JP2003529595A - 5−ht受容体リガンドとしてのフェニルスルホニルピペラジニル誘導体 - Google Patents

5−ht受容体リガンドとしてのフェニルスルホニルピペラジニル誘導体

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ブルカンプ,フランク
チエン,スーザン・クーン−フオン
フレツチヤー,ステイーブン・ロバート
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メルク シャープ エンド ドーム リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 以下の式Iの、あるクラスのフェニルスルホニル誘導体であって、式中、Zはハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−R 、−OR、−SR、−SOR、−SO、−SONR、−NR、−NRCOR、−NRCO、−COR、−CO もしくは−CONRを表すか;あるいはZはフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、トリアゾールおよびテトラゾールから選択される、場合によって置換されている複素芳香族5員環を表すか;あるいはZはピリジン、ピラジン、ピリミジンおよびピリダジンから選択される、場合によって置換されている複素芳香族6員環を表し;RおよびR は独立に、水素もしくはC1〜6のアルキルを表すか、あるいは窒素原子を介して結合している場合、RおよびRは合わせて、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン環の残基を表し;Eは化学結合、あるいは酸素原子を場合によっては組み入れてエーテル結合を形成する、1から4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐アルキレン鎖を表し;Rは場合によって置換されているアリール(C2〜4)アルキル基を表し;またRは水素もしくはハロゲンを表し、これらはヒト5−HT2A受容体の選択的拮抗剤であり、したがって、特に精神分裂病および鬱を含む中枢神経系の有害疾患の治療および/または予防において薬剤として有用である。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はセロトニン受容体(5−ヒドロキシトリプタミンあるいは5−HT受
容体としても知られる)で作用するあるクラスのスルホニル誘導体に関する。よ
り詳細には、本発明は、スルホニル部分がN−アリールアルキル置換ピペラジン
環にも結合しているフェニルスルホニル誘導体に関する。これらの化合物は、ヒ
ト5−HT2A受容体の選択的拮抗剤であり、したがって特に精神分裂病などの
精神障害を含む中枢神経系の有害疾患(adverse conditions
)の治療および/または予防における薬剤として有用である。
【0002】 精神分裂病は神経遮断薬として知られる薬で通常治療されている障害である。
多くの場合、ハロペリドールなどの所謂「古典的な」神経遮断薬剤を用いて、精
神分裂病の症状を成功裡に治療することができる。古典的神経遮断薬は一般にド
ーパミンD受容体での拮抗剤である。
【0003】 有益なそれらの抗精神病作用にもかかわらず、ハロペリドールなどの古典的神
経遮断薬剤は、しばしば急性錐体外路系症状(運動障害)および神経内分泌(ホ
ルモン)障害の発現の原因となる。古典的神経遮断薬の臨床的な望ましさを明白
に損なうこれらの副作用は、脳の線条領域におけるD受容体の遮断に原因があ
ると考えられている。
【0004】 化合物(+)−α−(2,3−ジメトキシフェニル)−1−[2−(4−フル
オロフェニル)−エチル]−4−ピペリジンメタノール(MDL−100,90
7としても知られる)が、WO 91/18602に記載されている。MDL−
100,907は、前臨床試験において、モデル動物ではカタレプシーを誘発せ
ずアポモルフィン誘発常同行動を阻止しなかったので、この化合物は錐体外路系
副作用を引き起こす傾向は全くないであろうということが強く示唆されている。
MDL−100,907は現在、精神分裂病患者での臨床試験を実施中であり、
抗精神病薬としての可能性に対する多施設プラセボ対照試験において効果を示し
、神経学的副作用はもっていなかった。薬理学的に、MDL−100,907は
ヒト5−HT2A受容体の強力な拮抗剤であるが、ヒトのドーパミンD受容体
での活性は本質的に全くないことが示されている。したがって、ドーパミンD 受容体に比べて5−HT2A受容体と選択的に相互作用しうる化合物は、ドーパ
ミンD受容体との相互作用から生じる錐体外路系および他の副作用を最少化し
ながら、あるいは発現することさえなく、5−HT2A受容体の拮抗作用に伴う
有益なレベルの抗精神病活性を示すと考えられている。
【0005】 本発明の化合物はヒト5−HT2A受容体の強力な拮抗剤であり、したがって
精神分裂病などの精神障害の治療および/または予防に有益である。本発明の化
合物は、ヒトドーパミンD受容体に対してよりも、ヒト5−HT2A受容体に
対してより有効に結合していることが通常示され、したがって、それらは、5−
HT2AとD受容体への結合親和性に差異がない化合物より、副作用が少ない
と期待することができる。
【0006】 それらの強力なヒト5−HT2A受容体拮抗剤活性により、本発明の化合物は
また、鬱、不安、パニック障害、強迫障害、苦痛、不眠症などの睡眠障害、神経
性食思不振症などの摂食障害、およびLSDもしくはMDMAなどの麻薬に関連
する依存症あるいは急性毒性を含む神経疾患の治療に有効である;さらに神経遮
断薬の投与に伴う錐体外路系症状の抑制に有益である。それらはさらに眼圧の低
下に有効である可能性があり、したがって緑内障の治療に有益でありうる(T.
Mano et al.、Investigative Ophthalmol
ogy and Vizual Science、1995、vol.36、p
ages 719、および同書の、H.Takaneka et al.、pa
ges 734参照)。
【0007】 5−HT2A受容体拮抗剤であるため、本発明の化合物は、Acremoni
um coenophialumに感染したピハノウシノケグサを食べる動物に
おけるエルゴバリンの摂取に伴う中毒症状を予防あるいは軽減するのに有益であ
りうる(D.C.Dyer、Life Sciences、1993、53、2
23〜228参照)。
【0008】 本発明による化合物は、ヒト5−HT2A受容体に対する結合親和性(K
が100nM以下、通常50nM以下、また好ましくは10nM以下である、強
力で選択的な5−HT2A受容体拮抗剤である。本発明の化合物は、ヒト5−H
2A受容体に対してはヒトドーパミンD受容体に比べて、10倍の選択的親
和性、適切には20倍の選択的親和性、また好ましくは少なくとも50倍の選択
的親和性をもちうる。
【0009】 本発明は、式Iの化合物、またはこれらの塩を提供する。
【0010】
【化6】 [式中、Zはハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメ
トキシ、−R、−OR、−SR、−SOR、−SO、−SO
、−NR、−NRCOR、−NRCO、−COR 、−COもしくは−CONRを表すか;あるいは Zはフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサ
ゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、チア
ジアゾール、トリアゾールおよびテトラゾールから選択される、場合によって置
換されている複素芳香族5員環を表すか;あるいは Zはピリジン、ピラジン、ピリミジンおよびピリダジンから選択される、場合
によって置換されている複素芳香族6員環を表し; RおよびRは独立に、水素もしくはC1〜6のアルキルを表すか;あるい
は窒素原子を介して結合している場合、RおよびRは合わせて、アゼチジン
、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン環の残基を表し; Eは化学結合、あるいは酸素原子を場合によっては組み入れてエーテル結合を
形成する、1から4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐アルキレン鎖を表し、 Rは場合によって置換されているアリール(C2〜4)アルキル基を表し; Rは水素もしくはハロゲンを表す。] 前記式Iの化合物のZが複素芳香族5員環を表す場合、この環は1個、あるい
は可能な場合には2個の置換基により場合によっては置換されていてもよい。理
解されるであろうように、Zがオキサジアゾール、チアジアゾールあるいはテト
ラゾール環を表す場合、1置換のみが可能となる;他の場合には、1個または2
個の場合によっては存在する置換基を複素芳香族5員環Zに付けることができる
【0011】 前記式Iの化合物においてZが複素芳香族6員環を表す場合、この環は1個ま
たは複数の置換基により、通常は1個あるいは2個の置換基で場合によっては置
換されていてもよい。
【0012】 Zに指定される、複素芳香族5員あるいは6員環の適切な置換基の例には、ハ
ロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、C1〜6のアルキル、C1〜6のアルコ
キシ、C1〜6のアルキルチオ、アミノ、C1〜6のアルキルアミノおよびジ(
1〜6)アルキルアミノが含まれ、とりわけメチルである。
【0013】 アリール(C2〜4)アルキル基であるRは1個または複数の置換基で場合
によっては置換されていてもよい。適切には、アリール(C2〜4)アルキル基
は置換されていないか、あるいは1個、2個ないしは3個の置換基で置換さ
れている。より限定的には、このアリール(C2〜4)アルキル基Rは置換さ
れていないか、あるいは1個ないしは2個の置換基で置換されている。アリール
(C2〜4)アルキル基Rに場合によっては存在する如何なる置換も、適切に
はそのアリール部分に存在することになるが、そのアルキル部分での置換も別の
可能性としてある。
【0014】 基Rの、場合によっては存在する置換基の代表的な例には、ハロゲン、ニト
ロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜6のアルキル、ケト、
ヒドロキシ、C1〜6のアルコキシ、C1〜6のアルキルチオあるいはジ(C 〜6 )アルキルアミノが含まれる。
【0015】 本明細書では、「C1〜6のアルキル」という表現には、メチルおよびエチル
基、さらに直鎖もしくは分岐プロピル、ブチル、ペンチルおよびヘキシル基が含
まれる。特定のアルキル基として、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ルおよびtert−ブチルがある。「C1〜6のアルコキシ」、「C1〜6のア
ルキルチオ」および「C1〜6のアルキルアミノ」などの派生表現は同様に解釈
されるべきである。
【0016】 典型的なアリール基にはフェニルおよびナフチルが含まれ、フェニルが好まし
い。
【0017】 「アリール(C2〜4)アルキル」という表現には、本明細書では、フェニル
エチル、フェニルプロピルおよびナフチルエチルが含まれ、とりわけフェニルエ
チルである。
【0018】 用語「ハロゲン」には、本明細書では、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が含
まれ、とりわけフッ素または塩素である。
【0019】 医薬品で用いるのに、式Iの化合物の塩は薬学的に許容される塩となる。しか
し、その他の塩も、本発明による化合物あるいはそれらの薬学的に許容される塩
の調製に有用でありうる。薬学的に許容される、本発明の化合物の適切な塩には
、例えば、本発明による化合物の溶液と薬学的に許容される酸である塩酸、硫酸
、メタンスルホン酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、酢酸、安息香酸、シュ
ウ酸、クエン酸、酒石酸、炭酸あるいはリン酸などの溶液とを混合することによ
り形成されうる酸付加塩が含まれる。さらに本発明の化合物に酸性部分がある場
合、適切な薬学的に許容されるそれらの塩には、アルカリ金属塩、例えばナトリ
ウムあるいはカリウム塩;アルカリ土類金属塩、例えばカルシウムあるいはマグ
ネシウム塩;および適当な有機リガンドを用いて形成される塩、例えば第4級ア
ンモニウム塩を含めることができる。
【0020】 本発明による化合物に少なくとも1個の不斉中心がある場合、それに応じてそ
れらは鏡像異性体として存在しうる。本発明による化合物に2個以上の不斉中心
がある場合、それらはさらにジアステレオマーとして存在しうる。このような異
性体および任意の比率のそれらの混合物は本発明の範囲内に含まれるということ
が理解されるべきである。
【0021】 通常、前記式I化合物の置換基Zは水素、ハロゲン、シアノ、−NRCOR 、−COもしくは−CONR;あるいは場合によって置換されて
いる前記指定の5員環を表す。
【0022】 適切には、置換基Zは水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフ
ルオロメトキシ、−Rあるいは−NRCORを表す。
【0023】 適切には、Rはハロゲンあるいはメチルを表す。
【0024】 適切には、Rはハロゲンあるいはメチルを表す。
【0025】 基Zが、場合によって置換されている複素芳香族5員環を表す場合、適切には
、これはイミダゾール、ピラゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−
トリアゾールあるいはテトラゾール環であり、これらのいずれも、典型的にはメ
チルにより、場合によっては置換されていてもよい。
【0026】 基Zの特定の値(value)としては、水素、ブロモ、シアノ、アセチルア
ミノ、メトキシカルボニル、カルボキサミド、イミダゾール−1−イル、ピラゾ
ール−1−イル、1,2,3−トリアゾル−1−イル、1,2,4−トリアゾル
−1−イル、1−メチル−1,2,4−トリアゾル−5−イル、テトラゾル−1
−イルおよび2−メチルテトラゾル−5−イルが含まれる。
【0027】 基Zの特定の値には水素、フルオロ、クロロ、シアノ、トリフルオロメチル、
トリフルオロメトキシ、メチルまたはアセチルアミノが含まれる。
【0028】 1つの特定のZの値はカルボキサミドである。
【0029】 別の特定のZの値はシアノである。
【0030】 Eが直鎖あるいは分岐アルキレン鎖を表す場合、これは、例えばメチレン、エ
チレン、1−メチルエチレン、プロピレン、2−メチルプロピレンあるいはブチ
レンでありうる。アルキレン鎖Eには酸素原子が場合によっては組み入れられて
、エーテル結合を形成していてもよい。さらに、Eは、前記式Iに描かれるよう
に部分Zがフェニル環に直接結合しているような、化学結合を表すこともできる
【0031】 好ましくは、Eは化学結合あるいはメチレン結合を表す。
【0032】 特定の実施形態において、Eは化学結合を表す。
【0033】 適切には、Rは場合によって置換されているフェニルエチルあるいは場合に
よって置換されているフェニルプロピルを表す。さらに、Rは場合によって置
換されているナフチルエチルを表すこともある。
【0034】 好ましくは、Rはフェニルエチルを表し、これは置換されていていなくても
、あるいは1個または複数の置換基で置換されていてもよい。通常、フェニルエ
チル基Rは無置換であるか、あるいは1個、2個もしくは3個(とりわけ1個
もしくは2個)の置換基により置換されている。特定の実施形態において、R は2置換フェニルエチルを表す。
【0035】 基Rの特定の置換基の例には、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ニトロ
、トリフルオロメチル、メチル、ケト、ヒドロキシ、メトキシ、メチルチオおよ
びジメチルアミノが含まれる。
【0036】 Rに場合によっては存在する置換基の特定の例には、フルオロ、クロロおよ
びケト、とりわけフルオロが含まれる。
【0037】 Rの代表的な値には、フェニルエチル、フルオロ−フェニルエチル、クロロ
−フェニルエチル、ブロモ−フェニルエチル、ヨード−フェニルエチル、ジフル
オロ−フェニルエチル、ジクロロ−フェニルエチル、(クロロ)(フルオロ)−
フェニルエチル、(フルオロ)−(トリフルオロメチル)−フェニルエチル、(
ブロモ)(メトキシ)−フェニルエチル、トリフルオロ−フェニルエチル、ニト
ロ−フェニルエチル、メチル−フェニルエチル、ヒドロキシ−フェニルエチル、
メトキシ−フェニルエチル、ジメトキシ−フェニルエチル、(ヒドロキシ)(メ
トキシ)−フェニルエチル、(ヒドロキシ)(ジメトキシ)−フェニルエチル、
トリメトキシ−フェニルエチル、メチルチオ−フェニルエチル、ジメチルアミノ
−フェニルエチル、フェニルプロピル、ヒドロキシ−フェニルプロピル、ナフチ
ルエチル、フルオロフェニル−オキソエチルおよびクロロフェニル−オキソエチ
ルが含まれる。
【0038】 Rの典型的な値には、フェニルエチル、フルオロ−フェニルエチル、クロロ
−フェニルエチル、ジフルオロ−フェニルエチル、フルオロフェニル−オキソエ
チルおよびクロロフェニル−オキソエチルが含まれる。
【0039】 Rの特定の値には、フェニルエチル、フルオロ−フェニルエチル、クロロ−
フェニルエチルおよびジフルオロ−フェニルエチルが含まれる。
【0040】 適切には、Rは通常2−フェニルエチル、2−フルオロ−2−フェニルエチ
ル、2−(4−フルオロフェニル)エチル、2−(2−クロロフェニル)エチル
、2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル、2−(4−フルオロフェニル)
−2−オキソエチルあるいは2−(4−クロロフェニル)−2−オキソエチルを
表す。
【0041】 1つの特定のRの値は2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチルである。
【0042】 別の特定のRの値は2−(4−フルオロフェニル)−2−オキソエチルであ
る。
【0043】 適切には、Rは水素あるいはフルオロ、とりわけ水素を表す。
【0044】 本発明による化合物のある特定のサブ−クラスが式IAの化合物、およびそれ
らの塩により表される:
【0045】
【化7】 式中、ZおよびEは前記式Iに関連して定義されたものであり; R11およびR12は独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル
、C1〜6アルキル、ヒドロキシ、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルチオ
もしくはジ(C1〜6)アルキルアミノを表し; R13はハロゲンを表しそしてR14は水素またはフルオロを表すか、あるい
はR13およびR14は合せてケトを表し;また R21は水素、フルオロまたはクロロ、適切には水素またはフルオロを表す。
【0046】 適切には、R11は水素、フルオロ、クロロまたはメトキシ、特に水素または
フルオロを表す。
【0047】 適切には、R12は水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ニトロ、トリ
フルオロメチル、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、メチルチオまたはジメチルア
ミノを表す。より特定すれば、R12は通常、水素、フルオロまたはクロロを表
す。
【0048】 前記式IAの化合物の一実施形態において、R13は水素を表し、またR14 は水素またはフルオロを表す。
【0049】 式IAの化合物の別の実施形態において、R13およびR14は合せてケトを
表す。
【0050】 適切には、R13およびR14はいずれも水素である。
【0051】 適切には、R21は水素またはクロロ、とりわけ水素を表す。
【0052】 本発明による化合物の別のサブ−クラスが式IBの化合物、およびそれらの塩
により表される:
【0053】
【化8】 式中、Z、EおよびRは前記式Iに関連して定義されたものであり;また R21は前記式IAに関連して定義されたものである。
【0054】 前記式IAおよびIBの化合物の特定のサブセットが式ICの化合物、および
それらの塩により表される。
【0055】
【化9】 式中、Z、E、R11、R12、R13、R14およびR21はすでに定義され
たものである。
【0056】 前記式1Cの化合物の一実施形態において、R13およびR14はいずれも水
素である。
【0057】 本発明の範囲内の特定の化合物には、その調製が添付の実施例に記載される化
合物、およびそれらの塩が含まれる。
【0058】 本発明はまた、本発明による1種または複数の化合物を薬学的に許容されるキ
ャリアと共に含む医薬組成物を提供する。好ましくは、これらの組成物は、経口
、非経口、鼻腔内、舌下または直腸投与のための、あるいは吸入または吹き付け
(insufflation)による投与のための、錠剤、ピル、カプセル、粉
末、顆粒、非経口無菌液または懸濁液、定量噴霧または液体スプレ、ドロップ、
アンプル、オートインジェクタ装置または座薬などの単位剤形として存在する。
別法として、この組成物を、週に一度あるいは月に一度の投与に適する形態で与
えることができる;例えば、デカン酸塩などの活性化合物不溶塩を、筋肉内注射
のためのデポ製剤となるように構成することができる。有効成分を含む分解性ポ
リマーを考案することができる。錠剤などの固形組成物の調製では、本発明の化
合物またはそれらの薬学的に許容される塩の均一な混合物を含む固形予備処方組
成物を形成するために、有効主成分は製剤キャリア、例えばコーンスターチ、ラ
クトース、スクロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マ
グネシウム、リン酸二カルシウムあるいはガムなどの通常の錠剤化材料、ならび
に他の薬剤希釈剤、例えば水と混合される。これらの予備処方組成物を均一とい
う場合、活性成分が組成物全体に一様に分散されているので、組成物を直ちにさ
らに小さく分けて、有効性が等しい、錠剤、ピルおよびカプセルなどの単位剤形
にすることができるということを意味する。次に、この固形予備処方組成物はさ
らに、0.1から約500mgの本発明の有効成分を含む前記タイプの単位剤形
に分割される。好ましい単位剤形は1から100mg、例えば1、2、5、10
、25、50または100mgの有効成分を含む。長期間作用するという利点が
ある剤形を提供するために、新規組成物の錠剤またはピルをコートするかあるい
は他のやり方で調合することができる。例えば、錠剤またはピルが内部投薬およ
び外部投薬成分を備え、後者は前者の外被の形態になっていてもよい。胃で崩壊
しないようにするのに役立ち、内部成分を十二指腸までそのまま運ぶかあるいは
放出を遅くさせることができる腸溶層により、2つの成分を隔てることができる
。このような腸溶層あるいはコーティングとして、いくつかの高分子の酸ならび
に高分子の酸とセラック、セチルアルコールおよび酢酸セルロースのような材料
との混合物を含む材料などの様々な材料を用いることができる。
【0059】 経口あるいは注射による投与のために、本発明の新規組成物を組み入れること
ができる液体の形態には、水溶液、適切に香りを付けたシロップ、水性または油
性懸濁液、ならびに綿実油、ゴマ油、ココナッツ油もしくはピーナッツ油などの
食用油、さらにエリキシルおよび類似の薬賦形剤(vehicle)を含む香り
をつけたエマルジョンが含まれる。水性懸濁液のための適切な分散または懸濁剤
には、トラガカント、アカシア、アルギン酸塩、デキストラン、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ポリビニル−ピロリドンあるいは
ゼラチンなどの合成および天然ガムが含まれる。
【0060】 精神分裂病の治療では、適切な投薬レベルは約0.01から250mg/kg
/日、好ましくは約0.05から100mg/kg/日、また特に約0.05か
ら5mg/kg/日である。1日あたり1ないし4回の投薬計画で化合物を投与
することができる。
【0061】 望ましい場合、別の抗精神分裂病薬剤、例えばドーパミンDおよび/または
受容体サブタイプ遮断によりその効果を生ずるものと一緒に、本発明による
化合物を併用投与してもよい。このような場合、例えばD受容体サブタイプ遮
断により引き起こされるものなどの副作用が対応して増加することなく、抗精神
分裂病作用が向上することを期待できる;あるいは別の場合には、抗精神分裂病
作用はそのままで副作用が少なくなることを期待できる。このような併用投与は
、患者が従来の抗精神分裂病薬剤を含む抗精神分裂病治療投薬計画にすでに定着
されている場合、望ましいことがある。本発明による化合物と組み合わせて用い
るのに適切な抗精神分裂病薬剤には、ハロペリドール、クロロプロマジン、メソ
リダジン、チオリダジン、アセトフェナジン、フルフェナジン、ペルフェナジン
、トリフルオペラジン、クロルプロチキセン、チオチキセン、クロザピン、オラ
ンザピン、ピモシド、モリンドン、ロキサピン、スルピリド、リスペリドン、キ
サノメリン(xanomeline)、ファナンセリン(fananserin
)およびジプラシドン、ならびに薬学的に許容されるこれらの塩が含まれる。
【0062】 式IIの化合物と式IIIの化合物の反応を含むプロセスにより、本発明によ
る化合物を調製することができる:
【0063】
【化10】 式中、R、R、ZおよびEはすでに定義されたものである。
【0064】 反応は、炭酸カリウムなどの塩基、およびアセトニトリルなどの適切な溶剤の
存在下、試薬を還流させながら加熱することにより都合よく実施される。
【0065】 式IIの化合物は、
【0066】
【化11】 [式中、−CH1aはすでに定義された部分Rに相当する]、式IVの化
合物を還元し、その後、tert−ブトキシカルボニル(BOC)保護基を取り
除くことにより、調製することができる。
【0067】 化合物IVの還元は、通常、例えばテトラヒドロフランなどの適切な溶剤中、
還流下加熱することにより、BH.THFなどの還元剤を用いる処理により都
合よく実施される。 次のBOC保護基の除去は、無機酸、例えば6NのHClを用いる処理により
都合よく実施される。
【0068】 式Vの化合物と式VIの化合物を、縮合剤の存在下に反応させることにより、
式IVの化合物を調製することができる。
【0069】
【化12】 式中、R1aはすでに定義されたものである。
【0070】 この反応はジクロロメタンなどの適切な溶剤の存在下に室温で都合よく実施さ
れる。縮合剤は、好ましくは、水溶性カルボジイミドであり、この場合、通常、
反応は1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび場合によってはトリエチルアミ
ンなどの有機塩基の存在下に都合よく実施される。
【0071】 高速アナログ合成により本発明による化合物を調製することもできる。この調
製には、室温で、塩基、例えば2NのNaOHおよびジクロロメタンなどの適切
な溶剤の存在下、すでに定義された式IIの化合物と少し過剰の、通常1.2当
量のすでに定義された式IIIの化合物とを反応させ;その後、適切なスルホニ
ルクロライドスカベンジャ樹脂、例えばアミノメチル化ポリスチレンEHL(2
00〜400メッシュ)を利用することにより、過剰の式IIIの化合物を除去
することが含まれる。
【0072】 式VIの化合物はSigma−Aldrich Company Ltd.、
Dorset、United Kingdomから市販されている。
【0073】 それらが市販されていない場合、添付の実施例に記載にされるものに類似の手
順により、あるいは当技術分野のよく知られた標準的な方法により、式IIIお
よびVIの出発材料を調製することができる。
【0074】 前記プロセスの何れかにより最初に得られた式Iの化合物の何れかを、適切な
場合、次に、当技術分野の知られている技術を用いて別の望ましい式Iの化合物
に作り変えることができることは理解されよう。例えば、部分Z−E−がブロモ
である、最初に得られた式Iの化合物を、1−メチル−2−ピロリドン(NMP
)の存在下シアン化銅(I)で、あるいはテトラキス(トリフェニルホスフィン
)パラジウム(0)の存在下シアン化亜鉛で処理することにより、部分Z−E−
がシアノである式Iの対応する化合物に変換することができる。部分Z−E−が
シアノであるこうして得られた式Iの化合物を今度は、無機酸、例えば85%硫
酸中100℃で加熱することにより、あるいは通常はテトラヒドロフラン還流下
に、カリウムトリメチルシラノレート(trimethylsilanolat
e)で処理することにより、部分Z−E−がカルボキサミドである式Iの対応す
る化合物に変換することができる。別法として、部分Z−E−がブロモである、
最初に得られた式Iの化合物を、一酸化炭素雰囲気の下で1,1,1,3,3,
3−ヘキサメチルジシラザン、ジイソプロピルアミン、酢酸パラジウム(II)
および1,3−ビス(ジメチルホスフィノ)プロパンの存在下に加熱することに
より、部分Z−E−がカルボキサミドである式Iの対応する化合物に直接変換す
ることができる。例えば、式Iの化合物の部分Z−E−が、N−結合しており場
合によって置換されているピロール、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール
あるいはテトラゾール部分、例えばイミダゾール−1−イル、ピラゾール−1−
イル、1,2,3−トリアゾール−1−イルあるいは1,2,4−トリアゾール
−1−イルである場合には、Z−E−がブロモである式Iの対応する化合物を、
銅ブロンズおよび水酸化ナトリウムの存在下に、通常NMPで加熱しながら、場
合によって置換されている適当なピロール、イミダゾール、ピラゾール、トリア
ゾールあるいはテトラゾール誘導体で処理することにより、これらの化合物を調
製することができる。例えば、式Iの化合物の部分Z−E−が、C−結合してお
り場合によって置換されている複素芳香族5員環、例えば2−メチルテトラゾー
ル−5−イルまたは1−メチル−1,2,4−トリアゾール−5−イルである場
合、Z−E−がブロモである式Iの対応する化合物を、テトラキス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(0)などの遷移金属触媒の存在下に、通常N,N−
ジメチルホルムアミドなどの溶剤で加熱しながら、適当な複素芳香族化合物のト
リブチルスタニル誘導体、例えば2−メチル−5−トリブチルスタニルテトラゾ
ールまたは1−メチル−5−トリブチルスタニル−1,2,4−トリアゾールと
反応させることにより、これらの化合物を調製することができる。例えばZがテ
トラゾール−1−イル部分でありEがメチレンである式Iの化合物を、部分Z−
E−がヒドロキシメチルである式Iの対応する化合物から、標準的な条件のもと
でのメシル化に続く、通常ヨウ化ナトリウムおよび炭酸セシウムなどの塩基の存
在下、テトラゾールで処理することによるメシル基の置換により調製することが
できる;Z−E−がヒドロキシメチルである式Iの化合物を、Z−E−がC2〜 アルコキシカルボニル基、例えばメトキシカルボニルである式Iの対応する化
合物を水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL−H)で還元することによ
り適切に調製することができ、Z−E−がブロモである式Iの対応する化合物を
一酸化炭素雰囲気下1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、酢酸
パラジウム(II)、トリエチルアミンおよびメタノールなどのC1〜6のアル
カノールで処理することにより、前記の、Z−E−がC2〜6アルコキシカルボ
ニル基である式Iの対応する化合物を順に調製することができる。Z−E−がC2〜6 アルコキシカルボニル、例えばメトキシカルボニルである式Iの化合物を
、トリメチルアルミニウムの存在下塩化アンモニウムで処理することにより、Z
−E−がカルボキサミドである式Iの対応する化合物に変換することができる。
【0075】 本発明で用いられる化合物の前記調製プロセスが、立体異性体の混合物を生ず
る場合、分取クロマトグラフィなどの通常の技術によりこれらの異性体を分離す
ることができる。ラセミ体として化合物を調製してもよく、あるいはエナンチオ
選択的合成によるかまたは分割によるかのいずれかで個々の鏡像異性体を調製し
てもよい。例えば、分取HPLC、あるいは(−)−ジ−p−トルオイル−d−
酒石酸および/または(+)−ジ−p−トルオイル−l−酒石酸などの光学活性
な酸との塩の形成によるジアステレオマー対の形成とそれに続く分別結晶と自由
塩基の再生などの標準的な技術により、化合物をそれらの鏡像異性体成分に分割
することができる。ジアステレオマーエステルまたはアミドの形成とそれに続く
クロマトグラフィによる分離とキラルな補助基の除去によっても化合物を分割す
ることもできる。
【0076】 前記合成シーケンスのどの間であっても、関与するどの分子の感受性または反
応性基も保護することが必要かつ/または望ましい。Protective G
roups in Organic Chemistry(有機化学における保
護基)、ed.J.F.W.McOmie、Plenum Press、197
3;およびT.W.Greene & P.G.M.Wuts、Protect
ive Groups in Organic Synthesis(有機合成
における保護基)、John Wiley & Sons、1991に記載され
るものなどの通常の保護基により、これを達成することができる。当技術分野の
知られている方法を用いて、後の都合のよい段階で保護基を取り外すことができ
る。
【0077】 以下の実施例では本発明で使用の化合物の調製を例示する。
【0078】 本発明による化合物は、クローン細胞系で発現されたヒト5−HT2A受容体
への[H]−ケタンセリンの結合を強力に阻害する。さらに、試験された本発
明の化合物は、ドーパミンD受容体に比べて5−HT2A受容体に対して選択
的親和性を示す。
【0079】 添付の実施例の化合物はすべて、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)クロ
ーン細胞系で発現させた場合のヒト5−HT2A受容体から[H]−ケタセリ
ンを置換する100nM以下のK値をもつことが見出された。
【0080】 実施例1 1−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル]−4−フェニルスルホニ
ルピペラジン 2,4−ジフルオロフェニル酢酸(10g、59.04mmol)、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(9.04g、59.04mmol)、水溶性カルボ
ジイミド(10.16g、59.04mmol)およびNEt(5.97ml
、59.04mmol)をジクロロメタン(60ml)中で15分間攪拌した。
BOC−ピペラジン(5.41g、29.52mmol)を加え、混合物を室温
で8時間攪拌した。反応の進行をTLCでモニタした。反応混合物をジクロロメ
タン(20ml)で希釈し、1NのNaOH、次に1Mのクエン酸水溶液で洗っ
た。有機層を分離し、乾燥し(MgSO)さらに濃縮して白色結晶状固体を得
た(78%)。δ(250MHz、CDCl):1.47(9H,s)、3
.36〜3.42(4H,m)、3.42〜3.52(2H,m)、3.58〜
3.66(2H,m)、3.75(2H,s)、6.78〜6.90(2H,m
)、7.21〜7.31(1H,m)。
【0081】 前記生成物(7.8g、22.9mmol)をTHF(60ml)に溶解し、
BH.THF(36.64ml、36.64mmol、1MのTHF溶液)を
加えた。反応物を還流し、TLCおよび質量分析法でモニタした。反応物を6N
のHCl(250ml)で処理し、さらに2時間還流した。水性反応混合物をエ
ーテルで洗い、次に濃縮した。酸性溶液を塩基性にし、ジクロロメタン(3×7
0ml)に抽出した。有機抽出物を合わせて、乾燥し(MgSO)、濃縮して
1−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル]ピペラジンを得た。フラッ
シュクロマトグラフィで精製した。収率50%。MS:(M+H)=227。
δ(360MHz、CDCl):2.44〜2.60(5H,m)、2.7
5〜2.85(2H,m)、2.92〜3.14(6H,bs,m)、6.72
〜6.82(2H,m)、7.12〜7.20(1H,m)。
【0082】 ベンゼンスルホニルクロライド(0.15g)、前記アミン(0.193g)
および炭酸カリウム(0.118g)を、MeCN(10ml)中で合わせて加
熱した。反応を質量分析法でモニタし、2時間後に終了させた。反応混合物を室
温まで冷却し、水で冷却し酢酸エチルに抽出した。有機抽出物を合わせて、水で
洗い、乾燥し(MgSO)濃縮してダークオレンジの固体を得た。SiO
5%MeOH:CHClに対してCHClを用いる無水フラッシュクロ
マトグラフィによりこの固体を精製し、次に石油エーテルとCHClを用い
て再結晶して、淡黄色固体として表題の生成物を得た(23%)。MS:(M+
H)=367。δ(360MHz、CDCl):2.50〜2.60(6
H,m)、2.66〜2.74(2H,m)、3.02〜3.10(4H,m)
、6.70〜6.80(2H,m)、7.05〜7.14(1H,m)、7.5
0〜7.56(2H,m)、7.56〜7.62(1H,m)、7.74〜7.
80(2H,m)。CHN C1820S:計算値 C=59.
00、H=5.50、N=7.65%;実測値 C=59.12、H=5.43
、N=7.56%。
【0083】 一般化された例 高速アナログ合成 1−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル]ピペラジン(3.2g)
をジクロロメタン(64cm)に溶解し、64の反応管に等分した。各反応管に
2NのNaOH(1.5当量)、次にスルホニルクロライド(1.2当量)のジ
クロロメタン(1cm)溶液を加えた。管をスクリュキャップでシールし、室温
の反応振盪器中で48時間一緒に混合した。反応を質量分析法でモニタした。水
性の層を保持するPTFEカートリッジフィルタを用いて、水性および有機層を
分離した。
【0084】 有機層を、スルホニルクロライドスカベンジャ樹脂であるアミノメチル化ポリ
スチレンEHL(200〜400メッシュ)(各チューブに50mg)を入れた
チューブに集めた。混合物を室温で2時間振盪した。この後、樹脂を濾別し、有
機層を予め秤量されたチューブに集めた。溶剤を、窒素ガスを流入させながら4
0℃で蒸発させた。得られた生成物をH NMR(400MHz、CDCl )により分析した。
【0085】 実施例2から14 以下の実施例を前記のものに類似の方法で作製した。
【0086】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/24 A61P 25/24 25/30 25/30 27/06 27/06 43/00 111 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 チエン,スーザン・クーン−フオン イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク (72)発明者 フレツチヤー,ステイーブン・ロバート イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 20・2・キユー・アール、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク Fターム(参考) 4C086 AA01 AA03 AA04 BC50 MA01 MA04 NA14 ZA02 ZA05 ZA12 ZA18 ZA33 ZC39

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式Iの化合物、またはこれらの塩: 【化1】 [式中、Zはハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメ
    トキシ、−R、−OR、−SR、−SOR、−SO、−SO
    、−NR、−NRCOR、−NRCO、−COR 、−COもしくは−CONRを表すか;あるいは Zはフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサ
    ゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、チア
    ジアゾール、トリアゾールおよびテトラゾールから選択される、場合によって置
    換されている複素芳香族5員環を表すか;あるいは Zはピリジン、ピラジン、ピリミジンおよびピリダジンから選択される、場合
    によって置換されている複素芳香族6員環を表し; RおよびRは独立に、水素もしくはC1〜6のアルキルを表すか;あるい
    は窒素原子を介して結合している場合、RおよびRは合わせて、アゼチジン
    、ピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン環の残基を表し; Eは化学結合、あるいは酸素原子を場合によっては組み入れてエーテル結合を
    形成する、1から4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐アルキレン鎖を表し、 Rは場合によって置換されているアリール(C2〜4)アルキル基を表し; Rは水素もしくはハロゲンを表す。]
  2. 【請求項2】 式IAにより表される請求項1に記載の化合物、およびこれ
    らの塩: 【化2】 [式中、ZおよびEは請求項1で定義されたものであり; R11およびR12は独立に、水素、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル
    、C1〜6のアルキル、ヒドロキシ、C1〜6のアルコキシ、C1〜6のアルキ
    ルチオもしくはジ(C1〜6)アルキルアミノを表し; R13は水素を表しそしてR14は水素もしくはフルオロを表すか、あるいは
    13およびR14は合わせてケトを表し; R21は水素、フルオロもしくはクロロを表す。]
  3. 【請求項3】 式IBにより表される請求項2に記載の化合物、およびこれ
    らの塩: 【化3】 [式中、Z、EおよびRは請求項1で定義されたものであり; R21は請求項2で定義されたものである。]
  4. 【請求項4】 式ICにより表される請求項2または3に記載の化合物、お
    よびこれらの塩: 【化4】 [式中、ZおよびEは請求項1で定義されたものであり; R11、R12、R13、R14およびR21は請求項2で定義されたもので
    ある。]
  5. 【請求項5】 1−[2−(2,4−ジフルオロフェニル)エチル]−4−
    フェニルスルホニルピペラジンおよび以下の表から選択される化合物およびこれ
    らの塩。 【表1】
  6. 【請求項6】 請求項1に記載される式Iの化合物もしくは薬学的に許容さ
    れるそれらの塩を、薬学的に許容されるキャリアと共に含む医薬組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載される式Iの化合物もしくは薬学的に許容さ
    れるそれらの塩を、ヒト5−HT2A受容体の選択的拮抗剤が適応とされている
    障害の治療および/または予防のための薬剤の製造に用いること。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の化合物の調製方法であって、 (A)式中、R、R,ZおよびEは請求項1で定義されたものである、式
    IIの化合物と式IIIの化合物とを反応させること;および 【化5】 (B)必要な場合は次に、最初に得られた式Iの化合物を通常の方法により式
    Iの別の化合物に変換すること を含む調製方法。
  9. 【請求項9】 ヒト5−HT2A受容体の選択的拮抗剤が必要とされる障害
    の治療および/または予防方法であって、請求項1に記載の式Iの化合物、もし
    くは薬学的に許容されるそれらの塩の有効量を、このような治療が必要な患者に
    投与することを含む方法。
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