JP2004236523A - Fermented food and method for producing the same - Google Patents

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Hidehachiro Kato
英八郎 加藤
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KOMU JAPAN KK
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HOT PLANNING CO Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide fermented food obtained by inoculating beans with Tempeh without removing hulls and hypocotyls from the beans; and to provide a method for producing the fermented food. <P>SOLUTION: The fermented food is obtained by the following process: cooking soybeans (S104), inoculating the cooked soybeans with Tempeh(S105), and fermenting the resultant soybeans (S107). In the process of inoculation (S105), the soybeans are inoculated with the Tempeh without removing the hulls and the hypocotyls from the soybeans. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、豆にテンペ菌を接種して製造される醗酵食品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、豆にテンペ菌を接種して製造される醗酵食品は、特開平5−168423号公報の段落番号0003に記載されているように、豆の洗浄(第一の工程)、加熱(第二の工程)、酸浸漬・酸醗酵(第三の工程)、脱皮・除皮(第四の工程)、排水・乾燥(第五の工程)、醗酵スターター(テンペ菌)の添加・混合(第六の工程)、容器への充填(第七の工程)、醗酵(第八の工程)といった工程により製造されており、第四の工程のように豆の外皮を取り除く工程を必須の工程として有しており、この第四の工程の後に加熱工程を加える場合もあった。
【0003】
ここで、豆の外皮を取り除いてしまうのは、特開平5−168423号公報の段落番号0015に記載されているように、テンペ菌による醗酵を容易にし、また、バクテリア等の腐敗菌が皮と子葉との間で繁殖するのを防ぐためであるとともに、外皮があると醗酵させた醗酵食品をブロック状に固めることが困難であったためである。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−168423号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、豆の外皮には、繊維質が豊富に含まれているほか、豆の外皮と一緒に取り除かれてしまう胚軸には、抗コレステロール、抗脂血、抗酸化、抗ガンといった機能を有するとされているイソフラボンやサポニンが豊富に含まれていることがわかっている。
【0006】
また、従来のように豆の外皮を取り除いてしまうと、豆の外皮がゴミとなって廃棄されることから、自然環境を悪化させる原因ともなる。
【0007】
そこで、本発明は、豆の外皮及び胚軸を取り除くことなくテンペ菌を接種して豆を醗酵させた醗酵食品及びその製造方法を提供すると共に、廃棄されるゴミの量を減らし、環境にも配慮した食品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明は、加熱処理した豆にテンペ菌を接種して醗酵させることにより製造される醗酵食品であって、前記豆の外皮及び胚軸を取り除くことなく前記テンペ菌を接種したことを特徴とする醗酵食品を提供する。
【0009】
豆については、大豆、ピーナッツ、小豆、そら豆、エンドウ豆等全ての種類の豆を使用することができる。
【0010】
テンペ菌は、リゾーブス菌ともいい、ハイビスカスの葉に生息していることが知られている。
【0011】
このようなテンペ菌を豆に接種して醗酵させた醗酵食品は、醗酵させることにより、消化性が増し、ビタミン類やアミノ酸類が増加し、単に煮ただけの豆と比較すると栄養価が飛躍的に向上し、和食、洋食、中華料理に使えるほか、菓子やパンに添加してもよい。
【0012】
このような醗酵食品を製造する際に、豆の外皮及び胚軸を取り除くことなくテンペ菌を接種し醗酵させることにより、豆の外皮に含まれている食物繊維や豆の胚軸に含まれているイソフラボン・サポニンを摂取することができるようになる。
【0013】
なお、豆の外皮を取り除かないと、この外皮と子葉との間に腐敗菌が繁殖するおそれがあるが、豆にテンペ菌を接種する前に、乳酸、酢酸又はクエン酸のうち何れか一種以上により細菌の繁殖を抑制することで、テンペ菌による醗酵過程で腐敗菌が繁殖してしまうことをある程度は予防することができる。
【0014】
また、豆を圧潰、切断又は穿孔してテンペ菌で醗酵させることにより、豆の外皮と子葉との間に残っている水分が分散され、腐敗菌の繁殖をより確実に防止することができるとともに、テンペ菌が大豆の内部に行き渡り充分に醗酵する。
【0015】
なお、豆を圧潰、切断又は穿孔する工程は、テンペ菌の接種の前後のいずれに行ってもよいが、テンペ菌を接種した後に豆を圧潰、切断又は穿孔した方が、まんべんなくテンペ菌が豆に行き渡ることとなるため好適である。
【0016】
また、醗酵食品を成形する際に、豆の外皮を取り除いておかないと、外皮が邪魔をして塊になりにくいことがあるが、豆を圧潰、切断又は穿孔しておくことで、大豆の内部が充分に醗酵され、この醗酵食品をブロック状に成形しやすくなるとともに、成形した後でも型くずれすることがなくなる。
【0017】
また、本発明は、加熱処理した豆にテンペ菌を接種して醗酵させることによる醗酵食品の製造方法であって、前記豆の外皮及び胚軸を取り除くことなく前記テンペ菌を接種したことを特徴とする醗酵食品の製造方法を提供する。
【0018】
このように、豆にテンペ菌を接種して醗酵させることにより製造される醗酵食品において、豆の外皮及び胚軸を取り除くことなく製造することで、豆の外皮に含まれている食物繊維及び豆の胚軸に含まれている豆サポニンを有効に摂取することができる。
【0019】
なお、豆の外皮と子葉との間に繁殖する腐敗菌の繁殖を防止するため、乳酸、酢酸又はクエン酸のうち何れか一種以上を用いること、および、豆を圧潰、切断又は穿孔しておくことが望ましいことは上述の通りである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係る醗酵食品の製造方法を図1のフローチャートを用いて説明する。
【0021】
本実施形態では、一例として、大豆を使用して醗酵食品を製造する。
【0022】
大豆の汚れを取るために洗浄を行う(S101)。
【0023】
このときに、既に傷んでいる豆や小さすぎる豆を取り除いておくことが望ましい。
【0024】
洗浄した大豆を、乳酸、酢酸又はクエン酸が入った水溶液中に浸す(S102).
ここで使用する乳酸又は酢酸の水溶液の酸の濃度及びどの程度の時間漬けておくかについては、大豆に腐敗菌が繁殖するのを抑制するという目的を達成することができる範囲で適時選択することができ、本実施形態では、5リットルの米酢を100リットルの水で薄めた水溶液に、一晩(8時間程度)浸漬した。
【0025】
従来は、この段階において大豆の外皮を除去する作業を行うことが必要であったが、本実施形態においてはこのような作業はもはや必要ではない。
【0026】
乳酸又は酢酸の水溶液に浸漬した状態の大豆を加熱する(S103)。
【0027】
ここでは、10kgの大豆を乳酸又は酢酸の水溶液40リットルの中に入れ、沸騰してから30分〜1時間程度加熱した。
【0028】
加熱された大豆の水を切り、表面を乾燥させる(S104)。
【0029】
ここでは、2時間程度自然乾燥させた。
【0030】
表面を乾燥させた大豆にテンペ菌を接種する(S105)。
【0031】
テンペ菌が大豆全体に充分に行き渡るように、テンペ菌を散布した後に大豆を攪拌することが望ましい。
【0032】
なお、接種するテンペ菌の量については大豆の量・大きさ等を考慮して適時選択すればよい。
【0033】
テンペ菌を接種した後、大豆の外皮と子葉との間の水分が腐敗菌の繁殖の原因とならないように、大豆を潰す(S106)。
【0034】
ここで、大豆を潰すためには、木槌やプレス機械を使用して大豆を叩き潰せばよい。
【0035】
なお、大豆を潰す代わりに、既に潰してある打ち豆を使用することもできる。
【0036】
また、大豆を圧潰する代わりに、大豆を切断し、大豆を細かくしたり、大豆の表面に切れ目を入れたりしてもよく、さらに、大豆に針等で孔を穿つこともできる。
【0037】
このように、潰した大豆をテンペ菌で醗酵させることにより、大豆の表面ばかりでなく大豆の内部にも菌糸が充分に繁殖することとなる。
【0038】
もっとも、大豆を強い力で潰しすぎると、豆と豆とが圧着されてしまい、内部の空気が不足してしまうことから、テンペ菌の繁殖が阻害されてしまう。
【0039】
したがって、豆を軽く潰す必要がある。
【0040】
なお、大豆を圧潰する代わりに、切断又は穿孔する場合には、豆と豆とが圧着してしまう心配はない。
【0041】
このようにして、テンペ菌を接種した大豆を容器(ここでは、500gの容量の角形のプラスチック容器)に充填する(S107)。
【0042】
容器に充填した大豆を気温30℃に保たれた部屋に1日〜2日静置し、醗酵させる(S108)。
【0043】
発酵後に容器から取り出すことで醗酵食品が完成する(S109)。
【0044】
なお、上述のように、本発明では、潰した大豆をテンペ菌で醗酵させているため(S106〜S108)、テンペ菌の菌糸が充分に大豆に行き渡っているため、完成後の醗酵食品がもろく崩れてしまうことはない。
【0045】
なお、完成後の醗酵食品は、笹の葉や竹の皮で包んでおくことにより、細菌の繁殖を防止することができる。
【0046】
以上のように製造された醗酵食品の栄養成分を単に煮ただけの大豆と比較して、表1に表わす。
【0047】
【表1】

Figure 2004236523
【0048】
ここで、比較対象とした煮大豆は、大豆の外皮を取り外すことなく沸騰した水で30分間加熱したものを使用した。
【0049】
表1にも表されているように、本発明によれば、大豆の外皮に含まれている食物繊維がほとんどそのまま醗酵食品にも残っていることがわかる。
【0050】
また、テンペ菌の働きにより、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンが増加していることがわかる。
【0051】
本実施形態においては、大豆の洗浄工程(S101)に続けて大豆を潰す工程(S102)を実施しているが、大豆を潰す工程は浸漬工程(S103)と加熱工程(S104)との間、あるいは、加熱工程(S104)とテンペ菌接種工程(S105)との間に実施することも可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明を構成したので、豆の外皮及び胚軸を取り除くことなくテンペ菌を接種して豆を醗酵させた醗酵食品及びその製造方法を提供することができる。
【0053】
また、豆の外皮がゴミにならず、環境にも配慮した食品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る醗酵食品の製造方法を表すフローチャート。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a fermented food produced by inoculating a tempeh fungus on beans and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a fermented food produced by inoculating a bean with Tempe bacteria is disclosed in JP-A-5-168423, paragraph number 0003, in which the beans are washed (first step), heated (second step), and heated. Step), acid dipping / acid fermentation (third step), dehulling / dehulling (fourth step), drainage / drying (fifth step), addition / mixing of fermentation starter (tempe bacteria) (sixth step) ), Container filling (seventh step), fermentation (eighth step), and has an essential step of removing bean hulls as in the fourth step. In some cases, a heating step is added after the fourth step.
[0003]
Here, removing the outer hull of the beans facilitates fermentation by Tempeh bacteria, as described in paragraph No. 0015 of JP-A-5-168423, and putrefactive bacteria such as bacteria may be removed from the skin. This is because it is not only to prevent propagation with the cotyledons, but also because it is difficult to harden the fermented food that has been fermented into blocks in the presence of the outer skin.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-5-168423.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, bean hulls are rich in fiber, and hypocotyls that are removed along with bean hulls have anticholesterol, antilipidemic, antioxidant, and anticancer functions. It is known that isoflavone and saponin are abundantly contained.
[0006]
In addition, if the outer skin of the beans is removed as in the related art, the outer skin of the beans is discarded as garbage, which may cause deterioration of the natural environment.
[0007]
Therefore, the present invention provides a fermented food product obtained by fermenting beans by inoculating Tempeh bacteria without removing the outer skin and hypocotyl of the beans, and a method for producing the same. The purpose is to provide food that is considered.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention relates to a fermented food product produced by inoculating a heat-treated bean with a tempeh fungus and fermenting the same, wherein the tempeh fungus is obtained without removing the outer skin and hypocotyl of the bean. A fermented food characterized by being inoculated with a fermented food.
[0009]
As for the beans, all kinds of beans such as soybeans, peanuts, red beans, broad beans, and peas can be used.
[0010]
The Tempeh fungus is also known as the Reeves fungus and is known to inhabit hibiscus leaves.
[0011]
Fermented foods inoculated and fermented by inoculating such tempeh bacteria into beans increase digestibility, increase vitamins and amino acids by fermentation, and have a much higher nutritional value than simply cooked beans. It can be used in Japanese, Western, and Chinese dishes, and may be added to sweets and bread.
[0012]
When producing such fermented foods, by inoculating and fermenting Tempeh bacteria without removing the outer hull and hypocotyl of the beans, the dietary fiber contained in the outer hull of the beans and contained in the hypocotyl of the beans Will be able to take isoflavone saponins.
[0013]
If the hulls of the beans are not removed, spoilage bacteria may propagate between the hulls and the cotyledons, but before inoculating the beans with Tempe bacteria, any one or more of lactic acid, acetic acid, or citric acid may be used. Thus, the growth of spoilage bacteria can be prevented to some extent in the fermentation process by Tempe bacteria by suppressing the growth of bacteria.
[0014]
In addition, by crushing, cutting or piercing the beans and fermenting them with Tempeh fungi, the water remaining between the outer skin of the beans and the cotyledons is dispersed, and the propagation of putrefactive bacteria can be more reliably prevented. , Tempeh bacteria spread inside soybeans and ferment well.
[0015]
The step of crushing, cutting, or piercing the beans may be performed before or after the inoculation of Tempeh bacteria.However, the method of crushing, cutting, or piercing the beans after inoculating the Tempeh bacteria is more evenly performed. This is preferable because it will be distributed all over the country.
[0016]
In addition, when molding the fermented food, if the outer skin of the beans is not removed, the outer skin may obstruct the lump and hardly form a lump, but by crushing, cutting or piercing the beans, The inside is sufficiently fermented, so that the fermented food can be easily formed into a block shape, and the molded product does not lose its shape even after being formed.
[0017]
Further, the present invention is a method for producing a fermented food by inoculating a heat-treated bean with tempeh bacteria and fermenting the same, wherein the tempeh was inoculated without removing the outer skin and hypocotyl of the beans. And a method for producing a fermented food.
[0018]
Thus, in the fermented food produced by inoculating and fermenting the beans with Tempeh bacteria, the dietary fiber and the beans contained in the bean's hull are produced without removing the hulls and hypocotyls of the beans. Can effectively ingest the beans saponin contained in the hypocotyl.
[0019]
In addition, in order to prevent the propagation of putrefactive bacteria that grow between the outer skin of the beans and the cotyledons, use one or more of lactic acid, acetic acid, or citric acid, and crush, cut, or perforate the beans. Desirably, as described above.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A method for producing a fermented food according to one embodiment of the present invention will be described with reference to the flowchart in FIG.
[0021]
In the present embodiment, as an example, a fermented food is manufactured using soybean.
[0022]
Washing is performed to remove soybean dirt (S101).
[0023]
At this time, it is desirable to remove beans that are already damaged or that are too small.
[0024]
The washed soybean is immersed in an aqueous solution containing lactic acid, acetic acid or citric acid (S102).
The acid concentration of the aqueous solution of lactic acid or acetic acid used here and how long it should be soaked should be selected in a timely manner as long as the purpose of suppressing the growth of putrefactive bacteria on soybeans can be achieved. In this embodiment, 5 liters of rice vinegar was immersed overnight (about 8 hours) in an aqueous solution diluted with 100 liters of water.
[0025]
Conventionally, at this stage, it was necessary to perform an operation of removing the outer skin of soybean, but in the present embodiment, such an operation is no longer necessary.
[0026]
The soybean immersed in an aqueous solution of lactic acid or acetic acid is heated (S103).
[0027]
Here, 10 kg of soybeans were placed in 40 liters of an aqueous solution of lactic acid or acetic acid and heated for about 30 minutes to 1 hour after boiling.
[0028]
The heated soybeans are drained and the surface is dried (S104).
[0029]
Here, it was air-dried for about 2 hours.
[0030]
The soybean whose surface has been dried is inoculated with Tempeh bacteria (S105).
[0031]
It is desirable to stir the soybeans after spraying the tempehs so that the tempehs spread sufficiently throughout the soybeans.
[0032]
The amount of Tempeh bacteria to be inoculated may be appropriately selected in consideration of the amount and size of soybean.
[0033]
After inoculating Tempeh, the soybeans are crushed so that the water between the outer skin of the soybeans and the cotyledons does not cause the propagation of putrefactive bacteria (S106).
[0034]
Here, in order to crush the soybeans, the soybeans may be crushed using a mallet or a press machine.
[0035]
Instead of crushing soybeans, it is also possible to use already ground crushed beans.
[0036]
Instead of crushing the soybeans, the soybeans may be cut to make the soybeans finer, or a cut may be made in the surface of the soybeans, and the soybeans may be perforated with a needle or the like.
[0037]
Thus, by fermenting the crushed soybean with Tempeh fungus, the hyphae sufficiently propagate not only on the surface of the soybean but also inside the soybean.
[0038]
However, if the soybeans are crushed with a strong force, the beans and the beans are pressed together, and the air inside is insufficient, so that the breeding of Tempeh bacteria is hindered.
[0039]
Therefore, it is necessary to crush the beans lightly.
[0040]
In addition, when cutting or piercing instead of crushing soybeans, there is no fear that beans and beans are compressed.
[0041]
Thus, the container (here, a rectangular plastic container having a capacity of 500 g) is filled with soybean inoculated with Tempeh bacteria (S107).
[0042]
The soybeans filled in the container are allowed to stand for one to two days in a room kept at a temperature of 30 ° C., and fermented (S108).
[0043]
The fermented food is completed by taking out of the container after fermentation (S109).
[0044]
As described above, in the present invention, since the crushed soybean is fermented with Tempeh bacteria (S106 to S108), the hyphae of the Tempeh fungus are sufficiently distributed to the soybean, and the fermented food after completion is brittle. It will not collapse.
[0045]
The fermented food after completion can be wrapped in bamboo leaves or bamboo skin to prevent the growth of bacteria.
[0046]
The nutritional components of the fermented food manufactured as described above are shown in Table 1 in comparison with soybeans simply cooked.
[0047]
[Table 1]
Figure 2004236523
[0048]
Here, the boiled soybean used as a comparison object was heated for 30 minutes with boiling water without removing the outer skin of the soybean.
[0049]
As shown in Table 1, according to the present invention, it is understood that dietary fiber contained in the soy hull remains almost as it is in the fermented food.
[0050]
In addition, it can be seen that the iron, vitamin B1, vitamin B2, and niacin are increased by the action of Tempeh bacteria.
[0051]
In the present embodiment, the soybean crushing step (S102) is performed following the soybean washing step (S101), but the soybean crushing step is performed between the soaking step (S103) and the heating step (S104). Alternatively, it can be carried out between the heating step (S104) and the Tempe bacteria inoculation step (S105).
[0052]
【The invention's effect】
Since the present invention has been constituted as described above, it is possible to provide a fermented food product obtained by fermenting beans by inoculating Tempeh bacteria without removing the outer skin and hypocotyl of the beans and a method for producing the same.
[0053]
In addition, it is possible to provide an environment-friendly food in which the outer skin of the beans does not become garbage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart illustrating a method for producing a fermented food according to an embodiment of the present invention.

Claims (6)

加熱処理した豆にテンペ菌を接種して醗酵させることにより製造される醗酵食品であって、
前記豆の外皮及び胚軸を取り除くことなく前記テンペ菌を接種したことを特徴とする醗酵食品。
Fermented food produced by inoculating Tempeh bacteria on the heat-treated beans and fermenting,
A fermented food obtained by inoculating the Tempeh bacteria without removing the outer skin and hypocotyl of the beans.
前記豆を乳酸、酢酸又はクエン酸のうち何れか一種以上を用いて細菌の繁殖を抑制した後、テンペ菌を接種したことを特徴とする請求項1に記載の醗酵食品。2. The fermented food according to claim 1, wherein the beans are inoculated with Tempeh bacteria after suppressing the growth of bacteria by using any one or more of lactic acid, acetic acid and citric acid. 圧潰、切断又は穿孔した前記豆を前記テンペ菌により醗酵させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の醗酵食品。The fermented food according to claim 1 or 2, wherein the crushed, cut or perforated beans are fermented with the Tempeh bacteria. 加熱処理した豆にテンペ菌を接種して醗酵させることによる醗酵食品の製造方法であって、
前記豆の外皮及び胚軸を取り除くことなく前記テンペ菌を接種したことを特徴とする醗酵食品の製造方法。
A method for producing a fermented food by inoculating Tempeh bacteria on a heat-treated bean and fermenting the same,
A method for producing a fermented food, comprising inoculating the Tempeh bacteria without removing the outer skin and hypocotyl of the beans.
前記豆を乳酸、酢酸又はクエン酸のうち何れか一種以上を用いて細菌の繁殖を抑制した後、テンペ菌を接種したことを特徴とする請求項4に記載の醗酵食品の製造方法。The method for producing a fermented food according to claim 4, wherein the propagation of bacteria is suppressed by using one or more of lactic acid, acetic acid, and citric acid in the beans, and then tempeh is inoculated. 圧潰、切断又は穿孔した前記豆を前記テンペ菌により醗酵させたことを特徴とする請求項4又は5に記載の醗酵食品の製造方法。The method for producing a fermented food according to claim 4 or 5, wherein the crushed, cut or perforated beans are fermented with the Tempeh bacteria.
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JP2012087102A (en) * 2010-10-21 2012-05-10 Maruzen Pharmaceut Co Ltd IgA PRODUCTION PROMOTER AND IMMUNOPOTENTIATOR
US9386786B2 (en) 2005-12-06 2016-07-12 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Equol-containing fermentation product of soybean embryonic axis, and method for production thereof

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