JP2005343641A - Structure for constituting main body frame for passenger conveyor - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、エスカレータや動く歩道などして建屋に据え付けられる乗客コンベアの本体フレーム構成用構造体に関する。 The present invention relates to a structure for constructing a main body frame of a passenger conveyor installed on a building by using an escalator or a moving walkway.
建屋に据え付けられる乗客コンベア(エスカレータ)の構造を図12に示してあり、この乗客コンベア1は、駆動輪2および従動輪3、無端状に連結されて前記駆動輪2と従動輪3との間に掛け渡された複数のステップ4、電動機や減速機を有し、前記駆動輪2を駆動して前記ステップ4を無限循環走行させる駆動装置5、前記ステップ4の走行をガイドするガイドレール6、前記ステップ4と同期して無限循環走行する手摺りベルト7、この手摺りベルト7を支持する欄干8、この欄干8の下方部に設けられた内デッキ9および外デッキ10などを備え、これら機器用品2〜10が本体フレーム11内に組み込まれて支持されている。
The structure of a passenger conveyor (escalator) installed in a building is shown in FIG. 12, and this passenger conveyor 1 is connected endlessly with a
一般に本体フレーム11は、複数のフレーム体に分割されて製造工場において製造される。例えば図12に示すようなエスカレータの場合には、上階部のフレーム体11aと下階部のフレーム体11bと中間部のフレーム体11cとに分割されて製造され、その個々が製造工場から据え付けの現地に搬送され、その現地の建屋内に搬入され、さらに揚重機等により吊り上げられて目的の据え付け場所に据え付けられ、本体フレーム11として組立てられる。
Generally, the
そしてその組立後に本体フレーム11の芯出しが行なわれ、本体フレーム11内に所要の機器用品が組み付けられ、最後に本体フレーム11の両側上面部に欄干8が取り付けられる。
After the assembly, the
しかしながら、このような従来の据え付けの手順では、本体フレーム11を目的の場所に据え付けて乗客コンベア1を完成させるまでに多大の労力と時間を要している。そのなかでも特に欄干8の取り付けおよびその調整に多大な時間を要している。
However, in such a conventional installation procedure, much labor and time are required until the
そこで、製造工場において、フレーム体11a,11b,11cに予め欄干8を取り付け、かつ調整を行なっておき、この状態でフレーム体11a,11b,11cを現地に搬送し、その現地の建屋内に据え付ける方法が採られる場合がある。
Therefore, the balustrade 8 is attached to the
この場合には、現地での欄干8の取り付けとその調整が不要となり、したがってフレーム体11a,11b,11cを建屋に据え付けて本体フレーム11を構成し、乗客コンベア1を完成させるまでの工期を短縮することができる。
In this case, it is not necessary to install and adjust the balustrade 8 at the site, so the
しかしながら、フレーム体11a,11b,11cに予め欄干8を取り付けおくと、そのフレーム体11a,11b,11cの全体の輸送形態が大きくなり、また突出部も増し、狭い現地への搬送が困難となったり、現地での揚重機による吊り上げの操作が難しくなったり、また揚重機も大型のものが必要となってしまう。
However, if the balustrade 8 is attached to the
特に、既設の建物にエスカレータを新設する場合には、フレーム体11a,11b,11cを既設建物内へ搬入するための搬入口が狭く、よりその搬入が困難となる。
In particular, when an escalator is newly installed in an existing building, a carry-in port for carrying the
この発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、現地での欄干部の取り付けが不要で、乗客コンベアを完成させるまでの工期を短縮することができるとともに、輸送形態を小型にして狭い現地への搬送やその現地での建物内への搬入あるいは吊り上げを容易に能率よく行なうことができる乗客コンベアの本体フレーム構成用構造体を提供することにある。 The present invention was made paying attention to such points, and the purpose thereof is that it is unnecessary to install a railing part on site, and the construction period until the passenger conveyor is completed can be shortened. Another object of the present invention is to provide a main body frame structure for a passenger conveyor which can be transported in a small size and transported to a narrow site, and can be carried into a building or lifted in the site easily and efficiently.
請求項1の発明は、乗客コンベアの本体フレーム構成用のフレーム体と、このフレーム体の側縁上部に回動可能に設けられ、その回動動作で前記側縁からその上方に起立する状態とフレーム体の内側に向って倒伏する状態とに姿勢を変えることが可能な欄干部とを備えることを特徴としている。 The invention of claim 1 is a frame body for constituting a main body frame of a passenger conveyor, and is provided rotatably on an upper side edge of the frame body, and stands up from the side edge by the rotation operation. It is characterized by having a balustrade part that can change its posture to a state of lying down toward the inside of the frame body.
請求項2の発明は、前記欄干部の起立状態および倒伏状態をそれぞれ保持する保持手段を備えることを特徴としている。
The invention of
請求項3の発明は、前記欄干部が、起立状態からフレーム体の内側に90°を超える角度で倒伏し、かつそのその倒伏状態が保持手段により保持されることを特徴としている。
The invention of
請求項4の発明は、前記欄干部が、フレーム体の幅方向にスライド可能に設けられていることを特徴としている。 The invention according to claim 4 is characterized in that the balustrade portion is provided so as to be slidable in the width direction of the frame body.
請求項5の発明は、前記欄干部が、フレーム体の側縁上部に所定の間隔をあけて設けられた複数の回動支持機構を介して支持され、かつその回動支持機構の相互間に、フレーム体の撓みを抑える張り部材を介在させることが可能となっていることを特徴としている。 According to a fifth aspect of the present invention, the balustrade portion is supported via a plurality of rotation support mechanisms provided at predetermined intervals on the upper side edges of the frame body, and between the rotation support mechanisms. In addition, it is possible to interpose a tension member that suppresses the bending of the frame body.
請求項6の発明は、前記張り部材が、その長さを調節することが可能となっていることを特徴としている。 The invention of claim 6 is characterized in that the length of the tension member can be adjusted.
請求項7の発明は、前記欄干部が、フレーム体の長手方向に沿って延びる欄干パネルを備え、その欄干パネルがフレーム体の長手方向に並ぶ複数の分割体に分割され、その各分割体間の隙間に緩衝材が設けられていることを特徴としている。 In the invention of claim 7, the balustrade part includes a balustrade panel extending along the longitudinal direction of the frame body, and the balustrade panel is divided into a plurality of divided bodies arranged in the longitudinal direction of the frame body, and between the divided bodies. A cushioning material is provided in the gap.
請求項8の発明は、前記欄干部が、フレーム体の長手方向に沿って延びる欄干パネルと、この欄干パネルの縁部に設けられた手摺りデッキと、欄干パネルの内面に設けられた内デッキと、欄干パネルの外面に設けられた外デッキとを備え、その欄干パネル、手摺りデッキ、内デッキおよび外デッキがフレーム体の長手方向に並ぶ複数の分割体に分割されていることを特徴としている。 The invention of claim 8 is characterized in that the balustrade part extends along the longitudinal direction of the frame body, a handrail deck provided at the edge of the balustrade panel, and an inner deck provided on the inner surface of the balustrade panel And an outer deck provided on the outer surface of the balustrade panel, the balustrade panel, the balustrade deck, the inner deck and the outer deck are divided into a plurality of divided bodies arranged in the longitudinal direction of the frame body. Yes.
この発明によれば、現地での欄干部の取り付けが不要で、乗客コンベアを完成させるまでの工期を短縮することができるとともに、輸送形態を小型にして狭い現地への搬送やその現地での建物内への搬入あるいは吊り上げを容易に能率よく行なうことができる。 According to the present invention, it is not necessary to install a balustrade part at the site, the work period until the passenger conveyor is completed can be shortened, and the transportation form is reduced in size to carry it to a narrow site or a building at the site. Carrying in or lifting can be performed easily and efficiently.
以下、この発明の実施の形態について図1ないし図11を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1ないし図3には第1の実施形態を示してあり、図に示す21は乗客コンベアの本体フレームにおける例えば中間部を構成するためのフレーム体21で、このフレーム体21は複数の梁部材を用いて断面ほぼU状に構成され、このフレーム体21の側縁上部の梁部材22の上面部に、フレーム体21の製造工場において、予めベース部材24を介して複数の支持板25が一定の間隔をあけて取り付けられている。
1 to 3 show a first embodiment, in which 21 shown in the figure is a
各支持板25は水平部25aと起立部25bとを有する断面ほぼL状をなし、その水平部25aがベース部材24を介して梁部材22の上面部に取り付けられている。そして各支持板25の起立部25bの上端部に欄干基体27がヒンジ28を含む回動支持機構29を介して回動可能に取り付けられている。
Each
前記欄干基体27の上にはその各欄干基体27に渡るように例えばガラス板からなる欄干パネル30と、内デッキ31および外デッキ32が設けられ、これにより欄干部33が構成されている。
A
欄干パネル30、内デッキ31、外デッキ32は、フレーム体21の長手方向に沿って延びるように前記複数の欄干基体27の上に配置されている。各欄干基体27は、回転支持機構29としての前記ヒンジ28を介してフレーム体21の内側に向く方向に回動可能に支持されている。
The
欄干基体27の上面には一対の起立壁36a,36bが互に対向して設けられ、これら起立壁36a,36b間に押し板37が配設され、この押し板37と前記起立壁36aとの間に前記欄干パネル30の下部が挿入され、この欄干パネル30の下部がボルト38による締め込みにより押し板37と前記起立壁36aとで圧着され、これにより欄干パネル30が欄干基体27の上面からその上方にほぼ垂直に起立するように支持されている。そして、この欄干パネル30の上端部に、手摺りベルト(図示せず)を移動可能に嵌め込むための手摺りデッキ35がその長手方向に沿って取り付けられ、またこの欄干パネル30の下部の内側に前記内デッキ31が、外側に前記外デッキ32がそれぞれ設けられている。
A pair of
欄干基体27の下面には突片39が一体的に設けられ、この突片39が前記支持板25の起立部25bの外面に当接することにより欄干基体27がほぼ水平に支持される。そして、起立部25bから突片39に締結具としてのボルト40が螺挿され、このボルト40による締め付けで突片39が起立部25bに締結される。
A
なお、図1においては、フレーム体21の一方の側縁上部に設けられた欄干部33のみを示してあるが、フレーム体21の他方の側縁上部においても同様の構造で欄干部が設けられている。また、本実施形態では、フレーム体21の内側に予めステップ23およびそのステップ23を支持してその走行を案内するガイドレール(図示せず)が組み付けられている。
In FIG. 1, only the
フレーム体21を製造工場から搬出する際には、図3に示すように欄干部33をフレーム体21の内側に倒伏させておく。すなわち、前記ボルト40を取り外し、欄干基体27をヒンジ28を中心にフレーム体21の内側に回動し、欄干基体27の下面を支持板25における起立部25bの内面に当接させる。そして欄干基体27から前記起立部25bに渡って前記ボルト40を螺挿し、このボルト40の締め付けにより欄干部33の倒伏状態を保持する。
When carrying out the
前記起立部25bは垂直面に対してやや傾斜しており、その傾斜により欄干部33を倒伏させたときに欄干基体27が水平状態からその下側に90°を越える角度まで回動して起立部25bの内面に当接し、これにより欄干部33が水平状態よりややその下側に傾く状態となり、この状態が前記ボルト40により保持される。
The
このように、フレーム体21の側縁上部に設けられた欄干部33をフレーム体21の内側に倒してその倒伏状態をボルト40で保持し、この状態でフレーム体21を乗客コンベアの据え付けの現地まで搬送し、その現地の建屋内に搬入し、さらに揚重機等により吊り上げて目的の据え付け場所に据え付ける。
In this way, the
この際、フレーム体21に設けられた欄干部33は、フレーム体21の内側に倒れてその内側に収納された状態にあり、このためフレーム体21の全体の輸送形態が小型となり、狭い現地への搬送であっても容易に搬送することができ、その現地での揚重機によるフレーム体21の吊り上げの操作も容易に行なうことができる。特に、既設の建物に据え付ける場合、その建物での搬入口が狭いがその狭い搬入口からでも容易にフレーム体21を搬入することが可能となる。
At this time, the
フレーム体21の側縁上部に設けられた欄干部33は、ほぼ垂直に起立する状態からそのフレーム体21の内側に90°を越える所定の角度まで倒伏しており、このため欄干部33は欄干パネル30を含めてその大部分がフレーム体21の上面の開口面より下側に配置し、その開口面より上方に突出する部分が少なく、したがってフレーム体21の全体の構成がより小型となり、より容易に搬送したり搬入することができる。
The
倒伏された欄干部33は、欄干基体27が支持板25における起立部25bに当接することにより所定の角度の位置に保持され、かつボルト40により固定されており、このため輸送時等にがたつくようなことがなく、またフレーム体21の内側に予め組み込まれているステップ23等の機器用品との不用意な干渉を避けることができる。
The overlaid
フレーム体21を目的の場所に据え付けた後には、ボルト40を外し、欄干部33をヒンジ28を中心にして上方に回動して起立させる。この際、その回動に応じて欄干基体27の突片39が支持板25における起立部25bの外面に当接し、この当接により欄干基体27がほぼ水平に配置し、欄干パネル30がほぼ垂直に起立する所定の姿勢に支持される。そしてこの状態のもとで、前記ボルト40を起立部25bから突片39に螺挿して締め付ける。これにより欄干部33を所定の姿勢に安定して保持することができる。
After the
図4には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、欄干部33を起立させたときにその欄干部33の起立の角度を調整する起立角度調整手段としてのボルト42が支持板25における起立部25bに設けられている。
FIG. 4 shows a second embodiment. In this embodiment, when the
ボルト42は起立部25bの内面側から外面側に向けて螺挿され、その先端部が起立部25bの外面側に突出し、欄干部33を倒伏状態からヒンジ28を中心に上方に回動して起立させた際に、その欄干部33における欄干基体27の突片39に当接するようになっている。このボルト42は、現地において、欄干部33を倒伏状態から起立させたときに起立部25bに螺挿する。
The
本実施形態においては、ボルト42を回動操作してその起立部25bに対する突出長さを変えることにより、欄干部33を起立させたときのその起立の角度を調整して欄干部33を所定の姿勢に容易に整えることができる。
In the present embodiment, the
欄干部33における欄干基体27の突片39をボルト42の突出端部に当接させて欄干部33の角度を調整した後には、固定用のボルト40を起立部25bから突片39に螺挿して締め付けてその欄干部33を固定する。43は前記ボルト42の緩み止め用の締めナットである。なお、欄干部33の欄干基体27に前記ボルト42の頭部を逃すための逃げ部を設けてある場合には、前記ボルト42は予め起立部25bに螺挿しておくことも可能である。
After adjusting the angle of the
ところで、フレーム体21の搬送時や据え付け時にフレーム体21を揚重機で吊り上げたときには、フレーム体21に撓みが生じ、この撓みで欄干部33、特に欄干パネル30に異常な負荷がかかり変形等の恐れが生じる。
By the way, when the
そこで、このような場合には、図5および図6に第3の実施形態として示すように、互に隣り合う欄干基体27の相互間に張り部材45を設けることが好ましい。
Therefore, in such a case, it is preferable to provide a
この張り部材45は、互に隣り合う各欄干基体27の突片39にそれぞれ設けられたコ字状の接続具46と、これら接続具46に連結されたボルト軸47と、一方のボルト軸47の端部と他方のボルト軸47の端部と渡って螺合された調節ナット48とを有し、前記調節ナット48を回すことにより両接続具46の間隔を調節することができるようになっている。また、各接続具46にはこれら接続具46を突片39に固定するための止めボルト49が設けられている。
The
フレーム体21を製造工場から現地に搬送する際には、倒伏させた各欄干基体27の突片39に接続具46を取り付けるとともに調節ナット48を回し、両接続具46間の間隔を変えて各接続具46を突片39の側縁に密着させ、この状態で止めボルト49を締め付けて各接続具46を突片39に固定する。
When the
この状態でフレーム体21を揚重機で吊り上げ、輸送トラック等に積載して現地に搬送し、その現地においてフレーム体21を揚重機で吊り上げて目的の場所に据え付ける。
In this state, the
フレーム体21を揚重機で吊り上げたときには、フレーム体21に撓みが生じ、この撓みで欄干部33、特に欄干パネル30に異常な負荷がかかり変形等の恐れが生じる。
When the
ところが、上述のように互に隣り合う欄干基体27の突片39間に張り部材45を介在させてあると、フレーム体21の撓みを軽減して欄干部33、特に欄干パネル30の変形等を抑えることができる。
However, if the
なお、フレーム体21を目的の場所に据え付けた後には、突片39間から張り部材45を取り外し、欄干部33をヒンジ28を中心に上方に回動して起立させて固定する。
In addition, after installing the
図7および図8には第4の実施形態を示してあり、この実施形態においては、フレーム体21の側縁上部の梁部材22の上面部に設けられたベース部材24に、フレーム体21の幅方向に延びるガイド溝51が形成されている。
7 and 8 show a fourth embodiment. In this embodiment, the
そして欄干部33を支持する支持板25における水平部25aの下面にガイド突起52が形成され、このガイド突起52が前記ガイド溝51内に摺動自在に嵌合されている。また、支持板25の水平部25aからベース部材24に渡って止めボルト54が螺挿されている。これら止めボルト54は、水平部25aに形成されたフレーム体21の幅方向に沿って長い長孔55を通してベース部材24に螺挿されている。
A
この実施形態の場合には、止めボルト54を緩めることにより支持板25と共に欄干部33をガイド溝51に沿ってフレーム体21の幅方向にスライド移動させ、前記止めボルト54を再び締め付けることによりそのスライド位置に支持板25および欄干部33を固定することができる。
In the case of this embodiment, by loosening the
このような構成によれば、フレーム体21の幅寸法が小さく、そのフレーム体21の両側部に設けられた欄干部33を内側に倒し込んだときに、その双方の欄干部33が互に干渉してしまう場合であっても、その欄干部33をフレーム体21の側縁外側方向にスライドさせることによりその干渉を防止して欄干部33を所定の倒伏状態に倒し込むことができる。
According to such a configuration, when the width dimension of the
図9および図10には第5の実施形態を示してあり、この実施形態は欄干部33の欄干パネル30がフレーム体の長手方向に並ぶ複数のパネル体30a,30bに分割されている場合の例である。欄干パネル30がガラス製の場合、その分割された一方のパネル体30aと他方のパネル体30bとの間には1〜3mm程度の隙間をあけるのが普通である。
9 and 10 show a fifth embodiment. In this embodiment, the
フレーム体を揚重機で吊り上げたときにはそのフレーム体に撓みが生じ、その撓みでパネル体30a,30bが互に干渉して破損するような恐れがある。そこで、この実施形態においては、一方のパネル体30aと他方のパネル体30bとの間の隙間内にゴムやウレタンのような弾性を有する材料からなる緩衝材57が設けられている。この緩衝材57はパネル体30a,30b間の隙間内に挟み込むだけの構造とする。
When the frame body is lifted by a lifting machine, the frame body is bent, and the bending may cause the
このような構成によれば、フレーム体を揚重機で吊り上げ、フレーム体に撓みが生じてパネル体30a,30bに負荷が加わったときのその負荷が前記緩衝材57の弾性変形により吸収され、したがってパネル体30a,30bに過度な負荷がかからず、その破損等を防止することができる。
According to such a configuration, the load when the frame body is lifted by the lifting machine and the frame body is bent and a load is applied to the
図11には第6の実施形態を示してある。長さのそれほど長くないフレーム体においては、欄干部が連続して繋がる一体的なものであっても、その重量が比較的軽量であるから比較的容易に倒し込んだり引き起こしたりすることができる。 FIG. 11 shows a sixth embodiment. In a frame body having a length that is not so long, even if the balustrade part is an integral one that is continuously connected, the weight is relatively light, so that it can be brought down and caused relatively easily.
ところが、階高の高いエスカレータなどの乗客コンベアにおいては、その中間部のフレーム体の長さが長くなり、その長さの長いフレーム体の側縁上部に、連続して繋がる一体的な欄干部を設けると、その欄干部の重量が相当大きくなり、倒し込んだり引き起こしたりする作業が困難となる。 However, in passenger conveyors such as escalators with high floor height, the length of the frame body in the middle part becomes long, and an integral balustrade part that is continuously connected to the upper part of the side edge of the long frame body If it is provided, the weight of the balustrade part becomes considerably large, and it is difficult to bring down or cause it to fall.
そこで、この第5の実施形態では、欄干部33をフレーム体の長手方向に並ぶ複数の分割体33a,33bに分割し、その各分割体33a,33bを回動支持機構29を介して支持し、その各回動支持機構29を介して各分割体33a,33bを個々に回動して起伏動させることができるようになっている。
Therefore, in the fifth embodiment, the
したがって、この場合には各分割体33a,33bが比較的軽量となり、その個々の分割体33a,33bを一人の作業員で容易に倒し込んだり引き起こすことができ、作業効率および安全性が向する。
Therefore, in this case, each of the divided
この欄干部33における内デッキ31および手摺りデッキ35は、各分割体33a,33bごとに分割されており、各分割体33a,33bを引き起こして固定した後に、その内デッキ31および手摺りデッキ35の分割間の余白部に別ピースの内デッキ31aおよび手摺りデッキ35aを取り付けて繋ぎ合わせ、連続的な構成とする。なお、図示しないが外デッキにおいても同様に、各分割体33a,33bごとに分割し、欄干部33の各分割体33a,33bを引き起こして固定した後に、その外デッキの分割間の余白部に別ピースの外デッキを取り付けて繋ぎ合わせ、連続的な構成とする。
The
なお、この発明はエスカレータを対象とする場合に限らず、動く歩道等の乗客コンベアを対象とする場合においても同様に適用することができるものである。 Note that the present invention is not limited to the case where the escalator is a target, and can be similarly applied to a case where a passenger conveyor such as a moving sidewalk is a target.
21…フレーム体
22…梁部材
24…ベース部材
25…支持板
25a…水平部
25b…起立部
27…欄干基体
28…ヒンジ
29…回動支持機構
30…欄干パネル
31…内デッキ
32…外デッキ
33…欄干部
35…手摺りデッキ
38…ボルト
39…突片
40…ボルト
42…ボルト
45…張り部材
46…接続具
47…ボルト軸
48…調節ナット
49…ボルト
51…ガイド溝
52…ガイド突起
54…ボルト
55…長孔
57…緩衝材
DESCRIPTION OF
Claims (8)
このフレーム体の側縁上部に回動可能に設けられ、その回動動作で前記側縁からその上方に起立する状態とフレーム体の内側に向って倒伏する状態とに姿勢を変えることが可能な欄干部と、
を備えることを特徴とする乗客コンベアの本体フレーム構成用構造体。 A frame body for the main body frame configuration of the passenger conveyor;
The frame body is pivotally provided on the upper side edge of the frame body, and the posture can be changed to a state of standing upward from the side edge and a state of lying down toward the inside of the frame body by the rotation operation. The balustrade,
A structure for constituting a main body frame of a passenger conveyor.
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