JP2005133256A - 耐光堅牢性の良好なスエード調人工皮革およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 0.8デシテックス以下のポリエステル極細繊維と0.8デシテックス以下のポリアミド極細繊維からなる絡合不織布とその絡合空間に含有されたポリウレタンからなる基体の少なくとも片面を起毛し、かつ分散染料で染色、還元洗浄して得られるスエード調人工皮革において、スエード調人工皮革のポリウレタンのK/S(A1)が、基体のポリウレタンのK/S(A0)に対し、(A1)≦(A0)+0.5であり、かつ少なくともポリウレタン表面にヒンダードアミン系光安定剤が付着していることを特徴とするスエード調人工皮革。
【選択図】 なし
Description
また、スエード調人工皮革で異色感を有するものを得る手段としては、染色挙動の異なる2種類以上の繊維を適当な比率で混合してシートをつくり、これを1種または2種類以上の染料で染色する方法は公知である(例えば、特許文献8、特許文献9、特許文献10を参照。)。また、極細繊維と該極細繊維より大きな繊度を有するとともに顔料により着色された繊維を混合させることにより、メランジ調外観を発現させる方法が提案されている(例えば、特許文献11を参照。)。しかし、これらの特許文献中には耐光堅牢性向上に関する記載はなく、これまでメランジ感を有するスエード調人工皮革の耐光堅牢性においては未だ自動車シート材に対して満足のゆくものは得られていない。
そして、ポリエステル極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料により着色されていることが、また、ポリアミド極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料により着色されていることが好ましい。
さらに、ポリエステル極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料を含有しており、かつポリアミド極細繊維がポリエステル極細繊維とは異なる色のカーボンブラックもしくは顔料を含有していることが好ましい。
また、0.8デシテックス以下のポリエステル極細繊維と0.8デシテックス以下のポリアミド極細繊維からなる絡合不織布とその絡合空間に含有されたポリウレタンからなる基体の少なくとも片面を起毛し、分散染料で染色、還元洗浄するスエード調人工皮革の製造方法において、スエード調人工皮革のポリウレタンのK/S(A1)が、基体のポリウレタンのK/S(A0)に対し、(A1)≦(A0)+0.5となるような条件にて染色、還元洗浄を行い、その後少なくともポリウレタン表面にヒンダードアミン系光安定剤を付着せしめるスエード調人工皮革の製造方法である。
また、ポリエステル極細繊維にカーボンブラックあるいは濃色系の顔料を、ポリアミド極細繊維に酸化チタンといった淡色系の顔料を含有させる、あるいはその逆にポリエステル極細繊維へ淡色系の顔料を、ポリアミド極細繊維へカーボンブラック等を含有させるといった組み合わせによりコントラスト感を一層強調することも好ましい実施形態の1つである。なお、ポリアミドまたはポリエステルに対するカーボンブラックまたは顔料の添加量としては3〜10質量%であることが得られる極細繊維の発色性および物性を両立する点で好ましい。
なお、ポリアミド極細繊維発生型繊維とポリエステル極細繊維発生型繊維の混合比率は、ポリアミド、ポリエステルの樹脂分で計算して、ポリエステルとポリアミドの比率が20/80〜80/20であることが好ましい。上記範囲を外れた場合メランジ感が得られにくく、また、メランジ感のバランスから、より好ましい範囲は30/70〜70/30である。
絡合不織布は、表面を平滑な基体層とするため、公知の方法で、ポリウレタンの含浸前に加熱プレス処理などにより表面平滑化することが好ましい。得られる絡合不織布の目付としては、150〜1000g/m2の範囲が好ましい。150g/m2未満の場合、ポリウレタンの含浸以降の工程での伸び等形態変化が大きくなり、得られる製品に歪が残り外観不良を招く場合がある。また、1000g/m2を越える場合、ポリウレタンの含浸や凝固および上記極細繊維発生型繊維中の海成分を抽出する際の工程速度が遅くなり実用的でない。また、加熱プレス処理後の好ましい厚みとしては、1.0〜3.0mmの範囲が好ましい。1.0mm未満の場合、ポリウレタンの含浸以降の工程での伸び等形態変化が大きくなり、得られる製品に歪が残り外観不良を招く場合がある。3.0mmを越える場合、得られる絡合不織布の厚みが厚いため巻き取る際、表面に折れしわを生じ易くなる。
次いで、公知の方法によって酸化、中和処理を行い、染色を完了させる。
使用するヒンダードアミン系光安定剤は特に構造を制限するものではなく公知のものが用いられるが、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、メチル(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−[2―〔3−(3,5−ジ-t-ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン等が挙げられる。
また、以下の例に記載のK/Sは日立製作所製分光光度計U−3010にて測定を行った。また、耐光堅牢度は、JASO M346−93に規定される方法に準じて下記条件にて光による変退色処理を実施し、処理前後の変退色の程度をJIS L0804に規定する変退色用グレースケールを用いて判定した。
耐光試験機:キセノンウエザーメーター(スガ社製)
放射強度:46W/m2(300〜400nm)
ブラックパネル温度:83±3℃
照射時間:200時間
水スプレー:無し
この繊維をカードで開繊した後ランダムウエブとし、ニードルパンチを行い絡合不織布とし、125℃に加熱、ローラープレスして見掛密度0.40g/cm3、目付520g/m2の絡合不織布とした。この絡合不織布にポリカーボネート系ポリウレタン組成物14.0部、凝固調節剤0.5部、DMF85.5部の組成液を含浸し、凝固、水洗し、次いでトルエン中でポリエチレンを溶解除去して、厚さ1.0mm、見掛密度0.48g/cm3の基体を得た。得られた基体の片面を180番のサンドペーパーでバフィングし、厚みを0.8mmとした後、反対側の面にDMF30部とアセトン70部の割合で混合した溶剤を200メッシュのグラビアロールを用いて8g/m2塗布した後乾燥し、グラビア面を240番のサンドペーパーで2回および400番のサンドペーパーで2回順次バフィングし、染色前のスエード調人工皮革を得た。
染料:Palanil ECO Turquoise CC 1.3%owf
Dianix Red HL-FS 0.6%owf
Teratop Pink 3G 0.3%owf
Sumikaron UL Yellow GF 4.0%owf
均染剤:KP レベラー AUL(芳香族スルホン酸塩誘導体、日本化薬株式会社製) 1.0g/l
pH調整剤:ニューバッファーK(ミテジマ化学株式会社製)1.8g/l
金属イオン封鎖剤:スカルナーNT(高松油脂株式会社製)1.0g/l
尚、上記染料組成を用い基体を構成するポリカーボネート系ポリウレタンを用いて前述の方法にてポリウレタンシートのみを染色したものは、染色前のポリウレタンシートとのK/S(A0)と染色還元洗浄後のK/S(A1)の差が0.3((A1)=(A0)+0.3)であった。
次いで、二酸化チオ尿素7g/l、水酸化ナトリウム3g/lを加え65℃、30分間還元処理を行った。次いで、過酸化水素3g/l、ソーダ灰3g/lを加え70℃、20分間酸化処理を行った後、酢酸1g/lを加え70℃で10分間中和処理を行い、最後に常温の水で洗浄し染色を終了した。乾燥後、得られたスエード調人工皮革はベージュ色に染色されており、ベージュと黒のメランジ感に優れ、耐光堅牢度は3級であった。
得られたスエード調人工皮革は、優れたメランジ感を有すると共に耐光堅牢度は4.5級であり、充分な耐光堅牢度の向上効果が認められた。
染料:Palanil ECO Turquoise CC 1.3%owf
Teratop Red HL-R 0.6%owf
Teratop Pink 3G 0.3%owf
Sumikaron UL Yellow GF 4.0%owf
次いで、実施例1と同様の方法にてヒンダードアミン系光安定剤を付与し、スエード調人工皮革を得た。得られたスエード調人工皮革は優れたメランジ感を有すると共に耐光堅牢度は4級であり、充分な耐光堅牢度の向上効果が認められた。
この繊維をカードで開繊した後ランダムウエブとし、ニードルパンチを行い絡合不織布とし、125℃に加熱、ローラープレスして見掛密度0.40g/cm3、目付520g/m2の絡合不織布とした。この絡合不織布にポリカーボネート系ポリウレタン組成物14.0部、凝固調節剤0.5部、カーボンブラック1.0部、DMF84.5部の組成液を含浸し、凝固、水洗し、次いでトルエン中でポリエチレンを溶解除去して、厚さ1.0mm、見掛密度0.48g/cm3の基体を得た。得られた基体の片面を180番のサンドペーパーでバフィングし、厚みを0.8mmとした後、反対側の面にDMF30部とアセトン70部の割合で混合した溶剤を200メッシュのグラビアロールを用いて8g/m2塗布した後乾燥し、グラビア面を240番のサンドペーパーで2回および400番のサンドペーパーで2回順次バフィングし、染色前のスエード調人工皮革を得た。
染料:Palanil ECO Turquoise CC 0.6%owf
Teratop Pink 3G 0.7%owf
Sumikaron UL Yellow GF 1.0%owf
均染剤:KP レベラー AUL(芳香族スルホン酸塩誘導体、日本化薬株式会社製) 1.0g/l
pH調整剤:ニューバッファーK(ミテジマ化学株式会社製)1.8g/l
金属イオン封鎖剤:スカルナーNT(高松油脂株式会社製)1.0g/l
尚、上記染料組成を用い前記条件にて基体を構成するポリカーボネート系ポリウレタンを用いてポリウレタンシートのみを染色したものは、染色前のポリウレタンシートとのK/Sの差が0.2((A1)=(A0)+0.2)であった。
次いで、二酸化チオ尿素7g/l、水酸化ナトリウム3g/lを加え65℃、30分間還元処理を行った。次いで、過酸化水素3g/l、ソーダ灰3g/lを加え70℃、20分間酸化処理を行った後、酢酸1g/lを加え70℃で10分間中和処理を行い、最後に常温の水で洗浄し染色を終了した。乾燥後、得られたスエード調人工皮革はグレー色に染色されており、耐光堅牢度は3級であった。
得られたスエード調人工皮革は優れたメランジ感を有すると共に耐光堅牢度は4.5級であり、充分な耐光堅牢度の向上効果が認められた。
この繊維をカードで開繊した後ランダムウエブとし、ニードルパンチを行い絡合不織布とし、125℃に加熱、ローラープレスして見掛密度0.40g/cm3、目付520g/m2の不織布とした。この不織布にポリカーボネート系ポリウレタン組成物14.0部、凝固調節剤0.5部、カーボンブラック1.0部、DMF84.5部の組成液を含浸し、凝固、水洗し、次いでトルエン中でポリエチレンを溶解除去して、厚さ1.0mm、見掛密度0.48g/cm3の基体を得た。得られた基体の片面を180番のサンドペーパーでバフィングし、厚みを0.8mmとした後、反対側の面にDMF30部とアセトン70部の割合で混合した溶剤を200メッシュのグラビアロールを用いて8g/m2塗布した後乾燥し、グラビア面を240番のサンドペーパーで2回および400番のサンドペーパーで2回順次バフィングし、染色前のスエード調人工皮革を得た。
以降、実施例3と同様の方法で染色、還元、酸化を行った。下記染料組成を用い前記条件にてポリウレタンシートのみを染色したものは、染色前と染色還元洗浄後のポリウレタンシートのK/Sの差が0.25((A1)=(A0)+0.25)であった。得られたスエード調人工皮革はグレー色に染色されており、耐光堅牢度は3級であった。
染料:Palanil ECO Turquoise CC 0.6%owf
Teratop Pink 3G 0.7%owf
Sumikaron UL Yellow GF 1.0%owf
次いで、実施例1と同様の方法にてヒンダードアミン系光安定剤を付与し、スエード調人工皮革を得た。得られたスエード調人工皮革はグレーと黒の優れたメランジ感を有すると共にスエード調人工皮革の耐光堅牢度は4級であり、充分な耐光堅牢度の向上効果が認められた。
染料組成を下記に変更する以外は、実施例1と同様の方法で得た染色前のスエード調人工皮革に対し、実施例1と同様の方法で染色、還元、酸化を行った。下記染料組成を用い前記条件にてポリウレタンシートのみを染色したものは、染色前のポリウレタンシートのK/Sの差が2.4((A1)=(A0)+2.4))であった。得られたスエード調人工皮革は濃いベージュ色に染色されており、ベージュと黒のメランジ感に優れ、耐光堅牢度は2.5級であった。
染料:Sumikaron UL Blue GF 200% 1.0%owf
Disperse Navy Blue LL 0.3%owf
Teratop Red HL-R 0.6%owf
Dianix Red HL-FS 0.3%owf
Sumikaron UL Yellow GF 4.0%owf
次いで、実施例1と同様の方法にてヒンダードアミン系光安定剤を付与し、スエード調人工皮革を得た。得られたスエード調人工皮革のベージュと黒のメランジ感に優れるものの耐光堅牢度は3.0級であり充分な耐光堅牢度の向上効果は認められなかった。
Claims (6)
- 0.8デシテックス以下のポリエステル極細繊維と0.8デシテックス以下のポリアミド極細繊維からなる絡合不織布とその絡合空間に含有されたポリウレタンからなる基体の少なくとも片面を起毛し、分散染料で染色、還元洗浄して得られるスエード調人工皮革において、スエード調人工皮革のポリウレタンのK/S(A1)が、基体のポリウレタンのK/S(A0)に対し、(A1)≦(A0)+0.5であり、かつ、少なくともポリウレタン表面にヒンダードアミン系光安定剤が付着していることを特徴とするスエード調人工皮革。
- ポリエステル極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料を含有している請求項1に記載のスエード調人工皮革。
- ポリアミド極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料を含有している請求項1に記載のスエード調人工皮革。
- ポリエステル極細繊維が、カーボンブラックもしくは顔料を含有しており、かつポリアミド極細繊維がポリエステル極細繊維とは異なる色のカーボンブラックもしくは顔料を含有している請求項1に記載のスエード調人工皮革。
- ポリウレタンが、カーボンブラックもしくは顔料を含有している請求項1に記載のスエード調人工皮革。
- 0.8デシテックス以下のポリエステル極細繊維と0.8デシテックス以下のポリアミド極細繊維からなる絡合不織布とその絡合空間に含有されたポリウレタンからなる基体の少なくとも片面を起毛し、分散染料で染色、還元洗浄するスエード調人工皮革の製造方法において、スエード調人工皮革のポリウレタンのK/S(A1)が、基体のポリウレタンのK/S(A0)に対し、(A1)≦(A0)+0.5となるような条件にて染色、還元洗浄を行い、その後少なくともポリウレタン表面にヒンダードアミン系光安定剤を付着せしめることを特徴とするスエード調人工皮革の製造方法。
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