JP2014224470A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、プリイグニッションが発生した際に、プリイグニッションを抑制すると共に、安定した自着火燃焼運転への移行を可能にすることを目的とする。【解決手段】本発明は、内燃機関の吸気弁及び排気弁の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する可変動弁機構と、プリイグニッションが発生したかどうかを判定する判定手段と、判定手段の判定結果に応じて可変動弁機構を制御する制御手段とを備えた自着火燃焼運転が可能な内燃機関の制御装置であって、制御手段は、判定手段によりプリイグニッションが発生したと判定された場合、内燃機関が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁及び排気弁が共に閉じる期間を設けるように可変動弁機構を制御することを特徴とする。【選択図】図1
Description
この発明は内燃機関の制御装置に係り、特に、プリイグニッションが発生した場合に内燃機関が破損しない安定した自着火燃焼に移行させることができる内燃機関の制御装置に関する。
近年、内燃機関においては、燃費性能向上の要求から、火花点火ガソリン内燃機関の高圧縮比化が進められている。また、近時は、排気行程後半に吸気弁及び排気弁が共に閉じる負のオーバーラップ期間を設け、この期間中に筒内に燃料を噴射して圧縮行程の圧縮により混合気を自着火させて燃焼させる自着火燃焼運転が可能な内燃機関の制御装置が提案されている。(特開2012−172671号公報)
ところが、高圧縮比火花点火ガソリン内燃機関は、優れた熱効率を有する反面、機関回転数が低く負荷が高い条件や吸気温度が高い条件等では点火前に筒内の混合気が自着火するプリイグニッション(過早着火)が発生することが問題となっている。プリイグニッションが発生した場合、筒内自着火に伴う衝撃波が燃焼室壁面の温度境界層を破壊し、焼きつきやピストン溶損といった重大な内燃機関故障の原因となる。前記特許文献1の内燃機関は、負のオーバーラップ期間中に筒内に燃料を噴射し、圧縮行程時に混合気を自着火させる自着火燃焼運転を行うため、プリイグニッションが問題になることがない。
従来技術のプリイグニッション対応としては、燃料リッチ化や燃料噴射時期遅角による筒内冷却などがある。しかし、これらの手法は、排出ガスに含まれる有害成分値の悪化に繋がることに加え、重大なプリイグニッションを誘発する条件ではこれらの回避手段をもってしても、プリイグニッションを防止できない場合がある。
また、他のプリイグニッション対応としては、吸気弁の閉じ時期を遅らせることで有効圧縮比を低下させてプリイグニッションを抑制する技術がある。しかし、有効圧縮比低下だけでは、プリイグニッションを十分に抑制できない可能性がある。また、有効圧縮比低下は、内燃機関のトルクが大きく低下する問題がある。
従来技術のプリイグニッション対応としては、燃料リッチ化や燃料噴射時期遅角による筒内冷却などがある。しかし、これらの手法は、排出ガスに含まれる有害成分値の悪化に繋がることに加え、重大なプリイグニッションを誘発する条件ではこれらの回避手段をもってしても、プリイグニッションを防止できない場合がある。
また、他のプリイグニッション対応としては、吸気弁の閉じ時期を遅らせることで有効圧縮比を低下させてプリイグニッションを抑制する技術がある。しかし、有効圧縮比低下だけでは、プリイグニッションを十分に抑制できない可能性がある。また、有効圧縮比低下は、内燃機関のトルクが大きく低下する問題がある。
この発明は、プリイグニッション(過早着火)が発生した際に、プリイグニッションを抑制すると共に、安定した自着火燃焼運転への移行を可能にすることを目的とする。
この発明は、内燃機関の吸気弁及び排気弁の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する可変動弁機構と、プリイグニッションが発生したかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて前記可変動弁機構を制御する制御手段とを備えた自着火燃焼運転が可能な内燃機関の制御装置であって、前記制御手段は、前記判定手段によりプリイグニッションが発生したと判定された場合、前記内燃機関が排気行程から吸気行程に変化する過程において前記吸気弁及び前記排気弁が共に閉じる期間を設けるように前記可変動弁機構を制御することを特徴とする。
この発明は、プリイグニッションが発生した場合、吸気弁及び排気弁を共に閉じて自着火燃焼へ移行させることにより、内燃機関のトルク低下を抑制しながらプリイグニッションの発生を抑制できる。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。図1において、内燃機関1は、ピストン2により容積が変化する燃焼室3に吸気ポート4と排気ポート5とを連通している。吸気ポート4には、吸気通路6が連通されている。排気ポート5には、排気通路7が連通されている。吸気通路6には、スロットル弁8を設けている。内燃機関1は、燃焼室3に飛び火させる点火プラグ9を設けている。
内燃機関1は、吸気ポート4を開閉する吸気弁10を備え、排気ポート5を開閉する排気弁11を備えている。内燃機関1は、吸気弁10を動作する吸気カム軸12を備え、排気弁11を動作する排気カム軸13を備えている。吸気カム軸12には、吸気弁10の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する吸気側可変動弁機構14を備えている。排気カム軸13には、排気弁11の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する排気側可変動弁機構15を備えている。
前記点火プラグ9と吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15とは、制御装置16の制御手段17に接続されている。制御手段17には、プリイグニッションを検出する手段として、内燃機関1のノッキングを検出するノックセンサ18を接続している。制御手段17は、ノックセンサ18の出力値からプリイグニッションが発生したかどうかを判定する判定手段19を備えている。制御手段17は、判定手段19の判定結果に応じてプリイグニッションを抑制するように吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。
前記制御手段17は、判定手段19によりプリイグニッションが発生していないと判定された場合、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に開く期間(正のバルブオーバーラップ)を設けるように、吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。また、前記制御手段17は、判定手段19によりプリイグニッションが発生したと判定された場合、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間(負のバルブオーバーラップ)を設けるように、吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。
内燃機関1は、吸気ポート4を開閉する吸気弁10を備え、排気ポート5を開閉する排気弁11を備えている。内燃機関1は、吸気弁10を動作する吸気カム軸12を備え、排気弁11を動作する排気カム軸13を備えている。吸気カム軸12には、吸気弁10の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する吸気側可変動弁機構14を備えている。排気カム軸13には、排気弁11の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する排気側可変動弁機構15を備えている。
前記点火プラグ9と吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15とは、制御装置16の制御手段17に接続されている。制御手段17には、プリイグニッションを検出する手段として、内燃機関1のノッキングを検出するノックセンサ18を接続している。制御手段17は、ノックセンサ18の出力値からプリイグニッションが発生したかどうかを判定する判定手段19を備えている。制御手段17は、判定手段19の判定結果に応じてプリイグニッションを抑制するように吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。
前記制御手段17は、判定手段19によりプリイグニッションが発生していないと判定された場合、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に開く期間(正のバルブオーバーラップ)を設けるように、吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。また、前記制御手段17は、判定手段19によりプリイグニッションが発生したと判定された場合、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間(負のバルブオーバーラップ)を設けるように、吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15を制御する。
次に作用を説明する。
内燃機関1の制御装置16は、図2に示すように、制御手段17によって、制御のプログラムがスタートすると(S01)、ノックセンサ18の出力値からプリイグニッションの強度を算出し(S02)、プリイグニッションの強度が閾値を超えているかを判断する(S03)。
この判断(S03)がNOの場合は、図3に示すように、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に開く期間(正のバルブオーバーラップ)を設ける通常制御を実施し(S04)、プログラムをエンドにする(S05)。
前記判断(S03)がYESの場合は、プリイグニッションの強度に応じて、図4に示すように、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間(負のバルブオーバーラップ)を設ける抑制制御を実施し(S06)、プリイグニッションの強度が閾値以下であるかを判断する(S07)。
図4に示す吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設ける抑制制御(S06)においては、図3に示す吸気弁10の位相を固定して、排気弁11の位相を進める。
前記判断(S07)がNOの場合は、判断(S07)を繰り返す。前記判断(S07)がYESの場合は、プログラムをエンドにする(S05)。
内燃機関1は、図4に示すように、吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設けることで、内燃機関1の破損を招かない程度の安定した自着火燃焼運転に移行させることができる。自着火燃焼運転は、通常の点火プラグ9を用いた火花点火燃焼運転に比べて等容度が高いため、図5に示すように、吸気弁の閉じ時期を遅らせることで有効圧縮比を低下させてプリイグニッションを抑制する技術に比べて、大きなトルク低下を招くおそれがない。
内燃機関1の制御装置16は、図2に示すように、制御手段17によって、制御のプログラムがスタートすると(S01)、ノックセンサ18の出力値からプリイグニッションの強度を算出し(S02)、プリイグニッションの強度が閾値を超えているかを判断する(S03)。
この判断(S03)がNOの場合は、図3に示すように、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に開く期間(正のバルブオーバーラップ)を設ける通常制御を実施し(S04)、プログラムをエンドにする(S05)。
前記判断(S03)がYESの場合は、プリイグニッションの強度に応じて、図4に示すように、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間(負のバルブオーバーラップ)を設ける抑制制御を実施し(S06)、プリイグニッションの強度が閾値以下であるかを判断する(S07)。
図4に示す吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設ける抑制制御(S06)においては、図3に示す吸気弁10の位相を固定して、排気弁11の位相を進める。
前記判断(S07)がNOの場合は、判断(S07)を繰り返す。前記判断(S07)がYESの場合は、プログラムをエンドにする(S05)。
内燃機関1は、図4に示すように、吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設けることで、内燃機関1の破損を招かない程度の安定した自着火燃焼運転に移行させることができる。自着火燃焼運転は、通常の点火プラグ9を用いた火花点火燃焼運転に比べて等容度が高いため、図5に示すように、吸気弁の閉じ時期を遅らせることで有効圧縮比を低下させてプリイグニッションを抑制する技術に比べて、大きなトルク低下を招くおそれがない。
このように、内燃機関1の制御装置16は、閾値を越えるプリイグニッションが発生した場合、吸気弁10及び排気弁11を共に閉じて自着火燃焼へ移行させることにより、内燃機関のトルク低下を抑制しながらプリイグニッションの発生を抑制できる。
なお、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設ける抑制制御は、図4に示すように排気弁11の位相を進めさせるだけでなく、図6に示すように、排気弁11の開き時期を固定して閉じ時期を進めさせ、一方、吸気弁10の閉じ時期を固定して開き時期を遅らせることで、吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設けることもできる。
また、吸気弁10及び排気弁11の位相とリフト量とを変更する吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15は、VVTとすることもできる。さらに、プリイグニッションの発生を検出する手段は、ノックセンサ18だけでなく、イオンセンサ又は筒内圧センサに置換することもできる。
なお、内燃機関1が排気行程から吸気行程に変化する過程において吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設ける抑制制御は、図4に示すように排気弁11の位相を進めさせるだけでなく、図6に示すように、排気弁11の開き時期を固定して閉じ時期を進めさせ、一方、吸気弁10の閉じ時期を固定して開き時期を遅らせることで、吸気弁10及び排気弁11が共に閉じる期間を設けることもできる。
また、吸気弁10及び排気弁11の位相とリフト量とを変更する吸気側可変動弁機構14及び排気側可変動弁機構15は、VVTとすることもできる。さらに、プリイグニッションの発生を検出する手段は、ノックセンサ18だけでなく、イオンセンサ又は筒内圧センサに置換することもできる。
この発明は、プリイグニッションが発生した際に、プリイグニッションを抑制すると共に、安定した自着火燃焼運転への移行を可能にするものであり、吸気弁及び排気弁のバルブオーバーラップを変更可能の装置を備えた内燃機関に適用が可能である。
1 内燃機関
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 吸気通路
7 排気通路
8 スロットル弁
9 点火プラグ
10 吸気弁
11 排気弁
12 吸気カム軸
13 排気カム軸
14 吸気側可変動弁機構
15 排気側可変動弁機構
16 制御装置
17 制御手段
18 ノックセンサ
19 判定手段
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 吸気通路
7 排気通路
8 スロットル弁
9 点火プラグ
10 吸気弁
11 排気弁
12 吸気カム軸
13 排気カム軸
14 吸気側可変動弁機構
15 排気側可変動弁機構
16 制御装置
17 制御手段
18 ノックセンサ
19 判定手段
Claims (1)
- 内燃機関の吸気弁及び排気弁の位相とリフト量との少なくともどちらか一方を変更する可変動弁機構と、プリイグニッションが発生したかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて前記可変動弁機構を制御する制御手段とを備えた自着火燃焼運転が可能な内燃機関の制御装置であって、前記制御手段は、前記判定手段によりプリイグニッションが発生したと判定された場合、前記内燃機関が排気行程から吸気行程に変化する過程において前記吸気弁及び前記排気弁が共に閉じる期間を設けるように前記可変動弁機構を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
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