JP2012076781A - 薄肉容器用ホルダーを備えた容器 - Google Patents

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義幸 角田
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Abstract

【課題】注出する際の操作性を向上させる。
【解決手段】左右一対のホルダー壁部11を備えるホルダー12と、内容物が注出される注出口が形成されるとともに左右一対のホルダー壁部11間に配設された薄肉容器13と、を備え、薄肉容器13と左右一対のホルダー壁部11とは、左右方向に延びる軸部22を介して該軸部22回りに回転自在に連結され、ホルダー12には、ホルダー12の薄肉容器13に対する軸部22回りの回転移動に伴い、薄肉容器13の注出口を開閉する開閉部15と、ホルダー12が薄肉容器13に対して軸部22回りに回転して注出口を開放する開位置に位置したときに、薄肉容器13に係合する係合部21cと、が配設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄肉容器用ホルダーを備えた容器に関するものである。
従来から、一対のホルダー部材を備えるホルダーと、内容物が収容されるとともに一対のホルダー部材間に配設された薄肉容器と、を備え、薄肉容器には、内容物が注出される注出口が形成されるとともに、ホルダーには、薄肉容器の注出口を開閉する蓋体が紐を介して連結された容器が知られている。
そしてこの容器においては、内容物を注出するに際し、変形し易い薄肉容器ではなくホルダーを把持することにより、薄肉容器の変形が抑えられ注出口から内容物が安定して注出される。
特開2001−31117号公報
しかしながら、前記従来の容器では、内容物を注出する際に、蓋体を薄肉容器の注出口から離脱してから容器を傾ける必要がある等、注出する際の操作性に改善の余地があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、注出する際の操作性を向上させることができる薄肉容器用ホルダーを備えた容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の薄肉容器用ホルダーを備えた容器は、左右一対のホルダー壁部を備えるホルダーと、内容物が注出される注出口が形成されるとともに左右一対のホルダー壁部間に配設された薄肉容器と、を備える容器であって、前記薄肉容器と前記左右一対のホルダー壁部とは、左右方向に延びる軸部を介して該軸部回りに回転自在に連結され、前記ホルダーには、該ホルダーの薄肉容器に対する前記軸部回りの回転移動に伴い、前記薄肉容器の注出口を開閉する開閉部と、該ホルダーが薄肉容器に対して前記軸部回りに回転して前記注出口を開放する開位置に位置したときに、前記薄肉容器に係合する係合部と、が配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、ホルダーを把持し、薄肉容器に対して前記軸部回りに回転移動させると、この回転移動に追従して前記開閉部も移動することで注出口が開放される。
この際、ホルダーの係合部が薄肉容器に係合することで、ホルダーの薄肉容器に対する前記軸部回りの回転移動が規制される。
その後も継続して、ホルダーを前記軸部回りに回転させようとすると、ホルダーとともに薄肉容器も回動させられて注出口が下方に向くように傾けられ、注出口から内容物が注出される。
以上より、内容物を注出するに際し、ホルダーを薄肉容器に対して前記軸部回りに回転させる操作だけで、注出口が開放されて内容物が注出されることとなり、注出する際の操作性を向上させることができる。
ここで、前記ホルダーの開閉部は、前記薄肉容器を左右方向の両側から挟み込んで前記注出口を閉塞してもよい。
この場合、ホルダーの開閉部が薄肉容器を左右方向の両側から挟み込んで注出口を閉塞するので、ホルダーの薄肉容器に対する前記軸部回りの回転移動に伴い、薄肉容器の注出口を確実に開閉することができる。
また、前記薄肉容器において、ホルダーの前記係合部が係合する部分には、左右方向に挟み込まれて形成された硬壁部が形成されてもよい。
この場合、薄肉容器に硬壁部が形成されているので、ホルダーが前述の開位置に位置して係合部が薄肉容器に係合したときに、薄肉容器が変形するのを抑えることが可能になる。したがって、この係合後に、ホルダーを前記軸部回りに回転させようとしたときに、薄肉容器をホルダーとともに確実に回動させることができるとともに、該係合時に薄肉容器が係合部に押し込まれて内容物が不意に注出されるのを抑制することができる。
しかも、硬壁部が、薄肉容器が単に左右方向に挟み込まれて形成されているので、前述の係合時における薄肉容器の変形の抑制を容易に実現することができる。
本発明によれば、注出する際の操作性を向上させることができる。
本発明に係る一実施形態として示した薄肉容器用ホルダーを備えた容器の薄肉容器の側面図である。 本発明に係る一実施形態として示した薄肉容器用ホルダーを備えた容器のホルダーの側面図である。 図2に示すホルダーの前面図である。 図2に示すホルダーの上面図である。 本発明に係る一実施形態として示した薄肉容器用ホルダーを備えた容器であって、注出口から内容物を注出している状態を示す側面図である。 本発明に係る他の実施形態として示した薄肉容器用ホルダーを備えた容器のホルダーの側面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に係る薄肉容器用ホルダーを備えた容器1は、図1から図5に示されるように、左右一対のホルダー壁部11を備えるホルダー12と、内容物が収容されるとともに左右一対のホルダー壁部11間に配設された薄肉容器13と、を備えている。
薄肉容器13は、例えば合成樹脂フィルムをアルミニウム等の金属膜で被覆したシート材が、左右方向Sに重ね合わされて、内部に内容物の収容空間Aが画成されるように互いに融着、溶着若しくは接着され可撓性を有する袋状に形成されている。また本実施形態では、薄肉容器13は、図1に示されるような左右方向Sから見た側面視で、鉛直方向に長い長方形状に形成されている。
そして、薄肉容器13における鉛直方向の一端部には、内容物が注出されるとともに、水平方向のうち左右方向Sに直交する方向に開口する注出口が形成されている。
以下、鉛直方向の一端側を上側、鉛直方向の他端側を下側、および水平方向のうち、注出口が開口する方向を前側といい、その反対側を後側という。
ここで、図1に示されるような前記側面視における薄肉容器13の外周縁部のうち、上下方向に延びる前端縁部27および後端縁部28、並びに前後方向Zに延びる上端縁部29は、前述のシート材を左右方向Sに重ね合わせ互いに融着等することで形成されている。そして、注出口は、前端縁部27の上端と上端縁部29の前端との間に位置しており、薄肉容器13の上端部における前端部に位置している。
薄肉容器13には、注出口を閉塞する閉塞体14が、破断可能な弱化部14aを介して連結されている。閉塞体14は、前述のシート材が左右方向Sに互いに重ね合わされて融着等されて形成されている。また閉塞体14の上部は、薄肉容器13から上方に突出している。
薄肉容器13の前端縁部27は、注出口に下側から連なり下方に向かうに従い漸次後方に向けて延びる上傾斜部27aと、上傾斜部27aの後端から下方に向けて上下方向に沿って平行に延びる鉛直部27bと、鉛直部27bの下端から下方に向かうに従い漸次前方に向けて延びる下傾斜部27cと、下傾斜部27cの前端から下方に向けて延在し前記側面視におけるこの薄肉容器13の下端に至る基部27dと、を備えている。
なお、下傾斜部27cは、上傾斜部27aより長く、かつ上下方向に対する傾斜角度が小さくなっている。
また、薄肉容器13の上端縁部29は、注出口に上側から連なる前端部を除く全体が前後方向Zに沿って平行に延在している。なお、薄肉容器13の上端縁部29の前端部は、後方から前方に向かうに従い漸次下方に向けて延在している。
さらに、薄肉容器13の後端縁部28は、その全長にわたって上下方向に沿って平行に延在している。
薄肉容器13における上端縁部29と後端縁部28との接続部分(以下、単に第1硬壁部という)13aは、前記側面視で薄肉容器13の内側に向けて張り出しており、前述のようにシート材が重ね合わされ融着等されている面積が他よりも広くなっている。なお図示の例では、第1硬壁部13aの前記側面視形状は三角形状となっている。
左右一対のホルダー壁部11は、図2〜図4に示されるように、薄肉容器13を上下方向の全長にわたって左右方向Sの両側から覆い、その下端縁11aが薄肉容器13の下端よりも下方に位置する接地部となっている。また、左右一対のホルダー壁部11は、上下方向に間隔をあけて複数配設されたヒンジ25を介して後端部同士が連結されている。なお、左右一対のホルダー壁部11は、ヒンジ25回りに左右方向Sに開閉自在に構成されている。ホルダー壁部11の前記側面視形状は、前方に向けて開口するC字状に形成され、薄肉容器13の前側部分のうち、上端部と下端部との間に位置する部分が、外部に露出されている。図示の例では、薄肉容器13の前端縁部27のうち、鉛直部27bの下部、下傾斜部27c、および基部27dの上部が、左右一対のホルダー壁部11から外部に露出されている。
左右一対のホルダー壁部11は、図2および図3に示されるように、薄肉容器13の上端部を覆う上端部分18と、薄肉容器13の下部を覆いかつ前記下端縁11aを有する下側部分19と、これらの上端部分18の下端と下側部分19の上端とを連結する連結部分20と、を備えている。
これらのうち、上端部分18および下側部分19それぞれの左右方向Sの隙間は、上下方向の全長にわたって同等となっている。また、上端部分18における左右方向Sの隙間は、下側部分19における左右方向Sの隙間より狭く、連結部分20における左右方向Sの隙間は、下方から上方に向かうに従い漸次狭くなっている。
ここで、左右一対のホルダー壁部11の上端部分18は、図2に示されるように、薄肉容器13の上端部を前後方向Zの全長にわたって左右方向Sの両側から覆っている。
そして、これらの両上端部分18の各後端部には、薄肉容器13の上端部に形成された前記第1硬壁部13aを貫く軸部22が左右方向Sに延設されていて、これにより薄肉容器13とホルダー12とが軸部22回りに回転自在に連結されている。
軸部22は、図4に示されるように、両上端部分18の各後端部に、互いに対向する向きに各別に突設された円筒体22aおよびピン22bを備え、円筒体22aが、図1に示される薄肉容器13の第1硬壁部13aに形成された貫通孔13bに回転自在に嵌合され、ピン22bが、円筒体22a内に挿通されて一対のホルダー壁部11のうち円筒体22aが配設されている方に形成された孔に嵌合されている。
さらに本実施形態では、両上端部分18の各後端部には、互いに対向する向きに突出して薄肉容器13の第1硬壁部13aを左右方向Sに挟み込む支持突起26が、円筒体22aをその外周側から囲うように環状に複数配設されている。これらの支持突起26に、薄肉容器13の第1硬壁部13aが左右方向Sに挟み込まれることにより、ホルダー12を薄肉容器13に対して軸部22回りに回転させたときに、薄肉容器13が左右方向Sに傾くことが抑制される。
両上端部分18のうち、前端部21同士の左右方向Sの隙間は、これより後方に位置する後側部分23同士の左右方向Sの隙間より狭くなっている。
そして、左右一対の前端部21は、薄肉容器13の上端部を左右方向Sの両側から挟み込んで注出口を閉塞していて、ホルダー12の薄肉容器13に対する軸部22回りの回転移動に伴い、薄肉容器13の注出口を開閉する開閉部15を構成している。開閉部15は、図2に示されるように、薄肉容器13の前端縁部27における鉛直部27bより前方に位置していて、該開閉部15の下端部は、薄肉容器13の前端縁部27における上傾斜部27aより下方に位置している。
また本実施形態では、左右一対の前端部21にはそれぞれ、互いに対向する向きに壁部が突設されている。
この壁部は、薄肉容器13の注出口に前方から対向する上前壁21aと、上前壁21aの下端に連なり後方に向かうに従い漸次下方に向けて延在し薄肉容器13の前記上傾斜部27aに下側から近接する傾斜壁21bと、傾斜壁21bの下端から下方に向けて延在し薄肉容器13の前記鉛直部27bに前方から対向する下前壁(係合部)21cと、を備えている。
そして、左右一対の上前壁21a同士、左右一対の傾斜壁21b同士、および左右一対の下前壁21c同士は、例えば係合によって、互いに左右方向Sに突き合わされた状態に固定されている。
また、左右一対の下前壁21cは、ホルダー12が薄肉容器13に対して軸部22回りに回転して注出口を開放する開位置に位置したときに、図5に示されるように、薄肉容器13に係合するように配設されている。
さらに、左右一対の前端部21のうち、一方には他方に向けて連結ピン24が突設され、他方には連結ピン24が嵌合された連結孔が形成されている。なお、連結ピン24は、薄肉容器13の前記上傾斜部27aより下方に位置する開閉部15の下端部において、下前壁21cより前方に位置する部分に配設されている。
この連結ピン24および前述の軸部22によって、一対のホルダー壁部12の左右方向Sの閉鎖状態が維持されている。
以上の構成において、弱化部14aを破断して閉塞体14を除去した後に、ホルダー12を後側から把持し、薄肉容器13に対して、開閉部15が下方に移動するように、軸部22を中心に回転させると、この回転移動に追従して開閉部15が注出口から下方に離れることで、この注出口が開放される。
この際、ホルダー12の下前壁21cの下端部が、薄肉容器13の前端縁部27のうち、下傾斜部27cと鉛直部27bとの接続部分の近傍(硬壁部)27eに係合することで、ホルダー12の薄肉容器13に対する軸部22回りの回転移動が規制される。さらにこの際、図5に示されるように、薄肉容器13の前端縁部27のうち、上傾斜部27aの前端部、鉛直部27bの下端部、下傾斜部27cの全体、および基部27dの全体、並びに薄肉容器13の上端縁部29の後端部を除く全体が、ホルダー12から外部に露出している。また、薄肉容器13において注出口に後方から連なる部分も、ホルダー12から外部に露出している。
その後も継続して、ホルダー12を軸部22回りに回転させようとすると、ホルダー12とともに薄肉容器13も回動させられて注出口が下方に向くように傾けられ、注出口から内容物が注出される。
なお、薄肉容器13の収容空間A内の内容物は、薄肉容器13において、左右一対のホルダー壁部11の両上端部分18によって左右方向Sに挟み込まれこの方向Sの大きさが他の部分と比べて小さくなっている部分を通過して、注出口に到達し注出される。
以上説明したように、本実施形態による薄肉容器用ホルダーを備えた容器1によれば、内容物を注出するに際し、ホルダー12を薄肉容器13に対して軸部22回りに回転させる操作だけで、注出口が開放されて内容物が注出されることとなり、注出する際の操作性を向上させることができる。
また、ホルダー12の開閉部15が薄肉容器13を左右方向Sの両側から挟み込んで注出口を閉塞するので、ホルダー12の薄肉容器13に対する軸部22回りの回転移動に伴い、薄肉容器13の注出口を確実に開閉することができる。
さらに、ホルダー12が薄肉容器13に対して軸部22回りに回転して注出口を開放する開位置に位置したときに、下前壁21cの下端部が、薄肉容器13のうち、前述のシート材が重ね合わされて形成された前端縁部27の前記接続部分27eの近傍に係合するので、この係合時に、薄肉容器13が変形するのを抑えることが可能になる。したがって、この係合後に、ホルダー12を軸部22回りに回転させようとしたときに、薄肉容器13をホルダー12とともに確実に回動させることができる。
しかも、ホルダー12の下前壁21cの下端部が係合する薄肉容器13の前端縁部27が、前述のシート材が単に左右方向Sに挟み込まれて形成されているので、前述の係合時における薄肉容器13の変形の抑制を容易に実現することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、左右一対の前端部21に、上前壁21a、傾斜壁21bおよび下前壁21cを配設したが、これらは設けなくてもよい。この場合、ホルダー12が薄肉容器13に対して軸部22回りに回転して注出口を開放する開位置に位置したときに、薄肉容器13に連結ピン24が係合されることとなる。
さらに、左右一対のホルダー壁部11は、例えば、上下方向に沿って延在し、かつ前方に向けて開口する例えば半割りの筒状体にする等適宜変更してもよい。
また、薄肉容器13は、前記実施形態に限らず例えば、薄肉のブロー成形体にする等適宜変更してもよい。
さらに、図6に示されるように、薄肉容器13の下部13cを全域にわたって、前述のシート材を左右方向Sに重ね合わせ互いに融着等することで形成してもよい。
この薄肉容器13の下部13cは、図示の例では、前方から後方に向かうに従い漸次上下方向の大きさが小さくなっている。また薄肉容器13の下部13cには、左右方向Sに貫通する挿通孔30が形成されている。挿通孔30は、軸部22を中心とした円弧状に延びる湾曲した長穴となっている。
この薄肉容器13が装着されるホルダー12として、左右一対のホルダー壁部11のうちの一方に、他方に向けて延在し、かつ該他方に形成された嵌合孔34に嵌合された内筒31と、該内筒31を囲繞し他方に向けて延びる第1外筒32と、を突設し、他方に嵌合孔34を囲繞し他方に向けて延びる第2外筒33を突設してもよい。
以上の構成において、内筒31が、薄肉容器13の挿通孔30に該挿通孔30の延びる方向に沿って移動自在に挿通され、第1外筒32および第2外筒33それぞれの先端縁が、薄肉容器13の下部13cにおいて挿通孔30の開口周縁部に当接若しくは左右方向Sで対向している。
そして、ホルダー12の薄肉容器13に対する軸部22回りの回転移動に伴い、第1外筒32および第2外筒33それぞれの先端縁が、薄肉容器13の下部13cにおいて挿通孔30の開口周縁部に摺接若しくは左右方向Sで対向しつつ、内筒31が、挿通孔30内を該挿通孔30の延びる方向に沿って移動するように構成されている。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
注出する際の操作性を向上させることができる。
1 薄肉容器用ホルダーを備えた容器
11 ホルダー壁部
12 ホルダー
13 薄肉容器
21c 下前壁(係合部)
15 開閉部
22 軸部
27e 接続部分の近傍(硬壁部)
S 左右方向

Claims (3)

  1. 左右一対のホルダー壁部を備えるホルダーと、
    内容物が注出される注出口が形成されるとともに左右一対のホルダー壁部間に配設された薄肉容器と、
    を備え、
    前記薄肉容器と前記左右一対のホルダー壁部とは、左右方向に延びる軸部を介して該軸部回りに回転自在に連結され、
    前記ホルダーには、
    該ホルダーの薄肉容器に対する前記軸部回りの回転移動に伴い、前記薄肉容器の注出口を開閉する開閉部と、
    該ホルダーが薄肉容器に対して前記軸部回りに回転して前記注出口を開放する開位置に位置したときに、前記薄肉容器に係合する係合部と、
    が配設されていることを特徴とする薄肉容器用ホルダーを備えた容器。
  2. 請求項1記載の薄肉容器用ホルダーを備えた容器であって、
    前記ホルダーの開閉部は、前記薄肉容器を左右方向の両側から挟み込んで前記注出口を閉塞することを特徴とする薄肉容器用ホルダーを備えた容器。
  3. 請求項1または2に記載の薄肉容器用ホルダーを備えた容器であって、
    前記薄肉容器において、ホルダーの前記係合部が係合する部分には、左右方向に挟み込まれて形成された硬壁部が形成されていることを特徴とする薄肉容器用ホルダーを備えた容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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