JP2003206244A - 気相接触酸化方法 - Google Patents
気相接触酸化方法Info
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Abstract
多管熱交換型反応器を用い、反応管外部に熱媒体を循環
させ、触媒を充填した反応管内部に反応原料ガスを供給
することにより、反応生成ガスを得る気相接触酸化方法
において、ホットスポットの発生を有効に防止でき、か
つ、反応生成ガスの収率も高く及び触媒の寿命も長い、
良好な結果を示す気相接触酸化方法を提供する。 【解決手段】複数の反応管を有する固定床式多管熱交換
型反応器を用い、反応管外部に熱媒体を循環させ、触媒
を充填した反応管内部に反応原料ガスを供給することに
より、反応生成ガスを得る気相接触酸化方法において、
反応管内部の反応状態を予測し、その予測結果に応じ
て、反応管の間の反応状態の不均一性が減少されるよう
に、反応管における触媒の充填仕様を変更することを特
徴とする、気相接触酸化方法。
Description
する固定床式多管熱交換型反応器を用い、反応管外部に
熱媒体を循環させ、触媒を充填した反応管内部に反応原
料ガスを供給することにより、反応生成ガスを得る気相
接触酸化方法に関する。
式多管熱交換型反応器が知られている。また、固定床式
多管熱交換型反応器を用いて気相接触酸化方法を行うこ
とが知られている。
い、反応管外部に熱媒体を循環させ、触媒を充填した反
応管内部に反応原料ガスを供給する。すると、反応管内
で接触酸化反応が生じ、該反応により反応生成ガスが得
られるというものである。
するために熱媒体が使用されている固定床式多管熱交換
型反応器においては、熱媒体が該反応器内をできるだけ
均一に流れるようにするために、邪魔板と呼ばれる、熱
媒体の流路を変えるための板が設置されている。
定床式多管熱交換型反応器においては、プラントの規模
が小さい場合には特に問題にはならなかったが、現在の
ように生産性を上げる目的でプラントの規模、即ち反応
器が大きくなった場合は、以下のような問題が生じる。
が不均一な部分が生じる。そして、反応器内の複数の反
応管のうち、一部の反応管では除熱の悪い状態が形成さ
れる。そして、除熱の悪い状態にさらされた反応管で
は、局部的異常高温帯(ホットスポット)が発生し、場
合によっては反応の暴走が生じる。
異ならせると、上記のような過度な反応を生じる反応管
の発生を防止することができず、また、目的生成ガスの
収率が低下し、触媒の寿命が低下するという問題も発生
する。
も、生産性を上げる目的で、反応原料ガスの供給を増加
させれば、反応の際に生じる発熱に対して除熱が間に合
わない場所が生じ、上述のホットスポット等の問題が発
生する。
換型反応器を用いて気相接触酸化を行う場合に、ホット
スポットの発生が有効に防止でき、かつ反応生成ガスの
収率も高く、触媒の寿命も長い、良好な結果を示す気相
接触酸化方法ではなかった。
数の反応管を有する固定床式多管熱交換型反応器を用
い、反応管外部に熱媒体を循環させ、触媒を充填した反
応管内部に反応原料ガスを供給することにより、反応生
成ガスを得る気相接触酸化方法において、ホットスポッ
トの発生を有効に防止でき、かつ、反応生成ガスの収率
も高く及び触媒の寿命も長い、良好な結果を示す気相接
触酸化方法を提供することを課題とする。
生を防ぐ手段として、例えば、反応管内の触媒層の温度
を下げるため、反応管径の小型化や熱容量の大きい熱媒
体の使用や熱媒体の循環量アップ等の反応器の機器面に
関する改良を行うこと、又は反応原料ガスの濃度の変更
等の反応条件面に関する改良を行うことが考えられる。
反応管に一律同様に施すのでは、コストもかかり、また
生産性向上の観点からも好ましくはない。また、これら
の方法では、反応器内における各反応管の反応状態は均
一にはならない。
応器内の各反応管の反応状態を均一にすることが、ホッ
トスポットの発生を有効に防止できること、及び反応生
成ガスの収率を高めること、触媒の寿命を長期間にする
ことに有効であることを確認した。
法とすることで、上記課題を解決する気相接触酸化方法
が提供できることを見出し、本発明の完成に至った。
る。 (1)複数の反応管を有する固定床式多管熱交換型反応
器を用い、反応管外部に熱媒体を循環させ、触媒を充填
した反応管内部に反応原料ガスを供給することにより、
反応生成ガスを得る気相接触酸化方法において、反応管
内部の反応状態を予測し、その予測結果に応じて、反応
管の間の反応状態の不均一性が減少されるように、反応
管における触媒の充填仕様を変更することを特徴とす
る、気相接触酸化方法。 (2)前記熱媒体が、反応管から発生する反応熱を吸収
するためのものである、(1)に記載の気相接触酸化方
法。 (3)前記反応管内部の反応状態の予測を、反応管内部
の熱状態を把握することにより行うことを特徴とする、
(1)又は(2)に記載の気相接触酸化方法。 (4)前記反応管内部の熱状態を把握するために、反応
管の触媒層温度を測定することを特徴とする、(1)〜
(3)の何れかに記載の気相接触酸化方法。 (5)前記反応管内部の熱状態を把握するために、コン
ピューターによるシミュレーション解析を用いることを
特徴とする、(1)〜(3)の何れかに記載の気相接触
酸化方法。 (6)前記コンピューターによるシミュレーション解析
により、熱媒体の流動解析を行うことを特徴とする、
(5)に記載の気相接触酸化方法。 (7)前記コンピューターによるシミュレーション解析
により、熱媒体の流動解析と反応管内部の反応熱解析と
を行うことを特徴とする、(6)に記載の気相接触酸化
方法。 (8)前記触媒の充填仕様を決める項目として、触媒の
種類、触媒の量、触媒の形状、触媒の希釈方法、反応帯
域の長さの各項目が挙げられることを特徴とする、
(1)〜(7)の何れかに記載の気相接触酸化方法。 (9)前記固定床式多管熱交換型反応器において、複数
の反応管のうち一部の反応管については、反応管への反
応原料ガスの供給を停止することを特徴とする、(1)
〜(8)の何れかに記載の気相接触酸化方法。
多管熱交換型反応器を用いて、気相接触酸化方法を行
う。
に熱媒体を循環させ、触媒を充填した反応管内部に反応
原料ガスを供給することにより、反応生成ガスを生成さ
せる。
ら発生する反応熱を吸収するために使用することが好ま
しい。該熱媒体としては、反応管から発生する反応熱を
吸収する機能を有していれば、例えば、部分水素化トリ
フェニル等の有機熱媒や、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属(亜)硝酸塩いわゆるナイター等の無機溶触
塩等、如何なる材料も使用し得る。
成させたい反応生成ガスの種類に応じて、反応原料ガス
や触媒を適宜選択することができる。
り、プロピレンまたはイソブチレンを分子状酸素または
分子状酸素含有ガスにより、複合酸化物触媒の存在下で
酸化して、(メタ)アクロレイン或いは(メタ)アクリ
ル酸を製造することができる。より詳しくは、プロピレ
ンまたはイソブチレンをMo−Bi系複合酸化物触媒の
存在下で酸化して主に(メタ)アクロレインを製造し
(前段反応)、該前段反応で生成した(メタ)アクロレ
インをMo−V系複合酸化物触媒の存在下で酸化して
(メタ)アクリル酸を製造することができる。
アクリル酸を本発明の気相接触酸化方法を用いて製造す
る場合、特に工業化を考慮すると、以下に記載する製造
方式を利用することが有効となる。以下、プロピレンを
例に挙げて説明する。 1)ワンパス方式 プロピレンと空気とスチ−ムを混合供給して、主として
アクロレインとアクリル酸を製造する(前段反応)。こ
の前段反応で得られたガスを分離することなく後段反応
へ供給する。このとき、後段反応で反応させるのに必要
な空気およびスチ−ムを前段反応で得られたガスに加え
て後段反応へ供給する方式。 2)未反応プロピレンリサイクル方式 後段反応で得られたアクリル酸を含有する反応生成ガス
をアクリル酸捕集装置に導き、アクリル酸を水溶液とし
て捕集する。該捕集装置より未反応プロピレンを含有す
る廃ガスの一部を分離する。該廃ガスを再び前段反応に
供するよう供給すると、未反応プロピレンの一部をリサ
イクルすることができる方式。 3)燃焼廃ガスリサイクル方式 後段反応で得られたアクリル酸を含有する反応生成ガス
をアクリル酸捕集装置に導き、アクリル酸を水溶液とし
て捕集する。該捕集装置より廃ガスを全量接触的に燃焼
酸化させ、含有される未反応プロピレン等を主として二
酸化炭素及び水に変換する。得られた燃焼廃ガスの一部
を再び前段反応に供するよう供給する方式。
の方式の何れを用いて、工業的製造を行ってもよく、特
に製造方式には限定されるものではない。
ヒドまたは不飽和酸を得る前段反応で使用する触媒とし
ては、下記一般式(1)で示されるMo−Bi系複合酸
化物触媒が好ましく用いられる。
ン、Biはビスマス、Feは鉄、Aはニッケルおよびコ
バルトから選ばれる少なくとも一種の元素、Bはナトリ
ウム、カリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウム
から選ばれる少なくとも一種の元素、Cはアルカリ土類
金属から選ばれる少なくとも一種の元素、Dはリン、テ
ルル、アンチモン、スズ、セリウム、鉛、ニオブ、マン
ガン、ヒ素、ホウ素および亜鉛から選ばれる少なくとも
一種の元素、Eはシリコン、アルミニウム、チタニウム
およびジルコニウムから選ばれる少なくとも一種の元
素、そしてOは酸素であり、a、b、c、d、e、f、
g、h、iおよびxはそれぞれMo、W、Bi、Fe、
A、B、C、D、EおよびOの原子比を表し、a=12
のとき、0≦b≦10、0<c≦10(好ましくは0.
1≦c≦10)、0<d≦10(好ましくは0.1≦d
≦10)、2≦e≦15、0<f≦10(好ましくは
0.001≦f≦10)、0≦g≦10、0≦h≦4、
0≦i≦30、x は各々の元素の酸化状態によって定ま
る数値である。) また、上記のオレフィンから不飽和アルデヒドまたは不
飽和酸を得る後段反応で使用する触媒としては、下記の
一般式(2)で示されるMo−V系複合酸化物触媒が好
ましく用いられる。
ム、Wはタングステン、Cuは銅、XはMg、Ca、S
rおよびBaよりなる群から選ばれる少なくとも一種の
元素、YはTi、Zr、Ce、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Zn、Nb、Sn、Sb、PbおよびBiよ
りなる群から選ばれる少なくとも一種の元素、そしてO
は酸素であり、a、b、c、d、e、fおよびgはそれ
ぞれMo、V、W、Cu、X、YおよびOの原子比を示
し、a=12とするとき、2≦b≦14、0≦c≦1
2、0<d≦6、0≦e≦3、0≦f≦3であり、gは
各々の元素の酸化状態によって定まる数値である。) 本発明の気相接触酸化方法で使用する反応管には、触媒
と必要に応じて触媒希釈用の不活性物質(以下、「希釈
剤」ともいう)とを充填する。
類、触媒の量、触媒の形状(形、大きさ)、触媒の希釈
方法(希釈剤の種類、希釈剤の量)、反応帯域の長さ等
の各要素を総合的に勘案し、決定するとよい。
の形状(形、大きさ)は特に制限はなく、触媒の成型法
についても特に制限はない。例えば、押し出し成型法ま
たは打錠成型法の何れで成型された触媒でも使用可能で
あり、また触媒成分よりなる複合酸化物を、炭化ケイ
素、アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化チタンなどの不
活性な担体に担持して構成させた触媒を使用してもよ
い。また、触媒の形も、球状、円柱状、リング状、不定
形などのいずれの形でも良い。但し、特にリング状触媒
を使用するとホットスポット部における蓄熱の防止に効
果がある。
化反応条件化で安定であり、反応原料物質及び生成物と
反応性がない材質のものであれば何でもよく、具体的に
は、アルミナ、シリコンカ−バイド、シリカ、酸化ジル
コニア、酸化チタン等、触媒の担体に使われるものを使
用するとよい。また、希釈剤の形状は触媒と同様に制限
はなく、球状、円柱状、リング状、不定形などのいずれ
でもよい。大きさは、反応管径及び差圧を考慮して決め
ればよい。
いが、混合比が極端に大きい、あるいは小さい場合は、
触媒と希釈剤の混合状態が不均一とならないよう混合比
を留意するとよい。
いて、触媒の充填仕様を層状で異ならせてもよい。例え
ば、反応管上部に充填する触媒の充填仕様と、反応管下
部に充填する触媒の充填仕様とを異ならせてもよい。一
般に、一つの反応管における反応帯数は2〜3までの数
で設定するとよい。
口部分から出口部分に向かって触媒活性が高くなるよう
に触媒を充填するとよい。
る、各反応管内部の反応状態の予測方法について説明す
る。
ホットスポット等異常な反応状態となる反応管の発生を
防止するために、上記反応状態の予測を行うものであ
る。
な反応状態を生じている又は生じる可能性がある反応管
を予測する。
レベルの反応状態)にない反応管を挙げることになる。
応管内部の熱状態を把握することが好ましい。
管の触媒層温度を測定すること、又はコンピューターシ
ミュレーション解析を用いることにより行うことができ
る。
した結果、他の反応管と比較して温度が高いと判断され
る場合や、コンピューターシミュレーション解析の結
果、反応管内の温度が他の反応管内の温度より高いと判
断される場合に、他の反応管の反応状態と異なる状態で
あると予測することができる。
ン解析を用いて反応管内部の熱状態を把握する場合、よ
り具体的には、熱媒体の流動解析を行う、又は、熱媒体
の流動解析と反応管内部の反応熱解析とを併せて解析す
ることにより把握することができる。
のレイアウト、及び熱媒体供給口等の反応器の構造、及
び、熱媒体の物性や熱媒体の流通量等熱媒体の関する項
目を決めシミュレ−ションすることにより得る。具体的
には、運動量保存式、質量保存式、エンタルピー保存式
等を用いて熱媒体の流れ方向及び熱媒体流れの速度等を
計算して、伝熱係数、温度分布を算出するとよい。本発
明では、流体解析ソフトとして、CFX(イギリス、C
FX社製)を用いて解析を行うことができる。
構造、供給ガス及び触媒物性、反応速度式等の反応管に
関する項目を決めシュミレーションすることにより得
る。具体的には、運動量保存式、質量保存式、エンタル
ピー保存式、反応速度式等を用いて反応管内の各微小区
間での反応量を求めるとよい。本発明では、解析ソフト
として、g−PROMS(イギリス、AEA社製)を用
いて解析を行うことができる。
より除熱が悪い部分を考慮し、さらに反応管内部の反応
熱解析を加えると、より反応管内のすべての場所にある
各反応管内の反応状態を予測することができる。
ュレーションの解析の結果、以下に示す図2のダブルセ
グメントタイプの固定床式多管熱交換型反応器や図3の
リングアンドド−ナツタイプの固定床式多管熱交換型反
応器を用いた気相接触酸化方法において、反応管に対し
て垂直流れ(横流れ)に比べて、反応管に沿う流れ(縦
流れ)は除熱が悪いこと、更に、反応器外周部の縦流れ
よりも反応器中心部の縦流れの部分の除熱が非常に悪い
こと確認した。
器において熱媒体の流通量を増加させた場合、横流れの
部分は熱媒体の流通量に応じて除熱効果は向上するが、
熱媒の縦流れになる部分、特に反応器中心部の縦流れに
なる部分は、熱媒体の流通量を増加しても、流通量を増
加した割には除熱効果は上がらないことを確認した。
床式多管熱交換型反応器を用いた気相接触酸化方法にお
いて、反応器外周部の熱媒体の滞留部に除熱の悪い部分
が存在することを確認した。
入れ、該部分に存在する反応管における反応状態を慎重
に予測するとよい。
とに、その予測結果に応じて、各反応管における触媒の
充填仕様を変更する。
異なると判断した反応管について、他の反応管と同じ反
応状態となるよう、言い換えると、反応管の間の反応状
態の不均一性が減少されるように、触媒の充填仕様を変
更する。
果、所定の触媒層温度領域からはずれていると判断され
る反応管に対しては、他の反応管の触媒層温度と同レベ
ルになるように、触媒の充填仕様を変更する。
ションの結果、熱媒体の循環状態が悪い部分に存在する
反応管であって、反応管で生じた反応熱が充分除熱され
ず所定の温度領域からはずれていると判断される反応管
に対しては、他の反応管内部の想定温度と同レベルにな
るように、触媒の充填仕様を変更する。
する。例えば、温度測定又はシミュレーションにより、
各反応管における触媒層のピーク温度を求める。次に、
これら各ピーク温度の結果をもとにして、反応器全体を
代表する平均的なピーク温度の値を決定する。そして、
この平均的なピーク温度の値と各反応管のピーク温度と
を比較し、平均的なピーク温度と15℃以上、好ましく
は、10℃以上差のある反応管に対し、充填仕様を変更
するとよい。尚、ここで、触媒層のピーク温度とは、反
応管に触媒を単層で充填する場合は、最も温度の高い部
分の温度をいい、複数個の反応帯に分割して触媒を充填
する場合は、それぞれの反応帯での最も温度の高い部分
の温度をいう。また、平均的なピーク温度は、除熱が著
しく悪い部分のものを除いた反応管のピーク温度の平均
値として算出する。
るには、触媒の種類、触媒の量、触媒の形状(形や大き
さ)、触媒の希釈方法(希釈剤の種類、希釈剤の量)、
反応帯域の長さの各要素を考慮して、変更することがで
きる。中でも、触媒と希釈剤の量を変え、触媒と希釈剤
の配合比を調整することにより、充填仕様を変更すると
よい。
度が低下するように、又は言い換えると、反応をおさえ
る方向に、上記充填仕様を変更するとよい。
生産性を上げる為に、大量の原料を供給しようとする
と、発熱と除熱のバランスがとれていた場所でも、反応
熱の増加に伴い除熱が間に合わなくなる場所が生じる場
合がある。その場合には、上記反応管への触媒充填仕様
を変更することに加え、さらに極端に除熱の悪い部分の
反応管は、プラギング等でこの反応管へは反応原料ガス
の供給を停止し、流さないようにするということが有効
である。
る、固定床式多管熱交換型反応器の第1の実施態様を図
1に示す。
ガス導入口(ダウンフローの場合)或いは反応生成ガス
排出口(アップフローの場合)、3は反応生成ガス排出
口(ダウンフローの場合)或いは反応原料ガス導入口
(アップフローの場合)、4は反応管(内部には触媒を
充填)、5は上部管板、6は下部管板、7、8、9は邪
魔板、10は熱媒体出口ノズル、11は熱媒体入口ノズ
ル、13は反応温度調節用熱媒体入口ライン、14は熱
媒体オ−バ−フロ−ラインをそれぞれ示す。
は、アップフローで熱媒体を流したときの構成である
が、本発明では、むろんダウンフローで熱媒体を流すこ
ともできる。
ス、リサイクルガス等と混合されて、反応原料ガス導入
口(2或いは3)から反応器(1)へ導入されて、触媒
が充填された反応管(4)へ供給、反応管内で接触酸化
反応により酸化されて生成した反応生成ガス及び未反応
ガスは、反応生成ガス排出口(3或いは2)より排出さ
れる。
入口ノズル(11)より反応器シェルに導入され、反応
管内で発生した反応熱を除去しながら反応器シェル内を
流通し、熱媒体出口ノズル(10)より排出され、ポン
プにより循環される。熱媒体の温度制御は、冷熱媒ノズ
ル(13)より冷熱媒体を導入することにより行われ、
ノズル(13)より導入された熱媒体量が熱媒体オバ−
フロ−ライン(14)より排出される。
における邪魔板の構造は特に限定はなく、例えば、図2
で示すダブルセグメント・バッフルタイプ、図3で示す
リングアンドド−ナツ・バッフルタイプ、図4で示すマ
ルチ・バッフルタイプの固定床式多管熱交換型反応器の
何れも使用できる。尚、図2〜4には、邪魔板の形状及
び熱媒体の流れを記載している。
説明する。
い部分に位置する反応管は、触媒の充填仕様を変更する
ことにより他の反応管と同じ反応状態にできることを示
す。
応管からなる固定床式多管熱交換型反応器を用いた。熱
媒体として有機熱媒体である部分水素化トリフェニルを
用いた。この固定床式多管熱交換型反応器は、外部ポン
プにより熱媒体を循環し、更に熱媒体循環量を制御でき
るタイプである。
Mo−V−Sb系触媒を触媒80%とアルミナボ−ル2
0%を体積比で混合したものを層高1.8mになるよう
に充填し、その上に触媒50%とアルミナボ−ル50%
を体積比で混合したものを層高1.0mになるように充
填した。
%、水蒸気16mol%及び窒素等からなる混合ガスを
接触時間2秒の条件で、熱媒体温度265℃、熱媒体が
2.5m3/hで循環している固定床式多管熱交換型反応
器に供給した。
収率、触媒層のピ−ク温度はそれぞれ、99%、97
%、295℃であった。
収率はそれぞれ、以下のようにして、求めた。
(20点)を挿入し、各測定点の温度を測定することに
より求めた。
たこと以外は、上記と同じ方法で実験した。その結果、
アクロレイン転化率、アクリル酸収率、触媒層のピ−ク
温度はそれぞれ、99.7%、95.5%、313℃であ
った。
まにし、反応管における触媒の充填仕様を変えて、上記
と同じ方法で実験をした。ここで、上記Mo−V−Sb
系触媒を層高1.3mになるように充填し、その上に該
触媒40%とアルミナボ−ル60%を体積比で混合した
ものを層高1.5mになるように充填した。その結果、
アクロレイン転化率、アクリル酸収率、触媒層のピ−ク
温度はそれぞれ、99.1%、97%、296℃であ
り、最初に測定した熱媒体を2.5m3/hで循環してい
た際の実験結果と同等の結果が得られた。
合(熱媒体の循環量を上記0.5m3/hとした場合)に
は、触媒充填仕様を変えることにより、熱媒体の循環状
態が良い場合(熱媒体の循環量を上記2.5m3/hとし
た場合)と同等の転化率、収率、ピ−ク温度とすること
が可能であることが確認できた。
反応管20000本からなり、シェル側に熱媒体の流路
を変更する為にダブルセグメントタイプの邪魔板を設置
した固定床式多管熱交換型反応器を用いて、図5に示す
位置(A〜H)にある反応管の触媒層温度を測定できる
ように多点式熱電対を設置した。熱媒体は、部分水素化
トリフェニルを使用した。
−Sb系触媒を80%とアルミナボ−ル20%を体積比
で混合したものを層高1.8mになるように充填し、そ
の上に触媒50%とアルミナボ−ル50%を体積比で混
合したものを層高1.0mになるようにし、更にその上
にアルミナボ−ルを反応管上部まで充填した。
ロレイン6mol%、酸素7mol%、水蒸気16mo
l%及び残りの大部分は窒素と微量のアクリル酸、酢
酸、二酸化炭素、一酸化炭素等からなる混合ガスを接触
時間2.5秒の条件で、供給した。この時の熱媒温度は
260℃であった。
ピ−ク温度を表1に示す。
291℃とした。
%で、アクリル酸収率は、95.3%であった。
のピーク温度と平均的ピーク温度とを比較し、差が10
℃を越えている反応管(F、G、Hにある反応管)につ
いて、プラキング又は触媒充填仕様を変更した。
悪い部分である。そこで、Hを含むエリア1に設置され
た反応管には、反応ガスが流れないように反応管上下を
プラギングした。
設置された反応管の充填仕様を次のように変更した。触
媒90%とアルミナボ−ル10%を体積比で混合したも
のを層高1.3mになるように充填し、その上に触媒4
0%とアルミナボ−ル60%を体積比で混合したものを
層高1.0mになるようにし、更にその上にアルミナボ
−ルを反応管上部まで充填した。
むエリア3に設置された反応管は、平均的ピーク温度と
同程度の触媒層ピーク温度を示したため、充填仕様を変
更しなかった。
件で反応原料ガスを供給した。つまり、アクロレイン6
mol%、酸素7mol%、水蒸気16mol%及び残
りの大部分は窒素と微量のアクリル酸、酢酸、二酸化炭
素、一酸化炭素等からなる混合ガスを接触時間2.5秒
の条件で、供給した。この時の熱媒温度は262℃であ
った。
ピ−ク温度を表2に示す。
291℃とした。この結果、各反応管は、平均的ピーク
温度と同程度の触媒層ピーク温度を示すことが確認でき
た。
%で、アクリル酸収率は、96.8%であった。
の反応状態となるように反応管における触媒層の充填仕
様を変更した結果、各反応管の間の反応状態の不均一性
が減少され、反応器内の各反応管の反応状態を均一にす
ることができた。
に防止でき、かつ、反応生成ガスの収率も高く及び触媒
の寿命も長い、良好な結果を示す気相接触酸化方法を提
供することができた。
定床式多管熱交換型反応器を用い、反応管外部に熱媒体
を循環させ、触媒を充填した反応管内部に反応原料ガス
を供給することにより、反応生成ガスを得る気相接触酸
化方法において、ホットスポットの発生を有効に防止で
き、かつ、反応生成ガスの収率も高く及び触媒の寿命も
長い、良好な結果を示す気相接触酸化方法を提供するこ
とができた。
器の1態様図
器の1態様図
器の1態様図
器の1態様図
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の反応管を有する固定床式多管熱交
換型反応器を用い、反応管外部に熱媒体を循環させ、触
媒を充填した反応管内部に反応原料ガスを供給すること
により、反応生成ガスを得る気相接触酸化方法におい
て、反応管内部の反応状態を予測し、その予測結果に応
じて、反応管の間の反応状態の不均一性が減少されるよ
うに、反応管における触媒の充填仕様を変更することを
特徴とする、気相接触酸化方法。 - 【請求項2】 前記熱媒体が、反応管から発生する反応
熱を吸収するためのものである、請求項1に記載の気相
接触酸化方法。 - 【請求項3】 前記反応管内部の反応状態の予測を、反
応管内部の熱状態を把握することにより行うことを特徴
とする、請求項1又は2に記載の気相接触酸化方法。 - 【請求項4】 前記反応管内部の熱状態を把握するため
に、反応管の触媒層温度を測定することを特徴とする、
請求項1〜3の何れかに記載の気相接触酸化方法。 - 【請求項5】 前記反応管内部の熱状態を把握するため
に、コンピューターによるシミュレーション解析を用い
ることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の気
相接触酸化方法。 - 【請求項6】 前記コンピューターによるシミュレーシ
ョン解析により、熱媒体の流動解析を行うことを特徴と
する、請求項5に記載の気相接触酸化方法。 - 【請求項7】 前記コンピューターによるシミュレーシ
ョン解析により、熱媒体の流動解析と反応管内部の反応
熱解析とを行うことを特徴とする、請求項6に記載の気
相接触酸化方法。 - 【請求項8】 前記触媒の充填仕様を決める項目とし
て、触媒の種類、触媒の量、触媒の形状、触媒の希釈方
法、反応帯域の長さの各項目が挙げられることを特徴と
する、請求項1〜7の何れかに記載の気相接触酸化方
法。 - 【請求項9】 前記固定床式多管熱交換型反応器におい
て、複数の反応管のうち一部の反応管については、反応
管への反応原料ガスの供給を停止することを特徴とす
る、請求項1〜8の何れかに記載の気相接触酸化方法。
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