JP2004189644A - Cosmetic - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳しくは、皮膚に張りを与えることができる化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
加齢と紫外線障害の蓄積によって、みずみずしく、きめ細かく、弾力のある肌は、しだいに衰え、肌の張りが低下してくる。これらの皮膚老化の具体的な現象としては、ヒアルロン酸をはじめとするムコ多糖類の減少等が知られている。このような老化した皮膚の改善のために、ヒアルロン酸自体を用いることが知られているが、ヒアルロン酸自体を配合した化粧料は、皮膚表面における保湿効果を発揮するだけであり、本質的に老化肌を改善し得るものではない。
【0003】
このため、ヒアルロン酸産生促進物質を配合した化粧料が提案されているが(特許文献1参照)、これによっても、皮膚の張り低下を十分に改善するには至っていないのが現状である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−163794号公報(第2頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は上記の事情に鑑み、鋭意研究した結果、本発明に到達したものであって、その目的とするところは、皮膚の張りを改善することができる化粧料を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的は、(A)ニコチン酸アミドと、(B)ヒアルロン酸産生促進物質を含有することを特徴とする化粧料によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳述する。
【0008】
本発明で(A)成分として用いられるニコチン酸アミドは、化粧品原料として公知の物質である。
【0009】
本発明における(A)成分全体の含有量は、化粧料の総量を基準として、0.01〜20.0質量%(以下、%と略記する)が好ましく、特に好ましくは0.1〜10.0%である。0.01%以上で皮膚の張り改善効果が特に高く、また20.0%以下が、コスト的にも有利だからである。
【0010】
本発明で(B)成分として用いられるヒアルロン酸産生促進物質としては、N−アセチルグルコサミン、グルコサミン、レチノール、レチノールパルミチン酸エステル、レチノイン酸、マジョラムエキス、セイヨウハッカエキス、ミドリハッカエキス、アップルミントエキス、キランソウエキス、ビューグルエキス、メハジキエキス、キセワタエキス、シソエキス、アオジソエキス、チリメンジソエキス、エゴマエキス、レモンエゴマエキス、メボウキエキス、ヒキオコシエキス、マグワエキス、モウコグワエキス、ロウソエキス、パンノキエキス、コウゾエキス、カジノキエキス、イチジクエキス、オオイタビエキス、アナアオサエキス、オオアオサエキス、シジアオノリエキス、オゴノリエキス、マクサエキス、キリンサイエキス、アラメエキス、ワカメエキス、ヒジキエキス、ノッテドラックエキス、ダービリアエキス等を挙げることができ、1種以上を組み合わせて用いることができる。
【0011】
本発明で用いられる(B)成分全体の含有量は、化粧料の総量を基準として、0.001〜20.0%が好ましく、特に好ましくは0.01〜10.0%、最も好ましくは、0.1〜4.0%である。0.001%以上で、皮膚の張り改善効果が特に高く、また20.0%以下で、十分効果があり、コスト的に有利だからである。
【0012】
本発明で(B)成分として用いられるもののうち、植物のエキスの形態としては、植物および藻類の圧搾物又は抽出物があり、例えば、植物および藻類の、各種部位[全草、地上部、花、果実、果皮、葉、枝、幹、茎、樹皮、根茎、根皮、塊茎、根、種子、全藻、めかぶ(胞子葉又は成実葉)等]をそのまま又は粉砕後、搾取したものか、そのまま又は粉砕後、溶媒で抽出したものである。
【0013】
抽出溶媒としては、水、アルコール類(例えば、メタノール、無水エタノール、エタノール等の低級アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール)、アセトン等のケトン類、エチルエーテル、ジオキサン、アセトニトリル、酢酸エチルエステル等のエステル類、キシレン、ベンゼン、クロロホルム等の有機溶媒の1種類以上を任意に組み合わせて使用することができる。
【0014】
本発明で用いられる植物のエキス(圧搾物又は抽出物)は、配合する化粧料の剤形・形態に応じて、乾燥、濃縮、又は希釈等を任意に行い調製すれば良い。
【0015】
尚、製造方法は特に制限されるものはないが、通常、常温、常圧下での溶媒の沸点の範囲であれば良く、抽出後は濾過又はイオン交換樹脂を用い、吸着・脱色・精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状とすれば良い。更に多くの場合は、そのままの状態で利用できるが、必要ならば、その効果に影響のない範囲で更に脱臭、脱色等の精製処理を加えても良く、脱臭・脱色等の精製処理手段としては、活性炭カラム等を用いれば良く、抽出物質により一般的に適用される通常の手段を任意に選択して行えば良い。
【0016】
本発明の化粧料は、上述した成分を必須の構成成分とするが、当該組成物には本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、粘剤、油剤、粉体(色素、樹脂、顔料)、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、パール化剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
以下に配合成分の具体例を示すが、これらに限られるものではない。
【0017】
陰イオン性界面活性剤としては、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアミドエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩、スルホコハク酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
【0018】
両性界面活性剤としては、グリシン型、アミノプロピオン酸型、カルボキシベタイン型、スルホベタイン型、スルホン酸型、硫酸型、リン酸型等が挙げられ、好適なものとして2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が例示できる。
【0019】
非イオン性界面活性剤としては、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルアミンオキシド等が挙げられる。
【0020】
粘剤の例としては、アクリル酸アミド及びその誘導体、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、セルロース、ケラチン及びコラーゲン又はその誘導体、アルギン酸カルシウム、プルラン、寒天、ゼラチン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペクチン、グァーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸、アルブミン、カゼイン、カードラン、ジェランガム、デキストラン等が挙げられる。
【0021】
油剤としては、通常化粧料に用いられる揮発性及び不揮発性の油剤、溶剤及び樹脂が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体であっても構わない。油剤の例としては、例えばセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等のエステル類、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、分岐脂肪酸コレステリル等のコレステロールエステル、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂、ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油等が挙げられる。
【0022】
粉体の例としては、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の樹脂、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料の顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。
【0023】
生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。
【0024】
本発明の化粧料は、常法に従って製造することができる。また、本発明の化粧料は、一般の皮膚化粧料に限定されるものではなく、医薬部外品、指定医薬部外品、外用医薬品等を包含するものであり、その剤形も目的に応じて任意に選択することができる。すなわち、クリーム、軟膏、乳液、溶液、ゲル等の剤形やパック、ローション(化粧水)、パウダー、スティック等の形態とすることができる。
【0025】
【実施例】
次に、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、含有量は全て質量%である。
【0026】
実施例1〜6,比較例1〜4
評価方法(被験者による評価)
表1に示す各組成の乳化型化粧料を常法により調製した。40−60代の女性被験者10名を対象として、コントロールを片方の前腕部に、各実施例・比較例の乳化物をもう片方の前腕部に、1日2回塗布し、2週間連用を行った。コントロール塗布側の張り感改善度に比べたときの各実施例・比較例の張り感改善度を、表2に示す評価基準に従って、パネラー自身が評価し、全パネラーの合計点数を以って評価結果とした。したがって、点数が高いほどコントロールに対する張り感改善効果に優れていることを示す。結果を表3に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
表1〜表3より、本発明の化粧料である実施例1〜6は、比較例1〜4に比べて、相乗的な皮膚の張り感改善効果を有することがわかる。
【0031】
実施例7
下記に示す組成の化粧水を、常法により調製した。上記評価方法により評価したところ、実施例1〜6同様、皮膚の張り感改善効果に優れたものであった。
【0032】
【0033】
実施例8
下記に示す組成の乳液を、常法により調製した。上記評価方法により評価したところ、実施例1〜6同様皮膚の張り感改善効果に優れたものであった。
【0034】
【0035】
実施例9
下記に示す組成のクリームを、常法により調製した。上記評価方法により評価したところ、実施例1〜6同様に皮膚の張り感改善効果に優れたものであった。
【0036】
【0037】
尚、上記実施例中で用いられた香料は、下記香料処方のものである。
【表4】
【0038】
また、いずれの実施例の化粧料を使用した場合にも、皮膚に発赤、炎症、その他副作用と考えられる症状は発現せず、本発明に係る化粧料は安全性にも優れることが明らかであった。
【0039】
【発明の効果】
以上記載のごとく、本発明の化粧料は、皮膚の張りを改善することができるものである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to cosmetics, and more particularly, to cosmetics that can provide tension to skin.
[0002]
[Prior art]
With aging and the accumulation of UV damage, fresh, fine, elastic skin gradually fades and becomes less firm. As specific phenomena of these skin agings, reduction of mucopolysaccharides such as hyaluronic acid is known. It is known to use hyaluronic acid itself to improve such aged skin, but cosmetics containing hyaluronic acid itself only exert a moisturizing effect on the skin surface, and are essentially composed of It cannot improve aging skin.
[0003]
For this reason, cosmetics containing a hyaluronic acid production-promoting substance have been proposed (see Patent Document 1), but at present, it has not yet been sufficiently improved to reduce the skin tension.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-163794 A (page 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, the present inventors have made intensive studies and arrived at the present invention. An object of the present invention is to provide a cosmetic that can improve skin tension.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The above object is achieved by a cosmetic comprising (A) nicotinamide and (B) a hyaluronic acid production promoting substance.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
[0008]
The nicotinamide used as the component (A) in the present invention is a substance known as a cosmetic raw material.
[0009]
The content of the entire component (A) in the present invention is preferably 0.01 to 20.0% by mass (hereinafter abbreviated as%), and particularly preferably 0.1 to 10% by mass, based on the total amount of the cosmetic. 0%. This is because the effect of improving skin tension is particularly high at 0.01% or more, and 20.0% or less is advantageous in terms of cost.
[0010]
Examples of the hyaluronic acid production promoting substance used as the component (B) in the present invention include N-acetylglucosamine, glucosamine, retinol, retinol palmitate, retinoic acid, marjoram extract, mint extract, green peppermint extract, apple mint extract, Kirancho extract, Bugle extract, Mehajiki extract, Kisewata extract, Perilla extract, Aozoso extract, Chilemensius extract, Sesame extract, Lemon egoma extract, Mebuki extract, Hioki sorghum extract, Magwa extract, Moukogwa extract, Loso extract, Pannoki extract, Kozo extract, Casino extract, Fig extract , Oyster lobster extract, anaoasa extract, oystersauce extract, sagelea extract, ogonori extract, maxa extract, giraffe extract, ara Extract, seaweed extract, hijiki extract, Notte drag extract, can be cited Dabi rear extract, and the like, may be used in combination of one or more.
[0011]
The content of the entire component (B) used in the present invention is preferably from 0.001 to 20.0%, particularly preferably from 0.01 to 10.0%, most preferably from the total amount of the cosmetic. 0.1 to 4.0%. When the content is 0.001% or more, the effect of improving skin tension is particularly high, and when the content is 20.0% or less, the effect is sufficient and the cost is advantageous.
[0012]
Among the forms used as the component (B) in the present invention, the forms of plant extracts include squeezed products or extracts of plants and algae. For example, various parts of plants and algae [whole grass, above-ground parts, flowers , Fruit, peel, leaves, branches, trunk, stem, bark, rhizome, root bark, tubers, roots, seeds, whole algae, mekabu (spores or adult leaves), etc.] Extracted with a solvent as it is or after pulverization.
[0013]
Examples of the extraction solvent include water, alcohols (for example, lower alcohols such as methanol, anhydrous ethanol and ethanol, polyhydric alcohols such as propylene glycol and 1,3-butylene glycol), ketones such as acetone, ethyl ether, dioxane, and the like. One or more of esters such as acetonitrile and ethyl acetate and organic solvents such as xylene, benzene and chloroform can be used in any combination.
[0014]
The plant extract (pressed product or extract) used in the present invention may be prepared by arbitrarily drying, concentrating, or diluting, etc., depending on the dosage form and form of the cosmetic to be blended.
[0015]
In addition, the production method is not particularly limited, but usually, it may be in the range of the boiling point of the solvent at normal temperature and normal pressure, and after extraction, using filtration or ion exchange resin, adsorption, decolorization, and purification. It may be in the form of a solution, paste, gel, or powder. In many cases, it can be used as it is, but if necessary, further purification treatment such as deodorization and decolorization may be added as long as the effect is not affected. An activated carbon column or the like may be used, and ordinary means generally applied to an extracted substance may be arbitrarily selected.
[0016]
The cosmetic of the present invention contains the above-mentioned components as essential components, but the composition contains other components such as an anionic surfactant and an amphoteric surfactant as long as the object of the present invention is not impaired. , Nonionic surfactants, thickeners, oils, powders (pigments, resins, pigments), preservatives, fragrances, humectants, bioactive ingredients, salts, solvents, antioxidants, chelating agents, pearling agents, Components such as a neutralizing agent, a pH adjuster, an insect repellent, and an enzyme can be appropriately compounded.
Specific examples of the components are shown below, but are not limited thereto.
[0017]
Examples of the anionic surfactant include α-acyl sulfonate, alkyl sulfonate, alkyl allyl sulfonate, alkyl naphthalene sulfonate, alkyl sulfate, alkyl ether sulfate, alkylamide sulfate, polyoxyethylene Alkyl ether sulfate, polyoxyethylene alkyl amide ether sulfate, alkyl phosphate, alkyl amide phosphate, alkylloyl alkyl taurate, N-acyl amino acid salt, sulfosuccinate, perfluoroalkyl phosphate, and the like. Can be
[0018]
Examples of the amphoteric surfactant include a glycine type, an aminopropionic acid type, a carboxybetaine type, a sulfobetaine type, a sulfonic acid type, a sulfuric acid type, a phosphoric acid type and the like, and preferred are 2-alkyl-N-carboxymethyl. -N-hydroxyethyl imidazolinium betaine, coconut oil fatty acid amidopropyl betaine and the like can be exemplified.
[0019]
Nonionic surfactants include fatty acid alkanolamide, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl ester, sucrose fatty acid ester, polyglycerin fatty acid ester, alkyl Amine oxide and the like.
[0020]
Examples of the thickener include acrylamide and derivatives thereof, carboxyvinyl polymer, alkyl-modified carboxyvinyl polymer, cellulose, keratin and collagen or derivatives thereof, calcium alginate, pullulan, agar, gelatin, tamarind seed polysaccharide, xanthan gum, carrageenan , High methoxyl pectin, low methoxyl pectin, guar gum, gum arabic, crystalline cellulose, arabinogalactan, karaya gum, tragacanth gum, alginic acid, albumin, casein, curdlan, gellan gum, dextran and the like.
[0021]
Examples of the oil include volatile and non-volatile oils, solvents and resins commonly used in cosmetics, and may be liquids, pastes, or solids at room temperature. Examples of oils include higher alcohols such as cetyl alcohol, isostearyl alcohol, lauryl alcohol, hexadecyl alcohol, octyl dodecanol, fatty acids such as isostearic acid, undecylenic acid, oleic acid, myristyl myristate, hexyl laurate, and myristine. Esters such as octyldodecyl acid, decyl oleate, isopropyl myristate, hexyldecyl dimethyloctanoate, glyceryl monostearate, glyceryl trioctanoate, diethyl phthalate, ethylene glycol monostearate, octyl oxystearate, cholesteryl stearate, Cholesterol esters such as cholesteryl oleate and cholesteryl branched fatty acid, liquid paraffin, hydrocarbons such as petrolatum and squalane, and lanoli , Waxes such as reduced lanolin, carnauba wax, oils such as mink oil, cocoa butter, coconut oil, palm kernel oil, camellia oil, sesame oil, castor oil, olive oil, dimethylpolysiloxane, cyclic dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, etc. And silicone oil.
[0022]
Examples of powders include dyes such as Red No. 201, Yellow No. 4, Blue No. 1, Black No. 401, lake dyes such as Yellow No. 4 Al lake, Yellow No. 203 Ba lake, nylon powder, silk powder, and silicone powder. , Cellulose powder, silicone elastomer spherical powder, resin such as polyethylene powder, colored pigments such as yellow iron oxide, red iron oxide, chromium oxide, carbon black, ultramarine blue, navy blue, etc., white pigments such as zinc oxide and titanium oxide, talc, Extender pigments such as mica, sericite and kaolin, pearl pigments such as mica titanium, metal salts such as barium sulfate, calcium carbonate, magnesium carbonate and magnesium silicate, inorganic powders such as silica and alumina, bentonite, smectite, nitriding Boron and the like. The shape of these powders (spherical, rod-like, needle-like, plate-like, irregular, flake-like, spindle-like, etc.) is not particularly limited.
[0023]
Examples of the physiologically active ingredient include substances that give some physiological activity to the skin when applied to the skin. For example, anti-aging agents, ultraviolet protection agents, tightening agents, antioxidants, humectants, blood circulation promoters, antibacterial agents, bactericides, desiccants, cooling agents, warming agents, vitamins, amino acids, wound healing agents Stimulants, analgesics, cell activators, enzyme components and the like.
[0024]
The cosmetic of the present invention can be produced according to a conventional method. Further, the cosmetics of the present invention are not limited to general skin cosmetics, but include quasi-drugs, designated quasi-drugs, external medicines, etc. Can be arbitrarily selected. That is, they can be in the form of creams, ointments, emulsions, solutions, gels, and the like, or in the form of packs, lotions (lotions), powders, sticks, and the like.
[0025]
【Example】
Next, the present invention will be described in detail with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples. The contents are all mass%.
[0026]
Examples 1 to 6, Comparative Examples 1 to 4
Evaluation method (evaluation by subject)
Emulsifying cosmetics of each composition shown in Table 1 were prepared by a conventional method. For 10 female subjects in their 40s and 60s, the control was applied to one forearm and the emulsion of each Example / Comparative Example was applied to the other forearm twice a day, and continuous application was performed for two weeks. Was. The panelists themselves evaluated the degree of improvement in tension of each of the examples and comparative examples as compared with the degree of improvement in tension on the control application side, and evaluated based on the total score of all panelists. Result. Therefore, the higher the score, the better the effect of improving the feeling of tension with respect to the control. Table 3 shows the results.
[0027]
[Table 1]
[0028]
[Table 2]
[0029]
[Table 3]
[0030]
From Tables 1 to 3, it can be seen that Examples 1 to 6, which are cosmetics of the present invention, have a synergistic skin tension improving effect compared to Comparative Examples 1 to 4.
[0031]
Example 7
A lotion having the following composition was prepared by a conventional method. When evaluated by the above evaluation method, as in Examples 1 to 6, it was excellent in the effect of improving skin tension.
[0032]
[0033]
Example 8
An emulsion having the following composition was prepared by a conventional method. When evaluated by the above-mentioned evaluation method, it was excellent in the effect of improving skin tightness as in Examples 1 to 6.
[0034]
[0035]
Example 9
A cream having the following composition was prepared by a conventional method. When evaluated by the above evaluation method, it was found to be excellent in the effect of improving skin tension as in Examples 1 to 6.
[0036]
[0037]
The fragrance used in the above examples has the following fragrance formulation.
[Table 4]
[0038]
Also, when the cosmetics of any of the examples were used, redness, inflammation, and other symptoms considered to be side effects did not appear on the skin, and it was clear that the cosmetics according to the present invention were also excellent in safety. Was.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, the cosmetic of the present invention can improve skin tension.
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