JP2008023486A - Dehumidifier - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、室内空気を吸い込んで除湿部で除湿した後、乾燥空気として外部に排出する除湿機に関する。 The present invention relates to a dehumidifier that sucks indoor air, dehumidifies it in a dehumidifying section, and then discharges it as dry air to the outside.
従来、室内に衣類等の洗濯物をぶら下げ、除湿機からの乾燥空気を被乾燥物である洗濯物に当てて、当該洗濯物を乾燥させることが行われている。この場合、乾燥空気を排出する吹出し口を設け、洗濯物を乾燥する除湿機が考えられている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, laundry such as clothes is hung in a room, and the laundry is dried by applying dry air from a dehumidifier to the laundry to be dried. In this case, a dehumidifier that provides a blowout port for discharging dry air and dries laundry is considered (for example, see Patent Document 1).
また、このような除湿機では、筐体内に送風手段を配置しており、当該送風手段によって室内空気を取り込み、除湿部で除湿した後、乾燥空気として吹出し口から吹出すように構成されている。
ところが、かかる構成の除湿機では、使用者は除湿機から吹出される乾燥空気が選択物に当たる様に、除湿器を適宜最適な位置に設置する必要がある。しかしながら、洗濯物の量や当該洗濯物の干し方によっては、吹出し口からの乾燥空気が当たらず乾き難い箇所も依然としてあり、未だ洗濯物に乾燥ムラが生じる虞がある。また逆に、既に洗濯物が十分に乾いているにも拘らず、乾燥空気が何時までもその洗濯物に吹き付けられる場合もあり、結果的にこうした乾きムラや無駄な過乾燥などの問題を解消することができなかった。 However, in the dehumidifier having such a configuration, the user needs to install the dehumidifier at an optimal position as appropriate so that the dry air blown from the dehumidifier hits the selected item. However, depending on the amount of laundry and how to dry the laundry, there are still places where the dry air from the outlet does not hit and it is difficult to dry, and there is still a possibility of uneven drying in the laundry. On the other hand, even though the laundry is already dry enough, dry air may be blown onto the laundry forever. As a result, problems such as uneven drying and useless overdrying are solved. I couldn't.
また、除湿機の筺体内では、除湿部が設けられているので、送風手段の運転時に風量の圧力損失が大きくなる。このため洗濯物を効率良く乾燥させたい場合には、送風手段の風量を増やす必要があるが、送風手段の風量を増やすとその分だけ騒音が大きくなるという問題があった。さらに、風量を増やすために従来よりも大型の送風手段を筐体内に設けた場合には、筐体が大型になる。さらに、除湿部を有する除湿機では、大風量を有する送風手段を筐体内に設けることには限度があった。 Moreover, since the dehumidifying part is provided in the housing of the dehumidifier, the pressure loss of the air volume increases during the operation of the air blowing means. For this reason, when it is desired to efficiently dry the laundry, it is necessary to increase the air volume of the air blowing means. However, when the air volume of the air blowing means is increased, there is a problem that the noise increases accordingly. Furthermore, when a larger air blowing means than the conventional one is provided in the housing in order to increase the air volume, the housing becomes large. Furthermore, in the dehumidifier having the dehumidifying part, there is a limit to providing the air blowing means having a large air volume in the housing.
そこで、本発明は上記第1の問題点に鑑みてなされたもので、被乾燥物を効率良く、かつ無駄なく乾燥できる除湿機を提供することを第1の目的とする。 Accordingly, the present invention has been made in view of the first problem, and a first object thereof is to provide a dehumidifier capable of drying an object to be dried efficiently and without waste.
また、本発明は上記の第2の問題点に鑑みてなされたもので、既存の筺体をそのまま活かしつつも、風量を確実に増やして被乾燥物を効率良く乾燥できると共に、増加した風量を有効活用することが可能な除湿機を提供することを第2の目的とする。 In addition, the present invention has been made in view of the above-mentioned second problem, and while utilizing the existing casing as it is, the air volume can be reliably increased to efficiently dry the object to be dried, and the increased air volume can be effectively used. A second object is to provide a dehumidifier that can be utilized.
本発明の請求項1における除湿機は、赤外線センサなどの検知手段で被乾燥物の乾燥状態を検知し、これに基づき調節部を制御して未だ乾燥していない箇所に対して、集中的に乾燥空気を当てることができる。そのため、被乾燥物の乾燥ムラや過乾燥を防止して、除湿機周辺の被乾燥物全体を効率良く乾燥することが可能になる。
In the dehumidifier according to
本発明の請求項2における除湿機は、可動手段により検知手段を広範囲に向けることができるので、被乾燥物の量が多く、当該被乾燥物が除湿機周辺の広範囲に配置されていても、これら被乾燥物全ての乾燥状態を確実に検知できる。
Since the dehumidifier in
本発明の請求項3における除湿機は、第1の送風手段と除湿部とによる乾燥空気の吹出しに加え、筺体とは別に独立した位置に設けた第2の送風手段によっても、被乾燥物に対し吹出し風を当てることができるので、既存の筺体をそのまま活かしつつ、筐体内に設けた第1の送風手段と共に低騒音で大風量の風を吹出すことができ、被乾燥物を従来よりも効率良く乾燥できる。また、当該第2の送風手段を単独で運転させることで、この第2の送風手段をサーキュレータや扇風機等として用いることができる。
In the dehumidifier according to
本発明の請求項1における除湿機によれば、被乾燥物を効率良く、かつ無駄なく乾燥でき、除湿機周辺の被乾燥物全体を効率良く乾燥できる。
According to the dehumidifier of
本発明の請求項2における除湿機によれば、被乾燥物の量が多い場合であっても、これら被乾燥物全ての乾燥状態を確実に検知できる。
According to the dehumidifier of
本発明の請求項3における除湿機によれば、既存の筺体をそのまま活かしつつも、風量を確実に増やして被乾燥物を効率良く乾燥できると共に、増加した風量を例えばサーキュレータや扇風機等として有効に活用することができる。
According to the dehumidifier of
以下、本発明における好ましい実施例について、添付図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1において、1は本発明による据置型の除湿機を示し、これは縦長箱状の筐体2によって外郭が構成されている。この筐体2の下部には、上方が開口した箱型容器形状の貯水タンク3が引出可能に設けられている。かかる構成に加えて筐体2の上部前面側には、上下風向板部4と左右風向板部5とを備えた風向調節部6が吹出し口7に設けられており、当該風向調節部6によって筐体2内から排出される乾燥空気を、任意の方向へ吹出すように構成されている。実際上、この風向調節部6の上下風向板部4は、軸部(図示せず)を支点として先端が上下方向yに回動するようになっており、これにより筐体2の正面斜め上方側において、乾燥空気の上下方向yの吹出し角度を調節するようになされている。また風向調節部6の左右風向板部5は、別な軸部(図示せず)を支点として、各板片の先端が左右方向xへ回動するようになっており、これにより筐体2の正面斜め上方側において、乾燥空気の左右方向xの吹出し角度を調節するようになされている。筐体2の上部背面側には、赤外線センサ10を備えた乾燥検知部11が設けられている。この乾燥検知部11は、図2に示すように、風向調節部6の近傍に断面台形状でなる基台12と、赤外線センサ10を収容するセンサケース13を他に備え、基台12の上面に赤外線センサ10が載置されている。基台12の上面は、前面側に傾斜し、風向調節部6により吹出し風を吹出し可能な方向に赤外線センサ10が向くように配置されている。ここで赤外線センサ10は、被乾燥物の乾燥状態を非接触で検出する乾燥検知手段として設けられており、被乾燥物としての洗濯物(図示せず)から放射される温度に応じた赤外線量を受光し得るようになされている。かかる構成に加えて赤外線センサ10は、センサケース12の上面において、軸部を支点として上下方向yに回動すると共に、左右方向x(図1)に回動するように配置されており、この可動範囲内で洗濯物から放射される赤外線を受光し得るようになされている。
In FIG. 1,
筐体2の内部には、エバポレータ(図示せず)とコンデンサ(図示せず)とを並列してなる除湿部15が設けられており、コンプレッサ(図示せず)によりこの除湿部15に冷媒を循環させることで、周知の冷凍サイクルの除湿機構を構成している。また、除湿部15の後部には、吸気口(図示せず)から吹出し口7に至る空気流路を筐体2の内部に形成するために、例えばシロッコファン等で構成される送風機16が設けられている。そして、エバポレータは吸気口にエアフィルタを介装した状態で対向しており、送風機16の運転時において、吸気口から取り込まれた室内空気が除湿部15を構成するエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温されて吹出し口7から吹出すようになっている。なお、この除湿部15にて除湿された結露水は、筐体2内のドレンパン(図示せず)に一時的に受けとめられた後、ドレンパンの下方へ排出されて貯水タンク3に溜まるようになっている。
Inside the
次に、上記除湿機1の電気的な構成を図3に基づき説明する。なおここでは、前述した除湿部15に関連した各部の構成は省略する。同図において、20は、除湿機1を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)構成の制御部である。また、前記乾燥検知部11は、赤外線センサ10を任意の方向に向ける可動手段として、赤外線センサ10を上下方向yに駆動させるモータなどを組み込んだ第1のアクチュエータ25と、当該赤外線センサ10を左右方向xに駆動させる第2のアクチュエータ26とを備え、制御部20からの駆動信号を受けて、これらの各アクチュエータ25,26が赤外線センサ10を規則的に且つ所定周期で任意の方向に向けるように構成されている。さらに乾燥検知部11は、赤外線センサ10がどの方向に向いているのかを検知する第1の位置検知手段30を備えており、第1の位置検知手段30と赤外線センサ10からの検知信号が、制御部20に送出されるようになっている。
Next, the electrical configuration of the
一方、前記風向調節部6は、上下風向板部4を上下方向yに駆動させるモータなどを組み込んだ第3のアクチュエータ35と、左右風向板部5を左右方向xに駆動させるモータなどを組み込んだ第4のアクチュエータ36と、上下風向板部4および左右風向板部5の各位置を検知する第2の位置検知手段40とを備えており、制御部20は第1の位置検知手段30からの検知信号に基づいて、赤外線センサ10の現時点における位置を特定すると共に、そのときに赤外線センサ10で検知される検知信号により、乾燥させる衣類の乾燥状態を計測し、現時点で未だ乾燥していない洗濯物や、当該洗濯物のうち乾いてない箇所(以下、これを未乾燥箇所と呼ぶ)に対して集中的に乾燥空気が当たるように、第2の位置検知手段40で上下風向板部4および左右風向板部5の各位置を検知しながら、第3のアクチュエータ35および第4のアクチュエータ36に各々駆動信号を出力して、吹出し口7からの乾燥空気の吹き出し方向を所望の向きに可変制御する構成となっている。
On the other hand, the wind
さらに制御部20は、前記風向調節部6や乾燥検知部11のみならず、風量切換スイッチや運転スイッチ等からなる操作部21がその入力ポートに接続されると共に、各種運転状態を使用者に対し通知するための表示部22と、前述の除湿部15および送風機16が、その出力ポートに接続されている。
Further, the
次に、上記構成についてその作用を説明する。操作部21の運転スイッチ(図示せず)を操作すると、その運転開始信号は制御部20へ入力され、制御部20はコンプレッサおよび送風機16にそれぞれ駆動信号を出力する。これにより、コンプレッサの駆動を開始して除湿部15に冷媒を循環させ、且つ送風機16を駆動開始させることにより、強風量または弱風量のいずれかの除湿運転を開始する。除湿運転を開始すると、送風機16によって吸気口から室内空気が取り込まれ、この室内空気が除湿部15を構成するエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温されることで、吹出し口7から乾燥空気が室内へ排出される。
Next, the effect | action is demonstrated about the said structure. When an operation switch (not shown) of the
ここで、除湿機1を使用して衣類などの洗濯物を乾燥させる場合、吹出し口7からの乾燥空気は、送風機16に組み込まれたモータの排熱などの影響を受けるため、吸込んだ室内空気よりも高い温度で排出される。この矢や高温の低湿度な乾燥空気を洗濯物に当てることで、当該洗濯物を乾燥することができる。
Here, when the laundry such as clothes is dried using the
これに加えてこの除湿機1では、除湿運転を開始すると、制御部20が第1のアクチュエータ25および第2のアクチュエータ26に対して駆動信号を出力し、これにより赤外線センサ10の検知方向を規則的に可変させる。それと同時に、制御部20は第1位置検知手段30からの検知信号を受けて、赤外線センサ10が現在どの方向に向けられているのかを特定すると共に、赤外線センサ10からの検知信号を受けて、赤外線センサ10を向けた方向に位置する洗濯物の乾燥状態を判断する。
In addition to this, in the
ここで、赤外線センサ10の検知出力と乾燥状態との関係を説明すると、衣類などの洗濯物は、洗濯直後に水分を含んでいるため、風が当たることにより気化潜熱によって表面温度が低下するものの、水分が少なくなり次第に乾燥してゆくと風が当たっても気化潜熱が少なくなるため表面温度が低下し難くなり、その後完全に水分がなくなると、洗濯物の表面温度は当てている風の温度とほぼ同等になる。そこで本実施例では、このような気化潜熱による温度変化の原理を利用して、洗濯物の乾燥状態を当該洗濯物の表面温度の変化として赤外線センサ10により検知する。
Here, the relationship between the detection output of the
これにより制御部20は、赤外線センサ10からの検知出力により、例えば洗濯物の表面温度が設定値よりも低く未だ乾燥していないと判断すると、このときの赤外線センサ10の検知方向を第1位置検知手段30からの検知信号により特定し、その検知方向に吹出し口7から乾燥空気が排出されるように、第2の位置検出手段40からの検知出力を監視しながら、第3のアクチュエータ35および第4のアクチュエータ36に各々駆動信号を出力し、上下風向板部4および左右風向板部5を所望の向きに可動させる。こうして、風向調節部6の向きを制御することで、未だ乾燥していない箇所に対して、集中的に乾燥空気を当てることができる。
Accordingly, when the
一方、制御部20は、赤外線センサ10からの検知出力により、洗濯物の表面温度が前記設定値よりも高く乾燥状態であると判断した場合は、現状のままの吹出し口7の方向から乾燥空気が排出されるように、第3のアクチュエータ35および第4のアクチュエータ36へは駆動信号を出力しない。これにより、十分に乾燥していない洗濯物にのみ効果的に乾燥空気を吹出させ、無駄な過乾燥状態を回避することができる。
On the other hand, when the
かくしてこの除湿機1では、未乾燥箇所に対して自動的に乾燥空気を集中的に当てることができるので、使用者が洗濯物の乾燥状態を逐次把握し、その都度自ら上下風向板部4および左右風向板部5を調節する煩雑な操作が必要なくなり、その分使用者の操作負担を軽減させることができる。さらに、この除湿機1では、第1のアクチュエータ25および第2のアクチュエータ26によって、赤外線センサ10が規則的に上下方向yおよび左右方向xに可動するようになっているので、当該赤外線センサ10によって赤外線を受光できる範囲を広げることができる。
Thus, in this
なお、上記一連の動作において、例えば洗濯物の乾燥状態を判断するのに必要な前記設定値は、例えば除湿機1の筺体2に取り込まれる室内空気の温度を温度検知手段(図示せず)で検知し、この検知温度を基準として決定してもよい。こうすれば、室内温度の変化に拘らず、洗濯物の乾燥状態を正しく判断できる。また、この時の検知温度は、除湿機1の運転中において、制御部20が所定時間毎に取り込んでもよい。
In the above series of operations, for example, the set value necessary for determining the dry state of the laundry is, for example, the temperature of the indoor air taken into the
以上のようにこの実施例では、筐体2内に除湿部15を有し、送風機16により室内空気を吸い込んで除湿部15で除湿し、吹出し口7より乾燥空気を排出すると共に、吹出し口7に吹出し風の方向を可変する調節部たる風向調節部6を備えた除湿機1において、被乾燥物である洗濯物の乾燥状態を検出する検知手段としての赤外線センサ10を筐体2に設けている。こうすれば、赤外線センサ10で検知した温度変化を基に洗濯物の乾燥状態を検知し、これに基づき風向調節部6を制御して未だ乾燥していない箇所に対して集中的に乾燥空気を当てることができる。そのため、洗濯物の乾燥ムラや過乾燥を防止して、除湿機1周辺の被乾燥物全体を効率良く乾燥することが可能になる。
As described above, in this embodiment, the
また、この実施例では赤外線センサ10を任意の方向に向ける可動手段として、第1のアクチュエータ25および第2のアクチュエータ26を設けている。こうすれば赤外線センサ10を広範囲に向けることができるので、洗濯物の量が多く、当該洗濯物が除湿機1周辺の広範囲に配置されていても、これら洗濯物全ての乾燥状態を検知でき、かくして洗濯物の量が多い場合であっても、これら洗濯物全ての乾燥むらや過乾燥を防止できる。
In this embodiment, a
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば赤外線センサ10および風向調節部6が左右斜め方向等の別な方向へ動くようにしても良く、要は風向調節部6の可動範囲と赤外線センサ10の可動範囲が対応していれば良い。また被乾燥物として洗濯物を適用したが、乾燥空気により乾燥させる必要があるものであれば、他の被乾燥物に適用するようにしても良い。
In addition, this invention is not limited to the said Example, A various deformation | transformation implementation is possible. For example, the
図4は本発明の第2実施例を示すもので、第1実施例との共通部分には共通の符号を付し、共通する箇所の説明は重複を避けるため極力省略する。51は本実施例における除湿機を示し、この除湿機51は、上述した第1実施例と同じように除湿部15や送風機16等からなる周知の除湿機構を筺体2に内蔵した除湿装置52と、この除湿装置52とは別体に設けられた外部送風用の外部用送風機55とから構成されている。実際上、外部用送風機55は、箱状の送風機側筐体56を備えており、この送風機側筐体56が対をなすアーム部53,54によって、筐体2の上部に支持されている。この実施の形態の場合、送風機側筐体56が除湿装置52の外郭よりも小さく形成されていると共に、その重量が除湿装置52の重量よりもはるかに軽くなるように選定されているため、外部用送風機55がどの位置にあっても、除湿装置52が倒れないようになっている。
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention. Common portions to the first embodiment are denoted by common reference numerals, and description of common portions is omitted as much as possible to avoid duplication.
なお、この実施例では図示していないが、第1引用例と同様に、風向調節部6や乾燥検知部11を除湿装置52に組み込んでもよい。除湿装置52の内部構成は、図1〜図3で示したものと共通している。
Although not shown in this embodiment, the wind
アーム部53,54は、ほぼコ字状に形成された棒状でなり、その一端側が筐体2の側面上方に回動自在に設けられていると共に、他端側が送風機側筐体56の側面に回動自在に設けられている。そして、このアーム部53,54の他端は、筐体2の側面上部に設けられた複数の嵌合孔(図示せず)の中の一つに嵌め込まれ、筐体2に対して外部用送風機55が所定角度で静止支持される。
Each of the
送風機側筐体56には、その背面に送風機側吸気口(図示せず)が開口形成されていると共に、正面に送風機側吹出し口58が開口形成され、送風機側吸気口から送風機側吹出し口58に至る空気流路内に、例えばプロペラファン等で構成される送風ファン59が設けられている。送風ファン59には、筐体2に接続する電源コード60が設けられており、この電源コード60を介して除湿装置52から電力が供給され得る。かくして、この送風ファン59により送風機側吸気口を介して室内空気を背面側から吸い込んで、そのまま送風機側吹出し口58から室内空気を前面側へ吹出すように構成されている。ここで筐体2の正面には、運転スイッチ62および風力アップスイッチ63が配置されており、当該風力アップスイッチ63を操作することにより外部用送風機55の送風ファン59を駆動し、或いは送風ファン59による吹出し風を強風量または弱風量のいずれかに調節するように構成されている。
The blower-
次に、上記構成における作用を説明する。除湿装置52の電源コネクタ65を最寄りの電源コンセント(図示せず)に差し込み、上述した第1実施例と同様に、運転スイッチ62を操作すると、除湿装置52は強風量または弱風量のいずれかの除湿運転を開始する。除湿運転を開始すると、送風機によって吸気口(図示せず)から室内空気が取り込まれ、この室内空気が除湿部を構成するエバポレータに触れて冷却除湿され、この冷却された室内空気がコンデンサで加温されることで、吹出し口7から乾燥空気が室内へ排出される。
Next, the operation of the above configuration will be described. When the
これに加えて、除湿運転中に風量アップスイッチ63を操作すると、除湿装置52から電源コード60を介して外部用送風機55へ電力が供給され、外部用送風機55が駆動し始める。これにより外部用送風機55によって送風機側吸気口から室内空気が取り込まれ、この室内空気がそのまま送風機側吹出し口58から正面側へ吹出す。このとき使用者は、アーム部53,54と筺体2との嵌合位置を調節することで、送風機側吹出し口58からの室内空気の吹出し方向を調節できる。かくして使用者は、例えば乾燥空気を当てて洗濯物を乾燥させる際に、除湿装置52からの乾燥空気に加えて、外部用送風機55からの吹出し風を洗濯物に当てて、洗濯物への送風量を増加させることができ、その結果、効率良く洗濯物を乾燥させることができる。
In addition, when the air volume up
ここで外部用送風機55は、筺体2や除湿部15を含む除湿装置52とは別体で、単独に設けられているので、当該除湿部15などによる風量の圧力損失がない。このため外部用送風機55は、送風ファン59を回転駆動させることにより発生させた吹出し風を、そのまま洗濯物に当てることができる。従って除湿機51において、送風機16の回転速度をわざわざ上げなくても、外部用送風機55によって洗濯物への吹出し総風量を上げることができるので、除湿機51の騒音を小さくすることができる。また、筐体2内に大型の送風機を設けることなく、既存の除湿機51をそのまま用いて、洗濯物に当てる吹出し風量を増加させることができるので、筐体2自体が大型化するのを回避できる。さらに、筐体2内の空気流路に流れる風量が変わらないため、除湿部15における冷凍サイクルのバランスも乱れない。
Here, the
なお、本実施例では、除湿機51の除湿運転が停止しているときに、風量アップスイッチ63を操作した場合に、除湿装置52から電源コード60を介して外部用送風機55へ電力が供給され、外部用送風機55のみが単独で駆動し始める。このように除湿装置52を停止させた状態で、外部用送風機55のみを単独で駆動させることができるので、外部用送風機55を例えば室内空気を循環させるサーキュレータや、扇風機等として用いることができる。
In this embodiment, when the air volume up
以上のようにこの実施例では、筐体2内に除湿部15および第1の送風手段たる送風機16を内蔵し、室内空気を吸い込んで除湿部16で除湿し、乾燥空気を排出する除湿機51において、筐体2と独立した位置に外部送風用の第2の送風手段たる外部用送風機55を設けている。こうすれば、送風機16と除湿部15とによる乾燥空気の吹出しに加え、筺体2とは別に独立した位置に設けた外部用送風機55によっても、洗濯物に対し吹出し風を当てることができるので、既存の筺体2をそのまま活かしつつ、筐体2内に設けた送風機16と共に低騒音で大風量の風を吹出すことができ、洗濯物を従来よりも効率良く乾燥できる。また、外部用送風機55を単独で運転させることで、この外部用送風機55をサーキュレータや扇風機等として用いることができる。
As described above, in this embodiment, the
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えばシロッコファンやクロスフローファン等で構成される種々の送風ファンを、外部用送風機55として適用するようにしても良い。
In addition, this invention is not limited to the said Example, A various deformation | transformation implementation is possible. For example, various blower fans configured by a sirocco fan, a cross flow fan, or the like may be applied as the
1,51 除湿機
2 筐体
6 調節部
10 赤外線センサ(検知手段)
15 除湿部
16 送風機(第1の送風手段)
25 第1のアクチュエータ(可動手段)
26 第2のアクチュエータ(可動手段)
55 外部用送風機(第2の送風手段)
1,51
10 Infrared sensor (detection means)
15 Dehumidifier
16 Blower (first blower)
25 First actuator (movable means)
26 Second actuator (movable means)
55 External blower (second blower)
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