JP2004019668A - ビード - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のビードにおいて線圧発生に直接的に寄与していない部分で線圧を発生させることにより、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を向上することができるビードを提供する。
【解決手段】ビードの周縁端部位と開口周縁部位との間に伸延する周縁部分をフランジ面との間に所要の角度をなすように跳ね上げまたは跳ね下げすることにより、従来、線圧の発生に対して直接的に寄与するものではなかった開口周縁部位で線圧を発生させることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】ビードの周縁端部位と開口周縁部位との間に伸延する周縁部分をフランジ面との間に所要の角度をなすように跳ね上げまたは跳ね下げすることにより、従来、線圧の発生に対して直接的に寄与するものではなかった開口周縁部位で線圧を発生させることができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、内燃機関のシリンダヘッド等に用いられるメタルガスケットのような金属板に形成されるビードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、フランジ面間を金属板によってシールする場合、そのシール作用は本質的にビードに依存しているといえる。このようなビードはその配設位置や本数や寸法形状等、適用されるフランジ面で要求される条件に応じて種々の形態があるが、ビード自体の形状としては、大別して、図1に示すように、1つの立上り部位Aと1つの立下り部位Bを有するハーフビードと、図2に示すように、2つの立上り部位A1、A2と2つの立下り部位B1、B2を有するフルビードとに分けられる。フランジ面C1、C2間に装着されたとき、図1の(B)および図2の(B)に示すように、ビードの立上り部位A;A1,A2と立下り部位B;B1,B2の各部位に線圧が発生することにより開口D内を通る流体をシールする。
【0003】
ハーフビードは、その形状故に相対的にバネ常数が低く、シールに必要な有効線圧を発生させるためには大きな変位量が必要であり、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を向上することが困難であった。一方、フルビードでは、相対的にバネ常数が高いため、シールに必要な有効線圧は相対的に小さな変位量で得ることができるが、必然的にフランジ剛性やボルト締結力等を高くしなければならず、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を必ずしも向上させるものであるとはいえなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のビードにおいて線圧発生に直接的に寄与していない部分で線圧を発生させることにより、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を向上することができるビードを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるビードは、金属板に設けられた開口を囲繞するように形成されたビードであって、このビードの周縁端部位と開口周縁部位との間に伸延する周縁部分はフランジ面との間に所要の角度をなすように跳ね上げまたは跳ね下げされる。
【0006】
ビードの周縁端部位と開口周縁部位の間に延びる周縁部分は、従来のビードではビードの立上り部位での線圧発生のための支持部としての機能しか有していなかったが、フランジ面との間に所要の角度を付与することにより開口周縁部位がフランジ面に圧接して線圧を発生させることができる。これにより、本発明のビードは、従来、線圧の発生に対して直接的に寄与するものではなかった開口周縁部位で線圧を発生させることにより、従来形のビードにおける線圧発生部位であるビードの立上り部位と立下り部位に加え、開口周縁部位での線圧の発生を確保でき、より効果的なシールを行うことができる。
【0007】
周縁部分とフランジ面との間に形成される角度は、フランジ面間に装着されたとき、開口周縁部位において所要の線圧が発生させるのに必要な角度に選定されるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例によるビードは、図3に示すように、金属板に設けられた流体が流動するための開口1を囲繞するように形成された少なくとも1本(図示の場合、1本)のビード2を備えている。ビード2は、図示の場合、従来技術におけるフルビードと同様な2つのビードへの立上り部位3a、3bと2つのビードからの立下り部位4a、4bとを有している。しかしながら、開口1の周縁部位1aと開口1に近接する側のビードの立上り部位(図示の場合、立上り部位3b)との間に介在する周縁部分5aがフランジ面(厳密には、フランジ面間に置かれそしてボルト締結力が加えられてない状態(図3の(A)参照)で、開口に近接する側の立上り部位が当接する側のフランジ面)6aまたは6b(図示の場合、フランジ面6b)に対して所要の角度αを有するように跳ね上げ(上下の位置関係によっては、跳ね下げ)されている点で従来技術におけるビード形態とは異なっており、そして、この点が本発明の最大の特色の一つである。
【0009】
角度αは、フランジ面6a、6b間に装着されたとき、開口周縁部位1aにおいて所要の線圧が発生することができるように選定されている。角度αの実際的な角度は、メタルガスケットを形成する材料の材質や厚さ、適用されるフランジ面の寸法形状、ビードの寸法形状等の種々の要因によって適当に選定される。必ずしも限定を意味するものではないが、一般的に、ビードの立上り部位3a、3bまたは立下り部位4a、4bにおいてビードの斜辺部分7と対応するフランジ面6aまたは6bとの間に形成される角度βと同等またはそれ以上の角度に形成される。
【0010】
上述の如く形成される本発明のビードは、一対のフランジ面6a、6b間に配置され、締付ボルト(図示なし)によって締め付けられる。このとき、線圧は、従来形のビードの場合と同様に、立上り部位3a、3bと立下り部位4a、4bにおいて発生し、それと同時に、周縁部分5aがフランジ面6b(または6a)に対して角度αを有するように形成されていることにより、開口周縁部位1aにおいてもまた線圧が発生する。
【0011】
重複を避けるためにその詳細については割愛するが、ビードがハーフビードの場合、図4に示すように、ビードからの立下り部位4cと開口周縁部位1bとの間に介在する周縁部分5bが前述した周縁部分5aと同様に跳ね下げまたは跳ね上げられて構成され、ビードへの立上り部位3cと立下り部位4cと開口周縁部位1bの3つの部位において線圧を発生させることができる。
【0012】
また、シリンダーヘッド/シリンダーブロックにおけるように、相互に近接したボア間の相対的に狭いフランジ面である場合、前述したフルビードにおける周縁部分5aおよびハーフビードにおける周縁部分5bは、図5および図6にそれぞれ示すように、立上り部位3aおよび3bとこれらの各部位にそれぞれ近接する側の開口周縁部位1cまたは1dとの各間、並びに、立上り部位3cと立下り部位4cとこれらの各部位にそれぞれ近接する側の開口周縁部位1eまたは1fとの各間に延びる各2つの周縁部分5cおよび5d並びに周縁部分5eおよび5fがそれぞれ相当することになる。これらの周縁部分5c、5dおよび周縁部分5e、5fはそれぞれ、前述した周縁部分5aと同様に跳ね下げまたは跳ね上げられて構成され、フルビードの場合(図5参照)、立上り部位3a、3bおよび立下り部位4a、4bに加え、開口周縁部位1c、1dの2つの部位において、一方、ハーフビードの場合(図6参照)、立上り部位3cおよび立下り部位4cに加え、開口周縁部位1e、1fの2つの部位において、それぞれ追加の線圧を発生させることができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明のビードによるシール効果を確認するために、SUS基材、板厚0.20mmと0.25mmを使用し、図7に示すように、外径90mm、内径74mmのリング状のテストピースに、図5および図6に示す本発明のフルビードおよびハーフビードを形成したものと、比較のために図2および図1に示す従来形のフルビードおよびハーフビードを形成したものとを用意した。ビードに発生される線圧が2.94kN/cmとなるようにテストピースを取り付け、繰り返し圧縮を行い、初回時とn回時の圧縮復元特性を評価した。その結果を図8に示す。この結果からビードの圧縮量に対する発生線圧並びにビード圧縮抵抗を算出したところ、それぞれ図9に示すような結果であった。
【0014】
この結果から明らかなように、本発明のビードは、従来形のビードと比較して、ビード圧縮抵抗が低く、ビード圧縮量の変化に対する線圧の変化が小さいことが判明した。このことは、フランジ面間に装着するときのボルト締結量にバラツキがあったとしても、或いはボルト締結量が経年的または時間的に変化しても常に所要の線圧を保持することができ、それにより、所要のシール効果を常に発揮することができることを意味している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハーフビード形のビードを示す図で、(A)はビードが圧縮されていない状態を示し、(B)はビードが圧縮された状態を示す。
【図2】従来のフルビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図3】本発明の実施例によるフルビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図4】本発明の実施例によるハーフビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図5】本発明の実施例によるフルビード形のビードの別の例を示す図1と同様な図である。
【図6】本発明の実施例によるハーフビード形のビードの別の例を示す図1と同様な図である。
【図7】ビードの圧縮復元特性試験に用いたテストピースを説明するための図である。
【図8】本発明の実施例によるビードの圧縮復元特性の試験結果を示す図である。
【図9】本発明の実施例によるビードの圧縮特性の試験結果を示す図である。
【符号の説明】
1 開口
1a、1b、1c、1d、1e、1f 開口周縁部位
2 ビード
3a、3b、3c 立上り部位
4a、4b、4c 立下り部位
5a、5b、5c、5d、5e、5f 周縁部分
6a、6b フランジ面
7 斜辺部分
α、β 角度
A、A1、A2 立上り部位
B、B1、B2 立下り部位
C1、C2 フランジ面
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、内燃機関のシリンダヘッド等に用いられるメタルガスケットのような金属板に形成されるビードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、フランジ面間を金属板によってシールする場合、そのシール作用は本質的にビードに依存しているといえる。このようなビードはその配設位置や本数や寸法形状等、適用されるフランジ面で要求される条件に応じて種々の形態があるが、ビード自体の形状としては、大別して、図1に示すように、1つの立上り部位Aと1つの立下り部位Bを有するハーフビードと、図2に示すように、2つの立上り部位A1、A2と2つの立下り部位B1、B2を有するフルビードとに分けられる。フランジ面C1、C2間に装着されたとき、図1の(B)および図2の(B)に示すように、ビードの立上り部位A;A1,A2と立下り部位B;B1,B2の各部位に線圧が発生することにより開口D内を通る流体をシールする。
【0003】
ハーフビードは、その形状故に相対的にバネ常数が低く、シールに必要な有効線圧を発生させるためには大きな変位量が必要であり、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を向上することが困難であった。一方、フルビードでは、相対的にバネ常数が高いため、シールに必要な有効線圧は相対的に小さな変位量で得ることができるが、必然的にフランジ剛性やボルト締結力等を高くしなければならず、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を必ずしも向上させるものであるとはいえなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のビードにおいて線圧発生に直接的に寄与していない部分で線圧を発生させることにより、ビードの高さ変位量に対する線圧の発生効率を向上することができるビードを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるビードは、金属板に設けられた開口を囲繞するように形成されたビードであって、このビードの周縁端部位と開口周縁部位との間に伸延する周縁部分はフランジ面との間に所要の角度をなすように跳ね上げまたは跳ね下げされる。
【0006】
ビードの周縁端部位と開口周縁部位の間に延びる周縁部分は、従来のビードではビードの立上り部位での線圧発生のための支持部としての機能しか有していなかったが、フランジ面との間に所要の角度を付与することにより開口周縁部位がフランジ面に圧接して線圧を発生させることができる。これにより、本発明のビードは、従来、線圧の発生に対して直接的に寄与するものではなかった開口周縁部位で線圧を発生させることにより、従来形のビードにおける線圧発生部位であるビードの立上り部位と立下り部位に加え、開口周縁部位での線圧の発生を確保でき、より効果的なシールを行うことができる。
【0007】
周縁部分とフランジ面との間に形成される角度は、フランジ面間に装着されたとき、開口周縁部位において所要の線圧が発生させるのに必要な角度に選定されるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例によるビードは、図3に示すように、金属板に設けられた流体が流動するための開口1を囲繞するように形成された少なくとも1本(図示の場合、1本)のビード2を備えている。ビード2は、図示の場合、従来技術におけるフルビードと同様な2つのビードへの立上り部位3a、3bと2つのビードからの立下り部位4a、4bとを有している。しかしながら、開口1の周縁部位1aと開口1に近接する側のビードの立上り部位(図示の場合、立上り部位3b)との間に介在する周縁部分5aがフランジ面(厳密には、フランジ面間に置かれそしてボルト締結力が加えられてない状態(図3の(A)参照)で、開口に近接する側の立上り部位が当接する側のフランジ面)6aまたは6b(図示の場合、フランジ面6b)に対して所要の角度αを有するように跳ね上げ(上下の位置関係によっては、跳ね下げ)されている点で従来技術におけるビード形態とは異なっており、そして、この点が本発明の最大の特色の一つである。
【0009】
角度αは、フランジ面6a、6b間に装着されたとき、開口周縁部位1aにおいて所要の線圧が発生することができるように選定されている。角度αの実際的な角度は、メタルガスケットを形成する材料の材質や厚さ、適用されるフランジ面の寸法形状、ビードの寸法形状等の種々の要因によって適当に選定される。必ずしも限定を意味するものではないが、一般的に、ビードの立上り部位3a、3bまたは立下り部位4a、4bにおいてビードの斜辺部分7と対応するフランジ面6aまたは6bとの間に形成される角度βと同等またはそれ以上の角度に形成される。
【0010】
上述の如く形成される本発明のビードは、一対のフランジ面6a、6b間に配置され、締付ボルト(図示なし)によって締め付けられる。このとき、線圧は、従来形のビードの場合と同様に、立上り部位3a、3bと立下り部位4a、4bにおいて発生し、それと同時に、周縁部分5aがフランジ面6b(または6a)に対して角度αを有するように形成されていることにより、開口周縁部位1aにおいてもまた線圧が発生する。
【0011】
重複を避けるためにその詳細については割愛するが、ビードがハーフビードの場合、図4に示すように、ビードからの立下り部位4cと開口周縁部位1bとの間に介在する周縁部分5bが前述した周縁部分5aと同様に跳ね下げまたは跳ね上げられて構成され、ビードへの立上り部位3cと立下り部位4cと開口周縁部位1bの3つの部位において線圧を発生させることができる。
【0012】
また、シリンダーヘッド/シリンダーブロックにおけるように、相互に近接したボア間の相対的に狭いフランジ面である場合、前述したフルビードにおける周縁部分5aおよびハーフビードにおける周縁部分5bは、図5および図6にそれぞれ示すように、立上り部位3aおよび3bとこれらの各部位にそれぞれ近接する側の開口周縁部位1cまたは1dとの各間、並びに、立上り部位3cと立下り部位4cとこれらの各部位にそれぞれ近接する側の開口周縁部位1eまたは1fとの各間に延びる各2つの周縁部分5cおよび5d並びに周縁部分5eおよび5fがそれぞれ相当することになる。これらの周縁部分5c、5dおよび周縁部分5e、5fはそれぞれ、前述した周縁部分5aと同様に跳ね下げまたは跳ね上げられて構成され、フルビードの場合(図5参照)、立上り部位3a、3bおよび立下り部位4a、4bに加え、開口周縁部位1c、1dの2つの部位において、一方、ハーフビードの場合(図6参照)、立上り部位3cおよび立下り部位4cに加え、開口周縁部位1e、1fの2つの部位において、それぞれ追加の線圧を発生させることができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明のビードによるシール効果を確認するために、SUS基材、板厚0.20mmと0.25mmを使用し、図7に示すように、外径90mm、内径74mmのリング状のテストピースに、図5および図6に示す本発明のフルビードおよびハーフビードを形成したものと、比較のために図2および図1に示す従来形のフルビードおよびハーフビードを形成したものとを用意した。ビードに発生される線圧が2.94kN/cmとなるようにテストピースを取り付け、繰り返し圧縮を行い、初回時とn回時の圧縮復元特性を評価した。その結果を図8に示す。この結果からビードの圧縮量に対する発生線圧並びにビード圧縮抵抗を算出したところ、それぞれ図9に示すような結果であった。
【0014】
この結果から明らかなように、本発明のビードは、従来形のビードと比較して、ビード圧縮抵抗が低く、ビード圧縮量の変化に対する線圧の変化が小さいことが判明した。このことは、フランジ面間に装着するときのボルト締結量にバラツキがあったとしても、或いはボルト締結量が経年的または時間的に変化しても常に所要の線圧を保持することができ、それにより、所要のシール効果を常に発揮することができることを意味している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハーフビード形のビードを示す図で、(A)はビードが圧縮されていない状態を示し、(B)はビードが圧縮された状態を示す。
【図2】従来のフルビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図3】本発明の実施例によるフルビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図4】本発明の実施例によるハーフビード形のビードを示す図1と同様な図である。
【図5】本発明の実施例によるフルビード形のビードの別の例を示す図1と同様な図である。
【図6】本発明の実施例によるハーフビード形のビードの別の例を示す図1と同様な図である。
【図7】ビードの圧縮復元特性試験に用いたテストピースを説明するための図である。
【図8】本発明の実施例によるビードの圧縮復元特性の試験結果を示す図である。
【図9】本発明の実施例によるビードの圧縮特性の試験結果を示す図である。
【符号の説明】
1 開口
1a、1b、1c、1d、1e、1f 開口周縁部位
2 ビード
3a、3b、3c 立上り部位
4a、4b、4c 立下り部位
5a、5b、5c、5d、5e、5f 周縁部分
6a、6b フランジ面
7 斜辺部分
α、β 角度
A、A1、A2 立上り部位
B、B1、B2 立下り部位
C1、C2 フランジ面
Claims (2)
- 金属板に設けられた開口を囲繞するように形成されたビードであって、該ビードの周縁端部位と開口周縁部位との間に伸延する周縁部分はフランジ面との間に所要の角度をなすように跳ね上げまたは跳ね下げされる、ビード。
- 前記周縁部分とフランジ面との間に形成される角度は、フランジ面間に装着されたとき、開口周縁部位において所要の線圧が発生するように選定される、請求項1に記載のビード。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002170903A JP2004019668A (ja) | 2002-06-12 | 2002-06-12 | ビード |
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EP03011032A EP1371884A3 (en) | 2002-06-12 | 2003-05-19 | Sealing bead |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002170903A JP2004019668A (ja) | 2002-06-12 | 2002-06-12 | ビード |
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JP2004019668A true JP2004019668A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=29561768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002170903A Pending JP2004019668A (ja) | 2002-06-12 | 2002-06-12 | ビード |
Country Status (3)
Country | Link |
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EP (1) | EP1371884A3 (ja) |
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2002
- 2002-06-12 JP JP2002170903A patent/JP2004019668A/ja active Pending
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2003
- 2003-05-07 US US10/431,088 patent/US20030230858A1/en not_active Abandoned
- 2003-05-19 EP EP03011032A patent/EP1371884A3/en not_active Withdrawn
Cited By (12)
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