JP2008249326A - 蒸発器 - Google Patents

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Abstract

【課題】二酸化炭素を蒸発させる適した蒸発器の仕様を考案する。
【解決手段】チューブ411の入口から出口までの長さLとチューブ411の相当直径dが、下記の数式を満たすように、各冷媒通路(チューブ411)の長さ及び相当直径dを選定する。
1.0969×103≦L≦5×d1.0969×103
なお、チューブ411の入口及び出口とは、冷媒通路のうち熱交換に関与する部位における冷媒入口と冷媒出口とを言い、相当直径dとは、チューブ411の通路断面積を円に換算したときの内直径を言う。
【選択図】図9

Description

本発明は、二酸化炭素を蒸発させる蒸発器に関するもので、蒸気圧縮式冷凍サイクル(ヒートポンプも含む。)に適用して有効である。
蒸発器(熱交換器)においては、チューブとチューブ内を流通する流体との熱伝達率を増大させれば、熱交換能力(蒸発能力)を増大させることができる。
ここで、熱伝達率を増大させる手段として、チューブの通路断面積を小さくしてチューブ内を流通する流体の流速を増大させる手段が考えられるが、チューブの通路断面積を小さくすると、チューブ内を流体が流通する際に発生する圧力損失が増大するので、却って、流体の流速が低下し、熱伝達率が低下する。
本発明は、上記点に鑑み、二酸化炭素を蒸発させるために適した蒸発器の仕様を考案することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、二酸化炭素を蒸発させる蒸発器であって、二酸化炭素が流通するチューブ(411)の相当直径(d)と、チューブ(411)の入口から出口までの長さ(L)とは、
1.0969×103≦L≦5×d1.0969×103の関係を有するように選定されていることを特徴とする。
これにより、二酸化炭素を蒸発させる適した蒸発器を得ることができる。なお、長さ(L)及び相当直径(d)の単位はミリメートルである。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本実施形態は、本発明に係る蒸発器を、電気式給湯器の室外熱交換器(吸熱器)に用いたもので、図1は電気式給湯器(二酸化炭素を冷媒とする蒸気圧縮式ヒートポンプサイクル)の模式図である。
図1中、100は冷媒を吸入圧縮する電動式の圧縮機であり、200は圧縮機100から吐出する高温・高圧冷媒と給湯水とを熱交換し、給湯水を加熱する高圧側熱交換器(水−冷媒熱交換器)である。
300は高圧側熱交換器200から流出した冷媒を減圧させる減圧器であり、400は減圧器300にて減圧された冷媒と室外空気とを熱交換して、液相冷媒を蒸発させることにより室外空気から熱を奪う(吸熱する)蒸発器(室外熱交換器)であり、500は蒸発器400から流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して気相冷媒を圧縮機100の吸入側に流出するとともに、サイクル中の余剰冷媒を蓄えるアキュムレータである。
なお、本実施形態では、アキュムレータ500と蒸発器400とは、後述するように一体化されている。
次に、蒸発器400について述べる。
図2は蒸発器400の正面図であり、図3は図2のA矢視図であり、図4は図2のB矢視図である。
図2〜4中、411は冷媒が流通する金属(本実施形態では、銅)製のチューブであり、このチューブ411は、引き抜き加工にて形成されたストレートパイプ部411aと、隣り合うストレートパイプ部411aを繋ぐU字状のUパイプ411bとがろう付けされて、蛇行した冷媒通路を構成している。
なお、本実施形態では、冷媒通路(チューブ411)は4本設けられており、これら4本の冷媒通路(チューブ411)の冷媒入口側は、分配器(ディストリビュータ)421に接続され、一方、冷媒入口側は、アキュムレータ500を兼ねるコンセントレータタンク(集合タンク)422に接続されている。
そして、チューブ411の入口から出口までの長さLとチューブ411の相当直径dが、下記式F1を満たすように、各冷媒通路(チューブ411)の長さ及び相当直径dが選定されている。
1.0969×103≦L≦5×d1.0969×103…(F1)
なお、長さL及び相当直径dの単位はミリメートルであり、チューブ411の入口及び出口とは、冷媒通路のうち熱交換に関与する部位における冷媒入口と冷媒出口とを言い、本実施形態では、冷媒入口とは、チューブ411と分配器421との接続部を言い、冷媒出口とは、チューブ411と集合タンク422との接続部を言う。
また、相当直径dとは、チューブ411の通路断面積を円に換算したときの内直径を言うもので、本実施形態では、チューブ411は円形であるので、相当直径Dはチューブ411の内直径となる。
また、412はチューブ411(ストレートパイプ部411a)の長手方向と直交する平面を有して集合タンク422の長手方向に延びる帯状のプレートフィン(以下、フィンと略す。)であり、このフィン412は、フィン412に形成されたチューブ挿入穴(図示せず。)にチューブ411を挿入した状態でチューブ411の外形寸法を拡大するようにチューブ411を塑性変形(拡管)させることにより、チューブ411と機械的に結合されている。
なお、チューブ挿入穴には、図5に示すように、バーリング加工によりその外縁部が隣り合うフィン412側に突出するベルマウス状のカーリング部412aが形成されており、このカーリング部412aを隣り合うフィン412に接触させることにより、隣り合うフィン412間の寸法(フィンピッチ)fpを確保している。
次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述べる。
図6は二酸化炭素を冷媒とするときの熱伝達率αと冷媒の質量流速Gsとの関係を示す数値シミレーション結果であり、図7はチューブ411で発生する圧力損失ΔPと冷媒の質量流速Gsとの関係を示す数値シミレーション結果であり、これらからも明らかなように、質量流速Gsを大きくすると、熱伝達率αは増大するものの、圧力損失ΔPも増大するので、熱伝達率α及び圧力損失ΔPの関数である熱交換能力(性能kW)は、質量流速Gsに対して極大値を有する。
また、図8は蒸発器400の体格(≒蒸発器400の伝熱面積)を一定としたときの、チューブ411の長さL(蒸発距離)と熱交換能力(性能kW)との関係を示す数値シミレーション結果であり、このグラフからも明らかなように、熱交換能力(性能kW)は、チューブ411の長さLに対して極大値を有している。
このとき、蒸発器400の体格(≒蒸発器400の伝熱面積)を一定としてチューブ411の長さLを変化させているので、チューブ411の長さLが長くなるほど、チューブ411の通路断面積(相当直径d)が小さくなり、質量流速Gsが大きくなる。したがって、所定の熱交換能力以上の性能を有する場合の相当直径dと蒸発距離(チューブ411の長さL)との関係を示せば、図9に示すようになる。
そこで、本実施形態では、チューブ411の入口から出口までの長さLとチューブ411の相当直径dが、上記の数式1を満たすように、各冷媒通路(チューブ411)の長さ及び相当直径dを選定した。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、給湯器の室外熱交換器に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、家庭用空調装置等の据え置き型の空調装置や車両用空調装置等のその他の蒸気圧縮式冷凍サイクル(ヒートポンプサイクルを含む。)にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、フィン412とチューブ411とを拡管により機械的に結合したが、フィン412とチューブ411との間で熱移動可能であればよく、例えばろう付け結合(接合)等であってもよい。
また、チューブ411の内周面に、チューブ411の長手方向に延びる突条(溝)を設ける等して、冷媒とチューブ411との熱伝達率αをさらに向上させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、プレートフィン412を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コルゲートフィン、平板フィン、オフセットフィンやピンフィン、又はルーバフィン、スリットフィン、スーパスリットフィン、ワッフルスリットフィン等のその他フィン形状であってもよい。
本発明の実施形態に係る給湯器の模式図である。 本発明の実施形態に係る蒸発器の正面図である。 図2のA矢視図である。 図2のB矢視図である。 本発明の実施形態に係る蒸発器におけるフィンとチューブとの接合部分を示す拡大図である。 熱伝達率αと冷媒の質量流速Gsとの関係を示すグラフである。 圧力損失ΔPと冷媒の質量流速Gsとの関係を示すグラフである。 チューブの長さL(蒸発距離)と熱交換能力(性能kW)との関係を示すグラフである。 相当直径dと蒸発距離(チューブ411の長さL)ととの関係を示すグラフである。
符号の説明
411 チューブ
412 プレートフィン

Claims (1)

  1. 二酸化炭素を蒸発させる蒸発器であって、
    二酸化炭素が流通するチューブ(411)の相当直径(d)と、前記チューブ(411)の入口から出口までの長さ(L)とは、
    1.0969×103≦L≦5×d1.0969×103の関係を有するように選定されていることを特徴とする蒸発器。
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