JP2005062298A - 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 - Google Patents
光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005062298A JP2005062298A JP2003289694A JP2003289694A JP2005062298A JP 2005062298 A JP2005062298 A JP 2005062298A JP 2003289694 A JP2003289694 A JP 2003289694A JP 2003289694 A JP2003289694 A JP 2003289694A JP 2005062298 A JP2005062298 A JP 2005062298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core layer
- light
- optical waveguide
- light incident
- incident side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】 コア層3の光入射側端部の厚みが、コア層3の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっている光導波路7を製造するに際し、
コア層3の前記光入射側端部に対応した凹部2を基体1に形成する工程と、
凹部2を含む基体1上にコア材層3aを形成する工程と、
コア材層3aをコア層3にパターニングする工程と、
コア層3に光入射側端面10を形成する工程と
を有する、光導波路7の製造方法。コア層3の光入射側端部の厚みが、コア層3の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっていることを特徴とする、光導波路7。
【選択図】 図1
Description
前記コア層の前記光入射側端部に対応した凹部を基体に形成する工程と、
前記凹部を含む前記基体上にコア材層を形成する工程と、
前記コア材層を前記コア層にパターニングする工程と、
前記コア層に光入射側端面を形成する工程と
を有する、光導波路の製造方法に係るものである(以下、本発明の第1の製造方法と称することがある。)。
前記コア層の前記光入射側端部に対応した凸部を有する成形空間にコア材を注入して 、前記コア層を成形する工程と、
前記コア層に光入射側端面を形成する工程と
を有する、光導波路の製造方法に係るものである(以下、本発明の第2の製造方法と称することがある。)。
図1及び図2は、本発明に基づく光導波路の製造方法の一例を工程順に示す概略断面図である。図3は、本発明に基づく光導波路の概略図である。
本発明の光導波路は、前記コア層の前記光入射側端部の横幅が、前記コア層の光出射側端部の横幅よりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっていることが好ましい。
図7(a)の左図は、上記した第1の実施の形態による光導波路の製造工程において、前記凹部を有する基体1上にコア層3を形成したときの概略断面図であり、同右図は、この場合に最終的に得られる光導波路の概略断面図である。
上述した第1の実施の形態では、前記基板上に前記下部クラッド層、前記コア層及び前記上部クラッド層をそれぞれ塗布によって形成する、本発明に基づく第1の製造方法について説明した。本実施の形態では、本発明に基づく第2の製造方法について説明する。即ち、本発明の第2の製造方法は、コア層とクラッド層との接合体からなる光導波路であって、前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっている光導波路を製造するに際し、前記コア層の前記光入射側端部に対応した凸部を有する成形空間にコア材を注入して、前記コア層を成形する工程と、前記コア層に光入射側端面を形成する工程とを有する。
本発明に基づく光導波路は、上述したように、前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっているので、前記コア層の光入射側端面を大きくすることができ、効果的に信号光を前記コア層に入射させることができるが、図9に示すように、コア層3の光入射側端面10にレンズ16等の光学部品を配してもよい。この場合、LED等の光源からの信号光をより効果的にコア層3に入射させることができ、光結合効率をより飛躍的に改善することができる。
上述した第1〜5の実施の形態では、下部クラッド層4と、コア層3と、上部クラッド層6との接合体5bからなる光導波路について説明した。前記下部及び上部クラッド層は、前記コア層を通る信号光が外部に洩れないように遮断する役割を担っているが、LED等の光源からの信号光によっては前記コア層だけでなく、前記下部及び上部クラッド層に渡って導波することがある。この場合、前記コア層のみならず、前記下部及び上部クラッド層からも光が出射し、光導波路全体が発光することが考えられる。
前記コア層の前記光入射側端部について、上記に前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて直線的に小さくなっている例を説明したが、例えば図11(a)に示すように、コア層3の光入射側端部8の厚みが、光入射側19から光出射側20にかけて多段階で小さくなるように形成されていてもよい。
上述した各実施の形態はいずれも、光導波路はいわば点光源として好適であって出射光はビーム径の絞られた次段への信号光として好適なものとなる。本実施の形態は、そのような点光源としての光導波路を光情報処理装置、例えばディスプレイに適用した例である。
5a、5b…接合体、6…上部クラッド層、7、11、17、25…光導波路、
8…光入射側端部、9…光出射側端部、10…光入射側端面、12…光出射側端面、
13…上型、14…下型、15…成形空間、16…レンズ、18…出射光範囲、
19…入射側、20、20’…出射側、27R…赤色LED、27G…緑色LED、
27B…青色LED、29…出射光、30…ヘッドマウントディスプレイ、
31…走査板、32…眼球、33…網膜、34…光学レンズ
Claims (17)
- コア層とクラッド層との接合体からなる光導波路において、前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっていることを特徴とする、光導波路。
- 前記コア層の前記光入射側端部の横幅が、前記コア層の光出射側端部の横幅よりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっている、請求項1に記載した光導波路。
- 前記コア層の前記光入射側の前記厚さ又は前記横幅が、前記光入射側から前記光出射側へ45度以上、90度未満の角度で直線的に小さくなっている、請求項1又は2に記載した光導波路。
- 下部クラッド層上に前記コア層が形成されている、請求項1に記載した光導波路。
- 前記コア層上に更に上部クラッド層が形成されている、請求項4に記載した光導波路。
- 前記コア層が高分子材料からなる、請求項1に記載した光導波路。
- コア層とクラッド層との接合体からなる光導波路であって、前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっている光導波路を製造するに際し、
前記コア層の前記光入射側端部に対応した凹部を基体に形成する工程と、
前記凹部を含む前記基体上にコア材層を形成する工程と、
前記コア材層を前記コア層にパターニングする工程と、
前記コア層に光入射側端面を形成する工程と
を有する、光導波路の製造方法。 - 前記コア層を前記基体から剥離した後、前記凹部に対応する位置にて前記コア層を切断する、請求項7に記載した光導波路の製造方法。
- コア層とクラッド層との接合体からなる光導波路であって、前記コア層の光入射側端部の厚みが、前記コア層の光出射側端部の厚みよりも大きいと共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくなっている光導波路を製造するに際し、
前記コア層の前記光入射側端部に対応した凸部を有する成形空間にコア材を注入して 、前記コア層を成形する工程と、
前記コア層に光入射側端面を形成する工程と
を有する、光導波路の製造方法。 - 前記コア層を成形型から分離した後に、前記凸部に対応する位置にて前記コア層を切断する、請求項9に記載した光導波路の製造方法。
- 前記コア層の前記光入射側端部の横幅を、前記コア層の光出射側端部の横幅よりも大きく形成する共に、光入射側から光出射側にかけて漸次小さくする、請求項7又は9に記載した光導波路の製造方法。
- 前記コア層の前記光入射側の前記厚さ又は前記横幅を、前記光入射側から前記光出射側へ45度以上、90度未満の角度で直線的に小さくする、請求項11に記載した光導波路の製造方法。
- 下部クラッド層上に前記コア層を形成する、請求項7又は9に記載した光導波路の製造方法。
- 前記コア層上に更に上部クラッド層を形成する、請求項13に記載した光導波路の製造方法。
- 前記コア層を高分子材料を用いて形成する、請求項7又は9に記載した光導波路の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載した光導波路と、この光導波路のコア層に光を入射させる光入射手段と、前記コア層からの出射光を受け入れる受光手段とを有する、光情報処理装置。
- 前記出射光を走査手段によって走査して投影するディスプレイとして構成された、請求項16に記載した光情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289694A JP2005062298A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289694A JP2005062298A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005062298A true JP2005062298A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34367940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003289694A Pending JP2005062298A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005062298A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078896A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Canon Inc | 受光装置 |
KR100838332B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2008-06-13 | 김종균 | 평판 디스플레이용 백라이트 구조 |
JP2013029721A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 光導波路 |
EP2711749A4 (en) * | 2011-05-20 | 2015-03-04 | Yamaha Corp | LIGHT GUIDE |
US11353399B2 (en) | 2017-03-30 | 2022-06-07 | Asahi Kasel Microdevices Corporation | Optical waveguide, optical concentration measuring device, and method for manufacturing optical waveguide |
-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003289694A patent/JP2005062298A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078896A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Canon Inc | 受光装置 |
JP4659712B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2011-03-30 | キヤノン株式会社 | 受光装置 |
KR100838332B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2008-06-13 | 김종균 | 평판 디스플레이용 백라이트 구조 |
EP2711749A4 (en) * | 2011-05-20 | 2015-03-04 | Yamaha Corp | LIGHT GUIDE |
US9632227B2 (en) | 2011-05-20 | 2017-04-25 | Yamaha Corporation | Light guide body |
JP2013029721A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 光導波路 |
US11353399B2 (en) | 2017-03-30 | 2022-06-07 | Asahi Kasel Microdevices Corporation | Optical waveguide, optical concentration measuring device, and method for manufacturing optical waveguide |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3912603B2 (ja) | 光導波装置 | |
JP5271141B2 (ja) | 光電気混載モジュールの製造方法およびそれによって得られた光電気混載モジュール | |
US7116879B2 (en) | Optical waveguide, light source module, and optical information processing apparatus | |
JP2005189385A (ja) | 分岐型光導波路、光源モジュール、並びに光情報処理装置 | |
US7215862B2 (en) | Process for producing optical waveguide | |
US20040234224A1 (en) | Optical waveguide and method of manufacturing the same | |
JP2011081424A (ja) | パターニングされたクラッドを有する平板導波路及びその製造方法 | |
US8534897B2 (en) | Optical waveguide device | |
JP2008090218A (ja) | 光素子モジュール | |
US20100209054A1 (en) | Opto-electric hybrid module and method of manufacturing the same | |
JP4308684B2 (ja) | 光導波路素子およびその製造方法 | |
JP2005266657A (ja) | 光導波路、光導波路装置及び光情報処理装置 | |
JP2005070573A (ja) | 光導波路、光源モジュール、並びに光情報処理装置 | |
JP2017102312A (ja) | 光導波路及びその製造方法と光導波路装置 | |
JP2005275405A (ja) | 光回路板部品を接続する光学的構造及び方法 | |
US7058266B2 (en) | Optical waveguide module | |
JP2005062298A (ja) | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 | |
JP2009116008A (ja) | 光導波路デバイスの製法およびそれによって得られる光導波路デバイス | |
JP2004163914A (ja) | 光回路板の製造方法 | |
JP2005062297A (ja) | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 | |
JP2005321588A (ja) | 光導波路及びその製造方法、並びに光結合装置 | |
JP2004354659A (ja) | パターン描画装置 | |
JP2005062444A (ja) | 光導波路及び光情報処理装置 | |
JP2005062394A (ja) | 光導波路及びその製造方法、並びに光情報処理装置 | |
JP5081704B2 (ja) | 光学素子の作製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060424 |
|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20070125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080904 |