JP2004313354A - Golf club head - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は中空部を有するゴルフクラブヘッドに関し、特にウッド型のゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ウッド型のゴルフクラブヘッドは、内部を中空にした構造が主流となっている。図4は従来の中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドを示す斜視図であり、図5は図4に示すC−C線による断面図である。従来のウッド型のゴルフクラブヘッドは、図4及び図5に示すように、ボールを打撃するフェース部101と、上面を形成するクラウン部102と、底面を形成するソール部103と、クラウン部102とソール部103との間で側面を形成するサイド部104と、シャフト(図示せず)が装着される筒状のホーゼル部105とで構成される。従来の中空構造のゴルフクラブヘッドにおけるフェース部101は、厚さがほぼ均一で、その内面の形状は平坦状又は僅かに湾曲した曲面状であった。このようなゴルフクラブヘッドの材料としては、例えば、金属材料等が使用される。その場合、各部材は夫々別々又は一体で成形された後、溶接又は接着等により接合され、その後必要に応じて熱処理、研磨及び塗装等が施される。
【0003】
ゴルフクラブヘッド、特にドライバー等のウッド型のゴルフクラブヘッドにおいては、ボールをより遠くに飛ばす飛距離性能が求められる。そこで、フェース部の内面にスウィートスポットを囲むようにして環状の溝を設けて、フェース部の1次固有振動数をボールの1次固有振動数に近づけることにより、飛距離特性を向上させるゴルフクラブヘッドが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
また、前述の環状の溝に加えて、フェース部の中央部から外周部に向かって徐々に厚さを薄くすることでフェース部の反発性を高めて、飛距離性能を向上させるゴルフクラブヘッドも提案されている(特許文献2参照)。図6(a)及び(b)は特許文献2で提案されたゴルフクラブヘッドを示す断面図であり、図6(a)は図4に示すC−C線による断面図に相当し、図6(b)は図4に示すD−D線による断面図に相当する。このゴルフクラブヘッドは、図6(a)及び(b)に示すように、ボールを打撃するフェース部101と、上面を形成するクラウン部102と、底面を形成するソール部103と、クラウン部102とソール部103との間で側面を形成するサイド部104と、シャフト(図示せず)が装着される筒状のホーゼル部105とで構成されるウッド型のゴルフクラブヘッドであり、そのフェース部101は、スイートスポット108及びその近傍のフェース部の中心点107とを含みフェース部101において最も厚く且つ厚さが均一な中央部106Aと、この中央部106Aの外縁106Aeからフェース部101の端部に向かい徐々に厚さが薄くなっている周辺部106Bとからなる。また、周辺部106Bの内面には中央部106Aを囲むように環状溝109が形成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−299519号公報 (第2−3頁、第3−5図)
【特許文献2】
特開2002−239040号公報 (第2−4頁、第1−2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1で提案されたゴルフクラブヘッドは、インパクト時にフェース部101の内面に形成された環状溝に応力が集中して破壊の起点となる虞がある。また、特許文献2で提案されたゴルフクラブヘッドは、フェース部101の端部に近いほど厚さが薄くなるため、クラウン部102側の端部及びソール部103側の端部における強度が低下し、耐久性に問題がある。一般に、フェース部厚さを中心部と外周部とで変化させたゴルフクラブヘッドにおいては、その厚さが必要以上に薄く設定されていたり、又は厚く設定されていたりすることがある。このようにフェース面の厚さが最適化されていないゴルフクラブヘッドにおいては、反発力を効率的に向上させることは難しく、フェース部の破壊も発生しやすくなる。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、飛距離性能及び耐久性能が優れたゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、ボールを打撃するフェース部と、上面を形成するクラウン部と、底面を形成するソール部と、前記クラウン部とソール部との間で側面を形成するサイド部と、シャフトが装着される筒状のホーゼル部とを有し、内部が中空であるゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部は、スウィートスポットを含みフェース部の中で厚さが最も厚い中央厚肉部と、前記中央厚肉部を囲むように形成され外縁側になる従い厚さが薄くなる中央肉厚徐変部と、前記クラウン部側端部に形成され厚さが前記中央肉厚部の厚さ以下である上部肉厚部と、前記上部厚肉部の下縁を囲むように帯状に形成され前記ソール部側になるに従い厚さが薄くなる上部肉厚徐変部と、ソール部側端部に形成され厚さが前記中央厚肉部以下である下部肉厚部と、前記下部肉厚部の上縁を囲むように帯状に形成され前記クラウン部側になるに従い厚さが薄くなる下部肉厚徐変部と、それ以外の領域に形成されフェース部の中で最も厚さが薄い薄肉部と、を有し、各部の境界では厚さが滑らかに変化していることを特徴とする。
【0009】
本発明においては、前記フェース部に薄肉部を設けることによりフェース部全体の剛性が低下し、インパクト時の撓み量が増加する。また、前記フェース部のクラウン部側端部及びソール部側端に厚肉部を設けることにより、前述の特許文献2において問題となっていたクラウン部側端部及びソール部側端部の強度が確保される。更に、前記フェース部の内面は、溝及び段差のない滑らかな面で形成されているため、応力が特定の箇所に集中することがなく、優れた耐久性が得られる。
【0010】
前記ゴルフクラブヘッドは、中央厚肉部の厚さが2.2mm以上であり、上部厚肉部及び下部肉厚部の厚さが前記中央厚肉部の厚さの85乃至100%であり、前記薄肉部の厚さが前記厚肉部の厚さの70%以上で且つ85%未満であることが好ましい。これにより、フェース部の各部の肉厚分布が最適化され、強度を劣化させることなくフェース部の反発力を効率的に増大することができる。
【0011】
また、前記ゴルフクラブヘッドにおける中央厚肉部及び中央肉厚徐変部の外縁は、例えば、自由曲線状である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るゴルフクラブヘッドについて、添付の図面を参照して具体的に説明する。本実施形態のゴルフクラブヘッドは、中空構造を有するウッド型のゴルフクラブヘッドである。図1は本発明のゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。また、図2は図1に示すA−A線による断面図であり、図3は図1に示すB−B線による断面図である。
【0013】
本実施形態のゴルフクラブヘッドは、図1に示すように、ボールを打撃するフェース部1と、上面を形成するクラウン部2と、底面を形成するソール部3と、クラウン部2とソール部3との間で側面を形成するサイド部4と、シャフト(図示せず)が装着される筒状のホーゼル部5とで構成される。
【0014】
本実施形態のゴルフクラブヘッドにおけるフェース部1は、図2及び図3に示すように、スウィートスポット15を含みフェース部の中で厚さが最も厚い中央厚肉部(領域A)と、この中央厚肉部(領域A)を囲むように形成され外縁側になる従い厚さが薄くなる中央肉厚徐変部(領域B)と、クラウン部2側の端部に形成され厚さが中央厚肉部(領域A)の厚さ以下である上部肉厚部(領域E)と、この上部厚肉部(領域E)の下縁を囲むように帯状に形成されソール部3側になるに従い厚さが薄くなる上部肉厚徐変部(領域D)と、ソール部3側の端部に形成され厚さが中央厚肉部(領域A)の厚さ以下である下部肉厚部(領域G)と、この下部肉厚部(領域G)の上縁を囲むように帯状に形成されクラウン部2側になるに従い厚さが薄くなる上部肉厚徐変部(領域F)と、それ以外の領域に形成されフェース部1の中で最も厚さが薄い薄肉部(領域C)とからなり、各部の境界では厚さが滑らかに変化している。
【0015】
本実施形態のゴルフクラブヘッドのフェース部1における中央厚肉部(領域A)の厚さt(A)は、2.2mm以上であることが好ましい。この中央厚肉部(領域A)は、耐久性を確保する領域であるため、厚さt(A)が2.2mmより薄くなると十分な耐久性が得られない。なお、フェース部1の外面にフェースライン溝14が形成されている場合は、厚さt(A)はフェースライン溝14が形成されていない部分の厚さとし、以下の部分の厚さについても同様とする。また、トウ13側からホーゼル部5側に向かう方向をX方向、ソール部3側からクラウン部2側に向かう方向をZ方向とした場合、中央厚肉部(領域A)のX方向における最も長い部分の長さa1は10乃至30mmであり、Z方向における最も長い部分の長さa2は5乃至15mmであることが好ましい。X方向における最大長さが10mmより短いと耐久性が低下し、30mmより長いと撓みが少なくなるため反発力が低下する。また、Z方向における最大長さが5mmより短いと耐久性が低下し、15mmより長いと撓みが少なくなり反発特性が低下する。
【0016】
本実施形態のゴルフクラブヘッドのフェース部1においては、クラウン部2側の端部及びソール部3側の端部に夫々上部厚肉部(領域E)及び下部厚肉部(領域G)が設けられている。これらを設けることにより、クラウン部2側端部及びソール部3側端部の強度を確保し、薄肉部(領域C)を設けることによる耐久性の低下を防ぐことができる。この上部厚肉部(領域E)の厚さt(E)及び下部厚肉部(領域G)の厚さt(G)は、中央厚肉部(領域A)の厚さt(A)の85乃至100%であることが好ましい。これらの厚さが中央厚肉部(領域A)の厚さt(A)の85%より薄いと耐久性が低下し、100%より厚い(中央厚肉部より厚い)と撓みが少なくなり反発力が低下する。また、上部厚肉部(領域E)のX方向における最も長い長さe1及び下部厚肉部(領域G)のX方向における最も長い部分の長さg1は20乃至60mmであることが好ましい。更に、Z方向における最も長い部分の長さe2及びg2は2乃至5mmであることが好ましい。X方向における最大長さe1及びg1が20mmより短いと耐久性が低下し、60mmより長いと撓みが少なくなり反発力が低下する。また、Z方向における最大長さe2及びg2が2mmより短いと耐久性が低下し、5mmより長いと撓みが少なくなり反発力が低下する。
【0017】
本実施形態のゴルフクラブヘッドにおいては、中央厚肉部(領域A)を囲むように中央肉厚徐変部(領域B)が設けられている。この中央肉厚徐変部(領域B)は、中央厚肉部(領域A)と薄肉部(領域C)との厚さの差により、フェース部内面に段差が生じ、そこに応力が集中するのを防ぐものであり、図2(b)に示すように、中央肉厚部(領域A)から薄肉部(領域C)に向かう方向に厚さが薄くなっている。中央肉厚徐変部(領域B)のX方向におけるホーゼル部5側の縁とトウ13側の縁との最大間隔b1は40乃至100mmであり、Z方向におけるクラウン部2側の縁とソール部3側の縁との最大間隔b2は20乃至30mmであることが好ましい。X方向における縁の最大間隔b1が40mmより短いと徐変勾配が急になるため、応力集中が発生しやすくなり、耐久性が低下する。また、最大間隔b1が100mmより長いと撓みが少なくなり反発力が低下する。また、Z方向における縁の最大間隔b2が20mmより短いと応力が集中しやすくなり、30mmより長いと撓みが少なくなり反発力が低下する。
【0018】
本実施形態のゴルフクラブヘッドにおいては、上部肉厚部(領域E)と薄肉部(領域C)との間及び下部肉厚部(領域G)と薄肉部(領域C)との間にも、中央肉厚徐変部(領域B)と同様に応力集中を防ぐために、夫々上部肉厚徐変部(領域D)及び上部肉厚徐変部(領域F)が設けられている。この上部肉厚徐変部(領域D)のX方向における最大長さd1及び下部肉厚徐変部(領域F)のX方向における最大長さf1は40乃至85mmであることが好ましい。また、Z方向における最大長さd2及びf2は5乃至15mmであることが好ましい。X方向における最大長さd1及びf1が40mmより短いと耐久性が低下し、85mmより長いと撓みが少なくなり反発力が低下する。また、Z方向における最大長さd2及びf2が5mmより短いと徐変勾配が急になるため応力集中が生じやすくなり、耐久性が低下する。また、最大長さd2及びf2が15mmより長いと反発力が低下する。
【0019】
また、本実施形態のゴルフクラブヘッドのフェース部1における前述の各部以外の領域には、フェース部1の中で最も厚さが薄い薄肉部(領域C)が設けられている。この薄肉部(領域C)の厚さt(C)は、厚肉部(領域A)の厚さt(A)の70%以上で且つ85%未満であることが好ましい。この薄肉部(領域C)の厚さt(C)が、中央厚肉部(領域A)の厚さt(A)の70%より薄いとフェース部の破壊が発生しやすくなり、85%以上であると十分な撓み量が得られないことがある。
【0020】
更に、中央肉厚徐変部(領域B)のクラウン部2側の外縁と上部肉厚徐変部(領域D)のソール部3側の縁又は中央肉厚徐変部(領域B)のソール部3側の外縁と下部肉厚徐変部(領域F)のクラウン部2側の縁との最短部分における間隔cは1乃至3mmであることが好ましい。この間隔cが1mmより少ないと撓み効果が減少し、3mmより大きいと徐変勾配が急になるため、応力集中が発生しやすくなり耐久性が低下する。
【0021】
なお、図2(a)においては、中央厚肉部(領域A)及び中央肉厚徐変部(領域B)の外縁の形状を楕円状としているが、特に限定するものではなく、自由曲線状であればよい。また、上部厚肉部(領域E)及び下部厚肉部(領域G)、又は上部肉厚徐変部(領域D)及び上部肉厚徐変部(領域F)についても同じ大きさ又は厚さにする必要はなく、本発明の範囲内であれば形状又は大きさが異なっていても本発明の効果は得られる。
【0022】
本実施形態のゴルフクラブヘッドのフェース部1における中央肉厚徐変部(領域B)、上部肉厚徐変部(領域D)又は下部肉厚徐変部(領域F)と中央厚肉部(領域A)、上部厚肉部(領域E)、下部厚肉部(領域G)又は薄肉部(領域C)との境界は曲面により形成されている。本実施形態のフェース部1の内面は、溝及び段差等がなく、滑らかな曲面を有して肉厚が変化しているため、インパクト時にフェース部にかかる応力を分散することができる。
【0023】
次に、本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法について説明する。本実施形態のゴルフクラブヘッドは以下の方法により作製される。先ず、3DCAD等により基本となるゴルフクラブヘッドのモデリングを行う。次に、この基本となるゴルフクラブヘッドのインパクト挙動についてシミュレーションを行い、歪み分布を計算により求める。そして、前記シミュレーションにより得られた歪み分布のデータを基に、中央厚肉部(領域A)、上部厚肉部(領域E)、下部厚肉部(領域G)及び薄肉部(領域C)の夫々の厚さを設定し、フェース部1における肉厚分布を決定する。その後、このように決定された厚み分布を有するフェース部1を実際に作製し、そのフェース部1と、クラウン部2、ソール部3、サイド部4及びホーゼル部8とを溶接又は接着等により接合する。これらの部材は、塑性加工、鍛造製法、又は鋳造法により別々に又は一体で成形される。その後、必要に応じて熱処理、研磨及び塗装等を施し、ゴルフクラブヘッドにする。
【0024】
次に、上述の如く構成されたゴルフクラブヘッドの動作について説明する。本実施形態のゴルフクラブヘッドは、シャフト及びグリップが取り付けられ、ドライバー等のウッド型のゴルフクラブヘッドとなる。本実施形態のゴルフクラブヘッドは、そのフェース部1の内面が溝及び段差等がない滑らかな面により形成されているため、インパクト時における応力を分散させることができる。更に、シミュレーションにより得られた歪み分布を基にフェース部1における各領域の厚さを設定しているため、反発力に優れ、且つ強度を劣化させることのない肉厚分布となっている。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、本発明の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明する。本実施例においては、サイド部及びソール部を一体成形により形成し、フェース部、ソール部(以下サイド部を含む)、クラウン部及びホーゼル部からなる4ピース鍛造法により、本発明の範囲内である実施例1乃至5及び本発明の範囲から外れる比較例1乃至4のゴルフクラブヘッドを作製した。その際、フェース部はβ系チタン合金を使用し、450℃の温度条件下で成形した。また、クラウン部、ソール部及びホーゼル部には純チタンを使用し、ホーゼル部は丸棒から削りだして成形した。前記フェース部、クラウン部、ソール部及びホーゼル部を溶接により接合した後、研磨及び塗装を行ってウッド型のゴルフクラブヘッドとした。本実施例で作製したゴルフクラブヘッドにおけるフェース部の肉厚分布を表1に示す。表1における各領域は図2(a)に示す領域に対応している。なお、表中の”〜”は右に示す領域の厚さから左に示す領域の厚さに変化していることを示す。
【0026】
【表1】
【0027】
次に、実施例及び比較例で作製したゴルフクラブヘッドに、シャフト及びグリップを取り付けてゴルフクラブとし、その性能評価を行った。飛距離性能試験は、ゴルフクラブをゴルフスイングマシンに取り付け、ヘッドスピードを40m/秒とし、夫々10球ずつ実打した。また、耐久性能試験は、飛距離性能試験と同様にヘッドスピードを40m/秒として実打し、目視観察によりフェイス面の中央部に割れ又は凹部が確認された打数により評価した。この耐久性能試験においては、6000発まで実打しても破壊が生じていないものを合格とした。これら試験の評価結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
表2に示すように、本発明の範囲内で作製した実施例1乃至5のゴルフクラブヘッドは、飛距離が199m(2218ヤード)、破壊回数が5500発以上であり、飛距離性能及び耐久性能が優れていた。特に、実施例1のゴルフクラブヘッドは、中央厚肉部(領域A)の厚さが2.2mm以上であり、上部厚肉部(領域E)及び下部肉厚部(領域G)の厚さが中央厚肉部(領域A)の厚さの85%であり、薄肉部(領域C)の厚さが中央厚肉部(領域A)の厚さの70%であるので、飛距離が201m(220ヤード)と長く、6000発実打後にも割れ又は凹部は発生せず、最も優れた特性を示した。
【0030】
一方、従来のゴルフクラブと同様にフェース部の肉厚が均一な比較例1のゴルフクラブヘッドは、フェース部の厚さが全て2.20mmと厚いため耐久性能には優れていたが、飛距離が196m(215ヤード)であり実施例1のゴルフクラブヘッドに比べて劣っていた。また、比較例1と同様に従来のゴルフクラブヘッドである比較例2のゴルフクラブヘッドは、端部を薄くしたことにより反発力が増し、比較例1のゴルフクラブヘッドより飛距離は向上したが、耐久性が劣化して5000発で破壊が生じた。また、上部厚肉部(領域E)が本発明の範囲より厚い比較例3のゴルフクラブヘッド、及び下部厚肉部(領域G)が本発明の範囲より厚い比較例4のゴルフクラブヘッドは、厚みが増したことにより耐久性は向上したが、比較例1及び2の従来のゴルフクラブヘッドと同程度の飛距離しか得られなかった。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によればゴルフクラブヘッドのフェース部の内面を溝及び段差のない曲面により形成することにより、インパクト時に特定の箇所に応力が集中するのを防ぐことができ、耐久性を損なわずに飛距離性能を向上することができる。また、本発明のゴルフクラブにおいては、シミュレーションにより求めた歪み分布を基にフェース部の肉厚分布を適正化しているため、効率的に反発力を向上することができ、更に強度を低下させない最適な厚さが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【図2】図1に示すA−A線による断面図である。
【図3】図1に示すB−B線による断面図である。
【図4】従来の中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【図5】図4に示すC−C線による断面図である。
【図6】特許文献2で提案された従来のゴルフクラブヘッドを示す断面図であり、(a)は図3に示すC−C線による断面図に相当し、(b)は図3に示すD−D線による断面図に相当する。
【符号の説明】
1;フェース部 2;クラウン部 3;ソール部 4;サイド部 5;ホーゼル部 13;トウ 14;フェースライン溝 15、108;スウィートスポット 101;フェース部 102;クラウン部 103;ソール部 104;サイド部 105;ホーゼル部 106A;中央部 106Ae;中央部の外縁 106B周辺部 107;フェース部中心点 109;溝 A;中央厚肉部 B;中央肉厚徐変部 C;薄肉部 D;上部肉厚徐変部 E;上部厚肉部 F;上部肉厚徐変部 G;下部厚肉部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club head having a hollow portion, and more particularly to a wood-type golf club head.
[0002]
[Prior art]
In recent years, wood type golf club heads have a main structure with a hollow inside. FIG. 4 is a perspective view showing a conventional wood-type golf club head having a hollow structure, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line CC shown in FIG. As shown in FIGS. 4 and 5, the conventional wood-type golf club head includes a
[0003]
Golf club heads, particularly wood-type golf club heads such as drivers, are required to have a flight distance performance that allows the ball to fly farther. Therefore, a golf club head that improves the flight distance characteristics by providing an annular groove on the inner surface of the face portion so as to surround the sweet spot and bringing the primary natural frequency of the face portion closer to the primary natural frequency of the ball. It has been proposed (see Patent Document 1).
[0004]
In addition to the annular groove described above, there is also a golf club head that improves the flight distance performance by increasing the resilience of the face part by gradually reducing the thickness from the center part to the outer peripheral part of the face part. It has been proposed (see Patent Document 2). 6 (a) and 6 (b) are cross-sectional views showing the golf club head proposed in
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-299519 (page 2-3, FIG. 3-5)
[Patent Document 2]
JP 2002-239040 (Page 2-4, Figure 1-2)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the golf club head proposed in
[0007]
The present invention has been made in view of such problems, and an object thereof is to provide a golf club head having excellent flight distance performance and durability performance.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A golf club head according to the present invention includes a face portion for hitting a ball, a crown portion forming an upper surface, a sole portion forming a bottom surface, and a side portion forming a side surface between the crown portion and the sole portion. A golf club head having a cylindrical hosel part to which a shaft is attached and having a hollow inside, wherein the face part includes a sweet spot and a thickest central thick part in the face part; A central thickness gradually changing portion that is formed so as to surround the central thick portion and that becomes thinner on the outer edge side, and a thickness that is formed at the end on the crown portion side is the thickness of the central thick portion The upper thick part, the upper thick gradually changing part which is formed in a band shape so as to surround the lower edge of the upper thick part and becomes thinner as it goes to the sole part, and the end part on the sole part side The thickness is less than the central thick part It is formed in a lower thick portion, a lower thickness gradually changing portion that is formed in a band shape so as to surround the upper edge of the lower thick portion, and becomes thinner as it approaches the crown portion, and in other regions. A thin-walled portion having the thinnest thickness among the face portions, and the thickness smoothly changes at the boundary between the respective portions.
[0009]
In the present invention, by providing a thin portion in the face portion, the rigidity of the entire face portion is lowered, and the amount of bending at the time of impact is increased. Further, by providing thick portions at the crown side end and the sole side end of the face portion, the strength of the crown side end and the sole side end, which has been a problem in the
[0010]
In the golf club head, the thickness of the central thick portion is 2.2 mm or more, and the thickness of the upper thick portion and the lower thick portion is 85 to 100% of the thickness of the central thick portion, The thickness of the thin portion is preferably 70% or more and less than 85% of the thickness of the thick portion. Thereby, the thickness distribution of each part of the face part is optimized, and the repulsive force of the face part can be efficiently increased without deteriorating the strength.
[0011]
Moreover, the outer edge of the central thick part and the central thickness gradually changing part in the golf club head has, for example, a free curve shape.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, golf club heads according to embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the accompanying drawings. The golf club head of the present embodiment is a wood type golf club head having a hollow structure. FIG. 1 is a perspective view showing a golf club head of the present invention. 2 is a cross-sectional view taken along line AA shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line BB shown in FIG.
[0013]
As shown in FIG. 1, the golf club head according to the present embodiment includes a
[0014]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
[0015]
The thickness t (A) of the central thick portion (region A) in the
[0016]
In the
[0017]
In the golf club head of this embodiment, a central thickness gradually changing portion (region B) is provided so as to surround the central thick portion (region A). In the central thickness gradually changing portion (region B), a step is generated on the inner surface of the face portion due to the difference in thickness between the central thick portion (region A) and the thin portion (region C), and stress is concentrated there. As shown in FIG. 2B, the thickness is reduced in the direction from the central thick portion (region A) to the thin portion (region C). The maximum distance b 1 between the edge on the
[0018]
In the golf club head of this embodiment, between the upper thick portion (region E) and the thin portion (region C) and between the lower thick portion (region G) and the thin portion (region C), Similarly to the central thickness gradually changing portion (region B), an upper thickness gradually changing portion (region D) and an upper thickness gradually changing portion (region F) are provided in order to prevent stress concentration. It is preferred maximum length f 1 in the X direction of the upper wall AtsuJo changing portion maximum length d 1 and the lower wall AtsuJo changing portion in the X direction (region D) (region F) is 40 to 85 mm. The maximum lengths d 2 and f 2 in the Z direction are preferably 5 to 15 mm. If the maximum lengths d 1 and f 1 in the X direction are shorter than 40 mm, the durability is lowered, and if it is longer than 85 mm, the bending is reduced and the repulsive force is lowered. Further, if the maximum lengths d 2 and f 2 in the Z direction are shorter than 5 mm, the gradual change gradient becomes steep and stress concentration tends to occur, resulting in a decrease in durability. Further, when the maximum lengths d 2 and f 2 are longer than 15 mm, the repulsive force is reduced.
[0019]
Further, in the area other than the above-described parts in the
[0020]
Further, the outer edge of the central thickness gradually changing portion (region B) on the
[0021]
In FIG. 2A, the shape of the outer edge of the central thick portion (region A) and the central thickness gradually changing portion (region B) is an ellipse, but is not particularly limited, and is a free-curve shape. If it is. Also, the same thickness or thickness is applied to the upper thick part (region E) and the lower thick part (region G), or the upper thickness gradually changing part (region D) and the upper thickness gradually changing part (region F). The effect of the present invention can be obtained even if the shape or size is different within the scope of the present invention.
[0022]
The central thickness gradually changing portion (region B), the upper thickness gradually changing portion (region D) or the lower thickness gradually changing portion (region F) and the central thick portion (region F) in the
[0023]
Next, a method for manufacturing the golf club head of this embodiment will be described. The golf club head of this embodiment is manufactured by the following method. First, a basic golf club head is modeled by 3DCAD or the like. Next, a simulation is performed on the impact behavior of the basic golf club head, and a strain distribution is obtained by calculation. Then, based on the strain distribution data obtained by the simulation, the central thick portion (region A), the upper thick portion (region E), the lower thick portion (region G), and the thin portion (region C). Each thickness is set, and the thickness distribution in the
[0024]
Next, the operation of the golf club head configured as described above will be described. The golf club head of this embodiment is a wood-type golf club head such as a driver, to which a shaft and a grip are attached. In the golf club head of the present embodiment, the inner surface of the
[0025]
【Example】
Examples of the present invention will be specifically described below in comparison with comparative examples that are out of the scope of the present invention. In the present embodiment, the side part and the sole part are formed by integral molding, and within the scope of the present invention, a four-piece forging method comprising a face part, a sole part (hereinafter including the side part), a crown part and a hosel part is employed. Golf club heads of Examples 1 to 5 and Comparative Examples 1 to 4 which are out of the scope of the present invention were produced. At that time, a β-type titanium alloy was used for the face portion, and the face portion was molded at a temperature of 450 ° C. Moreover, pure titanium was used for the crown portion, the sole portion and the hosel portion, and the hosel portion was cut out from a round bar and formed. After joining the face part, crown part, sole part and hosel part by welding, polishing and coating were performed to obtain a wood type golf club head. Table 1 shows the thickness distribution of the face portion of the golf club head manufactured in this example. Each area in Table 1 corresponds to the area shown in FIG. Note that “˜” in the table indicates that the thickness of the region shown on the right changes from the thickness of the region shown on the left.
[0026]
[Table 1]
[0027]
Next, the golf club head manufactured in Examples and Comparative Examples was attached with a shaft and a grip to obtain a golf club, and the performance was evaluated. In the flight distance performance test, a golf club was attached to a golf swing machine, a head speed was set to 40 m / second, and 10 balls were actually hit each. In addition, the durability performance test was evaluated by hitting with a head speed of 40 m / sec as in the flight distance performance test, and by the number of hits in which a crack or a concave portion was confirmed at the center of the face surface by visual observation. In this endurance performance test, those that did not break even after hitting up to 6000 shots were accepted. The evaluation results of these tests are shown in Table 2.
[0028]
[Table 2]
[0029]
As shown in Table 2, the golf club heads of Examples 1 to 5 manufactured within the scope of the present invention have a flight distance of 199 m (2218 yards), the number of times of destruction is 5500 or more, and flight distance performance and durability performance. Was excellent. In particular, in the golf club head of Example 1, the thickness of the central thick portion (region A) is 2.2 mm or more, and the thickness of the upper thick portion (region E) and the lower thick portion (region G). Is 85% of the thickness of the central thick portion (region A), and the thickness of the thin portion (region C) is 70% of the thickness of the central thick portion (region A). It was as long as (220 yards), and no cracks or recesses were generated even after 6000 actual hitting, showing the most excellent characteristics.
[0030]
On the other hand, the golf club head of Comparative Example 1 in which the thickness of the face portion is uniform as in the case of a conventional golf club was excellent in durability performance because the thickness of the face portion was all as thick as 2.20 mm. Was 196 m (215 yards), which was inferior to the golf club head of Example 1. Further, as in Comparative Example 1, the golf club head of Comparative Example 2, which is a conventional golf club head, has increased repulsion by thinning the end, and the flight distance is improved compared to the golf club head of Comparative Example 1. Durability deteriorated and destruction occurred at 5000 shots. Further, the golf club head of Comparative Example 3 in which the upper thick part (region E) is thicker than the range of the present invention, and the golf club head of Comparative Example 4 in which the lower thick part (region G) is thicker than the range of the present invention, Although the durability was improved by increasing the thickness, only a flight distance comparable to that of the conventional golf club heads of Comparative Examples 1 and 2 was obtained.
[0031]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, by forming the inner surface of the face portion of the golf club head with a curved surface without a groove and a step, it is possible to prevent stress from concentrating on a specific location at the time of impact, Flight distance performance can be improved without impairing durability. In the golf club of the present invention, the thickness distribution of the face portion is optimized based on the strain distribution obtained by simulation, so that the repulsive force can be improved efficiently and the strength is not further reduced. Thickness is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a golf club head according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA shown in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB shown in FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing a conventional wood-type golf club head having a hollow structure.
5 is a cross-sectional view taken along line CC shown in FIG.
6 is a cross-sectional view showing a conventional golf club head proposed in
[Explanation of symbols]
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