JP2005507046A - 給排気弁のための液圧式のアクチュエータ - Google Patents

給排気弁のための液圧式のアクチュエータ Download PDF

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Abstract

本発明は、内燃機関の給排気弁のための液圧式のアクチュエータに関し、弁座からの給排気弁の持ち上げが大きな力で行われる。次いで、給排気弁の開放運動が減少された力で行われる。給排気弁の閉鎖に際して、給排気弁が弁座に当接する前に制動され、その結果、給排気弁の摩耗及び騒音の少ない作動が実現される。

Description

【0001】
技術背景
本発明は、内燃機関の給排気弁のための液圧式のアクチュエータに関する。
【0002】
給排気弁の開閉は、燃焼空気の吸い込み若しくは燃焼室からの排ガスの排出の際の給排気弁の流動損失を最小にするために、できるだけ迅速に行われたい。
【0003】
内燃機関の燃焼室内に一時的に生じる過圧が給排気弁を弁座内へ押圧する。該過圧のために、給排気弁の開放は、弁座からの給排気弁、特に排気弁の持ち上げのための高められた力を必要とする。給排気弁が弁座から持ち上げられた後に、燃焼室内の圧力は著しく低下し、その結果、給排気弁の開放のための必要な力が相応に小さくなる。
【0004】
給排気弁の閉鎖に際しても、速度を考慮して、給排気弁の弁体が弁座に強く当接しないようにされねばならない。速度が高すぎると、弁座への弁体の当接に際して不都合な騒音及び高い摩耗が発生する。
【0005】
本発明の課題は、給排気弁のための液圧式のアクチュエータを改善して、開放運動の開始時に大きな力を給排気弁に生ぜしめて、給排気弁の急速な制御運動を可能にし、かつ給排気弁を低い速度で弁座に当接させるようにすることである。
【0006】
前記課題を解決するために本発明の構成では、液圧式のアクチュエータがシリンダ孔、ピストン及びリングピストンを備えており、この場合、ピストン及びリングピストンがシリンダ孔内に案内されており、ピストン、リングピストン及びシリンダ孔が軸線方向で第1の室を画成(画定)しており、該第1の室の容積が、アクチュエータによって給排気弁を開く際に増大されるようになっており、リングピストン及びシリンダ孔が軸線方向で第2の室を画成しており、該第2の室の容積が、アクチュエータによって給排気弁を開く際に減少されるようになっており、ピストン及びシリンダ孔が第3の室を画成しており、該第3の室の容積が、アクチュエータによって給排気弁を開く際に減少されるようになっており、さらに第2の室の容積減少の制限のための装置を備えている。
【0007】
発明の利点
本発明に基づく液圧式のアクチュエータにおいては、給排気弁の開放運動の開始時に大きな液圧力がアクチュエータから給排気弁に伝達され、その結果、燃焼室から給排気弁の弁体への対向圧力にも拘わらず、給排気弁が弁座から確実かつ急速に持ち上げられる。例えば燃焼室内の対向圧力がもはや存在しないために給排気弁の作動のための必要な力が減少すると、リングピストンがもはや移動させられず、従って相応に減少された液圧力がアクチュエータのピストンに生ぜしめられ、ひいては給排気弁に伝達される。液圧力の減少に伴って、アクチュエータピストンの作動のために必要なエネルギーが減少され、その結果全体的に内燃機関の弁制御に必要なエネルギー消費量が減少される。さらに液圧力の減少によって、給排気弁の制御速度も変化される。さらに、本発明に基づく液圧式のアクチュエータによって給排気弁を閉鎖する際には、給排気弁を弁座に当接させる前に給排気弁を制動することができる。これによって、弁座及び給排気弁の摩耗並びに内燃機関の弁制御の際の騒音発生が減少される。
【0008】
さらに給排気弁の閉鎖の際の給排気弁の制動過程の開始が給排気弁の製作誤差、及び内燃機関内の熱膨張に起因した長さ変化に左右されない。従って本発明に基づくアクチュエータを用いることによって、内燃機関の熱膨張にも製作誤差にも影響されることのない著しく安定した運転が可能である。
【0009】
本発明の実施態様では、ピストンが突っ切り加工部を有しており、リングピストンが外周面及び、大きな直径及び小さな直径によって構成された段付きの中央孔を有しており、かつリングピストンが中央孔の大きな直径の部分でピストンの外周に嵌合して摺動するようになっており、これによって、給排気弁の開放の際と残りの作動運動中のアクチュエータの操作力の比が簡単に設定可能である。
【0010】
本発明の有利な実施態様では、ピストンの直径が突っ切り加工部の両方の側部で互いに異なっており、リングピストンがピストンの大きな直径の部分の外周に嵌合して摺動するようになっている。
【0011】
本発明のさらに別の実施態様では、第2の室の容積減少の制限のための装置が、第2の室に液圧式に接続された蓄圧器によって形成されており、該蓄圧器がピストンを備えており、該ピストンの行程距離が制限可能であり、これによってリングピストンが液圧手段を用いて簡単にロックされ得る。蓄圧器には給排気弁及び内燃機関のシリンダーヘッドの高い温度が到達しないので、給排気弁の開放の後にリングピストンをロックすべき位置が、給排気弁及びシリンダーヘッドの熱膨張に影響されない。本発明の実施態様では、蓄圧器がばね式貯蔵部若しくはガス圧式貯蔵部であり、かつ/又は蓄圧器のピストンの行程距離が、ストッパによって、特に調節可能なストッパによって制限可能であり、従って本発明に基づくアクチュエータは簡単に調節できる。
【0012】
本発明の実施態様では、第1の室が第1の切換弁を介してポンプに接続可能であり、第2の室が第2の切換弁を介してオイルパンに接続可能であり、第3の室がポンプの吐出圧で負荷されるようになっており、従って、第2の切換弁の操作によって給排気弁が開かれ若しくは閉じられ、この場合、弁座から給排気弁を持ち上げる際の液圧力の増大、及び弁座に給排気弁を当接させる前での給排気弁の減速(制動)がアクチュエータによって自動的に実施される。
【0013】
アクチュエータの本発明に基づく機能を助成するために本発明の別の実施態様では、第1の室と第2の室とが絞り、特に調節可能な調節を介して互いに液圧的に接続されており、及び/又は第2の室と第1の室との間に逆止弁を設けてあり、該逆止弁が第1の室から第2の室への液圧的な接続部を遮断するようになっている。絞りは弁座への当接の前での給排気弁の正確な制動を行う。
【0014】
本発明の別の有利な実施態様では、第2の室の容積減少の制限のための装置が、第2の室の開口部に接続された遮断弁を有しており、該遮断弁が1つの切換位置で第2の室の前記開口部を閉鎖し、かつ別の切換位置で開放して流体を流過させるようになっている。遮断弁の閉鎖によってリングピストンが停止され、従って遮断弁の閉鎖時点がリングピストンの行程距離を規定する。リングピストンの行程距離に、給排気弁の閉鎖の際の制動作用の導入の時点が依存しており、制動作用がリングピストンの大きな行程では早期に生ぜしめられ、小さな行程では遅く生ぜしめられる。従って遮断弁によって、制動開始が、製作誤差若しくは温度変化に起因した材料膨張に左右されることなく調節できる。
【0015】
本発明の有利な実施態様では、遮断弁を付加的な構成ユニットとして投入するのではなく、遮断弁の機能が、何れにしても給排気弁の閉鎖過程の導入のために必要な第2の切換弁に割り当てられている。遮断弁の省略並びに、第2の室の容積減少の制限のための装置としての前述の蓄圧器の省略によって、弁制御のための構成費用が減少される。
【0016】
本発明の有利な実施態様では、第1の室と、両方の室間に配置されていてアクチュエータ、ひいては給排気弁の制動特性に影響を及ぼす絞りとの間に、流れによって制御可能な弁を配置してあり、該弁が、第1の室内へ流れる液体によって閉鎖されるように形成されている。これによって利点として、アクチュエータの行程の開始段階で、即ち両方の切換弁を開いた場合に、液体が第1の切換弁から直接に絞りを経て放圧室若しくはオイルパン内へ流出してしまうようなことはない。絞りの絞り作用を高くしてある場合には、流れによって制御可能な弁は省略されてよく、それというのは、わずかな液体量しか絞りを介して流出しないからである。流れによって制御可能な弁は、給排気弁に対して小さな制動作用を生ぜしめるために絞り開口を大きく設定してある場合に、大きな漏れ損失を避けるために必要とされるものである。
【0017】
本発明の利点並びに有利な実施態様は図示の実施例からも推測できるものである。
【0018】
次に本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
【0019】
図1は液圧回路を備えた本発明に基づくアクチュエータの縦断面図、
図2は図1のアクチュエータの種々の位置での縦断面図、
図3は異なる液圧回路を備えた図1のアクチュエータの部分縦断面図、
図4はさらに異なる液圧回路を備えた図1のアクチュエータの部分縦断面図、
図5は図4の流れによって制御可能な弁の開放状態での縦断面図、及び
図6は図4の流れによって制御可能な弁の閉鎖状態での縦断面図である。
【0020】
実施例
図1に縦断面図で示す実施例の液圧式のアクチュエータはケーシング1を備えている。ケーシング1が段付きのシリンダ孔3を有している。製作を簡単にするために、ケーシング1内にスリーブ5が圧入されており、該スリーブの孔が段付きのシリンダ孔3の一部分を成している。シリンダ孔3内でスリーブ5の領域にリングピストン7及びピストン9が案内されている。ピストン9の図1に示す位置では、吸排気弁(図示せず)が閉じられている。
【0021】
シリンダ孔3、ピストン(プランジャー)9及びリングピストン7(リングプランジャー)が、ピストン9の縦軸線11の方向で第1の室13を画成している。シリンダ孔3とピストン9との間から液体若しくは流体を漏らさないようにするために、シールリング15が第1の室13の図1の左側の端部に配置してある。
【0022】
ピストン9が突っ切り加工部17を有している。ピストン9の突っ切り加工部17の両方の側の直径は互いに異なっている。ピストン9はシールリング15に向いた側で小さい直径dを有し、かつ突っ切り加工部17の他方の端部の側で大きな直径dを有している。
【0023】
スリーブ5とピストン9との間にリングピストン7を配置してある。リングピストン7がシリンダ孔3内に適合されて、一面では軸線方向で移動可能であり、他面ではシリンダ孔3とリングピストン7との間に良好なシール作用を達成するようになっている。リングピストン7が、小さい直径dと大きい直径(該直径はdと同じ大きさである)とから段付きの中央孔19を有している。リングピストン7とピストン9の直径dとの間の嵌合が次のように選ばれており、即ちリングピストン7とピストン9とが軸線方向で互いに相対的に運動可能であると共に、良好なシール作用を得られるようになっている。
【0024】
リングピストン7の図1で右側で、シリンダ孔3及びリングピストン7が第2の室27を画成している。該領域でシリンダ孔3はリングピストン7の外径に相当する直径dを有している。ピストン9が図1で右側の端部に所定の直径dの段部を有している。
【0025】
シリンダ孔3の右側の端部で、シリンダ孔3とピストン9との間のリング間隙が、第2のシールリング21によって閉鎖されて、周囲に対して密閉されている。ピストン9の右側の端部で、吸排気弁の一部だけを示すシャフト23が、ピストン9と形状係合的に、即ち形状による拘束を伴って結合されている。
【0026】
ピストン9の直径d5の段部とシリンダ孔3の直径d2の部分との間に第3の室25を形成してあり、該室がシールリング21によって周囲に対して密閉されている。リングピストン7、シリンダ孔3の直径d4の部分、及びピストンが第2の室27を画成している。第1の室13が第1の切換弁29を介してポンプ31に液圧的に接続可能である。第1の切換弁29が例えば電気的に操作可能な電磁弁として形成されていてよい。
【0027】
ポンプ31は、該ポンプによって生ぜしめられた吐出圧で第3の室25を持続的に負荷するようになっている。
【0028】
例えば電気的に操作可能な電磁弁として形成された第2の切換弁33によって、第2の室27と放圧室若しくはオイルパン35との間の液圧的な接続が行われる。第2の室27と第2の切換弁33とを接続する管路37内に、逆止弁39が配置されている。逆止弁39と第2の室27との間に、液圧的な貯蔵部41を接続してある。液圧的な貯蔵部41がピストン43を有しており、ピストンがばね45に支えられていて、ピストン43の、該ばね45と逆の側に十分に高い圧力を受けると該ばねの力に抗して運動させられる。該圧力は管路37内の圧力と同じ大きさである。ピストン43の、ばね45の力に抗した運動距離が、ストッパ47によって制限されており、該ストッパ47は調節可能に構成されていてよい。第1の室13と第2の室27との間に、液圧的な接続部が設けられており、該接続部内に調節可能な絞り49が配置されている。
【0029】
第1の室13及び第3の室25をポンプ31の吐出圧で負荷する(このことは第1の切換弁29の開かれた状態である)と、ピストン9に異なる液圧力が作用する。
【0030】
シリンダ孔3の直径d4、リングピストン7及び突っ切り加工部17の図1で右側の側部が第1のリング面A1を形成しており、該リング面が外径d4及び内径d6を有しており、該内径が突っ切り加工部17の内径に相応している。第1の室13内に流入した液体の、第1のリング面A1に作用する圧力が、ピストン9を右側へ運動させる。該運動が吸排気弁(図示せず)の開放のために用いられる。
【0031】
突っ切り加工部17の図1で右側の、直径d及びdによって規定された段部は以下において第2のリング面Aと称する。
【0032】
第1のリング面A1に作用する液圧力が、第3のリング面A及び第4のリング面Aに作用する液圧力によって減少されている。
【0033】
第3のリング面Aはピストン9の段部によって画成されており、該段部がピストン9の直径dと突っ切り加工部17の直径dによって規定されている。第1の室13内に流入した液体が第3のリング面Aに図1で左側へ向いた力を生ぜしめる。
【0034】
第3の室25の領域で第4のリング面Aをピストン9の段部51によって形成してある。該段部51がピストン9の直径dと直径dとによって規定されている。第4のリング面Aが開放方向と逆向きの力を常にピストン9に生ぜしめており、それというのは既に述べてあるように、第3の室25がポンプ31の圧力によって常に負荷されるからである。
【0035】
第1のリング面Aが第3のリング面A及び第4のリング面Aよりも大きくなっているので、ピストン9が、第1の室13にポンプ31の吐出圧を負荷すると右側へ運動する。図1で右側へのピストン9の運動が、給排気弁(図示せず)の開放を生ぜしめる。
【0036】
リングピストン7及びピストン9が図1で右側へ運動すると、第2の室27の容積が減少する。第2の切換弁33が閉じられているので、リングピストン7及びピストン9の運動によって第2の室27から右側へ押し退けられた液体が、液圧的な貯蔵部41内へ流入する。液圧的な貯蔵部41内に流入する液体が、ピストン43をばね45に抗して、ストッパ47に当接するまで移動させる。
【0037】
ピストン43がストッパ47に当接すると、液体はもはや第2の室27から液圧的な貯蔵部41内へ流入できず、その結果、第2の室27の容積が一定に保たれる。このことは、リングピストンがもはや右側へ運動できないことを意味するものである。これによって、ピストン9を右側へ運動させる液圧力が減少され、それというのは、いまや第2のリング面Aに作用する液圧力のみしか給排気弁の開放のために役立っていないからである。
【0038】
第3のリング面A及び第4のリング面Aに作用して、ピストンを左側へ、即ち開放運動と逆向きに押圧する液圧力は、不変のままである。従って、弁座(図示せず)から給排気弁を持ち上げた後に給排気弁に作用する開放力が減少される。
【0039】
図2a、図2b及び図2cは、開放運動及び閉鎖運動の異なる段階を示している。図面を見易くするために、図2では、図1のすべての符号の繰り返しを避けてある。
【0040】
図2aにおいてアクチュエータは、給排気弁が閉じられており、かつ完全な開放力が生じている位置で示してある。
【0041】
図2bに示す状態では、第2の室27の容積がもはや減少させられず、それというのは、図2には図示してない蓄圧器41が液体をもはや受容できなくなっているからである。その結果、リングピストン7はもはや運動させられなくなっている。給排気弁がさらに開かれると、ピストン9の直径dの部分がリングピストン7の段付きの中央孔19を離れる。この位置から、第1の室13と第2の室27との間の直接的な液圧接続部が生じている。これは開放力に変化を何ら生ぜしめない。
【0042】
図2cにおいて液圧式のアクチュエータは、給排気弁が完全に開かれており、ピストン9がリングピストン7から右側へ走出している位置で示してある。
【0043】
給排気弁の閉鎖のために、ピストン9が図1及び図2で左側へ運動させられる。このことは、第1の切換弁29を閉じてかつ第2の切換弁33を開くことによって行われる。この状態が図1に示してある。ポンプ31の吐出圧で第3の室25内に流入した液体によってピストン9の段部51に生ぜしめられる液圧力が、ピストン9を左側へ運動させる。この場合、液体が第1の室13及び第2の室27から逆止弁39及び第2の切換弁33を介してオイルパン(油溜め)35内へ送られる。さらに、液圧的な貯蔵部41のばね45がピストン43をストッパ47から押し離して、ピストン43を再び出発位置へ移動させる。
【0044】
ピストン9の直径dの部分がリングピストン7の段付き孔19内に進入すると、第1の室13内に存在する液体は、もはや直接に第2の室27及び管路37を介してオイルパン35内へ流出させられるのではなく、絞り49を経てオイルパン35内へ流過させられる。これによって第1の室13内にはある一定の過圧が生じる。従って、ピストン9の運動が制動される。リングピストン7が段付きの内側孔19の段部でピストン9に接触すると、リングピストン7とピストン9とが一緒に運動する。従って大きなオイル体積が絞り49を経て送り出されることになり、このことは制動作用の増大をもたらす。
【0045】
弁座(図示せず)への当接の前に給排気弁の所望の制動を開始(導入)する位置が、貯蔵部ピストン43の行程に依存していて、従って液圧式のアクチュエータの熱膨張に左右されない。さらに、該位置はアクチュエータの製作誤差の影響も受けない。直径d乃至dの適切な選択によって、給排気弁を弁座から持ち上げる際の開放力、給排気弁を引き続き開く際の開放力、及び給排気弁を閉鎖する際の閉鎖力の比が互いに相対的に規定されて、液圧式のアクチュエータの最適な作動特性が達成される。
【0046】
図3に、図1のアクチュエータが、液体ポンプ31への液圧回路と一緒に部分的に示してあり、液圧回路の液体ポンプから第1の室への接続部の第1の切換弁29が例えば2/2・方向制御弁として形成されており、かつ第2の室27から放圧室若しくはオイルパン35への接続管路の第2の切換弁33も例えば2/2・方向制御弁として形成されている。該実施例では、第2の室27の容積減少の制限のための装置が、図1のばね式蓄圧器41と異なって、遮断弁50によって形成されており、該遮断弁が第2の室27の開口部若しくは管路37に接続されていて、第2の室27の開口部若しくは管路37への管路接続部を1つの切換位置で閉鎖し、かつ別の切換位置で開放して流体をオイルパン35へ流過させる。図3に記号で概略的に示す遮断弁50の機能が、第2の切換弁33に割り当てられてよく、該切換弁が図3に示す基準位置で開放して液体を第2の室27から流過させるようになっており、かつ第2の室27の遮断のために別の切換位置へ切り換えられるようになっている。さらに、切換弁33は給排気弁の閉鎖のための図1で既に述べた機能も含んでいる。
【0047】
既に述べてあるように、給排気弁の開放のために第1の切換弁29が開かれる。今や液体が吐出圧下で室13内へ流入して、その結果、アクチュエータのピストン9がリングピストン7と一緒に図2bに示してあるように移動させられる。リングピストン7の該移動中に任意の時点で第2の切換弁33が遮断位置へ切り換えられ、その結果、液体が第2の室27から流出させられず、リングピストン7がロックされる。即ち、リングピストン7の行程が、アクチュエータの開放運動の開始時に開かれていた第2の切換弁33の切り換えの時点によって規定される。
【0048】
既に述べてあるように、給排気弁の閉鎖のためにリングピストン7が、第1の切換弁29を再び遮断してかつ第2の切換弁33を再び開くと直ちに第3の弁室25内の圧力によって押し戻される。この場合、第1の室13内の圧力が絞り49を介して低下される。ピストン9が所定の行程距離の後にリングピストン7に当接して、該リングピストンを引き続く行程距離にわたって連行する。これによって、第1の室13内で容積流が増大され、かつ圧力上昇が生じ、その結果、ピストン9が強く制動される。制動作用は、ピストン9によってリングピストン7を連行する時点で導入され、即ち生ぜしめられ、従って制動過程の導入の時点が、リングピストン7の、給排気弁の開放過程の際に設定された行程距離によって規定される。即ち、給排気弁の開放に際して第2の切換弁33を遮断位置へ切り換える時点によって、給排気弁の閉際に際して制動過程を導入する時点が規定される。
【0049】
図4に示す実施例では、ケーシング1内の第1の室13とケーシング1内の第2の室27への接続管路の絞り49との間に、流れによって制御可能な弁51を設けてあり、該弁が、第1の室13へ流入する液体によって閉鎖可能に構成されている。流れによって制御可能な弁51は、吸排気弁の開放制御の開始段階で、即ち第1の切換弁29も第2の切換弁33も開いている場合に、液体が直接に第1の切換弁29から第2の切換弁33を経てオイルパン35へ流出することを阻止するようになっており、それというのは絞り49を経て流れる逃がし流は弁制御のためのエネルギー消費量を増大させるものであるからである。このことは特に、吸排気弁の閉鎖行程の際の制動作用が絞り49の大きな開放制御によって急速に低下される場合に生じる。第1の切換弁29が開かれると、液体ポンプ31から第1の室13内へ流れる液体流によって弁51が閉じられ、従って絞り49への接続部が遮断される。第1の切換弁29が閉じられる、即ち図4に示す切換位置に戻されると、弁51が開き、吸排気弁の閉鎖行程に際して第1の室13から液体を絞り49を通して押し出すために必要な接続部が再び生ぜしめられる。
【0050】
流れによって制御可能な弁51の構造が、図5及び図6に概略的に図示してあり、この場合、図5は弁を開いた状態で示しており、図6は弁を閉じた状態で示している。流れによって制御可能な弁51のケーシング52が、アクチュエータの室13に接続された第1の弁接続部53、絞り49に接続された第2の弁接続部54、及び第1の切換弁29の出口に接続された第3の弁接続部55を備えている。第1の弁接続部53が下側の弁室56に通じており、第3の弁接続部55が上側の弁室57に通じており、かつ第2の弁接続部54が下側の弁室56と上側の弁室57との間にあるリング室58に通じている。下側の弁室56とリング室58との間でケーシング52内に、弁座59によって取り囲まれた弁開口60が形成されている。上側の弁室57内に案内スリーブ61が挿入されており、案内スリーブ内に、スライドピストンとして形成された弁部材62を移動可能に案内してある。弁部材62が弁座59と協働して弁開口60を開閉するようになっており、これによってリング室58が、弁座59に弁部材62を座着した場合(図6)に下側の弁室56から遮断され、かつ弁座59から弁部材62を持ち上げた場合(図5)に下側の弁室56に接続される。下側の弁室56内に弁開放ばね63を装着してあり、該弁開放ばねが圧縮ばねとして形成されていて、一方で、下側の弁室56に成形された肩部64に支えられかつ他方で弁部材62に支えられている。弁開放ばね63が弁部材62を、案内スリーブ61内に成形されたストッパ65へ押圧している。
【0051】
弁部材62が中心に貫通孔66を備えており、該貫通孔が上側の弁室57と下側の弁室56とを永続的(連続的)に接続している。弁部材62は絞りとして形成されており、このために弁部材の内側輪郭67は、上側の弁室57から下側の弁室56へ流れる液体が貫通孔66内で圧力降下(圧力落差)を生ぜしめるように構成されている。このために、図5及び図6に示す実施例では貫通孔66は、2つの円錐台が互いに小さい方の底面で突き合わされて成るダブル円錐台の形状を有している。
【0052】
吸排気弁の開放のために第1の切換弁29が開かれると、液体がポンプ31の出口から弁部材62の貫通孔66を通って流れ、その際に貫通孔の内側輪郭67に基づき上側の弁室57と下側の弁室56との間で圧力降下が生じる。その結果、上側の弁室57内の圧力が下側の弁室56内の圧力よりも大きく、従って弁部材62に移動力を生ぜしめ、該移動力が弁開放ばね63のばね力に抗して弁部材62を弁座59に座着させて、弁開口60を閉鎖し、これによって絞り49への接続部が遮断される。
【0053】
第1の切換弁29が再び閉じられると、液体がもはや貫通孔66を通って流れることはなくなり、内側輪郭67で圧力降下が生じなくなり、その結果、圧力が上側の弁室57内と下側の弁室56内とで同じ大きさになる。弁部材60に作用する力が零であり、弁開放ばね63のばね力によって弁部材62が案内スリーブ61内のストッパ65に当接される。これによって弁部材62が弁座59から離されて、かつアクチュエータの第1の室13が絞り49に接続される。今や吸排気弁の閉鎖に際して、ピストン9及び7の移動運動によって第1の室13から押し退けられた液体体積が、絞り49及び開かれた第2の切換弁33を介してオイルパン35内へ流出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
液圧回路を備えた本発明に基づくアクチュエータの縦断面図。
【図2】
図1のアクチュエータの種々の位置での縦断面図。
【図3】
異なる液圧回路を備えた図1のアクチュエータの部分縦断面図。
【図4】
さらに異なる液圧回路を備えた図1のアクチュエータの部分縦断面図。
【図5】
図4の流れによって制御可能な弁の開放状態での縦断面図。
【図6】
図4の流れによって制御可能な弁の閉鎖状態での縦断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング、 3 シリンダ孔、 5 スリーブ、 7 リングピストン、 9 ピストン、 11 縦軸線、 13 室、 15 シールリング、 17 突っ切り加工部、 19 中央孔、 21 シールリング、 23 シャフト、 25 室、 27 室、 29 切換弁、 31 ポンプ、 33 切換弁、 35 オイルパン、 37 管路、 39 逆止弁、 41 貯蔵部、 43 ピストン、 45 ばね、 47 ストッパ、 49 絞り、 51 弁、 52 ケーシング、 53,54,55 弁接続部、 56,57 弁室、 58 リング室、 59 弁座、 60 弁開口、 61 案内スリーブ、 62 弁部材、 63 弁開放ばね、 64 肩部、 65 ストッパ、 66 貫通孔、 67 内側輪郭

Claims (16)

  1. 内燃機関の給排気弁のための液圧式のアクチュエータであって、シリンダ孔(3)、ピストン(9)及びリングピストン(7)を備えており、ピストン(9)及びリングピストン(7)がシリンダ孔(3)内に案内されており、ピストン(9)、リングピストン(7)及びシリンダ孔(3)が軸線方向で第1の室(13)を画成しており、該第1の室の容積が、アクチュエータ(1)によって給排気弁(23)を開く際に増大されるようになっており、リングピストン(7)及びシリンダ孔(3)が軸線方向で第2の室(27)を画成しており、該第2の室の容積が、アクチュエータ(1)によって給排気弁(23)を開く際に減少されるようになっており、ピストン(9)及びシリンダ孔(3)が第3の室(25)を画成しており、該第3の室の容積が、アクチュエータ(1)によって給排気弁(23)を開く際に減少されるようになっており、第2の室(27)の容積減少の制限のための装置を備えていることを特徴とする、給排気弁のための液圧式のアクチュエータ。
  2. ピストン(9)が突っ切り加工部(17)を有しており、リングピストン(7)が、大きな直径(d2)及び小さな直径(d3)によって構成された段付きの中央孔(19)を有しており、リングピストン(7)が中央孔(19)の大きな直径(d2)の部分でピストン(9)の外周に嵌合して摺動可能である請求項1記載のアクチュエータ。
  3. ピストン(9)の直径(d1,d2)が突っ切り加工部(17)の両方の側部で互いに異なっており、リングピストン(7)がピストンの大きな直径(d2)の部分の外周に嵌合して摺動可能である請求項2記載のアクチュエータ。
  4. 第3の室(25)が直接にポンプ(31)の出口に接続されており、第1の室(13)が第1の切換弁(29)を介してポンプ(31)の出口に接続されており、第2の室(27)が第2の切換弁(33)を介して液体のための放圧室(35)に接続されている請求項1から3のいずれか1項記載のアクチュエータ。
  5. 第2の室(27)の容積減少の制限のための装置が、第2の室(27)に接続された蓄圧器(41)によって形成されており、該蓄圧器がピストン(43)を備えており、該ピストン(43)の行程距離が制限可能である請求項1から4のいずれか1項記載のアクチュエータ。
  6. 蓄圧器(41)がばね式貯蔵部(45)若しくはガス圧式貯蔵部である請求項5記載のアクチュエータ。
  7. 蓄圧器のピストン(43)の行程距離が、ストッパによって、特に調節可能なストッパ(47)によって制限可能である請求項5又は6記載のアクチュエータ。
  8. 第2の室(27)の容積減少の制限のための装置が、第2の室(27)の開口部に接続された遮断弁(50)を有しており、該遮断弁が1つの切換位置で第2の室の前記開口部を閉鎖し、かつ別の切換位置で開放して流体を流過させるようになっている請求項1から4のいずれか1項記載のアクチュエータ。
  9. 遮断弁が第2の切換弁(33)によって形成されている請求項4又は8記載のアクチュエータ。
  10. 第1の室(13)と第2の室(27)とが絞り、特に調節可能な調節(49)を介して互いに接続されている請求項1から9のいずれか1項記載のアクチュエータ。
  11. 第2の室(27)と第1の室(13)との間に逆止弁(39)を設けてあり、該逆止弁(39)が第1の室(13)から第2の室(27)への接続部を遮断するようになっている請求項1から9のいずれか1項記載のアクチュエータ。
  12. 第1の室(13)と絞り(49)との間に、流れによって制御可能な弁(51)を配置してあり、該弁が、通常は開いていてかつ第1の室(13)へ流れる液体によって閉鎖されるように形成されている請求項10記載のアクチュエータ。
  13. 流れによって制御可能な弁(51)のケーシング(52)が、第1の室(13)に接続された第1の弁室(56)、絞り49に接続された第2の弁室(57)、第1の切換弁(29)に接続された第3の弁室(57)、第1の弁室(56)と第2の弁室(58)との間に配置されていて弁座(59)によって取り囲まれた弁開口(60)、及び前記第3の弁室(57)を制限していてケーシングを軸線方向に移動可能でかつ前記弁座(59)と協働して前記弁開口(60)を開閉する弁部材(62)、並びに該弁部材(62)内に成形されていて前記第1の弁室(56)と前記第3の弁室(57)とを互いに接続している絞り孔(66)によって形成されている請求項12記載のアクチュエータ。
  14. 絞り(49)が、弁部材(62)内に成形された中央の貫通孔(66)の内側輪郭(67)によって形成されており、該内側輪郭(67)が、第3の弁室(57)から第1の弁室(56)内へ流れる液体を弁部材(62)内で圧力降下させるように構成されている請求項13記載のアクチュエータ。
  15. 貫通孔(66)の内側輪郭(67)と弁開放ばね(63)とは、圧力差に基づき弁部材(62)に作用する移動力が弁開放ばね(63)のばね力よりも大きくなるように、互いに相対的に規定されている請求項14記載のアクチュエータ。
  16. 貫通孔(66)が、2つの円錐台を互いに小さい方の底面で同軸的に突き合わせて成る1つのダブル円錐台の形状を有している請求項13から15のいずれか1項記載のアクチュエータ。
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