JP2007316456A - Developing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置及びそれに用いられる現像装置に関し、特に、現像剤担持体内部に配置される磁界発生部材を固定する機構に関するものである。 The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a facsimile machine, and a printer, and a developing device used therefor, and more particularly to a mechanism for fixing a magnetic field generating member disposed inside a developer carrier.
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像装置を用いて可視化し、その可視像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。 In an image forming apparatus using an electrophotographic system such as a copying machine, a printer, or a FAX, a powder developer is mainly used, and an electrostatic latent image formed on an image carrier such as a photosensitive drum is used as a developing device. In general, a process is performed in which the visible image is visualized and the visible image is transferred onto a recording medium, and then a fixing process is performed.
図12(a)、(b)は、従来の現像装置の平面図及び正面図である。図12に示すように、現像装置21は、ハウジング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラ(現像剤担持体)11、規制ブレード(規制部材)12を含む構成である。なお、図12(a)は便宜上、カバー6を除外して内部が見えるように表現している。
12A and 12B are a plan view and a front view of a conventional developing device. As illustrated in FIG. 12, the developing
ハウジング5は、現像剤(以下トナーという)を貯留するものであり、ハウジング5と一体形成された仕切り板9によって第1貯留室15と第2貯留室16とが形成されている。そして、この第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されている。ハウジング5の上部は収容されたトナー等が外部に漏れないようにカバー6により封止されている。
The
図12(a)に示すように、ハウジング5の長手方向の両端部においては仕切り板9は存在せず、第1攪拌スクリュー7及び第2攪拌スクリュー8間でのトナーの受け渡しが可能となっており、第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナーを攪拌させながら矢印P方向へと搬送して第2貯留室16に導き、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナーを攪拌させながら矢印Q方向へと搬送して現像ローラ11に供給する。なお、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8は、それぞれ支軸7a、8aを中心とし、その周囲に螺旋羽7b、8bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でハウジング5内に回転可能に軸支されている。
As shown in FIG. 12A, the
現像ローラ11は、感光体ドラム(図示せず)の回転に応じて回転することで、感光体ドラムの感光層にトナーを供給するものである。現像ローラ11の内部には複数の磁極を有する永久磁石から成るマグネットローラ(磁界発生部材)14が固定されている。このマグネットローラ14の磁力により現像ローラ11の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。現像ローラ11は、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8と平行な状態でハウジング5内に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、及び現像ローラ11は、図示しない駆動手段により回転駆動される。
The developing
規制ブレード12は、現像ローラ11と所定の間隔を隔てて配置され、感光体ドラムに供給するトナー量を規制する。規制ブレード12の材質としては、磁性体或いは非磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。なお、非磁性体の規制ブレード12に永久磁石を装着して磁性を付与しても良い。また、第2攪拌スクリュー8に対面する第2貯留室16の底面には、ハウジング5内に貯留されるトナー量(またはトナー濃度等)を検知するトナーセンサ(図示せず)が設けられている。
The regulating
現像ローラ11のフランジ部分にはDSコロ17a、17bが回転自在に外挿されている。DSコロ17a、17bが感光体ドラムの両端に当接することにより、現像ローラ11と感光体ドラムとの距離を厳密に規制している。DSコロ17a、17bにはベアリングが内蔵されており、感光体ドラムに従動して回転することで感光体ドラム表面の摩耗を防止できるようになっている。
18は、マグネットローラ14の回転を規制するとともにスラスト方向(軸方向;図12の左右方向)の位置決めを行う極固定部材であり、ビス20によりハウジング5に固定されている。極固定部材18には、図13に示すように、マグネットローラ14の支軸14aの先端が貫通するDカット穴18aが形成されている。
上述のような現像装置においては、極固定部材18のDカット穴18aは直線部分と円弧部分での寸法管理が必要であるため、マグネットローラ14及び極固定部材18の部品精度が出しにくい。そのため、組み立て作業性を考慮すると、図13のように、支軸14aの円弧部分の外径aとDカット穴18aの円弧部分の内径a′、及び支軸14aの上下方向の外径bとDカット穴18aの上下方向の内径b′の関係を、a<a′、b<b′とすることにより、支軸14aとDカット穴18aとの間に所定以上のクリアランスを設けておく必要がある。
In the developing device as described above, since the
しかし、マグネットローラ14の各極の配置角度(以下、極角度という)がクリアランス分だけ変動するため、凝集トナーの発生や濃度不良等の異常画像の原因となるおそれがあった。また、マグネットローラ14がスラスト方向にずれると、ギヤやハウジングに押圧されてDSコロ17a、17bの回転不良が発生したり、軸受け部材が破損したりすることも考えられる。
However, since the arrangement angle of each pole of the magnet roller 14 (hereinafter referred to as the pole angle) varies by the clearance, there is a possibility of causing an abnormal image such as generation of aggregated toner and defective density. Further, if the
また、例えば特許文献1には、極固定部材18を現像ローラ11に現像バイアスを印加する電極板と兼用することにより、電極を別途設けることなく部品点数の削減及び構成の簡略化が可能な現像装置が開示されているが、図13のような構成では、クリアランスにより支軸14aとDカット穴18aとの接触(導通)が不安定となるため、現像ローラ11にバイアスがかからず画像抜けの原因となったり、電気ノイズの発生源となったりする場合もある。
Further, for example, in Patent Document 1, the
そこで、マグネットローラと極固定部材とを強固に固定することにより、マグネットローラの極角度の変動や接触不良を防止する方法が提案されており、特許文献2には、図14に示すように、マグネットローラ14の支軸14aをDカット穴18aの端縁に押圧する爪部19を設けることにより、マグネットローラ14の固定及び軸方向の位置決めを行う現像装置が開示されている。
Then, the method of preventing the fluctuation | variation of the pole angle and contact failure of a magnet roller by fixing a magnet roller and a pole fixing member firmly is proposed, and as shown in FIG. A developing device is disclosed that fixes and axially positions the
しかしながら、特許文献2の方法では、極固定部材18の量産性を考慮すると、図14(a)のように爪部19の両側には1mm以上のヌスミ19aが必要となる。そのため、支軸14aを押圧する爪部19の幅cが狭くなってしまい、図14(b)の右図のように、回転方向(矢印AA′方向)に対する固定力が弱くなる。特に2成分現像剤を用いる現像装置の場合、現像ローラの軸部分に大きな負荷が掛かるため、経時的に爪部19が変形して極角度が変動する可能性がある。
However, in the method of Patent Document 2, in consideration of the mass productivity of the
また、極固定部材18の寸法精度を上げたり、厚みのある金属板を使用したりすることにより、爪部19による押圧力を強くする方法も考えられるが、支軸14aをDカット穴18aへ挿入する際に爪部19の折り曲げ抵抗が大きくなるため、組み立て作業性が低下し、無理に挿入すると、図14(b)の左図のようにスラスト方向(矢印BB′方向)の倒れが発生したり、極固定部材18が変形したりするおそれもある。
A method of increasing the pressing force by the
さらに、近年の画像形成装置においては、環境負荷を低減するため各プロセスユニットのリサイクル性が重要視されているが、特許文献2の方法ではユニットの分解時に爪部19が変形してしまうため、極固定部材18が再利用できないという問題点もあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、極固定部材によりマグネットローラを回転方向及びスラスト方向に強固に固定して極角度の変動を防止するとともに、組み立て作業も容易で分解時における極固定部材の再利用も可能な現像装置を提供することを目的とする。 In view of the above problems, the present invention prevents the fluctuation of the polar angle by firmly fixing the magnet roller in the rotation direction and the thrust direction by the pole fixing member, and also facilitates the assembly work and allows the pole fixing member to be reassembled at the time of disassembly. An object of the present invention is to provide a developing device that can be used.
上記目的を達成するために本発明は、磁性を有する現像剤を貯留する筐体と、内部に複数の磁極を有する磁界発生部材が回動可能に配置され前記筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、前記磁界発生部材の支軸の一端に固定され前記磁界発生部材の回動を規制する極固定部材と、前記現像剤担持体に対向配置され感光体ドラム上へ供給する現像剤量を規制する磁性体若しくは非磁性体の規制部材と、を備えた現像装置において、前記支軸の端面には固定溝が形成されており、前記極固定部材には少なくとも一部が前記固定溝に圧入される圧入部が突設されることを特徴としている。 To achieve the above object, the present invention provides a housing for storing a magnetic developer, and a developer supplied from the housing in which a magnetic field generating member having a plurality of magnetic poles is rotatably arranged. A developer carrying member to be carried, a pole fixing member that is fixed to one end of a support shaft of the magnetic field generating member and restricts the rotation of the magnetic field generating member, and is arranged to face the developer carrying member and is supplied onto the photosensitive drum. In a developing device including a magnetic or non-magnetic regulating member that regulates the amount of developer to be formed, a fixing groove is formed on an end surface of the support shaft, and at least a part of the pole fixing member is formed. A press-fitting portion that is press-fitted into the fixing groove is projected.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記極固定部材は、弾性力により前記磁界発生部材を軸方向に押圧することを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the pole fixing member presses the magnetic field generating member in the axial direction by an elastic force.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記極固定部材には、前記圧入部が前記固定溝に圧入されたとき前記支軸を中心とする円周の一部となる円弧状の長穴が設けられており、該長穴を介して前記筐体にビス固定されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the pole fixing member has an arc-shaped elongated hole that is a part of a circumference centered on the support shaft when the press-fitting portion is press-fitted into the fixing groove. And is fixed to the housing through the elongated hole.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記固定溝は前記支軸の端面を二分割するように設けられており、前記圧入部は前記固定溝全域に圧入されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the fixing groove is provided so as to divide the end surface of the support shaft into two parts, and the press-fitting portion is press-fitted in the entire fixing groove.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記極固定部材は板金部材であり、前記圧入部は前記極固定部材の一部を断面V字状に折り曲げて形成されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the pole fixing member is a sheet metal member, and the press-fitting portion is formed by bending a part of the pole fixing member into a V-shaped cross section.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記極固定部材は所定以上の厚みを有する板金部材であり、前記圧入部は前記極固定部材の端部を略垂直に折り曲げて形成されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the pole fixing member is a sheet metal member having a predetermined thickness or more, and the press-fitting portion is formed by bending an end portion of the pole fixing member substantially vertically. It is a feature.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記圧入部の断面形状をテーパ状としたことを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the cross-sectional shape of the press-fitting portion is tapered.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記固定溝の断面形状をテーパ状としたことを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the cross-sectional shape of the fixed groove is tapered.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記圧入部には圧入位置がマーキング表示されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, a press-fitting position is marked on the press-fitting portion.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記固定溝は、前記支軸の軸心からずらして形成されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the fixing groove is formed so as to be shifted from an axis of the support shaft.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記圧入部の突出量は前記固定溝の深さ以下であり、前記極固定部材が前記支軸の端面に当接するまで前記固定溝に圧入されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the protruding amount of the press-fitting portion is equal to or less than the depth of the fixing groove, and the press-fitting portion is press-fitted into the fixing groove until the pole fixing member contacts the end surface of the support shaft. It is characterized by that.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記圧入部の突出量は前記固定溝の深さよりも大きく、前記圧入部の先端が前記固定溝の底面に到達するまで前記固定溝に圧入されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, the amount of protrusion of the press-fit portion is larger than the depth of the fixed groove, and the press-fit portion is press-fitted into the fixed groove until the tip of the press-fit portion reaches the bottom surface of the fixed groove. It is characterized by that.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記固定溝及び前記圧入部の側面にはビス穴が設けられており、それぞれのビス穴が重なり合う位置まで前記圧入部が前記固定溝に圧入されてビス固定されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, screw holes are provided in side surfaces of the fixing groove and the press-fitting portion, and the press-fitting portion is press-fitted into the fixing groove until each screw hole overlaps. It is characterized by being screw-fixed.
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記極固定部材を介して現像バイアスが印加されることを特徴としている。 According to the present invention, in the developing device configured as described above, a developing bias is applied via the pole fixing member.
本発明の第1の構成によれば、磁界発生部材の支軸と極固定部材とを簡易な構成で強固に固定できるため、磁界発生部材の回転方向の位置決めを厳密に行うことができ、且つ位置決め後の極角度の変動を抑制できる。また、従来の構成に比べて部品精度が要求されないため、部品の製造コストも低減可能となる。 According to the first configuration of the present invention, since the support shaft of the magnetic field generating member and the pole fixing member can be firmly fixed with a simple configuration, the positioning of the magnetic field generating member in the rotational direction can be strictly performed, and Variation in polar angle after positioning can be suppressed. In addition, since the component accuracy is not required as compared with the conventional configuration, the manufacturing cost of the component can be reduced.
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の現像装置において、極固定部材の弾性力を利用して磁界発生部材をスラスト方向に押圧することにより、磁界発生部材のスラスト方向の移動を効果的に防止可能となる。 According to the second configuration of the present invention, in the developing device having the first configuration, the thrust of the magnetic field generating member is pressed by pressing the magnetic field generating member in the thrust direction using the elastic force of the pole fixing member. Directional movement can be effectively prevented.
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の現像装置において、極固定部材に設けられた円弧状の長穴を介して極固定部材を筐体にビス固定することにより、長穴の範囲内でビスの固定位置を変更して磁界発生部材の極角度を調整可能となる。また、ビス固定位置と支軸との距離は変化しないため、極角度に係わらず磁界発生部材と規制部材との位置関係が一定に保持される。 According to the third configuration of the present invention, in the developing device having the first or second configuration, the pole fixing member is screw-fixed to the casing through the arc-shaped long hole provided in the pole fixing member. By doing so, it becomes possible to adjust the pole angle of the magnetic field generating member by changing the screw fixing position within the range of the elongated hole. Further, since the distance between the screw fixing position and the support shaft does not change, the positional relationship between the magnetic field generating member and the regulating member is kept constant regardless of the polar angle.
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の現像装置において、支軸の端面を二分割するように固定溝を設け、圧入部を固定溝全域に圧入することにより、固定溝の稜線全域と圧入部とが線接触するため、極固定部材と支軸とのガタつきが解消され、磁界発生部材の回転方向の位置決めをより厳密に行うことができる。 According to the fourth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the first to third configurations, the fixing groove is provided so as to divide the end surface of the support shaft into two parts, and the press-fitting portion is arranged over the entire fixing groove. Since the entire ridge line of the fixing groove and the press-fitting portion are in line contact with each other, the rattling between the pole fixing member and the support shaft is eliminated, and the magnetic field generating member can be positioned more precisely in the rotational direction. it can.
また、本発明の第5の構成によれば、上記第4の構成の現像装置において、極固定部材を板金部材とし、その一部を断面V字状に折り曲げて圧入部を形成することにより、圧入部を簡単に形成でき、V字状の圧入部が所定量撓んで固定溝に圧入されるため、板金部材の弾性力を利用して極固定部材と支軸とを強固に固定できる。また、圧入部の引き抜きも容易であるため、極固定部材が再利用可能となる。 Further, according to the fifth configuration of the present invention, in the developing device of the fourth configuration, the pole fixing member is a sheet metal member, and a part thereof is bent into a V-shaped cross section to form a press-fit portion. Since the press-fitting part can be easily formed and the V-shaped press-fitting part is bent by a predetermined amount and is press-fitted into the fixing groove, the pole fixing member and the support shaft can be firmly fixed using the elastic force of the sheet metal member. Further, since the press-fitting portion can be easily pulled out, the pole fixing member can be reused.
また、本発明の第6の構成によれば、上記第4の構成の現像装置において、極固定部材を所定以上の厚みを有する板金部材とし、その端部を略垂直に折り曲げて圧入部を形成することにより、圧入部を簡単に形成でき、圧入部を含む極固定部材全体が肉厚の板金で形成されるため、極固定部材と支軸とを一層強固に固定できる。 According to the sixth configuration of the present invention, in the developing device according to the fourth configuration, the pole fixing member is a sheet metal member having a predetermined thickness or more, and the end portion thereof is bent substantially vertically to form the press-fit portion. By doing so, the press-fitting portion can be formed easily, and the entire pole fixing member including the press-fitting portion is formed of a thick sheet metal, so that the pole fixing member and the support shaft can be more firmly fixed.
また、本発明の第7の構成によれば、上記第6の構成の現像装置において、圧入部の断面形状をテーパ状とすることにより、極固定部材の圧入部の圧入作業が容易となる。 According to the seventh configuration of the present invention, in the developing device of the sixth configuration, the press-fitting operation of the press-fitting portion of the pole fixing member is facilitated by making the cross-sectional shape of the press-fitting portion tapered.
また、本発明の第8の構成によれば、上記第6の構成の現像装置において、固定溝の断面形状をテーパ状とすることにより、極固定部材の圧入部の圧入作業が容易となる。また、圧入部の加工に比べて容易にテーパ加工できる。 Further, according to the eighth configuration of the present invention, in the developing device of the sixth configuration, the press-fitting operation of the press-fitting portion of the pole fixing member is facilitated by making the cross-sectional shape of the fixing groove tapered. Further, taper processing can be easily performed as compared with processing of the press-fitting portion.
また、本発明の第9の構成によれば、上記第5乃至第8のいずれかの構成の現像装置において、圧入部に圧入位置をマーキング表示することにより、組み立て作業時に固定溝への圧入位置が一目でわかり、作業効率が向上するとともに圧入ミスの発生も少なくなる。 Further, according to the ninth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the fifth to eighth configurations, the press-fitting position is marked on the press-fitting portion, so that the press-fitting position into the fixing groove at the time of assembling work. Can be seen at a glance, improving work efficiency and reducing the occurrence of press-fitting mistakes.
また、本発明の第10の構成によれば、上記第4乃至第9のいずれかの構成の現像装置において、固定溝を支軸の軸心からずらして形成することにより、磁界発生部材の上下方向を簡単に確認できるため、組み立て時に磁界発生部材の取り付け方向を間違えるおそれがなくなる。 According to the tenth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the fourth to ninth configurations, the fixing groove is formed so as to be shifted from the axis of the support shaft. Since the direction can be easily confirmed, there is no possibility that the mounting direction of the magnetic field generating member is wrong during assembly.
また、本発明の第11の構成によれば、上記第1乃至第10のいずれかの構成の現像装置において、圧入部の突出量を固定溝の深さ以下とし、極固定部材が支軸の端面に当接するまで圧入することにより、磁界発生部材のスラスト方向の位置決め作業が容易となる。 According to the eleventh configuration of the present invention, in the developing device having any one of the first to tenth configurations, the amount of protrusion of the press-fitting portion is set to be equal to or less than the depth of the fixing groove, and the pole fixing member is the supporting shaft. By press-fitting until it comes into contact with the end face, positioning work in the thrust direction of the magnetic field generating member is facilitated.
また、本発明の第12の構成によれば、上記第1乃至第10のいずれかの構成の現像装置において、圧入部の突出量を固定溝の深さよりも大きくし、圧入部の先端が固定溝の底面に到達するまで圧入することにより、磁界発生部材のスラスト方向の位置決め作業が容易となる。 According to the twelfth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the first to tenth configurations, the protruding amount of the press-fit portion is made larger than the depth of the fixing groove, and the tip of the press-fit portion is fixed. By press-fitting until reaching the bottom surface of the groove, the magnetic field generating member can be easily positioned in the thrust direction.
また、本発明の第13の構成によれば、上記第1乃至第10のいずれかの構成の現像装置において、固定溝及び圧入部の側面にビス穴を設け、それぞれのビス穴が重なり合う位置まで圧入部を固定溝に圧入してビス固定することにより、磁界発生部材のスラスト方向の位置決め作業が容易となる。また、ビス固定により磁界発生部材の回転方向の固定強度も高くなる。 According to the thirteenth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the first to tenth configurations, the screw holes are provided on the side surfaces of the fixing groove and the press-fitting portion, and the screw holes are overlapped with each other. Positioning the magnetic field generating member in the thrust direction is facilitated by press-fitting the press-fitting portion into the fixing groove and fixing with screws. Further, the fixing strength of the magnetic field generating member in the rotating direction is also increased by the screw fixing.
また、本発明の第14の構成によれば、上記第1乃至第13のいずれかの構成の現像装置において、極固定部材を介して現像バイアスを印加することにより、極固定部材及び支軸間の電気的な導通が確保されるため、安定してバイアスを印加することができる。 According to the fourteenth configuration of the present invention, in the developing device having any one of the first to thirteenth configurations, the developing bias is applied via the pole fixing member, so that the gap between the pole fixing member and the support shaft is increased. Therefore, it is possible to stably apply a bias.
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の現像装置を備えた画像形成装置(例えばプリンタ)の概略断面図である。このプリンタ100は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像装置21、トナー貯留部44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、および排紙部54から構成されている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic sectional view of an image forming apparatus (for example, a printer) provided with the developing device of the present invention. The
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面が一様に帯電されるようになっている。そして、後述する画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定されるものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a−Si)等が好ましい。
The
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
The charging unit (charging charger) 42 charges the surface of the
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されているトナーとしては、例えばトナー成分とキャリヤとから構成される2成分現像剤や、トナー成分のみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の内部構成については後述する。
The developing
トナー貯留部(ホッパー)44は、現像装置21内部のトナーが不足するようになれば、その現像装置21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。転写部45は、感光体ドラム41表面に形成されたトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシートに移行させるものである。
The toner storage unit (hopper) 44 supplies the toner to the developing
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材や、ブレード材により掻き落とされた残留トナーを回収タンク(図示せず)に搬送するスパイラル等から構成される。シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
The
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路である。定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部54は、定着部53を通過したシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
The
そして、帯電部42により一様に帯電された感光体ドラム41上にLSU43がレーザビーム(光線)を発することで、予め入力された画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部45が、シートにそのトナー像を転写させる。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
The
図2は、本発明の第1実施形態に係る現像装置の側面断面図である。従来例の図12と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図2において、規制ブレード12には磁界発生部材14の所定の極(例えばN極)が対向するため、規制ブレード12として非磁性体或いは磁性体を用いることにより、規制ブレード12と現像ローラ11との間に引き合う方向の磁界が発生する。
FIG. 2 is a side cross-sectional view of the developing device according to the first embodiment of the present invention. Portions common to FIG. 12 of the conventional example are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. In FIG. 2, since a predetermined pole (for example, N pole) of the magnetic
この磁界により、トナーがブラシ状に起立する、いわゆる磁気ブラシが形成される。そして、現像ローラ11が回転して磁気ブラシが感光体ドラム41に対向する位置に移動すると、マグネットローラ14の次の極(S極)により逆極性の磁界が付与されるため、磁気ブラシは感光体ドラム41表面に接触してトナー像を形成する。
This magnetic field forms a so-called magnetic brush in which the toner stands up like a brush. When the developing
さらに現像ローラ11が回転すると、次の極(N極)により逆極性の磁界が付与されて、トナー像の形成に使われなかったトナーが現像装置21内に回収され、さらに次の極(S極)により逆極性の磁界が付与されるため、トナーは現像装置21内で現像ローラ11から離脱する。そして、第2攪拌スクリュー8により攪拌、搬送された後、マグネットローラ14の磁界により再び現像ローラ11上に付着する。
When the developing
即ち、規制ブレード12と現像ローラ11との間隔だけでなく、マグネットローラ14により発生する磁界で現像ローラ11へのトナー付着を厳密に制御している。そのため、マグネットローラ14を回転方向及びスラスト方向に固定して規制ブレード12に対する位置関係が変化しないようにする必要がある。
That is, the toner adhesion to the developing
マグネットローラ14の回動を規制する極固定部材18は、金属板を所定の形状に折り曲げて形成された板金部材であり、中央やや下寄りに形成された圧入部22がマグネットローラ14の支軸14aの先端に設けられた固定溝23(図3参照)に圧入固定されている。また、極固定部材18は円弧状の長穴18bを介してビス20によりハウジング5に固定されており、長穴18bの範囲内で極固定部材18を回動させることにより、マグネットローラ14の極角度を調整可能となっている。
The
なお、圧入部22が固定溝23に圧入されたとき、長穴18bは支軸14aを中心とする円弧を描くように形成されている。これにより、ビス20の固定位置の変更により極角度を調整してもビス20と支軸14aとの距離は変化しないため、マグネットローラ14と規制ブレード12との位置関係が一定に保持される。
When the press-
図3(a)、(b)は、第1実施形態の現像装置に用いられる支軸14a及び極固定部材18の側面断面図及び平面図である。図3(a)に示すように、圧入部22は断面視V字状に形成されており、圧入部22の最大幅をt1、固定溝23の溝幅をt2とすると、t1>t2となるように設計しておくことで、圧入部22が所定量撓んで固定溝23に圧入されるため、板金部材の弾性力を利用して極固定部材18と支軸14aとを強固に固定できる。
3A and 3B are a side sectional view and a plan view of the
また、固定溝23は支軸14aの端面を二分割するように形成されている。これにより、固定溝23の稜線23aと圧入部22とが支軸14aの直径dの範囲で線接触するため、極固定部材18と支軸14aとのガタつきが解消され、マグネットローラ14の極角度を厳密に調整できるとともに、マグネットローラ14の極角度を調整した後の回転方向の位置ずれを抑制することができる。
The fixing
一方、極固定部材18は板金部材であるため、支軸14aは極固定部材18の弾性力によりスラスト方向(図3(a)の左方向)へ押圧される。従って、マグネットローラ14のスラスト方向の位置ずれも同時に抑制可能となる。
On the other hand, since the
また、極固定部材18を介して現像ローラ11(図2参照)にバイアスを印加する場合、極固定部材18及び支軸14a間の電気的な導通も確保されるため、安定してバイアスを印加することができる。さらに、現像装置21の分解時には圧入部22を内側に撓ませて固定溝23から容易に引き抜くことができるため、極固定部材18が再利用可能となり現像装置21のリサイクルにも貢献する。
Further, when a bias is applied to the developing roller 11 (see FIG. 2) via the
図4は、本発明の第2実施形態に係る現像装置の側面断面図である。本実施形態においては、極固定部材18は厚みのある板金部材で形成されており、圧入部22は極固定部材18の下端を直角に折り曲げて形成されている。他の部分の構成は第1実施形態の図1と同様であるため説明は省略する。なお、極固定部材18を構成する板金の厚みとしては、1.6〜2mm程度が好適に用いられる。
FIG. 4 is a side sectional view of the developing device according to the second embodiment of the present invention. In the present embodiment, the
図5(a)、(b)は、本実施形態に用いられる支軸14a及び極固定部材18の側面断面図及び平面図である。図5(a)に示すように、圧入部22(板金部材)の厚みをt1、固定溝23の溝幅をt2とすると、t1>t2となるように設計されており、例えばt1が2mmとすると、t2は1.95〜1.99mmに設定される。これにより、圧入部22を固定溝23に圧入する際には固定溝23の開口端が僅かに開き、さらに開口端には元に戻ろうとする力か作用するため、圧入部22は固定溝23の内面で強固に挟持される。
FIGS. 5A and 5B are a side sectional view and a plan view of the
また、第1実施形態と同様に、固定溝23は支軸14aの端面を二分割するように形成されている。これにより、固定溝23の内面と圧入部22とが支軸14aの直径dの範囲で面接触するため、極固定部材18と支軸14aとのガタつきが解消される。さらに、極固定部材18及び支軸14a間の電気的な導通も確保されるため、安定してバイアスを印加することができる。
As in the first embodiment, the fixing
図6及び図7は、第2実施形態に用いられる支軸14a及び極固定部材18の他の構成例を示す側面断面図及び平面図である。図6(a)に示すように、極固定部材18の圧入部22は先端から根元部分に向かってテーパ状に加工されており、圧入部22の先端は固定溝23の溝幅t2よりも薄く、且つ圧入部分の最大厚t1は溝幅t2よりも厚くなっている。
FIGS. 6 and 7 are a side cross-sectional view and a plan view showing another configuration example of the
この構成により、図6(b)のように圧入部22を固定溝23に圧入する際、圧入部22の先端が挿入し易くなり、組み立て作業性が向上する。また、圧入部22が固定溝23の内面を押し広げるように圧入されるため、固定溝23の稜線23aと圧入部22とが図6(c)に示す支軸14aの直径の範囲で強固に線接触する。従って、極固定部材18と支軸14aとのガタつきが解消され、マグネットローラ14の回転方向の位置決めを厳密に行うことができる。また、極固定部材18及び支軸14a間の電気的な導通も確保される。
With this configuration, when the press-
また、図7(a)〜(c)に示すように、固定溝23を断面テーパ状に形成しておいても良い。この場合、圧入部22の厚みt1は、固定溝23の開口端における溝幅(最大溝幅)よりも薄く、且つ底面23aにおける溝幅(最小溝幅)t2よりも厚く設定すれば、図6と同様に組み立て作業性が向上するとともに、極固定部材18と支軸14aとのガタつきが解消され、極固定部材18及び支軸14a間の電気的な導通も確保される。また、図6のように圧入部22をテーパ状に加工するには加工コストが高くなるが、固定溝23の加工は比較的簡単であるため、コスト面において有利となる。
Further, as shown in FIGS. 7A to 7C, the fixing
図8は、第2実施形態の現像装置に用いられる極固定部材18と支軸14aとを用いたマグネットローラ14のスラスト方向の位置決め方法を示す側面断面図である。スラスト方向の位置決めを行うためには、圧入部22の固定溝23内への圧入量を一定にする必要がある。そこで、例えば図8(a)に示すように、圧入部22の突出量を固定溝23の深さ以下としておき、圧入部22の根元部分が支軸14aの端面24まで挿入されて極固定部材18の裏面が支軸14aの端面に当接したとき位置が規制されるように設計すれば、圧入部22の圧入量が常に一定となる。
FIG. 8 is a side sectional view showing a method of positioning the
また、図8(b)に示すように、圧入部22の突出量を固定溝23の深さよりも大きくしておき、圧入部22の先端が固定溝23の底面23aまで挿入されたとき位置が規制されるように設計しても良い。しかし、図8(b)の方法では、位置決め精度を高めるためには圧入部22及び固定溝23の寸法精度を高める必要があり、圧入部22の先端が所定位置まで挿入されたことを目視により確認し難い。従って、部品精度や組み立て作業性を考慮すると、図8(a)の方法がより好ましい。
Further, as shown in FIG. 8B, the protruding amount of the press-
なお、現像ローラ11の回転トルクが大きいと、その分だけマグネットローラ14に掛かる負荷も大きくなって回転方向の位置ずれも発生し易くなる。この現象は、特に現像装置21が2成分現像方式の場合に顕著となる。そこで、図9に示すように、固定溝23及び圧入部22の所定位置にそれぞれビス穴25a、25bを設け、支軸14aと極固定部材18とをビス26で固定することにより、スラスト方向及び回転方向の位置決めをより確実に行うことができる。
In addition, if the rotational torque of the developing
圧入部22の突出量及び固定溝23の深さについては特に制限はないが、マグネットローラ14の回転方向及びスラスト方向の固定強度を共に高めるためには圧入部22をある程度深くまで圧入する必要があるため、要求される固定強度に応じて適宜設定することが好ましい。また、ここでは圧入部22又は固定溝23をテーパ状に加工しない図5の構成を例に挙げてスラスト方向の位置決め方法を説明したが、図6及び図7の構成、及び第1実施形態の構成においても、図8及び図9と全く同様にスラスト方向の位置決めを行うことができる。
There are no particular restrictions on the amount of protrusion of the press-
なお、上記各実施形態では、固定溝23は図10(a)のように、支軸14aの中心軸(軸心)Oを通るように設けられているが、図10(b)のように、固定溝23を中心軸Oから上又は下にずらして設けても良い。この場合、マグネットローラ14の上下方向を簡単に確認できるため、組み立て時にマグネットローラ14の取り付け方向を間違えるおそれがなくなる。但し、中心軸Oからのずれ量が大きくなるにつれて固定溝23の長さが短くなるため、圧入部22の圧入幅も小さくなる。そのため、マグネットローラ14の上下方向が確認可能な範囲でずれ量を小さくする方が好ましい。
In each of the above embodiments, the fixing
また、上記各実施形態では極固定部材18の幅方向全域に圧入部22が設けられているため、マグネットローラ14を精度良く配置するためには圧入部22の中央部分を固定溝23に正確に圧入する必要が生じる。しかし、圧入作業を手作業で行う場合は圧入部22の中央部の位置出しが困難となるため、支軸14aの位置決めを簡便に行える手段を設けておくことが好ましい。
Further, in each of the above embodiments, since the press-
例えば第1実施形態に用いる極固定部材18の場合、図11に示すように、圧入部22の中央部(圧入部分)を表示するマーク30を予めマーキングしておくことにより、組み立て作業時に固定溝23への圧入位置が一目でわかり、作業効率が向上するとともに圧入ミスの発生も少なくなる。なお、第2実施形態に用いる極固定部材18においても、同様に圧入位置をマーキングする方法を用いることができる。
For example, in the case of the
図12は、第2実施形態の現像装置に用いられる極固定部材18の他の構成例を示す平面図及び側面断面図であり、図12(a)、(b)が支軸挿入前、図12(c)、(d)が支軸挿入後の状態を示している。本実施形態においては、圧入部22の中央部に支軸14aと略等しい幅の凹部22aを設けている。また、凹部22aの開口端には支軸14aの挿入を容易にするためのテーパ部27が形成されている。他の部分の構成は第2実施形態と同様である。
12A and 12B are a plan view and a side sectional view showing another configuration example of the
これにより、極固定部材18と支軸14aとの位置決めが簡便となるため、圧入位置をマーキングする図11の方法に比べて作業効率がより一層向上する。なお、ここではスラスト方向の位置決めを行うために、図8(b)と同様に凹部22aの突出量eを固定溝23の深さよりも大きくしておき、凹部22aの先端が固定溝23の底面23aまで挿入されたとき位置が規制されるようにしたが、図8(a)に示すように、圧入部22の突出量eを固定溝23の深さ以下としておき、圧入部22の根元部分が支軸14aの端面24まで挿入されたとき位置が規制されるようにすれば、圧入部22の先端が所定位置まで挿入されたことを目視により確認可能となるため好ましい。また、凹部22aを形成する代わりに圧入位置のみをテーパ状に加工しても良い。
Thereby, since the positioning of the
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、圧入部22を設ける位置は極固定部材18の下部に限らず、上部或いは左右に設けても良い。その場合、長穴18bは圧入位置を中心とした円弧を描くように形成しておけば、マグネットローラ14の位置を固定した状態で極角度のみを調整可能となる。また、極角度の微調整が不要であれば、長穴18bに代えて通常のビス穴を設けても良い。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning of this invention. For example, the position where the press-
また、本発明はプリンタに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ及びカラー複写機、ファクシミリ等、磁性トナーを用いる1成分或いは2成分現像方式の現像装置を備えた画像形成装置に適用可能である。 The present invention is not limited to a printer, and can be applied to an image forming apparatus including a one-component or two-component developing type developing device using magnetic toner, such as a digital or analog type monochrome and color copying machine, a facsimile, or the like.
本発明は、磁性を有する現像剤を貯留する筐体と、内部に複数の磁極を有する磁界発生部材が回動可能に配置され筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、磁界発生部材の支軸の一端に固定され磁界発生部材の回動を規制する極固定部材と、現像剤担持体に対向配置され感光体ドラム上へ供給する現像剤量を規制する磁性体若しくは非磁性体の規制部材と、を備えた現像装置において、支軸の端面には固定溝が形成されており、極固定部材には少なくとも一部が固定溝に圧入される圧入部が突設されている。 The present invention includes a housing for storing a magnetic developer, a developer carrying body that carries a developer supplied from the housing, in which a magnetic field generating member having a plurality of magnetic poles is rotatably disposed. A pole fixing member that is fixed to one end of the support shaft of the magnetic field generating member and restricts the rotation of the magnetic field generating member, and a magnetic material that is disposed opposite to the developer carrying member and restricts the amount of developer supplied onto the photosensitive drum or non-magnetic material. In a developing device including a magnetic regulating member, a fixing groove is formed on an end surface of the support shaft, and a press-fitting portion that is at least partially pressed into the fixing groove is projected from the pole fixing member. Yes.
これにより、磁界発生部材の支軸と極固定部材とを簡易な構成で強固に固定できるため、磁界発生部材の回転方向の位置決めを厳密に行うことができ、且つ位置決め後の極角度の変動を抑制できる現像装置を簡便且つ低コストで提供することができる。 As a result, the support shaft of the magnetic field generating member and the pole fixing member can be firmly fixed with a simple configuration, so that the positioning of the magnetic field generating member in the rotational direction can be strictly performed, and the fluctuation of the polar angle after positioning can be changed. A developing device that can be suppressed can be provided simply and at low cost.
また、支軸の端面を二分割するように固定溝を設け、圧入部を固定溝全域に圧入したので、極固定部材と支軸とのガタつきが解消され、磁界発生部材の回転方向の位置決めをより厳密に行える現像装置となる。圧入部は、板金部材から成る極固定部材の一部を断面V字状に折り曲げたり、肉厚の極固定部材の端部を略直角に折り曲げたりして形成可能である。また、板金部材の弾性力を利用して磁界発生部材のスラスト方向の位置ずれも防止可能となる。 In addition, the fixed groove is provided so that the end face of the spindle is divided into two parts, and the press-fitting part is pressed into the entire fixed groove, so that the play between the pole fixing member and the spindle is eliminated, and the magnetic field generating member is positioned in the rotational direction. It becomes a developing device that can perform more strictly. The press-fit portion can be formed by bending a part of a pole fixing member made of a sheet metal member into a V-shaped cross section, or bending an end of a thick pole fixing member at a substantially right angle. Further, it is possible to prevent displacement of the magnetic field generating member in the thrust direction by utilizing the elastic force of the sheet metal member.
極固定部材の端部を折り曲げた圧入部の場合、圧入部或いは固定溝のいずれかを断面テーパ状に形成しておけば、圧入作業が容易となる。さらに、圧入位置をマーキング表示しておけば、組み立て時に圧入位置が容易に視認でき、作業効率が向上するとともに作業ミスも少なくなる。 In the case of a press-fit portion where the end portion of the pole fixing member is bent, the press-fit operation is facilitated if either the press-fit portion or the fixing groove is formed in a tapered section. Further, if the press-fit position is marked and displayed, the press-fit position can be easily visually recognized at the time of assembly, and work efficiency is improved and work errors are reduced.
また、圧入部の突出量と固定溝の深さとを所定値に設定しておけば、圧入部を限界まで圧入することにより磁界発生部材のスラスト方向の位置決めが可能となる。また、圧入部と固定溝とをビス固定すれば、磁界発生部材のスラスト方向の位置決めに加えて回転方向の固定強度を高めることができる。 Further, if the protruding amount of the press-fit portion and the depth of the fixing groove are set to predetermined values, the magnetic field generating member can be positioned in the thrust direction by press-fitting the press-fit portion to the limit. Further, if the press-fitting portion and the fixing groove are screw-fixed, the fixing strength in the rotational direction can be increased in addition to the positioning of the magnetic field generating member in the thrust direction.
また、極固定部材を介して現像バイアスを印加する場合、極固定部材及び支軸間の電気的な導通が確保され、常に安定した現像バイアスを印加できるため、濃度不良等の異常画像の発生を効果的に抑制可能な現像装置となる。 In addition, when a developing bias is applied via the pole fixing member, electrical conduction between the pole fixing member and the support shaft is ensured, and a stable developing bias can always be applied. The developing device can be effectively suppressed.
5 ハウジング(筐体)
6 カバー(筐体)
7 第1攪拌スクリュー
8 第2攪拌スクリュー
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 規制ブレード(規制部材)
14 マグネットローラ(磁界発生部材)
14a 支軸
18 極固定部材
18a Dカット穴
18b 長穴
20、26 ビス
21 現像装置
22 圧入部
22a 凹部
23 固定溝
25a、25b ビス穴
30 マーク
41 感光体ドラム
100 プリンタ
O 中心軸(軸心)
5 Housing (housing)
6 Cover (housing)
7 First stirring
12 Regulating blade (regulating member)
14 Magnet roller (magnetic field generating member)
Claims (14)
前記支軸の端面には固定溝が形成されており、前記極固定部材には少なくとも一部が前記固定溝に圧入される圧入部が突設されることを特徴とする現像装置。 A housing for storing a magnetic developer, a magnetic field generating member having a plurality of magnetic poles arranged in a rotatable manner, a developer carrying member for carrying the developer supplied from the housing, and the magnetic field generation A pole fixing member that is fixed to one end of a support shaft of the member and restricts the rotation of the magnetic field generating member, and a magnetic body that is disposed opposite to the developer carrying member and restricts the amount of developer supplied onto the photosensitive drum In a developing device comprising a magnetic regulating member,
The developing device according to claim 1, wherein a fixing groove is formed on an end surface of the support shaft, and a press-fitting portion at least a part of which is press-fitted into the fixing groove is projected from the pole fixing member.
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