JP2005024612A - Image forming method and image forming apparatus - Google Patents
Image forming method and image forming apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005024612A JP2005024612A JP2003186858A JP2003186858A JP2005024612A JP 2005024612 A JP2005024612 A JP 2005024612A JP 2003186858 A JP2003186858 A JP 2003186858A JP 2003186858 A JP2003186858 A JP 2003186858A JP 2005024612 A JP2005024612 A JP 2005024612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- image
- development
- developing
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像形成装置では、環境変動や経時における画像品質の安定化を図るため、像担持体上に基準パターンのトナー像を作成してそのトナー付着量を検出し、検出結果に基づき作像条件の制御を行う技術が知られている。
【0003】
その一例として、特許文献1では以下の制御をおこなう画像形成装置が開示されている。なお、以下の説明においては、像担持体として負極性帯電の感光体を用い、露光部にトナーを付着させて画像部とするネガポジ現像のシステムを用いる。まず、感光体の帯電電位及び現像バイアス電位の値をそれぞれ徐々に変化させながら感光体上に基準パターンであるパッチパターンを形成する。具体的には、帯電電位は通常の画像形成時における一様な帯電電位とは異なり、値を負極性側で徐々に絶対値を大きくしていく。そして、レーザ光等による露光より、帯電電位を減衰させて基準パターン用の静電潜像を形成する。次に、この静電潜像を現像して基準パターンのトナー像を形成し、センサにてトナー付着量を検出する。この現像における現像バイアス電位の値も負極性側で徐々に絶対値を大きくしていく。そして、露光部電位と現像バイアス電位との差から求めた現像ポテンシャルとセンサで検出したトナー付着量とから、現像ポテンシャルとトナー付着量との関係に係わる直線近似式を算出する。この直線近似式(y=ax+b)を用いれば、所望の画像濃度(トナー付着量)が得られる現像ポテンシャルを演算することができる。その後、演算された現像ポテンシャルに基づいて、現像バイアス電位と、これと一定電位差を有するように帯電電位を定め、これらを目標電位として、各電位を目標電位に合致するように制御し、制御された帯電電位、現像バイアス電位によって、通常の画像形成を行う。
【0004】
また、上記レーザ光等による露光は、露光部電位が帯電電位にかかわらず例えば−20[V]まで減衰させるような強度としてもよい。この場合、露光部電位が一定であるので、露光部電位と現像バイアス電位との差から現像ポテンシャルを求めなくとも、直接、現像バイアス電位とトナー付着量との関係に係わる直線近似式を算出することができる。この直線近似式を用いれば、所望の画像濃度(トナー付着量)が得られる現像バイアス電位を直接演算することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−116616号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像形成装置では、ベタ部のトナー付着量(画像濃度)は安定するが、ハイライト部(中間調)のトナー付着量に誤差が生じやすく、安定しないという欠点があった。これは、以下の理由によると考えられる。
図11は、感光体に1ドットの光書き込みをおこなった場合の潜像電位分布をしめす図である。一般的に感光体の潜像特性は、帯電電位と露光部電位とで規定されるが、実際の1ドットでみると、図11に示すように、帯電電位が露光部電位に減衰するまでの間に中間の電位が存在する。この中間部分の形状は、帯電電位、露光部電位が同一でも異なることがある。ここで、上記画像形成装置では、露光部電位と現像バイアス電位との差から求めた現像ポテンシャルとトナー付着量との関係に基づいて、補正をおこなっているため、露光部電位に対応するベタ部のトナー付着量は安定する。しかしながら、中間部分の電位に対応するハイライト部については特に考慮されていないため、中間部分で形状に差がある場合には、ハイライト部のトナー付着量に差を生じてしまう。
また、ハイライト部のトナー付着量のばらつきが大きくなると、画像地肌部の汚れなどが発生するおそれがあり、画像品質が大きく低下する懸念がある。
【0007】
本発明は、上記背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ベタ部のみならずハイライト部においても安定した画像濃度を長期に渡って得ることができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体を一様に帯電したのち露光して静電潜像を形成し、該像担持体上の静電潜像に現像装置よりトナーを付着させて現像することで作像をおこなうもので、該像担持体上に複数の基準パターンの静電潜像を形成し、該現像装置で該基準パターンを現像し、現像された該基準パターンのトナー付着量を検出し、該トナー付着量の検出結果に基づいて作像条件を補正する画像形成方法において、上記複数の基準パターンの潜像電位と上記トナー付着量の検出結果とから現像ポテンシャルとトナー付着量との直線近似式を求めて、該直線近似式の傾きである現像ガンマと現像開始電圧とを算出し、該現像ガンマから目標帯電電位及び目標露光部電位を定め、該目標帯電電位及び該目標露光部電位と該現像ガンマと該現像開始電圧とから目標現像バイアス電位を定めて作像条件を補正することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成方法において、上記目標現像バイアス電位は上記現像ガンマと上記現像開始電圧とから最大現像量を得るための現像ポテンシャルを求め、該現像ポテンシャルを得るように上記目標帯電電位及び上記目標露光電位に基づいて定めることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成方法において、上記目標帯電電位及び上記目標露光電位は上記現像ガンマと帯電電位及び露光部電位との関係を予め定めたテーブルに基づいてを定めることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成方法において、上記トナー付着量を検出する検出手段として乱反射型フォトセンサを用いることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の静電潜像をトナー像化する現像装置と、該像担持体上に複数の基準のパッチパターンの静電潜像を形成するパッチパターン書き込み手段と、該現像装置で現像された該パッチパターンの画像濃度を検出する画像濃度検知手段と、該画像濃度検知手段による検知結果に基づいて作像形成条件を補正する作像条件補正手段とを備えた画像形成装置において、上記像担持体上に形成した複数のパッチパターンの潜像電位と、上記画像濃度検知手段の検知結果とから現像ポテンシャルとトナー付着量に係わる直線近似式を求めて、該直線近似式の傾きである現像ガンマと現像開始電圧とを算出する現像特性算出手段と、該現像特性算出手段で算出した現像ガンマに基づき目標帯電電位及び目標露光電位を定める潜像特性算出手段と、該潜像特性算出手段で定めた目標帯電電位及び目標露光電位と該現像特性算出手段で算出した現像ガンマと現像開始電圧とから目標現像バイアス電位を定める現像バイアス電位算出手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記現像バイアス電位算出手段は上記現像特性算出手段で算出した現像ガンマと現像開始電圧とから最大現像量を得るための現像ポテンシャルを求め、該現像ポテンシャルを得るように上記潜像特性算出手段で定めた目標帯電電位及び目標露光電位に基づいて目標現像バイアス電位を定めることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の画像形成装置において、上記潜像特性算出手段で算出する目標帯電電位及び目標露光電位は上記現像特性算出手段で算出した現像ガンマと帯電電位及び露光部電位との関係を予め定めたテーブルに基づいてを定めることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項5、6または7の画像形成装置において、上記画像濃度検出手段として乱反射型フォトセンサを用いることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項5、6、7または8の画像形成装置において、上記像担持体と上記現像装置とを一体的に構成した画像形成ユニットを用いることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1乃至9の発明においては、複数の基準パターンの潜像電位とトナー付着量の検出結果とから現像ポテンシャルとトナー付着量に係わる直線近似式を求め、直線近似式からその傾きである現像ガンマと現像開始電圧とを算出する。そして、算出された現像ガンマに基づいて目標帯電電位及び目標露光電位を定める。さらに、この目標帯電電位及び目標露光電位と現像ガンマと現像開始電圧とに基づいて現像バイアス電位を定める。
以下、本発明における制御の考え方および具体的制御フローについて、図8、図9、図10に基づき詳しく説明する。図8は、露光部電位と現像バイアスから求められる現像ポテンシャルとトナー付着量の関係をしめすグラフである。また、図9は、像担持体の露光量と潜像電位の関係をしめすグラフである。また、図10は、像担持体の露光量とトナー付着量の関係をしめすグラフである。
例えば、現像ポテンシャルとトナー付着量の関係が、図8にしめす標準的現像能力▲1▼であり、潜像特性が図9にしめす標準的潜像特性1であったとすると、像担持体の露光量とトナー付着量の関係は図10にしめす現像能力▲1▼+潜像特性1のライン(以下、標準ラインという)になる。ところが、図8に示すように、標準的現像能力▲1▼に対して、現像能力▲2▼、▲3▼のようにバラツキがあるとすると、像担持体の露光量とトナー付着量の関係は図10にしめす現像能力▲2▼+潜像特性1、現像能力▲3▼+潜像特性1のラインになってしまう。このように現像能力が変化した場合においても、これらの像担持体の露光量とトナー付着量の関係のラインを標準的ラインになるように作像条件を補正することで、ハイライト部、ベタ部共に常に標準的トナー付着量が得られるようになる。
まず、現像ポテンシャルとトナー付着量の関係が現像能力▲2▼となった場合について説明する。現像能力▲2▼の直線近似式は、現像能力▲1▼の直線近似式と較べ現像開始電圧Vk(X軸との切片)が等しく、現像ガンマ(傾き)が異なる。このように現像ガンマが小さい場合、潜像特性として標準的な潜像特性1をそのまま使用すると、図10にしめすように標準ラインよりも傾きが小さい現像能力▲2▼+潜像特性1のラインとなる。そこで、現像ガンマの傾きが小さくなったことに基づき、図9にしめす露光量に対する電位の傾きが潜像特性1よりも急峻な潜像特性2になるように、目標帯電電位、目標露光部電位を定める。これは、現像ガンマの傾きが小さくなったことにより像担持体の露光量とトナー付着量との関係のラインの傾きが標準ラインより小さくなったことを、潜像特性の傾きを急峻にすることで補正し標準ラインと同じ傾きになるようにするものである。さらに、定められた目標帯電電位、目標露光部電位および、現像ポテンシャルとトナー付着量の関係とから、所望のトナー付着量がえられるよう目標現像バイアス電位を定める。
次に、現像ポテンシャルとトナー付着量の関係が現像能力▲3▼となった場合について説明する。現像能力▲3▼の直線近似式は、現像能力▲1▼の直線近似式と較べ現像開始電圧Vk(X軸との切片)が異なり、現像ガンマ(傾き)が等しい。このように現像開始電圧Vkが異なる場合、潜像特性として標準的な潜像特性1をそのまま使用すると、現像ガンマが等しいため標準ラインと傾きが同じで、現像開始電圧Vkが異なる分、同一現像ポテンシャルでのトナー付着量が異なり平行にシフトした現像能力▲3▼+潜像特性1のラインとなる。そこで、現像ガンマが同じことに基づき潜像特性は標準的な潜像特性1をそのまま用いる。具体的には、それまでと同じ目標帯電電位、目標露光部電位とする。次に、現像開始電圧Vk小さくなったことに基づき現像ポテンシャルを小さくするよう、目標現像バイアス電位を変更する。これは、現像開始電圧Vkが小さくなって現像能力が高くなったことにより、像担持体の露光量とトナー付着量の関係のラインが平行シフトしたことを目標現像バイアス電位を変更することで補正するものである。
また、現像ガンマ、現像開始電圧Vkの両方が現像能力▲1▼と異なる場合は、上記現像能力▲2▼の補正及び現像能力▲3▼の補正の両方を行えばよい。
具体的な制御フローとしては、まず、像担持体の帯電電位及び現像バイアス電位をそれぞれ徐々に変化させながら像担持体上に基準パターンを形成し、センサにてトナー付着量を検出する。像担持体の露光部電位と現像バイアス電位との差から求めた現像ポテンシャルとセンサで検出したトナー付着量とから、現像ポテンシャルとトナー付着量との関係に係わる直線近似式を求める。この直線近似式を示す関数(y=ax+b)の傾きである現像ガンマa及び現像開始電圧bを演算する。この現像ガンマaには、予めきめられたテーブルでこれに適切なドラム帯電電位と露光部電位とが関連付けられており、これより現像ガンマaに最も近いテーブルを選びこれに関連付けられた帯電電位を目標帯電電位に、露光部電位を目標露光部電位と定める。また、目標帯電電位および目標露光部電位と、所望の画像濃度を得るための現像ポテンシャルとから、目標現像バイアス電位を算出する。このような目標電位にて通常の画像形成をおこなうことで、ベタ部からハイライト部にかけて全域でそれぞれ所望の画像濃度のトナー像を形成し得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。
図1は、本プリンタの概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスカートリッジ状のトナー像形成部6Y、6M、6C、6Kを備えたタンデム方式のカラープリンタである。以下、各符号の添字Y、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒をしめす。4組のトナー像形成部6Y、6M、6C、6Kの上方には、後述する中間転写体としての中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ベルト8の移動方向における上流側から、4組のトナー像形成部6Y、6M、6C、6Kが順に配置されている。また、これらのトナー像形成部6Y、6M、6C、6Kは、各々潜像担持体としてのドラム上の感光体1Y、1M、1C、1Kを備えている。
【0011】
また、トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kの下方には、露光装置7が配設されている。露光装置7は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体1Y、1M、1C、1Kの表面にレーザ光を走査しながら照射する。この光照射により、感光体1Y、1M、1C、1K上にイエロー、マゼンダ、シアン、黒の静電潜像が形成される。
【0012】
トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kは、現像剤として、互いに異なる色のイエロー、マゼンダ、シアン、黒トナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっているので、以下イエローのトナー像形成部1Yを代表例として用いて説明する。
【0013】
図2はイエローのトナー像形成部1Yの概略構成図である。このトナー像形成部1Yは、ドラム状の感光体1Y、クリーニング装置2Y、付図事の除電装置、帯電装置4Y、現像装置5Y等を備えている。このトナー像形成部6Yは、プリンタ100本体に脱着可能であり、その寿命到達時に一度に消耗部品を交換できるようになっている。帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転駆動される感光体1Yの表面を一様帯電(例えば−700V)させる。一様帯電した感光体1Yの表面は、露光装置7によりレーザ光Lを照射されイエロー画像用の静電潜像を形成する。この静電潜像は、イエロートナーを用いる現像装置5Yによって現像される。そして、中間転写ベルト8上に1次転写される。クリーニング装置2Yは、1次転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他のトナー像形成部6M、6C、6Kにおいても、同様にして感光体1M、1C、1K上にマゼンダ、シアン、黒トナー像が形成される。
【0014】
中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、中間転写ベルトクリーニング装置10などを備えている。また、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら3つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y、1M、1C、1K上のイエロー、マゼンダ、シアン、黒トナー像を重ね合わせるように1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
【0015】
また、露光装置7の下方には、紙収容カセット26、給紙ローラ27、レジストローラ対28など有する給紙手段が配設されている。また、中間転写ベルト8のトナー像形成部6Kよりも下流側で、2次転写バックアップローラ12に対向するように、2次転写ローラ19を備えている。ここで、2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。さらに、2次転写ニップの上方には、定着ユニット20、排紙ローラ対29などを備えている。
【0016】
紙収容カセット26は、記録媒体としての転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、一番上の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27は図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられ、一番上の転写紙Pをレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙する。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。このような構成の給紙手段においては、給紙ローラ27と、タイミングローラ対たるレジストローラ対28との組合せによって搬送手段が構成されている。この搬送手段は、転写紙Pを収容手段たる紙収容カセット26から2次転写ニップまで搬送するものである。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
【0017】
2次転写ニップにおいては、転写紙Pは互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて、レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。プリンタ本体の上面には、スタック部30が形成されており、上記排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部30に順次スタックされる。
【0018】
図3は本レーザプリンタの電気回路の一部を示すブロック図である。図において制御部150はそれぞれ電気的に接続されたトナー像形成部6Y、6M、6C、6K、光書込みユニット7、給紙カセット26、レジストローラ対28、中間転写ユニット15、反射型フォトセンサ40などを制御する。また、この制御部150は、演算部などを制御するCPU150aと、データを記憶するRAM150bとを備えている。
【0019】
制御部150は、図示しない主電源の投入時や、所定時間経過した後の待機時、所定枚数以上のプリントを出力したあとの待機時など、所定のタイミングで、各トナー像形成部6の像形成性能などの作像性能を試験するように構成されている。具体的には、この所定のタイミングが到来すると、まず、感光体1Y、1M、1C、1Kを回転しながら一様に帯電せしめる。この帯電については、通常のプリント時における一様な帯電(例えば−700V)とは異なり、その電位を負極性側で徐々に絶対値を大きくしていく。そして、上記レーザ光の走査によって基準パターン像用の静電潜像を形成しながら、現像装置5Y、5M、5C、5Kで現像する。この現像により、各色のバイアス現像パターン像が感光体1Y、1M、1C、1K上に形成される。なお、現像の際、制御部150は、それぞれの現像ユニット5の現像ローラ51に印加される現像バイアス電位の値も負極性側で徐々に絶対値を大きくしていくように制御する。
【0020】
これら各色のバイアス現像パターン像は、中間転写ベルト8上に重なり合わずに並ぶように転写される。この転写により、中間転写ベルト8上には各色の基準パターン像によって構成されるパターンブロックが形成される。このパターンブロックの中の各基準パターン像の基準像は、中間転写ベルト8の無端移動に伴って反射型フォトセンサ40との対向位置を通過する際、その光反射量が検知され、電気信号として上記制御部150に出力される。制御部150は、反射型フォトセンサ40から順次送られてくるこの出力信号に基づいて、各基準像の光反射率を演算し、濃度パターンデータとしてRAM150aに格納していく。また、反射型フォトセンサ40との対向位置を通過した上記パターンブロックは、上記クリーニング装置10によってクリーニングされる。
【0021】
図4は上記基準パターン像P(Py、Pm、Pc、Pk)を示す模式図である。基準パターン像Pは、互いに間隔15mmを置いて並ぶ3つの基準像で構成されている。本レーザプリンタにおいて、各基準像101は縦15mm×横15mmの大きさで、15mmの間隙を介して形成される。よって、中間転写ベルト8上の基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkの長さはそれぞれL2=75mmとなる。基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkは、プリントプロセス時に形成される各色のトナー像とは異なり、上記中間転写ベルト8上に重なり合わずに並ぶように転写される。このような転写により、中間転写ベルト8上には各色の基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkによって構成される1つのパターンブロックPBが形成される。
【0022】
図5は、感光体1の設置ピッチを示す模式図である。図示のように、感光体1Y、1M、1C、1KはそれぞれL1=90mmに設定されている。上述のように、基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkの長さL2はそれぞれ75mmであり、感光体1Y、1M、1C、1Kの設置ピッチL1よりも短い。このため、基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkは、それぞれの端部を重ね合わせないように独立して転写されることが可能になる。
【0023】
図6は中間転写ベルト8上に形成される上記パターンブロックを示す模式図である。中間転写ベルト8上には、4つの基準パターンPk、Pc、Pm、PyからなるパターンブロックPBが2つ形成される。具体的には、基準パターン像Pk1、Pc1、Pm1、Py1から構成されるパターンブロックPB1と、基準パターン像Pk2、Pc2、Pm2、Py2から構成されるパターンブロックPB2とが形成される。パターンブロックPB1、PB2は次のようにして形成される。即ち、上記制御部150は、1つ目のパターンブロックPB1内の基準パターン像Pk1、Pc1、Pm1、Py1が中間転写ベルト8に転写され終わった時点から、最も上流側の基準パターンPy1が最も下流側の感光体1Kの転写ニップを通過し終わるまでの間において、中間転写ベルト8上を基準パターン像が移動する。また、上記制御部150は、所定のタイミングを見計らって2つ目のパターンブロックPB2の各基準パターン像Pk2、Pc2、Pm2、Py2を感光体1Y、1M、1C、1Kに形成せしめる。この所定のタイミングとは、具体的には1つ目のパターンブロックPB1の後端(基準パターン像Py1)が最も下流側の感光体1Kの転写ニップを通過してから更に所定量だけ移動した時点から、パターンブロックPB2の基準パターン像Pk2、Pc2、Pm2、Py2が中間転写ベルト8上に転写され始めるタイミングである。
【0024】
図6において、中間転写ベルト8を備える転写ユニットの図中右上側には、画像検知手段としての反射型フォトセンサ40が配設されており、中間転写ベルト8上の光反射率に応じた信号を出力するように構成されている。この反射型フォトセンサには、拡散光検出型か正反射光検出型のうち、中間転写ベルト8の表面の反射光量と、上記基準パターン像の反射光量との差を十分な値にし得る方が用いられる。なお、本プリンタでは、反射型フォトセンサ40として、カラートナーの高濃度部を検知できる点で望ましい拡散光検出型を用いた。中間転写ベルト8上の各基準パターン像は無端移動に伴って移動して反射型フォトセンサ40に検知された後、転写ユニットの中間転写ベルトクリーニング装置10にて除去される。
【0025】
反射型フォトセンサ40は、1つ目のパターンブロックPB1の先端から後端にかけて、基準パターン像Pk1,Pc1,Pm1,Py1を構成する各基準像101からの反射光量を次のような順序で検知する。即ち、基準パターン像Pk1の3個の基準像101、基準像Pc1の3個の基準像101、基準像Pm1の3個の基準像101、基準像Py1の3個の基準像101、という順序で検知する。この際、各基準像101の光反射量に応じた電圧信号を上記制御部150に順次出力する。上記制御部150は、反射型フォトセンサ40から順次送られてくるこの電圧信号に基づいて、各基準像101の画像濃度を順次演算してRAM150bに格納していく。また、反射型フォトセンサ40には、2つ目のパターンブロックPB2の先端から後端にかけて、基準パターン像Pk2、Pc2、Pm2、Py2を構成する各基準像101からの反射光量を、パターンブロックPB1と同様の順序で検知する。制御部150は、1つ目のパターンブロックPB1のときと同様に、反射型フォトセンサ40から順次送られてくる電圧信号に基づいて、各基準像101の画像濃度を順次演算してRAM150bに格納していく。パターンブロックPB1、PB2にはそれぞれ4つの基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkが含まれ、更に、これら基準パターン像にはそれぞれ3個の基準像101が含まれるため、各色(Y,M,C,K)についてそれぞれ3×2=6個の基準像101の画像濃度が検知されることになる。
【0026】
各色において、それぞれ6個の基準像101は、次の表1に示される作像条件で感光体1Y、1M、1C、1K上に形成される。なお、上記レーザ光の強度については、感光体のドラム帯電電位にかかわらず、基準像101用の静電潜像を−20Vまで減衰せしめ得るような強度とする。
【表1】
【0027】
表1において、(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)は、パターンブロックPB1の先端からパターンブロックPB2の後端にかけて1番目、2番目、3番目、4番目、5番目、6番目に形成される基準像101を示している。すなわち、(1)〜(3)の基準像101はパターンブロックPB1内に存在し、(4)〜(6)の基準像101はパターンブロックPB2内に存在している。表1に示すように、本レーザプリンタは、各トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kにおいて、それぞれドラム帯電電位と現像バイアスとをそれぞれ徐々に高い値に切り替えながら(1)から(6)の基準像101を形成する。これら6個の基準像101は、後に形成されるものほど、高い現像ポテンシャル(静電潜像の電位と現像バイアスとの差)で現像されるため、画像濃度が高くなる。
【0028】
表1に示した各現像ポテンシャルと、(1)〜(6)の基準像101の画像濃度との関係は、例えば図7に示すグラフのようになる。即ち、現像ポテンシャルと画像濃度(トナー付着量)とには正の直線グラフを示す関数(y=ax+b)を用いれば、表2に示すように、上記ドラム帯電電位テーブルでは15通りの現像ガンマaと、これに適切なドラム帯電電位とが関連付けられている。
【表2】
【0029】
上記制御部150は、トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kについて、それぞれ上記作像条件テーブルの中から、現像ガンマaに最も近いテーブルを選びこれに関連付けられたドラム帯電電位を特定する。特定したドラム帯電電位については、イエロー、マゼンダ、シアン、黒用の補正ドラム帯電電位としてRAM150bに格納する。その後、トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kについて、それぞれ推定露光電位(本実施例の場合−20V)からRAM150b格納されている所望の画像濃度を得るための現像ポテンシャルを引いた値をイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の補正現像バイアスとしてRAM150bに格納する。このような補正により、プリントアウトプロセス時におけるトナー像形成手段6Y、6M、6C、6Kの作像条件が、それぞれ所望の画像濃度のトナー像を形成し得る条件であり、かつハイライト部も安定するように補正される。上記補正を定期的に実行することで、経時的にもハイライト部が安定するため現像剤が劣化しても地肌部の汚れが起こらず画像品質が安定する。
【0030】
以上、実施形態で述べた様に、上述の制御を行うことでベタ部のみならずハイライト部においても安定した画像濃度を長期に渡って得ることができるという優れた効果がある。
また、目標現像バイアス電位は現像ガンマと現像開始電圧とから最大現像量を得るための現像ポテンシャルを求め、現像ポテンシャルを得るように目標帯電電位及び目標露光電位に基づいて定める。これにより、現像特性に適した目標帯電電位及び目標露光電位定めることができる。
また、目標帯電電位及び目標露光電位は現像ガンマと帯電電位及び露光部電位との関係を予め定めたテーブルに基づいてを定める。これにより、現像ガンマに適した目標帯電電位及び目標露光電位を選択することができる。
また、トナー付着量を検出する検出手段として乱反射型フォトセンサを用いる。
また、感光体と現像装置とを一体的に構成した画像形成ユニットを用いる画像形成装置において上記制御をおこなう。ここで、画像地肌部の汚れは現像剤の経時変化で発生しやすくなる傾向にあるため、現像装置と像担持体を一体化したプロセスカートリッジを用いる場合は、現像装置のみを交換できず、像担持体も交換せざるを得ないためコストアップにつながっていた。そこで、このような制御をおこなうことで、長期に渡って安定した画像が得られるようになり、画像形成ユニットの長寿命化を図ることができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1乃至9の発明によれば、ベタ部のみならずハイライト部においても安定した画像濃度を長期に渡って得ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。
【図2】画像形成部の概略構成図。
【図3】本実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図。
【図4】基準パターン像を示す模式図。
【図5】感光体の設置ピッチを示す模式図。
【図6】中間転写ベルト上に形成されるパターンブロックを示す模式図。
【図7】現像ポテンシャルと画像濃度(トナー付着量)に関する直線近似式。
【図8】現像能力のバラツキをしめすグラフ。
【図9】露光量と潜像電位の関係をしめす明するグラフ。
【図10】露光量とトナー付着量の関係をしめすグラフ。
【図11】感光体に1ドットの光書き込みをおこなった場合の潜像電位分布をしめす図。
【図12】制御のフローチャート。
【符号の説明】
1 感光体
2 クリーニング装置
4 帯電装置
5 現像装置
6 トナー像形成部
7 露光装置
8 中間転写ベルト
9 1次転写バイアスローラ
10 中間転写ベルトクリーニング装置
12 2次転写バックアップローラ
13 クリーニングバックアップローラ
14 テンションローラ
15 中間転写ユニット
19 2次転写ローラ
20 定着ユニット
26 紙収容カセット
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
29 排紙ローラ対
40 反射型フォトセンサ
100 プリンタ
150 制御部
150a CPU
150b RAM[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a facsimile machine, and a printer, and an image forming method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in an electrophotographic image forming apparatus, in order to stabilize environmental quality and image quality over time, a toner image of a reference pattern is created on an image carrier, and the toner adhesion amount is detected. A technique for controlling image forming conditions based on this is known.
[0003]
As an example,
[0004]
Further, the exposure with the laser beam or the like may have such an intensity that the exposure portion potential is attenuated to, for example, −20 [V] regardless of the charging potential. In this case, since the exposed portion potential is constant, the linear approximation formula relating to the relationship between the developing bias potential and the toner adhesion amount is directly calculated without obtaining the developing potential from the difference between the exposed portion potential and the developing bias potential. be able to. By using this linear approximation formula, it is possible to directly calculate the developing bias potential at which a desired image density (toner adhesion amount) is obtained.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2002-116616 A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described image forming apparatus has a disadvantage that the toner adhesion amount (image density) in the solid portion is stable, but an error is likely to occur in the toner adhesion amount in the highlight portion (halftone), which is not stable. This is considered to be due to the following reason.
FIG. 11 is a diagram showing a latent image potential distribution when 1 dot optical writing is performed on the photosensitive member. In general, the latent image characteristic of a photoconductor is defined by a charging potential and an exposure portion potential. However, when viewed with an actual dot, as shown in FIG. 11, the charging potential is reduced to the exposure portion potential. There is an intermediate potential between them. The shape of the intermediate portion may be different even when the charging potential and the exposure portion potential are the same. Here, in the image forming apparatus, since the correction is performed based on the relationship between the developing potential obtained from the difference between the exposed portion potential and the developing bias potential and the toner adhesion amount, the solid portion corresponding to the exposed portion potential. The toner adhesion amount is stable. However, since the highlight portion corresponding to the potential of the intermediate portion is not particularly taken into consideration, if there is a difference in shape in the intermediate portion, a difference occurs in the toner adhesion amount of the highlight portion.
Further, if the variation in the toner adhesion amount in the highlight portion becomes large, there is a risk that the background of the image will be stained, and the image quality may be greatly reduced.
[0007]
The present invention has been made in view of the above background, and an object of the present invention is to provide an image forming apparatus and an image forming apparatus capable of obtaining a stable image density over a long period not only in a solid portion but also in a highlight portion. Is to provide a method.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the image carrier is uniformly charged and then exposed to form an electrostatic latent image, and the electrostatic latent image on the image carrier is transferred from the developing device. An image is formed by attaching toner and developing. An electrostatic latent image of a plurality of reference patterns is formed on the image carrier, the reference pattern is developed by the developing device, and the developed image is developed. In an image forming method for detecting a toner adhesion amount of a reference pattern and correcting an image forming condition based on the detection result of the toner adhesion amount, from the latent image potentials of the plurality of reference patterns and the detection result of the toner adhesion amount A linear approximation formula of the development potential and the toner adhesion amount is obtained, a development gamma and a development start voltage that are the slopes of the linear approximation formula are calculated, a target charging potential and a target exposure portion potential are determined from the development gamma, Target charging potential and target exposure part potential It is characterized in that to correct the image forming condition from the developing gamma and developing start voltage to a targeted development bias potential.
According to a second aspect of the present invention, in the image forming method of the first aspect, the target development bias potential is obtained as a development potential for obtaining a maximum development amount from the development gamma and the development start voltage. It is determined based on the target charging potential and the target exposure potential.
According to a third aspect of the present invention, in the image forming method according to the first or second aspect, the target charging potential and the target exposure potential are based on a table in which a relationship between the development gamma, the charging potential, and the exposure portion potential is determined in advance. It is characterized by determining.
According to a fourth aspect of the present invention, in the image forming method of the first, second, or third aspect, an irregular reflection type photosensor is used as the detecting means for detecting the toner adhesion amount.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an image carrier that carries an electrostatic latent image, a latent image forming unit that forms an electrostatic latent image on the image carrier, and an electrostatic latent image on the image carrier. A developing device for forming a toner image; patch pattern writing means for forming an electrostatic latent image of a plurality of reference patch patterns on the image carrier; and detecting an image density of the patch pattern developed by the developing device In an image forming apparatus comprising: an image density detecting unit; and an image forming condition correcting unit that corrects an image forming condition based on a detection result by the image density detecting unit, a plurality of patch patterns formed on the image carrier Development that calculates a developmental approximation gamma and development start voltage, which are the slopes of the linear approximation formula, by obtaining a linear approximation formula related to the development potential and the toner adhesion amount from the latent image potential and the detection result of the image density detection means. Characteristic calculation means, A latent image characteristic calculating means for determining a target charging potential and a target exposure potential based on the development gamma calculated by the characteristic calculating means, a target charging potential and a target exposure potential determined by the latent image characteristic calculating means, and a calculation by the developing characteristic calculating means. Development bias potential calculating means for determining a target development bias potential from the developed gamma and the development start voltage.
According to a sixth aspect of the present invention, in the image forming apparatus of the fifth aspect, the development bias potential calculating means obtains a development potential for obtaining a maximum development amount from the development gamma and the development start voltage calculated by the development characteristic calculating means. The target developing bias potential is determined based on the target charging potential and the target exposure potential determined by the latent image characteristic calculating means so as to obtain the developing potential.
According to a seventh aspect of the present invention, in the image forming apparatus of the fifth or sixth aspect, the target charging potential and the target exposure potential calculated by the latent image characteristic calculating unit are the development gamma and the charging potential calculated by the developing characteristic calculating unit. And the relationship with the exposure portion potential is determined based on a predetermined table.
According to an eighth aspect of the present invention, in the image forming apparatus according to the fifth, sixth or seventh aspect, an irregular reflection type photosensor is used as the image density detecting means.
According to a ninth aspect of the present invention, in the image forming apparatus according to the fifth, sixth, seventh or eighth aspect, an image forming unit in which the image carrier and the developing device are integrally formed is used. It is.
[0009]
According to the first to ninth aspects of the present invention, a linear approximation expression relating to the developing potential and the toner adhesion amount is obtained from the latent image potentials of a plurality of reference patterns and the detection result of the toner adhesion amount, and development having the inclination is obtained from the linear approximation expression. Gamma and development start voltage are calculated. Then, a target charging potential and a target exposure potential are determined based on the calculated development gamma. Further, the development bias potential is determined based on the target charging potential, the target exposure potential, the development gamma, and the development start voltage.
Hereinafter, the concept of control and the specific control flow in the present invention will be described in detail based on FIG. 8, FIG. 9, and FIG. FIG. 8 is a graph showing the relationship between the developing potential obtained from the exposed portion potential and the developing bias and the toner adhesion amount. FIG. 9 is a graph showing the relationship between the exposure amount of the image carrier and the latent image potential. FIG. 10 is a graph showing the relationship between the exposure amount of the image carrier and the toner adhesion amount.
For example, assuming that the relationship between the development potential and the toner adhesion amount is the standard developing ability (1) shown in FIG. 8, and the latent image characteristic is the standard latent image characteristic 1 shown in FIG. The relationship between the amount and the toner adhesion amount is a line of developing ability (1) + latent image characteristic 1 shown in FIG. 10 (hereinafter referred to as a standard line). However, as shown in FIG. 8, if there is a variation such as the developing ability (2) and (3) with respect to the standard developing ability (1), the relationship between the exposure amount of the image carrier and the toner adhesion amount. Is a line of developing ability (2) + latent image characteristic 1 and developing ability (3) + latent image characteristic 1 shown in FIG. Even when the developing ability is changed in this way, the image forming conditions are corrected so that the line of the relationship between the exposure amount of the image carrier and the toner adhesion amount becomes a standard line, so that A standard toner adhesion amount can always be obtained for both parts.
First, the case where the relationship between the development potential and the toner adhesion amount becomes the development capability (2) will be described. The development approximation voltage Vk (intercept with the X axis) and the development gamma (slope) are different in the linear approximation formula of the development capability (2) compared to the linear approximation formula of the development capability (1). When the development gamma is small as described above, if the standard latent image characteristic 1 is used as it is as the latent image characteristic, the development capability (2) + latent image characteristic 1 line whose inclination is smaller than the standard line as shown in FIG. It becomes. Therefore, based on the fact that the slope of the development gamma is reduced, the target charging potential and the target exposure portion potential are set so that the potential slope with respect to the exposure amount shown in FIG. Determine. This is because the slope of the latent image characteristics is steep, because the slope of the line between the exposure amount of the image carrier and the toner adhesion amount is smaller than the standard line because the slope of the development gamma is small. Is corrected so that the inclination is the same as the standard line. Further, the target development bias potential is determined so as to obtain a desired toner adhesion amount from the determined target charging potential, target exposure portion potential, and the relationship between the development potential and the toner adhesion amount.
Next, a case where the relationship between the development potential and the toner adhesion amount becomes the development capability (3) will be described. The development approximation voltage Vk (intercept with the X axis) is different from the linear approximation formula of the development capability {circle around (3)} and the development gamma (slope) is the same as that of the development capability {circle around (1)}. In this way, when the development start voltage Vk is different, if the standard latent image characteristic 1 is used as it is as the latent image characteristic, the development gamma is equal and the inclination is the same as that of the standard line and the development start voltage Vk is different. The development amount {circle around (3)} + latent image characteristic 1 is a line in which the toner adhesion amount at the potential is different and is shifted in parallel. Therefore, the standard latent image characteristic 1 is used as it is based on the same development gamma. Specifically, the same target charging potential and target exposure portion potential as before are used. Next, the target development bias potential is changed so as to reduce the development potential based on the decrease in the development start voltage Vk. This is achieved by changing the target development bias potential to change the parallel shift of the relationship between the exposure amount of the image carrier and the toner adhesion amount due to the development start voltage Vk becoming smaller and the development capability becoming higher. To do.
If both the development gamma and the development start voltage Vk are different from the development capability (1), both the correction of the development capability (2) and the correction of the development capability (3) may be performed.
As a specific control flow, first, a reference pattern is formed on the image carrier while gradually changing the charging potential and the developing bias potential of the image carrier, and the toner adhesion amount is detected by a sensor. From the development potential obtained from the difference between the exposed portion potential of the image carrier and the development bias potential and the toner adhesion amount detected by the sensor, a linear approximation formula relating to the relationship between the development potential and the toner adhesion amount is obtained. The development gamma a and the development start voltage b, which are the slopes of a function (y = ax + b) representing this linear approximation formula, are calculated. The development gamma a is associated with an appropriate drum charging potential and exposure portion potential in a predetermined table. The table closest to the development gamma a is selected and the charging potential associated therewith is selected. The exposure portion potential is set as the target exposure portion potential as the target charging potential. Further, the target developing bias potential is calculated from the target charging potential and the target exposure portion potential and the developing potential for obtaining a desired image density. By performing normal image formation at such a target potential, a toner image having a desired image density can be formed over the entire area from the solid portion to the highlight portion.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an electrophotographic printer (hereinafter simply referred to as a printer) will be described as an example of an embodiment of an image forming apparatus to which the present invention is applied. First, the basic configuration of the printer will be described.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of the printer. The
[0011]
An exposure device 7 is disposed below the toner
[0012]
The toner
[0013]
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of the yellow toner image forming unit 1Y. The toner image forming unit 1Y includes a drum-shaped photoconductor 1Y, a
[0014]
In addition to the
[0015]
Further, below the exposure device 7, paper supply means having a
[0016]
The
[0017]
In the secondary transfer nip, the transfer paper P is sandwiched between the
[0018]
FIG. 3 is a block diagram showing a part of the electric circuit of the laser printer. In the figure, the
[0019]
The
[0020]
The bias development pattern images of these colors are transferred so as to be arranged on the
[0021]
FIG. 4 is a schematic diagram showing the reference pattern image P (Py, Pm, Pc, Pk). The reference pattern image P is composed of three reference images arranged at an interval of 15 mm from each other. In this laser printer, each
[0022]
FIG. 5 is a schematic diagram showing the installation pitch of the
[0023]
FIG. 6 is a schematic diagram showing the pattern block formed on the
[0024]
In FIG. 6, a
[0025]
The
[0026]
For each color, six
[Table 1]
[0027]
In Table 1, (1), (2), (3), (4), (5), and (6) are the first, second, and third from the front end of the pattern block PB1 to the rear end of the pattern block PB2.
[0028]
The relationship between each development potential shown in Table 1 and the image density of the
[Table 2]
[0029]
The
[0030]
As described above, as described in the embodiment, by performing the above-described control, there is an excellent effect that a stable image density can be obtained not only in the solid part but also in the highlight part over a long period of time.
The target development bias potential is determined based on the target charging potential and the target exposure potential so as to obtain the development potential for obtaining the maximum development amount from the development gamma and the development start voltage. Thereby, the target charging potential and the target exposure potential suitable for the development characteristics can be determined.
The target charging potential and the target exposure potential are determined based on a table in which the relationship between the development gamma, the charging potential, and the exposure portion potential is determined in advance. Thereby, a target charging potential and a target exposure potential suitable for development gamma can be selected.
Further, a irregular reflection type photosensor is used as a detection means for detecting the toner adhesion amount.
Further, the above control is performed in an image forming apparatus using an image forming unit in which a photosensitive member and a developing device are integrally formed. Here, since the stain on the image background tends to occur due to the change of the developer with time, when using a process cartridge in which the developing device and the image carrier are integrated, it is not possible to replace only the developing device, Since the carrier had to be replaced, the cost was increased. Therefore, by performing such control, a stable image can be obtained over a long period of time, and the life of the image forming unit can be extended.
[0031]
【The invention's effect】
According to the first to ninth aspects of the invention, there is an excellent effect that a stable image density can be obtained over a long period of time not only in the solid portion but also in the highlight portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an image forming apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of an image forming unit.
FIG. 3 is a block diagram of a control unit of the image forming apparatus according to the present embodiment.
FIG. 4 is a schematic diagram showing a reference pattern image.
FIG. 5 is a schematic diagram showing the installation pitch of a photoconductor.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a pattern block formed on an intermediate transfer belt.
FIG. 7 is a linear approximation formula regarding development potential and image density (toner adhesion amount).
FIG. 8 is a graph showing variations in developing ability.
FIG. 9 is a bright graph showing the relationship between the exposure amount and the latent image potential.
FIG. 10 is a graph showing the relationship between the exposure amount and the toner adhesion amount.
FIG. 11 is a diagram showing a latent image potential distribution when 1 dot optical writing is performed on the photosensitive member.
FIG. 12 is a flowchart of control.
[Explanation of symbols]
1 Photoconductor
2 Cleaning device
4 Charging device
5 Development device
6 Toner image forming section
7 Exposure equipment
8 Intermediate transfer belt
9 Primary transfer bias roller
10 Intermediate transfer belt cleaning device
12 Secondary transfer backup roller
13 Cleaning backup roller
14 Tension roller
15 Intermediate transfer unit
19 Secondary transfer roller
20 Fixing unit
26 Paper storage cassette
27 Paper feed roller
28 Registration roller pair
29 Paper discharge roller pair
40 reflective photosensors
100 printer
150 Control unit
150a CPU
150b RAM
Claims (9)
上記複数の基準パターンの潜像電位と上記トナー付着量の検出結果とから現像ポテンシャルとトナー付着量との直線近似式を求めて、該直線近似式の傾きである現像ガンマと現像開始電圧とを算出し、該現像ガンマから目標帯電電位及び目標露光部電位を定め、該目標帯電電位及び該目標露光部電位と該現像ガンマと該現像開始電圧とから目標現像バイアス電位を定めて作像条件を補正することを特徴とする画像形成方法。The image carrier is uniformly charged and then exposed to form an electrostatic latent image, and the electrostatic latent image on the image carrier is developed by attaching toner from a developing device and developing it. Forming an electrostatic latent image of a plurality of reference patterns on the image carrier, developing the reference pattern with the developing device, detecting the toner adhesion amount of the developed reference pattern, In the image forming method for correcting the image forming condition based on the detection result,
A linear approximation expression of the development potential and the toner adhesion amount is obtained from the latent image potentials of the plurality of reference patterns and the detection result of the toner adhesion amount, and a development gamma and a development start voltage, which are inclinations of the linear approximation expression, are obtained. The target charging potential and the target exposure part potential are calculated from the development gamma, and the target development bias potential is determined from the target charging potential and the target exposure part potential, the development gamma and the development start voltage, and the image forming conditions are determined. An image forming method comprising correcting the image.
上記像担持体上に形成した複数のパッチパターンの潜像電位と、上記画像濃度検知手段の検知結果とから現像ポテンシャルとトナー付着量に係わる直線近似式を求めて該直線近似式の傾きである現像ガンマと現像開始電圧とを算出する現像特性算出手段と、該現像特性算出手段で算出した現像ガンマに基づき目標帯電電位及び目標露光電位を定める潜像特性算出手段と、該潜像特性算出手段で定めた目標帯電電位及び目標露光電位と該現像特性算出手段で算出した現像ガンマと現像開始電圧とから目標現像バイアス電位を定める現像バイアス電位算出手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。An image carrier that carries an electrostatic latent image, latent image forming means that forms an electrostatic latent image on the image carrier, a developing device that converts the electrostatic latent image on the image carrier into a toner image, and Patch pattern writing means for forming an electrostatic latent image of a plurality of reference patch patterns on an image carrier, image density detecting means for detecting the image density of the patch pattern developed by the developing device, and the image density In an image forming apparatus including an image forming condition correcting unit that corrects an image forming condition based on a detection result by the detecting unit,
The linear approximation formula relating to the developing potential and the toner adhesion amount is obtained from the latent image potentials of the plurality of patch patterns formed on the image carrier and the detection result of the image density detection means, and the slope of the linear approximation formula is obtained. Development characteristic calculation means for calculating development gamma and development start voltage, latent image characteristic calculation means for determining a target charging potential and target exposure potential based on the development gamma calculated by the development characteristic calculation means, and the latent image characteristic calculation means An image forming apparatus comprising: a developing bias potential calculating means for determining a target developing bias potential from the target charging potential and the target exposure potential determined in step 1, the developing gamma calculated by the developing characteristic calculating means and the developing start voltage. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003186858A JP2005024612A (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Image forming method and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003186858A JP2005024612A (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Image forming method and image forming apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005024612A true JP2005024612A (en) | 2005-01-27 |
Family
ID=34185879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003186858A Pending JP2005024612A (en) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | Image forming method and image forming apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005024612A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006113540A (en) * | 2004-09-14 | 2006-04-27 | Ricoh Co Ltd | Image forming apparatus |
JP2012058650A (en) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | Image forming apparatus |
US9250593B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-02-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control method employed by the image forming apparatus |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003186858A patent/JP2005024612A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006113540A (en) * | 2004-09-14 | 2006-04-27 | Ricoh Co Ltd | Image forming apparatus |
JP2012058650A (en) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | Image forming apparatus |
US9250593B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-02-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control method employed by the image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5169702B2 (en) | Image forming method and image forming apparatus | |
JP4023573B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4794226B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4375918B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4639099B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5168851B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2009168906A (en) | Image forming apparatus | |
JP2007057929A (en) | Image forming apparatus and toner supply method therefor | |
JP2003131443A (en) | Image forming device | |
JP2006220846A (en) | Image forming apparatus | |
JP3787484B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4813805B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2010049201A (en) | Apparatus for calculating toner deposition, image forming apparatus and estimation method for toner particle diameter | |
JP5190777B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2005024612A (en) | Image forming method and image forming apparatus | |
JP4781021B2 (en) | Method and apparatus for adjusting toner density in image forming apparatus | |
JP4806171B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2004226868A (en) | Image forming apparatus | |
JP2007058029A (en) | Image forming apparatus and toner supply method thereof | |
JP2007079140A (en) | Image forming apparatus | |
JP4284460B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2005352379A (en) | Image forming apparatus | |
JP4664587B2 (en) | Image density detection method and image forming apparatus | |
JP2007079490A (en) | Image forming apparatus | |
JP4606859B2 (en) | Image forming apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090421 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090731 |