JP2015062158A - 電極保護膜形成剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウレタン結合(Y1)、ウレア結合(Y2)、アロファネート結合(Y3)およびビウレット結合(Y4)からなる群より選ばれる少なくとも1つの結合(Y)を有するスルホン化合物(M1)および/または(Y)を有するスルトン化合物(M2)を含有する電極保護膜形成剤(B)。スルホン化合物(M1)はさらに重合性不飽和結合(X)を有することが好ましく、スルトン化合物(M2)はさらに重合性不飽和結合(X)を有することが好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、充放電サイクル性能および高温貯蔵特性に優れたリチウム二次電池用およびリチウムイオンキャパシタ用の電極および電解液を提供することを目的とする。
本発明の電極保護膜形成剤(B)は充放電サイクル性能及び高温貯蔵特性を向上させることができる。
(M1)および(M2)はさらに重合性不飽和結合(X)を含有していることが好ましい。
これらの中で好ましいものは1−プロペニルオキシ基である。
炭素数6〜12の芳香族基としてはフェニル基、メチルフェニル基等が挙げられる。
これらの中で好ましいものは2,2−ジメチルビニル基である。
一般式(3)におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
(1)R2=メチレン基、T7=水素原子、T8=水素原子、T9=2,2−ジメチルビニル基、T10=水素原子、T11=水素原子
(2)R2=メチレン基、T7=水素原子、T8=水素原子、T9=1−プロペニル基、T10=水素原子、T11=水素原子
(3)R2=メチレン基、T7=フッ素原子、T8=フッ素原子、T9=2,2−ジメチルビニル基、T10=フッ素原子、T11=フッ素原子
(4)R2=メチレン基、T7=メチル基、T8=メチル基、T9=2,2−ジメチルビニル基、T10=メチル基、T11=メチル基
これらのうち、好ましいのは(1)の組合せである。
これらの中で好ましいものは2価の脂肪族炭化水素基および2価の脂環式炭化水素基である。
一般式(7)における炭素数1〜12の1価の炭化水素基としては、一般式(5)と同様の基が挙げられる。
これらの中で好ましいものはイソホロンジジイソシアネートである。
アロファネート結合を有するイソシアネート化合物としてはアロファネート変性させたヘキサメチレンジイソシアネートが挙げられる。
ビウレット結合を有するイソシアネート化合物としてはビウレット変性させたヘキサメチレンジイソシアネートが挙げられる。
(H)は重合性不飽和結合(X)を有していても良い。(X)を有する(H)としては3−メチル−2−ブテン−1−オール、リナロール、シトロネロール、ゲラニオール、レチノール、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、桂皮アルコール、(E)−2−メチル−3−フェニル−2−プロペン−1−オール、(4−エテニルフェニル)メタノール、1−ヒドロキシメチル4−(1−プロペノキシメチル)シクロヘキサン、1−ヒドロキシメチル4−(1−ブテノキシメチル)シクロヘキサン、4−(1−プロペノキシ)ブタン−1−オール、6−(1−プロペノキシ)ヘキサン−1−オール、6−(2−メチル−1−プロペノキシ)ヘキサン−1−オール等が挙げられる。
これらの中で好ましいものは3−メチル−2−ブテン−1−オール、リナロール、シトロネロールである。
これらの中で好ましいものは2−(メチルスルホニル)エタノールである。
これらの中で好ましいものは3−ヒドロキシメチル−1,2−オキサチオラン2,2−ジオキシドである。
電極保護膜形成剤(B)は化合物(M)以外の成分を含有していてもよいが、(M)以外の成分を含有しない方が好ましい。化合物(M)以外の成分としてはビニレンカーボネート、フルオロエチレンカーボネート、クロロエチレンカーボネート、エチレンサルファイト、プロピレンサルファイト及びα−ブロモ−γ−ブチロラクトン等が挙げられる。
電極保護膜形成剤(B)における化合物(M)の含有量は、(B)の重量を基準として、10〜100重量%であることが好ましく、更に好ましくは50〜100重量%である。
本発明の電極は、充放電して使用する前は電極保護膜形成剤(B)、活物質(D)、および結着剤(K)を含有する。充放電を開始すると共に、電極保護膜形成剤(B)の一部は重合反応して(D)の表面上に重合物の膜を形成する。この時点で本発明の電極は、未反応の電極保護膜形成剤、表面上に電極保護膜形成剤の重合物よりなる電極保護膜が形成された活物質(D)、および結着剤(K)を含有する。さらに充放電が続くと電極保護膜形成剤(B)はすべて重合物の膜となると考えられる。
負極活物質(D1)としては、黒鉛、アモルファス炭素、高分子化合物焼成体(例えばフェノール樹脂及びフラン樹脂等を焼成し炭素化したもの)、コークス類(例えばピッチコークス、ニードルコークス及び石油コークス)、炭素繊維、導電性高分子(例えばポリアセチレン及びポリピロール)、スズ、シリコン、及び金属合金(例えばリチウム−スズ合金、リチウム−シリコン合金、リチウム−アルミニウム合金及びリチウム−アルミニウム−マンガン合金等)等が挙げられる。
リチウム二次電池用正極活物質(D2)としてはリチウムと遷移金属との複合酸化物(例えばLiCoO2、LiNiO2、LiMnO2及びLiMn2O4)、遷移金属酸化物(例えばMnO2及びV2O5)、遷移金属硫化物(例えばMoS2及びTiS2)、及び導電性高分子(例えばポリアニリン、ポリフッ化ビニリデン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリ−p−フェニレン及びポリカルバゾール)等が挙げられる。
リチウムイオンキャパシタ用正極活物質(D3)としては活性炭、炭素繊維及び導電性高分子(例えばポリアセチレン及びポリピロール)等が挙げられる。
導電助剤(L)としては黒鉛(例えば天然黒鉛及び人工黒鉛)(活物質(D)として黒鉛を用いる場合を除く)、カーボンブラック類(例えばカーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック及びサーマルブラック)及び金属粉末(例えばアルミニウム粉及びニッケル粉)、導電性金属酸化物(例えば酸化亜鉛及び酸化チタン)等が挙げられる。
電極保護膜形成剤(B)の含有量は、充放電サイクル特性の観点から、好ましくは0.05〜5重量%であり、更に好ましくは0.1〜2重量%である。
活物質(D)の含有量は、電池容量の観点から、好ましくは70〜98重量%であり、更に好ましくは90〜98重量%である。
結着剤(K)の含有量は、電池容量の観点から、好ましくは0.5〜29重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。
導電助剤(L)の含有量は、電池出力の観点から、好ましくは0〜29重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。
例えば1−メチル−2−ピロリドン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン及びテトラヒドロフラン等が挙げられる。
集電体としては、銅、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、ニッケル、焼成炭素、導電性高分子及び導電性ガラス等が挙げられる。
本発明の電解液は、充放電して使用する前は電極保護膜形成剤(B)、電解質(E)及び非水溶媒(F)を含有する。充放電を開始すると共に、電極保護膜形成剤(B)の一部は重合反応して電極を構成する活物質(D)の表面上に重合物の膜を形成する。重合反応の進行と共に本発明の電解液中の(B)は減少する。
環状炭酸エステルの具体例としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート及びブチレンカーボネート等が挙げられる。
鎖状炭酸エステルの具体例としては、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチル−n−プロピルカーボネート、エチル−n−プロピルカーボネート及びジ−n−プロピルカーボネート等が挙げられる。
電解液中の電解質(E)の含有量は、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましくは0.1〜30重量%であり、更に好ましくは0.5〜20重量%である。
非水溶媒(F)の含有量は、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましくは60〜99重量%であり、更に好ましくは85〜95重量%である。
過充電防止剤としては、ビフェニル、アルキルビフェニル、ターフェニル、ターフェニルの部分水素化体、シクロヘキシルベンゼン、t−ブチルベンゼン及びt−アミルベンゼン等の芳香族化合物等が挙げられる。過充電防止剤の使用量は、通常0〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−1)の合成
撹拌機、温度計及び冷却管を取り付けたフラスコに、シトロネロール[和光純薬工業(株)製]10.0部、イソホロンジジイソシアネート[和光純薬工業(株)製]13.0部、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]100部およびジラウリン酸ジブチルスズ[東京化成工業(株)製]0.07部仕込み80℃で3時間加熱した。続いて2−(メチルスルホニル)エタノール[シグマアルドリッチ社製]8.0部仕込み80℃で3時間加熱した。室温まで放冷した後、ヘキサン中に懸濁させて濾過により反応物を精製し、下記式で示される化合物(M1−1)14.1部を得た[収率48%、Mn:502.7(化学式からの計算値)]。化合物(M1−1)を電極保護膜形成剤(B−1)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−2)の合成
シトロネロール10.0部の代わりに、2−ヒドロキシエチルアクリレート[和光純薬工業(株)製]7.5部を用いた以外は実施例1と同様にして行い下記式で示される化合物(M1−2)12.1部を得た[収率45%、Mn:462.5(化学式からの計算値)]。化合物(M1−2)を電極保護膜形成剤(B−2)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M2−1)の合成
2−(メチルスルホニル)エタノール8.0部の代わりに、3−ヒドロキシメチル−1,2−オキサチオラン2,2−ジオキシド[東京化成工業(株)製]9.8部を用いた以外は実施例1と同様にして行い下記式で示される化合物(M2−1)11.2部を得た[収率36%、Mn:530.7(化学式からの計算値)]。化合物(M2−1)を電極保護膜形成剤(B−3)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M2−2)の合成
2−(メチルスルホニル)エタノール8.0部の代わりに、5−ヒドロキシメチル−1,2−オキサチアン2,2−ジオキシド[東京化成工業(株)製]10.7部、シトロネロール10.0部の代わりに、桂皮アルコール[和光純薬工業(株)製]8.6部を用いた以外は実施例1と同様にして行い下記式で示される化合物(M2−2)10.1部を得た[収率33%、Mn:522.6(化学式からの計算値)]。化合物(M2−2)を電極保護膜形成剤(B−4)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−3)の合成
撹拌機、温度計及び冷却管を取り付けたフラスコに、2−(メチルスルホニル)エタノール[シグマアルドリッチ社製]7.2部、シクロヘキシルイソシアネート7.3部、トルエン200部およびトリス(2−エチルヘキサン酸)ビスマス0.1部仕込み80℃で8時間加熱した。トルエンを減圧(1.3kPa)下に除去し、下記式で示される化合物(M1−3)14.1部をえた[収率97%、Mn:249(化学式からの計算値)]。化合物(M1−3)を電極保護膜形成剤(B−5)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−4)の合成
撹拌機、温度計及び冷却管を取り付けたフラスコに、2−(メチルスルホニル)アミノエタン[シグマアルドリッチ社製]7.2部、シクロヘキシルイソシアネート7.3部、トルエン200部およびトリス(2−エチルヘキサン酸)ビスマス0.1部仕込み80℃で8時間加熱した。トルエンを減圧(1.3kPa)下に除去し、下記式で示される化合物(M1−4)14.1部をえた[収率96%、Mn:250(化学式からの計算値)]。化合物(M1−4)を電極保護膜形成剤(B−6)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−5)の合成
シクロヘキシルイソシアネート7.3部の代わりにデュラネートA201H(アロファネート変性ヘキサメチレンジイソシアネート)[旭化成(株)製]11.5部用いた以外は実施例5と同様にして行い下記式で示される化合物(M1−5)16.0部をえた[収率85%、Mn:767(化学式からの計算値)]。化合物(M1−5)を電極保護膜形成剤(B−7)とする。
電極保護膜形成剤用化合物(M1−6)の合成
シクロヘキシルイソシアネート7.3部の代わりにデュラネート24A−100(ビュレット変性ヘキサメチレンジイソシアネート)[旭化成(株)製]9.7部用いた以外は実施例5と同様にして行い下記式で示される化合物(M1−6)13.2部をえた[収率88%、Mn:876(化学式からの計算値)]。化合物(M1−6)を電極保護膜形成剤(B−8)とする。
リチウム二次電池、電極の評価
上記電極保護膜形成剤(B)または比較電極保護膜形成剤(B’)を表2に示した配合部数で含有するリチウム二次電池用電極を下記の方法で作製し、該電極を使用して下記の方法でリチウム二次電池を作製した。
以下の方法で高電圧充放電サイクル特性及び高温保存特性を評価した。結果を表2に示した。
LiCoO2粉末90.0部、ケチェンブラック[シグマアルドリッチ社製]5部、ポリフッ化ビニリデン[シグマアルドリッチ社製]5部及び表2に示した部数の(B)を乳鉢で充分に混合した後、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]70.0部を添加し、更に乳鉢で充分に混合してスラリーを得た。得られたスラリーを、大気中でワイヤーバーを用いて厚さ20μmのアルミニウム電解箔上の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、15.95mmφに打ち抜き、実施例9〜22のリチウム二次電池用正極を作製した。
平均粒子径約8〜12μmの黒鉛粉末92.5部、ポリフッ化ビニリデン7.5部、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]200部及び表2に示した部数の(B)を乳鉢で充分に混合しスラリーを得た。得られたスラリーを、大気中でワイヤーバーを用いて厚さ20μmの銅箔の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、16.15mmφに打ち抜き、プレス機で厚さ30μmにして実施例9〜22のリチウム二次電池用負極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)を添加しないこと以外は実施例9と同様の方法で比較例1のリチウム二次電池用負極、及び正極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤としてメチルフェニルスルフィド(B’−1)0.5部を添加すること以外は実施例9と同様の方法で比較例2のリチウム二次電池用負極及び正極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤として1,3−プロパンスルトン(B’−2)0.5部を添加すること以外は実施例9と同様の方法で比較例3のリチウム二次電池用負極及び正極を作製した。
2032型コインセル内の両端に、実施例9〜22、比較例1〜3の正極及び負極をそれぞれの塗布面が向き合うように配置して、電極間にセパレータ(ポリプロピレン製不織布)を挿入し、二次電池用セルを作製した。エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の混合溶媒(体積比率1:1)に、LiPF6を12重量%の割合で溶解させた電解液を作製したセルに注液密封し、以下の方法で高電圧充放電サイクル特性及び高温保存特性を評価した結果を表2に示した。
充放電測定装置「バッテリーアナライザー1470型」[東陽テクニカ(株)製]を用いて、0.1Cの電流で電圧4.5Vまで充電し、10分間の休止後、0.1Cの電流で電池電圧を3.5Vまで放電し、この充放電を繰り返した。この時の初回充電時の電池容量と50サイクル目充電時の電池容量を測定し、下記式から充放電サイクル特性を算出した。数値が大きい程、充放電サイクル特性が良好であることを示す。
高電圧充放電サイクル特性(%)=(50サイクル目充電時の電池容量/初回充電時の電池容量)×100
充放電測定装置「バッテリーアナライザー1470型」[東陽テクニカ(株)製]を用いて、0.1Cの電流で電圧4.5Vまで充電し、10分間の休止後、0.1Cの電流で電圧3.5Vまで放電し容量を測定した(初回電池容量)。更に0.1Cの電流で電圧4.5Vまで充電し、85℃で7日間保存後、0.1Cの電流で3.5Vまで放電を行い、電池容量を測定した(高温保存後電池容量)。下記式から高温保存特性を算出する。数値が大きいほど、高温保存特性が良好であることを示す。
高温保存特性(%)=(高温保存後電池容量/初回電池容量)×100
リチウム二次電池、電解液の評価
上記電極保護膜形成剤(B)または比較電極保護膜形成剤(B’)を表2に示した配合部数で含有するリチウム二次電池用電解液を使用したリチウム二次電池を下記の方法で作製した。
電極の場合と同様に、上記の方法で高電圧充放電サイクル特性及び高温保存特性を評価し、結果を表2に示した。
エチレンカーボネートとジエチルカーボネートの混合溶媒(体積比率1:1)87.5部に、表2に示した部数で電極保護膜形成剤(B)を配合し、そこに12重量%となるように電解質(E)としてのLiPF6を溶解させ、実施例23〜30の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)を添加しないこと以外は実施例23と同様の方法で比較例4の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤としてメチルフェニルスルフィド(B’−1)0.5部を添加すること以外は実施例23と同様の方法で比較例5の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤として1,3−プロパンスルトン(B’−2)0.5部を添加すること以外は実施例23と同様の方法で比較例6の電解液を調製した。
LiCoO2粉末90.0部、ケチェンブラック[シグマアルドリッチ社製]5部、ポリフッ化ビニリデン[シグマアルドリッチ社製]5部を乳鉢で充分に混合した後、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]70.0部を添加し、更に乳鉢で充分に混合してスラリーを得た。得られたスラリーを、大気中でワイヤーバーを用いて厚さ20μmのアルミニウム電解箔上の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、15.95mmφに打ち抜き、リチウム二次電池用正極を作製した。
平均粒子径約8〜12μmの黒鉛粉末92.5部、ポリフッ化ビニリデン7.5部、1−メチル−2−ピロリドン200部を乳鉢で充分に混合しスラリーを得た。得られたスラリーを、大気中でワイヤーバーを用いて厚さ20μmの銅箔の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、16.15mmφに打ち抜き、プレス機で厚さ30μmにしてリチウム二次電池用黒鉛系負極を作製した。
2032型コインセル内の両端に、上記正極及び負極を、それぞれの塗布面が向き合うように配置して、電極間にセパレータ(ポリプロピレン製不織布)を挿入し、二次電池用セルを作製した。
実施例23〜30および比較例4〜6の電解液を、作成した二次電池用セルに注液後密封し二次電池を作製した。
リチウムイオンキャパシタ、電極の評価
上記電極保護膜形成剤(B)または比較電極保護膜形成剤(B’)を表3に示した配合部数で含有するリチウムイオンキャパシタ用電極を下記の方法で作製し、該電極を使用して下記の方法でリチウムイオンキャパシタを作製した。
以下の方法で高電圧充放電サイクル特性及び高温保存特性を評価した結果を表3に示した。
活性炭粉末90.0部、ケチェンブラック[シグマアルドリッチ社製]5.0部、ポリフッ化ビニリデン[シグマアルドリッチ社製]5.0部及び表3に示した部数の(B)を乳鉢で充分に混合した後、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]70.0部を添加し、更に乳鉢で充分に混合してスラリーを得た。得られたスラリーを、大気中でワイヤーバーを用いて厚さ20μmのアルミニウム電解箔上の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、15.95mmφに打ち抜き、リチウムイオンキャパシタ用正極を作製した。
平均粒子径約8〜12μmの黒鉛粉末92.5部、ポリフッ化ビニリデン7.5部、1−メチル−2−ピロリドン[東京化成工業(株)製]200部及び表3に示した部数の(B)を乳鉢で充分に混合しスラリーを得た。得られたスラリーを、厚さ20μmの銅箔の片面に塗布し、80℃で1時間乾燥させた後、更に減圧下(1.3kPa)、80℃で2時間乾燥して、16.15mmφに打ち抜き、プレス機で厚さ30μmにした。得られた電極と、リチウム金属箔を、セパレータ(ポリプロピレン製不織布)で挟んでビーカーセルにセットし、負極理論容量の約75%のリチウムイオンを約10時間かけて負極に吸蔵させ、リチウムイオンキャパシタ用負極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)を添加しないこと以外は実施例31と同様の方法で比較例7のリチウムイオンキャパシタ用負極、及び正極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤としてメチルフェニルスルフィド(B’−1)0.5部を添加すること以外は実施例31と同様の方法で比較例8のリチウムイオンキャパシタ用負極及び正極を作製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤として1,3−プロパンスルトン(B’−2)0.5部を添加すること以外は実施例31と同様の方法で比較例9のリチウムイオンキャパシタ用負極及び正極を作製した。
ポリプロピレンのアルミラミネートフィルムからなる収納ケースに、実施例31〜44、比較例7〜9の正極及び負極を、それぞれの塗布面が向き合うように配置して、電極間にセパレータ(ポリプロピレン製不織布)を挿入し、キャパシタ用セルを作製した。プロピレンカーボネート(PC)に、LiPF6を12重量%の割合で溶解させた電解液を作製したセルに注液密封した。
充放電測定装置「バッテリーアナライザー1470型」[東陽テクニカ(株)製]を用いて、1Cの電流で電圧3.8Vまで充電し、10分間の休止後、1Cの電流で電圧2.0Vまで放電し、この充放電を繰り返した。この時の初回充電時の電池容量と50サイクル目充電時の電池容量を測定し、下記式から充放電サイクル特性を算出した。数値が大きい程、充放電サイクル特性が良好であることを示す。
高電圧充放電サイクル特性(%)=(50サイクル目充電時の電池容量/初回充電時の電池容量)×100
充放電測定装置「バッテリーアナライザー1470型」[東陽テクニカ(株)製]を用いて、1Cの電流で電圧3.8Vまで充電し、10分間の休止後、1Cの電流で電圧2.0Vまで放電し容量を測定した(初回電池容量)。更に1Cの電流で電圧3.8Vまで充電し、85℃で7日間保存後、1Cの電流で電圧2.0Vまで放電を行い、電池容量を測定した(高温保存後電池容量)。下記式から高温保存特性を算出する。数値が大きいほど、高温保存特性が良好であることを示す。
高温保存特性(%)=(高温保存後電池容量/初回電池容量)×100
リチウムイオンキャパシタ、電解液の評価
上記電極保護膜形成剤(B)または比較電極保護膜形成剤(B’)を表3に示した配合部数で含有するリチウムイオンキャパシタ用電解液を使用したリチウムイオンキャパシタを下記の方法で作製した。
電極の場合と同様に、上記の方法で高電圧充放電サイクル特性及び高温保存特性を評価した結果を表3に示した。
プロピレンカーボネート87.5部からなる非水溶媒(F)に、表3に示した部数で電極保護膜形成剤(B)を配合し、そこに12重量%となるように電解質(E)としてのLiPF6を溶解させ、実施例45〜52の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)を添加しないこと以外は実施例45と同様の方法で比較例10の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤としてメチルフェニルスルフィド(B’−1)0.5部を添加すること以外は実施例45と同様の方法で比較例11の電解液を調製した。
電極保護膜形成剤(B)の代わりに比較添加剤として1,3−プロパンスルトン(B’−2)0.5部を添加すること以外は実施例45と同様の方法で比較例12の電解液を調製した。
正極活物質として、アルカリ賦活法によって得られた比表面積が約2200m2/gである活性炭を用いた。活性炭粉末、アセチレンブラック及びポリフッ化ビニリデンを、それぞれ重量比80:10:10の割合となるように混合し、この混合物を、溶媒である1−メチル−2−ピロリドン中に添加し、撹拌混合してスラリーを得た。このスラリーを、厚さ30μmのアルミニウム箔の上にドクターブレード法で塗布し、仮乾燥した後、電極サイズが20mm×30mmとなるように切り取った。電極の厚みは約50μmであった。セルの組み立て前には、真空中で120℃、10時間乾燥しリチウムイオンキャパシタ用の正極を作製した。
平均粒子径約8〜12μmの黒鉛粉末80部、アセチレンブラック10部、及びポリフッ化ビニリデン10部を混合し、この混合物を溶媒である1−メチル−2−ピロリドンに添加して撹拌混合し、スラリーを得た。このスラリーを、厚さ18μmの銅箔の上にドクターブレード法で塗布し、仮乾燥した後、電極サイズが20mm×30mmとなるように切り取った。電極の厚みは、約50μmであった。さらに真空中で120℃、5時間乾燥した。得られた電極と、リチウム金属箔を、セパレータ(ポリプロピレン製不織布)で挟んでビーカーセルにセットし、負極理論容量の約75%のリチウムイオンを約10時間かけて負極に吸蔵させ、リチウムイオンキャパシタ用負極を作製した。
上記正極と負極の間に、セパレータ(ポリプロピレン製不織布)を挿入し、これに実施例45〜52および比較例10〜12の電解液を含浸させ、ポリプロピレンのアルミラミネートフィルムからなる収納ケースに入れて密封しリチウムイオンキャパシタセルを作製した。
Claims (15)
- ウレタン結合(Y1)、ウレア結合(Y2)、アロファネート結合(Y3)およびビウレット結合(Y4)からなる群より選ばれる少なくとも1つの結合(Y)を有するスルホン化合物(M1)および/または(Y)を有するスルトン化合物(M2)を含有する電極保護膜形成剤(B)。
- スルホン化合物(M1)がさらに重合性不飽和結合(X)を有する請求項1に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- スルトン化合物(M2)がさらに重合性不飽和結合(X)を有する請求項1または2に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- 重合性不飽和結合(X)が、下記一般式(1)で表されるアルケニルエーテル基(c1)、下記一般式(2)で表されるアルケニル基(c2)、下記一般式(3)で表されるアルケニル基(c3)、および(メタ)アクリロイロキシ基(c4)からなる群より選ばれる少なくとも1つの基(c)として化合物(M1)または(M2)中に含有される請求項2または3に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- アルケニルエーテル基(c1)がビニルオキシ基又は1−プロペニルオキシ基である請求項4に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- アルケニル基(c2)を−R1−Qで表したとき、Qが1,2−ジメチルビニル基、2,2−ジメチルビニル基、1,2,3−トリメチルビニル基、2−フェニルビニル基、または一般式(2)においてT6がメチル基でありT4とT5が環を形成している基である請求項4に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- スルホン化合物(M1)が、一般式(4)で表される化合物である請求項1〜6のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- スルトン化合物(M2)が、一般式(6)で表される化合物である請求項1〜7のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)、活物質(D)、および結着剤(K)を含有する電極。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)、電解質(E)および非水溶媒(F)を含有する電解液。
- 電極および/または電解液に請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)を含有するリチウム二次電池。
- 電極および/または電解液に請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)を含有するリチウムイオンキャパシタ。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)により形成された膜で被覆された電極活物質を有するリチウム二次電池。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)により形成された膜で被覆された電極活物質を有するリチウムイオンキャパシタ。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極保護膜形成剤(B)を電極および/または電解液に含有させた後、電圧を印加する工程を含む電極保護膜の製造方法。
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