるので、表皮取付部材100により表皮材2を溝13の中にしっかりと吊り込んだ状態で保持することが可能である。
また、各貫通孔112Aには、シートクッションパッド1を構成する発泡剤が入り込んでいる。これにより、固定部110がよりしっかりとシートクッションパッド1に固定されている。なお、図6(b)においては、係合部材21の延出部21Aの図示を省略している。
次に、表皮材2の取り付け作業について説明する。
表皮材2をシートクッションパッド1に被せる際には、係合部材21をシートクッションパッド1の溝13に差し込み、図7(a)に示すように、係合部21Bの長手方向が第1傾斜面123および第2傾斜面133が延びる方向に沿うようにして撓ませ、係合部21Bを表皮取付部材100に近づける。
そして、図7(b)に示すように、係合部21Bを、第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通して第1フック120と第2フック130の間に差し込む。
このとき、第1傾斜面123と第2傾斜面133の間隔が、係合部21Bの幅よりも大きくなっているので、第1フック120と第2フック130を撓ませなくても、係合部21Bを第1フック120と第2フック130の間に差し込むことができる。
これにより、第1フック120と第2フック130を撓まないような剛性の高いものにすることができる。このように第1フック120と第2フック130を構成すれば、第1フック120と第2フック130とで係合部21Bをしっかりと保持することができる。
また、第1傾斜面123と第2傾斜面133が斜め上を向くように設けられているので、この第1傾斜面123と第2傾斜面133とで係合部21Bを第1フック120と第2フック130の間に案内することができる。
係合部21Bを第1フック120と第2フック130の間に差し込んだ後は、図7(c)に示すように、係合部21Bの撓みを戻すことで、係合部21Bを第1爪部122と第2爪部132に係合させる。
このように、係合部21Bを第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通るように撓ませて第1フック120と第2フック130の間に差し込んだ後、この撓みを戻すだけで、係合部21Bを第1フック120と第2フック130(表皮取付部材100)に係合させることができるので、表皮材2の取付作業が簡単である。
ところで、係合部21Bを表皮取付部材100に係合させるときには、表皮取付部材100ごとに上記したような操作をして係合部21Bを順に係合させていってもよいが、図8に示すように、いくつかの表皮取付部材100に対して第1傾斜面123と第2傾斜面133に沿って斜めに配置されるように係合部21Bを撓ませて、各第1フック120と第2フック130の間に差し込んだ後、係合部21Bの両端を引っ張って係合部21Bを真っ直ぐに戻すことで、各第1フック120および第2フック130に係合部21Bを係合させてもよい。
本実施形態においては、隣り合う表皮取付部材100同士において、一方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P1と、他方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P2とが、係合部21Bの長手方向において当該隣り合う表皮取付部材100の間で交差しているため、係合部21Bを複数の第1傾斜面123および第2傾斜面133の間に通すときの係合部21Bの撓み量を小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明において、前記実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、隣り合う2つの表皮取付部材100同士においては、一方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P1と、他方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P2とが、係合部21Bの長手方向において当該隣り合う表皮取付部材100の間で交差していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、一方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P1と、他方の表皮取付部材100における第1傾斜面123と第2傾斜面133の間を通る平面P2とは、平行になっていてもよい。この連結体3では、隣り合う2つの表皮取付部材100同士は前記実施形態のような左右反転した形状ではなく同じ形状のものであり、一方側の第1フック120が係合部21Bに対して他方側の第1フック120と同じ側に配置され、一方側の第2フック130が係合部21Bに対して他方側の第2フック130と同じ側に配置されている。
これによれば、係合部21Bが一方の表皮取付部材100から外れるように撓んでも、他方の表皮取付部材100のフック120,130に引っかかるので、係合部21Bを表皮取付部材100から外れにくくすることができる。
前記実施形態では、固定部110に開口の一例として貫通孔112Aが設けられていたが、固定部に設ける開口はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、固定部110には、開口の一例としての切欠部112Bが複数設けられていてもよい。
各切欠部112Bは、鍔部112の端縁から鍔部112の内側へ凹むように形成され、鍔部112の厚み方向に貫通している。このような切欠部112Bを設けた場合であっても、インサート成形をしたときに、シートクッションパッド1を構成する発泡剤が切欠部112Bの中に入り込むので、固定部110をシートクッションパッド1にしっかりと固定することができる。
前記実施形態では、第1爪部122と第2爪部132とが、平面視台形状に形成されていたが、第1爪部と第2爪部の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、第1フック220の第1爪部222と第2フック230の第2爪部232とは、平面視平行四辺形状に形成されていてもよい。
具体的に、第1爪部222は、第1基部121から左右方向内側に向かうにつれて後方に向けて延びる第1端面223と、第1端面223の左右方向内側の端部から後方へ延びる先端面222A(先端)とを有している。つまり、第1端面223は、第1爪部222の先端面222Aに向かうにつれて第2爪部232の先端面232Aから離れるように延び、係合部21Bの長手方向に対して傾斜している。
また、第2爪部232は、第2基部131から左右方向内側に向かうにつれて後方に向けて延びる第2端面233と、第2端面233の左右方向内側の端部から前方へ延びる先端面232A(先端)とを有している。つまり、第2端面233は、第2爪部232の先端面232Aに向かうにつれて第1爪部222の先端面222Aから離れるように延び、前後方向に対して傾斜している。
前記実施形態では、第1フック120と第2フック130が、係合部21Bの長手方向にずれて配置され、対向していなかったが、例えば、図11(a)に示すように、第1フック120と第2フック130は、係合部21Bの長手方向に直交する方向に対向していてもよい。
前記実施形態では、第1傾斜面123と第2傾斜面133の間隔が、係合部21Bの幅以上になっていたが、例えば、図11(a)に示すように、第1傾斜面123と第2傾斜面133の間隔は、係合部21Bの幅よりも小さくてもよい。
前記実施形態では、固定部110は、台座部111の上面がシートクッションパッド1から露出するように、一部がシートクッションパッド1に埋め込まれていたが、固定部110の埋め込み方はこれに限定されるものではない。例えば、図11(b)に示すように、固定部110は、台座部111も含めて全体がシートクッションパッド1に埋め込まれていてもよい。これによれば、固定部110をシートクッションパッド1によりしっかりと固定することができる。
前記実施形態では、表皮取付部材100において、固定部110から上方に突出して係合部21Bと係合するのは第1フック120と第2フック130のみであったが、表皮取付部材100の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図12(a),(b)に示すように、表皮取付部材100は、固定部110(溝13の底13A)から上方に突出する第1規制壁140と第2規制壁150とを有していてもよい。
第1規制壁140は、台座部111から上方に突出する壁であり、第1フック120の第1基部121との間で係合部21Bを挟む位置に設けられている。この第1規制壁140の溝13の底13Aからの突出量は、第1基部121の溝13の底13Aからの突出量よりも小さくなっている。また、第1規制壁140は、第2フック130の第2基部131に繋がっている。
第2規制壁150は、台座部111から上方に突出する壁であり、第2フック130の第2基部131との間で係合部21Bを挟む位置に設けられている。この第2規制壁150の溝13の底13Aからの突出量は、第2基部131の溝13の底13Aからの突出量よりも小さくなっている。また、第2規制壁150は、第1フック120の第1基部121に繋がっている。
このように第1規制壁140と第2規制壁150が設けられることにより、係合部21Bの短手方向への移動を、第1基部121と第1規制壁140および第2基部131と第2規制壁150によって規制することができるので、係合部21Bが撓んで表皮取付部材100から外れるのを抑制することができる。
また、例えば、図12(a)に示すように、第1爪部122は、先端部に係合部21B側に突出する第1係合突起125を有していてもよい。また、第2爪部132は、先端部に係合部21B側に突出する第2係合突起135を有していてもよい。
具体的に、本変形例における第1爪部122の先端は、第1係合突起125の先端面126であり、第1傾斜面123は、第1係合突起125の先端面126に向かうにつれて第2爪部132の先端(先端面136)から離れるように延びている。また、第2爪部132の先端は、第2係合突起135の先端面136であり、第2傾斜面133は、第2係合突起135の先端面136に向かうにつれて第1爪部122の先端(先端面126)から離れるように延びている。なお、第1傾斜面123と第2傾斜面133は、鉛直面になっている。
係合部材21の延出部21Aは、図12(a),(b)に示すように、第1係合突起125に対応する位置に厚み方向に貫通する第1の穴H1を有し、第2係合突起135に対応する位置に厚み方向に貫通する第2の穴H2を有している。そして、第1係合突起125は第1の穴H1に係合し、第2係合突起135は第2の穴H2に係合している。これにより、係合部材21(表皮材2)の各表皮取付部材100に対する位置が簡単に決められるようになっている。
前記実施形態では、連結部102が係合部21Bの長手方向に沿って延びていたが、連結部102の構成はこれに限定されるものではない。例えば、連結部102は蛇行していてもよい。これによれば、連結部102をシートクッションパッド1にしっかりと固定することができる。
前記実施形態では、複数の表皮取付部材100が、連結部102によって連結されていたが、本発明はこれに限定されず、複数の表皮取付部材100はそれぞれ別個の部品として設けられ、隣り合う表皮取付部材100同士が連結されていなくてもよい。また、表皮取付部材100は、各溝13に対して1つずつ設けられていてもよい。
前記実施形態では、表皮取付部材100が、固定部110、第1フック120および第2フック130が一体に形成された部品であったが、本発明はこれに限定されず、第1フックおよび第2フックが別個の部品として設けられていてもよい。
前記実施形態では、クッションパッドとしてシートクッションS1を構成するシートクッションパッド1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シートバックS2のクッションパッドに表皮取付部材100を設けてもよい。
1 シートクッションパッド
2 表皮材
13 溝
21B 係合部
100 表皮取付部材
102 連結部
110 固定部
111 台座部
112 鍔部
112A 貫通孔
120 第1フック
121 第1基部
122 第1爪部
123 第1傾斜面
130 第2フック
131 第2基部
132 第2爪部
133 第2傾斜面

Claims (10)

  1. クッションパッドの表面に形成された溝に、当該クッションパッドに被さった表皮材を吊り込むための表皮吊込構造であって、
    前記表皮材の裏側に設けられ、前記溝に沿って長い形状の係合部と、
    前記溝の底に設けられ、前記係合部が係合される表皮取付部材と、を備え、
    前記表皮取付部材は、前記溝の底から突出する第1基部および当該第1基部から延びて前記係合部と係合する第1爪部とを有する第1フックと、前記溝の底から突出し、前記係合部に対して前記第1基部と反対側に配置される第2基部および当該第2基部から延びて前記係合部と係合する第2爪部とを有する第2フックと、を備え、
    前記第1爪部は、前記第1爪部の先端に向かうにつれて前記第2爪部の先端から離れるように延び、前記係合部の長手方向に対して傾斜する第1端面を有し、
    前記第2爪部は、前記第1端面と間隔をあけて配置され、前記第2爪部の先端に向かうにつれて前記第1爪部の先端から離れるように延び、前記長手方向に対して傾斜する第2端面を有していることを特徴とする表皮吊込構造。
  2. 前記表皮取付部材は、表面から前記第1フックと前記第2フックが突出する固定部を有し、
    前記固定部は、少なくとも一部が前記クッションパッドに埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の表皮吊込構造。
  3. 前記固定部は、前記第1フックおよび前記第2フックを有する面に、複数の開口を有し、
    前記開口の中に、前記クッションパッドを構成する発泡体が入り込んでいることを特徴とする請求項2に記載の表皮吊込構造。
  4. 前記固定部は、表面から前記第1フックおよび前記第2フックが突出する台座部と、前記台座部から延出する鍔部とを有し、
    前記鍔部は、全体が、前記クッションパッドに埋め込まれていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表皮吊込構造。
  5. 前記表皮取付部材は、複数設けられ、
    隣り合う前記表皮取付部材同士を連結する連結部をさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項4に記載の表皮吊込構造。
  6. 隣り合う前記表皮取付部材においては、一方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面と、他方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面とが、前記長手方向において当該隣り合う前記表皮取付部材の間で交差していることを特徴とする請求項5に記載の表皮吊込構造。
  7. 隣り合う前記表皮取付部材においては、一方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面と、他方の前記表皮取付部材における前記第1端面と前記第2端面の間を通る平面とは、平行になっていることを特徴とする請求項5に記載の表皮吊込構造。
  8. 前記固定部および前記連結部は、樹脂からなることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の表皮吊込構造。
  9. 前記表皮取付部材は、前記第1基部との間で前記係合部を挟む位置において前記溝の底から突出し、前記溝の底からの突出量が前記第1基部の前記溝からの突出量よりも小さい第1規制壁と、前記第2基部との間で前記係合部を挟む位置において前記溝の底から突出し、前記溝の底からの突出量が前記第2基部の前記溝からの突出量よりも小さい第2規制壁と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の表皮吊込構造。
  10. 前記第1爪部は、前記係合部側へ突出し、前記表皮材に形成された第1の穴に係合する第1係合突起を有し、
    前記第2爪部は、前記係合部側へ突出し、前記表皮材に形成された第2の穴に係合する第2係合突起を有していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の表皮吊込構造。
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