JP2010049959A - Induction heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、誘導加熱調理器に係り、より詳しくは、調理器具の温度を検出することにより、調理器具の加熱を自動的に制御するようにした誘導加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to an induction heating cooker, and more particularly to an induction heating cooker that automatically controls heating of a cooking utensil by detecting the temperature of the cooking utensil.
従来の加熱調理器に、IHコイルからの磁界の影響を受けず、トッププレートが介在しない調理器具に外部温度センサを固定し、外部温度センサの検出結果に応じた温度情報を赤外線送信し、これに基づいて調理内容を制御することにより、火力の段階的な下降制御を行うことなく、調理器具の現実温度を高精度で検出することができ、これによって調理器具を高火力で継続的に加熱することができて、調理物を短時間で目的の状態に仕上げるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。 An external temperature sensor is fixed to a conventional cooking device that is not affected by the magnetic field from the IH coil and does not include a top plate, and temperature information corresponding to the detection result of the external temperature sensor is transmitted by infrared. By controlling the cooking contents based on the cooking temperature, the actual temperature of the cooking utensil can be detected with high accuracy without performing step-down control of the heating power, thereby continuously heating the cooking utensil with high heating power. There is one that can finish a cooked product in a desired state in a short time (see, for example, Patent Document 1).
また、調理容器を載置するトッププレートと、調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、トッププレートを介して調理器具の温度を検出する赤外線センサと、赤外線センサの温度情報により加熱コイルの高周波電流を駆動制御する加熱制御手段とを設けて、赤外線センサの受光感度波長域がトッププレートの赤外線透過波長域と重なるようにして調理容器の温度を検出することにより、応答性よく調理容器の温度を制御するようにした誘導加熱調理器がある(例えば、特許文献2参照)。 Further, a top plate on which the cooking container is placed, a heating coil that generates an induction magnetic field to heat the cooking container, an infrared sensor that detects the temperature of the cooking utensil via the top plate, and temperature information of the infrared sensor By providing a heating control means for driving and controlling the high-frequency current of the heating coil and detecting the temperature of the cooking container so that the light reception sensitivity wavelength range of the infrared sensor overlaps the infrared transmission wavelength range of the top plate, the responsiveness is improved. There is an induction heating cooker which controls the temperature of a cooking container (for example, refer to patent documents 2).
特許文献1の加熱調理器によれば、調理器具の温度を直接検出することができるが、外部温度センサが固定された専用の調理器具を用いなければならず、任意の調理器具を用いることができないため、きわめて不便で使い勝手が悪いという問題があった。また、外部温度センサで検出した温度を、赤外線を用いてトッププレートを透過し、トッププレートの下に設けた赤外線受光回路へ伝達するようにしているので、赤外線が透過できないトッププレートは使用できないという問題があった。
According to the heating cooker of
また、特許文献2の誘導加熱調理器においては、赤外線センサの受光感度波長域がトッププレートの赤外線透過波長域と重なるようにしているため、赤外線透過が困難な有色のトッププレートを用いた場合は、調理容器の温度検出が困難であるという問題があった。
Moreover, in the induction heating cooker of
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、任意の形状、大きさの調理器具を用いることができ、調理器具の温度を非接触かつ高精度で検出し、この検出温度情報に基づいて調理器具の加熱を自動的に制御するようにした、安全で使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することを目的としたものである。 The present invention has been made to solve the above-described problem, and can use a cooking utensil having an arbitrary shape and size. The temperature of the cooking utensil is detected in a non-contact and highly accurate manner. The purpose of the present invention is to provide a safe and easy-to-use induction heating cooker that automatically controls the heating of cooking utensils based on the above.
本発明に係る誘導加熱調理器は、被調理物を加熱する調理器具が載置されるトッププレートと、該トッププレートの下面側に設けられて前記調理器具を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記トッププレート上に設置されて該トッププレート上に載置された調理器具の温度を検出する温度検出手段と、前記トッププレートの下面側に配置されて前記温度検出手段からの温度情報を受信する送受信手段を有し、前記温度情報に基づいて前記加熱コイルへの通電を制御する制御手段とを備えたものである。 An induction heating cooker according to the present invention includes a top plate on which a cooking utensil for heating an object to be cooked is placed, and an induction magnetic field that is provided on the lower surface side of the top plate to heat the cooking utensil. A heating coil; temperature detection means for detecting the temperature of the cooking utensil placed on the top plate and placed on the top plate; and a temperature from the temperature detection means arranged on the lower surface side of the top plate And a transmission / reception means for receiving information, and a control means for controlling energization to the heating coil based on the temperature information.
本発明によれば、調理器具の温度検出手段をトッププレート上に設けたので、任意の大きさや形状の調理器具を使用することができ、また1つ又は複数の温度検出手段を調理器具の近傍に設置できるので、調理器具の温度検出精度を高めることができ、これにより調理器具の異常な温度上昇を確実に抑制できるため、安全で使い勝手のよい誘導加熱調理器を得ることができる。 According to the present invention, since the temperature detection means of the cooking utensil is provided on the top plate, a cooking utensil of any size and shape can be used, and one or more temperature detection means are provided in the vicinity of the cooking utensil. Therefore, it is possible to improve the temperature detection accuracy of the cooking utensil, and thereby reliably suppress an abnormal temperature rise of the cooking utensil, so that an induction heating cooker that is safe and easy to use can be obtained.
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の要部の構成説明図である。
図において、誘導加熱調理器1は、非磁性材からなり、被調理物が入れられて加熱される調理器具20が載置されるトッププレート2と、トッププレート2の下面側に設けられて、調理器具20を加熱するための誘導磁界を発生させる加熱コイル3と、トッププレート2上に設置されて調理器具20の温度を検出する温度検出手段4と、この温度検出手段4からの温度情報に基づいて、インバータ回路(図示せず)から加熱コイル3に供給される電流を制御する制御手段5とを備えている。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a configuration explanatory diagram of a main part of the induction heating cooker according to
In the figure, the
6はトッププレート2の下面側において、温度検出手段と対向して配置された第1のコイル、8はトッププレート2の下面側に配置され、第1のコイル6を介して通信を行う第1の通信手段で、制御手段5に接続されており、これら第1のコイル6と第1の通信手段8とにより制御手段5の送受信手段を構成する。
また、温度検出手段4は、トッププレート2上において第1のコイル6と対向配置された第2のコイル7、第2のコイル7を介して通信を行う第2の通信手段9、及び調理器具20の温度を検出する温度センサ10を有し、非磁性材からなるケース11内に収容されている。
The temperature detection means 4 includes a
温度検出手段4は、制御手段5とは配線による電気的な接続はなされておらず、第1のコイル6と第2のコイル7との間の電磁誘導結合によって接続され、電力の送受電及び信号の交換が行われる。
また、温度センサ10には、調理器具20に対して非接触で温度検出が可能な素子、例えば、フォトダイオード等からなる赤外線センサが用いられる。なお、温度センサ10を有する温度検出手段4は、トッププレート2に固定してもよいし、トッププレート2に着脱可能に設置するようにしてもよい。
The temperature detection means 4 is not electrically connected to the control means 5 by wiring, and is connected by electromagnetic induction coupling between the
The
次に、上記のように構成した本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の作用について説明する。
トッププレート2上に載置された調理器具20に対して、使用者より加熱動作の要求(調理スイッチのON)があると、制御手段5は加熱コイル3にインバータ回路から交流電流を流し、加熱コイル3に誘導磁界を発生させる。発生した誘導磁界により調理器具20に渦電流が流れ、この渦電流によって調理器具20にジュール熱が発生し、調理器具20が加熱される。
Next, the effect | action of the induction
When the user requests a heating operation (cooking switch ON) for the
このとき、温度検出手段4に設けた赤外線センサ10(温度センサ)は、加熱された調理器具20から放射される熱エネルギーを検出し、電圧信号又は電流信号に変換する。赤外線センサ10によって得られた電圧信号又は電流信号は、第2の通信手段9においてアナログ信号からディジタル信号に変換され、第2の信号手段9から第2のコイル7、第1のコイル6、第1の通信手段8を介して、温度情報を含む通信信号として制御手段5に伝送される。
At this time, the infrared sensor 10 (temperature sensor) provided in the temperature detection means 4 detects thermal energy radiated from the
制御手段5では、温度検出手段4から伝送された温度情報を含む通信信号より、調理器具20の温度を演算により算出する。そして、このようにして得られた調理器具20の温度に基づいて、制御手段5は加熱コイル3に流れる電流を制御し、調理の進行状況に応じた調理器具20に対する火力調整を行う。
In the control means 5, the temperature of the
次に、温度検出手段4と制御手段5との間の通信動作について説明する。第1の通信手段8から第1のコイル6に交流電流を供給することにより、第1のコイル6に誘導磁界を発生させる。この誘導磁界により第2のコイル7と鎖交する磁束が変化し、電磁誘導により第2のコイル7に起電力が生じる。第2の通信手段9は、この起電力を直流電力に変換することで、第2の通信手段9を含む温度検出手段4の電源として用いる。
Next, the communication operation between the
ここで、温度検出手段4の電力供給手段として、第1のコイル6から発生した誘導磁界による場合を示したが、加熱コイル3においても調理器具20の加熱用に誘導磁界を発生することから、加熱コイル3から発生した誘導磁界を第2のコイル7で受けることにより、これを温度検出手段4の電源として用いてもよい。この場合は、第1の通信手段8による温度検出手段4への電力供給のための回路や、電力供給のための動作が不要になる。
Here, the case of using the induction magnetic field generated from the
また、第1の通信手段8は、制御手段5が温度検出手段4に送信する通信信号に基づいて第1のコイル6に交流電流を供給することにより、第1のコイル6より誘導磁界を発生させる。この誘導磁界により第2のコイル7と鎖交する磁束が変化し、電磁誘導により第2のコイル7に起電力が生じる。第2の通信手段9はこの起電力を検出し、通信成分を取出すことで制御手段5からの通信信号を受信する。このようにして、制御手段5から温度検出手段4への通信を行う。
The first communication means 8 generates an induction magnetic field from the
同様に、第2の通信手段9は、温度検出手段4の温度センサ10が検出した調理器具20の温度情報を制御手段5へ送信する。第2の通信手段9は温度情報を含む通信信号に基づいて、第2のコイル7に流れる電流を制御することで、第2のコイル7に誘導磁界を発生させる。この誘導磁界により第1のコイル6に鎖交する磁束が変化し、電磁誘導により第1のコイル6に起電力が生じる。第1の通信手段8はこの起電力を検出し、通信信号成分を取り出すことにより温度検出手段4からの通信信号を受信する。このようにして、温度検出手段4から制御手段5への通信を行う。
Similarly, the
ここで、第1のコイル6及び第2のコイル7は、加熱コイル3と同様に巻線からなるコイルであるが、用いられる電力は加熱コイル3より小さい。また、温度検出手段4は調理器具20より小さい。そのため、加熱コイル3から発生する誘導磁界が、温度検出手段4の第2のコイル7と、第1のコイル6との間の電磁誘導結合に対して干渉することが考えられるので、加熱コイル3から発生する誘導磁界の周波数と、第1のコイル6と第2のコイル7との間の電力供給又は通信に用いる誘導磁界の周波数とを、異なる周波数とすることが望ましい。
Here, although the
また、通信では、誘導磁界の周波数を高くするほど通信速度を高速化することが可能であり、さらに第1のコイル6と第2のコイル7を小さく構成することが可能であることから、第1のコイル6と第2のコイル7との間で用いる誘導磁界の周波数を、加熱コイル3の誘導磁界の周波数より高くすればよい。これらのことから、第1のコイル6及び第2のコイル7の径は、加熱コイル3の径より小さくなる。
In communication, as the frequency of the induced magnetic field is increased, the communication speed can be increased, and the
第1のコイル6と第2のコイル7の電力送電用の誘導磁界の周波数と、通信用の誘導磁界の周波数に同じ周波数を用いる場合、電力送電用の誘導磁界に通信信号を重畳する方法が考えられるが、この場合に用いられる変調方式の例として、ASK(Amplitude Shift Keying)方式やPSK(Phase Shift Keying)方式、FSK(Frequency Shift Keying)方式、あるいはQAM(Quadrature Amplitude Modulation)などがある。図2(a)に通信信号波形を、図2(b)にASK方式、図2(c)にPSK方式、図2(d)にFSK方式を用いた場合の、第1、第2のコイル6,7の電流波形の一例を示す。
When the same frequency is used as the frequency of the induction magnetic field for power transmission and the frequency of the induction magnetic field for communication in the
上記の説明では、第1のコイル6と第2のコイル7の誘導磁界の周波数に同じ周波数を用いた場合を示したが、異なる周波数を用いてもよい。この場合は、第1のコイル6と第2のコイル7を、電力送電用と通信用のそれぞれ独立した複数のコイルで構成してもよい。
In the above description, the case where the same frequency is used as the frequency of the induction magnetic field of the
本実施の形態によれば、調理器具20の温度検出手段4をトッププレート2上に設けるようにしたので、温度検出手段4の配置の自由度を高めることができる。また、調理器具20に温度検出手段を設ける必要がないので、調理器具20の大きさや形状などを任意に選択して使用することができる。さらに、温度検出手段4を調理器具20の近傍に設置することにより、調理器具20の温度検出精度を高めることができ、これによって調理器具20の空焚きによる異常な温度上昇を抑制できるので、安全で使い勝手のよい誘導加熱調理器を得ることができる。
According to the present embodiment, since the temperature detection means 4 of the
また、加熱調理中に使用者が、被調理物を撹拌するために調理器具20を上下左右等に揺らすと、調理器具20がトッププレート2から離れることがあるが、このような場合においても、調理器具20の温度検出精度の低下を防止することができる。
In addition, when the user shakes the
また、温度検出手段4と制御手段5との間の電力や信号の授受は、第1のコイル6と第2のコイル7との間の電磁誘導結合によって行うようにしたので、トッププレート2に両者を接続する配線のための穴を設ける必要がない。このため、トッププレート2上にこぼれた液体が穴から内部に浸入することがないので、トッププレート2の防汚性を向上すると共に、内部機器や配線などの劣化を防止することができ、信頼性を向上することができる。また、トッププレート2に赤外線の透過しにくい材料を用いることもできるので、トッププレート2の選択の自由度を高めることができる。
In addition, since power and signals are exchanged between the temperature detection means 4 and the control means 5 by electromagnetic induction coupling between the
また、温度検出手段4に電気的な接続端子や結線が不要となるので、端子や配線の劣化に基づく耐久性、信頼性を向上すると共に、温度検出手段4の密閉性を高めることができ、防塵性、防水性を向上することができる。 Further, since no electrical connection terminal or connection is required for the temperature detection means 4, durability and reliability based on deterioration of the terminal and wiring can be improved, and the sealing performance of the temperature detection means 4 can be improved. Dustproofness and waterproofness can be improved.
[実施の形態2]
図3は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器を模式的に示した斜視図、図4は図3の要部の構成説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
図3において、11a,11b,11c(以下、単に11と記すことがある)はトッププレート2の上面に設けた調理器具20の載置部で、この載置部11a〜11cの下面側には、加熱コイル3a,3b,3c(但し、3cはヒータの場合もある)が設けられている。よって、以下の説明では、載置部11a〜11cを加熱コイル3a〜3cと記すことがある。12はトッププレート2に設けられて、誘導加熱調理器1の操作及び動作表示を行う表示操作部である。
[Embodiment 2]
FIG. 3 is a perspective view schematically showing an induction heating cooker according to
In FIG. 3,
本実施の形態は、トッププレート2の載置部11a〜11cのそれぞれ又はその一部の近傍に、複数の温度検出手段4a,4bを設けたもの(図には、載置部11bの近傍に2つ設けた場合が示してある)で、それぞれ第2のコイル7a,7b、第2の通信手段9a,9b及び温度センサ10a,10bが設けられている。
また、トッププレート2の下面側には、第1、第2の温度検出手段4a,4bに対向して第1のコイル6a,6b及び第1の通信手段8a,8bが設けられている。
In the present embodiment, a plurality of
Further, on the lower surface side of the
誘導加熱調理器1においては、トッププレート2に設けた載置部11上に調理器具20を載置するが、必ずしも理想的な位置に設置されるとは限らず、また、使用する調理器具20の形状により、温度検出手段4からの距離が変動する。
そこで、本実施の形態においては、複数の温度検出手段4a,4bにより調理器具20の温度を検出し、それぞれの温度検出手段4a,4bから得られた温度情報をもとに、調理器具20の配置位置や形状による温度検出誤差の補正を行うようにしたものである。
In the
Therefore, in the present embodiment, the temperature of the
本実施の形態における温度検出手段4a,4bの温度検出作用や制御手段5への信号伝送作用などは、実施の形態1の場合と同様である。
制御手段5は、複数の温度検出手段4a,4bから伝送された、温度センサ10a,10bによって検出された温度情報を含む通信信号の複数のディジタルデータから、調理器具20の温度の補正量を演算し、調理器具20の温度を導出する。そして、このようにして得られた調理器具20の温度に基づいて、制御手段5は加熱コイル3に供給する電流を制御し、調理の進行状況に応じた調理器具20に対する火力調整を行う。
The temperature detection operation of the temperature detection means 4a and 4b and the signal transmission operation to the control means 5 in the present embodiment are the same as those in the first embodiment.
The control means 5 calculates the correction amount of the temperature of the
上記の説明では、第1のコイル6a,6bにそれぞれ第1の通信手段8a,8bを設けた場合を示したが、1つの第1の通信手段8に2つの第1のコイル6a,6bを接続し、使用する第1のコイル6a又は6bに対応して切り替えて用いるようにしてもよい。
本実施の形態においても実施の形態1の場合と同様の効果を得ることができるが、さらに、複数の温度検出手段4によって検出された温度を補正して調理器具20の温度を求めるようにしたので温度検出精度をより高めることができる。
In the above description, the first communication means 8a and 8b are provided in the
In the present embodiment, the same effect as in the first embodiment can be obtained, but the temperature detected by the plurality of
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器を模式的に示した斜視図、図6は図5の要部の構成説明図である。なお、実施の形態2と同じ部分には同じ符号が付してある。
本実施の形態は、トッププレート2の下面側の加熱コイル3a〜3bの近傍にそれぞれ複数の第1のコイル6を設けると共に、トッププレート2の上面の第1のコイル6上に1つ又は複数の温度検出手段4を着脱可能に設置したものである。
[Embodiment 3]
FIG. 5 is a perspective view schematically showing an induction heating cooker according to
In the present embodiment, a plurality of
この場合、図6に示すように、各第1のコイル6a,6b,……にそれぞれ第1の通信手段8a,8b,……を設けてもよく、あるいは、1つの第1の通信手段8に複数の第1のコイル6a,6b,……を接続し、使用する第1のコイル6に対応して第1の通信手段8を切り替えて用いるようにしてもよい。
In this case, as shown in FIG. 6, each
本実施の形態においては、トッププレート2に設けた載置部11a〜11c上に載置する調理器具20の形状や大きさなどに応じて、当該載置部11a〜11c(加熱コイル3a〜3c)の近傍に設けた複数の第1のコイル6の上方に、1つ又は複数の温度検出手段4を設置する。
一方、第1の通信手段8は、この第1の通信手段8に接続された1つ又は複数の第1のコイル6の、トッププレート2に対する位置情報又はこれを識別するための固体識別情報を有しており、実施の形態1の場合と同様に、温度検出手段4で検出した温度情報に、これら位置情報又は固体識別情報を付与して制御手段5へ伝送する。以下の作用は、実施の形態1,2の場合と同様である。
In the present embodiment, the
On the other hand, the first communication means 8 obtains position information of the one or more
ここで、第1のコイル6よりも温度検出手段4の方が少ない場合も想定され、その場合は次のようにして判定を行う。
第1のコイル6上に温度検出手段4が存在するかどうかを確認するために、第1の通信手段8に接続された第1のコイル6に対して、電力及び通信のための交流電流を供給する。第1のコイル6上に温度検出手段4が存在すれば、温度検出手段4から応答通信が得られるので、当該第1のコイル6上に温度検出手段4が存在すると判断し、温度検出手段4への電力供給及び通信を継続する。
Here, there may be a case where the
In order to confirm whether or not the
一方、第1のコイル6上に温度検出手段4が存在しない場合は、温度検出手段4から応答信号が得られないので、当該第1のコイル6上には温度検出手段4が存在しないと判定し、温度検出手段4への電力供給及び通信を停止する。なお、温度検出手段4の設置位置は変化することがあるので、このような第1のコイル6上の温度検出手段4の存在確認動作は、所定の間隔で継続して行うことが望ましい。
On the other hand, when the
本実施の形態においても、実施の形態1,2の場合とほぼ同様の効果が得られるが、さらに、調理器具20の形状や大きさ、さらには載置位置に対応してその近傍に温度検出手段4を設置することができるので、調理器具20の温度検出精度をより高めることができる。
In the present embodiment, substantially the same effect as in the first and second embodiments can be obtained, but further, the shape and size of the
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器を模式的に示した斜視図、図8は図7の要部の構成説明図である。なお、実施の形態2と同じ部分には、これと同じ符号が付してある。
本実施の形態は、温度検出手段4と表示操作部12とを一体にして温度検出機能付き表示操作部13を構成し、これをトッププレート2上に固定し又はトッププレート2に着脱可能に設置するようにしたものである。なお、トッププレート2の下面側には、加熱コイル3a〜3cの近傍の1か所又は複数か所に、第1のコイル6及び第1の通信手段8が配置されている。
[Embodiment 4]
FIG. 7 is a perspective view schematically showing an induction heating cooker according to
In this embodiment, the temperature detection means 4 and the
この温度検出機能付き表示操作部13は、実施の形態1〜3の温度検出手段4と同様に、第2のコイル7、第2の通信手段9及び温度センサ10を備えており、また、使用者の操作指示を入力するスイッチ、タッチパネル、マイクなどの入力手段と、使用者へ誘導加熱調理器1の動作状態を知らせる表示装置、音声出力手段、振動出力手段などの出力手段、さらにはこれらを制御する表示操作部制御手段等を備えている。
This
本実施の形態においては、温度検出機能付き表示操作部13は、誘導加熱調理器1のトッププレート2の下面側に設けた第1のコイル6と対向してトッププレート2の上面に固定され、又は着脱可能に設置される。
そして、実施の形態1〜3の温度検出手段4と同様に、温度検出機能付き表示装置13の駆動電力は、第1のコイル6又は加熱コイル3から発生する誘導磁束により第2のコイル7を介して供給される。
In this Embodiment, the
As in the temperature detection means 4 of the first to third embodiments, the driving power of the
また、温度検出機能付き表示操作部13からの入力信号、又は温度検出機能付き表示操作部13への出力信号は、実施の形態1〜3の温度検出手段4が検出した温度情報を制御手段5へ伝送する場合と同様に、第2の通信手段9、第2のコイル7、第1のコイル6、第1の通信手段8を介して、双方向の通信が行われる。また、第1のコイル6と第2のコイル7との間は、電磁誘導結合により通信情報を伝達する。
Further, the input signal from the
本実施の形態においても、実施の形態1〜3の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、温度検出手段4と表示操作部12とを一体に纏めて温度検出機能付き表示操作部13を構成し、これをトッププレート2に固定し又はトッププレート2に着脱自在に設置するようにしたので、誘導加熱調理器1の上面構造を簡素化し、コンパクト化することができる。
In the present embodiment, substantially the same effects as those of the first to third embodiments can be obtained. However, the temperature detection means 4 and the
本発明に係る温度検出手段4及び温度検出手段4と制御手段5との間の電力及び信号授受等の構成は、家庭用電気機器における温度検出手段や表示操作部、空気調和機における温度検出手段やリモコン装置などに利用することができる。 The temperature detection means 4 according to the present invention and the configuration of power and signal transmission / reception between the temperature detection means 4 and the control means 5 include temperature detection means and a display / operation unit in household electric appliances, and temperature detection means in an air conditioner. And can be used for remote control devices.
1 誘導加熱調理器、2 トッププレート、3 加熱コイル、4 温度検出手段、5 制御手段、6 第1のコイル、7 第2のコイル、8 第1の通信手段、9 第2の通信手段、10 温度センサ(赤外線センサ)、12 表示操作部、13 温度検出機能付き表示操作部。
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