JP2004300245A - Quasi-bondable recording paper - Google Patents

Quasi-bondable recording paper Download PDF

Info

Publication number
JP2004300245A
JP2004300245A JP2003093800A JP2003093800A JP2004300245A JP 2004300245 A JP2004300245 A JP 2004300245A JP 2003093800 A JP2003093800 A JP 2003093800A JP 2003093800 A JP2003093800 A JP 2003093800A JP 2004300245 A JP2004300245 A JP 2004300245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pseudo
printing
sensitive adhesive
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003093800A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Yuji Ozawa
裕司 小澤
Kuniaki Takebayashi
邦朗 竹林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paper Industries Co Ltd, Jujo Paper Co Ltd filed Critical Nippon Paper Industries Co Ltd
Priority to JP2003093800A priority Critical patent/JP2004300245A/en
Publication of JP2004300245A publication Critical patent/JP2004300245A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a recording paper which is excellent not only in printability for a high-speed inkjet printer but in offset printing suitability and which does not bond at ordinary conditions but is quasi-bondable when attached by pressure under given conditions. <P>SOLUTION: A pressure adhesive sheet is provided which has a quasi-bondable, pressure-sensitive adhesive layer on at least one surface of a base material. The surface of the above pressure-sensitive adhesive layer has a print surface tackiness (adhesion) of ≤0.5 N measured after 60 seconds after printing when the printing is conducted using an offset ink having a tackiness value of 6±0.5 at 400 rpm measured by a digital Inkometer and conducted under the conditions of a printing pressure of 200 N and an ink amount of 1.34±0.02 g/m<SP>2</SP>. Further, the value, i.e. Stoeckigt sizing degree (s)/basis weight (g/m<SP>2</SP>), of the above pressure-sensitive adhesive layer surface before the printing is 0.08-0.6 (s×m<SP>2</SP>/g). <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、疑似接着可能な記録用紙に関し、特にインクジェット記録特性及びオフセット印刷適性に優れた疑似接着可能な記録用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、疑似接着能を有する感圧接着組成物を設けた基材シートの前記疑似接着能を有する層の表面に、各種の隠蔽また秘匿する必要のある情報などを印刷・印字した後、該層同士を対向させて加圧し、疑似接着させることの出来る記録用紙が開発された。この疑似接着可能な記録用紙の疑似接着層表面に情報を記録し、該記録面同士を疑似接着させることにより、必要なときに再剥離することが可能な情報隠蔽シートが得られ、親展はがきなどに用いられている。
【0003】
通常、これらの疑似接着可能な記録用紙は、疑似接着層上にオフセット印刷などによって固定情報を印刷した後フォーム加工され、更に、可変情報が種々のプリンターで印字される。この場合に使用されるプリンターとしては、ヒートロール方式のノンインパクトプリンタ(NIP)、フラッシュ方式のNIPあるいはインクジェットプリンターなどが利用されている。
【0004】
上記したように、一般に、疑似接着可能な記録用紙には、異なる2種類以上の印刷がなされるため、それぞれの印刷に適応することが必要である。固定情報の印刷には、種々の紙を使用することが出来るオフセット印刷機が使用されることが多く、記録媒体には表面強度やインクの着肉性などの品質が要求される。
【0005】
一方、可変情報の印刷には、前記したようにNIPあるいはインクジェットプリンターが使用されるが、NIPの印字処理速度が50m/分であるのに対して、インクジェットプリンターは100m/分以上と高速大量処理が可能であるので、近年は、後者を用いる場合が増加している。従って、疑似接着可能な記録用紙には、インクジェットプリンターに対して、高い印字濃度、優れた文字品位(文字のシャープさ)、画像耐水性、インク乾燥性、インク定着性(セットオフ適性)などの品質を満たすことが要求されている。
【0006】
特に、インク乾燥性は重要な品質である。このインク乾燥性が遅いと、インクジェットプリンターの走行系内に汚れが生じるなどの問題が発生するため、インクジェットプリンターの印字速度を上げることができなくなり、この印字方式の高速大量処理という特徴を最大限に生かすことができない。そこで、インクジェットプリンターのインク乾燥性を向上させるために、これまで多くの検討が行なわれてきており、インク乾燥性を向上させた疑似接着可能な記録用紙に関する公報が開示されている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、これらの場合には、オフセット印刷に耐えられるような表面強度が不足するために、塗工層が脱落する粉落ち現象が発生するという欠点があった。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−334201号公報
【0008】
一般に、高速インクジェットプリンターにおけるインク乾燥性を向上させるために、微粒子充填剤としてシリカを使用したり、記録媒体のサイズ度を下げることによってインク吸収性を向上させるなどの方法がとられるが、このようにすると表面強度の低下がおこる。また、適切な非感圧接着剤および微粒子充填剤などを使用することにより、インク乾燥性を有する疑似接着可能な記録用紙を得ることができるが、オフセット印刷での印刷ムラなどの原因となる、インクの着肉不良といった新たな問題が生じていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、高速のインクジェットプリンターに対する印字適性のみならずオフセット印刷適性にも優れた、通常の状態では接着せず一定の条件で圧着させた際に疑似接着可能な記録用紙を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、オフセット印刷適性および高速インクジェットプリンター適性の良好な、疑似接着可能な記録用紙について鋭意検討した結果、印刷前のステキヒトサイズ度及びオフセット印刷後の印刷面の接着力を適度の範囲とすることにより、オフセット印刷に十分耐えられる表面強度を有すると共に、高速インクジェットプリンター適性にも優れた、疑似接着可能な記録用紙とすることができることを見出し、本発明に到達した。
即ち本発明は、基材の少なくとも一方の面に感圧接着層を有する圧着シートであって、前記感圧接着層の表面に、デジタルインコメーターにより測定される400rpm時のタック値が6±0.5のオフセット用インクを用い、印圧が200Nでインク量が1.34±0.02g/mとなる条件で印刷した際における、印刷後60秒後に計測される印刷面の接着力が0.5N以下であると共に、印刷前の前期感圧接着層表面のステキヒトサイズ度/坪量の値が0.08〜0.6(秒・m/g)であることを特徴とする疑似接着可能な記録用紙によって達成された。
【0011】
上記インキのタックの値は、インクの塗工紙への浸透性と関連があると考えられる。インクのタック値が大きい場合、インキの塗工紙への着肉が低下する。従って、このタック値が0.5N以上の範囲では、オフセット印刷すると印字ムラなどが発生する。
またステキヒトサイズ度(秒)/坪量(g/m)の値が0.08(秒・m/g)以下の範囲では、オフセット印刷において地汚れが発生し、0.6以上の範囲ではインクジェットプリンターでのインク乾燥性が不十分となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に使用される基材は特に限定されるものではないが、特に、木材パルプを主体とし、合成繊維や無機質繊維を必要に応じて配合し、填料、紙力増強剤、サイズ剤、歩留り向上剤などを適宜添加して、長網抄紙機あるいはツインワイヤー抄紙機で抄紙し、サイズプレスにてサイズ剤や表面強度向上剤を付与した後乾燥し、カレンダーにて平滑処理して得られた基材を用いることが望ましい。
本発明においては、基材のステキヒトサイズ度が10〜40秒であることが好ましい。
【0013】
本発明においては、基材の少なくとも一方の面に、疑似接着可能な感圧接着剤層(以下、疑似接着層とする)を設ける。該疑似接着層の主成分は、疑似接着力の調整とインク吸収性に寄与する微粒子充填剤、感圧接着性を付与する感圧接着剤、及び疑似接着力の調整と疑似接着層の形成に寄与する非感圧接着剤である。
【0014】
本発明の疑似接着層に用いられる微粒子充填剤には、特に制限はなく、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、酸化チタン、アルミナ、シリカ、各種プラスチックピグメント、また、これらの複合体など、公知の顔料の中から少なくとも1種を適宜選択して使用することが出来る。特にインク乾燥性及び印字濃度の観点から、1次粒子径が5〜15nmで平均粒子径が7μm以下の微粒子充填剤を用いることが望ましい。尚、平均1次粒子径は、透過電子顕微鏡(TEM)により測定して算出した値であり、平均粒子径は、コールカウンター法により求めた値である。また配合量としては、インク乾燥時間及び印字濃度の観点から、感圧接着剤100部に対して微粒子充填剤が50〜250部であることが好ましく、特に80〜100部であることが好ましい。
【0015】
本発明における疑似接着層に用いられる感圧接着剤としては、メチルメタクリレートなどのアクリル系モノマーを重合した天然ゴムラテックス、スチレンブタジエン共重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニルエマルジョン、アクリル樹脂エマルジョンなどの公知のエマルジョン等を、1種類あるいは2種類以上組み合わせて使用することが可能である。
【0016】
本発明における疑似接着層に用いられる非感圧接着剤は、インクジェットプリンターのインクが通常水性である為、水溶性バインダーであることが好ましい。この場合の水溶性バインダーは公知のものの中から適宜選択することが出来るが、特に完全ケン化型PVA、部分ケン化型PVA、カチオン変性PVA、アニオン変性PVA、シラノール変性PVA、酸化デンプン、リン酸エステル化デンプン、ローコンス、カゼイン、CMCなどを用いることが好ましい。これらの中でも、インクジェットプリンター使用時の印字濃度の低下が少なく、またオフセット印刷時におけるセットオフ性も良好になる点から、PVAを使用することが好ましく、特に、完全ケン化型PVAが圧着性能の点から好ましい。
【0017】
本発明においては、非感圧接着剤として、上記水溶性バインダーと共に適宜合成樹脂バインダーを用いることが出来る。このような合成樹脂バインダーは、平均粒子系が200nm以下でTgが0℃以下であることが好ましい。このような合成樹脂バインダーの例としては、スチレンブタジエンラテックス、アクリル系エマルジョン、酢酸ビニル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョンなどがあげられ、これらは1種類または2種類以上組み合わせて使用することが出来る。本発明においては、これらのバインダーの中でも、顔料を強力に接着するスチレンブタジエンラテックスを使用することが好ましい。合成樹脂バインダーの平均粒子系が200nm以上になると、合成樹脂バインダー自体の不透明性が高くなるため、印字濃度が低下する。また、Tgが0℃以上になると塗工層が硬くなり、圧着強度が低下する。インクジェットプリンターのインクが油性インクである場合には、前記水溶性バインダーを使用する必要はない。本発明においては、インク乾燥時間及び圧着強度の観点から感圧接着剤100部に対して、非感圧接着剤を30〜150部配合することが好ましく、特に40〜80部配合することが好ましい。
【0018】
本発明においては、インクジェットプリンターによって形成された画像の耐侯性を良好なものとする為に、疑似接着層にインク定着剤を含有させることが好ましい。この場合のインク定着剤は公知のものの中から適宜選択することが出来るが、特にインク定着能の観点から、3級あるいは4級アミンを有する樹脂を選択することが好ましい。
【0019】
本発明においては、インクジェットプリンターによる印刷時のインク乾燥性の観点から、前記疑似接着層に界面活性剤を添加することが好ましい。その界面活性剤の種類は、特に制限されることはないが、HLB値が8〜18である非イオン性の界面活性剤が好ましい。
【0020】
本発明においては、疑似接着層のブロッキング防止剤として、デンプン粒子、セルロース微粉末、メラミン系樹脂粉末、尿素樹脂系粉末、スチレン系樹脂粉末、アクリル系樹脂粉末などを使用することが望ましい。また、必要に応じて、帯電防止剤、消泡剤、分散剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、各種染料の助剤を添加することができる。
【0021】
本発明の疑似接着層の塗工に際しては、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、バーコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、ゲートロールコーターなどの公知の塗工装置を用いることができる。
【0022】
本発明における疑似接着層の好ましい塗工量の範囲は、5〜20g/mである。塗工量が5g/m以下であると、インクジェットプリンターに対する十分なインク吸収容量が得られないため、ブリーディング(隣り合った色の境界部の滲み)などが発生する。また、塗工量が20g/m以上になると、インクジェットプリンターによる印字に対して必要以上のインク吸収性を有することとなり、塗工層強度の低下、印字濃度の低下、操業性の低下などの問題が発生する。
【0023】
【発明の効果】
本発明の疑似接着可能な記録用紙は、高速のインクジェットプリンターに対応したインク乾燥性を有するのみならず、印字濃度が高く、またオフセット印刷適性も有するので記録媒体として優れている上、通常の状態では接着せず一定の条件で圧着させた際に疑似接着可能な記録用紙であり、疑似接着した面を再剥離することも可能であるので、大量に発送する親展はがき等に好適である。
【0024】
【実施例】
以下、実施例及び比較例によって本発明を更に詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。尚、以下の記載における部及び%は、特に断らない限り固形分の重量部及び重量%とする。
【0025】
実施例1.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ180部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤12部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が21秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0026】
実施例2.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ75部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ75部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤12部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が19秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0027】
実施例3.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ180部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤3部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が68秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0028】
実施例4.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ180部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤25部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が10秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0029】
比較例1.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、粒子径が10nmで平均粒子径が2.4μmのシリカ180部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤12部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が18秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0030】
比較例2.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ180部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、及び変性デンプン粒子20部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が85秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0031】
比較例3.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ150部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤25部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が7秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0032】
比較例4.
MMA変性天然ゴムラテックス100部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ25部、1次粒子径が10nmで平均粒子径が6.0μmのシリカ125部、完全ケン化型PVA30部、スチレンブタジエンラテックス50部、ステアリン酸カルシウム5部、変性デンプン粒子20部、及びHLB値が11の非イオン性界面活性剤12部を混合して、疑似接着層用の感圧接着剤組成物を得た。この感圧接着剤組成物を、エアナイフコーターで130g/mとなるように110g/mの上質紙の両面に塗工し、ステキヒトサイズ度が22秒の疑似接着可能な記録用紙を得た。
【0033】
以上のようにして得られた、実施例及び比較例の各記録用紙について、印字濃度、インク乾燥性、圧着強度、オフセット印刷適性、及び印刷面のタック(接着力)を評価した。結果は表1にまとめた通りである。
(印字濃度)
プリンター(Scitex6240J:サイテックス社製)でべた印字(サイテックス1040:黒インク)し、24時間後にその印字濃度をマクベス濃度計(RD918)で測定した。
【0034】
(インク乾燥性)
プリンター(Scitex6240J:サイテックス社製)を用いて100m/分の速度でべた印字(サイテックス1040:黒インク)し、3秒後にべた印字部を擦り、インクの乾燥性を下記の基準で目視評価した。
◎:擦れが全くない
○:あるいは、僅かに擦れが見られるが、実用上問題のないレベル
△:擦れが認められる
×:擦れが認められ、非印字部に影響しているレベル
【0035】
(圧着強度)
ローラータイプのプレス機を用い、線圧58kN、10m/分の通紙速度で記録面同士を加圧接着させ、2時間後に、引張り速度300mm/分の条件でT型剥離試験を行ない、接着力を測定した。
(オフセット印刷適性)
オフセット印刷機(印刷速度:70m/分)で両面印刷し、印刷適性を評価した。
○:地汚れ、印字ムラが全く見られない。
△:地汚れ、印字ムラが若干見られるが、実用上問題にならない。
×:地汚れ、あるいは印字ムラが発生する。
【0036】
(印刷面のタック)
Ink Surface Interaction Tester(SeGan社製)を用いて測定した。
デジタルインコメーターにより測定される400rpm時のタック値が6±0.5のオフセット用インキを10m/分で3分間練り、インキをロールに付着させた後、本装置の金属胴に固定した塗工紙に、印圧200N、インク量1.34±0.02g/mの条件でべた印刷した後、ブランケットを印刷面に接触させて3秒間保持した。次いで印刷面からブランケットが離れるのに要したタックを測定した。
【0037】
【表1】

Figure 2004300245
表1の結果は、本発明の有効性を実証するものである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to pseudo-adhesive recording paper, and more particularly to pseudo-adhesive recording paper excellent in ink jet recording characteristics and offset printing suitability.
[0002]
[Prior art]
In recent years, on the surface of the layer having the pseudo-adhesive ability of the substrate sheet provided with the pressure-sensitive adhesive composition having the pseudo-adhesive ability, after printing and printing various kinds of concealed or confidential information and the like, the layer Recording papers have been developed which can be pressed against each other and pseudo-bonded. Information is recorded on the surface of the pseudo-adhesive layer of the pseudo-adhesive recording paper and the recording surfaces are pseudo-adhered to each other, thereby obtaining an information concealing sheet that can be peeled off when necessary, such as a confidential postcard. It is used for
[0003]
Usually, these pseudo-adhesive recording papers are printed with fixed information by offset printing or the like on the pseudo-adhesive layer and then subjected to form processing, and further, variable information is printed by various printers. As a printer used in this case, a heat roll type non-impact printer (NIP), a flash type NIP or an ink jet printer is used.
[0004]
As described above, in general, two or more different types of printing are performed on recording paper that can be pseudo-adhered, and it is necessary to adapt to each type of printing. Offset printing machines that can use various types of paper are often used for printing fixed information, and recording media are required to have quality such as surface strength and ink inking property.
[0005]
On the other hand, an NIP or an ink-jet printer is used to print variable information as described above. However, while the print processing speed of the NIP is 50 m / min, the ink-jet printer has a high-speed mass processing of 100 m / min or more. In recent years, the use of the latter has been increasing. Therefore, recording paper that can be quasi-adhered has higher print density, better character quality (character sharpness), image water resistance, ink drying property, ink fixing property (set-off suitability), etc., compared to inkjet printers. It is required to meet quality.
[0006]
In particular, ink dryness is an important quality. If the ink drying property is slow, problems such as stains in the running system of the ink jet printer will occur, so it is impossible to increase the printing speed of the ink jet printer. Can not be used for Therefore, many studies have been made so far to improve the ink drying property of an ink jet printer, and a gazette of a pseudo-adhesive recording sheet with improved ink drying property is disclosed (for example, Patent Document 1). 1). However, in these cases, there is a drawback that a powder drop phenomenon occurs in which the coating layer falls off due to insufficient surface strength to withstand offset printing.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-11-334201
In general, in order to improve the ink drying property in a high-speed inkjet printer, a method such as using silica as a fine particle filler or improving the ink absorbency by reducing the size of a recording medium is used. If it is set, the surface strength decreases. In addition, by using an appropriate non-pressure-sensitive adhesive and a fine particle filler, it is possible to obtain a pseudo-adhesive recording paper having ink drying properties, but this may cause uneven printing in offset printing. A new problem such as poor ink deposition has occurred.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a recording paper which is excellent not only in printability but also in offset printability for a high-speed ink-jet printer and which can be quasi-adhered when pressed under a certain condition without bonding in a normal state. That is.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies on recording paper having good suitability for offset printing and high-speed ink-jet printers, and a pseudo-bondable recording sheet. By setting the range, it has been found that a recording paper having a surface strength enough to withstand offset printing and excellent suitability for a high-speed inkjet printer can be obtained as a pseudo-adhesive recording paper, and the present invention has been achieved.
That is, the present invention relates to a pressure-bonded sheet having a pressure-sensitive adhesive layer on at least one surface of a substrate, wherein a tack value at 400 rpm measured by a digital incometer is 6 ± 0 on the surface of the pressure-sensitive adhesive layer. When printing was performed under the condition that the ink amount was 1.34 ± 0.02 g / m 2 at a printing pressure of 200 N and an offset ink of 0.5, the adhesive force of the printing surface measured 60 seconds after printing was used. 0.5N or less, and the value of the degree of Stekigt size / basis weight of the surface of the pressure-sensitive adhesive layer before printing is 0.08 to 0.6 (sec · m 2 / g). Achieved by pseudo-adhesive recording paper.
[0011]
The tack value of the ink is considered to be related to the permeability of the ink to the coated paper. When the tack value of the ink is large, the deposition of the ink on the coated paper decreases. Therefore, when the tack value is in the range of 0.5N or more, printing unevenness occurs when offset printing is performed.
Further, when the value of the degree of Stekigt sizing (second) / basis weight (g / m 2 ) is 0.08 (second · m 2 / g) or less, a background stain occurs in offset printing, and a value of 0.6 or more occurs. In the range, the ink drying property of the ink jet printer becomes insufficient.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The substrate used in the present invention is not particularly limited, but in particular, it is mainly made of wood pulp, blended with synthetic fibers and inorganic fibers as necessary, and has a filler, a paper strength agent, a sizing agent, and a yield. Improving agents were added as appropriate, paper was made with a fourdrinier paper machine or a twin wire paper machine, a size press and a surface strength improver were applied by a size press, dried, and smoothed with a calender. It is desirable to use a substrate.
In the present invention, it is preferred that the base material has a Steckigt sizing degree of 10 to 40 seconds.
[0013]
In the present invention, a pseudo-adhesive pressure-sensitive adhesive layer (hereinafter referred to as a pseudo-adhesive layer) is provided on at least one surface of the substrate. The main components of the pseudo-adhesive layer are fine particle fillers that contribute to the adjustment of pseudo-adhesive force and ink absorption, pressure-sensitive adhesives that provide pressure-sensitive adhesiveness, and the adjustment of pseudo-adhesive force and the formation of pseudo-adhesive layers. A non-pressure sensitive adhesive that contributes.
[0014]
The particulate filler used in the pseudo-adhesive layer of the present invention is not particularly limited, and includes light calcium carbonate, heavy calcium carbonate, talc, kaolin, zeolite, titanium oxide, alumina, silica, various plastic pigments, and At least one of known pigments such as a complex can be appropriately selected and used. In particular, from the viewpoint of ink drying property and print density, it is desirable to use a fine particle filler having a primary particle diameter of 5 to 15 nm and an average particle diameter of 7 μm or less. The average primary particle diameter is a value calculated by measuring with a transmission electron microscope (TEM), and the average particle diameter is a value obtained by a Coal counter method. The amount of the fine particle filler is preferably 50 to 250 parts, more preferably 80 to 100 parts, based on 100 parts of the pressure-sensitive adhesive, from the viewpoints of the ink drying time and the printing density.
[0015]
The pressure-sensitive adhesive used for the pseudo-adhesive layer in the present invention, known natural rubber latex polymerized acrylic monomers such as methyl methacrylate, styrene butadiene copolymer latex, ethylene-vinyl acetate emulsion, acrylic resin emulsion and the like Emulsions and the like can be used alone or in combination of two or more.
[0016]
The non-pressure-sensitive adhesive used for the pseudo-adhesive layer in the present invention is preferably a water-soluble binder since the ink for an inkjet printer is usually aqueous. The water-soluble binder in this case can be appropriately selected from known ones, and in particular, completely saponified PVA, partially saponified PVA, cation-modified PVA, anion-modified PVA, silanol-modified PVA, oxidized starch, phosphoric acid, and the like. It is preferable to use esterified starch, low cons, casein, CMC and the like. Among them, it is preferable to use PVA, since the decrease in print density when using an ink jet printer is small and the set-off property during offset printing is also good. Preferred from the point.
[0017]
In the present invention, a synthetic resin binder can be appropriately used together with the water-soluble binder as the non-pressure-sensitive adhesive. Such a synthetic resin binder preferably has an average particle system of 200 nm or less and a Tg of 0 ° C. or less. Examples of such a synthetic resin binder include styrene butadiene latex, acrylic emulsion, vinyl acetate emulsion, urethane emulsion and the like, and these can be used alone or in combination of two or more. In the present invention, among these binders, it is preferable to use a styrene-butadiene latex that strongly adheres the pigment. When the average particle size of the synthetic resin binder is 200 nm or more, the opacity of the synthetic resin binder itself increases, and the print density decreases. On the other hand, when Tg is 0 ° C. or higher, the coating layer becomes hard, and the pressure-bonding strength decreases. When the ink of the inkjet printer is an oil-based ink, it is not necessary to use the water-soluble binder. In the present invention, from the viewpoints of the ink drying time and the pressure bonding strength, it is preferable to mix 30 to 150 parts, more preferably 40 to 80 parts, of the non-pressure-sensitive adhesive with respect to 100 parts of the pressure-sensitive adhesive. .
[0018]
In the present invention, in order to improve the weather resistance of the image formed by the ink jet printer, it is preferable that the pseudo adhesive layer contains an ink fixing agent. In this case, the ink fixing agent can be appropriately selected from known ones, but it is preferable to select a resin having a tertiary or quaternary amine particularly from the viewpoint of ink fixing ability.
[0019]
In the present invention, it is preferable to add a surfactant to the pseudo-adhesive layer from the viewpoint of ink drying during printing by an inkjet printer. The type of the surfactant is not particularly limited, but a nonionic surfactant having an HLB value of 8 to 18 is preferable.
[0020]
In the present invention, it is preferable to use starch particles, cellulose fine powder, melamine resin powder, urea resin powder, styrene resin powder, acryl resin powder, and the like as a blocking inhibitor for the pseudo adhesive layer. If necessary, an antistatic agent, an antifoaming agent, a dispersant, a viscosity adjuster, an ultraviolet absorber, an antioxidant, and various dye auxiliaries can be added.
[0021]
When coating the pseudo-adhesive layer of the present invention, known coating devices such as various blade coaters, roll coaters, air knife coaters, bar coaters, curtain coaters, gravure coaters, and gate roll coaters can be used.
[0022]
The preferable range of the coating amount of the pseudo adhesive layer in the present invention is 5 to 20 g / m 2 . If the coating amount is 5 g / m 2 or less, a sufficient ink absorption capacity for the ink jet printer cannot be obtained, and thus bleeding (bleeding at the boundary between adjacent colors) or the like occurs. Further, when the coating amount is 20 g / m 2 or more, the ink has an ink absorbency more than necessary for printing by an ink jet printer, and a decrease in coating layer strength, a decrease in print density, a decrease in operability, etc. Problems arise.
[0023]
【The invention's effect】
The pseudo-adhesive recording paper of the present invention not only has an ink drying property corresponding to a high-speed ink jet printer, but also has a high print density and is suitable for offset printing, so that it is excellent as a recording medium, and has a normal state. This is a recording sheet that can be pseudo-adhered when pressed under certain conditions without bonding, and the pseudo-adhered surface can be peeled off again, which is suitable for confidential postcards that are sent in large quantities.
[0024]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited thereto. Parts and% in the following description are parts by weight and% by weight of solid content unless otherwise specified.
[0025]
Embodiment 1 FIG.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 180 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles , And 12 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 were mixed to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 21 seconds. Was.
[0026]
Embodiment 2. FIG.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 75 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 75 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, completely saponified type 30 parts of PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles, and 12 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 are mixed to form a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. Got. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 19 seconds. Was.
[0027]
Embodiment 3 FIG.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 180 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles And 3 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 were mixed to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater to a weight of 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 68 seconds. Was.
[0028]
Embodiment 4. FIG.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 180 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles And 25 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 were mixed to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition is applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 10 seconds. Was.
[0029]
Comparative Example 1
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 180 parts of silica having a particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 2.4 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles, and A non-ionic surfactant having an HLB value of 11 was mixed with 12 parts to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 18 seconds. Was.
[0030]
Comparative Example 2.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 180 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, and modified starch particles 20 The parts were mixed to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 85 seconds. Was.
[0031]
Comparative Example 3
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 150 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 30 parts of completely saponified PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles And 25 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 were mixed to obtain a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 7 seconds. Was.
[0032]
Comparative Example 4.
100 parts of MMA-modified natural rubber latex, 25 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, 125 parts of silica having a primary particle diameter of 10 nm and an average particle diameter of 6.0 μm, completely saponified type 30 parts of PVA, 50 parts of styrene butadiene latex, 5 parts of calcium stearate, 20 parts of modified starch particles, and 12 parts of a nonionic surfactant having an HLB value of 11 are mixed to form a pressure-sensitive adhesive composition for a pseudo adhesive layer. Got. This pressure-sensitive adhesive composition was applied to both sides of a 110 g / m 2 high quality paper with an air knife coater so as to be 130 g / m 2 to obtain a pseudo-adhesive recording paper having a Steckigt sizing degree of 22 seconds. Was.
[0033]
With respect to the recording papers of the examples and the comparative examples obtained as described above, the print density, ink drying property, press-fitting strength, offset printing suitability, and tack (adhesive strength) of the printed surface were evaluated. The results are as summarized in Table 1.
(Print density)
Solid printing (Scitex 1040: black ink) was performed using a printer (Scitex 6240J: manufactured by Cytex Corporation), and the print density was measured 24 hours later using a Macbeth densitometer (RD918).
[0034]
(Ink drying)
Using a printer (Scitex 6240J: manufactured by Scitex), printing at a speed of 100 m / min (Cytex 1040: black ink), rubbing the printed portion after 3 seconds, and visually evaluating the dryness of the ink based on the following criteria. did.
:: no rubbing ○: or slight rubbing is observed, but there is no practical problem △: rubbing is recognized X: rubbing is recognized, level affecting non-printed area [0035]
(Crimping strength)
Using a roller-type press, the recording surfaces were pressure-bonded to each other at a linear pressure of 58 kN and a paper passing speed of 10 m / min. After 2 hours, a T-type peeling test was performed at a pulling speed of 300 mm / min. Was measured.
(Offset printing suitability)
Double-sided printing was performed with an offset printing machine (printing speed: 70 m / min), and printability was evaluated.
:: No background dirt or printing unevenness is observed at all.
C: Some background stains and uneven printing were observed, but no practical problem occurred.
×: Background stain or printing unevenness occurs.
[0036]
(Print surface tack)
The measurement was performed using an Ink Surface Interaction Tester (manufactured by Segan).
An ink for offset having a tack value of 6 ± 0.5 at 400 rpm measured by a digital incometer is kneaded at 10 m / min for 3 minutes, and the ink is adhered to a roll, and the coating is fixed to a metal cylinder of the present apparatus. After printing solid on paper under the conditions of a printing pressure of 200 N and an ink amount of 1.34 ± 0.02 g / m 2 , a blanket was brought into contact with the printing surface and held for 3 seconds. The tack required to separate the blanket from the print surface was then measured.
[0037]
[Table 1]
Figure 2004300245
The results in Table 1 demonstrate the effectiveness of the present invention.

Claims (4)

基材の少なくとも一方の面に疑似接着可能な感圧接着層を有する圧着シートであって、前記感圧接着層の表面に、デジタルインコメーターにより測定される400rpm時のタック値が6±0.5のオフセット用インクを用い、印圧が200Nでインク量が1.34±0.02g/mとなる条件で印刷した際における、印刷後60秒後に計測される印刷面の接着力が0.5N以下であると共に、印刷前の前記感圧接着層表面のステキヒトサイズ度(秒)/坪量(g/m)の値が0.08〜0.6(秒・m/g)であることを特徴とする疑似接着可能な記録用紙。A pressure-sensitive adhesive sheet having a pseudo-adhesive pressure-sensitive adhesive layer on at least one surface of a base material, wherein the tack value at 400 rpm measured by a digital incometer is 6 ± 0. When printing was performed using the offset ink of No. 5 at a printing pressure of 200 N and an ink amount of 1.34 ± 0.02 g / m 2 , the adhesive strength of the printing surface measured 60 seconds after printing was 0. 0.5N or less, and the value of the degree of Stekigt sizing degree (sec) / basis weight (g / m 2 ) of the surface of the pressure-sensitive adhesive layer before printing is 0.08 to 0.6 (sec · m 2 / g). ), A pseudo-adhesive recording sheet. 前記疑似接着可能な感圧接着層が、平均粒子径が200nm以下でTgが0℃以下の合成樹脂バインダーを含有する、請求項1に記載された疑似接着可能な記録用紙。The pseudo-adhesive recording paper according to claim 1, wherein the pseudo-adhesive pressure-sensitive adhesive layer contains a synthetic resin binder having an average particle diameter of 200 nm or less and a Tg of 0 ° C. or less. 前記疑似接着可能な感圧接着層が、3級アミン又は4級アミンを有する樹脂を含有する、請求項1又は2に記載された疑似接着可能な記録用紙。The pseudo-adhesive recording paper according to claim 1 or 2, wherein the pseudo-adhesive pressure-sensitive adhesive layer contains a resin having a tertiary amine or a quaternary amine. 前記疑似接着可能な感圧接着層が、HLB値が8〜18の非イオン性の界面活性剤を含有する、請求項1〜3の何れかに記載された疑似接着可能な記録用紙。The pseudo-adhesive recording sheet according to any one of claims 1 to 3, wherein the pseudo-adhesive pressure-sensitive adhesive layer contains a nonionic surfactant having an HLB value of 8 to 18.
JP2003093800A 2003-03-31 2003-03-31 Quasi-bondable recording paper Pending JP2004300245A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003093800A JP2004300245A (en) 2003-03-31 2003-03-31 Quasi-bondable recording paper

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003093800A JP2004300245A (en) 2003-03-31 2003-03-31 Quasi-bondable recording paper

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004300245A true JP2004300245A (en) 2004-10-28

Family

ID=33406503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003093800A Pending JP2004300245A (en) 2003-03-31 2003-03-31 Quasi-bondable recording paper

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004300245A (en)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225803A (en) * 2005-02-18 2006-08-31 Hokuetsu Paper Mills Ltd Repeelable compression-adhered recording paper
JP2008045115A (en) * 2006-07-18 2008-02-28 Hokuetsu Paper Mills Ltd Releasable pressure-bonded recording paper
JP2009228171A (en) * 2008-03-25 2009-10-08 Oji Paper Co Ltd Coated paper for pressure-sensitive adhesive sheet
JP2009249745A (en) * 2008-04-02 2009-10-29 Daio Paper Corp Pseudo-adhesive paper
JP2009256528A (en) * 2008-04-21 2009-11-05 Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd Inorganic adhesive composition
JP2015193234A (en) * 2014-03-28 2015-11-05 特種東海製紙株式会社 Pressure-sensitive adhesion paper for inkjet recording
JP2017025299A (en) * 2015-07-15 2017-02-02 日本製紙株式会社 Pressing paper

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225803A (en) * 2005-02-18 2006-08-31 Hokuetsu Paper Mills Ltd Repeelable compression-adhered recording paper
JP2008045115A (en) * 2006-07-18 2008-02-28 Hokuetsu Paper Mills Ltd Releasable pressure-bonded recording paper
JP2009228171A (en) * 2008-03-25 2009-10-08 Oji Paper Co Ltd Coated paper for pressure-sensitive adhesive sheet
JP2009249745A (en) * 2008-04-02 2009-10-29 Daio Paper Corp Pseudo-adhesive paper
JP2009256528A (en) * 2008-04-21 2009-11-05 Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd Inorganic adhesive composition
JP2015193234A (en) * 2014-03-28 2015-11-05 特種東海製紙株式会社 Pressure-sensitive adhesion paper for inkjet recording
JP2017025299A (en) * 2015-07-15 2017-02-02 日本製紙株式会社 Pressing paper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014104642A (en) Base paper for press-bonding paper for inkjet recording
JP2004300245A (en) Quasi-bondable recording paper
JP4734926B2 (en) Coated paper
JP4579454B2 (en) Inkjet recording sheet
JP2001277414A (en) Press bonding recording paper
JP2005008992A (en) Multi-purpose recording paper
JP2005125639A (en) Paper for pressure-bonded postcard for high speed rotary inkjet recording
JP2004091989A (en) Recording paper having peelable adhesivity
JP3989345B2 (en) Pseudo-adhesive recording paper
JP2004082466A (en) Pressure-sensitive adhesive sheet
JP2008045115A (en) Releasable pressure-bonded recording paper
JP2004232150A (en) Recording paper enabling pseudo-adhesion
JP2018051836A (en) Pressure sensitive sheet for inkjet recording and manufacturing method therefor
JP6531075B2 (en) Crimp paper
JP2008238447A (en) Re-releasable pressure-sensitive bonding recording paper
JP3732495B2 (en) Pseudo-adhesive paper or pseudo-adhesive paper and manufacturing method thereof
JP6212459B2 (en) Inkjet recording pressure-sensitive paper
JP2004099821A (en) Pressure-sensitive adhesive sheet
JP2005298994A (en) Coated paper for pseudo-adhesive paper and method for producing the same
JP3976242B2 (en) Pseudo-adhesive recording paper
JP4640890B2 (en) Removable pressure-sensitive recording paper
JP4332303B2 (en) Crimp recording paper
JP3693356B2 (en) Inkjet recording sheet for labels
JP2004083790A (en) Pressure sensitive adhesive sheet
JP2019035164A (en) Base paper for crimping and crimp paper