JP2004520420A - 味が遮蔽された製薬学的組成物 - Google Patents

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Abstract

マイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物であって、マイクロカプセルが味遮蔽有効量の水不溶性腸溶コーティングでコーティングされた製薬学的学的活性剤を含んでなり、コーティングが弱酸性メタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体を含んでなる組成物。

Description

【関連出願】
【0001】
本出願は、引用することにより本発明の内容となる2001年3月5日に出願された仮出願番号60/273,473の利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
本発明は新規な味が遮蔽された製薬学的組成物に関する。より具体的には、本発明は経口投与のための液体賦形剤を用いる再構成用のマイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物に関し、それは苦いかまたはそうでなくても望ましくない味特徴を有する医薬または栄養補助剤の味を効果的に遮蔽する。
【背景技術】
【0003】
製薬学的活性剤は患者に対して多くの形態で投与することができ、経口投与が最も一般的である。活性剤は患者に対して経口的に液体溶液、乳化液、懸濁液としてまたは固体形態で、例えばカプセル剤もしくは錠剤として、与えることができる。幼児、子供、老人および多くの他の人々は錠剤およびカプセル剤全体を飲み込むことが不可能である。従って、投与しようとする薬用量を非常に小さい錠剤またはカプセル剤に製造できない場合には、薬を液体またはかみ砕くことのできる形態にすることが望ましく、懸濁液中の粉末または顆粒としての直接投与も有利であろう。
【0004】
多くの活性成分、例えば抗生物質、は強い不快な味を有する。特に、不快な味の活性成分はジャイレース阻害剤、特にナフチリドン−カルボン酸およびキノロン−カルボン酸タイプのもの、特にレボフロキサシン(levofloxacin)、シプロフロキサシン(ciprofloxacin)、ノルフロキサシン(norfloxacin)、オフロキサシン(ofloxaxin)またはエノキサシン(enoxacin)から選択されるものを包含する。
【0005】
活性剤が全部を飲み込むように意図された錠剤またはカプセル剤として処方される場合には、カプセル剤が活性成分を口と接触させないようにしてありそして錠剤が口内に存在する短い時間にわたり活性成分と口との接触を防止するように錠剤をコーティングできるため、活性成分の味は普通は問題でない。対照的に、活性剤の不快な味特性の遮蔽は液体およびかみ砕くことのできる医薬の組成物中では非常に重要な要素である。液体またはかみ砕くことのできる薬用量形態のおいしさ(paltability)は患者のコンプライアンスを保証する上で重要な要素である。
【0006】
幾つかの場合には、液体またはかみ砕くことのできる組成物中の活性剤の不快な味は味およびおいしさを改良するために香味成分および甘味料を加えることにより克服できる。しかしながら、多くの抗生物質の場合のように活性剤が特に強いかまたは苦い味を有する場合には、そのような香味成分および甘味料の単なる添加は味およびおいしさを改良するには充分でない。従って、液体懸濁液およびかみ砕くことのできる錠剤薬用量形態の組成物の中で種々の味が遮蔽されたコーティングされた組成物が使用されてきた。
【0007】
錠剤の完全な隠蔽の他に、活性成分の有利な効果を患者が利用できるには急速且つ完全な放出が重要である。しかし、組成物は使用前に湿った環境中での活性成分の安定性も維持しなければならない。コーティングされた粒状組成物が錠剤組成物と同等なバイオアベイラビリティーを確保するためには、活性成分を適切な環境中に放出するようにコーティングを処方しなければならない。
【0008】
例えば、上部小腸中に吸収窓があり且つ下部腸中での吸収が大きく減じられるような多くの活性成分が知られている(非特許文献1参照)。老人では、胃のpHの低酸性媒体方向への変動が頻繁に起きる。従って、バイオアベイラビリティーを確保するための試みでは、ある種の水不溶性のコーティングされた組成物(「逆腸溶コーティング」を用いる)は例えばpH4.5のような弱酸性媒体、例えば、胃の酸性環境、中で溶解するように意図されていた。しかしながら、逆腸溶溶コーティング組成物の使用が胃腸管中の逆腸溶コーティング組成物の通過中の患者による物理的変動のために全ての患者に対して再現性のあるバイオアベイラビリティーを生じないことを我々は発見した。
【0009】
活性成分がプロラミン穀粒蛋白質および可塑剤から誘導される単一外側重合体コーティングでコーティングされた液体組成物が開示されている(特許文献1参照)。コーティングは組成物が口を出たら急速に崩壊するように意図される。
【0010】
コーティングが胃の酸性pHでは可溶性であるが口内では比較的不溶性であるように意図された「逆腸溶コーティング」であるコーティングされた薬品から製造されたかみ砕くことのできる錠剤が開示されている(特許文献2参照)。コーティングはメタクリル酸ジメチルアミノエチルおよび中性メタクリル酸エステルおよびセルロースエステルの重合体配合物を含んでなる。
【0011】
液体懸濁液組成物中での、特に油をベースとしたジュースまたは例えば水のような適当な液体中での、使用のための味が遮蔽されたマイクロカプセルが開示されている(特許文献3参照)。マイクロカプセルはフィルム形成剤、例えば中性のポリメタクリル酸のメチルおよびエステル化合物、から誘導される単一外側重合体コーティングでコーティングされた活性成分顆粒を含んでなる。コーティングは水不溶性であり且つ組成物が胃の酸性環境に達したら急速に崩壊するように意図される。
【0012】
従って、安定であり、生物学的利用可能であり、且つそのコーティング一体性を保有しており、そしてそれにより水性、pH−中性またはpH−酸性環境中で長期間にわたり味遮蔽性質を保有しながら、腸内通過後には即座の生物学的利用能を示すような水不溶性の味が遮蔽された組成物に関する要望がある。
【0013】
本発明の目的は味が遮蔽された製薬学的組成物を提供することである。本発明の目的は経口投与のための液体賦形剤を用いる再構成用のマイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物を提供することである。
【非特許文献1】S.Harder, U.Fuhr, D.Beermann, A.H.Staib, Br.J.Clin. Pharmac., 1990, 30, 35
【特許文献1】米国特許第5,599,556号明細書
【特許文献2】米国特許第5,489,436号明細書
【特許文献3】米国特許第6,136,347号明細書
【発明の開示】
【0014】
本発明は、マイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物であって、マイクロカプセルが味遮蔽有効量の水不溶性腸溶コーティングでコーティングされた製薬学的活性剤を含んでなり、コーティングが弱酸性のメタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体を含んでなる組成物を提供する。
【0015】
発明のある態様は製薬学的活性剤が抗生物質である味が遮蔽された製薬学的組成物である。
【0016】
発明の別の態様は抗生物質薬品がレボフロキサシンから選択される味が遮蔽された製薬学的組成物である。
【0017】
発明のある態様は経口投与用の例えば油状ジュースのような液体賦形剤中での本発明に従う味が遮蔽された製薬学的組成物を再構成する方法も包含する。
【0018】
本発明は、マイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物であって、マイクロカプセルが味遮蔽有効量の水不溶性腸溶コーティングでコーティングされた製薬学的活性剤を含んでなり、コーティングが弱酸性のメタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体を含んでなる組成物を提供する。
【0019】
本発明は特に、腸溶コーティングでコーティングされた不快な味を有する製薬学的活性剤を含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物に関する。腸溶コーティングは、胃の酸性pH水準で不溶性であり且つ腸の塩基性pHで可溶性であるものである。コーティングは口の中を通る間は活性成分の不快な味特徴を遮蔽し且つ胃の酸性環境ではその中への低い溶解度のために安定性のままであるが腸内では易溶性であり、それにより、腸内での即座の放出を与えるような保護層を与える。腸溶コーティングは活性成分をカプセル化し、様々な患者集団に対して再現性のある生物学的利用能を与えながら活性剤の味を効果的に且つ安定的に遮蔽する。
【0020】
本発明の味が遮蔽された製薬学的組成物は、弱酸性であり、腸の塩基性pHで、一般的には約5.5より高いpHで、好ましくは約6.0より高いpHで、可溶性である腸溶コーティングを使用する。コーティングは、液状投与剤形の場合に一般的に望ましい薬品の急速な放出および吸収を与える。
【0021】
本発明の味が遮蔽された組成物のある態様では、製薬学的活性剤はナフチリドン−カルボン酸タイプまたはキノロン−カルボン酸タイプのものから選択される抗生物質薬品、特にレボフロキサシン、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、エノキサシンまたは他の関連キノロン抗生物質、並びに不快な味を有し且つ経口液体投与用に処方される他の既知の抗生物質、例えばセファロスポリン類、マクロリド抗生物質、ペニシリン類などから選択される抗生物質薬品である。発明の組成物中で有利に使用できる他の活性剤は、鎮痛薬、例えばトラマドール(tramadol)またはコデイン(codeine)、抗炎症薬、例えばイブプロフェン(ibuprofen)、ナプロキセン(naproxen)および他のNSAID類(非ステロイド抗炎症薬)を包含する。発明の組成物用に使用できる他の活性剤は、抗ヒスタミン剤、抗細菌剤、抗微生物剤、充血緩和剤、抗欝剤、抗精神病剤、抗ウイルス剤、腫瘍崩壊剤、ワクチン、抗癲癇剤、例えばトピラメート(topiramate)、抗喘息化合物、抗痙攣剤などを包含するがそれらに限定されない腸管への送達のための薬品を包含する。
【0022】
本発明のある態様は、抗生物質が味遮蔽有効量の弱酸性のメタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体を含んでなる水不溶性の腸溶コーティングでコーティングされたレボフロキサシンである経口投与用の味が遮蔽された製薬学的組成物を包含する。レボフロキサシン(商品名LEVAQUIN(R)で販売されている)はCAS(ケミカル・アブストラクツ・ソサイエティ(Chemical Abstracts Society)登録番号:100986−85−4およびCAS表示名:(3S)−9−フルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド[1,2,3−de]−1,4−ベンゾキサジン−6−カルボン酸を有する化合物に対するINN(国際非所有名)である。
【0023】
製薬学的活性剤は組成物中に治療有効量で存在し、その量は経口投与で所望する治療応答を生ずるものでありそして当業者により容易に決めることができる。そのような量を決める際には、投与される特定化合物、作用剤の生物学的利用能特性、用量処方、患者の年齢および体重並びに他の要素を考慮すべきである。
【0024】
本組成物のある態様では、治療有効量の抗生物質であるレボフロキサシンは再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約1グラム〜約5グラムの範囲内で存在する。本組成物の別の態様では、治療有効量は再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約2.5グラム〜約5グラムの範囲内である。本組成物の他の態様では、治療有効量は再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約1グラム、再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約2.5グラムまたは再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約5グラムから選択される。
【0025】
本発明によると、活性剤を一般的にMAE共重合体コーティングで(直接または造粒後のいずれかに)噴霧コーティングしそして次にコーティング剤を他の製薬学的に許容可能な添加剤、例えば甘味料または香味料など、と混合する。
【0026】
本発明によると、場合により不活性な製薬学的助剤と組み合わされていてもよい活性剤の芯を含んでなる味が遮蔽された製薬学的活性剤が提供され、芯は味遮蔽有効量の弱酸性のMAE(メタクリル酸−アクリル酸)共重合体を含んでなる水不溶性腸溶コーティングでコーティングされている。
【0027】
味が遮蔽された活性剤は、約5.5より低い酸性pHを有する例えば溶液、乳化液または懸濁液のような液状の製学組成物としての経口投与のための液体賦形剤を用いる再構成の準備がなされる。
【0028】
製薬学的活性剤に対して使用される腸溶コーティングおよびそのコーティング技術の詳細をここに記載する。コーティングの拡散および溶解は共重合体コーティングの物理化学的性質およびコーティングされる薬品に依存する。本発明で使用される共重合体コーティングは所望する拡散、安定および放出特性を与える。すなわち、コーティングは口内に存在する間は適切な味遮蔽をそして胃の中では不溶性を与えるが腸の塩基性pH水準で存在する時には活性剤の即座の崩壊および拡散を与える。このようにして得られる拡散特性が、液体組成物で一般的に望ましい活性剤の適切な即座のバイオアベイラビリティーを与える。
【0029】
当業者に既知である技術により、特に粒子が不規則的な形状および寸法である場合には、活性剤の粒子を粉砕することができる。粉砕されたまたは粉砕されない活性剤を次にコーティング前に造粒する。好ましくは、コーティングしようとする活性剤芯は約3〜約500ミクロンの範囲内にあることができる。
【0030】
活性剤芯に適用されるコーティング材料の最適な厚さは活性剤の物理化学特性およびコーティングの味遮蔽有効量に依存するであろう。発明のある態様では、コーティングの味遮蔽有効量は約0.5〜約1.5または約1.5〜約0.5の範囲内のコーティング重量対活性剤重量の重量比である。発明のある態様は、コーティング重量対活性剤重量の重量比が約0.75〜約1.25または約1.25〜約0.75の範囲内であるコーティングの味遮蔽有効量を包含する。発明のある態様は、コーティング重量対活性剤重量の重量比が約1.0対約1.0の重量比であるコーティングの味遮蔽有効量を包含する。
【0031】
この味が遮蔽された組成物中で使用される共重合体コーティング用の成分はここに開示されている通りである。好ましいMAE共重合体は商品名KOLLICOAT(R)MAE30DPまたはKOLLICOAT(R)MAE100DP、で販売されている共重合体配合物から選択され、好ましくはKOLLICOAT(R)MAE30DPである。MAE共重合体コーティングは、250,000の平均分子量を有するメタクリル酸−アクリル酸エチルから誘導される弱酸性のアニオン性共重合体である。好ましいMAE共重合体は、一般的には約5.5のpHより高い、好ましくは約6.0のpHより高い、腸の塩基性pHで可溶性であり且つ約5.5より低い酸性pHを有する再構成用に使用されるもののような液体賦形剤中では不溶性であるように意図される。
【0032】
適当な可塑剤または光沢強化剤(例えば1,2−プロピレングリコール、クエン酸トリエチル、ポリエチレングリコール類もしくはトリアセチン)、発泡防止剤(例えばシリコーン発泡防止剤)、賦形剤(例えばタルク、シロイド(Syloid)、エーロシル(Aerosil)、カオリン(Kaollin)もしくは顔料)またはポリビニルピロリドンもしくは2−ビニル−ピリジン(V)/スチレン(S)共重合体を包含する他の場合ににより使用される添加剤を共重合体コーティングに加えることができる。
【0033】
組成物の製造は噴霧コーティングおよび湿潤造粒技術を包含する当該技術で既知である種々のコーティング技術により行なうことができる。好ましくは、ローター挿入部を備えたグラット(Glatt)GPCG1装置を使用してコーティングを適用する。一般的には、MAEコーティング材料を水中に溶解させて溶液を製造する。水を乾燥工程で除去するため、水は最終組成物中には存在しない。コーティング溶液中の合計共重合体濃度は一般的には約5〜約30重量(w/w)%の範囲内で変動でき、そして好ましくは、コーティング溶液中の合計共重合体濃度は約17.55w/w%である。
【0034】
乾燥したコーティングされた芯が得られたら、コーティングされた芯を場合により製薬学的学的に許容可能な助剤、例えばpH安定剤、酸性化剤、防腐剤、着色剤および場合により使用される甘味剤、苦味除去剤、香味剤またはそれらの混合物、と混合する。経口投与用の調合物を次に液体懸濁液状にまたは調剤前の薬剤師による液体賦形剤を用いる再構成用の粉末状に製造することができる。
【0035】
場合により使用される甘味剤は糖甘味料、例えば単糖類、二糖類および多糖類、を包含するがそれらに限定されない。適する糖甘味料の例はキシロース、リボース、グルコース、マンノース、ガラクトース、フルクトース、デキストロース、スクロース、マルトース、部分的に加水分解された澱粉またはコーンシロップ固体および糖アルコール類、例えばソルビトール、キシリトール、マンニトール、グリセリン、並びにそれらの組み合わせを包含するがそれらに限定されない。好ましくは、使用されるグリセリンのタイプはU.S.P.等級である。組成物中で使用される糖甘味料の量は特定の組成物に関して所望される甘み度に依存して変動するであろう。一般的には、使用される糖甘味料の合計量は100mLの組成物当たり0〜約100グラムの範囲内であろう。好ましくは、使用される糖甘味料の量は100mLの組成物当たり約0グラム〜約10グラムの範囲内であろう。より好ましくは、使用される糖甘味料の量は組成物の100mL当たり約2グラム〜約3グラムの範囲内であることができる。
【0036】
糖甘味料の代わりにまたはそれに加えて、人工甘味料を甘味剤として場合により使用することができる。好ましくは、味遮蔽組成物はアスパルテーメ(aspartame)、スクラロース(sucralose)、サイクラミン酸塩類、サッカリン、アセスルファーメK(acesulfame K)またはそれらの混合物を包含するがそれらに限定されない人工甘味料を甘味剤として含んでなる。好ましくは、人工甘味料はスクラロースである。組成物中で使用される人工甘味料の量は特定組成物に対して所望される甘み度に依存して変動するであろう。組成物中で使用される人工甘味料の量は組成物の100mL当たり約0.45〜約1.7グラムの範囲内で変動することができる。好ましくは、使用される人工甘味料の量は組成物の100mL当たり約1グラムの範囲内である。
【0037】
本発明の別の態様では、苦味除去剤を甘味剤および香味剤の他に場合により使用することができる。苦味除去剤は天然苦味除去剤、人工苦味除去剤または口もしくは鼻内での化学的敏感性応答を抑制する苦味除去剤或いはそれらの混合物を包含するがそれらに限定されない。本発明における使用のための苦味除去剤は例えば品名ProsweetFLN&AK(バージニア・デア(Virginia Dare)による)、Bitterness Modifier 36734(ブッシュ・ボーク・アンド・アレン・インコーポレーテッド(Bush, Boake and Allen, Inc.)による)、ナチュラル・テースト・マスカー(Natural Taste Masker)501.441/AおよびSpecial Taste Masker Compound 501.437/A(フィルメニッヒ・インコーポレーテッド(Firmenich, Inc.)による)で市販されているものであり、そして当業者により確認することができる。
【0038】
混合物に対して場合により加えられる香味剤は、例えば成人または小児患者のような特定の懸濁液の意図する消費者により示される好みに合うように懸濁液に関して所望されるタイプおよび量でなければならない。適当な香味剤は、天然香料、天然果実香料、人工香料、人工果実香料、香料強化剤またはそれらの混合物を包含する。天然香料、人工香料またはそれらの混合物はミント(例えばペパーミントもしくはスペアミント)、メントール、シナモン、バニラ、人工バニラ、チョコレート、人工チョコレートまたはバブルガムを包含するがそれらに限定されない。天然果実香料、人工果実香料またはそれらの混合物はサクランボ、ブドウ、オレンジ、イチゴまたはレモンを包含するがそれらに限定されない。香料強化剤はクエン酸を包含するがそれに限定されない。香味剤は一般的に組成物の少量成分として組成物に対しておいしそうな香りを与えるのに有効な量で与えられる。香味剤は一般的には組成物の100mL当たり約0.02〜約0.06グラムの範囲内の量で組成物中に存在する。好ましくは、香味剤は組成物の100mL当たり約0.04グラムの範囲内の量で存在する。
【0039】
組成物は、組成物のpHを安定化させ且つ微生物成長を防止するために組成物に加えられるpH安定剤、例えばクエン酸、を含有できる。より低いpHは微生物成長を防止し且つ生成物の安定性を追加するため、クエン酸が有利に加えられる。
【0040】
味が遮蔽された腸溶コーティングの一体性を維持し且つ再構成後のpHを安定化させて防腐剤の効果を強めるために本発明の組成物に酸性化剤を含むことも望ましい。本発明における使用に適する酸性化剤は、液体賦形剤中で酸性でありそして液体賦形剤のpHを約5.0のpHより低下させ且つ維持しうるものである。酸性化剤はクエン酸、アスコルビン酸ナトリウムまたはアスコルビン酸を包含するがそれらに限定されない。本組成物の場合には、クエン酸が好ましい。そのような酸性化剤の1種もしくはそれ以上を、再構成された組成物のpHを約5.0のpHより低下させる量で使用することができる。
【0041】
本発明で有用な防腐剤は安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、エデン酸塩類(エチレンジアミン四酢酸すなわちEDTAの塩類、例えばエデン酸ナトリウムとしても知られている)、パラベン類(例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチル、エチル、プロピルおよびブチルエステル類もしくはそれらの混合物)またはそれらの混合物を包含するがそれらに限定されない。上記の防腐剤は例示であるが、各防腐剤は経験に基づき各組成物中で防腐剤の相容性および効果を確認するために評価しなければならない。製薬学的組成物中の防腐剤の効果を評価する方法は当業者に既知である。安息香酸ナトリウム、プロピルパラビン、ブチルパラベンまたはそれらの混合物が好ましい防腐成分でありそしてレボフロキサシンを含有する製薬学的組成物に加えることができるが、他の製薬学的学的に許容可能な防腐剤がそれを代替することもできる。
【0042】
防腐剤は場合により、本発明の組成物の100mL当たり約1グラムまでの量で存在する。発明のある態様では、個々の防腐剤は組成物の100mL当たり約0〜約0.5グラムの範囲内の量で存在する。
【0043】
着色剤を組成物中に加えて再構成された組成物に魅力的な色を与えることもできる。着色剤は、組成物中の他の成分の化学的非相容化を避けるように選択しなければならない。製薬学的組成物中での使用に適する着色剤は当業者に既知である。
【0044】
上記のように、本発明の味遮蔽組成物は再構成された液体組成物の独特な要件を満たす。本発明により、安定な組成物が提供され、味遮蔽性質は再構成後に少なくとも処置期間(抗生物質の場合には、7−14日間)にわたり維持されながら生成物の投与時には依然として適切な味遮蔽を与える。
【0045】
本発明およびその利点をさらに説明するために、以下の具体的な実施例を示すが、これらの実施例は説明用だけに意図されており本発明の範囲を制限しようとするものではないことは理解されよう。
【実施例1】
【0046】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
実施例1は本発明の態様で使用された成分に関する範囲を記載する:
実施例1
Figure 2004520420
【実施例2】
【0047】
味遮蔽組成物
実施例2の表は発明の組成物中の成分を示し、ここで約250mgの活性剤芯重量並びに、約250mgのMAE共重合体重量、約4mgの水重量および約40mgのポリプロピレングリコール可塑剤重量を含んでなる17.55w/w%コーティング溶液はMAE:コーティングされた芯の約1:1重量比に相当する。
実施例2
Figure 2004520420
【実施例3】
【0048】
味が遮蔽されたレボフロキサシン酸安定化性コーティング芯に関する製造工程
味が遮蔽されたレボフロキサシン酸安定化性コーティング芯は以下の通りにして製造された:
重量測定および粉砕
1. 実施例2で示された成分を重量測定する。
2. 純粋な薬品物質を適当なミルを用いて粉砕する。
結合剤溶液製造
精製水およびヒドロキシプロピルメチルセルロース粉末をステンレス鋼タンク内で一緒にしそして水和するまで良く混合する。
コーティング溶液製造
1. プロピレングリコール、精製水およびMAE物質を重量測定する。
2. プロピレングリコールを精製水に加えそして混合する。
3. 前記混合物にMAEを加えそして適当なミキサーを用いて混合を続ける。全てが消えるまで10−20分間にわたり混合する。
4. ミキサー速度を減じそして必要なら混合を続ける。
ローター造粒
1. 粉砕したレボフロキサシン半水和物をグラットGPCG1ローター造粒機(Glatt GPCG 1 Rotor Granulator)中に入れる。
2. 表1に示されている適当な処理パラメーターを設定する。これらのパラメーターを処理中に必要に応じて調節する。
3. 微小顆粒を製造する量のヒドロキシプロピルメチルセルロース結合剤溶液を噴霧する。
4. 顆粒を乾燥しそしてさらなる処理用に放出する。
ローターコーティング指示
1. 酸安定性コート用の適量のコーティング溶液を適当な容器中で重量測定する。
2. 表1に示されているような適当なパラメーターおよび装置を用いてローターを組み立てるかまたはローター造粒段階2から続ける。
3. MAE溶液の噴霧を始める。
4. 生成物温度を約40℃に保つ。
5. コーティングされた芯をポリエチレン袋で裏張りされた1つもしくは複数のドラムPに放出しそして適当な秤で重量測定して収率を決定する。
【0049】
表1はバッチに関するコーティングパラメーターをまとめている。
Figure 2004520420
【実施例4】
【0050】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
レボフロキサシン芯のコーティング後に、本発明のある態様はコーティングされた芯を実施例4に示されている範囲の成分を有する賦形剤粉末と混合するような組成物を包含する:
実施例4
Figure 2004520420
【実施例5】
【0051】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
レボフロキサシン芯のコーティング後に、本発明のある態様はコーティングされた芯を実施例5に示されている範囲の成分を有する賦形剤粉末と混合するような組成物を包含する:
実施例5
Figure 2004520420
【実施例6】
【0052】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
レボフロキサシン芯のコーティング後に、本発明のある態様はコーティングされた芯を実施例6に示されている範囲の成分を有する賦形剤粉末と混合するような組成物を包含する:
実施例6
Figure 2004520420
【実施例7】
【0053】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
レボフロキサシン芯のコーティング後に、本発明のある態様はコーティングされた芯を実施例7に示されている範囲の成分を有する油状ジュースと混合するような組成物を包含する:
実施例7
Figure 2004520420
【実施例8】
【0054】
味が遮蔽されたレボフロキサシン組成物
本発明のある態様は、小児または成人使用に適する経口投与用の再構成された液体懸濁液を製造するための実施例8の表に示された組成を有する組成物を包含する。
実施例8
Figure 2004520420
100%初期の理論的コーティング水準を基準とする。実際の量はバッチ内で使用されるコーティングされたレボフロキサシンビーズの検定能力に依存する。
調剤前に薬剤師により加えられる水

Claims (14)

  1. マイクロカプセルを含んでなる味が遮蔽された製薬学的組成物であって、マイクロカプセルが味遮蔽有効量の水不溶性腸溶コーティングでコーティングされた製薬学的活性剤を含んでなり、コーティングが弱酸性のメタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体を含んでなる組成物。
  2. 製薬学的活性剤が抗生物質、鎮痛薬、抗炎症薬、抗ヒスタミン剤、抗細菌剤、抗微生物剤、充血緩和剤、抗欝剤、抗精神病剤、抗ウイルス剤、腫瘍崩壊剤、ワクチン、抗癲癇剤、抗喘息化合物または抗痙攣剤から選択される薬品である、請求項1の組成物。
  3. 薬品がナフチリドン−カルボン酸タイプ抗生物質またはキノロン−カルボン酸タイプ抗生物質から選択される抗生物質薬品である、請求項2の組成物。
  4. 抗生物質薬品がレボフロキサシン、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシンまたはエノキサシンから選択される、請求項3の組成物。
  5. 抗生物質薬品がレボフロキサシンである、請求項3の組成物。
  6. レボフロキサシンが再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約1グラム〜約5グラムの範囲内で存在する、請求項6の組成物。
  7. レボフロキサシンが再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約2.5グラム〜約5グラムの範囲内で存在する、請求項6の組成物。
  8. レボフロキサシンが再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約1グラム、再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約2.5グラム、または再構成された組成物の100mL当たりレボフロキサシン約5グラムから選択される範囲内で存在する、請求項6の組成物。
  9. コーティングの味遮蔽有効量が約0.5〜約1.5または約1.5〜約0.5の範囲内のコーティング重量対活性剤重量の重量比である、請求項1の組成物。
  10. コーティングの味遮蔽有効量が約0.75〜約1.25または約1.25〜約0.75の範囲内のコーティング重量対活性剤の重量の重量比である、請求項1の組成物。
  11. コーティングの味遮蔽有効量が約1.0対約1.0のコーティング重量対活性剤重量の重量比である、請求項1の組成物。
  12. 弱酸性メタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体が約pH5.5より高いpHで溶解するように意図された共重合体から選択される、請求項1の組成物。
  13. 弱酸性メタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体がpH約5.5〜pH約8のpH範囲で溶解するように設計された共重合体である、請求項12の組成物。
  14. 活性剤がレボフロキサシンであり、弱酸性メタクリル酸−アクリル酸エチル共重合体がpH約5.5〜pH約8のpH範囲で溶解するように設計された共重合体であり、そして、コーティングの味遮蔽有効量が約1.0対約1.0のコーティング重量対レボフロキサシン重量の重量比である、請求項1の組成物。
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