JP2004122043A - Apparatus for manufacturing ozone water - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オゾンガスを水に溶解させて、オゾン水を作るオゾン水製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オゾンには、強い酸化作用があり、菌、臭い、色等を除去する作用があるので、水にオゾンガスを溶解させたオゾン水を用いて、種々の物の殺菌、消毒、脱臭、脱色等が広く行われている。
【0003】
このようなオゾン水は、例えば、オゾン耐食性材料から作られた渦流ポンプやエジェクタを使用して、水(原水)にオゾンガスを溶解させることにより比較的簡単に作られる。渦流ポンプの場合には、ポンプ翼の撹拌作用にて水とオゾンガスとを混合することにより、オゾンガスを水と接触させて、オゾン水が作られ、エジェクタの場合には、オゾンガスを高速水流によって吸引し、水と混合することにより、オゾンガスを水に接触させてオゾン水が作られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の渦流ポンプやエジェクタでは、多量なオゾンガスを水と混合させることができず、かつ、水とオゾンガスとを充分に接触させることができないという問題があった。このため、このような渦流ポンプやエジェクタを用いたオゾン水製造装置では、オゾン濃度が1ppm程度の、オゾン濃度の低いオゾン水しか製造できないという問題があった。
【0005】
例えば、図9は、入口流路101と出口流路105との間に絞り流路102とディフューザ部104とが設けられ、原水の高速水流によって低圧になった絞り流路102の位置にて、オゾンガス導入路103からオゾンガスを吸引し、後のディフューザ部104でオゾンガスと原水とを混合するようにした従来型のオゾン水製造用エジェクタ100を示している。図10及び図11は、このエジェクタ100を、図5で示される実験装置(詳細は実施形態中で説明する)中にセットし、入り口流路101側に、水供給圧力Pを市中の水道圧の範囲(0.1〜0.4MPaG)で変動させるように、水を供給するとともに、オゾンガス導入路103側から空気を自然吸引させるようにした場合の、エジェクタ効率η(=吸引空気量Q/水流量R(%))等を示している。
【0006】
図10は絞り流路102の径D2が2.5mmの場合の結果を示し、図11は絞り流路102の径D2が3.5mmの場合の結果を示すが、何れの場合でも、エジェクタ効率ηが30%以下であり、このエジェクタ100では、水流量Rに対して、空気(ガス)を充分に吸引できないことがわかる。また、実験観察によると、このエジェクタ100では、吸引した空気泡のサイズが比較的大きいため、水とガスとの接触が充分になされない(水流中にガスを溶解させにくい)ということもわかった。
【0007】
なお、エジェクタ100の図9で示される各部のサイズは、例えば、D1=15、D2=2.5(3.5)、D3=15、D4=2、A1=15.1(13.9)、A2=5、A3=71.4(65.7)(以上単位はmm)、α=45度、β=10度である。
【0008】
この発明は、以上の点に鑑み、一定量の吸引用原水が用いられるエジェクタを使用した場合でも、多量のオゾンガスを容易に吸引できるとともに、吸引したオゾンガスと原水と充分に接触させることができるオゾン水製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明は、エジェクタの使用により、原水にオゾンガスを溶解させてオゾン水を製造するオゾン水製造装置において、エジェクタを、原水として水道水がほぼ水道圧で供給され、この原水を高速で噴射する第1絞り流路と、第1絞り流路から噴射される噴射水周りを囲むように、この第1絞り流路に隣接して設けられるオゾンガス供給室と、第1の絞り流路径より大径で、かつ、オゾンガス供給室に対して第1絞り流路の反対側に、この第1絞り流路と同芯状になるように設けられ、オゾンガス供給室中のオゾンガスを噴射水中に混入させる第2絞り流路と、第2絞り流路に隣接して設けられ、この第2絞り流路より流路径が漸次拡大するディフューザ部とを有するように形成していることである。
【0010】
この発明では、原水がエジェクタの第1絞り流路によって高速噴射されると、この噴射水はオゾンガス供給室を通って第2絞り流路に入るが、高速の噴射水によってオゾンガス供給室内の静圧が下がるため、オゾンガス供給室中のオゾンガスは第2絞り流路内に引き込まれる。このことにより、第2絞り流路中及びしだいに流速が落とされるディフューザ部において、噴射水(原水)中に充分な(多量な)オゾンガスが小気泡となって混入した混入水が形成される。そして、原水とオゾンガスとの接触がなされることにより、原水中にオゾンガスが溶解したオゾン水が作られる。
【0011】
この発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の場合において、エジェクタの出口部に直結され、原水中にオゾンガスが混入した混入水を、流れに沿った軸心を含む面で複数に分割して、この軸心周りに旋回させつつ撹拌する固定羽根が、この混入水の流れ方向に複数段設けられたスタチックミキサを有しているとともに、このスタチックミキサのケーシングを、混入水の流れの状態が分かるように透明材にて形成していることである。
【0012】
この発明では、エジェクタを出た混入水は、直ちにスタチックミキサ中に入って撹拌されるが、このスタチックミキサのケーシングが透明であるため、スタチックミキサ中の混入水の流れを外部から見ることができる。なお、スタチックミキサでは、固定羽根によって、混入水がその軸心周りを旋回するように、この混入水を流れ方向に移動させつつ撹拌するが、この混入水がつぎの固定羽根に入る場合に、羽根の位置を周方向にずらしたり、旋回方向を逆にすることにより、混入水の更なる撹拌をすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図7はこの発明の一実施の形態に係るオゾン水製造装置を備えたオゾン水製造システムの外観を、一部分解して示すものであり、図8はこのオゾン水製造システムにおいてオゾン水が製造される手順を示すものである。
【0014】
オゾン水製造システムSは、図7及び図8で示されるように、オゾン製造装置1と、貯水槽23を除いたオゾン水製造装置2とを、所定のボックス3に納めたものを、貯水槽23とともに、キャスター4a付きの収納台車4上に収納したものであり、メンテナンス等を考慮して、ボックス3と貯水槽23とが収納台車4から容易に取り外しできるようになっている。ボックス3の斜状の上板3aには、2つの装置1,2の操作パネル5が設置されているとともに、上部に内部を見通せる細長い透明板3bがはめ込まれている。なお、図7中符号4bは収納台車4の側板であり、符号4cは収納台車4の上板である。
【0015】
オゾン製造装置1は、図8で示されるように、エアフィルタ10、エアコンプレッサ11、切替電磁弁ブロック12、第1及び第2吸着筒13A,13B、消音器14、特殊逆止弁15、バッファ容器16及び圧力調整器17等を有するPSA酸素濃縮装置と、オゾン発生器18及び高周波高電圧電源19等を有するオゾナイザーとから構成される。
【0016】
PSA酸素濃縮装置では、エアフィルタ10を介して吸引された吸気(空気)を、エアコンプレッサ11で所定圧まで加圧して、切替電磁弁ブロック12を介して、第1又は第2吸着筒13A,13Bに送り、この第1又は第2吸着筒13A,13Bにおいて、空気からチッソを吸着して、例えば酸素濃度を95%まで高めた酸素高濃度ガスを形成後、この酸素高濃度ガスを、バッファ容器16に一時的に貯め、このバッファ容器16からのガスを圧力調整器17により所定圧(例えば、0.05〜0.08MPaG)まで減圧してオゾナイザーまで送るものである。
【0017】
切替電磁弁ブロック12は、第1及び第2吸着筒13A,13Bの一方に、加圧空気を送ってチッソガスの吸着を行わせるとともに、チッソガスの吸着を行わず、内部吸着剤(ゼオライト系窒素ガス吸着剤)の脱チッソ再生を行う第1及び第2吸着筒13A,13Bの他方を、消音器14に接続して、再生ガスの排出を行わせる働きを有している。特殊逆止弁15は、ガスの流れの逆流を防止するとともに、第1及び第2吸着筒13A,13Bの一方で作られた酸素高濃度ガスを、オリフィスを介して、脱チッソ再生中の第1及び第2吸着筒13A,13Bの他方に送り、この第1及び第2吸着筒13A,13Bの他方に脱チッソ再生を行わせる働きを有している。
【0018】
オゾナイザーでは、オゾン発生器18の平らな面上に設けられた表面電極に沿って酸素高濃度ガスを流すとともに、誘電体を挟んで対向する一対の内部電極と表面電極間に、高周波高電圧電源19からの高周波高圧電圧(例えば、10KHzで16KV)を印加することにより、オゾン発生器18の表面電極周りに沿面放電を生じさせ、この沿面放電によって酸素高濃度ガスの一部をオゾンガスに変えることにより、オゾンを発生させている。なお、以降、酸素高濃度ガスの一部がオゾンガスに変えられたもの(例えば、ガス240〜300NL(ノルマルリッター)中に7〜8gのオゾンを含むもの)をオゾンガスGとして扱う。
【0019】
オゾン水製造装置2は、図8で示されるように、原水W(蛇口Jを介して、公共の水道水がほぼ水道圧で供給されるもの)を高速噴射することにより、オゾナイザーから供給されるオゾンガスGを吸引して、これを原水W中に混入させる塩化ビニル製のエジェクタ20と、原水WにオゾンガスGが混入した混入水W1を撹拌して、オゾンガスGと原水Wとを充分に接触させるスタチックミキサ21と、スタチックミキサ21からの混入水W1をオゾンガスGとオゾン水W2とに分けるための気液分離器22と、気液分離器22からのガス部分が上部に導入され、液部分が下部に導入されて貯められる貯水槽23と、貯水槽23上部のオゾンガスGを粒状の活性炭によって無臭・無害なガス(酸素)に変えて外気に放出するオゾンキラー24とを有している。なお、各機器や配管等はオゾンガスにより腐蝕されない材料にて形成されているものとする。
【0020】
エジェクタ20には、図1で示されるように、水道の蛇口Jから原水Wが供給されるとともに、流路の一端側が漸次狭められる入口流路20aと、入口流路20aの一端側に設けられ、原水Wを高速で噴射する第1絞り流路20bと、第1絞り流路20bからの原水Wの噴射水F(図4参照)周りを囲むように、第1絞り流路20bに隣接して形成されるオゾンガス供給室20cと、第1絞り流路20bの径より大径で、かつ、オゾンガス供給室20cに対して第1絞り流路20bの反対側に、この第1絞り流路20bと同芯状に設けられ、オゾンガス供給室20cのオゾンガスGを噴射水F中に混入させる第2絞り流路20dと、流路径が漸次大きくなるように、第2絞り流路20d横に設けられ、混入水W1の流速を落とすディフューザ部20eと、ディフューザ部20eの横に形成される出口流路20fと、オゾンガス供給室20cにオゾンガスGを導く小孔20gと、小孔20gに隣接して設けられるオゾンガス導入路20hとが形成されている。
【0021】
オゾンガス供給室20cの径d3は、第1及び第2絞り流路20b、20dの径d2,d4より充分に大きく形成されているとともに、オゾンガスG用の小孔20gの径d6もオゾンガス供給室20cの径d3より充分に小さく形成されている。また、第2絞り流路20dの径d4は、第1絞り流路20bの径d2より大きく形成されている。なお、エジェクタ20は、第1絞り流路20bやオゾンガス供給室20c等を有する上流部20Aと、第2絞り流路20dやディフューザ部20e等とを有する下流部20Bとに分けられ、これらがネジ部で接合されることにより形成されているとともに、入口流路20a、出口流路20f及びオゾンガス導入路20hには内ネジが形成されていて、これらと配管とが容易に接続できるようになっている。
【0022】
なお、エジェクタ20の図1で示される各部のサイズは、例えば、d1=15,d2=2.5,d3=10,d4=4.2,d5=15,d6=2,L1=15.1,L2=5,L3=10,L4=3,L5=69.7(以上単位はmm)、α=45度、β=10度である。なお、小孔20gの長さは、2.5mmである。
【0023】
スタチックミキサ21は、図2の(a)で示されるように、ケーシングである透明な塩化ビニル製のパイプ部21a内に、図3の(a)、(b)で示される、互いに旋回方向の逆な3枚羽根スクリューの一部P1,P2を、固定羽根21bとして交互に10個並べたものであり、固定羽根21b間には、図2の(a)、(b)で示されるように、固定羽根21bを位置決めするリング21cが配置されている。そして、隣接する固定羽根21bどうしは、図2(b)中実線と2点鎖線とで示されるように、60度ずつ羽根位置をずらして配置されている。なお、リング21cや固定羽根21bはオゾンガスGによって腐蝕しないステンレス材により形成されている。
【0024】
このスタチックミキサ21では、内部に流れ込んだ混入水W1が、固定羽根21bによって3分割された状態で、固定羽根21bの軸心N周りを旋回しつつ流れ、次の固定羽根21bに入ると、各羽根間の混入水W1が、1/2ずつ別々に次の固定羽根21bの羽根間に導かれてミキシングされつつ、軸心N周りを向きを変えて旋回しつつ流れる。このため、このスタチックミキサ21では、混入水W1が軸心N周りを旋回することにより撹拌されるとともに、各固定羽根21b間で混入水W1の旋回流れが乱されることにより撹拌される。
【0025】
また、このスタチックミキサ21では、これがエジェクタ20の出口部(出口流路20f)に直結されているので、エジェクタ20からの混入水W1を配管によるエネルギロス無く効率的に撹拌できるとともに、透明なパイプ部21aを介して、混入水W1の流れの状態を外部から見ることができるので、混入水W1の撹拌状態をチェックしたり、装置の運転状態をチェックできる。なお、エジェクタ20とともに、このスタチックミキサ21は、ボックス3内の上部に配置されているため、スタチックミキサ21内の混入水W1の流れは、ボックス3の透明板3bを介して外部から容易に見ることができる。
【0026】
気液分離器22は、円筒状に形成され、混入水W1の導入ノズルが円筒部の内面に沿うように(接線方向に)設けられているので、内部の混入水W1に渦のような流れが生じ、ここにおいても、混入水W1の撹拌が充分になされるようになっている。なお、貯水槽23は、200リッターのポリエチレン製のドラム形タンクである。
【0027】
つぎに、このオゾン水製造装置2の作用効果を図4等を参照しつつ説明する。
所定の水道圧(例えば、0.2〜0.5MPaG)でエジェクタ20に供給された、例えば、流量5L/分の原水Wは、第1絞り流路20bを通過することにより、流速が約17m/s(d2=2.5mmの場合)の噴射水Fとなって、オゾンガス供給室20cを通過し、第2絞り流路20d側に流れ込む。この場合、噴射水Fによりオゾンガス供給室20c中の静圧が低下するため、オゾンガス供給室20c内に導入された所定圧で所定流量(例えば4〜5NL/分)のオゾンガスGは、噴射水Fと第2絞り流路20d間の隙間から、噴射水F中に吸引され、第2絞り流路20dやディフューザ部20e中において小さな気泡となって噴射水F中に混入する。そして、この第2絞り流路20dやディフューザ部20e中で、気泡と原水Wとが混ぜ合わさった混入水W1が形成され、この混入水W1は、ディフューザ部20eで漸次速度を落としつつ撹拌される。
【0028】
つぎに、この混入水W1は、スタチックミキサ21に入って、固定羽根21bで充分に撹拌され、オゾンガスGと原水Wとが充分に接触する。このため、この混入水W1中で、原水W中にオゾンガスGが溶け込んだオゾン水W2がしだいに作られていく(もちろん、エジェクタ20中でもオゾン水W2は作られる)。つづいて、この混入水W1は、気液分離器22に送られて、オゾン水W2(この段階では、一部オゾンガスGの小気泡を有している)とオゾンガスG(この段階では、一部原水Wの小液滴を有している)とに分けられ、オゾン水W2は貯水槽23の下部に導入されるとともに、オゾンガスGは貯水槽23の上部に導入されて、この貯水槽23で完全にオゾン水W2(例えば、溶解オゾン濃度が4〜5ppm)とオゾンガスGとに分けられる。そして、貯水槽23上部のオゾンガスGは、オゾンキラー24により分解されて大気に放出されるとともに、貯水槽23下部のオゾン水W2は、殺菌、消毒、脱色、脱臭等の用途に使用される。
【0029】
このオゾン水製造装置2では、エジェクタ20に、第1絞り流路20bと、この第1絞り流路20bより流路径の大きい第2絞り流路20dとを同芯状に形成するとともに、第2絞り流路20dに隣接して流路径が漸次大きくなるディフューザ部20eを形成し、かつ、第1絞り流路20bと第2絞り流路20dとの間に、これらより充分に径の大きいオゾンガス供給室20cを形成しているため、原水Wに市中で利用できる所定圧の水道水を使用した場合でも、この原水W中にオゾンガスGを多量に吸引して混入させることができるとともに、微細な(小気泡の)オゾンガスGを多数原水W中に拡散させて、オゾンガスGと原水Wとを充分に接触させることができるので、その分オゾン水W2中のオゾン濃度を従来の装置に比べて上げることができる。
【0030】
また、このオゾン水製造装置2では、エジェクタ20にスタチックミキサ21を直結しているため、エジェクタ20から出た混入水W1を直ちに撹拌でき、撹拌効率の向上等を図ることができるとともに、スタチックミキサ21のパイプ部21aを透明にして混入水W1の流れを外部から見ることができるようにしているので、混入水W1の流れ状況(撹拌状況)や装置の運転状況を容易に認識することができる。
【0031】
つぎに、このエジェクタ20の性能に関する実験結果について説明する。図5はエジェクタ20の性能を調べる実験装置を示している。この実験装置は、エジェクタ20の入り口流路20aと水道蛇口との間の配管中に、圧力調整弁J1と、水流量計J2(愛知時計電機社製NF10−PTN流量計、MAX20L/分)と、圧力計J3(MAX0.5MPaG)とを有し、エジェクタ20の出口流路20f側に、スタチックミキサ21を介して、上部が大気解放された大きな水溜容器J6を有している。また、この実験装置は、エジェクタ20のオゾンガス導入路20h側の配管中に、逆流防止用の水トラップJ4と、ガス吸引部が大気解放されたガス流量計J5(エステック社製 SEF−51質量流量計 MAX20NL/分)とを有している。
【0032】
この実験装置では、エジェクタ20に、一定圧の水道水を供給した場合に、流れる水流量Rの値に対して、オゾンガス導入路20h側から吸引される吸引空気流量Qの値を調べること、すなわち、エジェクタ効率η=Q/R(%)の値を調べることと、スタチックミキサ21内の水流中に拡散する空気泡のサイズを調べることにより、このエジェクタ20の性能を明らかにすることができる。
【0033】
このエジェクタ20では、図6で示されるように、水供給圧力P(圧力計J3の位置)を市中の水道圧の範囲(0.1〜0.4MPaG)で変動させた場合に、吸引空気流量Q(標準状態)を水流量Rより多く吸引でき、エジェクタ効率ηを114〜119%まで高めることができる。このため、このエジェクタ20では、同様な水道圧の範囲で、エジェクタ効率ηが図10や図11で示される、従来のエジェクタ100に比べて、吸引ガス流量を大幅に増加させることができる。したがって、このエジェクタ20を用いるオゾン水製造装置2では、従来のエジェクタ100を用いたオゾン水製造装置に比べて、原水Wの流量に対して多量のオゾンガスGを吸引でき、その分、原水WとオゾンガスGとを充分に接触させることができるので、濃度の高いオゾン水を作ることができる。
【0034】
また、このエジェクタ20では、スタチックミキサ21中を観察した結果、従来のエジェクタ100に比べて、水流中に拡散した空気泡のサイズが充分に小さいことが確認された。したがって、このエジェクタ20を用いるオゾン水製造装置2では、従来のエジェクタ100を用いるオゾン水製造装置に比べて、原水WとオゾンガスGとを充分に接触させることができ、濃度の高いオゾン水を作ることができる。
【0035】
【発明の効果】
この発明の請求項1記載の発明によれば、エジェクタにより、一定量の原水を用いて多量のオゾンガスを吸引できるとともに、この多量のオゾンガスを原水と充分に接触させることができ、高濃度のオゾン水を製造できる。
【0036】
この発明の請求項2記載の発明によれば、原水にオゾンガスが混入した混入水を効率的に撹拌できるとともに、混入水の撹拌状況や装置の運転状況を容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るオゾン水製造装置のエジェクタの断面図である。
【図2】オゾン水製造装置のスタチックミキサを示す図であり、(a)は側断面図であり、(b)は(a)中のA−A矢視断端面の拡大図である。
【図3】スタチックミキサの固定羽根の状態を説明する図であり(a)は羽根が左旋回のものを示し、(b)は羽根が右旋回のものを示す。
【図4】エジェクタの作用説明図である。
【図5】エジェクタの実験装置の説明図である。
【図6】水供給圧の変化に伴って、エジェクタに流される水流量と吸引される空気流量等の変化を数値で示す図である。
【図7】オゾン水製造装置を含むオゾン水製造システムの外観を、側板と上板とを分解した状態で示す斜視図である。
【図8】オゾン水の製造手順を示す図である。
【図9】従来のエジェクタの説明図である。
【図10】従来の第1のエジェクタの性能を数値で示す図である。
【図11】従来の第2のエジェクタの性能を数値で示す図である。
【符号の説明】
20 エジェクタ
20b 第1絞り流路
20c オゾンガス供給室
20d 第2絞り流路
20e ディフューザ部
21 スタチックミキサ
21a パイプ部(ケーシング)
21b 固定羽根
F 噴射水
N 軸心
W 原水
W1 混入水
W2 オゾン水[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an ozone water producing apparatus for producing ozone water by dissolving ozone gas in water.
[0002]
[Prior art]
Ozone has a strong oxidizing effect and has the effect of removing bacteria, odors, colors, etc., so ozone water obtained by dissolving ozone gas in water can be used to sterilize, disinfect, deodorize, decolor, etc. various things. Widely used.
[0003]
Such ozone water is relatively easily produced by dissolving ozone gas in water (raw water) using, for example, a vortex pump or ejector made of an ozone corrosion-resistant material. In the case of a vortex pump, ozone gas is brought into contact with water by mixing water and ozone gas by the agitating action of pump blades, and ozone water is produced. In the case of an ejector, ozone gas is sucked by a high-speed water flow. Then, by mixing with water, the ozone gas is brought into contact with water to produce ozone water.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventional vortex pumps and ejectors have a problem that a large amount of ozone gas cannot be mixed with water and that water and ozone gas cannot be sufficiently contacted. Therefore, the ozone water producing apparatus using such a vortex pump or ejector has a problem that only ozone water having a low ozone concentration of about 1 ppm can be produced.
[0005]
For example, FIG. 9 shows that the
[0006]
FIG. 10 shows the results when the diameter D2 of the
[0007]
The size of each part of the
[0008]
In view of the above, the present invention provides an ozone that can easily suck a large amount of ozone gas and can sufficiently contact the sucked ozone gas with the raw water even when an ejector using a certain amount of raw water for suction is used. It is an object to provide a water production device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the invention of claim 1 of the present invention, in an ozone water producing apparatus for producing ozone water by dissolving ozone gas in raw water by using an ejector, tap water is supplied at almost tap pressure as raw water to the ejector. A first throttle channel for injecting raw water at a high speed, an ozone gas supply chamber provided adjacent to the first throttle channel so as to surround a jet of water injected from the first throttle channel, The ozone gas in the ozone gas supply chamber is provided on the opposite side of the first throttle flow path with respect to the ozone gas supply chamber so as to be concentric with the first throttle flow path. By being formed so as to have a second throttle flow path mixed into the injection water and a diffuser portion provided adjacent to the second throttle flow path and having a flow path diameter gradually expanding from the second throttle flow path. is there.
[0010]
According to the present invention, when the raw water is injected at a high speed by the first throttle channel of the ejector, the injected water enters the second throttle channel through the ozone gas supply chamber. Therefore, the ozone gas in the ozone gas supply chamber is drawn into the second throttle channel. As a result, in the second throttle channel and in the diffuser portion where the flow velocity gradually decreases, mixed water in which sufficient (a large amount) of ozone gas is mixed as small bubbles in the injection water (raw water) is formed. Then, by contact between the raw water and the ozone gas, ozone water in which the ozone gas is dissolved in the raw water is produced.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the case of the first aspect, the mixed water directly connected to the outlet of the ejector and having the ozone gas mixed in the raw water is mixed with the surface including the axial center along the flow. The fixed blade that is divided into a plurality of parts and agitates while rotating around the axis has a static mixer provided in a plurality of stages in the flow direction of the mixed water, and a casing of the static mixer, It is formed of a transparent material so that the state of the flow of the mixed water can be understood.
[0012]
In the present invention, the mixed water that has exited the ejector immediately enters the static mixer and is stirred, but since the casing of the static mixer is transparent, the flow of the mixed water in the static mixer is viewed from the outside. be able to. Incidentally, in the static mixer, the mixed water is stirred while moving the mixed water in the flow direction so that the mixed water turns around the axis of the fixed blade, but when the mixed water enters the next fixed blade. By further shifting the positions of the blades in the circumferential direction or reversing the turning direction, it is possible to further mix the mixed water.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 7 is a partially exploded view of an ozone water production system provided with an ozone water production apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 8 shows an ozone water production system in which ozone water is produced. This shows the procedure to be performed.
[0014]
As shown in FIG. 7 and FIG. 8, the ozone water production system S stores the ozone production device 1 and the ozone
[0015]
As shown in FIG. 8, the ozone producing apparatus 1 includes an
[0016]
In the PSA oxygen concentrator, the intake air (air) sucked through the
[0017]
The switching
[0018]
In the ozonizer, a high-oxygen-concentration gas flows along a surface electrode provided on a flat surface of the
[0019]
As shown in FIG. 8, the ozone
[0020]
As shown in FIG. 1, raw water W is supplied from a tap faucet J to the
[0021]
The diameter d3 of the ozone
[0022]
The size of each part of the
[0023]
As shown in FIG. 2 (a), the
[0024]
In the
[0025]
Further, in the
[0026]
The gas-
[0027]
Next, the operation and effect of the ozone
The raw water W supplied to the
[0028]
Next, the mixed water W1 enters the
[0029]
In the ozone
[0030]
Further, in the ozone
[0031]
Next, experimental results regarding the performance of the
[0032]
In this experimental apparatus, when tap water at a constant pressure is supplied to the
[0033]
In this
[0034]
Further, as a result of observing the inside of the
[0035]
【The invention's effect】
According to the invention described in claim 1 of the present invention, a large amount of ozone gas can be sucked using a fixed amount of raw water by the ejector, and the large amount of ozone gas can be sufficiently brought into contact with the raw water, and a high concentration of ozone gas can be obtained. Can produce water.
[0036]
According to the second aspect of the present invention, the mixed water in which the ozone gas is mixed into the raw water can be efficiently stirred, and the stirring state of the mixed water and the operation state of the apparatus can be easily recognized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of an ejector of an ozone water producing apparatus according to one embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are diagrams showing a static mixer of the ozone water producing apparatus, wherein FIG. 2A is a side sectional view, and FIG. 2B is an enlarged view of an end view taken along the line AA in FIG. .
FIGS. 3A and 3B are diagrams illustrating the state of fixed blades of a static mixer. FIG. 3A illustrates a state where the blades turn left, and FIG. 3B illustrates a state where the blades turn right.
FIG. 4 is a diagram illustrating the operation of an ejector.
FIG. 5 is an explanatory diagram of an experimental device of an ejector.
FIG. 6 is a diagram showing numerical values of changes in a flow rate of water flowing into an ejector, a flow rate of sucked air, and the like in accordance with a change in water supply pressure.
FIG. 7 is a perspective view showing an appearance of an ozone water production system including an ozone water production device in a state where a side plate and an upper plate are disassembled.
FIG. 8 is a diagram showing a procedure for producing ozone water.
FIG. 9 is an explanatory view of a conventional ejector.
FIG. 10 is a diagram showing numerical values of the performance of a conventional first ejector.
FIG. 11 is a diagram showing numerical values of the performance of a conventional second ejector.
[Explanation of symbols]
21b Fixed blade F Spray water N Shaft center W Raw water W1 Mixed water W2 Ozone water
Claims (2)
前記エジェクタを、前記原水として水道水がほぼ水道圧で供給され、この原水を高速で噴射する第1絞り流路と、前記第1絞り流路から噴射される噴射水周りを囲むように、この第1絞り流路に隣接して設けられるオゾンガス供給室と、前記第1の絞り流路径より大径で、かつ、前記オゾンガス供給室に対して前記第1絞り流路の反対側に、この第1絞り流路と同芯状になるように設けられ、前記オゾンガス供給室中のオゾンガスを前記噴射水中に混入させる第2絞り流路と、前記第2絞り流路に隣接して設けられ、この第2絞り流路より流路径が漸次拡大するディフューザ部とを有するように形成していることを特徴とするオゾン水製造装置。By using an ejector, an ozone water production apparatus that produces ozone water by dissolving ozone gas in raw water,
Tap water is supplied to the ejector as the raw water at substantially tap water pressure, and a first throttle flow path for injecting the raw water at a high speed and a jet water injected from the first throttle flow path are surrounded by the ejector. An ozone gas supply chamber provided adjacent to the first throttle flow path; and an ozone gas supply chamber having a diameter larger than the diameter of the first throttle flow path and opposite to the ozone gas supply chamber opposite to the first throttle flow path. A second throttle channel provided to be concentric with the one throttle channel, for mixing ozone gas in the ozone gas supply chamber into the jet water, and a second throttle channel provided adjacent to the second throttle channel. An ozone water producing apparatus, characterized in that the ozone water producing apparatus is formed so as to have a diffuser part whose flow path diameter gradually increases from the second throttle flow path.
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