JP2007191044A - Pneumatic tire - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、操縦安定性とロードノイズを両立するようにした空気入りタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic tire, and more particularly, to a pneumatic tire that achieves both steering stability and road noise.
空気入りタイヤに起因する騒音の一つとして、ロードノイズがある。このロードノイズは、車両が荒れた路面を走行したとき、車室内に発生する比較的周波数の低い騒音であり、タイヤの振動特性が大きく影響する要因の1つになっている。従来、トレッドゴムの肉厚を厚くしたり、あるいはタイヤのバネ定数を低減するなどにより、路面の凹凸によるトレッド部の加振入力を低減し、ロードノイズを低減するようにしている。 One of noises caused by pneumatic tires is road noise. This road noise is a noise having a relatively low frequency generated in the passenger compartment when the vehicle travels on a rough road surface, and is one of the factors that greatly affect the vibration characteristics of the tire. Conventionally, by increasing the thickness of the tread rubber or reducing the spring constant of the tire, the vibration input of the tread portion due to road surface unevenness is reduced to reduce road noise.
しかしながら、トレッドゴムを厚くすると、タイヤ質量、転がり抵抗の増加に加えて、操縦安定性が低下する問題が発生する。他方、バネ定数を低減すると、タイヤのサイド部剛性の低下により操縦安定性が悪化し、操縦安定性とロードノイズを両立させるのが難しい。 However, when the tread rubber is thickened, there arises a problem that steering stability is lowered in addition to an increase in tire mass and rolling resistance. On the other hand, when the spring constant is reduced, steering stability is deteriorated due to a decrease in tire side rigidity, and it is difficult to achieve both steering stability and road noise.
従来、高性能車両に装着される空気入りタイヤとして、左右のビード部間に2層のカーカス層を延設し、高い運動性能を発揮させるようにしたタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようにカーカス層を2層設けた高性能車両に装着される空気入りタイヤも、上記のようにロードノイズを改善しようすると、操縦安定性が悪化する問題があり、その対策が求められていた。
本発明の目的は、左右のビード部間に2層のカーカス層を延設した空気入りタイヤにおいて、操縦安定性とロードノイズとを両立することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a pneumatic tire in which two carcass layers are extended between left and right bead portions and which can achieve both steering stability and road noise.
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、左右のビード部にビードコアを埋設し、該ビードコアの外周側にビードフィラーを配置し、2層のカーカス層を左右のビード部間に延設し、トレッド部のカーカス層外周側にベルト層を配置した空気入りタイヤにおいて、各カーカス層が、タイヤ径方向に対し傾斜して延在する補強コードをタイヤ周方向に所定の間隔で配列した構成を有し、前記2層のカーカス層が、層間で傾斜する補強コードがタイヤ径方向に対する傾斜方向を逆向きにして互いに交差するように構成され、前記2層のカーカス層の内、一方のカーカス層の両端部がビードコアの周りに一方側から折り返され、かつ前記ビードフィラーの外周端よりタイヤ径方向内側の位置まで延在し、他方のカーカス層の両端部がビードコアの周りに一方側から係合し、かつ該ビードコアの周りに折り返されない構成であることを特徴とする。 In the pneumatic tire of the present invention that achieves the above object, bead cores are embedded in the left and right bead portions, bead fillers are disposed on the outer periphery of the bead core, and two carcass layers are extended between the left and right bead portions. In the pneumatic tire in which the belt layer is disposed on the outer periphery side of the carcass layer of the tread portion, each carcass layer has a configuration in which reinforcing cords that are inclined and extend with respect to the tire radial direction are arranged at predetermined intervals in the tire circumferential direction. The two carcass layers are configured such that reinforcing cords inclined between the layers intersect each other with the inclination direction with respect to the tire radial direction being opposite to each other, and one of the two carcass layers Both end portions of the bead core are folded back from one side and extend from the outer peripheral end of the bead filler to a position radially inward of the tire, and both end portions of the other carcass layer are bead cores. It engages from one side around the, and characterized in that it is a structure that is not folded back around the bead core.
上述した本発明によれば、2層のカーカス層の端部によりビードフィラーを完全に包み込まない構成とするので、路面からベルト層、カーカス層を経てビードフィラーに伝達される振動入力を低減することが可能になる。その結果、ビードフィラーからビードコアに伝達される振動、即ちビードコアを介して車体側に伝達される振動を抑制することができるので、ロードノイズの改善が可能になる。 According to the present invention described above, since the bead filler is not completely wrapped by the end portions of the two carcass layers, vibration input transmitted from the road surface to the bead filler via the belt layer and the carcass layer can be reduced. Is possible. As a result, vibration transmitted from the bead filler to the bead core, that is, vibration transmitted to the vehicle body via the bead core can be suppressed, and road noise can be improved.
また、2層のカーカス層を層間で傾斜する補強コードがタイヤ径方向に対する傾斜方向を逆向きにして互いに交差するハーフラジアル構造にする一方、2層のカーカス層の端部をそれぞれ上記のようにビードコアの周りに係合させることで、サイド部剛性を確保することができるので、操縦安定性の悪化を抑制することができる。従って、ロードノイズを改善しても従来のように操縦安定性が大きく悪化することがなく、操縦安定性とロードノイズとの両立が可能になる。 Further, the reinforcing cords that incline the two carcass layers between the layers have a half radial structure in which the inclining direction with respect to the tire radial direction is reversed and intersect with each other, while the end portions of the two carcass layers are respectively as described above By engaging around the bead core, the rigidity of the side portion can be ensured, so that deterioration in steering stability can be suppressed. Therefore, even if the road noise is improved, the steering stability is not greatly deteriorated as in the prior art, and it is possible to achieve both the steering stability and the road noise.
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows an embodiment of a pneumatic tire according to the present invention, where 1 is a tread portion, 2 is a sidewall portion, and 3 is a bead portion.
左右のビード部3にはビードコア4がそれぞれ埋設され、このビードコア4の外周側にはサイドウォール部2まで延在する断面三角形状のビードフィラー5が配置されている。このビードフィラー5は、タイヤ径方向に沿って測定した高さが略15〜50mmの範囲になっている。
A
左右のビード部3間には2層のカーカス層6,7が延設され、トレッド部1のカーカス層6,7の外周側には、複数(図では2層を例示)のベルト層8が設けられている。ベルト層8の外周側には、ナイロンコードなどの有機繊維コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回した複数のベルトカバー層9が配設されている。このベルトカバー層9は、ベルト層8全体を覆うベルトフルカバー層9Aと、ベルト層8の両端部を覆うベルトエッジカバー層9Bとから構成されている。
Two
上記カーカス層6,7は、それぞれ図2に示すように、タイヤ径方向TRに対し傾斜して延在するナイロンコードやポリエステルコードなどの有機繊維コードからなる補強コードf1,f2をタイヤ周方向TCに所定の間隔で配列してゴム層r1,r2に埋設した構成になっている。また、2層のカーカス層6,7は、層間で傾斜する補強コードf1,f2がタイヤ径方向TRに対する傾斜方向を逆向きにして互いに交差するようになっている。
As shown in FIG. 2, the
2層のカーカス層6,7の内、内側に配置した一方のカーカス層6の両端部6aがビードコア4の周りにタイヤ内側(一方側)から外側に折り返され、かつビードフィラー5に沿ってビードフィラー5の外周端5aよりタイヤ径方向内側の位置まで延在している。外側の他方のカーカス層7の両端部7aは、ビードコア4の周りにタイヤ内側から係合するだけで、ビードコア4の周りには折り返されない構成になっており、両カーカス層6,7の端部6a,7aによりビードフィラー5を完全に包み込まないようにしている。
Of the two
図1では、カーカス層7の各端部7aが、ビードコア4のタイヤ軸方向内側面4aにのみ接するようにしてビードコア4の周りに係合しているが、図3に示すように、ビードコア4のタイヤ径方向内側面4bと接する位置まで延在してビードコア4の周りに係合するようにしてもよい。
In FIG. 1, each
上述した本発明によれば、2層のカーカス層6,7の端部6a,7aが、上記のようにビードフィラー5を完全に包み込まない構成としたことで、路面からベルト層8、カーカス層6,7を経てビードフィラー5に伝達される振動入力を低減することが可能になるので、ビードフィラー5からビードコア4を介して車体側に伝達される振動を抑制し、ロードノイズを改善することができる。
According to the above-described present invention, the
他方、2層のカーカス層6,7を層間で傾斜する補強コードf1,f2がタイヤ径方向TRに対する傾斜方向を逆向きにして互いに交差するハーフラジアル構造にし、かつカーカス層6,7の端部6a,7aをそれぞれ上記のようにビードコア4の周りに係合させることで、サイド部剛性の確保が可能になるので、操縦安定性が悪化するのを抑えることができる。従って、ロードノイズを改善しても従来のように操縦安定性が大きく悪化することがなく、操縦安定性とロードノイズとの両立が可能になる。
On the other hand, the reinforcing cords f1 and f2 that incline the two
図4は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態の要部を示し、この空気入りタイヤは、端部6aをビードコア4の周りに折り返した一方のカーカス層6を、トレッド部1で分割された左右のカーカス分割層6X(図4では右側のカーカス分割層6Xのみ図示)から構成したものである他は、図1の実施形態と同じである。
FIG. 4 shows a main part of another embodiment of the pneumatic tire of the present invention. In this pneumatic tire, one
左右のカーカス分割層6Xは、所定の間隔をおいて左右に配置され、トレッド部1において、ベルト層8(最も幅が広いベルト層8A)に対して、タイヤ正面視で少なくとも5mm重複する重複幅Mを有している。左右のカーカス分割層6Xは、重複幅Mを5mm以上有するものであればよく、例えば、図1のカーカス層6をタイヤセンターライン上で2分割した構造であってもよい。
The left and right
このように端部6aをビードコア4の周りに折り返したカーカス層6を左右に2分割した構造にし、ベルト層8との重複幅Mを5mm以上確保することによっても、図1に示す空気入りタイヤと同様に、操縦安定性とロードノイズとを両立させることができる。
The pneumatic tire shown in FIG. 1 can also be obtained by making the
本発明において、各カーカス層6,7の補強コードf1,f2のタイヤ周方向TCに対する傾斜角度A,Bとしては、60°〜88°の範囲にするのがよい。傾斜角度A,Bが60°より小さくても、88°を超えても、操縦安定性の低下を招くので好ましくない。より好ましくは、70°〜85°がよい。
In the present invention, the inclination angles A and B of the reinforcing cords f1 and f2 of the
ビードコア4の周りに折り返したカーカス層6の各端部6aは、好ましくは、そのエッジ6eが、ビードコア4の内周端4eからタイヤ径方向外側に20mmとなる位置P以下(位置Pと同じか、位置Pよりタイヤ径方向内側)で、かつビードコア4の外周端4fよりタイヤ径方向外側に位置するのがよい。
Each
この位置Pは、一般に乗用車用タイヤでは、リム組時にリムフランジと当接する上限の位置となる位置であるので、位置P以下とすることで、エッジ6eをリムフランジにより押さえることができ、それによりエッジ6eのセパレーションやクラックの発生を効果的に抑制することができる。より好ましくは、エッジ6eを、ビードコア4の内周端4eからタイヤ径方向外側に13〜17mmとなる範囲に位置させるのがよい。
Since this position P is generally the upper limit position that contacts the rim flange when the rim is assembled in a passenger car tire, the
本発明は、特に左右のビード部3間に2層のカーカス層6,7を延設した乗用車用空気入りタイヤに好ましく用いることができる。
The present invention can be preferably used particularly for a pneumatic tire for a passenger car in which two
タイヤサイズを205/55R16 89Vで共通にし、図1に示す構成(補強コードf1,f2の傾斜角度A,Bは共に84°、エッジ6eはビードコア4の内周端4eからタイヤ径方向外側に17mmの位置)の本発明タイヤ1、図3に示すように外側のカーカス層の両端部をビードコアのタイヤ径方向内側面まで延設した他は本発明タイヤ1と同様の構成を有する本発明タイヤ2、図4に示すように内側のカーカス層を左右のカーカス分割層から構成した他は本発明タイヤ1と同様の構成を有する本発明タイヤ3、図5に示すように外側のカーカス層7の両端部7aをビードコア4の周りにタイヤ外側から係合させた他は本発明タイヤ1と同様の構成を有する比較タイヤ、図6に示すようにカーカス層6,7の両端部6a,7aをビードコア4の周りにタイヤ内側から外側に折り返し、カーカス層6の端部6aによりビードコア4を完全に包み込むようにした他は本発明タイヤ1と同様の構成を有する従来タイヤ1、及び従来タイヤ1において、カーカス層の補強コードの傾斜角度A,Bを共に90°にした従来タイヤ2をそれぞれ作製した。
The tire size is the same for 205 / 55R16 89V, and the configuration shown in FIG. 1 (the inclination angles A and B of the reinforcing cords f1 and f2 are both 84 °, and the
これら各試験タイヤをリムサイズ16×7JJのリムに装着し、空気圧を230kPa にして排気量3000ccの車両(FR車)に取り付け、2名乗車時と同じ荷重条件下で、以下に示す試験方法により、操縦安定性とロードノイズの評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。 Each of these test tires is mounted on a rim having a rim size of 16 × 7 JJ, mounted on a vehicle (FR vehicle) having a displacement of 3000 cc with an air pressure of 230 kPa, and under the same load conditions as when two people are riding, When the steering stability and road noise were evaluated, the results shown in Table 1 were obtained.
操縦安定性
乾燥路テストコースにおいて、テストドライバーによるフィーリング試験を実施し、その評価結果を従来タイヤ2を3点とする5点法で示した。この点数が高いほど、操縦安定性が優れている。
Steering stability In the dry road test course, a feeling test by a test driver was performed, and the evaluation result was shown by a five-point method with the conventional tire 2 as three points. The higher this score, the better the steering stability.
ロードノイズ
荒れたテスト路面を時速100km/hで直進走行した時の車内騒音をテストドライバーにより官能評価し、その評価結果を従来タイヤ2を3点とする5点法で示した。この点数が高いほど、ロードノイズが低いことを示す。
Road noise Sensory evaluation was performed by a test driver on the in-vehicle noise when driving straight on a rough test road surface at a speed of 100 km / h, and the evaluation result was shown by a five-point method with three points for the conventional tire 2. The higher the score, the lower the road noise.
また、官能評価と合わせて、試験車両の運転席に配置した測定器により車内騒音を測定し、そのピーク周波数(160Hz)における音圧レベルの差を従来タイヤ2を基準〔0(dB)〕として示す。マイナスが大きいほど、音圧レベルが低く、ロードノイズが改善されていることを示す。 In addition, together with sensory evaluation, vehicle interior noise is measured with a measuring instrument placed in the driver's seat of the test vehicle, and the difference in sound pressure level at the peak frequency (160 Hz) is defined as the reference [0 (dB)] for the conventional tire 2. Show. The greater the minus value, the lower the sound pressure level and the better the road noise.
表1から、本発明タイヤは、従来タイヤ2より高い操縦安定性と耐ロードノイズを得ることができる一方、操縦安定性を高くした従来タイヤ1のようにロードノイズが悪化することもなく、操縦安定性とロードノイズとを両立できることがわかる。 From Table 1, the tire of the present invention can obtain higher steering stability and road noise resistance than the conventional tire 2, while the road noise does not deteriorate as in the conventional tire 1 with higher steering stability. It can be seen that both stability and road noise can be achieved.
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
4e 内周端
4f 外周端
5 ビードフィラー
5a 外周端
6 カーカス層
6X カーカス分割層
6a 端部
6e エッジ
7 カーカス層
7a 端部
8 ベルト層
A,B 傾斜角度
M 重複幅
P 位置
TC タイヤ周方向
TR タイヤ径方向
f1,f2 補強コード
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tread part 2 Side wall part 3
Claims (7)
各カーカス層が、タイヤ径方向に対し傾斜して延在する補強コードをタイヤ周方向に所定の間隔で配列した構成を有し、前記2層のカーカス層が、層間で傾斜する補強コードがタイヤ径方向に対する傾斜方向を逆向きにして互いに交差するように構成され、前記2層のカーカス層の内、一方のカーカス層の両端部がビードコアの周りに一方側から折り返され、かつ前記ビードフィラーの外周端よりタイヤ径方向内側の位置まで延在し、他方のカーカス層の両端部がビードコアの周りに一方側から係合し、かつ該ビードコアの周りに折り返されない構成である空気入りタイヤ。 The bead core is embedded in the left and right bead portions, the bead filler is disposed on the outer periphery side of the bead core, the two carcass layers are extended between the left and right bead portions, and the belt layer is disposed on the outer periphery side of the tread portion of the carcass layer. In a pneumatic tire
Each of the carcass layers has a configuration in which reinforcing cords that are inclined and extend with respect to the tire radial direction are arranged at predetermined intervals in the tire circumferential direction, and the reinforcing cords that the two carcass layers are inclined between the layers are tires. It is configured to cross each other with the inclination direction with respect to the radial direction being reversed, and both ends of one of the two carcass layers are folded back from one side around the bead core, and the bead filler A pneumatic tire that extends from the outer peripheral end to a position radially inward of the tire, has both ends of the other carcass layer engaged from one side around the bead core, and is not folded back around the bead core.
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