JP2011080738A - 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】気流吹出し装置11の吹出し口16に渦制御手段としての溝17、あるいはガラス繊維の糸材22を設置したことを特徴とした気流吹出し装置11およびそれを用いた手乾燥装置とすることで、高圧空気が発振する場合でも、吹出し口周辺に発生する渦の成長を抑制し、騒音を低減することができる。
【選択図】図1
Description
図1に示すように、気流吹出し装置11は、ノズル部12と循環風路13で構成される。図2に平面Aで切断したノズル部12の断面の斜視図を示す。
図3に示すように、気流吹出し装置11は、ノズル部12と循環風路13で構成されており、吹出し口16に渦制御手段としての溝17と無機物であるガラス繊維の糸材22が設けられた構成となっている。ガラス繊維の糸材22は気流吹出し装置11に着脱可能に設けられている。その構成は、気流吹出し装置11にガラス繊維の糸材22をはめ込む溝が切ってあり、ガラス繊維の糸材22がその溝にはめ込まれている。また、ガラス繊維の糸材22が外れるのを防止するために、糸材押さえ部材23がガラス繊維の糸材22を気流吹出し装置11に押し付ける形でネジ止め用の穴24によって気流吹出し装置11に固定される構成となっている。ガラス繊維の糸材22は高圧空気の噴出方向と略垂直に、かつ高圧空気の振動方向と平行に設置される構成となっている。
図4に示すように、気流吹出し装置11は、ノズル部12と循環風路13で構成されており、吹出し口16に渦制御手段としての金属である銀の糸材25が設けられた構成となっている。図5に糸材設置部材の斜視図を示すように、銀の糸材25は糸材設置部材26に設けられた溝にはめ込まれており、糸材設置部材26は気流吹出し装置11に銀の糸材25を押し付ける形でネジ止め用の穴24によって気流吹出し装置11に着脱自在に固定される構成となっている。銀の糸材25は高圧空気の噴出方向と略垂直に、かつ高圧空気の振動方向と垂直に設置される構成となっている。
図6に示すように、手乾燥装置27は、手を挿入できる空間を有する手乾燥室28と、手乾燥室28に向かって高圧空気14を吹出す気流吹出し装置11と、気流吹出し装置11に高圧空気14を供給する高圧空気発生装置29と、気流吹出し装置11と高圧空気発生装置29とを結ぶ風路30とを設けたものである。気流吹出し装置11には、渦制御手段としての樹脂であるポリエステルの糸材31が設置されている。ポリエステルの糸材31の太さは、糸材の投影断面積が吹出し口の断面積の3.5%とした。ここで、高圧空気14の発振振動数は100Hz以上となるように、気流吹出し装置11を設計したものである。
図7に気流吹出し装置の吹出し口の拡大斜視図を示すように、吹出し口16は渦制御手段として吹出し口の流出部の平均高さ41が、吹出し口の流入部の平均高さ42より小さい構成となっている。また、吹出し口の流入部から流出部にかけての高さが滑らかに変化する構成となっている。また、吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の流出部の断面は、垂直方向の中心線に対して対称となるように設けられている。
図8に気流吹出し装置の吹出し口の拡大斜視図を示すように、吹出し口16は渦制御手段として流出部の中央部高さ51が、流入部の中央部高さ52より小さい構成であり、かつ流出部の中央部高さ51が流出部の側壁部高さ53より小さい構成となっている。ここで、流出部の中央部高さ51は流入部の中央部高さ52の85%とした。
12 ノズル部
13 循環風路
14 高圧空気
15 吸込み口
16 吹出し口
17 溝
18 主流路
19 高圧空気振動方向
20 面a
21 面b
22 ガラス繊維の糸材
23 糸材押さえ部材
24 穴
25 銀の糸材
26 糸材設置部材
27 手乾燥装置
28 手乾燥室
29 高圧空気発生装置
30 風路
31 ポリエステルの糸材
41 流出部の平均高さ
42 流入部の平均高さ
51 流出部の中央部高さ
52 流入部の中央部高さ
53 流出部の側壁部高さ
101 ディフューザー
102 吹出し口
103 狭部入口
104 フロート吹出し口
105 循環風路
106 両端開口部
107 両端開口部
108 オリフィス
Claims (24)
- 高圧空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気の流れに対し垂直方向の断面が略長方形で外部に向けて拡大する吹出し口と、前記吸込み口から前記吹出し口を連通する略長方形の主流路と、前記主流路の長辺側の片面から分岐して、反対側の前記主流路の長辺側の面に連通する循環風路とを備えて、前記吹出し口から吹出す高圧空気を前記主流路の短辺方向に振動させる気流吹出し装置において、吹出し口に渦制御手段を設けたことを特徴とする気流吹出し装置。
- 吹出し口の流入部から流出部にかけての高さが滑らかに変化することを特徴とする請求項1に記載の気流吹出し装置。
- 渦制御手段が、吹出し口の流出部の平均高さが、吹出し口の流入部の平均高さより小さい構成としたことであることを特徴とする請求項2に記載の気流吹出し装置。
- 渦制御手段が、吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の流出部の断面の中央部の高さが、両壁面部の高さより小さい構成としたことであることを特徴とする請求項2乃至3いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の流出部の断面の中央部の高さが、流入部の中央部の高さより小さいことを特徴とする請求項2乃至4いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の流出部の断面の中央部の高さが、流入部の中央部の高さの70%以上であることを特徴とする請求項5に記載の気流吹出し装置。
- 吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の流出部の断面が、垂直方向の中心線に対して対称となるように設けられたことを特徴とする請求項2乃至6いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 渦制御手段が、吹出し口の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の壁面の少なくとも一方に1つ以上設けた凹部であることを特徴とする請求項1に記載の気流吹出し装置。
- 凹部が溝であることを特徴とする請求項8に記載の気流吹出し装置。
- 溝の奥行きが吹出し口長さの0.01倍以上0.6倍以下であることを特徴とする請求項9に記載の気流吹出し装置。
- 溝の底部の角部に曲率を設けたことを特徴とする請求項8または10いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 溝が、高圧空気の振動方向にある吹出し口両壁面に対し、中央に位置する面上に設けられたことを特徴とする請求項8乃至11いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 溝の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の断面が、中央に位置する面に対して対称となるように設けられたことを特徴とする請求項8乃至12いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 溝の高圧空気の振動方向に対し、平行方向の断面形状が、高圧空気の振動方向に対し垂直方向の、吹出し口壁面の出口に面した一辺と、高圧空気の振動方向にある吹出し口両壁面と略平行の二辺からなる略三角柱であることを特徴とする請求項8乃至13いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 渦制御手段が、吹出し口出口に高圧空気の噴出方向と略垂直に設けられた糸材であることを特徴とする請求項1に記載の気流吹出し装置。
- 糸材の設置方向が、高圧空気の振動方向と平行であることを特徴とする請求項15に記載の気流吹出し装置。
- 糸材の設置方向が、高圧空気の振動方向と垂直であることを特徴とする請求項15に記載の気流吹出し装置。
- 糸材の材質が無機物であることを特徴とする請求項15乃至17いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 糸材の材質が樹脂であることを特徴とする請求項15乃至17いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 糸材の材質が金属であることを特徴とする請求項15乃至17いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 糸材が取り外せることを特徴とする請求項15乃至20いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 糸材を糸材設置部材に固定し、前記糸材設置部材を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項15乃至21いずれかに記載の気流吹出し装置。
- 手を挿入できる空間を有する手乾燥室と、前記手乾燥室に向かって高圧空気を吹出す請求項1乃至22いずれかに記載の気流吹出装置と、前記気流吹出し装置に高圧空気を供給する高圧空気発生装置とを設けた手乾燥装置。
- 糸材の太さを、糸材の投影断面積が吹出し口の断面積の0.1%以上10%以下となる太さとしたことを特徴とする請求項23に記載の手乾燥装置。
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