JP2011086174A - Information processor and power consumption measuring device - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、交流から直流に変換された電力による動作での消費電力を計測する装置、および該装置を実現するコンピュータプログラムに関する。 The present application relates to an apparatus for measuring power consumption in an operation using electric power converted from alternating current to direct current, and a computer program for realizing the apparatus.
電気機器による電力消費の状況を目に見える形にすることが考えられている。例えば、複数の電気機器のそれぞれに消費電力量を検出する手段を設け、電気機器とは別体の装置において各電気機器の消費電力量またはそれに対応する電気料金を表示する手法がある(特許文献1参照)。また、表示手段を有した電気機器に消費電力を測定する回路を設け、電気機器の表示手段を用いて消費電力レベルを表示する手法がある(特許文献2参照)。 It is considered to make the state of power consumption by electric equipment visible. For example, there is a method of providing a means for detecting the amount of power consumption in each of a plurality of electric devices and displaying the amount of power consumption of each electric device or an electric charge corresponding thereto in a device separate from the electric device (Patent Literature) 1). In addition, there is a technique in which a circuit for measuring power consumption is provided in an electric device having a display unit, and the power consumption level is displayed using the display unit of the electric device (see Patent Document 2).
交流電力を直流電力に変換するACアダプタ(alternating current adapter)を介して交流電源に接続される電気機器がACアダプタから供給される電力を消費するとき、その消費電力に応じた変換損失がACアダプタにおいて生じる。ところが、電気機器の内部で測定される消費電力には、ACアダプタの変換損失分の電力は含まれない。 When an electrical device connected to an AC power source via an AC adapter (alternating current adapter) that converts AC power to DC power consumes power supplied from the AC adapter, the conversion loss corresponding to the power consumption is AC adapter. Occurs in. However, the power consumption measured inside the electrical equipment does not include the power for the conversion loss of the AC adapter.
一般に使用されるACアダプタは、出力電圧の増大にともなって指数関数カーブを描くように変換効率が大きくなるという出力電力に依存する変換特性をもち、その変換効率の最大値は80%程度である。変換効率が80%ということは、単純計算によれば、電気機器の内部で測定される消費電力の1.25倍以上の電力が交流電源から供給されることを意味する。また、上記変換特性の考察から、変換効率が50%未満となる消費電力の比較的に小さいときには、測定される消費電力よりもACアダプタでの変換損失分の方が大きいことがわかる。 Generally used AC adapters have a conversion characteristic that depends on output power such that the conversion efficiency increases so as to draw an exponential curve as the output voltage increases, and the maximum value of the conversion efficiency is about 80%. . A conversion efficiency of 80% means that, according to a simple calculation, 1.25 times or more of the power consumption measured inside the electric device is supplied from the AC power source. Further, from the above consideration of the conversion characteristics, it can be seen that when the power consumption at which the conversion efficiency is less than 50% is relatively small, the conversion loss in the AC adapter is larger than the measured power consumption.
つまり、ACアダプタを使用する電気機器に係る解決すべき課題は、ACアダプタが電力を供給するときに実際に消費される電力の顕在化を実現することである。 In other words, the problem to be solved regarding the electric device using the AC adapter is to realize the actualization of the power actually consumed when the AC adapter supplies power.
情報処理装置は、消費電力取得部と消費電力補正部と消費電力記録部とを有する。消費電力取得部は、ACアダプタ接続端子を介してACアダプタから供給される電力の電力値を計測する。消費電力補正部は、ACアダプタにおける電力の変換効率に基づいて、消費電力取得部が計測した電力値からACアダプタにおける変換損失を含む電力値である実消費電力値を取得する。消費電力記録部は、消費電力補正部が取得した実消費電力値を記録する。 The information processing apparatus includes a power consumption acquisition unit, a power consumption correction unit, and a power consumption recording unit. The power consumption acquisition unit measures the power value of the power supplied from the AC adapter via the AC adapter connection terminal. The power consumption correction unit acquires an actual power consumption value, which is a power value including conversion loss in the AC adapter, from the power value measured by the power consumption acquisition unit, based on the power conversion efficiency in the AC adapter. The power consumption recording unit records the actual power consumption value acquired by the power consumption correcting unit.
ACアダプタが電力を供給するときの、ACアダプタの出力側で計測可能な電力値よりも実際に消費される電力の値に近い実消費電力値を記録することができる。 When the AC adapter supplies power, it is possible to record an actual power consumption value that is closer to the value of power actually consumed than the power value that can be measured on the output side of the AC adapter.
図1は、実施例1に係る消費電力計測装置としての機能を備える情報処理装置1の構成を示す。
FIG. 1 illustrates a configuration of an
図1に示す情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、ブリッジ部12、主記憶装置14、補助記憶装置16、表示装置18、および無線通信装置20を備える。さらに、情報処理装置1は、起動ボタン22、EC(Embedded Controller)24、BIOS−ROM(Basic Input Output System Read Only Memory)26、電源回路28、ACアダプタ接続端子30、およびバッテリ40を備える。
The
CPU10は、情報処理装置1の全体を制御する演算処理装置であり、主記憶装置14に記憶されているプログラムを実行する。実行されるプログラムには、BIOS(Basic Input Output System)、OS(Operating System)、アプリケーション・プログラム(Application Program)およびデバイス・ドライバ(Device Driver)が含まれる。アプリケーション・プログラムには消費電力管理プログラム50が含まれる。典型的なCPUは、命令レジスタ(Instruction Register)、命令解読回路(Instruction Decoder)、演算回路(Arithmetic Logic Unit)、アキュムレータ(Accumulator)、番地レジスタ(Address Register)、プログラムカウンタ(Program Counter)などを備える。このようなCPUにおいては、主記憶装置14から読み込まれた機械語命令(2進数)が一時的に命令レジスタによって格納され、命令解読回路によって解読される。解読された命令に従って、演算回路において加算・減算・数値の比較といった演算が行なわれる。演算対象のデータおよび演算の結果は、一時的にアキュムレータに格納される。主記憶装置14における記憶領域の番地は番地レジスタに格納され、次に実行するべき命令が格納されている記憶領域の番地がプログラムカウンタによって示される。CPU10は、ブリッジ部12を介して、主記憶装置14、補助記憶装置16、表示装置18、EC24、BIOS−ROM26、およびWLAN(Wireless LAN)インタフェースとしての無線通信装置20と接続されている。
The
ブリッジ部12は、各種機構ごとの接続インタフェースの仕様に応じた手順に従って、CPUと各種機構との間あるいは各種機構間の信号の送受信を実行する機能などを有する。例えば、主記憶装置へのアクセス動作を制御するメモリ・コントローラ機能や、データ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファ機能などである。ブリッジ部12は、例えば、情報処理装置が採用するチップセットがIntel社のMobileIntel(登録商標)4SeriesExpressChipsetの場合、GMCH(Graphics Memory Controller Hub)、ICH(I/O Controller Hub)などにより構成される。
The
主記憶装置14は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶機構である。図1の例示では、主記憶装置14はブリッジ部12におけるGMCHと接続されている。また、図1では主記憶装置14がBIOSプログラム、OSプログラム、および消費電力管理プログラム50を記憶している様子が示されている。BIOSプログラムはBIOS−ROM26から読み込まれ、OSプログラムおよび消費電力管理プログラム50は補助記憶装置16から読み込まれ、それぞれ主記憶装置14に記憶される。
The
補助記憶装置16は不揮発性の記憶機構である。HDD(Hard Disk Drive)のような磁気記録を行なうストレージ、およびSSD(Solid State Disk)のような半導体メモリが装着される機構を補助記憶装置16として用いることができる。図1の例示では、補助記憶装置16は、ブリッジ部12におけるICHと接続されている。
The
表示装置18は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)に代表されるフラットパネルディスプレイ、またはCRT(Cathode Ray Tube)によって静止画像や動画像を表示する。
The
無線通信装置20は、アンテナを介してWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)などの無線ネットワークとの間でデータ通信を行う。無線通信装置20は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11nに準拠した無線通信に適合している。図1の例示では、無線通信装置20は、PCI(Peripheral Components Interconnect) Expressバスを介してブリッジ部12に接続されている。
The
BIOS−ROM26は、不揮発性で記憶内容を電気的に書き換え可能な記憶機構である。システムの起動および管理に使用される基本プログラムであるBIOS、情報処理装置1の起動時に各種機構の動作試験や初期化を行うプログラムであるPOST(Power-On Self Test)などがBIOS−ROM26に格納される。
The BIOS-
電源回路28は、消費電力計測部80、充電部82、DC−DCコンバータ84を備える。電源回路28は、ACアダプタ接続端子30を介してACアダプタ40と接続可能に構成されており、ACアダプタ40からの電力供給を受けることができる。また、電源回路28は、バッテリ32と接続可能に構成されており、バッテリ32からの電力供給を受けることができる。電源回路28において、一端がACアダプタ接続端子30に接続された消費電力計測用の抵抗86の他端を整流・逆流防止用のダイオード88を介してDC−DCコンバータ84に接続している。
The
消費電力計測部80は、消費電力計測用の抵抗86の両端子に接続されており、抵抗86における電流値および電圧値を検出し、その検出値をEC24へ出力する。
The power
充電部82は、ACアダプタ接続端子30からの電力供給線に接続されており、ACアダプタ40から電力が供給されているときに、ACアダプタ40から供給される電力の一部を用いてバッテリ32を充電する。
The charging
DC−DCコンバータ84は、ACアダプタ40またはバッテリ32から供給される電力を用いて、所定の供給先に必要とされる電力を供給する。DC−DCコンバータ84は、EC24からの制御信号に従って、情報処理装置1の動作状態の分類ごとに定義された電力系統に対して電力を供給する。
The DC-
ACアダプタ40は、商用電源またはそれと同等の電力を出力する交流電源(例えば自家発電システム)を使用して情報処理装置1を動作させるためのAC/DC(Direct Current)コンバータである。ACアダプタ40は変圧機能を備え、入力された交流電力を所定電圧の直流電力に変換する。
The
バッテリ32は、リチウムイオン電池のように充電が可能な二次電池であり、電源回路28に着脱可能に接続される。なお、バッテリ32として、一次電池や燃料電池といった二次電池以外の電池を用いてもよい。バッテリ32として二次電池以外の電池のみを用いる場合には、電源回路28において充電部82を省略することができる。
The
EC24は、情報処理装置1の動作環境を管理する機能を有し、電源回路28と連携して情報処理装置1の内部における電力の供給先を制御する。EC24はLPC(Low Pin Count)バスを介してブリッジ部12に接続され、必要に応じて無線通信装置20を含む制御対象に指示を与える。EC24に接続されている起動ボタン22から起動ボタン22の押下を示す割り込み信号を受信すると、EC24は情報処理装置1を起動する処理を実行する。EC24の構成は、情報処理装置1のCPU10とは独立して動作環境の管理に係るプログラムの実行が可能であればよい。例えば、EC24の機能は、CPU(図示せず)、ROM(図示せず)、RAM(図示せず)、時間を計測するタイマ(図示せず)などを備えるマイクロ・コンピュータ(Micro Computer)によって実現される。
The
本実施例に係るEC24は、情報処理装置1において消費される消費電力を測定するための消費電力測定プログラム60を実行する。これにより、消費電力取得部62、消費電力補正部64、消費電力記録部66、および消費電力通知部68の機能が実現される。消費電力測定プログラム60は、例えばEC24のROMから読み出されて実行される。ただし、これに限らず、消費電力測定プログラム60をBIOS−ROM26に格納しておき、LPCバスを介して読み込むようにしてもよい。また、消費電力取得部62、消費電力補正部64、消費電力記録部66、および消費電力通知部68のそれぞれの機能を、ハードウェアとしての回路をEC24に組み込むことによって実現してもよい。
The
消費電力取得部62は、ACアダプタ接続端子30を介してACアダプタ40から供給される電力の電力値を計測するようにEC24を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
消費電力補正部64は、ACアダプタ40における電力の変換効率に基づいて、消費電力取得部62が取得した電力値から実消費電力値を取得するようにEC24を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。実消費電力値とは、ACアダプタ40における変換損失を含む電力値である。
The power
消費電力記録部66は、消費電力補正部64が取得した実消費電力値を記録するようにEC24を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
消費電力通知部68は、ブリッジ部12を介してCPU10へ実消費電力値を通知するようにEC24を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
次に、EC24において実行される消費電力測定プログラム60の処理について説明する。図2は、EC24において実行される消費電力測定プログラム60の処理の流れの一例を示す図である。
Next, processing of the power
図2に示す消費電力測定プログラム60の処理は、例えば、ACアダプタ接続端子30を介してACアダプタ40から電力の供給を受けることにより、開始される。
The processing of the power
EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域に記録開始を示す計測ログを記録する(OP104)。記録開始ログは、記録開始の日時を示す記録開始日時と、消費電力の測定間隔を示すサンプリング間隔の設定値とを有する。EC24は、情報処理装置1内に設定されている現在の日時を、記録開始日時として用いることができる。EC24は、例えば、情報処理装置1内のリアルタイム・クロック(図示せず)から現在の日時を取得することができる。サンプリング間隔の設定値は、EC24の内部または外部の記憶領域に予め設定されている。情報処理装置1の動作状態を示す情報を記録開始ログに追加してもよい。
The
次に、EC24は、後述する消費電力取得処理を実行する(OP105)。これにより、EC24は、所定間隔において電源回路28の消費電力計測部80から取得した測定値と、ACアダプタ40における変換効率を考慮した補正値である実消費電力値と、を有する計測ログを記録することができる。本実施例の工程OP105では、電源回路28の消費電力計測部80から取得した計測値について、ACアダプタ40における変換効率を考慮した補正を行う。その処理の詳細は、図7を用いて後述する。
Next, the
図3は、計測ログの内容例を示す図である。図3の例では、計測ログC31によって、記録開始日時「2009.07.18,10:30:40」およびサンプリング間隔「1(分)」が示される。また、計測ログC32−C37によって、消費電力取得処理において取得された電力消費に関する情報が示される。電力消費に関する情報は、具体的にはACアダプタ40における変換効率を考慮した補正値である実消費電力値P’、および消費電力計測部80が取得した計測値Pである。計測ログC32−C37のそれぞれにおいて、実消費電力値P’を前(図の左側)として計測値Pを後ろ(図の右側)とし、両者を「,」で区分する形式でデータが格納されている。例えば、計測ログC32において実消費電力値P’は「30.0(W)」であり、計測値Pは「13.5(W)」である。計測ログC33において実消費電力値P’は「31.3(W)」であり、計測値Pは「13.8(W)」である。工程OP105で実消費電力値P’および計測値Pを有した計測ログを記録する度に、既に格納されている計測ログの末尾に新たな計測ログが追加される。図3に示す例では、計測ログC37の次に新たな計測ログが追加されることになる。したがって、末尾に近いほどその計測ログは新しい。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of the contents of a measurement log. In the example of FIG. 3, the recording start date “2009.07.18, 10:30:40” and the sampling interval “1 (minutes)” are indicated by the measurement log C31. Further, the measurement logs C32 to C37 indicate information related to power consumption acquired in the power consumption acquisition process. Specifically, the information regarding the power consumption is an actual power consumption value P ′ that is a correction value considering the conversion efficiency in the
図2に戻って、EC24は、ACアダプタ40からの電力供給が継続している場合(OP1051でYES)、工程OP105以降を再度実行する。一方、ACアダプタ40からの電力供給が停止した場合(OP1051でNO)、EC24は、図2に示す消費電力測定プログラム60の処理を終了する。EC24は、外部電力検出部として、例えば消費電力計測部80から取得した計測値に基づく電力値が0である場合に、ACアダプタ40からの電力供給が停止していると判定する。また、EC24は、消費電力計測部80から取得した計測値に基づく電力値が所定の閾値(例えば0)より大きい場合に、ACアダプタ40からの電力供給が継続していると判定する。
Returning to FIG. 2, when the power supply from the
以上が、図2に示す消費電力測定プログラム60の処理の流れの経路である。
The above is the process flow path of the power
次に、EC24において実行される消費電力測定プログラム60の他の処理の流れを図4によって説明する。
Next, another processing flow of the power
図4に示す消費電力測定プログラムの他の処理は、情報処理装置1の動作状態を起動状態に変更する指示を示す割り込み信号をEC24が受信したことにより、開始される。割り込み信号は、例えば、起動ボタン22から出力される起動ボタン22が押下されたことを示す信号、またはハイバーネート状態からの復帰を示す信号である。
Other processes of the power consumption measurement program shown in FIG. 4 are started when the
まず、EC24は、受信した割り込み信号の種別に従って、電力系統の切り替えを指示する制御信号を電源回路28に与える(OP101)。
First, the
図5は、情報処理装置1の動作状態と電力系統の関係の例を示す図である。図5の例は、起動状態の場合には第1から第4までの全ての系統に対して電力を供給し、サスペンド状態の場合には第1および第3の系統に対して電力を供給して第2および第4の系統には電力を供給しないことを示す。また、ハイバーネート状態または停止状態の場合には、第1の系統に対して電力を供給して第2、第3および第4の系統に対して電力を供給しないことを示す。
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of the relationship between the operation state of the
図2に示す工程OP101において、EC24は、例えば受信した割り込み信号の種別が起動状態への変更を示す場合、第1から第4までの全ての系統に対して電力を供給するように、電力系統の切り替えを電源回路28に指示する。
In step OP101 shown in FIG. 2, for example, when the type of the received interrupt signal indicates a change to the activated state, the
図6は、電力系統と主な電力の供給先との対応を示す図である。図6の例では、第1の系統による電力の供給先としてEC24と電源回路28が設定されており、第2の系統による電力の供給先としてブリッジ部12のICHと無線通信装置20とが設定されている。また、第3の系統による電力の供給先として主記憶装置14が設定されており、第4の系統による電力の供給先としてCPU10とブリッジ部12のGMCHと補助記憶装置16と表示装置18とが設定されている。
FIG. 6 is a diagram illustrating a correspondence between the power system and main power supply destinations. In the example of FIG. 6, the
次に、EC24は、受信した割り込み信号の種別に従って、動作状態の変更をCPU10へ指示する(図4、OP102)。このとき、情報処理装置1の動作状態が停止状態から起動状態へ変更する場合は、CPU10は、BIOS−ROM26からBIOSプログラムを主記憶装置14へ読み込み、BIOSプログラムの手順に従って起動処理を実行する。なお、本処理の実行契機となった割り込み信号がCPU10から送信される場合には、工程OP102を省略してもよい。
Next, the
EC24は、EC24の内部に有する情報処理装置1の動作状態を示すレジスタの値を、受信した割り込み信号の種別に従って変更する(OP103)。これにより、EC24は、工程OP103以降の各工程においても、情報処理装置1の動作状態を把握することができる。
The
次に、EC24は、情報処理装置1の動作状態を起動状態から他の状態へ変更(移行)することを示す変更イベントが発生したか否かを判定する(OP106)。例えば、情報処理装置1のCPU10で実行されるOSの処理により、起動状態からサスペンド状態へ移行することを示す変更イベントを受信した場合に、EC24は、変更イベントが発生したと判定する(OP106でYES)。一方、変更イベントの受信がなければ、EC24は変更イベントが発生していないと判定する(OP106でNO)。
Next, the
EC24は、工程OP106において変更イベントが発生したと判定した場合(OP106でYES)、EC24の内部に有する情報処理装置1の動作状態を示すレジスタの値を、受信した変更イベントの種別に従って変更する(OP108)。これにより、EC24は、工程OP108以降の各工程においても、情報処理装置1の動作状態を把握することができる。
If the
工程OP109において、EC24は、工程OP101と同様に、受信した変更イベントの種別に従って、電力系統の切り替えを指示する制御信号を電源回路28に入力する。EC24は、例えば、サスペンド状態へ移行する場合には、第1および第3の系統に電力を供給し、第2および第4の系統には電力を供給しないように電力系統を切り替える制御信号を、電源回路28に入力する。
In step OP109, the
次に、工程OP106において変更イベントが発生していないと判定した場合(OP106でNO)の処理の流れを説明する。 Next, the process flow when it is determined that no change event has occurred in step OP106 (NO in OP106) will be described.
EC24は、工程OP106において、変更イベントが発生していないと判定した場合(OP106でNO)、計測値を要求する通知要求を受信したことを示す通知要求イベントが発生したか否かを判定する(OP110)。EC24は、CPU10から通知要求を受信した場合に、通知要求イベントが発生したと判定する(OP110でYES)。一方、EC24は、CPU10から通知要求を受信していない場合は、通知要求イベントが発生していないと判定する(OP110でNO)。
If the
EC24は、通知要求イベントが発生したと判定した場合(OP110でYES)、図9を用いて後述する消費電力通知処理を実行し(OP111)、工程OP105以降を再度実行する。EC24は、消費電力通知処理(OP111)において、CPU10に対して消費電力取得処理(OP105)によって取得した消費電力値を送信する。
If the
EC24は、通知要求イベントが発生していないと判定した場合(OP110でNO)、工程OP111をスキップして、工程OP105以降を再度実行する。
When the
以上が、図2に示す消費電力測定用プログラムの他の処理の流れの経路である。 The above is the path of the other processing flow of the power consumption measurement program shown in FIG.
次に、EC24において実行される消費電力取得処理を説明する。図7は、ECにおいて実行される消費電力取得処理の流れの一例を示す図である。
Next, power consumption acquisition processing executed in the
まず、EC24は、EC24の内部に在るタイマからカウント値を取得し(OP201)、取得したカウント値に基づいて予め設定されたサンプリング時間が経過したか否かを判定する(OP202)。EC24は、サンプリング時間が経過したと判定した場合(OP201でYES)、OP203からOP210までの工程を実行する。一方、EC24は、サンプリング時間が経過していないと判定した場合(OP201でNO)、OP203からOP210までの工程をスキップして、終了する。すなわち、EC24は、予め設定されたサンプリング間隔でOP203からOP210までの工程を実行する。
First, the
EC24は、工程OP203において電圧値Vおよび電流値Iを消費電力計測部80から取得し(OP203)、取得した電圧値Vと電流値Iとに基づいて電力値(電力測定値)Pを算出する(OP204)。
In step OP203, the
EC24は、図8に示す効率変換テーブルを参照し、電力測定値Pに近似する値を有する電力値P1およびP2を効率変換テーブルから取得する(OP205)。ここで、電力値P1は、効率変換テーブルに登録されている電力値の中で、電力測定値P以下でありかつ最も大きい値の電力値である。電力値P2は、効率変換テーブルに登録されている電力値の中で、電力測定値P以上でありかつ最も小さい値の電力値である。図8の例では、電力測定値Pが例えば7(W)である場合の電力値P1は5(W)であり、同じく電力値P2は10(W)である。
The
次に、EC24は、変換効率テーブルから変換係数K1およびK2を取得する(OP206)。ここで、変換係数K1は、電力値P1に対応付けて変換効率テーブルに設定されている変換係数である。変換係数K2は、電力値P2に対応付けて変換効率テーブルに設定されている変換係数である。図8の例では、電力値P1が5(W)の場合、変換係数K1は2.33である。すなわち、図8の例は、ACアダプタ40において電力値5Wの直流電力(出力電力)を出力するために必要とされる電力値(消費電力)は11.65W(=P1×K1)であることを示している。また、図8の例では、電力値P2が10(W)の場合、変換係数K2は1.69である。すなわち、ACアダプタ40において電力値10Wの直流電力を出力するために必要とされる電力値は16.9W(=P2×K2)であることを示している。
Next, the
EC24は、電力値P1およびP2と変換係数K1およびK2と電力測定値Pに基づいて、電力測定値Pに対する変換係数Kを取得する(OP207)。例えば、EC24は、次式を用いて変換係数Kを取得することができる。
K=[K2×(P−P1)+K1×(P2−P)]/(P2−P1)
この式を適用すると、電力値P1が5W、変換係数K1が2.33、電力値P2が10W、変換係数K2が1.69、電力測定値Pが7Wである場合、電力測定値Pに対する変換係数Kは1.608である。
The
K = [K2 * (P-P1) + K1 * (P2-P)] / (P2-P1)
When this equation is applied, when the power value P1 is 5 W, the conversion coefficient K1 is 2.33, the power value P2 is 10 W, the conversion coefficient K2 is 1.69, and the power measurement value P is 7 W, the conversion with respect to the power measurement value P is performed. The coefficient K is 1.608.
上述の式は変換係数Kの取得方法として線形補間の例を説明したものである。しかし、本実施例における変換係数Kの取得方法はこれに限定されない。例えば、変換係数Kの取得方法として最近傍補間を用いることができる。最近傍補間を用いる場合、工程OP205および工程OP206を省略して、電力測定値Pに最も近似する電力値P3を特定し、電力値P3に対応する変換係数K3を変換係数Kとすればよい。 The above formula describes an example of linear interpolation as a method for obtaining the conversion coefficient K. However, the method for obtaining the conversion coefficient K in the present embodiment is not limited to this. For example, nearest neighbor interpolation can be used as a method for obtaining the conversion coefficient K. When using nearest neighbor interpolation, the process OP205 and the process OP206 may be omitted, the power value P3 that is closest to the power measurement value P may be specified, and the conversion coefficient K3 corresponding to the power value P3 may be used as the conversion coefficient K.
EC24は、電力測定値Pと変換係数Kとに基づいて、ACアダプタ40における変換効率を考慮した電力値である実消費電力値P’を取得する(OP208)。例えば、EC24は、次の式を用いて実消費電力値P’を取得することができる。
P’=K×P
この式を適用すると、電力測定値Pが7W、変換係数Kが1.608である場合、実消費電力値P’は11.256Wである。
Based on the power measurement value P and the conversion coefficient K, the
P ′ = K × P
When this formula is applied, when the power measurement value P is 7 W and the conversion coefficient K is 1.608, the actual power consumption value P ′ is 11.256 W.
EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域に実消費電力値P’を示す計測ログを記録する(OP209)。
The
以上が、消費電力取得処理の流れの経路である。 The above is the flow path of the power consumption acquisition process.
次に、EC24において実行される消費電力通知処理を説明する。図9は、EC24において実行される消費電力通知処理の流れの一例を示す図である。
Next, the power consumption notification process executed in the
まず、EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域から予め設定された個数の計測ログを参照し、計測ログに示される実消費電力値P’を取得する(OP301)。ここで、EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域に格納されている最新の計測ログから所定個数の計測ログを参照すればよい。
First, the
EC24は、取得した所定個数の実消費電力値P’に基づいて、実消費電力値P’の平均値である消費電力平均値Pa’を取得する(OP302)。
The
EC24は、取得した消費電力平均値Pa’を、ブリッジ部12を介して接続されたCPU10へ送信する(OP303)。
The
以上が、消費電力通知処理の流れである。 The above is the flow of the power consumption notification process.
次に、情報処理装置1のCPU10において実行される消費電力管理プログラム50の処理を説明する。図10は、CPUにおいて実行される消費電力管理プログラムの処理の一例を示す図である。
Next, processing of the power
図10に示す消費電力管理プログラム50の処理は、例えば、情報処理装置1のCPU10において実行されるOS上で消費電力管理プログラム50が起動されることにより、開始される。
The processing of the power
まず、CPU10は、消費電力平均値Pa’の取得を要求する旨を示す取得要求信号をEC24へ送信し(OP401)、EC24から消費電力平均値Pa’を受信する(OP402)。
First, the
そして、CPU10は、取得した消費電力平均値Pa’に基づいて表示内容を更新する(OP403)。これにより、ACアダプタ40の変換効率を考慮した最新の電力値を、情報処理装置1の利用者へ通知することができる。
Then, the
CPU10は、CPU10の内部または外部に有するタイマのカウント値を取得し(OP405)、消費電力平均値Pa’に基づく表示内容を更新する間隔である予め設定された表示更新間隔が経過したか否かを判定する(OP405)。例えば、CPU10は、タイマから取得したカウント値が表示更新間隔以上の値である場合、表示更新間隔が経過したと判定することができる(OP405でYES)。この場合(OP405でYES)、工程OP401以降を再度実行する。一方、タイマから取得したカウント値が表示更新間隔未満の値である場合、表示更新間隔が経過していないと判定し(OP405でNO)、工程OP404以降を再度実行する。すなわち、CPUは、表示更新間隔が経過する都度、工程OP401から工程OP403までを実行すればよい。
The
以上が、消費電力管理プログラムの処理の流れの経路である。 The above is the process flow path of the power consumption management program.
次に、実施例2について説明する。実施例2に係る情報処理装置は、消費電力計測部から取得する計測値に基づいて、所定単位時間毎の電力量を記憶管理する。実施例2に係る情報処理装置のハードウェア構成は上述の図1と同様であるので、図示および重複する説明を省略する。そして、図1を参照して実施例2に係る情報処理装置の構成要素の機能を説明する。 Next, Example 2 will be described. The information processing apparatus according to the second embodiment stores and manages the electric energy for each predetermined unit time based on the measurement value acquired from the power consumption measurement unit. Since the hardware configuration of the information processing apparatus according to the second embodiment is the same as that of FIG. 1 described above, illustration and overlapping description are omitted. And the function of the component of the information processing apparatus which concerns on Example 2 is demonstrated with reference to FIG.
図11は、所定単位時間毎の電力量を記憶管理するための記憶領域である電力量管理テーブルの内容例を示す。図11に示す電力量管理テーブルは、項目として、時間帯と、実消費電力量[Wh]と、補正前電力量[Wh]と、差分量[Wh]と、区分別電力量[Wh]とを有する。時間帯は、電力量を集計する時間単位を示す。実消費電力量[Wh]は、消費電力平均値Pa’を集計して得た電力量を示す。補正前電力量[Wh]は、計測平均値Paを集計して得た電力量を示す。差分量[Wh]は、実消費電力量と補正前電力量との差分を示す。そして、区分別電力量[Wh]は時間帯毎に示される実消費電力量を所定の時間範囲で集計した電力量を示す。なお、区分電力量において集計の対象とする時間範囲はどのようなものでもよく、連続的な時間範囲や離散的な時間範囲の集合でもよい。例えば、時間帯毎に区分を定義しておき、共通する区分を有する時間帯における実消費電力量を集計することにより、区分別電力量を取得してもよい。 FIG. 11 shows an example of the contents of a power amount management table, which is a storage area for storing and managing the power amount per predetermined unit time. The power amount management table shown in FIG. 11 includes, as items, a time zone, an actual power consumption amount [Wh], a power amount before correction [Wh], a difference amount [Wh], and a power amount by category [Wh]. Have The time zone indicates a unit of time for collecting the electric energy. The actual power consumption [Wh] indicates the amount of power obtained by totaling the power consumption average value Pa ′. The power amount [Wh] before correction indicates the power amount obtained by summing up the measurement average value Pa. The difference amount [Wh] indicates a difference between the actual power consumption amount and the power amount before correction. Then, the power consumption by category [Wh] indicates the power amount obtained by totaling the actual power consumption amount indicated for each time zone in a predetermined time range. Note that the time range to be aggregated in the divided power amount may be any, and may be a continuous time range or a set of discrete time ranges. For example, it is also possible to define the divisions for each time zone, and obtain the amount of power by category by totaling the actual power consumption in the time zones having a common division.
図11の例は、0時00分から1時00分までの時間帯「0」において、実消費電力量が「8.4Wh」、補正前電力量が「0.6Wh」、差分量が「7.8Wh」であることを示している。また、図11の例は、時間帯「0」から時間帯「6」において、すなわち0時00分から7時00分までの時間帯において、実消費電力量を集計した電力量を示す区分別電力量が「58.8Wh」であることを示している。また、図11の例は、時間帯「20」および「21」において(すなわち、20時00分から22時00分までの時間帯において)、実消費電力量および補正前電力量が「0Wh」であることを示している。これは、時間帯「20」および「21」において、ACアダプタ40から電力の供給を受けていないことを示す。
In the example of FIG. 11, in the time zone “0” from 0:00 to 1:00, the actual power consumption is “8.4 Wh”, the power before correction is “0.6 Wh”, and the difference is “7”. .8 Wh ”. Further, the example of FIG. 11 shows the power by category indicating the amount of power obtained by totaling the actual power consumption in the time zone “0” to the time zone “6”, that is, in the time zone from 0:00 to 7:00. The amount is “58.8 Wh”. Further, in the example of FIG. 11, in the time zones “20” and “21” (that is, in the time zone from 20:00 to 22:00), the actual power consumption and the power before correction are “0 Wh”. It shows that there is. This indicates that power is not supplied from the
また、図11における区分別電力量は、時間帯「0」から時間帯「6」の範囲と、時間帯「7」から時間帯「21」の範囲と、時間帯「22」から時間帯「23」の範囲とにおいて、実消費電力量を区分して集計する例を示している。区分別電力量を有することにより、例えば、電気料金の割引が適用される時間帯と通常料金が適用される時間帯とを区分して、実消費電力量を集計することができる。図11の例示は、割引料金が時間帯「0」から「6」までと時間帯「22」から「23」までに適用され、通常料金が時間帯「7」から「21」までに適用される場合を想定したものである。なお、実施例2に係る情報処理装置は、図11に示すような電力量管理テーブルを例えば年月日単位で識別することにより、複数の電力量管理テーブルを管理することができる。 In addition, the amount of electric power classified by category in FIG. 11 includes a range of time zone “0” to time zone “6”, a range of time zone “7” to time zone “21”, and a time zone “22” to time zone “ In the range of “23”, an example is shown in which the actual power consumption is divided and aggregated. By having the power consumption by category, for example, the actual power consumption can be totaled by classifying the time zone in which the discount of the electricity rate is applied and the time zone in which the normal rate is applied. In the example of FIG. 11, the discount fee is applied from the time zone “0” to “6” and the time zone “22” to “23”, and the normal fee is applied from the time zone “7” to “21”. This is assumed. Note that the information processing apparatus according to the second embodiment can manage a plurality of power amount management tables by identifying a power amount management table as illustrated in FIG.
次に、実施例2に係る情報処理装置における処理を説明する。 Next, processing in the information processing apparatus according to the second embodiment will be described.
図12は、第2実施例に係る消費電力通知処理の流れの一例を示す図である。図12に示す消費電力通知処理は、図4に示す処理の流れにおける工程OP110でYESの場合に、開始される。 FIG. 12 is a diagram illustrating an example of the flow of power consumption notification processing according to the second embodiment. The power consumption notification process illustrated in FIG. 12 is started when the process OP illustrated in the process flow illustrated in FIG. 4 is YES.
まず、EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域から予め設定された個数の計測ログを参照し、計測ログに示される実消費電力値P’および計測値Pを取得する(OP3011)。ここで、EC24は、EC24の内部または外部の記憶領域に格納されている最新の計測ログから所定個数の計測ログを参照すればよい。図3に示す例では、所定個数を5つとした場合、末尾の計測ログC37から5つの計測ログである計測ログC33からC37までのログから実消費電力値P’および計測値Pが取得される。図3に示す計測ログC33において、実消費電力値P’は「31.3W」であり、計測値Pは「13.8W」である。
First, the
EC24は、取得した所定個数の実消費電力値P’および計測値Pに基づいて、実消費電力値P’の平均値である消費電力平均値Pa’および計測値Pの平均値である計測平均値Paを取得する(OP3021)。
The
EC24は、取得した消費電力平均値Pa’および計測平均値Paを、ブリッジ部12を介して接続されたCPU10へ送信する(OP3031)。
The
以上が、消費電力通知処理の流れの経路である。 The above is the flow path of the power consumption notification process.
次に、実施例2に係る消費電力管理プログラムの処理の流れを説明する。図13は、実施例2に係る消費電力管理プログラムの処理の流れの一例を示す。図13に示す消費電力管理プログラムの処理は、例えば、情報処理装置1のCPU10において実行されるOS上で消費電力管理プログラムが起動されることにより、開始される。
Next, a processing flow of the power consumption management program according to the second embodiment will be described. FIG. 13 illustrates an example of a processing flow of the power consumption management program according to the second embodiment. The processing of the power consumption management program shown in FIG. 13 is started, for example, when the power consumption management program is started on the OS executed by the
まず、CPU10は、電力量の集計を開始した時刻を示す集計開始時刻t1に現在時刻を設定し、電力量の集計に用いた電力値の個数を示す集計数Nに0を設定するといった初期設定を実行する(OP501)。
First, the
CPU10は、消費電力平均値Pa’および計測平均値Paの取得を要求する旨を示す取得要求信号をEC24へ送信し(OP502)、EC24から消費電力平均値Pa’および計測平均値Paを受信する(OP503)。
The
そして、CPU10は、情報処理装置1の内部のタイマから現在の時刻を示す現在時刻t2を取得し、現在時刻t2が集計開始時刻t1と同じ時間帯に属するか否かを判定する(OP504)。例えば、集計開始時刻t1が「10:00」の場合、集計開始時刻t1は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「10」に属する。現在時刻t2が「10:31」の場合、現在時刻t2は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「10」に属する。したがって、集計開始時刻t1が「10:00」でありかつ現在時刻t2が「10:31」の場合、現在時刻t2は集計開始時刻t1と同じ時間帯「10」に属すると判定される。一方、例えば、集計開始時刻t1が「10:00」であり現在時刻t2が「11:00」の場合、現在時刻t2は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「11」に属するので、現在時刻t2は集計開始時刻t1と異なる時間帯に属すると判定される。
Then, the
CPUは、集計開始時刻t1と現在時刻t2とが同じ時間帯に属すると判定した場合(OP504でYES)、工程OP505以降を実行する。一方、CPU10は、集計開始時刻t1と現在時刻t2とが異なる時間帯に属すると判定した場合(OP504でNO)、工程OP511以降を実行する。
If the CPU determines that the counting start time t1 and the current time t2 belong to the same time zone (YES in OP504), the CPU executes step OP505 and the subsequent steps. On the other hand, when the
CPU10は、工程OP503において取得した消費電力平均値Pa’を消費電力平均値の合計を示す第1合計値SUM(Pa’)に加算し(OP505)、工程OP503において取得した計測平均値Paを第2合計値SUM(Pa)に加算し(OP506)、集計数Nに1を加算する(OP507)。
The
CPU10は、次式により、実消費電力量W’および補正前電力量Wを算出する(OP508)。
W’=(SUM(Pa’)/N)×T
W=(SUM(Pa)/N)×T
式中のTは、集計開示時刻t1から現在時刻t2までの経過時間を表す。
The
W ′ = (SUM (Pa ′) / N) × T
W = (SUM (Pa) / N) × T
T in the formula represents an elapsed time from the total disclosure time t1 to the current time t2.
CPU10は、算出した実消費電力量W’および補正前電力量Wに基づいて、電力量管理テーブルを更新する(OP509)。工程OP509において、CPU10は、実消費電力量W’と補正前電力量との差分を電力量管理テーブルの差分量に格納する。また、CPU10は、現在時刻t2が属する時間帯と共通の区分に属する時間帯における実消費電力量を集計することにより、その区分における区分別電力量を算出し、その区分別電力量を電力量管理テーブルに格納する。
The
そして、CPU10は、電力量管理テーブルの内容に基づいて電力量管理情報を、表示装置18を用いて表示する(OP5091)。図14は、工程OP5091において表示される電力量管理情報の表示例である。図14の例は、図11に示す電力量管理テーブルと同じ内容を電力量管理情報として表示する画面の例である。この他にも、例えば、電力量管理テーブルの値を棒グラフや円グラフなどで表現した内容を電力管理情報として表示してもよい。
Then, the
その後、CPU10は、所定時間が経過するまで待機し(OP510でNO)、所定時間経過後に(OP510でYES)、工程OP502以降を再び実行する。以上が、図13における工程OP501から工程OP510までの流れである。
Thereafter, the
次に、上述の工程OP504でYESの場合の処理の流れを説明する。CPU10は、集計開始時刻t1と現在時刻t2とが異なる時間帯に属すると判定した場合(OP504でNO)、集計開始時刻t1を現在時刻t2に更新する(OP511)。続いて、CPU10は、消費電力平均値の合計値SUM(Pa’)に工程OP503で受信した消費電力平均値Pa’を設定することによって、合計値SUM(Pa’)を初期化する(OP512)。また、CPU10は、計測平均値の合計値SUM(Pa)に工程OP503で受信した計測平均値Paを設定することによって、合計値SUM(Pa)を初期化する(OP513)。さらに、CPU10は、集計数Nに0値を設定することによって、集計数Nを初期化する(OP514)。
Next, the flow of processing in the case where the above-described step OP504 is YES will be described. If the
その後、CPU10は、電力量管理テーブルの内容に基づいて電力量管理情報を表示し(OP5091)、所定時間が経過するまで待機し(OP510でNO)、所定時間経過後に(OP510でYES)、工程OP502以降を再び実行する。
Thereafter, the
以上が、図13に示す処理の流れの経路である。 The above is the processing flow path shown in FIG.
実施例2によれば、ACアダプタ40の変換効率を考慮した電力値に基づく電力量を、情報処理装置1の利用者へ通知することができる。
According to the second embodiment, the user of the
次に、実施例3について説明する。実施例3は、実施例2に係る消費電力管理プログラムと同様の機能を備えた電力量管理装置を有する電力量管理システムに関する。図15は、電力管理システム8の概略構成を示す。
Next, Example 3 will be described. The third embodiment relates to a power amount management system having a power amount management apparatus having the same function as the power consumption management program according to the second embodiment. FIG. 15 shows a schematic configuration of the
図15に示す電力量管理システム8は、実施例1または2に係る消費電力測定プログラムを備えた少なくとも1台以上の情報処理装置3と、情報処理装置3における消費電力を管理する電力量管理装置5とを備える。情報処理装置3と電力量管理装置5とはデータ通信のためのネットワーク9を介して接続される。電力量管理システム8では、情報処理装置3において消費電力測定プログラムによって取得された各種電力値が、設定時間ごとまたは設定時刻に電力量管理装置5へ送信される。なお、本実施例においては、情報処理装置3がACアダプタ40からの電力供給を受けている限り、情報処理装置3の動作状態が起動状態であってもなかっても、各種電力値が電力量管理装置5へ送られる。
The power
図15のように情報処理装置3は、消費電力取得部63と、消費電力補正部65と、消費電力記録部67と、消費電力通知部69とを有する。
As illustrated in FIG. 15, the
消費電力取得部63は、ACアダプタ接続端子30を介してACアダプタ40から供給される電力の電力値を計測するようにEC25を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
消費電力補正部65は、ACアダプタ40における電力の変換効率に基づいて、消費電力取得部63が取得した電力値から実消費電力値を取得するようにEC25を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。実消費電力値とは、ACアダプタ40における変換損失を含む電力値である。
The power
消費電力記録部67は、消費電力補正部65が取得した実消費電力値を記録するようにEC25を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
消費電力通知部69は、ネットワーク9を介して電力量管理装置5へ実消費電力値を通知するようにEC25を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。情報処理装置3の動作状態が起動状態でない場合には、消費電力通知部69は、電力量管理装置5への通知に先立って、通信装置21へACアダプタ40からの電力を送る電力供給を電源回路28に開始させる。そして、通信装置21を用いて実消費電力値を通知する。
The power
図16は、実施例3に係る情報処理装置3の動作状態と電力系統の関係の例を示す。図16の例は、起動状態の場合に第1から第4までの全ての系統に対して電力を供給することを示す。また、サスペンド状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けている場合には、第1から第3までの系統に対して電力を供給し、第4の系統に対して電力を供給しないことを示す。サスペンド状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けていない場合には、第1および第3の系統に対して電力を供給し、第2の系統および第4の系統に対して電力を供給しないことを示す。また、ハイバネーション状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けている場合には、第1および第2の系統に対して電力を供給し、第3および第4の系統に対して電力の供給をしないことを示す。ハイバネーション状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けていない場合には、第1の系統に対して電力を供給し、第2から第4までの系統に対して電力を供給しないことを示す。また、停止状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けている場合には、第1および第2の系統に対して電力を供給し、第3および第4の系統に対して電力を供給しないことを示している。停止状態において、ACアダプタ40からの電力の供給を受けていない場合には、第1の系統に対して電力を供給し、第2から第4までの系統に対して電力を供給しないことを示している。なお、図16の例において、第1から第4までの各系統の電力供給先は、図6の例と同様である。すなわち、本実施例に係る情報処理装置3は、ACアダプタ40からの電力の供給を受けている場合に第2の系統に対して電力を供給することにより、情報処理装置3の動作状態が起動状態で無い場合であっても通信装置21を用いて電力量管理装置5へ情報を送信することができる。
FIG. 16 illustrates an example of the relationship between the operating state of the
図15に戻って、電力量管理装置5は、電力値取得部72と、電力量算出部74と、電力量記録部76と、電力量出力部78とを有する。
Returning to FIG. 15, the power
電力値取得部72は、情報処置装置3から実消費電力値を取得するように電力量管理装置5を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
電力量算出部74は、電力値取得部72により取得した実消費電力値に基づいて所定の時間範囲における電力量を算出するように電力量管理装置5を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
電力量記録部76は、所定時間範囲ごとに時間範囲に電力量を対応付けて格納する電力量管理テーブルを、情報処理装置3ごとに管理するように電力量管理装置5を動作させる構成要素であり、プログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
電力量出力部78は、電力量記録部76により管理される電力量管理テーブルの内容を、電力量管理装置5が有する表示装置19または情報処理装置3の表示装置(図示せず)を用いて出力するように電力量管理装置5を動作させる。電力量出力部78はプログラムモジュールまたは回路によって実現される。
The power
次に、図17を参照して、実施例3に係る情報処理装置3の処理の一例を説明する。図17は、実施例3に係る情報処理装置3のEC25において実行される消費電力測定プログラムの処理の流れの一例を示す。図17に示す消費電力測定用プログラムの処理は、実施例1と同様に、例えば、ACアダプタ接続端子30を介してACアダプタ40から電力の供給を受けることにより、開始される。
Next, an example of processing of the
図17に示す実施例3に係る消費電力測定用プログラムの処理は、ACアダプタ40からの電力供給が継続する間、消費電力取得処理を実行(OP105)する点で、実施例1と共通する。
The process of the power consumption measurement program according to the third embodiment illustrated in FIG. 17 is common to the first embodiment in that the power consumption acquisition process is executed (OP105) while the power supply from the
図17に示す実施例3に係る消費電力測定用プログラムの処理では、消費電力取得処理を実行(OP105)した後に、消費電力通知処理を実行する工程(OP1054)が追加されている。また、消費電力通知処理を実行(OP1054)する前の時点において、電力系統の切替を電源回路28へ指示する工程(OP1053)が追加されている。工程OP1053では、通信装置21へ電力を供給するように、電力系統の切替を行う。例えば、情報処理装置3がサスペンド状態でACアダプタ40からの電力の供給を受ける場合、EC25は、図17に示すように第1および第2の系統に対して電力を供給させるように電力系統の切り替えを指示する制御信号を、電源回路28へ入力する。この例では、通信装置21は第2の系統から電力の供給を受けている。これにより、消費電力通知処理を実行する工程(OP1054)において、通信装置21を用いて電力量管理装置5へ情報を送信することができる。
In the processing of the power consumption measurement program according to the third embodiment shown in FIG. 17, a step (OP1054) of executing the power consumption notification processing is added after the power consumption acquisition processing is executed (OP105). In addition, a step (OP1053) for instructing the
以下に、図17に示す処理の流れを説明する。 The process flow shown in FIG. 17 will be described below.
まず、EC25は、実施例1と同様に、EC25の内部または外部の記憶領域に記録開始を示す計測ログを記録する(OP104)。記録開始ログは、記録開始の日時を示す記録開始日時と、消費電力の測定間隔を示すサンプリング間隔の設定値とを有する。また、情報処理装置3の動作状態を示す情報を記録開始ログに追加してもよい。
First, similarly to the first embodiment, the
EC25は、実施例1と同様にして、消費電力取得処理を実行する(OP105)。これにより、EC25は、消費電力計測部80から取得した計測値と、ACアダプタ40における変換効率を考慮した補正値である実消費電力値とを、計測ログとして記録することができる。
The
EC25は、消費電力取得処理を実行した回数を示す記録個数を参照し、その記録個数が所定数に達したか否かを判定する(OP1052)。
The
EC25は、記録個数が所定数に達していると判定した場合(OP1052でYES)、電力系統の切り替えを電源回路28へ指示し(OP1053)、図18に示す消費電力通知処理を実行し(OP1054)、記録個数を0値で初期化する(OP1055)。
If the
工程OP1053において、EC25は、現在の情報処理装置3の動作状態を示す情報を参照し、図16に示す関係に従って、電力系統の切り替えを指示する制御信号を電源回路28へ入力する。例えば、情報処理装置3の動作状態が停止状態を示す場合、図16に示す「停止状態(ACアダプタからの電力供給あり)」に対応する関係に従って、第1および第2の系統に対して電力の供給をするように電力系統の切り替える指示をする。
In step OP1053, the
一方、EC25は、記録個数が所定数に達していないと判定した場合(OP1052でNO)、消費電力取得処理を実行した回数を示す記録個数に1を加算して記録個数の値を更新する(OP1057)。
On the other hand, when the
次に、EC25は、ACアダプタ25からの電力供給が継続している場合(OP1051でYES)には、工程OP105以降を再度実行する。一方、ACアダプタ40からの電力供給が継続していない場合(OP1051でNO)、電力系統の切り替えを電源回路28へ指示し(OP1056)、図17に示す消費電力測定プログラムの処理を終了する。
Next, when the power supply from the
工程OP1056において、EC25は、現在の情報処理装置3の動作状態を示す情報を参照し、図16に示す関係に従って、電力系統の切り替えを指示する制御信号を電源回路部へ入力する。例えば、情報処理装置3の動作状態が停止状態を示す場合、図16に示す「停止状態(ACアダプタからの電力供給なし)」に対応する関係に従って、第1の系統に対して電力を供給して第2から第4までの系統に対して電力の供給をしないようにする。
In step OP1056, the
以上が、図17に示す実施例3に係る情報処理装置3のEC25において実行される消費電力測定プログラムの処理の流れの経路である。
The above is the process flow path of the power consumption measurement program executed in the
次に、図18に示す処理の流れを説明する。図18は、実施例3に係る消費電力通知処理の流れの一例を示す。 Next, the process flow shown in FIG. 18 will be described. FIG. 18 illustrates an example of the flow of power consumption notification processing according to the third embodiment.
まず、EC25は、EC25の内部または外部の記憶領域から予め設定された個数の計測ログを参照し、計測ログに示される実消費電力値P’および計測値Pを取得する(OP3012)。ここで、EC25は、EC25の内部または外部の記憶領域に格納されている最新の計測ログから所定個数の計測ログを参照すればよい。図3に示す例では、所定個数を5つとした場合、末尾の計測ログC37から5つの計測ログである計測ログC33からC37までのログから実消費電力値P’ および計測値Pが取得される。図3に示す計測ログC33において、実消費電力値P’は「31.3W」であり、計測値Pは「13.8W」である。
First, the
EC25は、取得した所定個数の実消費電力値P’および計測値Pに基づいて、実消費電力値P’の平均値である消費電力平均値Pa’および計測値Pの平均値である計測平均値Paを取得する(OP3022)。
The
EC25は、取得した消費電力平均値Pa’および計測平均値Paを含む計測情報を、通信装置21を用いて、電力量管理装置5へ送信する(OP3032)。図19は、計測情報のデータ構造の例を示す。図19に示す計測情報は、情報処理装置3を識別するための情報を示す情報処理装置識別情報と、計測情報を送信する時刻を示す送信時刻と、消費電力平均値Pa’と、計測平均値Paを有する。情報処理装置識別情報は、例えば、通信装置21に予め設定されている通信用の識別情報や、EC25内部に予め設定された識別情報などである。
The
以上が、図18に示す実施例3に係る消費電力通知処理の流れの経路である。 The above is the flow path of the power consumption notification process according to the third embodiment illustrated in FIG.
次に、図20に示す電力量管理装置の処理の流れを説明する。図20は、実施例3に係る電力量管理装置の処理の流れの一例を示す。 Next, the flow of processing of the power amount management apparatus shown in FIG. 20 will be described. FIG. 20 illustrates an example of a process flow of the power amount management apparatus according to the third embodiment.
まず、電力量管理装置5のCPU15(図15参照)は、計測情報を情報処理装置3から受信し(OP601)、計測情報の送信時刻を参照することにより今回の送信時刻t2を取得する(OP602)。
First, the CPU 15 (see FIG. 15) of the
CPU15は、前回の送信時刻を示す前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間が閾値を越えるか否かを判定する(OP6021)。工程OP6021における閾値は、情報処理装置から測定情報が送信されてくる時間間隔の数倍程度の時間長が設定される。例えば、情報処理装置3から測定情報が1分間隔で送信される場合、工程OP6021における閾値は1分や3分などである。前回送信時刻t1は、前回の送信時刻を示す値であるので、工程6021の初回の実行時には0値が設定されるものとする。
The
CPU15は、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間が閾値を超えると判定した場合(OP6021でYES)、前回送信時刻t1を更新する(OP6022)。更新により前回送信時刻t1に今回の送信時刻t2の値が設定される。更新後、CPU10は工程OP601以降を再度実行する。工程6021の初回の実行時には、前回送信時刻t1は0値であるので、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間が閾値を超えると判定される(OP6021でYES)。
When determining that the elapsed time from the previous transmission time t1 to the current transmission time t2 exceeds the threshold (YES in OP6021), the
一方、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間が閾値を超えないと判定した場合(OP6021でNO)、CPU10は、実施例2と同様に前回送信時刻t1と今回の送信時刻t2とが同じ時間帯に属するか否かを判定する(OP603)。例えば、集計開始時刻t1が「10:00」の場合、集計開始時刻t1は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「10」に属する。現在時刻t2が「10:31」の場合、現在時刻t2は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「10」に属する。したがって、集計開始時刻t1が「10:00」であり現在時刻t2が「10:31」の場合、現在時刻t2は集計開始時刻t1と同じ時間帯「10」に属すると判定される。一方、例えば、集計開始時刻t1が「10:00」であり現在時刻t2が「11:00」の場合、現在時刻t2は図11に示す電力量管理テーブルにおける時間帯「11」に属する。この場合は、現在時刻t2は集計開始時刻t1と異なる時間帯に属すると判定される。
On the other hand, when it is determined that the elapsed time from the previous transmission time t1 to the current transmission time t2 does not exceed the threshold (NO in OP6021), the
CPU15は、前回送信時刻t1と今回の送信時刻t2とは同じ時間帯に属すると判定した場合(OP603でYES)、工程OP604以降を実行する。一方、CPU15は、前回送信時刻t1と今回の送信時刻t2とが異なる時間帯に属すると判定した場合(OP603でNO)、工程OP608以降を実行する。
When it is determined that the previous transmission time t1 and the current transmission time t2 belong to the same time zone (YES in OP603), the
工程604において、CPU15は、計測情報に示される消費電力平均値Pa’および計測平均値Paに基づいて、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間における実消費電力量W’および補正前電力量Wを算出する。各種電力量の算出は、既知の算出方法を用いることができる。例えば、次式を用いて、実消費電力量W’および補正前電力量Wを算出することができる。
W’=Pa’×(t2−t1)[Wh]
W=Pa×(t2−t1)[Wh]
例えば、消費電力平均値Pa’が30Wであり、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間(t2−t1)が1分である場合、実消費電力量W’は0.5Wh(W’=30W×(1分/60分))である。
In step 604, the
W ′ = Pa ′ × (t2−t1) [Wh]
W = Pa × (t2-t1) [Wh]
For example, when the average power consumption Pa ′ is 30 W and the elapsed time (t2−t1) from the previous transmission time t1 to the current transmission time t2 is 1 minute, the actual power consumption W ′ is 0.5 Wh ( W ′ = 30W × (1 minute / 60 minutes)).
CPU15は、図11に示すような電力量管理テーブルから、前回送信時刻t1の時間帯に関する各種電力量を取得する(OP605)。本実施例において、電力量管理テーブルは、各情報処理装置3に対応付けて、電力量管理装置5または電力量管理装置5がアクセス可能な装置に格納されている。すなわち、CPU15は、工程OP601で受信した計測情報により示される情報処理装置識別情報を用いて、その計測情報を送信した情報処理装置34対応付けて管理されている電力量管理テーブルを特定する(OP605)。そして、CPU10は、その特定した電力量管理テーブルから各種電力量を取得する(OP605)。なお、計測情報を送信した情報処理装置3に対応付けられた電力量管理テーブルが未登録の場合、CPU10は、その情報処理装置3に対応する電力管理テーブルをこの時点において新たに追加することができる。
The
CPU15は、工程OP604で算出した各種電力量を、工程OP605で電力量管理テーブルから取得した各種電力量に加算し、電力量管理テーブルを更新する(OP606)。例えば、CPU15は、工程OP604で算出した実消費電力量W’を、工程OP605で電力量管理テーブルから取得した実消費電力量W’に加算し、加算後の値を用いて電力量管理テーブルを更新する。
The
CPU15は、図20に示す処理の流れにおける前回送信時刻t1に今回の送信時刻t2を設定することにより、前回送信時刻t1を更新し(OP607)、その後、工程OP601以降を再度実行する。
The
次に、上述の工程OP603でNOの場合の処理の流れを説明する。CPU15は、前回送信時刻t1と今回の送信時刻t2とは同じ時間帯に属さないと判定した場合(OP603でNO)、工程OP604と同様にして、前回送信時刻t1から今回の送信時刻t2までの経過時間における各種電力量を算出する(OP608)。
Next, the process flow in the case of NO in the above-described process OP603 will be described. If the
CPU15は、工程OP608で算出した各種電力量を、工程OP606と同様にして、今回の送信時刻t2の時間帯に関連付けて電力量管理テーブルに登録する(OP609)。
The
CPU10は、工程OP607と同様にして、前回送信時刻t1に今回の送信時刻t2を設定して更新する(OP610)。
In the same manner as in step OP607, the
その後、CPU15は、工程OP601以降を再度実行する。
Thereafter, the
以上が、図20に示す電力量管理装置の処理の流れの経路である。 The above is the processing flow path of the power amount management apparatus shown in FIG.
以上により、図11に示すような電力量管理テーブルを、複数の情報処理装置のそれぞれに対応付けて電力量管理装置5において管理することが可能となる。さらに、このようにして管理される電力量管理テーブルの内容を、電力量管理装置5に接続される表示装置を用いて表示することができる。これにより、電力量管理装置5の利用者は各情報処理装置3の消費電力量を把握することが可能となる。また、電力管理装置5は、ネットワーク9を介して電力管理装置5にアクセス可能な情報処理装置3に電力量管理テーブルの内容を送信し、その情報処理装置3に電力管理テーブルの内容を表示させることができる。これにより、情報処理装置3の利用者に消費電力量を把握させることが可能となる。
As described above, the power amount management table as shown in FIG. 11 can be managed in the power
以上の実施例3の変形例として、ACアダプタ40の変換効率を考慮した実消費電力値を取得する演算処理を情報処理装置3ではなく電力管理装置5が行なうようにしてもよい。そのようにする場合、情報処理装置3のEC25において消費電力補正部65を省略し、消費電力補正部65の機能を電力管理装置5に組み込めばよい。
As a modification of the above-described third embodiment, the
1,3 情報処理装置
30 ACアダプタ接続端子
40 ACアダプタ
62,63 消費電力取得部
64,65 消費電力補正部
66,67 消費電力記録部
68,69 消費電力通知部
74 電力量算出部
76 電力量記憶部
28 電源回路
24 EC(消費電力計測装置)
80 消費電力計測部(外部電力検出部)
DESCRIPTION OF
80 Power consumption measurement unit (external power detection unit)
Claims (5)
前記ACアダプタにおける電力の変換効率に基づいて、前記計測した電力値から前記ACアダプタにおける変換損失を含む電力値である実消費電力値を取得する、消費電力補正部と、
前記取得した実消費電力値を記録する、消費電力記録部と、
を有する情報処理装置。 A power consumption acquisition unit that measures the power value of power supplied from the AC adapter via the AC adapter connection terminal;
A power consumption correction unit that acquires an actual power consumption value that is a power value including a conversion loss in the AC adapter from the measured power value based on the power conversion efficiency in the AC adapter;
A power consumption recording unit for recording the acquired actual power consumption value;
An information processing apparatus.
時間範囲に対応付けて電力量を記憶する、電力量記憶部と、
を有する請求項1記載の情報処理装置。 An electric energy calculation unit that calculates an electric energy consumed in a predetermined time range based on an actual electric power consumption value recorded in the electric power consumption recording unit;
An electric energy storage unit that stores electric energy in association with a time range;
The information processing apparatus according to claim 1.
前記消費電力補正部は、前記外部電力検出においてACアダプタからの電力の供給を検出している場合に、前記変換効率に基づいて、前記消費電力取得部により取得した電力値から前記実消費電力値を取得する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 An external power detection unit for detecting the supply of power from the AC adapter via the AC adapter connection terminal;
The power consumption correction unit detects the actual power consumption value from the power value acquired by the power consumption acquisition unit based on the conversion efficiency when the supply of power from an AC adapter is detected in the external power detection. To get the
The information processing apparatus according to claim 1, wherein the information processing apparatus is an information processing apparatus.
前記ACアダプタにおける電力の変換効率に基づいて、前記計測した電力値から前記ACアダプタにおける変換損失を含む電力値である実消費電力値を取得する、消費電力補正部と、
前記取得した実消費電力値を記録する、消費電力記録部
としての動作をコンピュータに実現させる当該コンピュータによって実行されるプログラム。 A power consumption acquisition unit that acquires a power value of power supplied from the AC adapter via the AC adapter connection terminal from the power supply circuit;
A power consumption correction unit that acquires an actual power consumption value that is a power value including a conversion loss in the AC adapter from the measured power value based on the power conversion efficiency in the AC adapter;
A program executed by a computer for recording the acquired actual power consumption value and causing the computer to realize an operation as a power consumption recording unit.
前記ACアダプタにおける電力の変換効率に基づいて、前記計測した電力値から前記ACアダプタにおける変換損失を含む電力値である実消費電力値を取得する、消費電力補正部と、
前記取得した実消費電力値を上位装置に通知する、消費電力通知部と
を有する消費電力計測装置。 A power consumption acquisition unit that measures the power value of power supplied from the AC adapter via the AC adapter connection terminal;
A power consumption correction unit that acquires an actual power consumption value that is a power value including a conversion loss in the AC adapter from the measured power value based on the power conversion efficiency in the AC adapter;
A power consumption measuring device having a power consumption notification unit that notifies the host device of the acquired actual power consumption value.
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