JP2012185452A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012185452A
JP2012185452A JP2011050290A JP2011050290A JP2012185452A JP 2012185452 A JP2012185452 A JP 2012185452A JP 2011050290 A JP2011050290 A JP 2011050290A JP 2011050290 A JP2011050290 A JP 2011050290A JP 2012185452 A JP2012185452 A JP 2012185452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
sealing material
sealing
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011050290A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Itakura
正治 板倉
Kazuo Saito
和夫 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Inc
Original Assignee
Japan Display East Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Display East Inc filed Critical Japan Display East Inc
Priority to JP2011050290A priority Critical patent/JP2012185452A/ja
Priority to US13/408,079 priority patent/US20120229748A1/en
Priority to CN2012200907161U priority patent/CN202631912U/zh
Publication of JP2012185452A publication Critical patent/JP2012185452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1341Filling or closing of cells
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1339Gaskets; Spacers; Sealing of cells

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】封止材の液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、シール材と接触していない部分ができ、封止材の接着強度が劣化するのを防止する。
【解決手段】一対の基板と、前記一対の基板の周辺に設けられたシール材と、前記一対の基板と前記シール材との間に封入される液晶とを有する液晶表示パネルを備え、前記シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、前記シール材の直線状の本体部と前記液晶封入口との間の連結部は、前記液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、前記シール材の連結部の間隔は、前記液晶表示パネルの内側に向かって広がっており、前記液晶封入口を封止する封止材を有し、前記封止材は、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込んでおり、前記封止材の前記液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分で、前記シール材の連結部と対向する部分は、全面にわたって前記シール材の連結部と接着されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、液晶表示装置およびその製造方法に係わり、特に、液晶表示パネルの液晶封入口を紫外線硬化樹脂で封止する際に有効な技術に関する。
良く知られているように、液晶表示パネルは、第1基板と第2基板の一対の基板と、第1基板と第2基板の周辺に設けられたシール材と、第1基板と第2基板とシール材との間に封入される液晶とを有する。
そして、シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、この液晶封入口は、紫外線硬化樹脂からなる封止材で封止される。
特開2008−304496号公報
前述したように、液晶表示パネルの液晶封入口は、紫外線硬化樹脂からなる封止材で封止されるが、この紫外線硬化樹脂は、液晶表示パネルの内部にまで入り込んでいる。
そして、紫外線硬化樹脂からなる封止材は、紫外線を照射して硬化されるが、液晶表示パネルの内部にまで入り込んだ紫外線硬化樹脂は硬化速度が遅いため、硬化前に、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に液晶が逆流し、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、シール材と接触していない部分ができ、封止材の接着強度が劣化するという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、液晶表示装置において、封止材の液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、シール材と接触していない部分ができ、封止材の接着強度が劣化するのを防止することが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)液晶表示パネルを備え、前記液晶表示パネルは、一対の基板と、前記一対の基板の周辺に設けられたシール材と、前記一対の基板と前記シール材との間に封入される液晶とを有する液晶表示装置であって、前記シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、前記シール材の直線状の本体部と前記液晶封入口との間の連結部は、前記液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、前記シール材の連結部の間隔は、前記液晶表示パネルの内側に向かって広がっており、前記液晶封入口を封止する封止材を有し、前記封止材は、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込んでおり、前記封止材の前記液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分で、前記シール材の連結部と対向する部分は、全面にわたって前記シール材の連結部と接着されている。
(2)(1)において、前記一対の基板の一方の基板上には絶縁膜が形成されており、前記絶縁膜は、前記液晶封入口が形成される領域と一定の間隔をおいて形成されており、前記絶縁膜の前記液晶封入口が形成される側の端部と前記一方の基板との間に、段差を有する。
(3)(1)において、前記絶縁膜の膜厚をd1、液晶の厚みをd2とするとき、2/3≦d1/d2〜≦1/2を満足する。
(4)(1)において、前記液晶封入口は、前記一対の基板側の幅よりも、中央部の幅が広い。
(5)一対の基板と、前記一対の基板の周辺に設けられたシール材と、前記一対の基板と前記シール材との間に封入される液晶とを有する液晶表示パネルを備え、前記シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、前記シール材の直線状の本体部と前記液晶封入口との間の連結部は、前記液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、前記シール材の連結部の間隔は、前記液晶表示パネルの内側に向かって広がっており、前記液晶封入口を封止する封止材を有し、前記封止材は、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込んでいる液晶表示装置の製造方法であって、前記一対の基板の周辺に、一部に前記液晶封入口が形成されるようにシール材を形成する工程と、前記一対の基板と前記シール材との間に液晶を封入する工程と、光硬化性樹脂が、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込むように、前記液晶封入口に光硬化性樹脂を塗布する工程と、記液晶表示パネルに対して上下方向から光を照射できる光源を使用し、前記光硬化性樹脂を硬化して前記液晶封入口を封止する工程とを有する。
(6)(5)において、前記一対の基板の一方の基板上には絶縁膜が形成されており、前記絶縁膜は、前記液晶封入口が形成される領域と一定の間隔をおいて形成されており、前記絶縁膜の前記液晶封入口が形成される側の端部と前記一方の基板との間に、段差を有し、前記液晶封入口を封止する工程において、前記一対の基板の一方の基板側から光を照射する。
(7)(6)において、前記光源は、ファイバー光源であり、前記液晶封入口を封止する工程において、ファイバー光源を使用し、前記一対の基板の一方の基板側から光を照射する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明の液晶表示装置によれば、封止材の液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、シール材と接触していない部分ができ、封止材の接着強度が劣化するのを防止することが可能となる。
本発明の前提となる液晶表示パネルの概略断面構造を示す要部断面図である。 本発明の実施例の液晶表示パネルの、主にシール材と、液晶注入口と、封止材と説明するための図である。 図2のA−A’切断線に沿った断面構造を示す断面図であり、シール材近傍の断面構造を示す断面図である。 従来の液晶表示パネルにおける封止方法を説明するための図である。 従来の液晶表示パネルの封止工程における紫外線照射方法を説明するための図である。 従来の液晶表示パネルの液晶封入口の一例を説明するための図である。 図6のB−B’切断線に沿った断面構造を示す断面図である。 従来の液晶表示パネルの液晶封入口の他の例を説明するための図である。 本実施例の発明の液晶表示パネルの封止工程における紫外線照射方法を説明するための図である。 本実施例の発明の液晶表示パネルの液晶封入口を説明するための図である。 本実施例の発明の液晶表示パネルの封止工程における紫外線照射方法の他の例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施例は、本発明の特許請求の範囲の解釈を限定するためのものではない。
[本発明の前提となる液晶表示パネルの構造]
図1は、本発明の前提となる液晶表示パネルの概略断面構造を示す要部断面図である。
本発明の前提となる液晶表示パネルでは、液晶層(LC)を挟んで、第1基板(SUB1;TFT基板ともいう。)と、第2基板(SUB2;CF基板ともいう。)とが設けられる。図1に示す液晶表示パネルでは、第2基板(SUB2)の主表面側が観察側となっている。
図1に示すように、第1基板(SUB1)の液晶層側には、第1基板(SUB1)から液晶層(LC)に向かって順に、走査線(ゲート線ともいう)(GL)、ゲート絶縁膜(GI)、半導体層(a−Si)、映像線(ドレイン線ともいう)(DL)およびソース電極として機能する導電層(SD)、層間絶縁膜(PAS3)、層間絶縁膜(PAS2)、対向電極(CT;共通電極ともいう)、層間絶縁膜(PAS1)、画素電極(PX)、第1配向膜(AL1)が形成される。なお、第1基板(SUB1)の外側には第1偏光膜(POL1)が配置される。
また、走査線(GL)の一部(ゲート電極)、ゲート絶縁膜(GI)、半導体層(a−Si)、映像線(DL)の一部(ドレイン電極)および導電層(ソース電極)(SD)で薄膜トランジスタ(TFT)を構成する。
第2基板(SUB2)の液晶層側には、第2基板(SUB2)から液晶層(LC)に向かって順に、ブラックマトリクス(遮光膜;BM)、赤・緑・青のカラーフィルタ(FIR)、平坦化膜(OC)、第2配向膜(AL2)が形成される。なお、第2基板(SUB2)の外側には第2偏光膜(POL2)が配置される。
また、図1に示す液晶表示パネルでは、対向電極(CT)は面状に形成され、画素電極(PX)は、複数のスリットを有する電極とされる。
[実施例]
図2は、本発明の実施例の液晶表示パネルの、主にシール材(SL)と、液晶注入口11と、封止材10と説明するための図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
図2(a)に示すように、第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)とを接着するシール材(SL)は、第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の周辺に形成される。シール材(SL)の一部(ここでは、第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の2つの短辺の中の、第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)とが重なっている側の短辺の一部)には、液晶封入口11が形成される。この液晶封入口11は、封止材10で封止される。
第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の2つの短辺の中の液晶封入口11が形成される側の短辺において、シール材(SL)は、直線状の本体部(SLa)と、直線状の本体部(SLa)と液晶封入口11との間の連結部(SLb)とで構成される。そして、シール材(SL)の連結部(SLb)は、液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、シール材(SL)の連結部(SLb)の間隔は、液晶表示パネルの内側に向かって広がっている。
ここで、第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)は、例えば、ガラス基板、プラスチック基板などの透明な基板で構成され、シール材(SL)はエポキシ系樹脂など構成され、さらに、封止材10は、紫外線硬化樹脂で構成される。なお、図1(a)において、EPXは画素形成領域を示す。
図3は、図2のA−A’切断線に沿った断面構造を示す断面図であり、シール材(SL)近傍の断面構造を示す断面図である。
図3に示すように、シール材(SL)は、液晶層(LC)の厚み方向の中間部において、シール幅が最も狭くなっている。さらに、層間絶縁膜(PAS2)がシール材(SL)の近傍まで形成されている。図3では、層間絶縁膜(PAS2)の端部と、シール材(SL)との間の間隔(図3のW1)は、約0.5mmとされる。また、層間絶縁膜(PAS2)の膜厚は、約2μmであり、液晶層(LC)の厚みが、約3〜4μmであるので、層間絶縁膜(PAS2)の膜厚をd1、液晶層(LC)の厚みをd2とするとき、2/3≦d1/d2〜≦1/2となる。
始めに従来の液晶表示パネルにおける封止方法を説明する。
液晶封入口11から、シール材(SL)で囲まれた第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の間に液晶を注入した後、図4(a)に示すように、液晶表示パネルに力Fを加え、液晶表示パネルを加圧した状態で、液晶封入口11に、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂を塗布し、その後、図4(b)に示すように、液晶表示パネルを減圧する。そのため、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂の一部は、液晶表示パネルの内部に吸い込まれ、液晶表示パネルの内部にまで入り込む。
次に、図5に示すように、液晶表示パネル(LCD)を多段に重ねて、ファイバー式光源30を使用し、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂を硬化して、液晶注入口10を封止する。
しかしながら、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネル(LCD)の内部に入り込んだ部分には、間接的に封止材10の塗布側から紫外線が照射されるのみであるので、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネル(LCD)の内部に入り込んだ部分は、他の部分よりも、硬化速度が遅くなり、硬化前に液晶が逆流し、封止材10にリーク部が発生する。
以下のこの点について、詳細に説明する。
図6は、従来の液晶表示パネルの液晶封入口を説明するための図であり、図2(a)のAで囲んだ部分を拡大して示す図である。図7は、図6のB−B’切断線に沿った断面構造を示す断面図である。
図6において、13は、前述したリーク部である。即ち、リーク部13は、封止材10における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分と、シール材(SL)の連結部(SLb)との間に液晶が逆流し、封止材10における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分と、シール材(SL)の連結部(SLb)とが接着されていない部分である。
なお、図7に示すように、リーク部13の幅は、液晶層(LC)の厚み方向の中央部で最も大きくなっている。
このように、従来の液晶表示パネルでは、リーク部13が形成されることにより、封止材10の接着強度が低下し、後工程の落下試験などにおいて、封止材10が、液晶表示パネルから剥離するという問題点があった。
なお、図6では、リーク部13の先端が、液晶封入口11の先端(第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の端部)まで形成される場合について説明したが、実際の製品では、図8に示すように、先端が、液晶封入口11の先端までは到達することないが、リーク部13は必ず形成される。
ここで、液晶が逆流する理由は、図4(b)に示すように、液晶表示パネルを減圧した時点で、液晶も液晶表示パネルの内部に吸い込まれるが、紫外線を照射する時点が、前述した液晶表示パネルの減圧状態が解消されるためと推測される。
この逆流は、図3のAに示すように、層間絶縁膜(PAS2)と第1基板(SUB1)との段差が大きい程発生しやすい。
図6において、20は、第2基板(SUB2)上に形成されるブラックマトリクス(遮光膜;BM)の境界を示し、ブラックマトリクス(遮光膜;BM)は、第2基板(SUB2)上で、図6の直線20よりも内側の領域に形成される。
また、図6に示すように、層間絶縁膜(PAS2)の端部と、液晶封入口11の先端(第1基板(SUB1)と第2基板(SUB2)の端部)との間には、約1mm程度の間隔(図3のW2)があり、この部分は、第2基板(SUB2)がガラス基板等の透明基板の場合には透明の領域(以下、透明領域)となる。
本実施例では、図9に示すように、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂の硬化工程において、第1基板(SUB1)の下側から斜め方向に紫外線を照射し、前述の透明領域を介して、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することを特徴とする。
そのため、本実施例では、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分には、間接的に封止材10の塗布側からのみでなく、液晶表示パネルの下側からも紫外線が照射されるので、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分の硬化速度が早くなる
その結果、図10に示すように、封止材10における、液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、リーク部が生じるのを防止することが可能となる。
なお、本実施例では、図11に示すように、ランプ式光源31を使用し、封止材10を構成する紫外線硬化樹脂を硬化するようにしてもよい。
この場合でも、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分には、間接的に封止材10の塗布側からのみでなく、液晶表示パネルの下側からも紫外線が照射されるので、紫外線硬化樹脂における液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分の硬化速度が早くなる
その結果、図10に示すように、封止材10における、液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分に、リーク部が生じるのを防止することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
10 封止材
11 液晶封入口
13 リーク部
30 ファイバー式光源
31 ランプ式光源
LCD 液晶表示パネル
SUB1 第1基板
SUB2 第2基板
TFT 薄膜トランジスタ
LC 液晶層
GL 走査線(ゲート線)
GI ゲート絶縁膜
a−Si 半導体層
DL 映像線(ドレイン線)
SD 導電層
PAS1,PAS2,PAS3 層間絶縁膜
CT 対向電極(共通電極)
PX 画素電極
AL1 第1配向膜
AL2 第2配向膜
POL1 第1偏光膜
POL2 第2偏光膜
BM ブラックマトリクス(遮光膜)
FIR 赤・緑・青のカラーフィルタ
OC 平坦化膜
SL シール材
SLa 本体部
SLb 連結部
EPX 画素形成領域

Claims (7)

  1. 液晶表示パネルを備え、
    前記液晶表示パネルは、一対の基板と、
    前記一対の基板の周辺に設けられたシール材と、
    前記一対の基板と前記シール材との間に封入される液晶とを有する液晶表示装置であって、
    前記シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、
    前記シール材の直線状の本体部と前記液晶封入口との間の連結部は、前記液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、前記シール材の連結部の間隔は、前記液晶表示パネルの内側に向かって広がっており、
    前記液晶封入口を封止する封止材を有し、
    前記封止材は、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込んでおり、
    前記封止材の前記液晶表示パネルの内部に入り込んだ部分で、前記シール材の連結部と対向する部分は、全面にわたって前記シール材の連結部と接着されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記一対の基板の一方の基板上には絶縁膜が形成されており、
    前記絶縁膜は、前記液晶封入口が形成される領域と一定の間隔をおいて形成されており、
    前記絶縁膜の前記液晶封入口が形成される側の端部と前記一方の基板との間に、段差を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記絶縁膜の膜厚をd1、液晶の厚みをd2とするとき、2/3≦d1/d2〜≦1/2を満足することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶封入口は、前記一対の基板側の幅よりも、中央部の幅が広いことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 一対の基板と、
    前記一対の基板の周辺に設けられたシール材と、
    前記一対の基板と前記シール材との間に封入される液晶とを有する液晶表示パネルを備え、
    前記シール材の一部には、液晶封入口が形成されており、
    前記シール材の直線状の本体部と前記液晶封入口との間の連結部は、前記液晶表示パネルの外側に折り曲げられ、前記シール材の連結部の間隔は、前記液晶表示パネルの内側に向かって広がっており、
    前記液晶封入口を封止する封止材を有し、
    前記封止材は、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込んでいる液晶表示装置の製造方法であって、
    前記一対の基板の周辺に、一部に前記液晶封入口が形成されるようにシール材を形成する工程と、
    前記一対の基板と前記シール材との間に液晶を封入する工程と、
    光硬化性樹脂が、前記液晶表示パネルの内部にまで入り込むように、前記液晶封入口に光硬化性樹脂を塗布する工程と、
    前記液晶表示パネルに対して上下方向から光を照射できる光源を使用し、前記光硬化性樹脂を硬化して前記液晶封入口を封止する工程とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 前記一対の基板の一方の基板上には絶縁膜が形成されており、
    前記絶縁膜は、前記液晶封入口が形成される領域と一定の間隔をおいて形成されており、
    前記絶縁膜の前記液晶封入口が形成される側の端部と前記一方の基板との間に、段差を有し、
    前記液晶封入口を封止する工程において、前記一対の基板の一方の基板側から光を照射することを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記光源は、ファイバー光源であり、
    前記液晶封入口を封止する工程において、ファイバー光源を使用し、前記一対の基板の一方の基板側から光を照射することを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
JP2011050290A 2011-03-08 2011-03-08 液晶表示装置およびその製造方法 Pending JP2012185452A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011050290A JP2012185452A (ja) 2011-03-08 2011-03-08 液晶表示装置およびその製造方法
US13/408,079 US20120229748A1 (en) 2011-03-08 2012-02-29 Liquid Crystal Display Device and Manufacturing Method Thereof
CN2012200907161U CN202631912U (zh) 2011-03-08 2012-03-07 液晶显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011050290A JP2012185452A (ja) 2011-03-08 2011-03-08 液晶表示装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012185452A true JP2012185452A (ja) 2012-09-27

Family

ID=46795271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011050290A Pending JP2012185452A (ja) 2011-03-08 2011-03-08 液晶表示装置およびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120229748A1 (ja)
JP (1) JP2012185452A (ja)
CN (1) CN202631912U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015025890A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 スタンレー電気株式会社 液晶装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274776A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 光硬化型樹脂の硬化方法及び封止剤硬化装置及び遮光マスク
JPH11249157A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Advanced Display Inc 液晶表示装置
JP2002372718A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Seiko Epson Corp 液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法及び液晶パネルの封止方法
JP2003029289A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Seiko Epson Corp 液晶装置、その製造方法および電子機器
JP2004053758A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4372648B2 (ja) * 2004-09-13 2009-11-25 シャープ株式会社 液晶表示装置およびその製造方法
JP4711354B2 (ja) * 2007-07-17 2011-06-29 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 画像表示装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274776A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 光硬化型樹脂の硬化方法及び封止剤硬化装置及び遮光マスク
JPH11249157A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Advanced Display Inc 液晶表示装置
JP2002372718A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Seiko Epson Corp 液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法及び液晶パネルの封止方法
JP2003029289A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Seiko Epson Corp 液晶装置、その製造方法および電子機器
JP2004053758A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015025890A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 スタンレー電気株式会社 液晶装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120229748A1 (en) 2012-09-13
CN202631912U (zh) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4850612B2 (ja) 液晶表示装置
WO2014038159A1 (ja) 液晶表示装置
KR101701977B1 (ko) 액정 표시 장치
WO2020087658A1 (zh) 显示面板和显示装置
WO2020062372A1 (zh) 一种显示面板的制作方法和显示面板
WO2016204056A1 (ja) 表示装置の製造方法及び表示装置
US20150212353A1 (en) Liquid crystal display device having particular sealing structure
JP6223809B2 (ja) 表示装置
KR20160011298A (ko) 액정 표시 패널의 절단 방법
JP2008139555A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2008158344A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP5583568B2 (ja) 液晶表示装置
JP2012185452A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
WO2017063394A1 (zh) 液晶盒、液晶盒的制备方法以及显示面板
JPH10254378A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2003057661A (ja) 液晶装置及びその製造装置
JP4646956B2 (ja) 液晶表示装置
KR101526574B1 (ko) 액정 패널 제조 방법 및 그를 이용한 액정 패널
JP4368774B2 (ja) 液晶表示装置
JP4705623B2 (ja) 液晶表示装置
JPH11202320A (ja) 液晶表示装置
WO2008035421A1 (fr) Panneau d'affichage à cristaux liquides et procédé de production de ce panneau
JP2013029631A (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
JP4932952B2 (ja) 液晶表示装置
JP4065295B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130409