JP2003280344A - トナー補給装置及びトナーコンテナ - Google Patents
トナー補給装置及びトナーコンテナInfo
- Publication number
- JP2003280344A JP2003280344A JP2002085698A JP2002085698A JP2003280344A JP 2003280344 A JP2003280344 A JP 2003280344A JP 2002085698 A JP2002085698 A JP 2002085698A JP 2002085698 A JP2002085698 A JP 2002085698A JP 2003280344 A JP2003280344 A JP 2003280344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- toner
- container
- opening
- toner container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
Aを含む現像装置100と;補給開口215、補給開口
シャッタ217及びスクリュー部材230を備えかつ現
像容器100Aに離脱自在に装着可能なトナーコンテナ
200と;を含むトナー補給装置、及びトナーコンテナ
200。トナーコンテナ200には、回転シャッタ部材
240がスクリュー部材230に相対回転自在に配設さ
れ、回転シャッタ部材240には、排出開口242と回
転作動被案内ピン244とが配設されている。回転シャ
ッタ部材240は補給開口215を開閉するよう回転可
能である。現像容器100Aには、トナーコンテナ20
0の着脱動作時に回転作動被案内ピン244が係合させ
られて回転シャッタ部材240を回転させるよう案内す
る回転作動案内溝122が配設されている。
Description
電式プリンタあるいは静電式ファクシミリ等の画像形成
装置における現像装置にトナーを補給するためのトナー
補給装置及びこのトナー補給装置に使用されるトナーコ
ンテナに関する。
ファクシミリなどの画像形成装置においては、周知のよ
うに、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像にトナ
ーを施してトナー像に現像する現像装置が配設されてい
る。この現像装置においては、現像の遂行に応じて現像
容器内に収容されたトナーが消費されるので、適宜にト
ナーを補給することが必要である。そして、このような
トナーの補給は、現像容器にトナーコンテナを装着し
て、トナーコンテナ内のトナーを現像容器内に排出する
ことにより好都合に遂行される。
給装置の一つの典型例は、上面に開口するトナーの受入
開口を備えた現像容器と、現像容器に離脱自在に装着さ
れるトナーコンテナとを備えている。トナーコンテナ
は、下面に開口するトナーの補給開口と、補給開口の下
側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口を開く開位置
との間をスライド移動可能な補給開口シャッタと、トナ
ーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えてい
る。トナーコンテナを現像容器に係合して現像容器の長
手方向の一方である装着方向に移動させると、該移動に
連動してトナーコンテナに配設された補給開口シャッタ
が閉位置から開位置にスライド移動させられる。トナー
コンテナは現像容器に装着され、現像容器の受入開口
と、トナーコンテナの補給開口とが連通させられる。現
像容器内に配設されたトナー濃度センサの検出信号に基
づいて、トナーコンテナ内のスクリュー部材が回転駆動
されると、トナーコンテナ内に収容されたトナーが、補
給開口及び受入開口を通して現像容器内に補給される。
トナーコンテナを離脱方向に移動させると、補給開口シ
ャッタが開位置から閉位置にスライド移動させられ、ト
ナーコンテナの補給開口が閉じられ、トナーコンテナを
現像容器から離脱させることができる。
置において、トナーコンテナの補給開口は、トナーコン
テナの、現像容器に対する着脱動作に連動して補給開口
の下側をスライド移動させられる1個の補給開口シャッ
タのみにより開閉させられるので、該着脱時における補
給開口シャッタの開閉移動に際し、トナーが補給開口の
周囲に飛散して周囲を汚染するおそれがある。また、ト
ナーコンテナが現像容器に装着されない状態において
は、補給開口は上記補給開口シャッタにより閉じられて
いるが、ユーザの誤操作により補給開口シャッタが開方
向にスライド移動させられると、補給開口が開いてトナ
ーコンテナ内のトナーが排出され、周囲を汚染するおそ
れがある。したがって、全体の構成が煩雑化することな
く、またトナーコンテナの現像容器に対する着脱が困難
で不安定となることなく、上記した技術的課題を解消す
ることが要求される。
容器に対する着脱時において、トナーの飛散を低減する
ことを可能にする、新規なトナー補給装置及びトナーコ
ンテナを提供することである。
で、トナーコンテナの、現像容器に対する着脱を容易か
つ安定して行なうことを可能にする、新規なトナー補給
装置及びトナーコンテナを提供することである。
されていない状態において、誤って補給開口が開かれる
ことが防止される、新規なトナーコンテナを提供するこ
とである。
棄が不要である、新規なトナーコンテナを提供すること
である。
ば、上面に開口するトナーの受入開口を備えた現像容器
を含む現像装置と;下面に開口するトナーの補給開口
と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給
開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタ
と、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備
えかつ現像容器に係合して現像容器の長手方向の一方で
ある装着方向に移動させることにより現像容器に離脱自
在に装着可能なトナーコンテナと;を含むトナー補給装
置において、トナーコンテナには、実質的に円筒形状を
なす回転シャッタ部材がスクリュー部材の外周面に沿っ
て相対回転自在に配設され、回転シャッタ部材には、ト
ナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配設され、回
転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給開口を閉じ
る閉位置と排出開口が補給開口に整合して補給開口を開
く開位置との間を回転可能であり、現像容器には、トナ
ーコンテナの着脱動作時に回転作動被案内手段が係合さ
せられて回転シャッタ部材を回転させるよう案内する回
転作動案内手段が配設され、トナーコンテナを現像容器
に係合して該装着方向に移動させると、補給開口シャッ
タが現像容器の一部に係止されて閉位置から開位置に相
対的に移動させられ、回転作動被案内手段が回転作動案
内手段に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉
位置から開位置に回転させられ、受入開口、補給開口及
び排出開口が連通させられる、ことを特徴とするトナー
補給装置、が提供される。現像容器には、受入開口を閉
じる閉位置と受入開口を開く開位置との間を移動可能な
受入開口シャッタが備えられ、トナーコンテナを現像容
器に係合して該装着方向に移動させると、受入開口シャ
ッタがトナーコンテナの一部に係止されて閉位置から開
位置に移動させられる、ことが好ましい。回転シャッタ
部材における該装着方向の一端近傍の領域は、トナーコ
ンテナにおける該装着方向の一端近傍の領域に配置さ
れ、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端
近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び出す
回転作動被案内ピンからなり、回転作動案内手段は、現
像容器の該長手方向の一方における一端近傍の領域に配
設されかつ、回転作動被案内ピンの、該長手方向の移動
軌跡に対応して該長手方向に螺旋状に延在する回転作動
案内溝からなり、トナーコンテナを現像容器に係合して
該装着方向に移動させると、回転作動被案内ピンが回転
作動案内溝に係合されかつ案内されることにより回転シ
ャッタ部材は閉位置から開位置まで所定の角度だけ回転
させられる、ことが好ましい。回転作動案内溝は、横断
面がほぼチャンネル形状をなし、かつ、チャンネル形状
の開放端が、回転作動案内溝の該長手方向の他方側の一
端部においては現像容器の幅方向の一方に指向され、該
長手方向の一方側の他端部においては現像容器の上方に
指向されると共に、該一端部から該他端部に向かって下
方に螺旋状に延在する、ことが好ましい。トナーコンテ
ナにおける該一端近傍の領域には、回転シャッタ部材を
閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設され、
ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回
転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍にお
ける該外周面から半径方向外方に延び出すロックピン
と、トナーコンテナの上下方向に延在する軸まわりに回
転可能にトナーコンテナに配設されたロック弾性部材と
を備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該
所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性
部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアー
ム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存
在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することに
より回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置
と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロック
ピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を
許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置
との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可
能である、ことが好ましい。トナーコンテナにおける該
一端近傍の領域には、回転シャッタ部材の外周面の上方
に間隔をおいて回転シャッタ部材の軸線に平行に延在す
る平坦な下面と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸
線に直交する方向であるトナーコンテナの幅方向の一方
側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂下
する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、該
装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面か
ら垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持さ
れ、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転
シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延び
る該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って
該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先
端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、
反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面
に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有
する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該
アーム部における、該装着方向に面した一側面から他側
面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠
き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロック位置
に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、該側壁
に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの先端部
は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に嵌合さ
れてロックピンの回転移動が実質的に阻止される、こと
が好ましい。現像容器には、回転シャッタ部材のロック
を解除するロック解除手段が配設され、ロック解除手段
は、回転作動案内溝の近傍からトナーコンテナの該装着
方向と反対の方向に延び出すロック解除突起からなり、
トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動
させると、少なくとも、回転作動被案内ピンが回転作動
案内溝に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉
位置から開位置への回転作動を開始する前に、ロック解
除突起が該ロック弾性部材の該アーム部を係止して該ア
ーム部をロック位置からロック解除位置まで相対的に該
軸まわりに回転させる、ことが好ましい。ロック解除突
起は、該ロック弾性部材における該アーム部の先端領域
の、該長手方向の移動軌跡上に配置され、トナーコンテ
ナを現像容器に係合して該装着方向に移動させると、ロ
ック解除突起がアーム部の先端領域に当接して該アーム
部の先端領域を該装着方向と反対の方向に強制すること
により、弾性作用部の先端が該側壁に圧接させられて少
なくとも弾性作用部が弾性変形させられ、該アーム部は
ロック位置からロック解除位置まで弾性力に抗して該軸
まわりに回転させられるので、ロックピンの先端部は該
アーム部の切欠き内又は凹部内から回転シャッタ部材の
軸線方向に離脱されてロックピンの回転移動が許容され
る、ことが好ましい。現像容器に装着されたトナーコン
テナを離脱方向に移動させると、ロック解除突起によ
る、該ロック弾性部材の該アーム部の先端領域に対する
該強制が解除され、該アーム部は、該ロック弾性部材の
弾性復元力によりロック解除位置からロック位置まで該
軸まわりに回転させられ、回転作動案内溝に係合された
回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に案内されること
により開位置から閉位置まで回転させられた回転シャッ
タ部材のロックピンに切欠き又は凹部が嵌合させられて
回転シャッタ部材は閉位置にロックされる、ことが好ま
しい。現像容器の上面における受入開口に対し、該長手
方向の他方側の領域には、板ばね部材が該長手方向に延
在するよう配設され、板ばね部材の該長手方向の一方側
の一端部は一端に向かってかつ上方に向かって斜めに傾
斜し、該長手方向の中間部には縦断面がほぼ逆V形状を
なす突起部が形成され、該長手方向の他端部は現像容器
の上面に固定されており、板ばね部材の少なくとも他端
部を除く他の領域の下面と現像容器の上面との間には板
ばね部材の弾性変位を許容する隙間が形成され、開位置
に位置付けられた補給開口シャッタの、該長手方向の他
端に対し、トナーコンテナの他方側の近傍位置の下面に
は突起が形成され、現像容器に装着されたトナーコンテ
ナを装着位置から離脱方向に移動させると、補給開口シ
ャッタは、補給開口シャッタの、該長手方向の他方側の
他端が板ばね部材の該一端に係止されて該離脱方向への
移動が相対的に阻止されることにより、開位置から閉位
置まで相対的に移動させられ、そして、補給開口シャッ
タが開位置から閉位置まで移動させらると同時に又は直
後には、トナーコンテナの該突起が板ばね部材の突起部
に当接して下方に強制することにより、板ばね部材の該
一端を板ばね部材の弾性力に抗して下方に変位させて板
ばね部材の該一端による補給開口シャッタの該係止を解
除する、ことが好ましい。
るトナーの補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を
閉じる閉位置と補給開口を開く開位置との間を移動可能
な補給開口シャッタと、トナーを補給開口に搬送するス
クリュー部材とを備えたトナーコンテナであって、現像
容器に含まれかつ上面に開口するトナーの受入開口を備
えた現像容器に係合されて現像容器の長手方向の一方で
ある装着方向に移動させられることにより現像容器に離
脱自在に装着されるトナーコンテナにおいて、実質的に
円筒形状をなす回転シャッタ部材がスクリュー部材の外
周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャッタ部
材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段とが配
設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側で、補給
開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整合して補
給開口を開く開位置との間を回転可能であり、回転作動
案内手段が配設された該現像容器に係合して該装着方向
に移動させると、補給開口シャッタが、現像容器の一部
に係合されて閉位置から開位置に相対的に移動させら
れ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合され
かつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に
回転させられ、補給開口及び排出開口が受入開口に連通
させられる、ことを特徴とするトナーコンテナ、が提供
される。回転シャッタ部材における該装着方向の一端近
傍の領域は、該装着方向の一端近傍の領域に配置され、
回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該一端近傍
の領域における外周面から半径方向外方に延び出す回転
作動被案内ピンからなる、ことが好ましい。該一端近傍
の領域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロ
ックするロック手段が配設され、ロック手段は、回転シ
ャッタ部材の外周面であって、回転作動被案内ピンに対
し該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径
方向外方に延び出すロックピンと、上下方向に延在する
軸まわりに回転可能に配設されたロック弾性部材とを備
え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該所定
の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性部材
はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアーム部
を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存在し
てロックピンの回転移動を実質的に阻止することにより
回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置と、
ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロックピン
の回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を許容
することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置との
間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可能で
ある、ことが好ましい。該一端近傍の領域には、回転シ
ャッタ部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ
部材の軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッ
タ部材の軸線に対し、該軸線に直交する方向である幅方
向の一方側において該軸線に平行に延在するよう該下面
から垂下する側壁とが形成され、該下面において、該側
壁の、該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が
該下面から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能
に支持され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿
って回転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切
って延びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面
に沿って該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中
間部の先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反
転部と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かっ
て該下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に
弾性を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部
には、該アーム部における、該装着方向に面した一側面
から他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延
びる切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロ
ック位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端
は、該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピ
ンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自
在に嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止さ
れる、ことが好ましい。全ての構成部材が合成樹脂から
形成されている、ことが好ましい。
トナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの
実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
ナー補給装置及びそれに使用されるトナーコンテナの実
施形態を備えた画像形成装置であるカラープリンタ2が
示されている。プリンタ2はプリンタ本体4を備えてい
る。ほぼ直方体形状をなすプリンタ体4内のほぼ中央に
は感光体ドラム6が配設されている。感光体ドラム6の
周囲には、帯電器8、イエロートナー用現像ユニット1
0、マゼンタトナー用現像ユニット12及びシアントナ
ー用現像ユニット14、ブラックトナー用現像装置1
6、中間転写体18、クリーニング装置20などが配設
されている。中間転写体18の上方位置にはブラックト
ナーが収容されたトナーコンテナ22が配設されてい
る。トナーコンテナ22の上方位置には露光走査ユニッ
ト24が配設されている。中間転写体18の下方位置に
は二次転写ローラ26が配設され、二次転写ローラ26
の下流側には無端ベルト28が配設されている。無端ベ
ルト28の下流側には定着装置30が配設されている。
後に図13を参照して説明されるように、現像ユニット
10、12及び14は、それぞれ現像装置10A、12
A及び14Aを備えている。
ラム6の外周面を帯電器8により帯電させ、露光走査ユ
ニット24により感光体ドラム6の外周面に静電潜像を
形成し、該静電潜像を現像装置10A、12A、14A
及び16により各色のトナー画像にそれぞれ現像する。
各色のトナー画像は、中間転写体18の外周面に順次に
重合して転写され、プリンタ本体4に備えられた図示し
ない給紙カセットから給紙される転写紙32に二次転写
ローラ26により転写される。カラー画像が転写された
転写紙32は、無端ベルト28により定着装置30に搬
送されて定着される。カラー画像が定着された転写紙3
2は、プリンタ本体4の、図1において左方に排出され
るか、又は、プリンタ本体4の上面に配設された排出ト
レイ34に排出される。
ー用現像ユニット10は、現像容器10aを含む現像装
置10Aと、イエロートナーが収容されたトナーコンテ
ナ10Bとを備えている。トナーコンテナ10Bは、現
像容器10aの上部に係合してプリンタ本体4に対し、
手前から現像容器10aに対して引き出し自在に挿入可
能である。
ンテナ10Bの長手方向の手前側の上面部(トナーコン
テナ10Bのふた部材からなる)には、縦長のほぼ矩形
平面形状を有するロック板ばね部材11が、手前側の角
部から長手方向の後方に向かって延在するよう配設され
ている。弾性を有する適宜の合成樹脂から一体に形成さ
れているロック板ばね部材11には、その幅方向中央部
において、長手方向中央から後端近傍にわたる平面矩形
状の切欠き11aと、切欠き11aの後端から切欠き1
1aの内側下方を切欠き11aに沿って手前方向に延び
る、平面矩形状の舌片11bとが形成されている。ロッ
ク板ばね部材11の手前側の両側部には、側外方に延び
る突起部11cが形成されている。ロック板ばね部材1
1の後端部がトナーコンテナ10Bの上面に金属を使わ
ない固定手段、例えば接着により固定され、舌片11b
の先端部がトナーコンテナ10Bの上面に押圧されるの
で、ロック板ばね部材11は、後端部を支点として手前
側が上方に持ち上がるようその弾性力により常時付勢さ
れる。ロック板ばね部材11の突起部11cが、トナー
コンテナ10Bの上面部に配設された、横断面L形状の
一対の係止片部10B−1に下方から当接させられるこ
とにより、上方への移動が規制されている。ロック板ば
ね部材11の後端部及び舌片11bの先端部を除く下面
とトナーコンテナ10Bの上面部との間には、適宜の隙
間が形成されているので、ロック板ばね部材11の手前
側をその弾性力に抗して下方に押し下げることができ
る。ロック板ばね部材11の手前側の上面には、上面か
ら上方に延びる被係止突部11dが形成されている。被
係止突部11dの上面は、手前から後方に向かって下方
に傾斜している。現像容器10aの上面を覆うカバー部
材10bの長手方向の手前側の端部には、矩形平面形状
を有する係止孔10cが形成されている。
にはトナーコンテナ10Bを引き出し自在に収容しうる
収容空間が形成される。トナーコンテナ10Bを、現像
容器10aの収容空間に手前から挿入して装着位置まで
スライド移動させると、ロック板ばね部材11の被係止
突部11dがカバー部材10bの下面に圧接されながら
ロック板ばね部材11の下方への弾性変位により乗り越
えて、係止孔10cに係止される。トナーコンテナ10
Bは現像容器10aにしっかりと装着される。トナーコ
ンテナ10Bを現像容器10aから離脱させる場合に
は、ロック板ばね部材11の手前側をその弾性力に抗し
て下方に押し下げると、被係止突部11dの、係止孔1
0cに対する係止が解除され、トナーコンテナ10Bを
現像容器10aに対し装着位置から手前側に容易に引き
出すことが可能になる。なお、上記係止孔10cに代え
て、カバー部材10bの下面に係止凹部あるいは係止突
部を形成してもよい。
像容器12aを含む現像装置12Aと、マゼンタトナー
が収容されたトナーコンテナ12Bとを備えている。ト
ナーコンテナ12Bは、現像容器12aの上部に係合し
てプリンタ本体4に対し、手前から現像容器12aに対
して引き出し自在に挿入可能である。トナーコンテナ1
2B及び現像容器12aには、それぞれ、先に述べたの
と実質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11及び
係止孔10c(図示せず)が配設されている。
容器14aを含む現像装置14Aと、シアントナーが収
容されたトナーコンテナ14Bとを備えている。トナー
コンテナ14Bは、現像容器14aの上部に係合してプ
リンタ本体4に対し、手前から現像容器14aに対して
引き出し自在に挿入可能である。トナーコンテナ14B
及び現像容器14aには、それぞれ、先に述べたのと実
質的に同じ構成を有するロック板ばね部材11及び係止
孔10c(図示せず)が配設されている。
ナ22は、プリンタ本体4に配設された収容空間4aに
対し、手前から引き出し自在に挿入可能である。ブラッ
クトナー用現像装置16は現像容器16aを含み、現像
容器16aには、現像容器16aの上面に開口する図示
しないトナーの受入開口が形成されている。他方、プリ
ンタ本体4には、上記収容空間4aの下面(底面)に開
口する図示しないトナーの受入開口が形成されている。
これら二つの受入開口は図示しないトナー補給パイプを
介して連通させられている。このトナー補給パイプ内に
は図示しないスクリューフィーダが配設されている。ま
たトナーコンテナ22には、トナーコンテナ22の下面
に開口するトナーの補給開口が形成されている。トナー
コンテナ22がプリンタ本体4の収容空間4aに装着さ
れると、トナーコンテナ22の補給開口と、収容空間4
aに配設された受入開口とが連通される。トナーコンテ
ナ22に収容されたブラックトナーは、スクリューフィ
ーダによりトナー補給パイプを介して現像装置16へ補
給される。トナーコンテナ22及び収容空間4aの天井
部には、それぞれ、先に述べたのと実質的に同じ構成を
有するロック板ばね部材11及び係止孔10c(図示せ
ず)が配設されている。
コンテナ12B、トナーコンテナ14B及びトナーコン
テナ22から、対応する現像装置10A、12A、14
A及び16へのトナーの補給は、それぞれ、現像装置1
0A、12A、14A及び16に備えられた図示しない
トナー濃度センサの検出信号に基づいて行なわれる。ま
た、上記した現像ユニット10、12及び14と現像装
置16は、プロセスユニットとして、プリンタ本体4か
ら手前に一体として引き出し自在に挿入可能である。
に使用されるトナーコンテナの実施形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。本発明によるトナー補給装置
は、現像装置100に含まれる現像容器100A(図1
参照)と、トナーコンテナ200(図2及び図3参照)
とを備えている。後の説明から容易に理解されるよう
に、本発明によるトナー補給装置及びそれに使用される
トナーコンテナは、上記現像ユニット10、12及び1
4及びそれらに使用されるトナーコンテナ10B、トナ
ーコンテナ12B及びトナーコンテナ14Bにそれぞれ
適用される。また現像装置16とトナーコンテナ22と
からなるトナー補給装置及びそれに使用されるトナーコ
ンテナ22にも適用される。
図1を参照して、キャリア及びトナーからなる二成分現
像剤を使用して現像を行なう現像装置100は、現像容
器100Aと、現像容器100Aに配設された円筒状の
スリーブ部材、スリーブ部材内に配設された静止永久磁
石、現像容器100A内に収容された現像剤を攪拌搬送
するための攪拌搬送部材(いずれも図示せず)などを備
えている。現像装置100それ自体の基本的な構成は周
知の構成を利用することでよく、また本発明の特徴をな
すものではないので、更なる詳細な説明は省略する。
現像容器100Aは、内部空間を実質的に上方から閉塞
する天壁102と、現像容器100Aの幅方向、すなわ
ち天壁102の幅方向に間隔をおいて相互に長手方向に
平行に延在するよう天壁102の上面から直立した側壁
104及び105と、現像容器100Aの長手方向、す
なわち天壁102の長手方向の一方(図1において左斜
め上方)における一端において天壁102の上面から直
立しかつ側壁104及び105の該長手方向における一
端に接続された端壁106とを備えている。したがっ
て、天壁102の上面は、幅方向両側及び該長手方向の
一端が、側壁104及び105と端壁106とにより囲
まれ、上方及び該長手方向の他端が開放されている。現
像容器100Aの上面を規定する天壁102は、平面か
ら見て縦長のほぼ矩形状をなし、またその上面は、一部
領域を除いて平坦面をなす。側壁104及び105の、
天壁102の上面から上端104a及び105aまでの
高さは、相互に実質的に同じであり、かつ該長手方向の
一端から他端にわたって実質的に一定である。
て、幅方向の中央と幅方向の一方側の側壁104との間
には、天壁102の上面から一定の高さ(例えば3〜4
mm程度の高さ)まで延び出す突出部107が配設され
ている。突出部107は該長手方向に縦長のほぼ矩形状
をなし、この突出部107には、突出部107の平坦な
上面(したがって天壁102の上面)及び下面に開口す
るトナーの受入開口108(図1及び図7参照)が形成
されている。図7に明示されているように、該長手方向
に比較的細長い受入開口108の周囲の上面は、弾性を
有する発泡合成樹脂製のシール部材109により覆われ
ている。突出部107に配設された縦長で細長いほぼ矩
形平面形状を有するシール部材109は、その上面のほ
とんどの領域はほぼ同じ高さで平坦であるが、該長手方
向における他方側の一端部の上面は、上記領域の上面よ
りも若干高く形成されている。突出部107における、
該長手方向の他端107aは、後の説明から容易に理解
されるように、トナーコンテナ200を現像容器100
Aに係止して現像容器100Aの長手方向の一方である
装着方向に移動させたときに、補給開口シャッタ217
を係止して補給開口シャッタ217を相対的に閉位置か
ら開位置に移動させる、現像容器100Aの一部である
ストッパを構成する。したがって、このストッパは、補
給開口シャッタ217の該装着方向への移動軌跡上に存
在する。なお、天壁102の、上記突出部107が形成
された領域は、天壁102の他の領域の平坦面よりも若
干低く形成されている。
07には、受入開口108を閉じる閉位置(図1参照)
と、受入開口108を開く開位置(図7及び図9参照)
との間を、現像容器100Aの長手方向にスライド移動
可能な受入開口シャッタ110が備えられている。受入
開口シャッタ110は、シール部材109の上面及び両
側面を覆うよう、かつシール部材109に対して該長手
方向にスライド自在に配設されている。適宜の合成樹脂
から形成されている受入開口シャッタ110は、平面か
ら見て該長手方向に縦長の矩形状をなしている。上記突
出部107の上面には、受入開口シャッタ110を該長
手方向に沿ってガイドするための一対のガイド112
が、受入開口シャッタ110の両側面の外側及び両側部
の上面に沿って該長手方向に延在するよう配設されてい
る。ガイド112は、図1においてその一方のみが図示
されている。受入開口シャッタ110の幅方向両側部に
おける該長手方向の一方側の一端部と、突出部107に
おける該長手方向の他方側の一端部との間には、一対の
引張コイルばね114が配設されている。受入開口シャ
ッタ110は、引張コイルばね114の各々により閉位
置に位置付けられている。なお、受入開口108が形成
された上記突出部107、突出部107に形成された一
対のガイド112、突出部107に配設されたシール部
材109、受入開口シャッタ110及び一対の引張コイ
ルばね114をユニットとして形成し、天壁102の上
面に図示しないビスにより離脱自在に締結することが、
組立及び分解作業性、メンテナンス性などを向上させる
上で好ましい。
02の上面における長手方向の一端近傍の領域であっ
て、受入開口シャッタ110の、該長手方向の延長上の
領域には、ブロック部120が天壁102の上面から上
方に延び出すよう一体に形成されている。このブロック
部120には、回転作動案内溝122が形成されてい
る。この回転作動案内溝122は、後の説明から容易に
理解されるように、トナーコンテナ200の着脱動作時
に後述する回転作動被案内ピン244が係合させられ
て、トナーコンテナ200に配設された後述する回転シ
ャッタ部材240を回転させるよう案内するためのもの
であって、回転作動被案内ピン244の、該長手方向の
移動軌跡に対応して該長手方向に螺旋状に延在する。更
に具体的に説明すると、回転作動案内手段を構成する回
転作動案内溝122は、横断面がほぼチャンネル形状を
なしており、その開放端は、回転作動案内溝122の、
該長手方向の他方側(図1において右斜め下方側)の一
端部においては、現像容器100Aの幅方向の一方(図
11において左方)にほぼ水平に指向され、回転作動案
内溝122の、該長手方向の一方側(図1において左斜
め上方側)の他端部においては、現像容器100Aの上
方に指向されると共に、ブロック部120の、該長手方
向の他方側の該一端部から該長手方向の一方側の該他端
部に向かって下方に螺旋状に延在している。
起124が配設されている。トナーコンテナ200に配
設された後述する回転シャッタ部材240のロックを解
除するロック解除突起124は、回転作動案内溝122
の近傍位置から、具体的には回転作動案内溝122の該
一端部における上方位置から、トナーコンテナ200の
装着方向と反対の方向、すなわち離脱方向である、現像
容器100Aの長手方向の他方に向かって直線状にかつ
天壁102の上面に平行に延び出している。ロック解除
手段を構成するロック解除突起124は、横断面がL形
状をなしている。ロック解除突起124は、トナーコン
テナ200の、後述するロック弾性部材250における
アーム部252の先端領域の、実施形態においてはアー
ム部252の先端部下面に形成された被係止突部259
の、該装着方向への移動軌跡上に配置されている。
Aの天壁102の上面には、板ばね部材130が装着さ
れている。弾性を有する適宜の合成樹脂から形成されて
いる板ばね部材130は、受入開口108が配設された
領域である上記突出部107と、現像容器100Aの長
手方向の他端との間の領域において、天壁102の上面
に沿って該長手方向に延在するよう配設されている。板
ばね部材130は、全体として該長手方向に縦長の矩形
平面形状を有している。板ばね部材130の長手方向の
一端部132は、長手方向の一端132aに向かってか
つ上方に向かって斜めに傾斜している。板ばね部材13
0の長手方向の中間部には、縦断面がほぼ逆V形状をな
す突起部134が形成されている。突起部134は、比
較的ゆるやかに上方に向かって傾斜する二つの傾斜部1
34a及び134bから構成されている。板ばね部材1
30の長手方向の他端部には、矩形平面形状を有する凹
部133が形成されている。凹部133の平坦な下面
は、他の部分の下面よりも下方に突出した低い位置に存
在する。凹部133の中央部には、ビスによる取付用の
孔(図示せず)が形成されている。板ばね部材130に
はまた、突起部134の幅方向中央部から板ばね部材1
30における長手方向の他端に向かって延びる矩形状の
切欠き136が形成されている。切欠き136の、該長
手方向の他端側の基端から天壁102の上面に沿って該
長手方向の一方に向かって下方に斜めに延び出す舌片1
37が形成されている。
は、その長手方向の他端部に形成された凹部133がビ
ス139により、天壁102に離脱自在に締結される。
板ばね部材130の他端部が天壁102の上面に固定さ
れた状態で、舌片137の先端部の下面は天壁102の
上面に当接ないし若干の圧力をもって弾性的に押圧され
る。その結果、板ばね部材130の他端部を除く他の領
域の下面と天壁102の上面との間には板ばね部材13
0の弾性変位を許容する適宜の隙間が形成される。これ
により板ばね部材130の、少なくとも一端132a、
及び突起部134が形成された領域は、板ばね部材13
0の取付位置から天壁102の上面に向かう強制力の作
用で該上面に向かって接近するよう弾性的に変位し、か
つ該強制力が解除されると、板ばね部材130それ自体
の弾性力により元の取付位置まで復帰することができ
る。また、板ばね部材130が天壁102の上面に装着
された状態で、一端132a及び突起部134の頂部領
域は、トナーコンテナ200に配設された補給開口シャ
ッタ217及びトナーコンテナ200の一部である突起
216c(いずれも後述する)の下端部の、トナーコン
テナ200の装着方向及び離脱方向への移動軌跡上に存
在する。なお、天壁102の上面であって、板ばね部材
130が配設された領域の上面は、他の領域の平坦面よ
りも若干低く形成されている(上記突出部107が形成
された領域と同じ平面上にある)。また、板ばね部材1
30は、少なくとも該長手方向の他端部が天壁102の
上面に固定されて、板ばね部材130の、少なくとも一
端132a、及び突起部134が形成された領域が、取
付位置から天壁102の上面に向かって弾性的に変位し
かつ元の取付位置まで弾性力により復帰すればよいの
で、上記切欠き136及び舌片137を形成しない他の
実施形態もある。
100Aには、適宜の合成樹脂からなるカバー部材が上
面を覆うよう離脱自在に装着される。カバー部材の下方
には、トナーコンテナ200の収容空間が形成される。
このカバー部材は、図14にその一部が示されているカ
バー部材10bと実質的に同じ構成を有し、このカバー
部材の幅方向両側部の下面は、側壁104及び105の
上端104a及び105aの各々の上方に隙間をおい
て、それらを現像容器100Aの幅方向に跨ぐようにし
て装着される。現像容器100Aの側壁104及び10
5の上端104a及び105aとカバー部材の両側部の
下面との間に配設される上記隙間は、それぞれ、後述す
る、トナーコンテナ200の幅方向両側部(フランジ部
214、フランジ部222及びシール部材224の重合
部からなる両側部)を、現像容器100Aの長手方向へ
のスライド移動を円滑に案内することができる。現像容
器100Aの上面を覆う上記カバー部材の長手方向の手
前側の端部には、矩形平面形状を有する図示しない係止
孔が形成されている。この係止孔は、図14に示されて
いるカバー部材10bに形成されている係止孔10cと
実質的に同じ構成を有している。
像容器100Aの長手方向の一方である装着方向に移動
させることにより現像容器100Aに離脱自在に装着可
能なトナーコンテナ200について説明する。本発明に
よるトナーコンテナ200は、全て、適宜の合成樹脂製
部材から構成されており、金属は使用されていない。な
お、現像容器100Aの長手方向の他方はトナーコンテ
ナ200の離脱方向(すなわち引き出し方向)である。
図2〜図4を参照して、トナーコンテナ200は、本体
210とふた部材220とを備えている。適宜の合成樹
脂から形成されている縦長の本体210は、底壁211
と、底壁211の幅方向両側に配設された一対の側壁2
12と、底壁211の長手方向両端に配設された一対の
端壁213とを備えている。側壁212の各々の上端に
は、側外方に延び出すフランジ部214が形成されてい
る。該長手方向の一方側の端壁213の上端部には、該
長手方向の他方側に延び出すフランジ部が形成され、ま
た、該長手方向の他方側の端壁213の上端部には、該
長手方向の他方側に延び出すフランジ部(図示せず)が
形成されている。
ふた部材220の周縁には、フランジ部222が形成さ
れ、ふた部材220は、そのフランジ部222が、本体
210の側壁212のフランジ部214の上面及び端壁
213の各々のフランジ部の上面に環状のシール部材2
24を介して重合されることにより、本体210の上端
開口を覆うよう装着されている。なお、トナーコンテナ
200の長手方向の一方又は一端とは、図2において左
斜め上方又は左斜め上端、図3において左方又は左端、
をそれぞれ示し、また長手方向の他方又は他端とは、図
2において右斜め下方又は右斜め下端、図3において図
示が省略されている右方又は右端、をそれぞれ示す。ト
ナーコンテナ200の長手方向の一方は該装着方向と一
致し、また長手方向の他方は該離脱方向と一致する。上
記ふた部材220の長手方向の他方の他端部には、図1
4に示されているのと実質的に同じ構成を有するロック
板ばね部材11が配設されている。
よりも若干該長手方向の一方寄りの位置であって、トナ
ーコンテナ200の幅方向の中央と幅方向の一方側(図
4において右側)の側壁212との間の位置には、底壁
211の下面及び上面(内面)に開口するトナーの補給
開口215が形成されている。更に具体的に説明する
と、底壁211の、該幅方向の中央と幅方向の該一方側
の側壁212との間であって該長手方向のほぼ中央領域
には、一定の幅で底壁211の下面から垂下してトナー
コンテナ200の長手方向に平行に直線状に延在する一
対の側面216bと、側面216bの下端間に形成され
た下面216aとからなる矩形状の突出領域216が形
成されている。実施形態において、格子状に配列された
リブ及び枠部の下端により形成されている下面216a
は、縦長の細長い矩形状ないし帯状をなし、実質的に共
通の平面上に位置付けられている。該長手方向に縦長で
ある矩形の平面形状をなしている補給開口215は、下
面216aの該長手方向中央と該長手方向の一方側の一
端との間に形成され、下面216a及び上面(内面)に
開口している。突出領域216は、少なくも、後述する
補給開口シャッタ217が該長手方向にスライド移動す
る範囲にわたって配設されている。側面216bの各々
には、側面216bの各々に沿って該長手方向に延在す
るガイド溝が形成されている。
の突出領域216において、補給開口215が形成され
ている領域の上面、したがってトナーコンテナ200の
内面は、横断面がほぼ円弧形状をなすよう形成されてい
る。この円弧形状の軸心は、後述する回転シャッタ部材
240の軸心と実質的に共通であり、該円弧の半径は、
回転シャッタ部材240の大径円筒部240A(後述す
る)の外周面の半径よりもわずかに大きく形成されてい
る。底壁211の突出領域216の、上記円弧形状をな
す内面は、回転シャッタ部材240の大径円筒部240
Aが存在する範囲にわたって形成されている。なお図4
において、番号202は、トナーコンテナ200内に収
容されたトナーを攪拌するためにトナーコンテナ200
内に回転自在に配設された攪拌部材、番号204は他の
攪拌部材の回転軸、番号206は、該長手方向の他方の
端壁213に配設されたトナー補給用の開口をそれぞれ
示している。攪拌部材202及び回転軸204を含む他
の攪拌部材は、いずれも適宜の合成樹脂により形成され
ている。トナー補給用の開口206は、トナーコンテナ
200内に所定量のトナーが充填された後に、適宜の合
成樹脂からなるふたにより離脱自在に閉塞される。
わち補給開口215の下側には、補給開口シャッタ21
7が、補給開口215を閉じる閉位置(図2〜図4参
照)と、補給開口215を開く開位置(図8〜図10参
照)との間を該長手方向にスライド移動可能に配設され
ている。適宜の合成樹脂から形成されている補給開口シ
ャッタ217は、平面から見て該長手方向に縦長の矩形
状をなし、その幅方向両側には上方に延び出すフランジ
部217aが形成されている。フランジ部217aの各
々の内側には被案内突起部が形成され、補給開口シャッ
タ217は、フランジ部217aの被案内突起部が、底
壁211の突出領域216の、対応する側面216bの
各々のガイド溝に嵌合されることにより、該突出領域2
16に沿って該長手方向にスライド移動自在に装着され
ている。
7aの内側面と、対応する上記側面216bとの間に
は、補給開口シャッタ217が閉位置に位置付けられた
状態で、補給開口シャッタ217の、該長手方向へのス
ライド移動を、ある範囲で解除自在に規制する図示しな
い規制手段が配設されている。規制手段は、適宜の移動
規制用突起部を相互に適宜の数だけ形成することにより
容易に構成することができる。そして補給開口シャッタ
217のフランジ部217aの内側に形成した図示しな
い移動規制用突起部が、対応する上記側面216bの外
側に形成した図示しない移動規制用突起部をフランジ部
217aの弾性変形により乗り越えることにより、補給
開口シャッタ217の、該長手方向へのスライド移動を
強制的に許容することが可能になる。補給開口シャッタ
217の上面には、その閉位置で、補給開口215の周
縁部を含む突出領域216の下面216aを、相対的に
スライド移動可能にシールする図示しないシール部材、
例えば、合成樹脂製のフィルムを配設しておくことがシ
ール性を向上させる上で好ましい。なお、シール部材
は、補給開口シャッタ217の長手方向両端から所定の
長さだけ突出するよう構成しておくことが、トナーの漏
れをより効果的に低減する上で好ましい。
の一端は、突出領域216の下面216aの一端から底
壁211の下面に向かって直角に延びる、後述する段部
219により規定されている。突出領域216の該長手
方向の他端は、側壁216bの各々の他端から底壁21
1の幅方向に延び出す比較的短い壁により規定されてい
る。突出領域216の下面216aは、突出領域216
の該他端から該長手方向の他方に向かって若干延長され
ている。底壁211の下面であって、下面216aの延
長部の該長手方向の他端から、底壁211の該長手方向
の他端までの間の下面領域は、ほぼ突出領域216の下
面216aと同じ幅で該長手方向に延在する下面領域2
16cからなる。下面領域216cは、下面216aよ
りもわずかに低い平坦面からなり、かつ突出領域216
の下面216aよりも若干縦長の矩形状ないし帯状をな
す。突出領域216の下面216aと帯状の下面領域2
16cとの境界には段部が形成されている。底壁211
において、上記突出領域216及び帯状の下面領域21
6cにおける、トナーコンテナ200の幅方向の一方側
は、側壁212に連続しており、また、上記突出領域2
16及び帯状の下面領域216cにおける、トナーコン
テナ200の幅方向の他方側には、他の平坦な下面領域
211Aが存在する。底壁211の他の平坦な下面領域
211Aは、突出領域216の下面216a及び帯状の
下面領域216cよりもわずかに低い。上記突出領域2
16と、該幅方向の他方側に並列する他の平坦な下面領
域211Aとの間には、凹部211Bが形成され、帯状
の下面領域216cと、該幅方向の他方側に並列する他
の平坦な下面領域211Aとの間には、傾斜した段部2
11Dが形成されている。
aであって、開位置に位置付けられた補給開口シャッタ
217(図9参照)の、該長手方向の他方側の他端に対
し、トナーコンテナ200の他方側の近傍位置における
下面、実施形態においては帯状の下面領域216cの該
長手方向の一端部には、突起216dが、下面領域21
6cから下方に突出して下面領域216cの幅方向のほ
ぼ全域にわたって直線状に延在している。突起216d
は、底壁211の長手方向と一致する一定の幅と、該長
手方向に破断した横断面が半円状をなす下端を有してい
る。突起216dの最下端は、補給開口シャッタ217
の下面とほぼ同一平面上にある。なお、補給開口シャッ
タ217の下面は、底壁211の下面領域211Aとほ
ぼ同一平面上またはわずかに高い位置に存在する。
コンテナ200には、トナーコンテナ200内に収容さ
れたトナーを補給開口215に搬送するためのスクリュ
ー部材230と、スクリュー部材230の外周面に沿っ
て相対回転自在にスクリュー部材230の半径方向外側
に配設された、実質的に円筒形状をなす回転シャッタ部
材240とからなる相対回転ユニットUが配設されてい
る。適宜の合成樹脂から形成されているスクリュー部材
230は、スクリュー232が一体に形成された軸23
3と、適宜の合成樹脂から形成されている他の軸234
とからなり、該長手方向の他方側に配置された軸233
における該長手方向の一方側の一端部と、該長手方向の
一方側に配置された他の軸234における該長手方向の
他方側の他端部とは、相互に、相対回転できないよう軸
方向に離脱自在に連結されている。適宜の合成樹脂から
形成されている回転シャッタ部材240は、該長手方向
の他方側に配置された大径円筒部240Aと、該長手方
向の一方側に配置された小径円筒部240Bとからな
り、大径円筒部240Aにおける該長手方向の一方側の
一端部と、小径円筒部240Bにおける該長手方向の他
方側の他端部とは、相互に、相対回転できないよう軸方
向に離脱自在に連結されている。
の軸233の、該長手方向の他方側の端部は、底壁21
1の突出領域216の内面側に配設された支持部216
s(図3参照)に回転自在に支持されている。大径円筒
部240Aの、該長手方向の他方側の端部は、軸233
の、該長手方向の他方側の端部近傍位置に相対回転可能
に支持されている。小径円筒部240Bの、該長手方向
の他方側の他端部近傍位置は、底壁211の他の領域の
内面側に配設された支持部211s(図3参照)に相対
回転自在に支持され、小径円筒部240Bの、該長手方
向の一方側の一端部は、他の軸234の、該長手方向の
一方側の一端部に相対回転自在に支持されている。回転
シャッタ部材240における該装着方向の一端近傍の領
域は、トナーコンテナ200における該装着方向の一端
近傍の領域に配置される。
該長手方向の一端からトナーコンテナ200の長手方向
の一端に向かって延在する底壁211の一部領域218
は、大径円筒部240Aの外周面の軸方向中央から小径
円筒部240Bの、該長手方向の他方側の他端部領域ま
での少なくとも下方領域を覆う円弧形状をなしている。
底壁211の上記突出領域216の下面216aは、上
記一部領域218における円弧形状の最下端218aよ
りも若干下方に位置する。このような構成により、上記
突出領域216と円弧形状をなす一部領域218との境
界には、トナーコンテナ200の幅方向に延在する段部
219が形成される。段部219は、突出領域216の
下面216aの該長手方向の一端から下面216aに対
し直角に、一部領域218の周面に向かって上方に延び
ている。この段部219は、後の説明から容易に理解さ
れるように、トナーコンテナ200を上記装着方向に移
動させたときに、現像容器100Aに配設された受入開
口シャッタ110の、該長手方向の他端を係止して(具
体的には他端に当接して)、受入開口シャッタ110を
閉位置から開位置にスライド移動させる、トナーコンテ
ナ200の一部である係止部を構成する。
口242(図4、図9及び図10参照)と、一対の、ト
ナーの供給開口243(図5及び図9参照)とが形成さ
れている。供給開口243は、排出開口242を軸方向
に挟んで相互に周方向の同じ角度位置に形成され、排出
開口242は、供給開口243の各々に対し周方向に所
定の角度、実施形態においては周方向に90°ずれた角
度位置に形成されている。後の説明から容易に理解され
るように、回転シャッタ部材240は、補給開口215
の上側で、大径円筒部240Aが補給開口215を閉じ
る閉位置(図3及び図4参照)と、排出開口242が補
給開口215に整合して補給開口215を開く開位置
(図9及び図10参照)との間を回転可能である。大径
円筒部240Aの外周面は、底壁211の突出領域21
6の、円弧形状をなす内面に隙間をおいて相対回転可能
に位置付けられる。
して、回転シャッタ部材240の小径円筒部240Bに
は、回転作動被案内手段を構成する回転作動被案内ピン
244が配設されている。回転作動被案内ピン244
は、小径円筒部240Bの該一端近傍の領域における外
周面から半径方向外方に延び出している。回転作動被案
内ピン244は、大径円筒部240Aに形成された排出
開口242と同じ周方向角度位置に形成されている。な
お、図5は、回転シャッタ部材240が開位置に位置付
けられた状態を示している。
の領域には、回転シャッタ部材240を閉位置に解除自
在にロックするロック手段が配設されている。このロッ
ク手段は、回転シャッタ部材240の小径円筒部240
Bの外周面であって、回転作動被案内ピン244に対し
該装着方向と反対側の近傍における該外周面から半径方
向外方に延び出すロックピン245と、トナーコンテナ
200の上下方向に延在する軸250Aまわりに回転可
能にトナーコンテナ200に配設されたロック弾性部材
250とを備えている。
244に対して該所定の角度、実施形態においては90
°だけ周方向の角度位置が相違するよう配置されてい
る。ロックピン245は、回転作動被案内ピン244と
ほぼ同径であるが回転作動被案内ピン244よりも短
い。小径円筒部240Bの外周面であって、ロックピン
245に対し180°反対側の位置には、該外周面から
半径方向外方に延び出す他のピン246が形成されてい
る。他のピン246は、ロックピン245と実質的に同
じ形状及び大きさを有し、相互に共通の軸線上に配置さ
れている。ロック弾性部材250は、ロックピン245
の回転移動を解除自在に阻止するアーム部252を含ん
でいる。アーム部252は、ロックピン245の回転軌
跡上に存在してロックピン245の回転移動を実質的に
阻止することにより回転シャッタ部材240を閉位置に
ロックするロック位置(図2、及び図6において実線で
示される位置参照)と、ロック弾性部材250の他の部
分の弾性力に抗してロックピン245の回転軌跡上から
退避してロックピン245の回転移動を許容することに
より回転シャッタ部材240の、閉位置と開位置との間
の回転を許容するロック解除位置(図6において2点鎖
線で示される位置及び図8参照)との間を回転可能であ
る。
200の底壁211における該一端近傍の領域には、回
転シャッタ部材240の小径円筒部240Bの外周面の
上方に間隔をおいて回転シャッタ部材240の軸線に平
行に延在する平坦な下面211aと、回転シャッタ部材
240の軸線に対し、該軸線に直交する方向であるトナ
ーコンテナ200の幅方向の一方側(図6において左方
側)において該軸線に平行に延在するよう下面211a
から垂下する側壁211bとが形成されている。側壁2
11bは、底壁211の、円弧形状をなす上記一部領域
218の、該装着方向側の端部から該装着方向に向かっ
て延び、側壁211bの先端と、トナーコンテナ200
の、該装着方向側の端壁213との間にも、下面211
aが形成されている。下面211aにおいて、側壁21
1bの、該装着方向における先端の近傍位置には、上記
軸250Aが下面211aから垂下している。ロック弾
性部材250のアーム部252の基端部は、軸250A
に回転可能に支持されている。
用しないホームポジション(ロック位置)に位置付けら
れた状態(図6において実線で示される位置参照)で説
明する。弾性を有する適宜の合成樹脂から一体に形成さ
れているロック弾性部材250は、軸250Aから下面
211aに沿って回転シャッタ部材250の直上方を回
転シャッタ部材240の小径円筒部240Bをほぼ直角
に横切って延びる上記アーム部252と、アーム部25
2の先端から下面211aに沿って該装着方向と反対の
方向(離脱方向)に延びる中間部254と、中間部25
4の先端から下面211aに沿って湾曲しながら該装着
方向側に反転する反転部255と、反転部255の先端
から該装着方向に側壁211bに向かって下面211a
に沿って延在する弾性作用部256とを備えている。ロ
ック弾性部材250は、全体としてはほぼ同じ厚さを有
しているが、板形状をなすアーム部252の幅は比較的
広く形成されてアーム部252においては弾性変形が行
なわれないよう構成されている。これに対し、他の中間
部254、反転部255及び弾性作用部256は、アー
ム部252よりも相当狭い幅を有しており、弾性変形が
効果的に行なわれるよう構成されている。
ける、該装着方向に面した一側面から他側面に向かって
回転シャッタ部材240の軸線方向に延びる切欠き25
7が形成されている。切欠き257は、ロックピン24
5の直径よりも大きな幅を有し、ロックピン245の先
端部に対し離脱自在に嵌合可能である。アーム部252
は、その基端部が軸250Aに回転可能に支持されてい
るが、該基端部には、図6に明示されているように、半
径方向外方に延び出す突起258が形成されている。該
装着方向側の端壁213には、突起258に対応してス
トッパ213aが該離脱方向に延び出すよう形成されて
いる。突起258の一側面は、ストッパ213aの一側
面に当接ないし近接して位置付けられている。このよう
な配置により、アーム部252は、図6において時計方
向の回転は阻止されるが、反時計方向の回転は許容され
る。アーム部252の先端部であって、該装着方向側の
一側部の下面には、下方に突出する被係止突部259が
形成されている。被係止突部259の、該装着方向側の
下面は、該離脱方向に向かって下方に傾斜する傾斜面が
形成されている。後述するように、トナーコンテナ20
0を現像容器200Aに係合して該装着方向に移動させ
たとき、アーム部252の被係止突部259の該傾斜面
は、上記ロック解除突起124の先端に相対的に係止さ
れ(当接され)、アーム部252は軸250Aまわりに
図6において反時計方向に相対的に回転させられる。
部材250、したがってアーム部252がロック位置に
位置付けられた状態で、弾性作用部256の先端は、側
壁211bに当接又は近接して位置付けられ、ロックピ
ン245は、回転シャッタ部材240の小径円筒部24
0Bの外周面からトナーコンテナ200の上記下面21
1aに向かって上方に延び出すよう位置付けられ、ロッ
クピン245の先端部はアーム部252の切欠き257
内に離脱自在に嵌合される(なお、図6及び図9におい
ては、理解を容易にするため、ロックピン245と同軸
上に存在する他のピン246の図示は省略してある)。
ロックピン245の先端部が切欠き257内に嵌合され
ることにより、回転シャッタ部材240に対し、いずれ
の方向に回転トルクが作用しても、ロックピン245の
先端部が切欠き257のいずれか一方の側面に当接させ
られるので、ロックピン245の回転移動が実質的に阻
止される(ロックピン245の先端部と切欠き257の
いずれか一方の側面との間に配設される隙間分のわずか
な回転移動のみ許容される)。回転シャッタ部材240
の小径円筒部240Bに配設された被回転作動ピン24
4は、ロックピンに対して90°ずれた角度位置におけ
る該外周面からトナーコンテナ200の幅方向の他側
(図6において右側)に向かって該下面211aにほぼ
平行に延び出すよう位置付けられる。なお、ロックピン
245の回転を阻止する手段として、上記切欠き257
に代えて、アーム部252の同じ位置に、同じような平
面形状を有する図示しない凹部を形成してもよい。
ーコンテナ200の長手方向の一方側の端壁213の外
側には、幅方向に間隔をおいて配設された一対の係止ロ
ッド260及び262と、上記スクリュー部材230の
他の軸234の先端部が延び出ている。該端壁213の
外側には、また、攪拌部材202(図4参照)の軸の一
端に配設された係止部264が延び出ている。これらに
対応して、現像容器100Aの長手方向の一方側の端壁
106の内側には、図1に示されているように、幅方向
に間隔をおいて一対の被係止孔106a及び106bが
形成されている。また該端壁106の内側には、上記ス
クリュー部材230の他の軸234を駆動するための駆
動軸に配設された被係止部106cと、攪拌部材202
を駆動するための駆動軸に配設された被係止部106d
が延び出ている。駆動軸の各々に配設された被係止部1
06c及び106dは、それぞれに配設されたばね手段
を介して該装着方向に所定量、移動可能に配設されてい
る。
すトナーコンテナ200を図1に示す現像容器100A
に装着する場合には、先ずトナーコンテナ200の該長
手方向の一方側の先端部を現像容器100Aの長手方向
の他方側に係合して該装着方向に図示しない装着位置ま
で移動させる。図9には、トナーコンテナ200が装着
位置に位置付けられた状態における、トナーコンテナ2
00と現像容器100Aとの相対的な位置関係が部分的
に示されている。トナーコンテナ200が装着位置まで
移動させられると、ふた部材220に配設された上記ロ
ック板ばね部材11が現像容器100Aの図示しないカ
バー部材に形成された上記係止孔(いずれも図14参
照)に係止されるので、トナーコンテナ200は装着位
置に離脱自在に装着される。トナーコンテナ200の係
止ロッド260及び262が、それぞれ、現像容器10
0Aの被係止孔106a及び106bに離脱自在に嵌合
・係止される。また、トナーコンテナ200のスクリュ
ー部材230の他の軸234が、現像容器100Aの駆
動軸の被係止部106cに離脱自在に駆動連結され、攪
拌部材202の軸の係止部264が、現像容器100A
の駆動軸の被係止部106dに離脱自在に駆動連結され
る。被係止部106c及び106dにばね手段を配設す
ることにより、それぞれ、他の軸234及び係止部26
4との該駆動連結時に周方向の係止角度位相が相互に合
致しない場合には、被係止部106c及び106dがば
ね力に抗して該装着方向にいったん移動させられ、駆動
開始時に生ずる相互間の相対回転により自動的に係止角
度位相が合致させられて被係止部106c及び106d
がばね力により元の位置に復帰させられ、相互の駆動連
結が自動的に行なわれるのである。以上のとおりにし
て、トナーコンテナ200は現像容器100Aの上部と
上記カバー部材との間に形成される収容空間内に収容さ
れ、かつ所定の装着位置に離脱自在に装着される。
Aに対する装着について更に具体的に説明する。該装着
に際しては、先ず、トナーコンテナ200の幅方向両側
部(フランジ部214、フランジ部222及びシール部
材224の重合部からなる幅方向両側部)における先端
部を、それぞれ、現像容器100Aの天壁102に配設
された側壁104及び105の上端104a及び105
aに載置して、先に述べた、現像容器100Aの上面を
覆う図示しないカバー部材の幅方向両側部の下面との間
に配設される上記隙間に沿って該装着方向にスライド移
動させる。現像容器100Aの両側部の該隙間の各々
は、トナーコンテナ200の両側部の上方への浮きを防
止し、円滑なスライド移動に寄与する。また、トナーコ
ンテナ200の、フランジ部214の各々の直下であっ
て、両側壁212の上端部は、現像容器100Aの側壁
104及び105の上端部の内側にわずかの隙間をおい
て位置付けられるので、トナーコンテナ200の、幅方
向への移動が規制される。以上の構成により、トナーコ
ンテナ200の、現像容器100Aに対する該装着方向
へのスライド移動は円滑にガイドされ、該装着操作の容
易化及び円滑化に寄与する。このスライド移動により、
トナーコンテナ200の下面に形成された、トナーコン
テナ200の一部である上記段部219が、現像容器1
00Aに配設された受入開口シャッタ110の、該長手
方向の他方側の一端を係止して(一端に当接して)、受
入開口シャッタ110を引張コイルばね114の各々の
ばね力に抗して閉位置から開位置に同じ方向にスライド
移動させる。その結果、現像容器100Aの受入開口1
08が開かれる。
15の下側に配設された補給開口シャッタ217の、該
長手方向の一方側の一端が、現像容器100Aの天壁1
02に配設された突出部107の、該長手方向の他端1
07aに係止されて(当接され )、補給開口シャッタ
217の該装着方向への移動が相対的に阻止されるの
で、補給開口シャッタ217は相対的に閉位置から開位
置に該離脱方向にスライド移動させられる。その結果、
トナーコンテナ200の補給開口215の下側が開かれ
る。補給開口シャッタ217が開位置に位置付けられた
状態において、補給開口シャッタ217の、該長手方向
の他方側の他端は、トナーコンテナ200の下面に配設
された上記突起216d及び現像容器100Aに配設さ
れた上記板ばね部材130の一端132aに近接して位
置付けられる(図9参照)。
200の回転作動被案内ピン244が現像容器100A
の回転作動案内溝122に係合されかつ案内されて回転
シャッタ部材240が閉位置から開位置への回転作動を
開始する前に、現像容器100Aのロック解除突起12
4が、トナーコンテナ200のロック弾性部材250に
おけるアーム部252の先端領域である被係止突部25
9の傾斜面を係止する(傾斜面に当接する)。ロック解
除突起124は、アーム部252の被係止突部259を
該装着方向と反対の方向に相対的に強制するので、弾性
作用部256の先端が側壁211bに圧接させられて少
なくとも弾性作用部256が弾性変形させられる。アー
ム部252は、軸250Aまわりにロック位置からロッ
ク解除位置まで弾性力に抗して回転させられる(図6に
おいて2点鎖線で示される位置参照)。ロックピン24
5の先端部はアーム部252の切欠き257内から回転
シャッタ部材240の軸線方向(該装着方向)に離脱さ
れてロックピン245の回転移動が許容される(可能に
なる)状態となる。なお、図11は、図9のC−C矢視
断面図であって、その要部のみを示す断面図であり、し
たがって、トナーコンテナ200が装着位置まで移動さ
せられた状態を示す断面図であるが、理解を容易にする
ため、ロック弾性部材250に関しては、ロック位置に
位置したロック弾性部材250とロック解除突起124
との相対的位置関係を図示し、また側壁211bの部分
も断面図とはしていない。
作動案内溝122に係合させられかつ案内されるので、
回転シャッタ部材240が閉位置から開位置へ所定の角
度であるほぼ90°回転させられる。回転シャッタ部材
240の排出開口242は、補給開口215の内側にお
いて補給開口215に整合させられる。その結果、現像
容器100Aの受入開口108に対し、トナーコンテナ
200の補給開口215及び排出開口242が相互に整
合されて連通させられる。回転シャッタ部材240の大
径円筒部240Aに配設されたトナーの供給開口243
の各々は、上方に向けられる。これにより、トナーコン
テナ200に収容されたトナーは、供給開口243の各
々を介してスクリュー部材230に効果的に供給され、
スクリュー部材230によって効率的に排出開口242
に搬送される。現像容器100A内に配設された図示し
ないトナー濃度センサの検出信号に基づいて、トナーコ
ンテナ200内のスクリュー部材230が回転駆動され
ると、トナーコンテナ200内に収容されたトナーは、
排出開口242、補給開口215及び受入開口108を
通して現像容器100A内に補給される。
該長手方向の一方側の先端部を現像容器100Aに係合
して該装着方向に移動させる過程において、板ばね部材
130の逆V形状の突起部134は、比較的ゆるやかな
傾斜部134a及び134bにより構成され、また板ば
ね部材130の一端部132も該装着方向に向かって上
方に比較的ゆるやかに傾斜しているので、トナーコンテ
ナ200の補給開口シャッタ217の一部が、最初に該
長手方向の他方側の傾斜部134bに当接し、続いて上
方に傾斜した一端部132に当接しても、それらを板ば
ね部材130の弾性力に抗して容易に押し下げて円滑に
乗り越えることができ、補給開口シャッタ217が開か
れることは確実に防止される。トナーコンテナ200の
下面に形成された突起216dについても同じとおりに
して、板ばね部材130の傾斜部134b及び一端部1
32を円滑に乗り越えることができる。
ーが消費され、トナーコンテナ200を現像容器100
Aから離脱させる場合には、トナーコンテナ200の上
記ロック板ばね部材11(図14参照)の手前側をその
弾性力に抗して下方に押し下げて、被係止突部11d
の、係止孔10cに対する係止を解除し、トナーコンテ
ナ200を現像容器100Aに対し該装着方向と反対の
離脱方向にスライド移動させればよい。現像容器100
Aの受入開口シャッタ110は、引張コイルばね114
の各々のばね力により、開位置から閉位置まで自動的に
戻される。受入開口108は受入開口シャッタ110に
より閉じられる。
217は、補給開口シャッタ217の、該長手方向の他
方側の他端が、現像容器100Aに配設された板ばね部
材130の一端132aに係止されて(当接されて)、
該離脱方向への移動が相対的に阻止されるので、開位置
から閉位置まで相対的にスライド移動させられる。補給
開口215は、その下側が補給開口シャッタ217によ
り閉じられる。そして、補給開口シャッタ217が上記
のとおりにして開位置から閉位置に復帰させらる(閉位
置まで移動させられる)と同時に又は直後には、トナー
コンテナ200に配設された上記突起216dが板ばね
部材130の逆V形状の突起部134における、該長手
方向の一方側の傾斜部134aに当接して板ばね部材1
30の弾性力に抗して下方に強制するので、板ばね部材
130の一端132aは現像容器100Aの天壁192
の上面に向かって下方に変位させられ、板ばね部材13
0の一端132aの、補給開口シャッタ217に対する
上記係止が解除される。その結果、補給開口シャッタ2
17は、閉位置に位置付けられた状態で離脱方向に移動
させられる。また上記したように、板ばね部材130の
逆V形状の突起部134は、比較的ゆるやかな傾斜部1
34a及び134bにより構成されているので、トナー
コンテナ200を離脱方向に移動させる過程において、
トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217の下端
部が、該長手方向の一方側の傾斜部134aに当接して
も、板ばね部材130の弾性力に抗して容易に押し下げ
て円滑に乗り越えることができ、補給開口シャッタ21
7が開かれることは確実に防止される。
00Aに装着されたトナーコンテナ200を離脱方向に
移動させると、トナーコンテナ200に配設された回転
作動被案内ピン245であって、現像容器100Aに配
設された回転作動案内溝122に係合された回転作動被
案内ピン245が回転作動案内溝122に案内されるこ
とによりトナーコンテナ200に配設された回転シャッ
タ部材240は開位置から閉位置まで所定の角度である
90°だけ回転させられる。また、ロック解除突起12
4による、ロック弾性部材250のアーム部252の先
端領域に対する該強制が解除され、アーム部252は、
ロック弾性部材の弾性復元力によりロック解除位置から
ロック位置まで上記軸250Aまわりに回転させられ
て、閉位置まで回転させられた回転シャッタ部材240
のロックピン245に切欠き257が嵌合させられる。
これにより、回転シャッタ部材240は閉位置にロック
される。補給開口215は、その上側が回転シャッタ部
材240により閉じられる。
現像容器100に装着されない状態において、補給開口
215の下側が、補給開口シャッタ217により閉じら
れ、また補給開口215の上側(内面)が、回転シャッ
タ部材240の大径円筒部240Aにより閉じられてい
る。すなわち、補給開口215はその上下を二重のシャ
ッタ機構により閉塞されるので、トナーコンテナ200
の輸送中などにおいて、内部に収容されたトナーが洩れ
出すことは十分確実に防止される。
弾性部材250、したがってアーム部252を回転させ
てロックピン245のロックを解除し、かつ回転シャッ
タ部材240を閉位置から開位置まで回転させない限
り、排出開口242を補給開口215に整合させること
はできない。したがって、仮に、補給開口シャッタ21
7が誤操作されて、または補給開口シャッタ217に意
図しない外力が作用して、補給開口215の下側が開か
れたとしても、回転シャッタ部材240を誤操作によ
り、または意図しない外力の作用により、閉位置から開
位置に回転移動させることは実質的に不可能であるの
で、誤って補給開口215の上側が開かれることは十分
確実に防止される。その結果、トナーコンテナ200の
輸送中などにおいて、内部に収容されたトナーが洩れ出
すことは一層確実に防止される。すなわち、トナーコン
テナ200を、上記したように現像容器100Aに装着
しない限り、補給開口シャッタ217及び回転シャッタ
部材240を共に閉位置から開位置に移動させることは
実質的に不可能であるので、トナーコンテナ200の輸
送中などにおけるトナー漏れ、したがってトナー汚染は
十分確実に防止される。
15は、その上下が補給開口シャッタ217及び回転シ
ャッタ部材240からなる二重のシャッタ機構により閉
塞されていることに起因して、トナーコンテナ200
の、現像容器100Aに対する着脱時において、トナー
のこぼれ及び飛散を低減することを可能にする。
00を現像容器100Aに係合して装着方向にスライド
移動させるのみで、現像容器100Aの装着位置に自動
的にかつしっかりと装着することができる(上記ロック
板ばね部材11と係止孔との協働)。しかも、現像容器
100Aの受入開口シャッタ110、トナーコンテナ2
00の補給開口シャッタ217及び回転シャッタ部材2
40は、該装着方向へのスライド移動に連動して、それ
ぞれ閉位置から開位置に移動させられて、現像容器10
0Aの受入開口108と、トナーコンテナ200の補給
開口215及び排出開口242とを連通させることがで
きる。その結果、トナーのこぼれ及び飛散を低減しなが
ら、トナーコンテナ200の、現像容器100Aに対す
る装着を容易かつ安定してしかも精度良く行うことを可
能にする。また、トナーコンテナ200の、現像容器1
00Aからの離脱は、上記ロック板ばね部材11の先端
を押し下げることにより係止孔との係止が解除され、そ
のまま引き出すことにより容易に行なうことができる。
しかも、現像容器100Aの受入開口シャッタ110、
トナーコンテナ200の補給開口シャッタ217及び回
転シャッタ部材240は、該離脱方向へのスライド移動
に連動して、それぞれ開位置から閉位置に移動させられ
て、現像容器100Aの受入開口108、トナーコンテ
ナ200の補給開口215及び排出開口242を閉塞さ
せることができる。その結果、トナーのこぼれ及び飛散
を低減しながら、トナーコンテナ200の、現像容器1
00Aからの離脱を容易かつ安定してしかも精度良く行
うことを可能にする。本発明によれば、トナーコンテナ
200を現像容器100Aに対し、片手による操作で着
脱することも容易に可能である。
成部材として金属を使用することなく、全ての構成部材
を合成樹脂により形成しているので、全体として軽量で
あり、しかも廃棄時においては、金属と合成樹脂との分
別が不要であり、時代の要請にマッチするものである。
構成されたトナー補給装置及びそれに使用されるトナー
コンテナの好適実施形態について説明したが、本発明は
上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
を逸脱することなく種々の変形あるいは修正が可能であ
る。例えば、上記実施形態において、現像容器100A
には、受入開口108を閉じる閉位置と受入開口108
を開く開位置との間をスライド移動可能な受入開口シャ
ッタ110が備えられているが、受入開口シャッタ11
0を備えない、他の実施形態もある。
トナーコンテナの、現像容器に対する着脱時において、
トナーの飛散を低減することを可能にする。本発明によ
るトナー補給装置によればまた、比較的簡単な構成で、
トナーコンテナの、現像容器に対する着脱を容易かつ安
定して行なうことを可能にする。本発明によるトナーコ
ンテナによれば、現像容器に装着されていない状態にお
いて、誤って補給開口が開かれることが防止される。本
発明によるトナーコンテナによればまた、いわゆる分別
廃棄が不要である。
現像装置を上方から見た斜視図。
するトナーコンテナを下方から見た斜視図。
図。
リュー部材と回転シャッタ部材とからなる相対回転ユニ
ットを示す斜視図であって、図8に示されているのと同
じ作動態様で示す斜視図。
た拡大図。
図。
す斜視図。
置に装着された状態を示す縦断面図(図8に示すトナー
コンテナの要部縦断面図と同じ縦断面図)であって、現
像装置の一部と共に示す縦断面図。
のみを示す断面図。
示す断面図。
明が関係する部分の構成を説明するための斜視図。
器10aに部分的に装着された状態の一部を示す斜視
図。
Claims (15)
- 【請求項1】 上面に開口するトナーの受入開口を備え
た現像容器を含む現像装置と;下面に開口するトナーの
補給開口と、補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位
置と補給開口を開く開位置との間を移動可能な補給開口
シャッタと、トナーを補給開口に搬送するスクリュー部
材とを備えかつ現像容器に係合して現像容器の長手方向
の一方である装着方向に移動させることにより現像容器
に離脱自在に装着可能なトナーコンテナと;を含むトナ
ー補給装置において、 トナーコンテナには、回転シャッタ部材がスクリュー部
材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャ
ッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段
とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側
で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整
合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、
現像容器には、トナーコンテナの着脱動作時に回転作動
被案内手段が係合させられて回転シャッタ部材を回転さ
せるよう案内する回転作動案内手段が配設され、トナー
コンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着位置ま
で移動させると、補給開口シャッタが現像容器の一部に
係止されて閉位置から開位置に相対的に移動させられ、
回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係合されかつ
案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開位置に回転
させられ、受入開口、補給開口及び排出開口が連通させ
られる、ことを特徴とするトナー補給装置。 - 【請求項2】 現像容器には、受入開口を閉じる閉位置
と受入開口を開く開位置との間を移動可能な受入開口シ
ャッタが備えられ、トナーコンテナを現像容器に係合し
て該装着方向に装着位置まで移動させると、受入開口シ
ャッタがトナーコンテナの一部に係止されて閉位置から
開位置に移動させられる、請求項1記載のトナー補給装
置。 - 【請求項3】 回転シャッタ部材における該装着方向の
一端近傍の領域は、トナーコンテナにおける該装着方向
の一端近傍の領域に配置され、回転作動被案内手段は、
回転シャッタ部材の該一端近傍の領域における外周面か
ら半径方向外方に延び出す回転作動被案内ピンからな
り、回転作動案内手段は、現像容器の該長手方向の一方
における一端近傍の領域に配設されかつ、回転作動被案
内ピンの、該長手方向の移動軌跡に対応して該長手方向
に螺旋状に延在する回転作動案内溝からなり、 トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に装着
位置まで移動させると、回転作動被案内ピンが回転作動
案内溝に係合されかつ案内されることにより回転シャッ
タ部材は閉位置から開位置まで所定の角度だけ回転させ
られる、請求項1又は請求項2記載のトナー補給装置。 - 【請求項4】 回転作動案内溝は、横断面がほぼチャン
ネル形状をなし、かつ、チャンネル形状の開放端が、回
転作動案内溝の該長手方向の他方側の一端部においては
現像容器の幅方向の一方に指向され、該長手方向の一方
側の他端部においては現像容器の上方に指向されると共
に、該一端部から該他端部に向かって下方に螺旋状に延
在する、請求項3記載のトナー補給装置。 - 【請求項5】 トナーコンテナにおける該一端近傍の領
域には、回転シャッタ部材を閉位置に解除自在にロック
するロック手段が配設され、 ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であって、回
転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近傍にお
ける該外周面から半径方向外方に延び出すロックピン
と、トナーコンテナの上下方向に延在する軸まわりに回
転可能にトナーコンテナに配設されたロック弾性部材と
を備え、ロックピンは、回転作動被案内ピンに対して該
所定の角度だけ周方向の角度位置が相違し、ロック弾性
部材はロックピンの回転移動を解除自在に阻止するアー
ム部を含み、アーム部は、ロックピンの回転軌跡上に存
在してロックピンの回転移動を実質的に阻止することに
より回転シャッタ部材を閉位置にロックするロック位置
と、ロック弾性部材の他の部分の弾性力に抗してロック
ピンの回転軌跡上から退避してロックピンの回転移動を
許容することにより回転シャッタ部材の閉位置と開位置
との間の回転を許容するロック解除位置との間を回転可
能である、請求項3又は請求項4記載のトナー補給装
置。 - 【請求項6】 トナーコンテナにおける該一端近傍の領
域には、回転シャッタ部材の外周面の上方に間隔をおい
て回転シャッタ部材の軸線に平行に延在する平坦な下面
と、回転シャッタ部材の軸線に対し、該軸線に直交する
方向であるトナーコンテナの幅方向の一方側において該
軸線に平行に延在するよう該下面から垂下する側壁とが
形成され、該下面において、該側壁の、該装着方向にお
ける先端の近傍位置には、該軸が該下面から垂下し、該
軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持され、 該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回転シャ
ッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延びる該
アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿って該装
着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の先端か
ら該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部と、反転
部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該下面に沿
って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性を有する
合成樹脂から一体に形成され、該アーム部には、該アー
ム部における、該装着方向に面した一側面から他側面に
向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延びる切欠き又
は凹部が形成され、 該ロック弾性部材がロック位置に位置付けられた状態
で、弾性作用部の先端は、該側壁に当接又は近接して位
置付けられ、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き
内又は凹部内に離脱自在に嵌合されてロックピンの回転
移動が実質的に阻止される、請求項5記載のトナー補給
装置。 - 【請求項7】 現像容器には、回転シャッタ部材のロッ
クを解除するロック解除手段が配設され、 ロック解除手段は、回転作動案内溝の近傍からトナーコ
ンテナの該装着方向と反対の方向に延び出すロック解除
突起からなり、 トナーコンテナを現像容器に係合して該装着方向に移動
させると、少なくとも、回転作動被案内ピンが回転作動
案内溝に係合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉
位置から開位置への回転作動を開始する前に、ロック解
除突起が該ロック弾性部材の該アーム部を係止して該ア
ーム部をロック位置からロック解除位置まで相対的に該
軸まわりに回転させる、請求項6記載のトナー補給装
置。 - 【請求項8】 ロック解除突起は、該ロック弾性部材に
おける該アーム部の先端領域の、該長手方向の移動軌跡
上に配置され、トナーコンテナを現像容器に係合して該
装着方向に移動させると、ロック解除突起がアーム部の
先端領域に当接して該アーム部の先端領域を該装着方向
と反対の方向に強制することにより、弾性作用部の先端
が該側壁に圧接させられて少なくとも弾性作用部が弾性
変形させられ、該アーム部はロック位置からロック解除
位置まで弾性力に抗して該軸まわりに回転させられるの
で、ロックピンの先端部は該アーム部の切欠き内又は凹
部内から回転シャッタ部材の軸線方向に離脱されてロッ
クピンの回転移動が許容される、請求項7記載のトナー
補給装置。 - 【請求項9】 現像容器に装着されたトナーコンテナを
装着位置から離脱方向に移動させると、ロック解除突起
による、該ロック弾性部材の該アーム部の先端領域に対
する該強制が解除され、該アーム部は、該ロック弾性部
材の弾性復元力によりロック解除位置からロック位置ま
で該軸まわりに回転させられ、回転作動案内溝に係合さ
れた回転作動被案内ピンが回転作動案内溝に案内される
ことにより開位置から閉位置まで回転させられた回転シ
ャッタ部材のロックピンに切欠き又は凹部が嵌合させら
れて回転シャッタ部材は閉位置にロックされる、請求項
8記載のトナー補給装置。 - 【請求項10】 現像容器の上面における受入開口に対
し、該長手方向の他方側の領域には、板ばね部材が該長
手方向に延在するよう配設され、板ばね部材の該長手方
向の一方側の一端部は一端に向かってかつ上方に向かっ
て斜めに傾斜し、該長手方向の中間部には縦断面がほぼ
逆V形状をなす突起部が形成され、該長手方向の他端部
は現像容器の上面に固定されており、板ばね部材の少な
くとも他端部を除く他の領域の下面と現像容器の上面と
の間には板ばね部材の弾性変位を許容する隙間が形成さ
れ、開位置に位置付けられた補給開口シャッタの、該長
手方向の他端に対し、トナーコンテナの他方側の近傍位
置の下面には突起が形成され、現像容器に装着されたト
ナーコンテナを装着位置から離脱方向に移動させると、
補給開口シャッタは、補給開口シャッタの、該長手方向
の他方側の他端が板ばね部材の該一端に係止されて該離
脱方向への移動が相対的に阻止されることにより、開位
置から閉位置まで相対的に移動させられ、そして、補給
開口シャッタが開位置から閉位置まで移動させらると同
時に又は直後には、トナーコンテナの該突起が板ばね部
材の突起部に当接して下方に強制することにより、板ば
ね部材の該一端を板ばね部材の弾性力に抗して下方に変
位させて板ばね部材の該一端による補給開口シャッタの
該係止を解除する、請求項1〜9のいずれか1項に記載
のトナー補給装置。 - 【請求項11】 下面に開口するトナーの補給開口と、
補給開口の下側で、補給開口を閉じる閉位置と補給開口
を開く開位置との間を移動可能な補給開口シャッタと、
トナーを補給開口に搬送するスクリュー部材とを備えた
トナーコンテナであって、現像容器に含まれかつ上面に
開口するトナーの受入開口を備えた現像容器に係合され
て現像容器の長手方向の一方である装着方向に移動させ
られることにより現像容器に離脱自在に装着されるトナ
ーコンテナにおいて、回転シャッタ部材がスクリュー部
材の外周面に沿って相対回転自在に配設され、回転シャ
ッタ部材には、トナーの排出開口と回転作動被案内手段
とが配設され、回転シャッタ部材は、補給開口の上側
で、補給開口を閉じる閉位置と排出開口が補給開口に整
合して補給開口を開く開位置との間を回転可能であり、
回転作動案内手段が配設された該現像容器に係合して該
装着方向に移動させると、補給開口シャッタが、現像容
器の一部に係合されて閉位置から開位置に相対的に移動
させられ、回転作動被案内手段が回転作動案内手段に係
合されかつ案内されて回転シャッタ部材が閉位置から開
位置に回転させられ、補給開口及び排出開口が受入開口
に連通させられる、ことを特徴とするトナーコンテナ。 - 【請求項12】 回転シャッタ部材における該装着方向
の一端近傍の領域は、該装着方向の一端近傍の領域に配
置され、回転作動被案内手段は、回転シャッタ部材の該
一端近傍の領域における外周面から半径方向外方に延び
出す回転作動被案内ピンからなる、請求項11記載のト
ナーコンテナ。 - 【請求項13】 該一端近傍の領域には、回転シャッタ
部材を閉位置に解除自在にロックするロック手段が配設
され、ロック手段は、回転シャッタ部材の外周面であっ
て、回転作動被案内ピンに対し該装着方向と反対側の近
傍における該外周面から半径方向外方に延び出すロック
ピンと、上下方向に延在する軸まわりに回転可能に配設
されたロック弾性部材とを備え、ロックピンは、回転作
動被案内ピンに対して該所定の角度だけ周方向の角度位
置が相違し、ロック弾性部材はロックピンの回転移動を
解除自在に阻止するアーム部を含み、アーム部は、ロッ
クピンの回転軌跡上に存在してロックピンの回転移動を
実質的に阻止することにより回転シャッタ部材を閉位置
にロックするロック位置と、ロック弾性部材の他の部分
の弾性力に抗してロックピンの回転軌跡上から退避して
ロックピンの回転移動を許容することにより回転シャッ
タ部材の閉位置と開位置との間の回転を許容するロック
解除位置との間を回転可能である、請求項12記載のト
ナーコンテナ。 - 【請求項14】 該一端近傍の領域には、回転シャッタ
部材の外周面の上方に間隔をおいて回転シャッタ部材の
軸線に平行に延在する平坦な下面と、回転シャッタ部材
の軸線に対し、該軸線に直交する方向である幅方向の一
方側において該軸線に平行に延在するよう該下面から垂
下する側壁とが形成され、該下面において、該側壁の、
該装着方向における先端の近傍位置には、該軸が該下面
から垂下し、該軸に該ロック弾性部材が回転可能に支持
され、該ロック弾性部材は、該軸から該下面に沿って回
転シャッタ部材の上方を回転シャッタ部材を横切って延
びる該アーム部と、該アーム部の先端から該下面に沿っ
て該装着方向と反対の方向に延びる中間部と、中間部の
先端から該下面に沿って湾曲しながら反転する反転部
と、反転部の先端から該装着方向に該側壁に向かって該
下面に沿って延在する弾性作用部とを備えると共に弾性
を有する合成樹脂から一体に形成され、該アーム部に
は、該アーム部における、該装着方向に面した一側面か
ら他側面に向かって回転シャッタ部材の軸線方向に延び
る切欠き又は凹部が形成され、該ロック弾性部材がロッ
ク位置に位置付けられた状態で、弾性作用部の先端は、
該側壁に当接又は近接して位置付けられ、ロックピンの
先端部は該アーム部の切欠き内又は凹部内に離脱自在に
嵌合されてロックピンの回転移動が実質的に阻止され
る、請求項13記載のトナーコンテナ。 - 【請求項15】 全ての構成部材が合成樹脂から形成さ
れている、請求項11〜14のいずれか1項に記載のト
ナーコンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085698A JP4001496B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トナー補給装置及びトナーコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085698A JP4001496B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トナー補給装置及びトナーコンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003280344A true JP2003280344A (ja) | 2003-10-02 |
JP4001496B2 JP4001496B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=29232563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085698A Expired - Fee Related JP4001496B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トナー補給装置及びトナーコンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4001496B2 (ja) |
Cited By (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006065112A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Kyocera Mita Corp | トナーコンテナ |
JP2008096852A (ja) * | 2006-10-14 | 2008-04-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー収納容器、現像装置、カラー画像形成装置及びトナー収納容器の製造方法 |
JP2008129561A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Kyocera Mita Corp | トナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2008134571A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Kyocera Mita Corp | トナーカートリッジおよび画像形成装置 |
JP2008134570A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置およびトナーコンテナ |
EP1944660A1 (en) * | 2007-01-15 | 2008-07-16 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
EP1944659A2 (en) | 2007-01-15 | 2008-07-16 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
EP1950624A1 (en) * | 2007-01-24 | 2008-07-30 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
EP1978414A3 (en) * | 2007-01-15 | 2008-10-15 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
JP2009151344A (ja) * | 2006-03-10 | 2009-07-09 | Canon Inc | プロセスカートリッジ、現像剤補給カートリッジ、及び電子写真画像形成装置 |
CN101226363B (zh) * | 2007-01-15 | 2010-04-07 | 京瓷美达株式会社 | 调色剂贮存器以及显影剂补充装置 |
US20110064482A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Yasuyuki Ishiguro | Toner cartridge and image forming apparatus using the same |
JP2011191447A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びそれに用いる現像剤容器 |
US8045899B2 (en) | 2006-03-10 | 2011-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge, developer supply cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
JP2012118281A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置用の現像装置及びトナーコンテナならびに該現像装置及びトナーコンテナを備えた画像形成装置 |
JP2014044323A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014153501A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Canon Inc | 現像剤補給カートリッジ及び画像形成装置 |
JP2014191056A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Canon Inc | 現像剤収容カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2014228830A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | キヤノン株式会社 | 現像剤容器、現像装置、現像剤補給装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
WO2015098960A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
WO2015098964A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
WO2015098958A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
US9134651B1 (en) | 2014-03-27 | 2015-09-15 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9146502B1 (en) | 2014-03-27 | 2015-09-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and developer supplying apparatus and image forming apparatus including the same |
US9244384B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-01-26 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9268260B2 (en) | 2014-03-27 | 2016-02-23 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
JP2016038489A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー補給装置およびこれを備える画像形成装置 |
US9304436B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-04-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9348260B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-05-24 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9354547B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-05-31 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container with detection sensor to detect developer in storage space and image forming apparatus including the same |
US9383680B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-07-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9436124B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-09-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9915895B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-03-13 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer storage container and image forming device equipped with same |
CN111095121A (zh) * | 2017-09-21 | 2020-05-01 | 佳能株式会社 | 显影剂供应容器和显影剂供应系统 |
CN111562732A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-08-21 | 江西凯利德科技有限公司 | 一种显影剂供应装置 |
CN115291486A (zh) * | 2017-09-21 | 2022-11-04 | 佳能株式会社 | 显影剂供应系统和显影剂供应容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2711611C1 (ru) * | 2016-04-13 | 2020-01-17 | Найнстар Корпорейшн | Узел позиционирования и технологический картридж |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002085698A patent/JP4001496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4568057B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2010-10-27 | 京セラミタ株式会社 | トナーコンテナ |
JP2006065112A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Kyocera Mita Corp | トナーコンテナ |
JP2009151344A (ja) * | 2006-03-10 | 2009-07-09 | Canon Inc | プロセスカートリッジ、現像剤補給カートリッジ、及び電子写真画像形成装置 |
US8045899B2 (en) | 2006-03-10 | 2011-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge, developer supply cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
JP4696168B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2011-06-08 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給カートリッジ |
US8180262B2 (en) | 2006-03-10 | 2012-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge, developer supply cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
JP2008096852A (ja) * | 2006-10-14 | 2008-04-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナー収納容器、現像装置、カラー画像形成装置及びトナー収納容器の製造方法 |
JP2008129561A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-05 | Kyocera Mita Corp | トナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2008134570A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置およびトナーコンテナ |
JP2008134571A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Kyocera Mita Corp | トナーカートリッジおよび画像形成装置 |
EP1978414A3 (en) * | 2007-01-15 | 2008-10-15 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
CN101226363B (zh) * | 2007-01-15 | 2010-04-07 | 京瓷美达株式会社 | 调色剂贮存器以及显影剂补充装置 |
US7697871B2 (en) | 2007-01-15 | 2010-04-13 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
EP1944659A2 (en) | 2007-01-15 | 2008-07-16 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
US7761039B2 (en) | 2007-01-15 | 2010-07-20 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
US7792470B2 (en) | 2007-01-15 | 2010-09-07 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
EP1944660A1 (en) * | 2007-01-15 | 2008-07-16 | Kyocera Mita Corporation | Toner container and developer replenishing device |
US7734231B2 (en) | 2007-01-24 | 2010-06-08 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
EP1950624A1 (en) * | 2007-01-24 | 2008-07-30 | Kyocera Mita Corporation | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus |
US20110064482A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Yasuyuki Ishiguro | Toner cartridge and image forming apparatus using the same |
US8417160B2 (en) * | 2009-09-15 | 2013-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Toner cartridge including a toner flowing-out preventing valve |
JP2011191447A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びそれに用いる現像剤容器 |
JP2012118281A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置用の現像装置及びトナーコンテナならびに該現像装置及びトナーコンテナを備えた画像形成装置 |
JP2014044323A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014153501A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Canon Inc | 現像剤補給カートリッジ及び画像形成装置 |
JP2014191056A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Canon Inc | 現像剤収容カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2014228830A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | キヤノン株式会社 | 現像剤容器、現像装置、現像剤補給装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
US9354547B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-05-31 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container with detection sensor to detect developer in storage space and image forming apparatus including the same |
WO2015098960A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
WO2015098964A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
WO2015098958A1 (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
US9395651B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-07-19 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9244384B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-01-26 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9395650B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-07-19 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9383679B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-07-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9304436B2 (en) | 2013-12-27 | 2016-04-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9146502B1 (en) | 2014-03-27 | 2015-09-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and developer supplying apparatus and image forming apparatus including the same |
US9268260B2 (en) | 2014-03-27 | 2016-02-23 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9134651B1 (en) | 2014-03-27 | 2015-09-15 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9915895B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-03-13 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer storage container and image forming device equipped with same |
US9383680B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-07-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9436124B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-09-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
US9348260B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-05-24 | Kyocera Document Solutions Inc. | Developer container and image forming apparatus including the same |
JP2016038489A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー補給装置およびこれを備える画像形成装置 |
CN111095121A (zh) * | 2017-09-21 | 2020-05-01 | 佳能株式会社 | 显影剂供应容器和显影剂供应系统 |
CN111095121B (zh) * | 2017-09-21 | 2022-10-14 | 佳能株式会社 | 显影剂供应容器和显影剂供应系统 |
US11480913B2 (en) | 2017-09-21 | 2022-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer supply container and developer supplying system |
CN115291486A (zh) * | 2017-09-21 | 2022-11-04 | 佳能株式会社 | 显影剂供应系统和显影剂供应容器 |
US12038713B2 (en) | 2017-09-21 | 2024-07-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer supply container and developer supplying system |
CN111562732A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-08-21 | 江西凯利德科技有限公司 | 一种显影剂供应装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4001496B2 (ja) | 2007-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4001496B2 (ja) | トナー補給装置及びトナーコンテナ | |
US10042319B2 (en) | Image forming device having a replaceable unit that includes a latching mechanism | |
EP1927898B1 (en) | Powder material cartridge, image forming section, image forming apparatus | |
EP0989472B1 (en) | Toner replenishing container and toner replenishing apparatus | |
US6438345B1 (en) | Toner supplying container and image forming apparatus | |
US7761039B2 (en) | Toner container, developer replenishing device, and image forming apparatus | |
JP3541691B2 (ja) | 画像形成装置及び現像剤収納容器 | |
JP4134061B2 (ja) | トナーカートリッジ及びそれが装着される画像形成装置 | |
AU2014353506B2 (en) | Replaceable unit for an electrophotographic image forming device having a latching mechanism | |
EP1460487B1 (en) | Developer supply container and coupling-driving member therefor | |
EP1548521A2 (en) | Toner supplying container and image forming apparatus | |
US7174120B2 (en) | Developer supply device containing a stopping member which moves into a toner supply port and restricts rotation of the device and image forming apparatus including the same | |
US20080170890A1 (en) | Toner container and developer replenishing device | |
JP2007101712A (ja) | 画像形成装置 | |
US20060000520A1 (en) | Developer supply container | |
JP4781766B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4795163B2 (ja) | トナーコンテナおよび画像形成装置 | |
JP2005227402A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005165053A (ja) | 画像形成装置 | |
US5970291A (en) | Self unlocking feature for toner container shutter | |
JP3774582B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4568057B2 (ja) | トナーコンテナ | |
JP2009230150A (ja) | 現像剤カートリッジ及びこれを用いた現像装置、並びに画像形成装置 | |
JP2000181208A (ja) | 現像装置及び電子写真画像形成装置及びトナ―補給容器 | |
JPH08297404A (ja) | 現像装置およびトナーカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070814 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |