JP2011102632A - 捩り振動低減装置 - Google Patents

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吉昭 水田
Shoichi Tsuchiya
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【課題】一対の入力部材の一方に連結部を設け、他方には規制手段の一部を設け、負担荷重を分散する。
【解決手段】ドライブプレート1とサイドプレート2とを回転自在に設け、該ドライブプレート1の外周部に略等間隔に軸方向へ突出する連結部1eを一体形成し、夫々の連結部1eの先端部1fを半径方向へ屈曲させ該先端部1fをサイドプレート2に結合して連結入力部材3を構成し、ドライブプレート1とサイドプレート2との間にハブプレート5を回転自在に設け、連結入力部材3とハブプレート5とをばね6を介して回転方向に連結し、連結入力部材3とハブプレート5との相対的な回転角度を規制する規制手段13として、ハブプレート5の外周部には軸方向へ向って突出する突出部5eを設け、該突出部5eが入り込んで円周方向での相対的な回転範囲を規制する凹部2eをサイドプレート2の外周部に形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、捩り振動低減装置に関し、一対の入力部材の一方に大きな荷重が作用するのを回避し、一対の入力部材の双方にバランス良く荷重が作用するようにしたものである。
エンジンから駆動輪へ捩り振動が伝達されるのを抑制するため、クランク軸とトランスミッションとの間に捩り振動低減装置が設けられる。
従来の捩り振動低減装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この捩り振動低減装置は、入力側部材であるクラッチプレート3とリテーニングプレート4との間に出力側部材であるスプラインハブ8を設け、クラッチプレート3とリテーニングプレート4とは、円周方向の4箇所の外周部に設けたプレート連結部30を介して連結されている。該プレート連結部30は、リテーニングプレート4の円周方向の4箇所に軸方向へ延長して設けた延長部31と該延長部31の先端から更に軸心方向へ向かって延長した爪部32を、クラッチプレート3の外周部に固定リベット21を介して結合して構成されている。クラッチプレート3,リテーニングプレート4には窓孔3a,4aが形成される一方、スプラインハブ8には窓孔10aが形成され、該窓孔10aと前記窓孔3a,4aとに亘ってコイルスプリング5が収容されている。前記スプラインハブ8には円周方向の前記窓孔10aどうしの間の4箇所に切欠10bが形成され、該切欠10bの側壁には当接凹部10cが形成されている。該切欠10bの内部で前記延長部31は円周方向へ移動することができ、前記延長部31が移動できる範囲で、リテーニングプレート4はスプラインハブ8に対して相対的に回動することができ、リテーニングプレート4の回転範囲が規制される。
特開平09−196078号公報
ところが、特許文献1に記載の捩り振動低減装置は、リテーニングプレート4の軸方向へ突出する延長部31に、切欠10bの側壁を構成する部分であってスプラインハブ8の半径方向外側へ伸びる部分が、円周方向へ回転して衝突し、相対的な回動角を規制するので、延長部31は、該延長部31の付け根の折り曲げ部分を中心とする円周方向への大きな曲げモーメントと剪断力とを受けることになり、延長部31が広角捩りや高トルクに対応できるようにするためには、リテーニングプレート4の板厚を、コイルスプリング5への入出力の授受やコイルスプリング5に作用する遠心力に対して保持できるように厚く設定し、かつ延長部31の円周方向の幅寸法を十分に大きくする必要がある。このため、リテーニングプレート4の加工の難易度が大きくなり、加工精度の問題も発生する。
そこで本発明は、上記の課題を解決した捩り振動低減装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、第1入力部材と第2入力部材とを回転自在に設け、該第1入力部材と第2入力部材とのいずれか一方の外周部に略等間隔に他方へ向って軸方向へ突出する連結部を設け、夫々の連結部の先端部を他方に結合して連結入力部材を構成し、前記第1入力部材と第2入力部材との間に出力部材を回転自在に設け、前記連結入力部材と前記出力部材とを弾性部材を介して回転方向に連結し、前記連結入力部材と前記出力部材との相対的な回転角度を規制する規制手段を設けた捩り振動低減装置において、前記規制手段として、前記出力部材の外周部には軸方向へ向って突出する突出部を設け、該突出部が入り込んで該突出部の円周方向での相対的な移動を許容する移動許容部を、前記第1入力部材と第2入力部材との他方、あるいは他方と一体に回転する部材に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、出力部材の突出部が、第1入力部材と第2入力部材との他方(以下、単に入力部材の他方という)、あるいは他方と一体の部材に形成した移動許容部の内部で円周方向へ移動し、該突出部が移動許容部の両端の内壁に当接することにより、連結入力部材と出力部材との相対的な回動が止まる。これに対し、連結入力部材の内部では、第1入力部材と第2入力部材との間で捩りトルクの授受が行われ、この捩りトルクの授受により、円周方向へ向かう曲げモーメントが、入力部材の一方の外周部に設けられて軸方向へ突出する連結部に作用する。また、この連結部には遠心力が作用する。つまり、入力部材の一方の連結部には曲げモーメントと遠心力が作用し、入力部材の他方あるいは他方と一体の部材には出力部材の突出部から円周方向の押圧力が作用し、連結入力部材に作用する荷重は第1入力部材と第2入力部材とに分散される。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の捩り振動低減装置において、前記第1入力部材と第2入力部材との他方に規制部材を設け、該規制部材に前記移動許容部を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、入力部材の他方に移動許容部を有する規制部材を設けたので、出力部材の突出部からの円周方向への押圧力が入力部材の他方に直接に作用せず、規制部材を介して作用する。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の捩り振動低減装置において、前記規制部材として緩衝部材を用いたことを特徴とする。
この発明によれば、規制部材を緩衝部材により形成したので、出力部材の突出部が入力部材の他方に設けた規制部材の移動許容部の内部で円周方向へ移動し、突出部が移動許容部の両端の内壁を押圧する際に、衝撃力が緩和される。
請求項1に係る捩り振動低減装置によれば、入力部材の一方の連結部に作用するのは前記のように曲げモーメントと遠心力のみであって出力部材との相対回転を止めるための荷重は作用しないので、入力部材の一方の板厚を小さくすることが可能であり、加工性が向上して設計の自由度が増す。入力部材の他方には軸方向へ突出する連結部や突出部を形成しないことから、入力部材の他方に曲げモーメントは作用せず、荷重に対する入力部材の他方の負担は入力部材の一方よりも小さい。そして、入力部材の他方は軸方向へ突出する連結部や突出部を形成しない平面的な形状なので、加工性がよく、耐久性向上のために板厚を入力部材の一方より大きくして強度を上げることが容易である。次に、出力部材の突出部は、入力部材の一方の連結部とは異なり、軸方向へ突出していれば良くて高い曲げ精度が要求されないことから、出力部材の板厚を大きくすることが可能であり、相対回転防止のため従来のように入力部材の一方または他方に突出部を設けて出力部材に移動許容部を設ける構成を採用した場合に比べ、突出部の強度が大きくなって有利である。
請求項2に係る捩り振動低減装置によれば、出力部材の突出部が入力部材の他方に直接に作用せず、規制部材を介して作用するので、入力部材の他方に荷重が局部的に作用するのが防止され、大きな応力の発生が抑制される。
請求項3に係る捩り振動低減装置によれば、出力部材の突出部が入力部材の他方の外周部に設けた規制部材の移動許容部の両端の内壁に当接する際に、その衝撃力が緩和されるので、入力部材から出力部材への回転力の伝達が円滑に行われる。
捩り振動低減装置に係り、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(実施の形態)。 捩り振動低減装置の背面図(実施の形態)。 ハブプレートに係り、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図(実施の形態)。 リテーナに係り、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図(実施の形態)。 樹脂ばねに係り、(a)は正面図、(b)は左側面図(実施の形態)。
以下、本発明による捩り振動低減装置の実施の形態を説明する。
(構成)
図1に示すように第1入力部材としてのドライブプレート1と第2入力部材としてのサイドプレート2とが回転自在に設けられ、連結入力部材3を構成している。即ち、以下のように構成されている。ドライブプレート1の外周部に略90度毎にサイドプレート2へ向って軸方向へ突出する連結部1eが一体形成され、夫々の連結部1eの先端部1fが半径方向中心へ向って屈曲されている。そして、該先端部1fとサイドプレート2の外周部とがリベット4を介して結合されている。なお、1hはリベット4を挿通させてかしめるための作業用孔である。
前記ドライブプレート1とサイドプレート2との間に出力部材としてのハブプレート5が回転自在に設けられている。該ハブプレート5には、図3に示すように円周方向に沿って90度毎に4つの略U字形の作業用切欠部5gが形成されている。該作業用切欠部5gを設けたのも、リベット4を挿通させてかしめるためである。該ハブプレート5と連結入力部材3とが弾性部材としてのばね6を介して回転方向に連結されている。即ち、以下のように構成されている。図2,図1に示すように、ドライブプレート1,サイドプレート2には円周方向に沿って90度毎に4つの窓1a,2aが形成されている一方、図3に示すように、ハブプレート5には円周方向に沿って90度毎に4つの窓5aが形成されている。窓1a,2aと窓5aとはいずれも半径方向中心側が直線状に形成され、外周側が円弧状に形成されている。即ち、図2,図1に示すように窓1a,2aには外部へ向って切り起こした切り起こし直線部1b,2bと、切り起こし円弧部1c,2cとが形成され、図3に示すように窓5aには直線部5bと円弧部5cとが形成されている。そして、窓1a,2aと窓5aとに亘ってばね6が収容されている。
該ばね6は親子ばねによって構成されており、親ばねとしてのトーションスプリング6aの内部に子ばねとしての樹脂ばね6bを収容して構成されている。該樹脂ばね6bは軟らかい樹脂によって形成されており、樹脂ばね6bの形状は、図5に示すように略円柱形であって、両端に円周溝6cを形成し、該円周溝6cで囲まれた部分の内側を僅かに軸方向へ突出させて突出部6dが形成されている。
前記ばね6の両端には、樹脂で形成されたリテーナ11が設けられている。図4に示すように、リテーナ11におけるばね6と対向する面には、ばね6の端部からばね6の内部へ嵌まり込む円柱形の凸部11aが形成されている。該凸部11aの上には前記切り起こし円弧部1c,2cの端部の内周側に当接する円弧突起部11bが形成されている。該円弧突起部11bの内周面はトーションスプリング6aの外周面と略同一の曲率の円弧状に形成されている。リテーナ11のばね6とは反対側の面には、左右方向に沿って長いガイド突起11cが形成されている。このガイド突起11cと対応させて、前記ドライブプレート1とサイドプレート2とにはガイド溝1d,2dが形成され、ハブプレート5にはガイド溝5dが形成されている。リテーナ11が軸方向に沿って移動するのを規制するため、ドライブプレート1とハブプレート5との間と、ハブプレート5とサイドプレート2との間とに入り込む一対の規制用突起11dがガイド突起11cから突出形成されている。
前記ハブプレート5には中心孔5fが形成され、該中心孔5fにはハブ12が圧入嵌合されている。該ハブ12の内周面にはメススプライン12aが形成されており、該メススプライン12aは図示しないトランスミッションの入力軸に形成された図示しないオススプラインと噛み合う。
連結入力部材3とハブプレート5との相対的な回転を規制するために、規制手段13が設けられている。即ち、以下のように構成されている。前記ハブプレート5の外周部には、前記作業用切欠部5gどうしの間に円周方向に沿って90度毎に軸方向へ向って突出する4つの突出部5eが一体形成され、該突出部5eが入り込んで該突出部5eの円周方向での相対的な移動を許容する移動許容部として、半径方向外側から中心側へ向かって凹部2eが、サイドプレート2の外周部に4つ形成されている。
前記サイドプレート2と前記ドライブプレート1の連結部1eの先端部1fとの間には、フリクションプレート7が設けられている。該フリクションプレート7の外周部の両面には摩擦材8a,8bが図示しないリベットを介して取り付けられている。この摩擦材8a,8bを介して、図示しないフライホィールからフリクションプレート7へ回転力が伝達される。
前記ハブプレート5とドライブプレート1との間、および前記ハブプレート5とサイドプレート2との間には、樹脂スペーサ9,10が介装されている。ハブプレート5に対してドライブプレート1の芯出しをするため、ハブプレート5と一体のハブ12に対してドライブプレート1の芯出しをするための筒部9bが、樹脂スペーサ9に形成されている。そして、樹脂スペーサ9がドライブプレート1と一体に回転するように、樹脂スペーサ9に形成した4つの突出部9aが、ドライブプレート1に形成された4つの四角形孔1gに嵌合されている。一方、サイドプレート2は連結部1eを介してドライブプレート1と一体になっているため、サイドプレート2の芯出しは前記ドライブプレート1の芯出しによって既に行われており、そのため樹脂スペーサ10には芯出しのための筒部が形成されていない。そして、樹脂スペーサ10がサイドプレート2と一体に回転するように樹脂スペーサ10に形成した4つの突出部10aがサイドプレート2に形成された4つの四角形孔2fに嵌合されている。つまり、樹脂スペーサ9がドライブプレート1およびサイドプレート2のセンタリングを行い、樹脂スペーサ9がハブプレート5とドライブプレート1との軸方向の間隔を保持し、樹脂スペーサ10がハブプレート5とサイドプレート2との軸方向の間隔を保持している。
このほか、サイドプレート2と樹脂スペーサ10との間には、皿ばね14が設けられている。これは、樹脂スペーサ10をハブプレート5へ押圧することにより、ドライブプレート1,サイドプレート2と一体に回転する樹脂スペーサ9,10とハブプレート5との間の摩擦抵抗を大きくして捩り減衰を高めるためである。
(作用)
次に、捩り振動低減装置の作用を説明する。
エンジンのクランク軸の回転がフリクションプレート7を介して連結入力部材3であるドライブプレート1とサイドプレート2とへ入力されると、該回転はばね6を介してハブプレート5へ伝わり、ハブプレート5の回転がハブ12から図示しないトランスミッションの入力軸へと伝わる。
そして、ハブプレート5の突出部5eがサイドプレート2の外周部に形成した凹部2eの内部で円周方向へ移動し、該突出部5eが凹部2eの両端の内壁に当接することにより、連結入力部材3とハブプレート5との相対的な回動が止まる。これに対し、連結入力部材3の内部では、ドライブプレート1とサイドプレート2との間で捩りトルクの授受が行われ、この捩りトルクの授受により、円周方向へ向かう曲げモーメントが、ドライブプレート1の外周部に設けられて軸方向へ突出する連結部1eに作用する。また、この連結部1eには遠心力が作用する。つまり、ドライブプレート1の連結部1eには曲げモーメントと遠心力が作用し、サイドプレート2にはハブプレート5の突出部5eから円周方向の押圧力が作用し、連結入力部材3に作用する荷重はドライブプレート1とサイドプレート2とに分散される。
この発明では、ドライブプレート1の連結部1eに作用するのは前記のように曲げモーメントと遠心力のみであってハブプレート5との相対回転を止めるための荷重は作用しないので、ドライブプレート1の板厚を小さくすることが可能であり、加工性が向上して設計の自由度が増す。サイドプレート2には軸方向へ突出する連結部や突出部を形成しないことから、サイドプレート2に曲げモーメントは作用せず、荷重に対するサイドプレート2の負担はドライブプレート1よりも小さい。そして、サイドプレート2は軸方向へ突出する連結部や突出部を形成しない平面的な形状なので、加工性がよく、耐久性向上のために板厚をドライブプレート1より大きくして強度を上げることが容易である。次に、ハブプレート5の突出部5eはドライブプレート1の連結部1eとは異なり、軸方向へ突出していれば良くて、高い精度が要求されないことからハブプレート5の板厚を大きくすることが可能であり、相対回転防止のため従来のようにドライブプレート1またはサイドプレート2に突出部を設けてハブプレート5に移動許容部を設ける構成を採用した場合に比べ、突出部の強度が大きくなって有利である。
なお、本実施の形態ではドライブプレート1の外周部に連結部を設け、サイドプレート2の外周部にハブプレート5の突出部5eが入り込む凹部2eを形成したが、サイドプレート2の外周部に連結部を設け、ドライブプレート1の外周部にハブプレート5の突出部5eが入り込む凹部を形成し、突出部5eの曲げ方向を逆にしてもよい。
また、本実施の形態ではサイドプレート2に移動許容部としての凹部2eを形成しているが、フリクションプレート7に凹部や長孔等の移動許容部を設けたり、あるいはサイドプレート2に規制部材を設けて該規制部材に凹部や長孔等の移動許容部を形成することもできる。サイドプレート2に移動許容部を有する規制部材を設けると、ハブプレート5の突出部5eがサイドプレート2に直接に作用せず、規制部材を介して作用する。このため、サイドプレート2の一部に荷重が局部的に作用するのが防止され、大きな応力の発生が抑制される。
更に、規制部材としては緩衝部材としての樹脂等を用いることができる。規制部材を樹脂により形成すると、ハブプレート5の突出部5eがサイドプレート2の外周部に設けた規制部材の移動許容部の両端の内壁に当接する際に、樹脂が変形して衝撃力が緩和される。このため、連結入力部材3からハブプレート5への回転力の伝達が円滑に行われる。
このほか、本実施の形態ではハブプレート5の外周部に突出部5eを一体形成して軸方向へ曲げているが、突出部5eは軸方向へ曲がった形状に削り出してもよく、別個に作成した部品を溶接あるいはリベットを介して結合してもよい。
1…ドライブプレート(第1入力部材)
1e…連結部
1f…先端部
2…サイドプレート(第2入力部材)
2e…凹部(移動許容部)
3…連結入力部材
5…ハブプレート(出力部材)
5e…突出部
6…ばね(弾性部材)
13…規制手段

Claims (3)

  1. 第1入力部材と第2入力部材とを回転自在に設け、該第1入力部材と第2入力部材とのいずれか一方の外周部に略等間隔に他方へ向って軸方向へ突出する連結部を設け、夫々の連結部の先端部を他方に結合して連結入力部材を構成し、前記第1入力部材と第2入力部材との間に出力部材を回転自在に設け、前記連結入力部材と前記出力部材とを弾性部材を介して回転方向に連結し、前記連結入力部材と前記出力部材との相対的な回転角度を規制する規制手段を設けた捩り振動低減装置において、
    前記規制手段として、前記出力部材の外周部には軸方向へ向って突出する突出部を設け、該突出部が入り込んで該突出部の円周方向での相対的な移動を許容する移動許容部を、前記第1入力部材と第2入力部材との他方、あるいは他方と一体に回転する部材に形成したことを特徴とする捩り振動低減装置。
  2. 請求項1に記載の捩り振動低減装置において、
    前記第1入力部材と第2入力部材との他方に規制部材を設け、該規制部材に前記移動許容部を形成したことを特徴とする捩り振動低減装置。
  3. 請求項2に記載の捩り振動低減装置において、
    前記規制部材として緩衝部材を用いたことを特徴とする捩り振動低減装置。
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