JP2007287526A - Contact device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パワー負荷用のリレーや電磁開閉器等に用いられる接点装置に関する。 The present invention relates to a contact device used for a power load relay, an electromagnetic switch, or the like.
従来から、封止容器内に固定接点及び固定接点に接離する可動接触子(又は可動接点)を収容した所謂封止接点装置が提供されている(例えば、特許文献1)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a so-called sealed contact device in which a fixed contact and a movable contact (or movable contact) contacting and separating from the fixed contact are accommodated in a sealed container has been provided (for example, Patent Document 1).
以下にこのような接点装置について図4を参照して説明する。図4に示す接点装置100は、一面が開口した絶縁材料製の封止容器111と、封止容器111内に配置される固定接点112aを備えて封止容器111の他面部に気密接合される一対の固定端子112,112と、両固定接点112a,112aにそれぞれ接離するように封止容器111内に配置される可動接触子113と、孔部114aを有し封止容器111の開口111aに気密接合される継鉄板114と、孔部114a内に位置した状態で継鉄板114に固定される固定鉄芯115と、一端に可動接触子113の固定接点112a側への移動を規制する規制部116aを有し、固定鉄芯115に設けられた挿通孔115aを移動自在に挿通するシャフト116と、固定鉄芯115に対向配置されるとともにシャフト116の他端が固定されて、可動接触子113が固定接点112aに接離する方向に移動自在な可動鉄芯(プランジャ)117と、可動鉄芯117を移動自在に収納して継鉄板114の一面側に気密接合される磁性材料製のプランジャキャップ118と、可動接触子113を固定接点112a側へ付勢して可動接触子113を所定の接圧(接触圧)で固定接点112aに接触させる接圧ばねであるコイルばね119と、固定鉄芯115と可動鉄芯117との間に介装され可動鉄芯117を継鉄板114から離間する方向へ付勢する復帰ばね120とからなる接点ブロック110、及び電流が流れて励磁されることにより、接点ブロック110の可動鉄芯117を固定鉄芯115に吸引させるコイル210等を有する駆動ブロック200を備えている。
以上述べた接点装置100では、可動接触子113が固定接点112aに接触して接点がオンとなっている際に、振動や衝撃等の外的要因等によって、予期せずに可動接触子113が固定接点112aから離れて接点がオフとなってしまうことがないように、コイルばね119を用いて、可動接触子113を固定接点112a側に付勢することによって、可動接触子113が固定接点112aに所定の接圧で接触するようにしており、これによって接触信頼性の向上が図られている。
In the
しかしながら、コイルばね119は、可動接触子113と継鉄板114との間に介装されるものであるから、コイルばね119の長さ(換言すれば有効巻数)には限界がある。そのため、所定値以上のばね定数を有するコイルばね119は用いることができず、これにより図4に示す接点装置100では、可動接触子113が固定接点112aに接触する際の接圧を所望の値に設定できない場合が多々あった。
However, since the
特に、接点装置100の電流容量を大きくした際には、接圧を所望の値に設定できないことが多かった。これは、接点装置100の電流容量を大きくした際には、接触抵抗を小さくするために、可動接触子113と固定接点112aとの接触面積を大きくする必要があることに起因する。ここで、可動接触子113と固定接点112aとの接触面積を大きくするには、接触部に弾性変形をさせる必要があり、これは接圧を大きくすることでなし得る。
In particular, when the current capacity of the
このように接触面積を大きくするために、所望の接圧を得ようとする場合には、ばね定数がより大きいコイルばね119を用いる必要があるが、上述したように用いることができるコイルばね119の長さには限界がある。そのため、得ることができる接圧には限界があり、接点装置100の電流容量が大きくなればなるほど、接触抵抗による発熱が大きくなり、通電性能の低下(換言すれば、通電時間の制約)が発生していた。
In order to obtain a desired contact pressure in order to increase the contact area in this way, it is necessary to use the
以上述べたように、従来の接点装置では、一のコイルばね119を用いて可動接触子113を固定接点112aに接触させているため、所望の接圧が得られず、これにより通電性能の低下を招いてしまうという問題が生じていた。
As described above, in the conventional contact device, since the
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、可動接触子を固定接点に所望の接圧で接触させることができる接点装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a contact device capable of bringing a movable contact into contact with a fixed contact with a desired contact pressure.
上記の課題を解決するために、請求項1の接点装置の発明では、絶縁材料製の封止容器と、該封止容器内に配置される固定接点と、固定接点に接離するように封止容器内に配置される可動接触子と、可動接触子を固定接点側に付勢し、可動接触子を所定の接圧で固定接点に接触させる接圧付与手段と、可動接触子の固定接点側への移動を規制して、可動接触子を固定接点から離間した状態に保持する規制手段とを備える接点ブロック、及び規制手段による可動接触子の移動規制を解除して可動接触子を固定接点に接触させる駆動ブロックを有し、接圧付与手段は、可動接触子を固定接点側に付勢する複数のコイルばねからなることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, in the invention of the contact device according to
本発明は、可動接触子が固定接点に接触した際の接圧の大きさを、複数のコイルばねのそれぞれのばね定数によって設定することができるから、例えば接圧付与手段の配置スペースの都合上、コイルばねの長さ(コイルばねのばね定数の最大値)が限られている場合でも、可動接触子を固定接点に所望の接圧で接触させることができるという効果を奏する。 In the present invention, the magnitude of the contact pressure when the movable contact contacts the fixed contact can be set by the respective spring constants of the plurality of coil springs. Even when the length of the coil spring (the maximum value of the spring constant of the coil spring) is limited, the movable contact can be brought into contact with the fixed contact with a desired contact pressure.
以下に、本発明の接点装置の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。 Below, one Embodiment of the contact apparatus of this invention is described with reference to FIGS. 1-3.
本実施形態の接点装置Aは、所謂封止接点装置(静音接点装置ともいう)であって、絶縁材料製の封止容器10と、該封止容器10内に配置される一対の固定接点11a,11aと、両固定接点11a,11aに接離するように封止容器10内に配置される可動接触子12と、可動接触子12を固定接点11a,11a側に付勢し、可動接触子12を所定の接圧で固定接点11a,11aに接触させる接圧付与手段2と、可動接触子12の固定接点11a,11a側への移動を規制して、可動接触子12を固定接点11a,11aから離間した状態に保持する規制手段3とを備える接点ブロック1、及び規制手段3による可動接触子12の移動規制を解除して可動接触子12を固定接点11a,11aに接触させる駆動ブロック4、並びに接点ブロック1と駆動ブロック4とを収納するハウジング(図示せず)を備えている。尚、接点装置Aには、これらの他に、接点ブロック1の固定接点11a,11aと可動接触子12との間に生じるアークを短時間で消弧するためのカプセルヨーク(図示せず)等が設けられる。
The contact device A of the present embodiment is a so-called sealed contact device (also referred to as a silent contact device), which is a
接点ブロック1は、図1に示すように、一面(図1における下面)に開口10aを有する絶縁材料製の封止容器10と、封止容器10内に配置される固定接点11aを有して封止容器10の他面(図1における上面)に気密接合される一対の固定端子11,11と、両固定接点11a,11aにそれぞれ接離するように封止容器10内に配置される可動接触子12と、中央部に孔部13aを有して封止容器10の開口10aに対向配置される継鉄板13と、継鉄板13と封止容器10とを連結して継鉄板13を封止容器10に気密接合するための封止部材14と、接圧付与手段2と、規制手段3とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
この接点ブロック1において、規制手段3は、図2に示すように、一端(図1における上端)に可動接触子12の固定接点11a側への移動を規制する規制部30aを有するシャフト30と、シャフト30用の挿通孔31aを有するとともに一端部(図1における上端部)にフランジ部31bを有し、継鉄板13に取り付けられる固定鉄芯31と、固定鉄芯31を継鉄板13に固定するストッパキャップ32と、固定鉄芯31の他端部(図1における下端部)に対向配置されるとともにシャフト30の他端(図1における下端)が固定され、可動接触子12が固定接点11aと接離する方向に移動自在に配置される可動鉄芯(プランジャ)33と、可動鉄芯33を移動自在に収納して継鉄板13に気密接合されるプランジャキャップ34と、固定鉄芯31と可動鉄芯33との間に介装されて可動鉄芯33を固定鉄芯31より離間させた状態に保持するための復帰ばね35と、プランジャキャップ34の底部34bと可動鉄芯34との間に介装される第1弾性部材36と、可動鉄芯33において固定鉄芯31と対向する面(図1における上面)に設けられる第2弾性部材37と、固定鉄芯31のフランジ部31bと継鉄板13との間に介装される第3弾性部材38と、固定鉄芯31のフランジ部31bとストッパキャップ32との間に介装される第4弾性部材39とで構成されている。
In the
また、接圧付与手段2は、可動接触子12とストッパキャップ32との間に介装される第1コイルばね20及び第2コイルばね21とで構成されている。
The contact
以下に、接点ブロック1を構成する各部材について図1〜図3を参照して詳細に説明する。
Below, each member which comprises the
封止容器10は、図1及び図3に示すように、例えばセラミック等の耐熱及び絶縁性を備えた材料から、一面(図1における下面)に開口10aを備えた箱状に形成され、他面(図1における上面)には各固定端子11,11の固定接点11a,11aを封止容器10内に挿入するための接点挿通孔10b,10bが設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
固定端子11は、例えば銅系材料等の導電性材料を用いて形成され、プリント基板等の外部の電気回路に接続するための端子部(図示せず)等をねじ止めするためのねじ孔11bが設けられた有底円筒状の円筒部11cを有し、円筒部11cの底部に固定接点11aが設けられている。ここで、固定接点11aとしては、耐溶着性、耐環境性、及び耐熱性の高い導電性金属材料等が用いられる。
The
可動接触子12は、例えば、銅系材料等の導電性材料から平板状に形成されており、略中央部には、シャフト30が挿通されるシャフト挿通孔12aが、可動接触子12が固定接点11aと接離する方向に貫設されている。また、可動接触子12において継鉄板13と対向する面(図1における下面)には、図1に示すように、第2コイルばね21の一端部が嵌入される円形状のばね保持穴12bが凹設されている。尚、固定接点11a,11aとの接触導通性を向上させるために、可動接触子12において一対の固定端子11,11と対向する面に、固定接点11a,11aとそれぞれ接離する可動接点を設けるようにしてもよい。尚、可動接点としては、上記固定接点11aと同様に、耐溶着性、耐環境性、及び耐熱性の高い導電性金属材料等が用いられる。
The
継鉄板13は、鉄等の磁性金属材料により少なくとも封止容器10の開口10aを閉塞できる程度の大きさの平板状に形成され、固定鉄芯31、可動鉄芯33、及び後述する継鉄部5とともに磁気回路を形成するものである。この継鉄板13の略中央部には、後述する固定鉄芯31の本体部31cの外径と同程度の内径を有する固定鉄芯用の孔部13aが形成され、継鉄板13の長手方向両側縁には、継鉄部5を取り付けるための嵌合用突起13bが一体に突設されている。
The
封止部材14は、例えば合成樹脂成形品であって、両面(図1における上下面)が開口した角筒状に形成されている。そして、この封止部材14は、一面側(図1における上面側)が封止容器10の開口10aの縁部に気密接合されるとともに、他面側(図1における下面側)が継鉄板13において封止容器10と対向する面に気密接合され、これにより、継鉄板13が封止容器10の開口10aを閉塞するようにして封止容器10に気密接合されることになる。
The sealing
シャフト30は、例えば非磁性材料等を用いて形成されており、略丸棒状の軸部30bを有している。この軸部30bの一端部には、軸部30bの外径より大きい外径を有する円盤状に形成された規制部30aが一体に設けられている。この規制部30aは、可動接触子12において固定接点11a,11aと対向する面(図1(a)における上面)に当接して、可動接触子12の固定接点11a側への移動を規制するためのものである。一方、軸部30bの他端部には、ねじ溝(図示せず)が形成されている。また、軸部30bは、固定鉄芯31の軸方向の長さよりも十分に長く形成されており、可動接触子12が固定接点11a,11aに接触した状態でも軸部30bの他端部が固定鉄芯31の挿通孔31a内に没入しないようにしている。
The
固定鉄芯31は、例えば鉄等の磁性材料を用いて形成されており、前述の円柱状の本体部31cと、本体部31cの一端縁部に設けられ、本体部31cの外径より大きい外径を有する円環状のフランジ部31bとを一体に備えている。また、固定鉄芯31には、軸方向に挿通孔31aが貫設されており、該挿通孔31aは、他端部側の内径が一端部側の内径に比べて大きく形成されている。そして、挿通孔31aにおいて内径が大きい他端部側は、復帰ばね35用の収納室として用いられる。
The fixed
ストッパキャップ32は、例えば磁性材料又は非磁性材料を用いて形成され、固定鉄芯31のフランジ部31bの外径以上の内径を有するとともにフランジ部31bの厚さ寸法より大きい高さ寸法を有する円筒部32bと、円筒部32bの一端開口を閉塞する円盤部32cと、円筒部32bの他端開口縁部に設けられた鍔部32dとを一体に備えており、円盤部32cの略中央部には、固定鉄芯31の挿通孔31aと連通する連通孔32aが設けられている。また、円盤部32cにおいて、可動接触子12と対向する面には、第1コイルばね20の内径と同程度の外径を有して第1コイルばね20の他端部(図1における下端部)に嵌入される円環状のリブ32eが一体に突設されている。さらに、円盤部32cにおいて第4弾性部材39と対向する面には、第4弾性部材39に当接される突起部32fが一体に設けられている。
The
可動鉄芯(プランジャ)33は、例えば鉄等の磁性材料を用いて略円柱状に形成されている。この可動鉄芯33には、シャフト30の他端部が挿入される孔部33aが軸方向に貫設されており、孔部33aの内周面には、シャフト30のねじ溝に対応するねじ溝(図示せず)が形成されている。
The movable iron core (plunger) 33 is formed in a substantially cylindrical shape using a magnetic material such as iron. The
プランジャキャップ34は、例えば磁性材料又は非磁性材料を用いて形成され、可動鉄芯33の外径と略同寸法の内径を有する円筒部34aと、円筒部34aの一端開口(図1における下端開口)を閉塞する底部34bと、円筒部34aの他端開口(図1における上端開口)の縁部から外方へ突出する円環状のフランジ部34cとを一体に備えており、その軸方向の長さ寸法は、可動鉄芯33の移動用スペースを確保できる程度の大きさに設定されている。また、円筒部34aの内周面は、可動鉄芯33が摺動する摺動面として用いられる。
The
復帰ばね35は、接圧付与手段2の付勢力に逆らって可動鉄芯33を固定鉄芯31から離間する方向へ付勢するためのものであり、固定鉄芯31と可動鉄芯33との間に介装されている。このような復帰ばね35は、例えばコイルばね等が用いられている。また、復帰ばね35の長さは、固定鉄芯31の挿通孔31aの他端部側に収納した際に、固定鉄芯31から一端部(図1における下端部)が突出できる程度の長さに設定されている。
The
第1弾性部材36は、復帰ばね35により可動鉄芯33がプランジャキャップ34の底部34b側に移動されて、可動鉄芯33がプランジャキャップ34に衝突した際の衝撃(振動)及び衝撃音を低減するためのものであり、例えばゴム等の弾性材料を用いてプランジャキャップ34の内径と同程度の外径を有する円盤状に形成されている。第2弾性部材37は、駆動ブロック4により可動鉄芯33が固定鉄芯31側へ移動されて、可動鉄芯33が固定鉄芯31に衝突した際の衝撃及び衝撃音を低減するためのものであり、例えばゴム等の弾性材料を用いて固定鉄芯31の挿通孔31aの他端部側の内径よりも大きい外径を有する円盤状に形成されている。また、第2弾性部材37の略中央部には、シャフト30の軸部30bが挿通されるシャフト挿通孔37aが形成されている。
The first
第3弾性部材38は、可動鉄芯33が固定鉄芯31に衝突した際に、固定鉄芯31を介して継鉄板13に伝達される衝撃を低減するための緩衝材として用いられているものであり、例えばゴム等の弾性材料を用いて、固定鉄芯31の本体部31cの外径と同程度の内径を有する円環状に形成されている。第4弾性部材39は、可動鉄芯33が固定鉄芯31に衝突した際に、固定鉄芯31を介してストッパキャップ32に伝達される衝撃を低減するための緩衝材として用いられているものであり、例えばゴム等の弾性材料を用いて固定鉄芯31のフランジ部31bの外径と同程度の外径を有する円盤状に形成されている。また、第4弾性部材39の中央部には、シャフト30の軸部30bが挿通されるシャフト挿通孔39aが形成されている。このような第3及び第4弾性部材38,39を設けることで、可動鉄芯33が固定鉄芯31に衝突した際に固定鉄芯31を介して継鉄板13及びストッパキャップ32に伝達される衝撃を低減し、これにより、衝撃音を低減するとともに、前述の衝撃によってストッパキャップ32が継鉄板13から外れてしまう等の不具合を防止している。
The third
第1コイルばね20及び第2コイルばね21は、可動接触子12を固定接点11a,11a側に付勢し、可動接触子12を所定の接圧で固定接点11a,11aに接触させる接圧付与手段2を構成するものであり、第2コイルばね21の内径は、第1コイルばね20の外径よりも大きく設定されている。そして、これらコイルばね20,21は、各々の中心軸をシャフト30の中心軸に一致させた状態で、可動接触子12とストッパキャップ32の円盤部32cとの間に介装されており、これにより各コイルばね20,21による付勢力が可動接触子12に均等にかかるようにしている。
The
このように接圧付与手段2は、第1コイルばね20と第2コイルばね21とで構成されているため、可動接触子12が固定接点11a,11aに接触した際の接圧の大きさは、各コイルばね20,21のばね定数の値によって決定されることになる。すなわち、接圧付与手段2によれば、2つのコイルばね20,21の各ばね定数によって、上記接圧を所望の値に設定することができる。そのため、図4に示す接点装置100のように1つのコイルばね119を用いて可動接触子113の接圧を設定する場合に比べて、接圧の設定の自由度が向上する。特に、コイルばねの配置スペースの都合上、コイルばねの長さが限られてしまうような場合でも、本実施形態のように2つのコイルばね20,21を用いて接圧付与手段2を構成することにより、所望の接圧を得ることができ、接触信頼性を確保できる。
As described above, the contact
以上述べた部材により接点ブロック1は構成されており、各部材は次のようにして取り付けられている。
The
封止容器10には、一対の固定端子11が、各接点挿通孔10bから円筒部11cを封止容器10内に挿入した状態で封止容器10の他面部にロウ等の気密封止材により気密接合される。
A pair of fixed
一方、継鉄板13には、フランジ部30bを継鉄板13において可動接触子12と対向する面(図1における上面)に対向させ、他端部を孔部13aから継鉄板13において可動接触子12と対向しない面(図1における下面)側へ突出させた状態で、固定鉄芯31が取り付けられる。このとき、第3弾性部材38が固定鉄芯31のフランジ部31bと継鉄板13との間に介装される。このようにして固定鉄芯31が取り付けられた継鉄板13には、ストッパキャップ32が、連通孔32aを固定鉄芯31の挿通孔31aに連通させるとともに、固定鉄芯31の一端部を覆うようにして、継鉄板13に気密接合され、これにより固定鉄芯31が継鉄板13に固定される。このとき、第4弾性部材39が、固定鉄芯31のフランジ部31bとストッパキャップ32との間に介装される。
On the other hand, on the
この後に、シャフト30の軸部30bを、可動接触子12のシャフト挿通孔12a、ストッパキャップ32の連通孔32a、第4弾性部材39のシャフト挿通孔39a、固定鉄芯31の挿通孔31aの順に挿通させる。同時に、第1コイルばね20の一端部を可動接触子12の保持孔12b内に挿入するとともに、他端部にストッパキャップ32のリブ32eを嵌入することで、第1コイルばね20を可動接触子12とストッパキャップ32との間に介装し、第2コイルばね21の一端部を可動接触子12の保持孔12bに嵌入するとともに、他端部をストッパキャップ32の円盤部32cに当接させることで、第2コイルばね21を可動接触子12とストッパキャップ32との間に介装する。これにより、コイルばね20,21は、中心軸を一致させた状態で、可動接触子12とストッパキャップ32の円盤部32cとの間に介装され、第1コイルばね20がストッパキャップ32に、第2コイルばね21が可動接触子12にそれぞれ固定されることで、これらコイルばね20,21の脱落が防止されている。
Thereafter, the
固定鉄芯31の挿通孔31aにおける上記の収納室には、復帰ばね35が収納され、固定鉄芯31の挿通孔31aを挿通したシャフト30の軸部30bの他端部は、可動鉄芯33の孔部33aに挿入、固定される。このとき、第2弾性部材37が、可動鉄芯33において固定鉄芯30と対向する面に設けられる。そして、継鉄板13には、プランジャキャップ34が、固定鉄芯31及び可動鉄芯33を内部に収納した状態で、フランジ部34cを継鉄板13にレーザー溶接等により気密接合することで取り付けられ、プランジャキャップ34の底部34bと可動鉄芯34との間には、第1弾性部材36が介装される。
A
以上述べたように、可動接触子12、第1及び第2コイルばね20,21、シャフト30、固定鉄芯31、ストッパキャップ32、可動鉄芯33、プランジャキャップ34、復帰ばね35、及び第1〜第4弾性部材36〜39が取り付けられた継鉄板13は、封止部材14を用いて封止容器10に取り付けられる。この取り付けは、封止部材14の一端側を封止容器10の開口10aの縁部にロウ等の気密封止材を用いて気密接合するとともに、他端側を継鉄板13において封止容器10と対向する面にロウ等の気密封止材を用いて気密接合することで行われ、このとき、封止容器10内に、固定接点11a,11a及び可動接触子12間に生じるアークを短時間で消すためにガスが封入される。尚、このようなガスとしては、アークが発生する温度領域で最も熱伝導に優れた水素ガスを主体とした混合ガスが用いられる。
As described above, the
このようにして構成された封止ブロック1は、初期状態では、可動鉄芯33がプランジャキャップ34の底部34bに設けられた第1弾性部材36に当接した状態で収納されている。また、可動接触子12は、接圧付与手段2の付勢力によって固定接点11a,11a側へ移動しようとするも、シャフト30の規制部30aによって固定接点11a,11a側への移動が規制されるため、固定接点11a,11aから離間した状態、すなわち接点オフの状態となっている。したがって、本実施形態の接点装置Aは、常開型(ノーマリーオフ)の封止接点装置である。
The sealing
次に、駆動ブロック4について説明する。駆動ブロック4は、図1に示すように、前述の継鉄部5と、電磁駆動部6とを備え、電磁駆動部6のコイル60に電流を流して励磁することにより、可動鉄芯33を固定鉄芯31に吸引させ、これにより規制手段3による可動接触子12の規制を解除するように構成されている。
Next, the
継鉄部5は、継鉄板13、固定鉄芯31及び可動鉄芯33とともに磁気回路を構成するものであり、図1に示すように、ヨーク50と、ブッシュ51とを備えている。ヨーク50は、鉄等の磁性金属材料により略コ字状に形成されている。さらに詳しく説明すると、ヨーク50は、互いに並行配置された側板50a,50aと、両側板50a,50aの基端部を連結する連結板50bとを一体に備えている。各側板50a,50aの先端部には、継鉄板13の嵌合用突起13bと凹凸嵌合される嵌合凹部50c,50cがそれぞれ形成されている。また、連結板50bの略中央部には、ブッシュ51が挿通される挿通孔50dが形成されている。ブッシュ51は、ヨーク50と可動鉄芯33間の磁気効率を高めるためのものであり、ヨーク50と同様に、鉄等の磁性金属材料を用いて円筒状に形成され、プランジャキャップ34の外径と同程度の内径を有するとともに、挿通孔50dの内径と同程度の外径を有する円筒部51aと、円筒部51aの一端部から外方に突出するフランジ部51bとを一体に備えている。
The
電磁駆動部6は、図1に示すように、コイル60と、該コイル60が巻装されるコイルボビン61とを備えており、電磁駆動部6の大きさは、継鉄部5の両側板50a,50a及び連結板50bで囲まれる空間部に収まる程度の大きさに設定されている。コイルボビン61は、絶縁性材料を用いて形成され、コイル60が巻装される略円筒状の巻胴部61aと、巻胴部61aの軸方向両端部にそれぞれ形成される略円板状の鍔部61b,61bと一体に備えている。ここで、一方の鍔部61b(図1における下端側の鍔部)には、図3に示すように、コイル60の端部を絡げるための絡げ分61cが一体に突設されている。また、このコイルボビン61には、プランジャキャップ34が貫挿される断面円形状の孔部61dが軸方向に貫設されており、この孔部61dは、内径がブッシュ51の円筒部51aの外径と同程度の大きさに設定されており、これによりプランジャキャップ34との間にブッシュ51を挿入できるようになっている。
As shown in FIG. 1, the
以上述べた継鉄部5及び電磁駆動部6からなる駆動ブロック4は、次のようにして封止ブロック1に取り付けられる。すなわち、電磁駆動部6は、コイルボビン61の孔部61d内に、プランジャキャップ34を挿入した状態で、封止ブロック1に取り付けられる。継鉄部5のヨーク50は、プランジャキャップ34を連結板50bの挿通孔50dに挿通させた状態で、各側板50a,50aの嵌合用凹部50c,50cと、継鉄板13の各嵌合用突起13b,13bとをそれぞれ凹凸嵌合させることで接点ブロック1に取り付けられ、ブッシュ51は、プランジャキャップ34とコイルボビン61の孔部61dの内周面との隙間に円筒部51aを挿入するとともに、フランジ部51bを連結板50bに当接させた状態で、接点ブロック1に取り付けられる。
The
これにより図3に示すように、封止ブロック1に駆動ブロック4が取り付けられ、これらが、図示しないハウジングに収納されることで、本実施形態の接点装置Aが完成することになる。尚、図3ではコイル60の図示を省略している。
As a result, as shown in FIG. 3, the
次に、本実施形態の接点装置Aの動作について説明する。本実施形態の接点装置Aは、上述したように常開型のものであり、初期状態では、接圧付与手段2により固定接点11a,11a側へ付勢されている可動接触子12の移動をシャフト30の規制部30aによって規制して、固定接点11a,11aから可動接触子12が離間した状態となっている。
Next, operation | movement of the contact apparatus A of this embodiment is demonstrated. The contact device A of this embodiment is a normally open type as described above, and in the initial state, the
そして、駆動ブロック4のコイル60に電流を流して励磁すると、可動鉄芯33が固定鉄芯31に吸引されて、復帰ばね35の付勢に逆らって可動鉄芯33がシャフト30とともに継鉄部13に近接する方向(図1における上方向)へ移動していく。これに伴って、シャフト30の規制部30aによる可動接触子12の固定接点11a,11a側への移動規制が解除されていき、やがて、接圧付与手段2の付勢によって可動接触子12は各固定接点11a,11aにそれぞれ当接する位置まで移動させられて、接点オンとなる。そして、この状態では、可動接触子12は、接圧付与手段2により与えられる接圧によって固定接点11a,11aに接触することになる。
When the coil 60 of the
一方、駆動ブロック4のコイル60の励磁が切られると、可動鉄芯33は固定鉄芯31側に吸引されなくなって、復帰ばね35の付勢力によって、継鉄部13から離間する方向(図1における下方向)へ移動していく。これに伴ってシャフト30の規制部30aが可動接触子12を接圧付与手段2の付勢力に逆らう方向へ移動させて、可動接触子12を固定接点11a,11aから引き離し、初期状態へと復帰する。
On the other hand, when the excitation of the coil 60 of the
ここで、可動接触子12が固定接点11a,11aから引き離された際には、上述したようにアークが発生することになるが、このアークは封止容器10内に封入されたガスによって冷却されることで、速やかに遮断される。つまり、本実施形態の接点装置Aでは、封止容器10内に封入したガスによる冷却によってアーク対策が講じられている。
Here, when the
以上述べた本実施形態の接点装置Aによれば、可動接触子12を固定接点11a,11aに所定の接圧で接触させる接圧付与手段2が、2つのコイルばね20,21からなるので、可動接触子12が固定接点11aに接触した際の接圧の大きさを、2つのコイルばね20,21のそれぞれのばね定数によって設定することができ、これにより、例えば接圧付与手段2の配置スペースの都合上、コイルばね20,21の長さ(コイルばねのばね定数の最大値)が限られている場合でも、可動接触子12を固定接点11aに所望の接圧で接触させることができるという効果を奏する。
According to the contact device A of the present embodiment described above, the contact
このように本実施形態の接点装置Aでは、可動接触子12を固定接点11aに所望の接圧で接触させることができるから、電流容量を大きくして、可動接触子12と固定接点11aとの所望の接触面積が得られ、通電性能が低下することを防止でき、電流容量が大きい接点装置(すなわち大容量の接点装置)の設計が可能になる。
As described above, in the contact device A of the present embodiment, the
尚、本実施形態の接点装置Aでは、接圧付与手段2を、2つのコイルばね20,21を用いて構成しているが、もちろん、3つのコイルばねで構成するようにしてもよく、さらに多くのコイルばねを用いるようにしてもよい。
In the contact device A of the present embodiment, the contact
1 接点ブロック
10 封止容器
11a 固定接点
12 可動接触子
2 接圧付与手段
20 第1コイルばね
21 第2コイルばね
3 規制手段
4 駆動ブロック
A 接点装置
DESCRIPTION OF
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