JP2007289450A - 塗布具 - Google Patents

塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007289450A
JP2007289450A JP2006121390A JP2006121390A JP2007289450A JP 2007289450 A JP2007289450 A JP 2007289450A JP 2006121390 A JP2006121390 A JP 2006121390A JP 2006121390 A JP2006121390 A JP 2006121390A JP 2007289450 A JP2007289450 A JP 2007289450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
applicator
rod
peripheral wall
extension length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006121390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tanaka
正弘 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokiwa Corp
Original Assignee
Tokiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokiwa Corp filed Critical Tokiwa Corp
Priority to JP2006121390A priority Critical patent/JP2007289450A/ja
Publication of JP2007289450A publication Critical patent/JP2007289450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 使用者が化粧をするに当たって所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことができる塗布具を提供する。
【解決手段】 周壁52aに開口が設けられた筒状部52、及び、この筒状部52内に収容された棒状部53を含む柄11と、棒状部53から開口を通じて周壁52aの外側に延出するブラシ12とを備えた塗布具1であって、筒状部52及び棒状部53は、周壁52aの外側に延出するブラシ12の延出長さを最大とする位置とブラシ12の延出長さを最小とする位置との間で相対移動が可能であり、筒状部52及び棒状部53の間には、周壁52aの外側に延出しないブラシ12の部分を収容するための空間が確保されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば液状化粧料たるマスカラを睫毛に塗布する目的に用いられるマスカラ用の塗布具に関する。
従来の塗布具としては、例えばマスカラ用の塗布具であって、一の柄と、この柄の両端に一般的な黒色のマスカラを睫毛に塗布するための第一のブラシと上塗りのマスカラを睫毛に塗布するための第二のブラシとをそれぞれ有するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3069235号公報
ところで、睫毛にマスカラを塗布するに当たってブラシに付着させるべきマスカラの量は、個人毎に千差万別であり同人でも経時的に変化する、睫毛の長さ、睫毛の質、塗布の仕方などの使用者の個性に応じて適切に調節されることが要請されている。
しかしながら、従来のマスカラ用の塗布具においては、第一のブラシ・第二のブラシという2種類の異なる機能をもつブラシが用意されているものの、これらのブラシは柄の周壁から外側に延出する延出長さがあらかじめ決められた値に設定されているため、ブラシに付着させるべきマスカラの量を使用者の個性に応じて適切に調節することは事実上かなり困難である。
このような要請は、マスカラ用の塗布具に対するものに限られず、近年の個性を重視する使用者のニーズに伴い、アイブロー用の塗布具や染毛用の塗布具に対しても、ブラシに付着させるべき化粧料の量を使用者の個性に応じて適切に調節することが求められている。
そこで、本発明の課題は、ブラシに付着させるべき化粧料の量を使用者の個性に応じて適切に調節することができるように、使用者が化粧をするに当たって所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことができるような塗布具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る一の塗布具は、周壁に開口が設けられた筒状部、及び、この筒状部内に収容された棒状部を含む柄と、棒状部から開口を通じて周壁の外側に延出するブラシとを備えた塗布具であって、筒状部及び棒状部は、周壁の外側に延出するブラシの延出長さを最大とする位置とブラシの延出長さを最小とする位置との間で相対移動が可能であり、筒状部及び棒状部の間には、周壁の外側に延出しないブラシの部分を収容するための空間が確保されていることを特徴としている。
このような塗布具によれば、周壁に開口をもつ筒状部と筒状部内に収容され開口を通じて周壁の外側に延出するブラシをもつ棒状部とを備え、筒状部及び棒状部がブラシの延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で相対移動が可能であり、筒状部及び棒状部の間にブラシの非延出部分を収容する空間が確保されたので、使用者は、化粧をするに当たって必要な筒状部及び棒状部の相対移動を実行することにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことができる。
したがって、このような塗布具によれば、使用者はブラシの延出長さを化粧をする時点・時点における相応な長さに設定することにより、ブラシに付着させるべき化粧料の量を使用者の個性に応じて適切に調節することが可能となる。
また、本発明に係る他の塗布具は、周壁に開口が設けられた筒状部、及び、この筒状部内に軸線方向に移動不能に収容された棒状部を含む柄と、棒状部から開口を通じて周壁の外側に延出するブラシとを備えた塗布具であって、筒状部及び棒状部は、周壁の外側に延出するブラシの延出長さを最大とする位置とブラシの延出長さを最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転が可能であり、筒状部及び棒状部の間には、周壁の外側に延出しないブラシの部分を収容するための空間が確保されていることを特徴としている。
このような塗布具によれば、周壁に開口をもつ筒状部と筒状部内に収容され開口を通じて周壁の外側に延出するブラシをもつ棒状部とを備え、筒状部及び棒状部がブラシの延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転が可能であり、筒状部及び棒状部の間にブラシの非延出部分を収容する空間が確保されたので、使用者は、化粧をするに当たって必要な筒状部及び棒状部の軸線を中心とした相対回転を実行することにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことができる。
したがって、このような塗布具によれば、使用者はブラシの延出長さを化粧をする時点・時点における相応な長さに設定することにより、ブラシに付着させるべき化粧料の量を使用者の個性に応じて適切に調節することが可能となる。
このような技術的手段において、ブラシの延出長さを短くする際にブラシの延出部分の全てが空間内に引き込まれることのないようにして、本装置が作動しなくなる事態を確実に回避しようとする観点からすれば、ブラシの延出長さを最小とする位置を、ブラシの延出長さを短くする相対移動又は相対回転の可動限とする、ストッパーを有していることが好ましい。
本発明に係る塗布具によれば、使用者が化粧をするに当たって所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことができ、ブラシに付着させるべき化粧料の量を使用者の個性に応じて適切に調節し得ることとなる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る塗布具の全体構成を示す斜視図、図2は同塗布具の外観構成を示す斜視図、図3は同塗布具の外観構成を示す底面図、図4は同塗布具が適用された塗布具付き容器の全体構成を示す斜視図、図5は同塗布具付き容器の部分構成を示す斜視図、図6は同塗布具付き容器の外観構成を示す斜視図、図7は本発明の一実施の形態に係る塗布具の部分構成を示す斜視図、図8は同塗布具の部分構成を示す斜視図、図9は同塗布具の作用を説明する断面図、図10は同塗布具の作用を説明する断面図である。
本実施の形態において、マスカラ用の塗布具1は、液状化粧料たるマスカラを睫毛に塗布する目的に用いられるものであり、図4〜図6に示すような、マスカラを収容するとともに収容されたマスカラを取り出して塗布することを可能とする塗布具付き容器10の部品として構成されたキャップ付きの塗布具1である。
なお、塗布具付き容器10は、これらの図に示すように、マスカラ用の塗布具1の他に、ボトル2、及び、しごき部材3を備えたものとして構成されている。
ここで、ボトル2は、プラスチック、金属、ガラス、紙その他の材料又はこれらの複合材料からなり、図4及び図5に示すように、マスカラを収容するための収容部21aと、この収容部21a内からマスカラを取り出すための開口部23aとを備えたものとして構成されている。具体的には、ボトル2は、図4及び図5に示すように、有底筒状に形成された収容部21aが設けられた胴体部21と、肩部22を介して胴体部21の上側に連続する首部23とからなっている。ここで、開口部23aは首部23の内周部として形成されている。
また、しごき部材3は、弾性を有するゴム体、弾性を有しないプラスチックその他の材料からなり、これらの図に示すように、内周部を後述する柄11及び弾性ブラシ12が通過する通過孔31とする略筒状(例えば円筒状)に形成されており、開口部23a(例えば外周部が首部23内であって収容部21a内を臨む部位)に装着されている。すなわち、しごき部材3は、通過孔31内をマスカラ用の塗布具1の柄11及び弾性ブラシ12が通過する際に、弾性ブラシ12に付着したマスカラの一部で余剰のものを掻き取ることにより、適正な量のマスカラが付着した弾性ブラシ12とするために用いられるものである。
具体的には、このマスカラ用の塗布具1は、図1〜図4に示すように、柄11と、弾性ブラシ12とを含むものとして構成されている。
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。
(1)柄11
柄11は、プラスチック、金属、これらの複合材料その他の材料からなり、図1〜図4に示すように、キャップ付きの柄11であって、ボトル2の首部23に装着されるキャップ部51と、このキャップ部51から先端側に向けて延出される筒状部52と、この筒状部52内に後端側から挿入される棒状部53とを備えたものとして構成されている。
ここで、筒状部52は、これらの図に示すように、筒状(例えば円筒状)に形成されており、周壁52aを有するものとして構成されている。
具体的には、筒状部52は、図1及び図4に示すように、本実施の形態に係るマスカラ用の塗布具1を用いて化粧をする際にボトル2の収容部21a内に浸すことを可能とされた先端側に係る筒状塗布区間101と、キャップ部51の内周部に嵌着されることを可能とされた基端側に係る嵌着区間102と、筒状塗布区間101及び嵌着区間102の間に形成された筒状中間区間103とからなっている。
筒状塗布区間101は、図7、図9及び図10に示すように、その周壁52aにスリット101aが設けられたものとして構成されている。
本実施の形態におけるスリット101aとしては、これらの図に示すように、筒状塗布区間101の周壁52aに軸線方向に延びるものであるとともに周方向に適宜間隔に複数条(例えば4条)設けられたスリット101aが採用されている。
ここで、各スリット101aは、筒状部52及び棒状部53が弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して、弾性ブラシ12の各櫛歯が横倒し状態から起立状態に原形復帰するのに支障とならない内幅寸法・形状に設定されている(図9及び図10参照)。
このようにスリット101aに筒状塗布区間101の周壁52aに軸線方向に延びかつ周方向に適宜間隔に複数条設けられたものであることを要求するのは、使用者が筒状部52及び棒状部53の間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して弾性ブラシ12の延出長さが可変設定されるという動作を確保することにより、所望の弾性ブラシ12の延出長さを適宜簡単に作り出すことが可能なマスカラ用の塗布具1とするためである。したがって、このような役割を果たすものであれば、本発明において筒状塗布区間101の周壁52aに軸線方向に延びかつ周方向に適宜間隔に複数条設けられたスリット101aの代わりに筒状塗布区間101の周壁52aに適宜間隔をおいて間欠的に設けられた複数の孔その他の開口を用いることが可能である。
また、棒状部53は、筒状部52内に軸線方向に移動不能(例えば摺動不能)及び軸線を中心として相対回転可能に収容されるものとして構成されている(図1及び図4参照)。
具体的には、棒状部53は、図1及び図4に示すように、外側に向かって延出している弾性ブラシ12の基端部を固定的に支持している先端側に係る棒状塗布区間111と、本実施の形態に係るマスカラ用の塗布具1を用いて化粧をする際に筒状部52及び棒状部53の間に相対回転をさせるための回転力を付与することを可能とされた基端側に係る操作区間112と、棒状塗布区間111及び操作区間112の間に形成された棒状中間区間113とからなっている(図8参照)。
なお、本実施の形態における先端側に係る棒状塗布区間111においては、棒状部53及び弾性ブラシ12を一体に成形することにより、弾性ブラシ12の基端部を固定的に支持することとしている。但し、先端側に係る棒状塗布区間111の態様は、これに限定されるものではなく、弾性ブラシ12の基端部を可動的に支持するものであっても差し支えなく、例えば歯ブラシに適用される植毛を用いてもよいし、マスカラブラシに適用される巻き線ブラシ等を用いることも可能である。
すなわち、筒状部52及び棒状部53は、図9及び図10に示すように、周壁52aの外側に延出する弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と弾性ブラシ12の延出長さを最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転を行い得るものとして構成されている。
これら筒状部52及び棒状部53に弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転を行い得ることを要求するのは、使用者が筒状部52及び棒状部53の間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して弾性ブラシ12の延出長さが可変設定されるという動作を確保することにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことが可能なマスカラ用の塗布具1とするためである。したがって、このような役割を果たすものであれば、本発明において弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転が可能である筒状部52及び棒状部53の代わりに軸線方向における摺動移動が可能である筒状部及び棒状部その他の相対移動が可能である筒状部及び棒状部を用いても差し支えない。
加えて、筒状部52及び棒状部53の間には、図9及び図10に示すように、周壁52aの内周面よりも外側に延出しない弾性ブラシ12の部分を収容するための空間13が確保されている。
具体的には、空間13は、これらの図に示すように、棒状部53の外径寸法に対し筒状部52の内径寸法が相当に大きく設定されることにより、筒状部52の内周面及び棒状部53の外周面の間に画成されたものとして構成されている。
ここで、空間13は、これらの図に示すように、筒状部52及び棒状部53が弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して、周壁52aの内周面よりも外側に延出しない弾性ブラシ12の部分を収容するのに支障とならない内幅寸法・形状に設定されている。具体的には、これらの図に示すように、筒状部52の内周面及び棒状部53の外周面の間における内幅寸法が十分な大きさに設定されるとともに、筒状部52の内周面とスリット101aを画成するように軸線方向に沿って形成される側端面とが出会う角部が丸みを帯びた形状に形成されている。
このように筒状部52及び棒状部53の間に周壁52aの外側に延出しない弾性ブラシ12の部分を収容し得る空間13を確保することを要求するのは、使用者が筒状部52及び棒状部53の間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して弾性ブラシ12の延出長さが可変設定されるという動作を確保することにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことが可能なマスカラ用の塗布具1とするためである。したがって、このような役割を果たすものであれば、本発明において筒状部52の内周面及び棒状部53の外周面の間に形成される空間13の代わりに棒状部53を筒状に形成した場合における内部空間その他の空間を用いることが可能である。
なお、キャップ部51は、図1、図2及び図4に示すように、有頂筒状(例えば有頂円筒状)に形成されており、前述した筒状部52の嵌着区間102が嵌着している内周部及びボトル2の首部23の外周部に形成された雄螺子23bに螺合することが可能である雌螺子51aが形成された内周部を有する筒状(例えば円筒状)のキャップ区間121と、キャップ区間121の基端側に同軸的に配設されるとともに先端側面がキャップ区間121の基端側面に相対回転可能に接合されており棒状部53の構成要素でもあるキャップ頂部としての役割を果たす柱状の操作区間112とを備えたものとして構成されている。そして、このようなキャップ部51をボトル2の首部23に螺着することにより、ボトル2内部の密閉性を確保することが可能となっている。
(2)弾性ブラシ12
弾性ブラシ12は、棒状塗布区間111によって固定的に支持されたものであり、図1〜図4及び図8〜図10に示すように、棒状部53からスリット101aを通じて周壁52aの外側に向けて延出するものとして構成されている。具体的には、弾性ブラシ12は、棒状部53の棒状塗布区間111と一体的に成形してなるものである。
なお、弾性ブラシ12は、このような態様に限定されるものでなく、例えば棒状塗布区間111によって可動的に支持されるものであっても差し支えない。
本実施の形態における弾性ブラシ12は、図8に示すように、間欠的に列状配置された複数の櫛歯を周方向に適宜間隔に複数条(例えば4条)設けてなるものであり、かつ、各櫛歯を横倒し状態から起立状態に原形復帰させることを可能とする弾性を有している。
このように弾性ブラシ12に横倒し状態から起立状態に原形復帰し得る弾性を有することを要求するのは、使用者が筒状部52及び棒状部53の間で行う軸線を中心とした相対回転に追従して弾性ブラシ12の延出長さが可変設定されるという動作を確保することにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことが可能なマスカラ用の塗布具1とするためである。したがって、このような役割を果たすものであれば、本発明において横倒し状態から起立状態に原形復帰し得る弾性を有する弾性ブラシ12の代わりに弾性を有しないブラシその他のブラシを用いてもよい。
また、弾性ブラシ12に間欠的に列状配置された複数の櫛歯からなることを要求するのは、ブラシに付着させるべきマスカラの量を使用者の個性に応じて適切に調節し得るものという本発明の本質を逸脱しないマスカラ用の塗布具1とするためである。したがって、このような役割を果たすものであれば、本発明において間欠的に列状配置された複数の櫛歯からなる弾性ブラシ12の代わりに適宜連続的に配置された複数の櫛歯やブラシ毛からなる弾性ブラシ12その他のブラシを用いることが可能である。
(3)ストッパー
ストッパーは、図示しないが、弾性ブラシ12の延出長さを最小とする位置を、弾性ブラシ12の延出長さを短くする相対回転の可動限とするものとして構成されている。
このようなストッパーにより、弾性ブラシ12の延出長さを短くする際に弾性ブラシ12の延出部分の全てが空間13内に引き込まれる事態を確実に回避することが可能となっており、その結果、本装置の作動を担保することが可能となっている。
なお、本実施の形態におけるストッパーの他に、弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置を、弾性ブラシ12の延出長さを長くする相対回転の可動限とするストッパーを更に有することとしても勿論差し支えない。
上記したように、本実施の形態におけるマスカラ用の塗布具1にあっては、周壁52aに開口を有する筒状部52と筒状部52内に収容され開口を通じて周壁52aの外側に延出する弾性ブラシ12を有する棒状部53とを備えており、筒状部52及び棒状部53が弾性ブラシ12の延出長さを最大とする位置と最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転が可能なものとして構成されており、しかも筒状部52及び棒状部53の間に弾性ブラシ12の非延出部分を収容する空間13が確保されている。
したがって、このようなマスカラ用の塗布具1によれば、睫毛にマスカラを塗布するに当たって、使用者は必要な筒状部52及び棒状部53の軸線を中心とした相対回転を実行することが可能となっており、これにより、所望のブラシの延出長さを適宜簡単に作り出すことが可能となっている。
すなわち、このようなマスカラ用の塗布具1によれば、使用者はブラシの延出長さを睫毛にマスカラを塗布する時点・時点における相応な長さに設定することにより、ブラシに付着させるべきマスカラの量を使用者の個性に応じて適切に調節することが可能となっている。
以上、本発明に係る塗布具の一実施の形態としてのマスカラ用の塗布具1について説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではない。例えば、アイブロー用の塗布具に適用してもよいし、染毛用の塗布具に適用してもよい。また、ボトル、ジャー、チューブ、スティックその他の容器の部品として構成されたものに限定されず、独立の塗布具として構成されたものであっても差し支えない。
本発明の一実施の形態に係る塗布具の全体構成を示す斜視図である。 同塗布具の外観構成を示す斜視図である。 同塗布具の外観構成を示す底面図である。 同塗布具が適用された塗布具付き容器の全体構成を示す斜視図である。 同塗布具付き容器の部分構成を示す斜視図である。 同塗布具付き容器の外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る塗布具の部分構成を示す斜視図である。 同塗布具の部分構成を示す斜視図である。 同塗布具の作用を説明する断面図である。 同塗布具の作用を説明する断面図である。
符号の説明
1 塗布具
2 ボトル
3 しごき部材
10 塗布具付き容器
11 柄
12 弾性ブラシ
13 空間
21 胴体部
21a 収容部
22 肩部
23 首部
23a 開口部
23b 雄螺子
31 通過孔
51 キャップ部
51a 雌螺子
52 筒状部
52a 周壁
53 棒状部
101 筒状塗布区間
101a スリット
102 嵌着区間
103 筒状中間区間
111 棒状塗布区間
112 操作区間
113 棒状中間区間
121 キャップ区間

Claims (3)

  1. 周壁に開口が設けられた筒状部、及び、この筒状部内に収容された棒状部を含む柄と、前記棒状部から前記開口を通じて前記周壁の外側に延出するブラシとを備えた塗布具であって、
    前記筒状部及び前記棒状部は、前記周壁の外側に延出する前記ブラシの延出長さを最大とする位置と該ブラシの延出長さを最小とする位置との間で相対移動が可能であり、
    前記筒状部及び前記棒状部の間には、前記周壁の外側に延出しない前記ブラシの部分を収容するための空間が確保されていることを特徴とする塗布具。
  2. 周壁に開口が設けられた筒状部、及び、この筒状部内に軸線方向に移動不能に収容された棒状部を含む柄と、前記棒状部から前記開口を通じて前記周壁の外側に延出するブラシとを備えた塗布具であって、
    前記筒状部及び前記棒状部は、前記周壁の外側に延出する前記ブラシの延出長さを最大とする位置と該ブラシの延出長さを最小とする位置との間で軸線を中心とした相対回転が可能であり、
    前記筒状部及び前記棒状部の間には、前記周壁の外側に延出しない前記ブラシの部分を収容するための空間が確保されていることを特徴とする塗布具。
  3. 前記ブラシの延出長さを最小とする位置を、該ブラシの延出長さを短くする前記相対移動又は前記相対回転の可動限とする、ストッパーを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
JP2006121390A 2006-04-26 2006-04-26 塗布具 Pending JP2007289450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006121390A JP2007289450A (ja) 2006-04-26 2006-04-26 塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006121390A JP2007289450A (ja) 2006-04-26 2006-04-26 塗布具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007289450A true JP2007289450A (ja) 2007-11-08

Family

ID=38760663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006121390A Pending JP2007289450A (ja) 2006-04-26 2006-04-26 塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007289450A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103479042A (zh) * 2013-09-27 2014-01-01 宁波市镇海惠斌塑业有限公司 梳子
CN103479043A (zh) * 2013-09-27 2014-01-01 宁波市镇海惠斌塑业有限公司 一种梳子

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884006U (ja) * 1981-12-03 1983-06-07 株式会社吉野工業所 取出液量を調整可能な化粧用具
JPS59114811U (ja) * 1983-01-24 1984-08-03 株式会社吉野工業所 液体塗布用具
JPH07194432A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Olympus Optical Co Ltd 管路用洗滌ブラシ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884006U (ja) * 1981-12-03 1983-06-07 株式会社吉野工業所 取出液量を調整可能な化粧用具
JPS59114811U (ja) * 1983-01-24 1984-08-03 株式会社吉野工業所 液体塗布用具
JPH07194432A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Olympus Optical Co Ltd 管路用洗滌ブラシ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103479042A (zh) * 2013-09-27 2014-01-01 宁波市镇海惠斌塑业有限公司 梳子
CN103479043A (zh) * 2013-09-27 2014-01-01 宁波市镇海惠斌塑业有限公司 一种梳子
CN103479042B (zh) * 2013-09-27 2015-11-18 宁波市镇海惠斌塑业有限公司 梳子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2904729B2 (ja) メーキャップ製品の保存および塗布用装置
US11882926B2 (en) Adjustable applicator
US20090194127A1 (en) Adjustable applicator
CN106333472B (zh) 具有偏心刷棒的手指插入型睫毛膏容器
CN107637949B (zh) 涂布容器及涂布容器的制造方法
KR102642778B1 (ko) 마스카라 도포 도구
WO2018152185A1 (en) Deformable cosmetic applicator
JP2007236456A (ja) 液塗布具
JP2009201993A (ja) 化粧品製品を包装しかつ分与するためのデバイス
JP6287207B2 (ja) 液状化粧料塗布具
CN104936479A (zh) 具有带三维外形的杆的涂抹器
US20140326265A1 (en) Dual-ended multiple purpose makeup applicator device and method for using the same
KR20170070150A (ko) 코스메틱 또는 케어 제품을 적용하기 위한 어플리케이터
JP2014515970A (ja) パッケージングおよびアプリケータデバイス
US20140096787A1 (en) Mascara
JP2007289450A (ja) 塗布具
KR200488671Y1 (ko) 화장용 도구 및 이를 포함하는 화장품 용기
JP2007160116A (ja) 調節可能な拭取りを行う収容及び塗布装置
JP2015062636A (ja) 化粧料塗布具及び化粧料セット
US10178905B2 (en) Packaging and application device
US20140360528A1 (en) Dispensable eyeliner applicator
JP2008114058A (ja) マスカラ塗布具
KR20140003580U (ko) 몸체에 블레이드가 형성된 화장도구
JPS63168Y2 (ja)
RU2778431C1 (ru) Щеточка-аппликатор туши для ресниц

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080925

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110725

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111116