JP2012087862A - Hydraulic damper for vibration control - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建築物等の構造物に取り付けられ、地震等の外力による構造物間の変位を吸収して制震するために用いられる制震用油圧ダンパに関するものである。 The present invention relates to a hydraulic damper for vibration control that is attached to a structure such as a building and is used to absorb a displacement between structures due to an external force such as an earthquake to control the vibration.
従来の制震用油圧ダンパには、調圧弁やアキュムレータ等をシリンダの外部に設けているものがあった(特許文献1参照)。このような調圧弁やアキュムレータ等をシリンダの外部に設ける従来の制震用油圧ダンパは、その外部に設ける部品点数が多くなるためにその外観形状が複雑なものとなっていた。 Some conventional damping hydraulic dampers are provided with a pressure regulating valve, an accumulator, and the like outside the cylinder (see Patent Document 1). Conventional hydraulic dampers for vibration control in which such pressure regulating valves, accumulators, and the like are provided outside the cylinder have a complicated appearance due to an increase in the number of parts provided outside the cylinder.
このため、従来の制震用油圧ダンパには、調圧弁やアキュムレータ等をシリンダの内部に設けることにより、その外観形状を簡単なものにして外観上の機能を向上させたり、外部に設けていた部品と制震用油圧ダンパ周囲の他部材との干渉を防止しようとするものもあった(特許文献2,3参照)。 For this reason, conventional hydraulic dampers for vibration control have been provided with pressure regulating valves, accumulators, etc. inside the cylinder, thereby simplifying the external shape and improving the function of the external appearance. Some have tried to prevent interference between the parts and other members around the hydraulic damper for vibration control (see Patent Documents 2 and 3).
図10に示すように、調圧弁26,28や加圧式アキュムレータ34等をシリンダの内部に設けた従来の制震用油圧ダンパ2は、内周面6aを有する円筒状のカバー部材6と、カバー部材6の軸線方向の一端を塞ぐと共に、カバー部材6の軸線方向にその長さを延長するカバー部材8とにより構成されたシリンダ4を備え、そのシリンダ4の内部にピストン10を収納するようになっていた。
As shown in FIG. 10, the conventional damping hydraulic damper 2 provided with
ピストン10は円柱状に形成され、このピストン10にはその端面中央から軸線方向外側に伸びた丸棒状の第1ピストンロッド部14と、ピストン10の第1ピストンロッド部14とは反対側の端面中央から軸線方向外側に伸びた丸棒状の第2ピストンロッド部16とが一体的に形成されていた。
The
そして、ピストン10はその外周部がシリンダ4のカバー部材6の内周面6aに摺動して、その軸線方向(図10中、左右方向)に動くことができるよう設けられていた。また、シリンダ4はその内部に、ピストン10により仕切られた第1油室18と第2油室20とを有するようになっていた。これらの第1油室18と第2油室20には、作動油が充填されていた。
And the
図10に示すように、第1ピストンロッド部14は、第1油室18内からシリンダ4のカバー部材6の一端を塞ぐ円板部に形成された嵌合孔6bに、第1油室18内の密閉状態を維持しながら摺動可能に嵌合して、シリンダ4の軸線方向外側に先端部が突出しており、その先端にはボールジョイント42が取り付けられていた。
As shown in FIG. 10, the first
また、第2ピストンロッド部16は、第2油室20内からシリンダ4のカバー部材8の軸孔8bに、第2油室20内の密閉状態を維持しながら摺動可能に嵌合されていた。そして、シリンダ4のカバー部材8の軸線方向の先端部にはボールジョイント44が取り付けられていた。
The second
ピストン10の中実内部には、図10に示すように、第1油室18と第2油室20とを連通する流路22,24がその軸線方向に沿って形成されていた。このうちの流路22の途中にはリリーフ弁26(調圧弁)が、流路24の途中にはリリーフ弁28(調圧弁)が配置されていた。
In the solid interior of the
このリリーフ弁26は、平常時は作動油が流れないよう流路22を塞いでいて、ピストン10がシリンダ4内で移動して第1油室18内の作動油の圧力が一定値を超えると、流路22を開いて作動油が第1油室18側から第2油室20側に流れることを可能とするようになっていた。
The
また、リリーフ弁28は、やはり平常時は作動油が流れないよう流路24を塞いでいて、ピストン10がシリンダ4内で移動して第2油室20内の作動油の圧力が一定値を超えると、流路24を開いて作動油が第2油室20側から第1油室18側に流れることを可能とするようになっていた。
The
また、ピストン10の中実内部には、第2ピストンロッド部16内に設けられた加圧式アキュムレータ34を構成するアキュムレータ油室32と、シリンダ4内の第1油室18及び第2油室20の全てを連通する流路30が形成されていた。
Further, in the solid interior of the
ピストン10の流路30は、不図示の絞りを備えており、地震等の外力によりピストン10がシリンダ4内を動いて第1油室18と第2油室20の何れか一方の作動油の圧力が一定値より上昇した場合には、この何れか一方の油室から他方の油室に作動油を流すようになっていた。
The
図10に示すように、加圧式アキュムレータ34は、第2ピストンロッド部16の内部に形成された空間を2つに区分して、一方に前記アキュムレータ油室32を区画形成するピストン36と、ピストン36のアキュムレータ油室32と反対側の空間に収納されて、ピストン36をアキュムレータ油室32に向けて付勢するバネ38と、ピストン36に一体的に連結されて先端部が第2ピストンロッド部16から外部に突出している棒状部材40とにより構成されていた。
As shown in FIG. 10, the
この加圧式アキュムレータ34は、シリンダ4内の第1油室18及び第2油室20の作動油の膨張、収縮を吸収すると共に、アキュムレータ油室32から作動油を第1油室18や第2油室20に供給することにより、作動油が不足して第1油室18や第2油室20内が負圧になることを防止して、制震用油圧ダンパ2の性能を安定させることができるようになっていた。
The
また、加圧式アキュムレータ34は、作動油の予備タンクとしての機能をも有しており、油漏れなどにより第1油室18や第2油室20の作動油が不足した際に、アキュムレータ油室32から各油室に作動油を供給することができるようになっていた。
The
そして、シリンダ4内の第1油室18及び第2油室20内の作動油の量は、加圧式アキュムレータ34のアキュムレータ油室32内の作動油を介して、棒状部材40が第2ピストンロッド部16のボールジョイント44側の端面から突き出した長さ寸法によって監視することができるようになっていた。この棒状部材40の上記突き出した長さ寸法を視認できるようにするため、シリンダ4のカバー部材8には貫通孔8aが形成されていた。
The amount of hydraulic oil in the
このような従来の制震用油圧ダンパ2によれば、加圧式アキュムレータ34のピストン36に一体的に設けられた棒状部材40の、第2ピストンロッド部16のボールジョイント44側の端面から外部に突き出した長さ寸法を外部から視認することにより、加圧式アキュムレータ34のアキュムレータ油室32内の作動油を介して、第1油室18や第2油室20内の作動油の油量の変化を外部から認識することができるようになっていた。
According to such a conventional hydraulic damper for vibration control 2, the rod-
しかしながら、上記従来の制震用油圧ダンパ2においては、図10に示すように、棒状部材40は加圧式アキュムレータ34のピストン36に一体的に設けられているため、棒状部材40の動作する範囲を確保するためには、シリンダ4のカバー部材8の軸線方向の長さ寸法をそれだけ大きなものにする必要があるので、制震用油圧ダンパ2の大型化、重量化、高価格化を招くという問題があった。
However, in the above-described conventional damper for damping vibration control 2, as shown in FIG. 10, the rod-
また、棒状部材40は加圧式アキュムレータ34のピストン36に一体的に設けられているため、棒状部材40が破損する等の不具合が生じた場合には、建築構造物から制震用油圧ダンパ2を取り外し、制震用油圧ダンパ2を分解して修理や交換をしなければならないため、その修理や交換には手間や時間がかかるという問題があった。
Further, since the rod-
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、シリンダ内の油室内の作動油の油量を外部から容易に認識することができ、制震用油圧ダンパの大型化、重量化、高価格化を招くのを防止することができると共に、油量監視機構の修理や交換を容易に行なうことができる制震用油圧ダンパを提供することを課題とするものである。 Therefore, in view of the above problems, the present invention can easily recognize the amount of hydraulic oil in the oil chamber in the cylinder from the outside, and can increase the size, weight, and cost of the hydraulic damper for vibration control. An object of the present invention is to provide a seismic damping hydraulic damper that can prevent incurring and can easily repair or replace an oil amount monitoring mechanism.
上記課題を解決するために、本発明による制震用油圧ダンパは、
シリンダ内の第1のピストンの両側に形成されその内部に作動油が充填された2つの油室と加圧式アキュムレータとを有する制震用油圧ダンパであって、
前記シリンダの外側に取り付けられた油量監視機構を備え、
前記油量監視機構は、
内部に空間を有する筐体と、
前記空間内に収納され、前記2つの油室のいずれかと連通する第3の油室を前記空間内に区画形成する第2のピストンと、
前記第2のピストンを前記第3の油室側に向けて付勢するよう前記空間内に収納された弾性部材と、
前記第2のピストンに一体的に設けられ前記筐体の外部に突出可能な棒状部材とを有する
ことを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, a hydraulic damper for vibration control according to the present invention includes:
A hydraulic damper for vibration control having two oil chambers formed on both sides of a first piston in a cylinder and filled with hydraulic oil therein and a pressure-type accumulator,
An oil amount monitoring mechanism attached to the outside of the cylinder;
The oil amount monitoring mechanism is
A housing having a space inside,
A second piston housed in the space and defining a third oil chamber in the space that communicates with one of the two oil chambers;
An elastic member housed in the space so as to urge the second piston toward the third oil chamber;
It has a rod-like member that is provided integrally with the second piston and that can protrude to the outside of the housing.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記シリンダ内の油室の油の減少量に応じて前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が減少するようにしたことを特徴とすることを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The amount of protrusion of the rod-like member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is reduced in accordance with the amount of oil reduction in the oil chamber in the cylinder. is there.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記シリンダ内の油室の油の減少量に応じて前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が増加するようにしたことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The amount of protrusion of the rod member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the casing increases in accordance with the amount of oil decrease in the oil chamber in the cylinder.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記シリンダ内の油室の油が一定量以上減少するまで前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が一定であり、
前記油室の油が一定量以上減少すると前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が減少するようにした
ことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The amount of protrusion of the rod-like member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is constant until the oil in the oil chamber in the cylinder decreases by a certain amount or more,
When the oil in the oil chamber is reduced by a certain amount or more, the protruding amount of the rod-shaped member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is reduced.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記シリンダ内の油室の油が一定量以上減少するまで前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が一定であり、
前記油室の油が一定量以上減少すると前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が増加するようにした
ことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The amount of protrusion of the rod-like member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is constant until the oil in the oil chamber in the cylinder decreases by a certain amount or more,
When the oil in the oil chamber decreases by a certain amount or more, the protruding amount of the rod-shaped member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing increases.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記第3の油室が前記第2のピストンに対し前記シリンダ側に形成されたことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The third oil chamber is formed on the cylinder side with respect to the second piston.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記第3の油室が前記第2のピストンに対し前記シリンダと反対側に形成されたことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The third oil chamber is formed on the side opposite to the cylinder with respect to the second piston.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記油量監視機構は前記弾性部材の圧縮量を制限するストッパを有することを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The oil amount monitoring mechanism has a stopper for limiting the compression amount of the elastic member.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記ストッパが前記棒状部材に設けられたことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The stopper is provided on the rod-shaped member.
また、本発明による制震用油圧ダンパは、
前記ストッパが前記第2のピストンに設けられたことを特徴とするものである。
Moreover, the hydraulic damper for vibration control according to the present invention is
The stopper is provided on the second piston.
このような本発明の制震用油圧ダンパによれば、
シリンダ内の第1のピストンの両側に形成されその内部に作動油が充填された2つの油室と加圧式アキュムレータとを有する制震用油圧ダンパであって、
前記シリンダの外側に取り付けられた油量監視機構を備え、
前記油量監視機構は、
内部に空間を有する筐体と、
前記空間内に収納され、前記2つの油室のいずれかと連通する第3の油室を前記空間内に区画形成する第2のピストンと、
前記第2のピストンを前記第3の油室側に向けて付勢するよう前記空間内に収納された弾性部材と、
前記第2のピストンに一体的に設けられ前記筐体の外部に突出可能な棒状部材とを有することにより、
シリンダ内の油室内の作動油の油量を外部から容易に認識することができ、制震用油圧ダンパの大型化、重量化、高価格化を招くのを防止することができると共に、油量監視機構の修理や交換を容易に行なうことができる。
According to such a hydraulic damper for vibration control of the present invention,
A hydraulic damper for vibration control having two oil chambers formed on both sides of a first piston in a cylinder and filled with hydraulic oil therein and a pressure-type accumulator,
An oil amount monitoring mechanism attached to the outside of the cylinder;
The oil amount monitoring mechanism is
A housing having a space inside,
A second piston housed in the space and defining a third oil chamber in the space that communicates with one of the two oil chambers;
An elastic member housed in the space so as to urge the second piston toward the third oil chamber;
By having a rod-shaped member that is provided integrally with the second piston and can protrude to the outside of the housing,
The amount of hydraulic fluid in the oil chamber in the cylinder can be easily recognized from the outside, and it is possible to prevent an increase in the size, weight, and cost of the hydraulic damper for vibration control, and the amount of oil The monitoring mechanism can be easily repaired or replaced.
以下、本発明に係る制震用油圧ダンパを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Hereinafter, the form for implementing the hydraulic damper for damping control which concerns on this invention is demonstrated concretely based on drawing.
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50について説明するために参照する図である。これらの図に示す制震用油圧ダンパ50は、前記従来の制震用油圧ダンパ2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は一部を除き省略するものとする。
FIG. 1 to FIG. 3 are views that are referred to in order to describe a vibration control
本発明の第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50は、図1に示すように、内周面54aを有する円筒状のカバー部材54と、カバー部材54の軸線方向の一端を塞ぐと共に、カバー部材54の軸線方向にその長さを延長するカバー部材56とにより構成されたシリンダ52を備え、そのシリンダ52の内部にピストン10(第1のピストン)を収納している。
As shown in FIG. 1, the damping
そして、ピストン10はその外周部がシリンダ52のカバー部材54の内周面54aに摺動して、その軸線方向(図1中、左右方向)に動くことができるよう設けられている。そして、シリンダ52は、ピストン10により仕切られた第1油室18と第2油室20とを有しており、これらの第1油室18と第2油室20には、作動油が充填されている。
The
図1に示すように、第2ピストンロッド部16内には加圧式アキュムレータ51が設けられている。この加圧式アキュムレータ51は、第2ピストンロッド部16の内部に形成された空間を2つに区分して、一方にアキュムレータ油室32を区画形成するピストン36と、ピストン36のアキュムレータ油室32と反対側の空間に収納されて、ピストン36をアキュムレータ油室32に向けて付勢するバネ38とにより構成されている。
As shown in FIG. 1, a
このアキュムレータ油室32にも、シリンダ52内の第1油室18と第2油室20と同様に、その内部に作動油が充填されている。
Similarly to the
また、図1に示すように、シリンダ52のカバー部材54の外周部54bに油量監視機構58が設けられるようになっている。
Further, as shown in FIG. 1, an oil
この油量監視機構58は、図2に示すように、筒状部材60と蓋部材62により構成される筐体の内部に設けられた空間内に収納され、この空間を2つに区分して、一方の空間に第3油室72(第3の油室)を区画形成するピストン64(第2のピストン)と、他方の空間に収納されて、ピストン64を第3油室72に向けて付勢するバネ66(弾性部材)と、ピストン64の軸線部に一体的に連結され、その先端部が蓋部材62から外部に突出してその突出量が変化可能な棒状部材68とにより構成されている。
As shown in FIG. 2, the oil
油量監視機構58の筒状部材60は、図2に示すように、円筒状に形成されており、その軸線方向(図中上下方向)の下端部にはオネジ部60aが形成されている。この筒状部材60のオネジ部60aを、シリンダ52の外周部54bに形成されたメネジ部54cに締め付けることにより、油量監視機構58は、シリンダ52の外側に一体的に固定されている。
As shown in FIG. 2, the
また、筒状部材60には、その上端面から図2中下方に凹んだ空間を形成する凹部60bが形成されている。
Further, the
油量監視機構58の蓋部材62は、図2に示すように、外周部に段差62aを有する円盤状に形成されており、その軸線方向(図中上下方向)の下端部の外周面の直径は、その軸線方向の上端部の外周面の直径よりも小さく形成されている。
As shown in FIG. 2, the
この蓋部材62には、その軸線方向に貫通する貫通孔62bが形成されている。この貫通孔62bの直径は、棒状部材68の上端部68cの外周面の直径より大きく形成され、かつ棒状部材68の下端部に形成されたストッパ部68bの外周面の直径よりも小さく形成されている。
The
筒状部材60と蓋部材62とは、蓋部材62の下端部が筒状部材60の凹部60b内に挿し込まれて互いに接触した状態で、頭付ボルト70によるネジ締結により互いに固定されるようになっている。これにより、それらの内部に空間が形成されるようになっている。
The
油量監視機構58のピストン64は、図2に示すように、円柱状に形成されており、筒状部材60と蓋部材62の内部に形成された空間に、その軸線方向が筒状部材60の軸線方向(図中上下方向)と略一致するように配置されている。
As shown in FIG. 2, the
そしてピストン64は、その外周面に形成された無端状の溝部64aにOリング65が巻き付けられることにより、その軸線方向(図中上下方向)に筒状部材60の凹部60bの内周面に接触して第3油室72からの油漏れを防止しながら摺動することが可能になっている。
The
図2に示すように、油量監視機構58の筒状部材60と蓋部材62の内部の空間において、ピストン64に対してシリンダ52側の空間は第3油室72となっており、その内部に作動油が充填されている。
As shown in FIG. 2, in the space inside the
この第3油室72は、筒状部材60の下端部の軸線部に形成された流路73と、シリンダ52のカバー部材54に形成された流路74とを介して、シリンダ52内の第1油室18と連通するようになっている。
The
このため、第3油室72内の作動油の圧力は、後述する平常状態において、第1油室18と第2油室20及び加圧式アキュムレータ51のアキュムレータ油室32それぞれの内部の作動油の圧力と同一となっている。
For this reason, the pressure of the hydraulic oil in the
一方、筒状部材60と蓋部材62の内部の空間の、ピストン64に対してシリンダ52と反対側の空間には、図2に示すように、ピストン64の軸線方向(図中上下方向)に伸縮するバネ66が、蓋部材62とピストン64のそれぞれに端部が接触した状態で配置されている。このバネ66は、第3油室72内の作動油に押されているピストン64を第3油室72の反対側から付勢している。
On the other hand, in the space inside the
また図3(a)に示すように、ピストン64の、バネ66の下端部が当接された側の端面64cには、棒状部材68の図中下端部に形成された、ストッパ部68bの下端面が突き当てられて一体的に連結されている。
Further, as shown in FIG. 3A, the
この棒状部材68は、その外周面に段差68aを有する丸棒状に形成されており、その下端部のストッパ部68bの外周面の直径が、その上端部68cの外周面の直径よりも大きく形成されている。そして、棒状部材68の上端部68cは、その先端部が蓋部材62に形成された貫通孔62bを緩く貫通し、蓋部材62の外側に突き出している。
The rod-shaped
図3(a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50の油量監視機構58の動作状態を説明するための図である。
FIGS. 3A and 3B are diagrams for explaining the operating state of the oil
まず図3(a)は、シリンダ52内の第1油室18や第2油室20と共に、アキュムレータ油室32及び油量監視機構58内の第3油室72に作動油が十分充填されており、かつ制震用油圧ダンパ50のピストン10に地震等による外力が加わっていない状態(平常状態)の油量監視機構58を示す図である。
First, FIG. 3A shows that the hydraulic oil is sufficiently filled in the
この平常状態においては、加圧式アキュムレータ51のアキュムレータ油室32内の作動油は、ピストン36をアキュムレータ油室32に向けて付勢するバネ38により付勢されているため、その作動油にはバネ38の弾性力に応じた圧力が発生している。そして、シリンダ52内の第1油室18や第2油室20及び油量監視機構58内の第3油室72は、アキュムレータ油室32と連通しているため、これらの油室18,20,72内の作動油の圧力は、バネ38により付勢されたアキュムレータ油室32内の作動油の圧力と同一になっている。
In this normal state, the hydraulic oil in the
このように加圧式アキュムレータ51のバネ38により発生した第3油室72内の作動油の圧力により、図3(a)に示すように、ピストン64の端面64bを押す押圧力Fが発生している。そして、この押圧力Fに対抗して、バネ66がピストン64の端面64cを押す弾性力Sを発揮している。そして、このときのバネ66の長さ寸法は所定の寸法K0となっている。
The pressure of the hydraulic oil in the
そしてこのとき、図3(a)に示すように、棒状部材68の段差68aと蓋部材62とは図中上下方向に互いに離れている。また、棒状部材68は、その先端部が寸法L0の長さだけ蓋部材62の上面から突き出している。この棒状部材68はピストン64の摺動に合わせて図中上下方向に移動することができるようになっている。
At this time, as shown in FIG. 3A, the
次に、地震等により制震用油圧ダンパ50のピストン10の、その軸線方向と垂直の面に外力が加わり、シリンダ52の第1油室18が圧縮・拡張された場合には、第1油室18や第2油室20内の作動油の圧力が変化する。このとき、油量監視機構58の第3油室72の作動油の圧力も変化するため、ピストン64もそれに対応して、図3(a)中上下方向に移動する。
Next, when external force is applied to the surface of the
このとき、第3油室72内の作動油によるピストン64を押す押圧力Fが大きくなってくると、バネ66の長さ寸法は小さくなってくるが、押圧力Fが一定以上になると、蓋部材62に棒状部材68の段差68aが当接するようになっている。
At this time, when the pressing force F pushing the
このため、バネ66の長さ寸法が一定寸法より小さくならないようにバネ66の圧縮量を制限することができるため、バネ66が限界以上の力を受けて座屈等の破損を生じるのを防ぐことができる。
For this reason, since the compression amount of the
次に、地震等の外力による動作とは直接の関係はなく、長期間経過後に、制震用油圧ダンパ50のシリンダ52内の第1油室18や第2油室20或はアキュムレータ油室32から作動油が漏れ出して油量が減少した場合には、これらの油室18,20に作動油を供給するアキュムレータ油室32内の油量が減少するため、加圧式アキュムレータ51のピストン36をアキュムレータ油室32に向けて付勢するバネ38が伸びて、バネ38の弾性力が小さくなる。
Next, there is no direct relationship with an operation due to an external force such as an earthquake, and after a long period of time, the
このため、加圧式アキュムレータ51のアキュムレータ油室32内の作動油の圧力が小さくなり、併せてこのアキュムレータ油室32と連通している第1油室18、第2油室20及び第3油室72内の作動油にかかる圧力も小さくなる。
For this reason, the pressure of the hydraulic oil in the
このため、図3(b)に示すように、第3油室72内の作動油がピストン64の端面64bを押す押圧力Fが小さくなり、バネ66がピストン64の端面64cを押す弾性力Sの方が上記押圧力Fより大きくなる。このため、バネ66の長さ寸法が、平常状態の寸法K0よりも大きな寸法K1になる。ピストン64は、バネ66の長さ寸法がK0からK1に大きくなった分だけ第3油室72側に(図中下方向)に移動する。
For this reason, as shown in FIG. 3B, the pressing force F by which the hydraulic oil in the
このとき、ピストン64と一体的に連結された棒状部材68も連動するため、棒状部材68は、その先端部の蓋部材62から突き出した長さ寸法が平常状態における寸法L0より小さな寸法L1となる。
At this time, since the rod-shaped
このように制震用油圧ダンパ50の油量監視機構58は、アキュムレータ油室32内の作動油が減少した場合には、棒状部材68の先端部の、蓋部材62の外部への突出量が減少するようになっている。
As described above, when the hydraulic oil in the
このため、棒状部材68の先端が蓋部材62から外部に突き出した長さ寸法を視認することにより、シリンダ52の第1油室18や第2油室20内の作動油の量の変動を判断することができるため、制震用油圧ダンパ50の作動油の量を外部から容易に判断することができ、制震用油圧ダンパ50が本来の機能を発揮するのに十分な油量を有するかを外部から認識することができる。
For this reason, the variation in the amount of hydraulic oil in the
このように制震用油圧ダンパ50に油量監視機構58を設けたことにより、制震用油圧ダンパ50の加圧式アキュムレータ51は、前記従来の制震用油圧ダンパ2の加圧式アキュムレータ34のように棒状部材40を一体的に設ける必要がないため、シリンダ52のカバー部材56の長さ寸法を、前記従来の制震用油圧ダンパ2のシリンダ4のカバー部材8の長さ寸法より短くすることができる。
By providing the oil
また、制震用油圧ダンパ50のシリンダ52のカバー部材56の長さ寸法を短くすることにより、制震用油圧ダンパ50の重量も軽量なものにすることができる。
Further, by shortening the length of the
また、油量監視機構58のピストン64は、その作動油の圧力を受ける受圧面積が加圧式アキュムレータ51のように大きい必要はないため、油量監視機構58の構造を小さくすることができ、重量を軽量なものにすることができる。このため、油量監視機構58の製造価格も安くすることができる。
Further, the
また、従来の制震用油圧ダンパ2の棒状部材40を用いた油量監視装置は、装置に不具合が生じて修理や保守作業等を行なう場合には、建築構造物から制震用油圧ダンパ2を取り外して、それを分解してから修理や保守作業等を行なう必要があったが、本実施の形態に係る油量監視機構58は、シリンダ52のカバー部材54の外周部54bに設けられており、その取り付け、取り外しが容易にできるようになっているため、その修理や保守作業等を容易に行なうことができる。
In addition, the conventional oil amount monitoring device using the rod-
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50によれば、シリンダ52内の油室18,20,32内の作動油の油量を外部から容易に認識することができて、制震用油圧ダンパ50の大型化、重量化、高価格化を防止することができると共に、油量監視機構58の修理や保守等を容易に行なうことができる。
As described above, according to the damping
また、本発明の第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50においては、作動油の量と棒状部材68の外部へ突き出した長さ寸法とが対応しているため、ダンパ使用開始時から一定期間経過後において作動油の油漏れの量を推測し、その時から後のどの程度の期間において、制震用油圧ダンパ50が本来の機能を維持できるのかを予測することができる。このため、制震用油圧ダンパ50のメンテナンスの頻度をより適切なものにすることができる。
Further, in the hydraulic damper for
図4及び図5は、本発明の第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80について説明するために参照する図である。
FIG. 4 and FIG. 5 are diagrams which are referred to for explaining a vibration control
この第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80も、図4に示すように、シリンダ52のカバー部材54の外周部54bに油量監視機構82を設けるようになっている。
As shown in FIG. 4, the seismic damping
この第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80における油量監視機構82は、図4に示すように、ピストン64を第3油室72に向けて付勢するバネ86(弾性部材)が、前記第1の実施の形態におけるバネ66に比べてそのバネ定数が小さいものであると共に、平常状態において棒状部材84の段差84aと蓋部材62が互いに当接するようになっている点において、前記第1の実施の形態に係る油量監視機構58と異なるものである。
As shown in FIG. 4, the oil
また、棒状部材84は、前記第1の実施の形態における棒状部材68と同様の構成になってはいるが、その上端部84cの軸線方向に垂直な断面の周部に目印88が設けられている点において、前記第1の実施の形態における棒状部材68とは異なるものである。
Further, the rod-shaped
図5(a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80の油量監視機構82の動作状態を説明するための図である。
FIGS. 5A and 5B are diagrams for explaining the operating state of the oil
図5(a)に示すように、油量監視機構82は平常状態においては、第3油室72の作動油によりピストン64の端面64bを押す押圧力Fの方が、バネ86による弾性力Sより大きいため、棒状部材84の段差84aが蓋部材62に当接するようになっている。
As shown in FIG. 5A, in the normal state, the oil
この平常状態のとき、図5(a)に示すように、棒状部材84は、その先端部が寸法L0の長さだけ蓋部材62の上面から突き出している。この状態は、シリンダ52内の油室18,20の油量が一定量以上減るまでは維持される。
In this normal state, as shown in FIG. 5 (a), the rod-shaped
そして、油量監視機構82は、シリンダ52内の油室18,20から作動油が漏れ出して油量が一定量減少した状態(臨界状態)から、さらに作動油が漏れ出して油量が一定量以上減少すると、第3油室72内の作動油がピストン64の端面64bを押す押圧力Fが小さくなり、バネ86がピストン64の端面64cを押す弾性力Sの方が大きくなってピストン64を押し下げるため、図5(b)に示すように、バネ86の長さ寸法は平常状態における寸法K0よりも大きな寸法K2になる。
The oil
このとき、ピストン64と一体的に連結された棒状部材84も連動するため、図5(b)に示すように、棒状部材84は、その先端部の蓋部材62から突き出した長さ寸法が平常状態における寸法L0より小さな寸法L2となる。このため、棒状部材84の目印88が蓋部材62の上面より内側に入り込むので、目印88を外部から視認することができなくなる。
At this time, since the rod-shaped
このように制震用油圧ダンパ80の油量監視機構82は、シリンダ52内の作動油の量が一定量減少する臨界状態になってから、作動油の量が一定量以上減少すると、棒状部材84の先端部の外部への突出量が減少するようになっている。
As described above, the oil
このような本発明の第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80によっても、前記第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50と同様に、シリンダ52内の油室18,20,32内の作動油の油量を外部から容易に認識することができるため、制震用油圧ダンパ80の大型化、重量化、高価格化を防止することができると共に、油量監視機構82の修理や保守等を容易に行なうことができる。
Also by the damping
さらに、本発明の第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80においては、棒状部材84に目印88が設けられているために、制震用油圧ダンパ80が本来の機能を発揮するのに十分な油量を有しているかを外部からより容易に認識することができる。
Furthermore, in the damping
また、本発明の第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80においては、前記第1の実施の形態におけるバネ66よりバネ定数が小さいバネ86を用いることができるため、バネ86がピストン64を急激に押し下げることはないので、臨界状態以降の作動油の油漏れの今後の進行状況を正確に推測することができる。
In addition, in the hydraulic damper for
図6及び図7は、本発明の第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90について説明するために参照する図である。
FIGS. 6 and 7 are views to be referred to for explaining a vibration damping
前記第1及び第2の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50,80における油量監視機構58,82は、図2及び図4に示すように、第3油室72がピストン64に対してシリンダ52側に配置され、油量の減少により棒状部材68,84の先端の外部への突出量が減少するようになっているのに対して、この第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90における油量監視機構92は、図6に示すように、第3油室108がピストン98に対してシリンダ52と反対側に配置されるようになっており、図7(a)及び(b)に示すように、油量の減少により棒状部材102の先端の外部への突出量が増加するようになっている点で異なるものである。
As shown in FIGS. 2 and 4, the oil
この第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90も、図6に示すように、シリンダ52のカバー部材54の外周部54bに油量監視機構92を設けるようになっている。
The damping
この油量監視機構92は、図6に示すように、筒状部材94と蓋部材96により構成される筐体の内部に設けられた空間を2つに区分して、一方の空間に第3油室108(第3の油室)を区画形成するピストン98(第2のピストン)と、他方の空間に収納されて、ピストン98を第3油室108に向けて付勢するバネ100(弾性部材)と、ピストン98の軸線部に一体的に連結され、その先端が筒状部材94の上面から外部に突出してその突出量が変化可能な棒状部材102と、蓋部材96に当接及び離隔可能なストッパ104により構成されている。
As shown in FIG. 6, the oil
図6に示すように、油量監視機構92の筒状部材94は、その外周部の下端部に、外側に張出すフランジ部94aを有する円筒状に形成されており、筒状部材94の内側の凹部94dの下端部には段差94cを有している。
As shown in FIG. 6, the
また、筒状部材94の上端部には、その軸線方向に貫通する貫通孔94eが形成されており、この貫通孔94eにシール部材を介して、棒状部材102が緩く挿通するようになっている。
Further, a through
図6に示すように、蓋部材96は円柱状に形成され、筒状部材94の凹部94dに挿し込まれて、その上面が段差94cに当接するまで嵌合して固定されている。このため、筒状部材94と蓋部材96の内部に空間が形成されるようになっている。
As shown in FIG. 6, the
また、油量監視機構92は、筒状部材94の端面94bがシリンダ52のカバー部材54の外周部54bに接触して、そのフランジ部94aの貫通孔を貫通する頭付ボルト106がカバー部材54のネジ孔にネジ締結されることにより、シリンダ52に固定されるようになっている。
Further, in the oil
油量監視機構92のピストン98は、その外周面に形成された無端状の溝部98aにOリング99が巻き付けられることにより、第3油室108からの油漏れを防止しながら、筒状部材94の凹部94dの内周面に軸線方向に摺動することが可能になっている。
The
図6に示すように、油量監視機構92の筒状部材94と蓋部材96の内部の空間において、ピストン98に対してシリンダ52と反対側の空間は第3油室108となっており、その内部に作動油が充填されている。
As shown in FIG. 6, in the space inside the
この第3油室108は、筒状部材94に形成された流路109と、シリンダ52のカバー部材54に形成された流路110とを介して、シリンダ52内の第1油室18と連通するようになっている。
The
このため、第3油室108内の作動油の圧力は、前記平常状態において、第1油室18と第2油室20及び加圧式アキュムレータ51のアキュムレータ油室32それぞれの内部の作動油の圧力と同一となっている。
Therefore, the pressure of the hydraulic oil in the
一方、筒状部材94と蓋部材96の内部の空間において、ピストン98に対してシリンダ52側の空間には、図6に示すように、ピストン98の軸線方向(図中上下方向)に伸縮するバネ100が、蓋部材96とピストン98のそれぞれに端部が接触した状態で配置されている。このバネ100は、第3油室108内の作動油に押されているピストン98を第3油室108の反対側から付勢している。
On the other hand, in the space inside the
また図7(a)に示すように、ピストン98の、バネ100が当接した側と反対側の端面98bには、棒状部材102の軸線方向の一端面が突き当てられて一体的に連結されている。この棒状部材102は、その上端部が筒状部材94の貫通孔94eを緩く貫通し、筒状部材94の上面から外側に突き出している。
Further, as shown in FIG. 7A, the
また、ピストン98の、バネ100が当接した側の端面98cには、円柱状のストッパ104が一体的に固定されている。
A
図7(a)及び(b)は、本発明の第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90の油量監視機構92の動作状態を説明するための図である。
FIGS. 7A and 7B are views for explaining the operating state of the oil
まず、シリンダ52内の第1油室18や第2油室20と共に、アキュムレータ油室32及び油量監視機構92内の第3油室108に作動油が十分充填されており、かつ制震用油圧ダンパ90のピストン10に地震等による外力が加わっていない状態(平常状態)においては、図7(a)に示すように、バネ100は所定の寸法K0となっており、第3油室108内の作動油がピストン98の端面98bを押す押圧力Fに対抗する、ピストン98の端面98cを押す弾性力Sをバネ100は発揮している。
First, together with the
この平常状態においては、ストッパ104と蓋部材96とは図中上下方向に離れて配置されており、棒状部材102は、その先端部が寸法L0の長さだけ筒状部材94の上面から突き出している。
In this normal state, the
次に、地震等により制震用油圧ダンパ90のピストン10に図1中左右方向への外力が加わり、シリンダ52の第1油室18が圧縮・拡張された場合には、第1油室18や第2油室20内の作動油の圧力が変化する。このとき、油量監視機構92の第3油室108の作動油の圧力も変化するため、ピストン98も対応して図7(a)中上下方向に移動する。
Next, when an external force in the left-right direction in FIG. 1 is applied to the
このとき、第3油室108内の作動油によるピストン98を押す押圧力Fが大きくなると、バネ100の長さ寸法は小さくなるが、押圧力Fが一定以上になると、蓋部材96の上面にストッパ104の下面が接触するようになっている。
At this time, when the pressing force F pushing the
このため、バネ100の長さ寸法が一定寸法より小さくならないようにバネ100の圧縮量を制限することができるため、バネ100が限界以上の力を受けて座屈等の破損を生じるのを防ぐことができる。
For this reason, since the compression amount of the
次に、地震等の外力による動作とは直接の関係はなく、長期間経過後に、制震用油圧ダンパ90のシリンダ52内の第1油室18や第2油室20或はアキュムレータ油室32から作動油が漏れ出して油量が減少した場合には、これらの油室18,20に作動油を供給するアキュムレータ油室32内の油量が減少するため、加圧式アキュムレータ51のピストン36をアキュムレータ油室32に向けて付勢するバネ38が伸びて、バネ38の弾性力が小さくなる。
Next, there is no direct relationship with an operation due to an external force such as an earthquake, and after a long period of time, the
このため、加圧式アキュムレータ51のアキュムレータ油室32内の作動油の圧力が小さくなり、併せて第1油室18、第2油室20及び第3油室108内の作動油の圧力も小さくなる。
For this reason, the pressure of the working oil in the
このため、図7(b)に示すように、第3油室108内の作動油がピストン98の端面98bを押す押圧力Fが小さくなり、バネ100がピストン98の端面98cを押す弾性力Sの方が大きくなるため、バネ100の長さ寸法が、平常状態の寸法K0よりも大きな寸法K3になる。ピストン98は、バネ100の長さ寸法がK0からK3に大きくなった分だけ第3油室108側(図中上方向)に移動する。
Therefore, as shown in FIG. 7B, the pressing force F by which the hydraulic oil in the
このとき、ピストン98と一体的に連結された棒状部材102も連動するため、棒状部材102は、その先端部の筒状部材94の上面から突き出した長さ寸法が平常状態における寸法L0より大きな寸法L3となる。
At this time, since the rod-
このように制震用油圧ダンパ90の油量監視機構92は、アキュムレータ油室32内の作動油が減少した場合には、棒状部材102の先端部の外部への突出量が増加するようになっている。
As described above, the oil
このため、棒状部材102の先端部が筒状部材94の上面から外部に突き出した長さ寸法を視認することにより、制震用油圧ダンパ90のシリンダ52内の作動油の量の減少を外部から容易に発見することができ、制震用油圧ダンパ90が本来の機能を発揮するのに十分な油量を有しているかを外部から認識することができる。
For this reason, a reduction in the amount of hydraulic oil in the
このような本発明の第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90によっても、前記第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50と同様に、シリンダ52内の油室18,20,32内の作動油の油量を外部から容易に認識することができるため、制震用油圧ダンパ90の大型化、重量化、高価格化を防止することができると共に、油量監視機構92の修理や保守等を容易に行なうことができる。
Also with the damping
また、本発明の第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ90においては、作動油の量と棒状部材102の外部へ突き出した長さ寸法とが対応しているため、ダンパ使用開始時から一定期間経過後において作動油の油漏れの量を推測し、その時から後のどの程度の期間において、制震用油圧ダンパ90が本来の機能を維持できるのかを予測することができる。このため、制震用油圧ダンパ90のメンテナンスの頻度をより適切なものにすることができる。
Further, in the hydraulic damper for
図8及び図9は、本発明の第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120について説明するために参照する図である。
FIG. 8 and FIG. 9 are diagrams which are referred to for explaining a vibration control
この第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120も、図8に示すように、シリンダ52のカバー部材54の外周部54bに油量監視機構122を設けるようになっている。
The damping
この第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120における油量監視機構122は、図8に示すように、ピストン98を第3油室108に向けて付勢するバネ126(弾性部材)が、前記第3の実施の形態におけるバネ100に比べてそのバネ定数が小さいものであると共に、平常状態においてストッパ124と蓋部材96が互いに接触するようになっている点において、前記第3の実施の形態に係る油量監視機構92と異なるものである。
The oil
また、棒状部材128は、前記第3の実施の形態における棒状部材102と同様の構成になっているが、その先端が筒状部材94の上面と同一位置又はその上面より内側(図中下側)に位置するよう配置されている点において、前記第3の実施の形態に係る油量監視機構92と異なるものである。
Further, the rod-shaped
図9(a)及び(b)は、本発明の第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120の油量監視機構122の動作状態を説明するための図である。
FIGS. 9A and 9B are diagrams for explaining the operating state of the oil
図9(a)に示すように、油量監視機構122は平常状態においては、第3油室108の作動油によりピストン98の端面98bを押す押圧力Fの方が、バネ126による弾性力Sより大きいため、ストッパ124が蓋部材96に接触するようになっている。
As shown in FIG. 9A, in the normal state, the oil
この平常状態のとき、図9(a)に示すように、棒状部材128の上端は筒状部材94の上面と同一位置又はその上面より内側に位置している。この状態は、シリンダ52内の油室18,20の油量が一定量以上減るまでは維持される。
In this normal state, as shown in FIG. 9A, the upper end of the rod-shaped
そして、油量監視機構122は、シリンダ52内部の油室18,20から作動油が漏れ出して油量が一定量減少した状態(臨界状態)から、さらに作動油が漏れ出して油量が一定量以上減少すると、第3油室108内の作動油がピストン98の端面98bを押す押圧力Fが小さくなり、バネ126がピストン98の端面98cを押す弾性力Sの方が大きくなってピストン98を押し下げるため、バネ126の長さ寸法は平常状態における寸法K0よりも大きな寸法K4になる。
The oil
このとき、ピストン98と一体的に連結された棒状部材128も連動するため、棒状部材128は、その先端が筒状部材94の上端面から突き出して、その突き出した長さ寸法は平常状態における寸法(略零)より大きな寸法L4になる。このため、図9(b)に示すように、棒状部材128の先端部が筒状部材94の上面より外側に突き出して、棒状部材128を外部から視認することができるようになる。
At this time, since the rod-shaped
このように制震用油圧ダンパ120の油量監視機構122は、シリンダ52内の作動油の量が一定量減少する臨界状態になってから、作動油の量が一定量以上減少すると、棒状部材128の先端部が筒状部材94から外部に突き出して、外部に突き出した後は棒状部材128の先端部の外部への突出量が増加するようになっている。
As described above, the oil
このような本発明の第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120によっても、前記第2、第3の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ80,90と同様に、シリンダ52内の油室18,20,32内の作動油の油量を外部から容易に認識することができるため、制震用油圧ダンパ120の大型化、重量化、高価格化を防止することができると共に、油量監視機構122の修理や保守等を容易に行なうことができる。
The damping
さらに、本発明の第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120においては、十分な油量を有している場合には、棒状部材128の先端が筒状部材94の上面と同一位置又はその上面より内側に位置し、油量が一定量以上減少すると、棒状部材128の先端部が筒状部材94の上面より外側に位置するようになるために、制震用油圧ダンパ120が本来の機能を発揮するのに十分な油量を有しているかを外部からより容易に認識することができる。
Furthermore, in the damping
また、本発明の第4の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ120においては、前記第3の実施の形態におけるバネ100よりバネ定数が小さいバネ126を用いることができるため、バネ126がピストン98を急激に押し下げることはないので、臨界状態以降の作動油の油漏れの今後の進行状況を正確に推測することができる。
In addition, in the hydraulic damper for
なお、前記第1から第4の実施の形態における油量監視機構58等は、シリンダ52のカバー部材54の軸回りの外周部54bに取り付けられるようになっていたが、シリンダ52のカバー部材54の軸線に略垂直な端面に取り付けられるようになっていてもよく、また、シリンダ52のカバー部材56の外周部やその軸線に略垂直な面に取り付けられるようになっていてもよい。
Although the oil
また、前記第1の実施の形態における油量監視機構58は、第3油室72が第1油室18と直接連通するようになっていたが、第3油室72は、第1油室18の代りに第2油室20と直接連通するようになっていてもよい。
In the oil
また、前記第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50においては、ピストン64と棒状部材68は2つの別々の部材となっていて、前者に後者の一端が突き当てられて一体的に連結されるようになっていたが、上記ピストン64と棒状部材68は1つの部材として一体成形されるようにしてもよい。
Moreover, in the hydraulic damper for damping
また、前記第2の実施の形態における油量監視機構82は、棒状部材84に目印88が設けられるようになっていたが、その目印88の代わりに軸線方向の長さを測るための目盛りが設けられるようにしてもよい。
Further, in the oil
また、これらの目印88や目盛りを、前記第2の実施の形態以外の実施の形態(第1、第3、第4の実施の形態)における油量監視機構58等の棒状部材に設けるようにしてもよい。
These
また、前記第1の実施の形態に係る制震用油圧ダンパ50は、リリーフ弁26,28や加圧式アキュムレータ34等がダンパのシリンダ52やカバー部材56の内部に設けられていたが、これらを外部ユニットとして制震用油圧ダンパ50のシリンダ52やカバー部材56の外部に設置することを妨げるものではない。
Further, in the hydraulic damper for
2 制震用油圧ダンパ
4 シリンダ
6 カバー部材
6a 内周面
6b 嵌合孔
8 カバー部材
8a 貫通孔
8b 軸孔
10 ピストン
14 第1ピストンロッド部
16 第2ピストンロッド部
18 第1油室
20 第2油室
22,24 流路
26,28 リリーフ弁
30 流路
32 アキュムレータ油室
34 加圧式アキュムレータ
36 ピストン
38 バネ
40 棒状部材
42,44 ボールジョイント
50 制震用油圧ダンパ
51 加圧式アキュムレータ
52 シリンダ
54 カバー部材
54a 内周面
54b 外周部
54c メネジ部
56 カバー部材
58 油量監視機構
60 筒状部材
60a オネジ部
60b 凹部
62 蓋部材
62a 段差
62b 貫通孔
64 ピストン
64a 溝部
64b 端面
64c 端面
65 Oリング
66 バネ
68 棒状部材
68a 段差
68b ストッパ部
68c 上端部
70 頭付ボルト
72 第3油室
73,74 流路
80 制震用油圧ダンパ
82 油量監視機構
84 棒状部材
84a 段差
84c 上端部
86 バネ
88 目印
90 制震用油圧ダンパ
92 油量監視機構
94 筒状部材
94a フランジ部
94b 端面
94c 段差
94d 凹部
94e 貫通孔
96 蓋部材
98 ピストン
98a 溝部
98b 端面
98c 端面
99 Oリング
100 バネ
102 棒状部材
104 ストッパ
106 頭付ボルト
108 第3油室
109,110 流路
120 制震用油圧ダンパ
122 油量監視機構
124 ストッパ
126 バネ
128 棒状部材
F 押圧力
K,L 長さ寸法
S 弾性力
2 Damping hydraulic damper 4 Cylinder 6 Cover member 6a Inner peripheral surface 6b Fitting hole 8 Cover member 8a Through hole 8b Shaft hole 10 Piston 14 First piston rod portion 16 Second piston rod portion 18 First oil chamber 20 Second Oil chamber 22, 24 Flow path 26, 28 Relief valve 30 Flow path 32 Accumulator oil chamber 34 Pressure accumulator 36 Piston 38 Spring 40 Rod member 42, 44 Ball joint 50 Damping hydraulic damper 51 Pressure accumulator 52 Cylinder 54 Cover member 54a inner peripheral surface 54b outer peripheral portion 54c female screw portion 56 cover member 58 oil amount monitoring mechanism 60 cylindrical member 60a male screw portion 60b concave portion 62 lid member 62a stepped portion 62b through hole 64 piston 64a groove portion 64b end surface 64c end surface 65 O-ring 66 spring 68 rod Member 68a Difference 68b Stopper 68c Upper end 70 Head bolt 72 Third oil chamber 73, 74 Flow path 80 Damping hydraulic damper 82 Oil amount monitoring mechanism 84 Rod member 84a Step 84c Upper end 86 Spring 88 Marking 90 Damping hydraulic damper 92 Oil level monitoring mechanism 94 Cylindrical member 94a Flange part 94b End face 94c Step 94d Recess 94e Through hole 96 Lid member 98 Piston 98a Groove part 98b End face 98c End face 99 O-ring 100 Spring 102 Rod-like member 104 Stopper 106 Head bolt 108 Third oil 108 Chamber 109, 110 Flow path 120 Damping hydraulic damper 122 Oil quantity monitoring mechanism 124 Stopper 126 Spring 128 Rod member F Pressing force K, L Length dimension S Elastic force
Claims (10)
前記シリンダの外側に取り付けられた油量監視機構を備え、
前記油量監視機構は、
内部に空間を有する筐体と、
前記空間内に収納され、前記2つの油室のいずれかと連通する第3の油室を前記空間内に区画形成する第2のピストンと、
前記第2のピストンを前記第3の油室側に向けて付勢するよう前記空間内に収納された弾性部材と、
前記第2のピストンに一体的に設けられ前記筐体の外部に突出可能な棒状部材とを有する
ことを特徴とする制震用油圧ダンパ。 A hydraulic damper for vibration control having two oil chambers formed on both sides of a first piston in a cylinder and filled with hydraulic oil therein and a pressure-type accumulator,
An oil amount monitoring mechanism attached to the outside of the cylinder;
The oil amount monitoring mechanism is
A housing having a space inside,
A second piston housed in the space and defining a third oil chamber in the space that communicates with one of the two oil chambers;
An elastic member housed in the space so as to urge the second piston toward the third oil chamber;
A vibration-damping hydraulic damper, comprising: a rod-like member provided integrally with the second piston and capable of projecting to the outside of the housing.
前記油室の油が一定量以上減少すると前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が減少するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の制震用油圧ダンパ。 The amount of protrusion of the rod-like member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is constant until the oil in the oil chamber in the cylinder decreases by a certain amount or more,
The hydraulic pressure for vibration control according to claim 1, wherein when the oil in the oil chamber decreases by a certain amount or more, a protruding amount of the rod-shaped member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing decreases. damper.
前記油室の油が一定量以上減少すると前記油量監視機構の棒状部材の前記筐体の外部への突出量が増加するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の制震用油圧ダンパ。 The amount of protrusion of the rod-like member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing is constant until the oil in the oil chamber in the cylinder decreases by a certain amount or more,
The hydraulic pressure for vibration control according to claim 1, wherein when the oil in the oil chamber decreases by a certain amount or more, a protruding amount of the rod-shaped member of the oil amount monitoring mechanism to the outside of the housing increases. damper.
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119006A (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Sanwa Tekki Corp | Accumulator built-in type hydraulic-pressure damper |
JP2014190454A (en) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Hitachi Metals Techno Ltd | Hydraulic damper |
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2010
- 2010-10-19 JP JP2010234520A patent/JP2012087862A/en active Pending
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