JP2009036870A - プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学部品の温度上昇による劣化を抑止することが可能なプロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の制御方法を提供すること。
【解決手段】信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合には、システム制御部10は、ランプ駆動部14を介してランプ15の駆動電力を低下させて、ランプから発光される光の輝度を低下させる。冷却部18は、ランプ15及び光学エンジン17を冷却する。冷却部18は、信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合であっても、ランプ15及び光学エンジン17を冷却する。
【選択図】 図1
【解決手段】信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合には、システム制御部10は、ランプ駆動部14を介してランプ15の駆動電力を低下させて、ランプから発光される光の輝度を低下させる。冷却部18は、ランプ15及び光学エンジン17を冷却する。冷却部18は、信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合であっても、ランプ15及び光学エンジン17を冷却する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学部品の劣化抑止が可能なプロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の制御方法に関する。
プロジェクタ装置は、映像情報の大画面表示を行う表示機器である。近年の映像技術の発展に伴い、プロジェクタ装置の光源として用いられるランプの高輝度化が進んでいる。ランプの高輝度での発光、発熱に伴って、温度の上昇が引き起こされる。このため、冷却ファンによってランプを冷却する必要がある。
従来のプロジェクタ装置では、入力信号が検出されない場合には、ランプの輝度を低下させて不要な電力消費を抑止している。このようなプロジェクタ装置では、ランプ輝度の低減に伴って冷却ファンの回転数も低減させて、電力消費の低減及び冷却ファンの静音化を図っている。例えば特許文献1に記載された液晶プロジェクタ装置では、映像信号の入力がない場合に、ランプ輝度及び冷却ファンの回転数を低下させる。また特許文献2に記載された光ディスク再生装置を搭載するプロジェクタでは、光ディスク再生装置に光ディスクが装填されていない場合に、ランプの輝度及びファンの回転数を低下させている。
特開2003−5147号公報(段落0014、第1図)
特開2006−243551号公報(段落0029、第4図)
しかしながら、プロジェクタ装置の光学部品には有機材料が用いられており、ランプ以外にこれらの光学部品も、温度上昇によって劣化するおそれがある。冷却ファンによってランプの冷却を行っても、ランプ以外の光学部品は十分に冷却できないことがある。また、映像信号の入力がない場合には、冷却ファンの回転数を低下させてしまうため、冷却能力も落ちてしまう。従って、十分な冷却効果が得られず、光学部品の寿命を十分に延ばせないことがある。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、光学部品の温度上昇による劣化を抑止することが可能なプロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプロジェクタ装置は、映像信号の入力を検出する入力検出手段と、光源と、前記光源が発光する光の変調を行う変調手段と、前記光源及び前記変調手段を冷却する冷却手段と、前記入力検出手段による映像信号の検出の有無に応じて、前記光源の駆動電力を制御する電力制御手段と、前記変調手段によって変調された光を投射する投射手段とを備える。
本発明のプロジェクタ装置は、光源及び変調手段を冷却する冷却手段、及び映像信号の検出の有無に応じて光源の駆動電力を制御する電力制御手段を備えるため、温度上昇によって生じる光学部品の劣化を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明によるプロジェクタ装置の実施形態を説明する。
第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係わるプロジェクタ装置の電気的構成を示すブロック図である。
図1は本発明の第1の実施形態に係わるプロジェクタ装置の電気的構成を示すブロック図である。
システム制御部10は、図示しないROMやRAM等の記憶装置や、CPUを備えている。システム制御部10は、記憶装置に記憶された制御プログラムに従って、プロジェクタ装置各部の動作を制御する。
信号入力部11はビデオ端子、Sビデオ端子、DVI−I端子、D−sub端子等の複数系統の映像信号入力端子を有している。信号入力部11には、これらの映像信号入力端子を介して、RGB信号、ビデオ信号、PCからの映像信号、DVD等の光ディスク装置からの映像信号等の映像信号が入力される。信号入力部11に入力した映像信号は、信号処理部12に送られる。信号処理部12は、入力した映像信号に所定の信号処理を行い、光学エンジン17の表示素子に合わせた形式の映像信号に変換する。
操作部13は、電源ボタンや各種機能ボタンを備えている。ユーザは、この操作部13を操作して、どの入力系統から入力された映像信号をスクリーンに投影するかを選択することができる。
ランプ駆動部14は、ランプ15を駆動するためのランプ電源回路を備えている。ランプ駆動部14は、システム制御部10の制御に従い、ランプ15を駆動する。ランプ15は光を発光し、発光した光を光学エンジン17に照射する。ランプ15は、例えば超高圧水銀ランプ等のランプである。
光学エンジン駆動部16は、システム制御部10の制御に従って光学エンジン17を駆動する。光学エンジン17は、ランプ15が発光した光の変調を行い、スクリーンに投影する。
図2は3LCD方式の光学エンジン17の概略を示す図である。3LCD方式では、3枚の液晶パネルが使用される。
ランプ15から照射された光は、凹レンズ31を介して光学エンジン17に入射する。光学エンジン17に入射した光は、マルチレンズ(インテグレータレンズ)21によって均一化される。偏光ビームスプリッタ(PBS)22は、光の偏光変換を行う。偏光変換が行われると、光の偏光軸は液晶パネルの駆動に合わせた一方向に揃う。偏光変換された光は、コンデンサレンズ32によって集光される。ダイクロイックミラー23a及び23bは、光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に分離する。分離されたRGB光はそれぞれ全反射ミラー24によって反射され、フィールドレンズ34及びリレーレンズ35を介して、各色に応じた液晶パネルに入射する。赤色光(R)は液晶パネル25rに、緑色光(G)は液晶パネル25gに、青色光(B)は液晶パネル25bに入射する。液晶パネル25r、25g、25bに入射する光の透過率、反射率は、光学エンジン駆動部16によって制御される。液晶パネル25r、25g、25bの前後には、偏光板36が設けられている。分離されたRGB光はダイクロイックプリズム26によって再び合成され、投射レンズ27によってスクリーンに投影される。
信号入力部11は映像信号入力端子に映像信号が入力されているか否かを検出する機能を有する。映像信号が入力されていない場合、システム制御部10は、ROM等の記憶装置に予め記憶された所定の背景映像(例えば青い画面)を読み出して、ランプ15及び光学エンジン17を介して、スクリーンに投影する。
また、信号入力部11に映像信号の入力がある場合であっても、当該映像信号が、ユーザが予め選択した入力系統からの入力信号ではない場合は、システム制御部10は、ROM等の記憶装置に予め記憶された所定の背景映像を読み出して、ランプ15及び光学エンジン17を介して、スクリーンに投影する。
光学エンジン17には、有機材料からなる液晶パネルや偏光板といった光学部品が使用されている。これらの光学部品は、温度上昇による劣化が生じやすい。ランプ15の発光による温度上昇を抑制するため、冷却部18はランプ15及び光学エンジン17の冷却を行う。冷却部18は、冷却ファンおよびダクトを備えている。システム制御部10は、冷却ファンの回転数を制御することで、冷却部18の冷却能力を調節することができる。
次に、前記構成によるプロジェクタ装置の第1実施形態の動作について説明する。図3はプロジェクタ装置の第1実施形態による処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ装置が起動すると、システム制御部10は、ランプ駆動部14を介して所定の輝度でランプ15の発光を開始させる(ブロックA1)。ランプ15は映像の投射に適した輝度で発光する。冷却部18は所定の回転数で冷却ファンを駆動して、ランプ15及び光学エンジン17の冷却を開始する(ブロックA2)。冷却部18の冷却能力(冷却ファンの回転数)は、ランプ15及び光学エンジン17を十分に冷却できる高さであるとする。
システム制御部10は、信号入力部11に入力される映像信号の有無を検出する(ブロックA3)。信号入力部11に入力される映像信号が検出されると(ブロックA3でYES)、システム制御部10は、検出された映像信号が予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号であるか否かを判断する(ブロックA4)。ユーザは、どの入力系統から入力された映像信号をスクリーンに投影するかを、操作部13の操作によって予め選択しておくことができる。
検出された映像信号が、予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号であると判断された場合(ブロックA4でYES)、光学エンジン駆動部16は、システム制御部10の制御に基づいて光学エンジン17を駆動し、当該入力された映像信号に応じた光変調を行う(ブロックA5)。入力映像信号に応じたカラー映像が、ランプ15から発光される光によってスクリーンに投影される。その後、ブロックA3に戻る。
信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合(ブロックA3でNO)は、システム制御部10は、ランプ駆動部14を制御してランプ15の電力を低下させ、ランプから発光される光の輝度を低下させる(ブロックA6)。所定の背景映像が、光学エンジン17を介してスクリーンに投影され(ブロックA7)、ブロックA3に戻る。
また、信号入力部11に入力する映像信号が検出された場合であっても、当該映像信号が、予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号ではないと判断された場合(ブロックA3でYES、ブロックA4でNO)も、システム制御部10は、ランプ駆動部14を制御してランプ15の電力を低下させ、ランプから発光される光の輝度を低下させる(ブロックA6)。所定の背景映像が、光学エンジン17を介してスクリーンに投影され(ブロックA7)、ブロックA3に戻る。
信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に映像信号の入力があったとしても、当該映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合には、所定の背景映像がスクリーンに投影される。この際、高輝度の光を発生させるためにランプ15の電力を高く保つ必要はない。このため、本実施形態では、信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に入力されている映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合には、ランプ15の電力を低下させて、ランプ15の発熱を抑制する。ランプ15の電力を低下させることにより消費電力を抑制することもできる。
また、温度上昇による光学部品の劣化を防ぐために、冷却部18の冷却能力は高く保って、ランプ15及び光学エンジン17を十分に冷却する。
本実施形態では、冷却部18の冷却ファンは映像信号の入力検出の有無に関わらず所定の回転数で駆動され、冷却部18の冷却能力は一定に保たれた。しかしながら、冷却ファンの回転数を、入力する映像信号の種類に応じて変化させるようにしてもよい。あるいは、冷却ファンの回転数を、ランプ15のランプ電力に応じて変化させてもよい。
光学エンジン17は、温度を検知する温度センサを備えていてもよい。信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に入力する映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合であっても、温度センサが検知する温度が所定の温度以下になったら(すなわち、光学エンジン17が十分に冷却されたら)、冷却ファンの回転数を低下させるようにしてもよい。十分な冷却効果が得られたら、冷却ファンの回転数を低下させて冷却部18の冷却能力を低減させるため、冷却ファンの騒音の問題を軽減することができる。
第2の実施形態
次に本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態で第1実施形態と対応する部分は対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態で第1実施形態と対応する部分は対応する参照数字を付して詳細な説明は省略する。
第1の実施形態では、同一の冷却部18がランプ15及び光学エンジン17両方の冷却を行った。しかしながら、ランプ15には、ランプの種類に応じて使用に適した温度がある。従って、ランプ15の温度条件を適切に保つために、ランプ電力の変化に伴ってランプに対する冷却能力も変化させることが望ましい。
図4は本発明の第2の実施形態に係わるプロジェクタ装置の電気的構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るプロジェクタ装置は、ランプ15を冷却する第1冷却部18a、及び光学エンジン17の冷却を行う第2冷却部18bを備えている。第1冷却部18a及び第2冷却部18bはそれぞれ、冷却ファンおよびダクトを備えている。システム制御部10は、冷却ファンの回転数を制御することで、第1冷却部18a及び第2冷却部18bの冷却能力を調節することができる。
次に、前記構成によるプロジェクタ装置の第2実施形態の動作について説明する。図5はプロジェクタ装置の第2実施形態による処理を示すフローチャートである。
プロジェクタ装置が起動すると、システム制御部10は、ランプ駆動部14を介して所定の輝度でランプ15の発光を開始させる(ブロックB1)。ランプ15は映像の投射に適した輝度で発光する。第1冷却部18a、及び第2冷却部18bは、所定の回転数で冷却ファンを駆動して、ランプ15及び光学エンジン17の冷却を開始する(ブロックB2)。第1冷却部18a及び第2冷却部18bの冷却能力(冷却ファンの回転数)は、ランプ15及び光学エンジン17を十分に冷却できる高さであるとする。
システム制御部10は、信号入力部11に入力される映像信号の有無を検出する(ブロックB3)。信号入力部11に入力される映像信号が検出されると(ブロックB3でYES)、システム制御部10は、検出された映像信号が予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号であるか否かを判断する(ブロックB4)。ユーザは、どの入力系統から入力された映像信号をスクリーンに投影するかを、操作部13の操作によって予め選択しておくことができる。
検出された映像信号が、予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号であると判断された場合(ブロックB4でYES)、光学エンジン駆動部16は、システム制御部10の制御に基づいて光学エンジン17を駆動し、当該入力された映像信号に応じた光変調を行う(ブロックB5)。入力映像信号に応じたカラー映像が、ランプ15から発光される光によってスクリーンに投影される。その後、ブロックB3に戻る。
信号入力部11に入力する映像信号が検出されない場合(ブロックB3でNO)は、システム制御部10は、ランプ駆動部14を制御してランプ15の電力を低下させ、ランプから発光される光の輝度を低下させる(ブロックB6)。
また、信号入力部11に入力する映像信号が検出された場合であっても、当該映像信号が、予め選択されている入力系統の映像入力端子を介して入力された映像信号ではないと判断された場合(ブロックB3でYES、ブロックB4でNO)も、システム制御部10は、ランプ駆動部14を制御してランプ15の電力を低下させ、ランプから発光される光の輝度を低下させる(ブロックB5)。
ランプ15の電力を低下させたら、システム制御部10は、ランプ15の冷却を行う第1冷却部18aの冷却ファンの回転数を低下させる(ブロックB7)。すなわち、第1冷却部18aの冷却能力を低下させる。そして、光学エンジン17から所定の背景映像が投射され(ブロックB8)、ブロックB3に戻る。
信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に映像信号の入力があったとしても、当該映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合には、所定の背景映像がスクリーンに投影される。この際、高輝度の光を発生させるためにランプ15の電力を高く保つ必要はない。このため、本実施形態では、信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に入力する映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合には、ランプ15の電力を低下させて、ランプ15の発熱を抑制する。ランプ15の電力を低下させることにより消費電力を抑制することもできる。
また、温度上昇による光学部品の劣化を防ぐために、第2冷却部18bの冷却能力は高く保って、光学エンジン17を十分に冷却する。従って、光学エンジン17については十分な冷却効果が得られるため、偏光板21や液晶パネル25R、25G、25B等の有機材料を用いた光学部品の劣化を抑制することができる。
一方、ランプ15については、ランプ電力の変化に伴って、第1冷却部18aの冷却能力を変化させる。このため、ランプ15の使用に適した温度条件を保つことができる。また、第1冷却部18aの冷却ファンの回転数を低減するため、プロジェクタ装置の静音化も図ることができる。
本実施形態では、第2冷却部18bの冷却ファンは常に所定の回転数で駆動され、第2冷却部18bの冷却能力は一定に保たれた。しかしながら、第2冷却部18bの冷却ファンの回転数を、入力する映像信号の種類に応じて変化させるようにしてもよい。あるいは、第2冷却部18bの冷却ファンの回転数を、ランプ15のランプ電力に応じて変化させてもよい。
光学エンジン17は、温度を検知する温度センサを備えていてもよい。信号入力部11に映像信号の入力がない場合、あるいは信号入力部11に入力する映像信号が予め選択された入力系統からの入力信号ではない場合であっても、温度センサが検知する温度が所定の温度以下になったら(すなわち、光学エンジン17が十分に冷却されたら)、第2冷却部18bの冷却ファンの回転数を低下させてもよい。十分な冷却効果が得られたら、冷却ファンの回転数を低下させて第2冷却部18bの冷却能力を低減させるため、冷却ファンの騒音の問題を軽減することができる。
上述の第1及び第2の実施形態において、ランプ15は超高圧水銀ランプであるとしたが、他のランプであってもよい。また、光学エンジン17の投影方式は3LCD方式であるとしたが、DLP(登録商標)方式やLCOS方式等の他の投影方式であってもよい。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、1つの実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの実施形態に示される構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10…システム制御部、11…信号入力部、12…信号処理部、13…操作部、14…ランプ駆動部、15…ランプ、16…光学エンジン駆動部、17…光学エンジン、18…冷却部、18a…第1冷却部、18b…第2冷却部、21…マルチレンズ、22…偏光ビームスプリッタ、23a…ダイクロイックミラー、23b…ダイクロイックミラー、24…全反射ミラー、25r…液晶パネル、25g…液晶パネル、25b…液晶パネル、26…ダイクロイックプリズム、27…投射レンズ、31…凹レンズ、32…コンデンサレンズ、33…UVフィルタ、34…フィールドレンズ、35…リレーレンズ、36…偏光板
Claims (14)
- 映像信号の入力を検出する入力検出手段と、
光源と、
前記光源が発光する光の変調を行う変調手段と、
前記光源及び前記変調手段を冷却する冷却手段と、
前記入力検出手段による映像信号の検出の有無に応じて、前記光源の駆動電力を制御する電力制御手段と、
前記変調手段によって変調された光を投射する投射手段と、
を備えるプロジェクタ装置。 - 前記入力検出手段が映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記光源の駆動電力を低下させる、請求項1に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段による映像信号の入力の検出の有無に関わらず、前記冷却手段は所定の冷却能力を維持する、請求項1に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段が映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記光源の駆動電力を低下させ、
前記入力検出手段による映像信号の入力の検出の有無に関わらず、前記冷却手段は所定の冷却能力を維持する、請求項1に記載のプロジェクタ装置。 - 前記入力検出手段が所定の入力系統からの映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記光源の駆動電力を低下させる、請求項1または請求項3に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段に入力する映像信号の複数の入力系統のうち、一つの入力系統を選択する選択手段をさらに備え、
前記入力検出手段が前記選択手段によって選択された入力系統からの映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記光源の駆動電力を低下させる、請求項1に記載のプロジェクタ装置。 - 映像信号の入力を検出する入力検出手段と、
光源と、
前記光源が発光する光の変調を行う変調手段と、
前記光源を冷却する第1の冷却手段と、
前記変調手段を冷却する第2の冷却手段と、
前記入力検出手段による映像信号の検出の有無に応じて、前記光源の駆動電力を制御する電力制御手段と、
前記入力検出手段による映像信号の検出の有無に応じて、前記第1の冷却手段の冷却能力を制御する冷却制御手段と、
前記変調手段によって変調された光を投射する投射手段と、
を備えるプロジェクタ装置。 - 前記入力検出手段が映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記光源の駆動電力を低下させる、請求項7に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段が映像信号の入力を検出しない場合に、前記冷却制御手段は、前記第1の冷却手段の冷却能力を低下させる、請求項7または請求項8に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段による映像信号の入力の検出の有無に関わらず、前記第2の冷却手段は所定の冷却能力を維持する、請求項7に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段が所定の入力系統からの映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は前記光源の駆動電力を低下させ、前記冷却制御手段は前記第1の冷却手段の冷却能力を低下させる、請求項7または請求項10に記載のプロジェクタ装置。
- 前記入力検出手段に入力する映像信号の複数の入力系統のうち、一つの入力系統を選択する選択手段をさらに備え、
前記入力検出手段が前記選択手段によって選択された入力系統からの映像信号の入力を検出しない場合に、前記電力制御手段は前記光源の駆動電力を低下させ、前記冷却制御手段は前記第1の冷却手段の冷却能力を低下させる、請求項7または請求項10に記載のプロジェクタ装置。 - 光源と、前記光源が発光する光の変調を行う変調手段と、前記光源及び前記変調手段を冷却する冷却手段を備えるプロジェクタ装置の制御方法であって、前記プロジェクタ装置の制御方法は、
前記映像信号の入力を検出する入力検出ステップと、
前記映像信号の検出の有無に応じて、前記光源の駆動電力を制御する電力制御ステップと、
前記変調手段によって変調された光を投射する投射ステップと、
を備えるプロジェクタ装置の制御方法。 - 光源と、前記光源が発光する光の変調を行う変調手段と、前記光源を冷却する第1の冷却手段と、前記変調手段を冷却する第2の冷却手段と、を備えるプロジェクタ装置の制御方法であって、前記プロジェクタ装置の制御方法は、
前記映像信号の入力を検出する入力検出ステップと、
前記映像信号の検出の有無に応じて、前記光源の駆動電力を制御する電力制御ステップと、
前記映像信号の検出の有無に応じて、前記第1の冷却手段の冷却能力を制御する冷却制御ステップと、
前記変調手段によって変調された光を投射する投射ステップと、
を備えるプロジェクタ装置の制御方法。
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2008
- 2008-07-15 US US12/173,699 patent/US20090033879A1/en not_active Abandoned
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