JP2010146897A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸排気口7の近傍にチャイルドロックスイッチ14aと中央ヒーターロックスイッチ14bが配置され、これらロックスイッチ14a、14bは、通常、吸排気カバー7aに覆われている。チャイルドロックスイッチ14aがオン状態であるとき、調理器本体1に設けられた左加熱コイル3aと右加熱コイル4a、中央ヒーター5a、グリルヒーターの全ての加熱手段に対して、上面操作・表示部6、左前面操作部12、右前面操作部13の何れかの操作による加熱動作が行われないようにし、中央ヒーターロックスイッチ14bがオン状態であるときは、中央ヒーター5aのみに対して、上面操作・表示部6、左前面操作部12、右前面操作部13の何れかの操作による加熱動作が行われないようにしている。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の外観を示す斜視図、図2は実施の形態1に係る加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。
図1、2において、調理器本体1の上部には、枠体1aによって固着された耐熱強化ガラス製の天板2が載置されている。この天板2には、鍋やフライパンなどの調理容器の載置位置を示す例えば左加熱口3、右加熱口4及び中央加熱口5が配置されている。調理器本体1内に左加熱口3に対向して収納された加熱手段の左加熱コイル3aが設置され、右加熱口4に対向して加熱手段の右加熱コイル4aが設置され、また、調理器本体1内に中央加熱口5に対向して収納された加熱手段の中央ヒーター5a(例えばラジエントヒーター)が設置されている。
電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、チャイルドロックスイッチ14a又は中央ヒーターロックスイッチ14bの何れかがオンされているかどうかを判定する。主制御部50は、両方のスイッチ14a、14bがオフ状態であったとき、左前面操作部12の操作に基づく左制御部25からの操作信号、右前面操作部13の操作に基づく右制御部35からの操作信号、上面操作・表示部6からの操作信号の何れかが入力されるまで待機する。
前述したように、電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、チャイルドロックスイッチ14a又は中央ヒーターロックスイッチ14bの何れかがオンされているかどうかを判定する。主制御部50は、両方のスイッチ14a、14bがオフ状態であったとき、前述したように操作信号が入力されるまで待機する。
本実施の形態は、遠隔操作で左加熱コイル3aと右加熱コイル4a、中央ヒーター5a、グリルヒーターの全加熱手段の加熱動作、中央ヒーター5aのみの加熱動作を行えないようにしたものである。
図3は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の外観を示す斜視図、図4は実施の形態2に係る加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1で説明した図1及び図2と同様の部分には同じ符号を付している。
電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、リモコン17の操作によるチャイルドロックスイッチ又は中央ヒーターロックスイッチの何れかのオン情報がメモリに記録されているかどうかを判定する。主制御部50は、メモリにオン情報が記録されていなかった場合、左前面操作部12の操作に基づく左制御部25からの操作信号、右前面操作部13の操作に基づく右制御部35からの操作信号、上面操作・表示部6からの操作信号の何れかが入力されるまで待機する。
前述したように、電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、リモコン17の操作によるチャイルドロックスイッチ又は中央ヒーターロックスイッチの何れかのオン情報がメモリに記録されているかどうかを判定する。主制御部50は、メモリにオン情報が記録されていなかった場合、前述したように操作信号が入力されるまで待機する。
本実施の形態は、静電式スイッチで左加熱コイル3aと右加熱コイル4a、中央ヒーター5a、グリルヒーターの全加熱手段の加熱動作、中央ヒーター5aのみの加熱動作を行えないようにしたものである。
図5は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の外観を示す斜視図、図6は実施の形態3に係る加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1で説明した図1及び図2と同様の部分には同じ符号を付している。
電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、静電式チャイルドロックスイッチ18a又は静電式中央ヒーターロックスイッチ18bの何れかのオン情報がメモリに記録されているかどうかを判定する。主制御部50は、メモリにオン情報が記録されていなかった場合、左前面操作部12の操作に基づく左制御部25からの操作信号、右前面操作部13の操作に基づく右制御部35からの操作信号、上面操作・表示部6からの操作信号の何れかが入力されるまで待機する。
前述したように、電源スイッチ13bのオンにより、主制御部50、左制御部25、右制御部35などに制御電源が印加されると、主制御部50は、静電式チャイルドロックスイッチ18a又は静電式中央ヒーターロックスイッチ18bの何れかのオン情報がメモリに記録されているかどうかを判定する。主制御部50は、メモリにオン情報が記録されていなかった場合、前述したように操作信号が入力されるまで待機する。
左加熱コイル3a、右加熱コイル4a及び中央ヒーター5aのうち何れかの加熱手段により調理容器から調理物が吹き溢れて天板2上に流れ、静電式チャイルドロックスイッチ18aや静電式中央ヒーターロックスイッチ18bを覆うと、例えば、静電式チャイルドロックスイッチ18aの静電容量が変化する。この時、電圧変換部19aは、その変化量に基づいて電圧を生成し主制御部50に出力する。主制御部50は、入力された電圧が閾値を超えているかどうかを判定し、入力電圧が閾値を超えているときは、右制御部35にその旨を通知してブザー15cを鳴動させると共に、加熱動作中の加熱手段を停止させる。
17 リモコン、18a 静電式チャイルドロックスイッチ、18b 静電式中央ヒーターロックスイッチ、19a,19b 電圧変換部。
Claims (7)
- 調理器本体の上部に設置された天板と、
調理器本体内に収納された複数の加熱手段と、
調理器本体に設けられ前記複数の加熱手段をそれぞれ制御する操作信号を入力するための操作部と、
該操作部の操作信号に基づいて前記複数の加熱手段の加熱動作を制御する制御手段と、
調理器本体の後端部に配置されたロックスイッチと、
報知手段とを備え、
前記制御手段は、前記ロックスイッチのオン状態においては、前記操作部の操作信号に基づく前記複数の加熱手段の加熱動作を無効にすると共に、その旨を前記報知手段から報知させることを特徴とする加熱調理器。 - 調理器本体の後端部に設けられた吸排気口と、
該吸排気口を覆う着脱自在の吸排気カバーとを備え、
前記ロックスイッチは、前記吸排気カバーに覆われていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 調理器本体の上部に設置された天板と、
調理器本体内に収納された複数の加熱手段と、
調理器本体に設けられ前記複数の加熱手段をそれぞれ制御する操作信号を入力するための操作部と、
該操作部の操作信号に基づいて前記複数の加熱手段の加熱動作を制御する制御手段と、
ロックスイッチを有するリモコンと、
報知手段とを備え、
前記制御手段は、前記リモコンのロックスイッチによりオン状態であったとき、前記操作部の操作信号に基づく前記複数の加熱手段の加熱動作を無効にすると共に、その旨を前記報知手段から報知することを特徴とする加熱調理器。 - 前記ロックスイッチは、第1のロックスイッチ及び第2のロックスイッチで構成され、
前記制御手段は、前記第1のロックスイッチのオン状態においては、前記操作部の操作信号に基づく前記複数の加熱手段の加熱動作を無効にし、前記第2のロックスイッチのオン状態においては、前記複数の加熱手段のうち前記天板の後端部側の中央に配置された1つの加熱手段の加熱動作を無効にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の加熱調理器。 - 前記ロックスイッチは、静電式ロックスイッチで構成され、前記天板の裏面に接触して配置されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記複数の加熱手段のうち少なくとも1つの加熱手段を加熱動作させているときに、前記静電式ロックスイッチがオンすると、加熱動作中の加熱手段を停止すると共に、調理容器から調理物が吹き零れた旨を前記報知手段から報知させることを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。
- 前記静電式ロックスイッチは、第1の静電式ロックスイッチ及び第2の静電式ロックスイッチで構成され、
前記制御手段は、前記第1の静電式ロックスイッチのオン状態においては、前記操作部の操作信号に基づく前記複数の加熱手段の加熱動作を無効にし、前記第2の静電式ロックスイッチのオン状態においては、前記複数の加熱手段のうち前記天板の後端部側の中央に配置された1つの加熱手段の加熱動作を無効にすることを特徴とする請求項5又は6記載の加熱調理器。
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