JP2003048963A - 生分解性ポリエステル - Google Patents

生分解性ポリエステル

Info

Publication number
JP2003048963A
JP2003048963A JP2001236562A JP2001236562A JP2003048963A JP 2003048963 A JP2003048963 A JP 2003048963A JP 2001236562 A JP2001236562 A JP 2001236562A JP 2001236562 A JP2001236562 A JP 2001236562A JP 2003048963 A JP2003048963 A JP 2003048963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biodegradable
lactic acid
polyester
acid
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001236562A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4882180B2 (ja
JP2003048963A5 (ja
Inventor
Takashi Miyamoto
貴志 宮本
Takeshi Ito
武 伊藤
Katsuya Shino
勝也 示野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2001236562A priority Critical patent/JP4882180B2/ja
Publication of JP2003048963A publication Critical patent/JP2003048963A/ja
Publication of JP2003048963A5 publication Critical patent/JP2003048963A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4882180B2 publication Critical patent/JP4882180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の生分解性接着剤に比べて品質が安定で耐
水性に優れ、接着強度の高いラミネーション用生分解性
接着剤およびコーティング剤用の生分解性ポリエステル
を提供する。 【解決手段】乳酸残基が55〜95モル%、カプロラク
トン残基が5〜45モル%含有され、乳酸残基のうち、
L−乳酸とD−乳酸のモル比(L/D)が1〜9であ
り、かつ水酸基濃度が70〜500当量/106gであ
ることを特徴とする生分解性ポリエステル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性接着剤に適
した生分解性ポリエステルに関する。さらに詳しくは、
生分解性フィルム、生分解性不織布、または紙等の生分
解性基材どうしのラミネーション用接着剤およびコーテ
ィング剤として好適な生分解性接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の環境問題に対する意識の高まりか
ら、天然素材または生分解性合成素材を利用した商品の
開発が盛んに行われている。それらの商品において、生
分解性フィルム、生分解性不織布、紙、皮革等の生分解
性基材どうしを接着させる機会が多くなり、生分解性の
ラミネーション用接着剤に対する要求が高まっている。
【0003】従来より、生分解性の接着剤として、デン
プンのり、にかわ等の天然素材やPVA(ポリビニルア
ルコール)系の合成樹脂が検討されてきたが、粘着性不
足、耐水性が無いという欠点を有している。また、アク
リル系、ウレタン系のラミネーション用接着剤は生分解
性が無いという欠点を有している。
【0004】また、特開平8−92359号公報にはポ
リ乳酸系の接着剤が開示されている。しかし、このもの
は、まだ十分な接着強度が得られなかったり、架橋剤と
併用して用いる際には架橋性が低くこれに伴う強度不足
や耐熱性が不足するものであった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点の解決され
た、従来の生分解性接着剤に比べて品質が安定で耐水性
に優れ、接着強度の高いラミネーション用生分解性接着
剤およびコーティング剤用の生分解性ポリエステルを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、以下に示す生分解性ポ
リエステルを見いだし、本発明を完成させた。
【0007】即ち、本発明は、乳酸残基が55〜95モ
ル%、カプロラクトン残基が5〜45モル%含有され、
乳酸残基のうち、L−乳酸とD−乳酸のモル比(L/
D)が1〜9であり、かつ水酸基濃度が70〜500当
量/106gであることを特徴とする生分解性ポリエス
テルである。
【0008】本発明における生分解性ポリエステルは、
以下の −O−CH(CH3)−CO− で表される乳酸残基を当該ポリエステル全体の55〜9
5モル%含有していることが必要であり、好ましくは6
0モル%以上である。また好ましい上限は85モル%以
下、より好ましくは80モル%以下、さらに好ましくは
75モル%以下、最も好ましくは70モル%以下であ
る。上記範囲内であれば良好な接着強度および優れた生
分解性が得られる。
【0009】また、L−乳酸とD−乳酸のモル比(L/
D)が1〜9であることも必要であり、好ましくは1〜
5である。L/Dが9を越えると汎用溶剤に対する当該
ポリエステルの溶解性が悪くなることがあり、L/Dが
1未満(D−乳酸過剰)であると原料コストが高くなる
ことがある。なお、乳酸としては、L−乳酸、D−乳
酸、DL−乳酸のいずれも用いることが出来、これらを
組み合わせて適正なL/Dとする。
【0010】さらに、本発明における生分解性ポリエス
テルは、下式 −O−CH2−CH2−CH2−CH2−CH2−CO− で表されるカプロラクトン残基(カプロラクトンが開環
したもの)を当該ポリエステル全体の5〜45モル%含
有していることが必要である。好ましくは下限は10モ
ル%以上、より好ましくは20モル%以上、さらに好ま
しくは25モル%以上、特に好ましくは30モル%以上
である。この範囲内であると良好な接着強度、良好な生
分解性を得ることが出来る。
【0011】本発明における生分解性ポリエステルの水
酸基濃度は、70〜500当量/106gの範囲であ
る。下限は好ましくは100当量/106g、より好ま
しくは130当量/106gであり、さらに好ましくは
150当量/106g、特に好ましくは180当量/1
6gである。また、上限は好ましくは450当量/1
6g、より好ましくは400当量/106g 特に好ま
しく350当量/106g、最も好ましくは300当量
/106gである。70当量/106g未満ではラミネ一
ト時に特に良好な接着強度が得られないことがある。特
に架橋剤と併用した際の接着強度が不足したり、耐熱性
が不足することがある。また500当量/106gを越
えてしまうと耐水性が悪化してしまうことがある。
【0012】水酸基濃度を上記範囲にする方法として
は、例えばラクチドを用いてポリ乳酸を重合する際の反
応開始剤や、重合中に添加剤として多価アルコール化合
物を添加する方法、ポリ乳酸を重合後、多価アルコール
を加えて解重合する方法、ヒドロキシ基含有エポキシ化
合物等と反応させて末端部に複数の水酸基を導入する方
法等が挙げられる。反応開始剤や添加剤としてオキシ酸
を用いることで水酸基価を上げることもできるが、この
方法であると水酸基価の上昇に伴い分子量が低下するた
め好ましくない。多価アルコール化合物としては、3価
以上のものが好ましく、グりセリン、ポリグリセリン、
ポリビニルアルコール、ソルビトール、グルコース、ガ
ラクトース等糖類、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトールなどが挙げられる。これらの中でもポリグ
リセリンが好ましい。ポリグリセリンとしては重合度3
〜20のものが好ましい。ポリグリセリンの重合度が2
0を越えると耐水性が低下することがあり、3未満であ
ると、接着性、硬化性が不十分になることがある。
【0013】ポリグリセリンの場合、ポリエステル中に
含まれるポリグリセリンセグメントは、好ましくは20
重量%以下、より好ましくは10重量%以下、さらに好
ましくは5重量%以下最も好ましくは3重量%以下であ
る。また、ポリグリセリンセグメントは好ましくは、
0.01重量%以上、より好ましくは0.05重量%以
上、さらに好ましくは0.1重量%以上、特に好ましく
は0.2重量%以上である。ポリグリセリンセグメント
が20重量%以上の場合は、耐水性が低下してしまうこ
とがあり、0.01重量%以下では十分な水酸基濃度が
確保できないことがある。
【0014】当該ポリエステルには、乳酸およびカプロ
ラクトン以外にも、例えば、乳酸およびカプロラクトン
以外のオキシ酸、脂肪族ジカルボン酸、脂肪族グリコー
ル類を共重合させることが出来る。なお、乳酸およびカ
プロラクトン以外の上記化合物の残基は、当該ポリエス
テルの20モル%以下含有することができるが、0%で
もよい。
【0015】乳酸およびカプロラクトン以外のオキシ酸
としては、例えば、グリコール酸、2−ヒドロキシイソ
酪酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、16
−ヒドロキシヘキサデカン酸、2−ヒドロキシ−2−メ
チル酪酸、10−ヒドロキシステアリン酸、リンゴ酸、
クエン酸、グルコン酸等が挙げられる。ジオールとして
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオールなどが挙げられる。テ
レフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸等の芳香族
ジカルボン酸、ビスフェノールA、ビスフェノールAの
アルキレンオキサイド付加物などの芳香族ジオール等は
少量であれば共重合されていても良いが生分解性の面か
らはふくまれないことが好ましい。なお、ジカルボン酸
とジオールからなるポリエステルを共重合させた場合の
モル%の算出は、ジカルボン酸、ジオールを個々の単位
として計算する。
【0016】当該ポリエステルの還元粘度(ηsp/
c)は0.4〜1.5dl/gであることが好ましい、
より好ましくは、0.45〜1.0dl/gである。
0.4dl/g未満であると良好な接着強度が得られな
いことがあり、1.5dl/gを越えると良好な塗布適
性が得られないことがある。還元粘度は、例えばポリエ
ステルの重合時間、重合温度、減圧の程度(減圧しなが
ら重合させる場合)を変化させたり、共重合成分として
アルコール成分の使用量を変化させたりすることによ
り、調整することができる。なお、当該還元粘度は、サ
ンプル濃度0.125g/25ml、測定溶剤クロロホ
ルム、測定温度25℃でウベローデ粘度管を用いて測定
した値である。
【0017】当該ポリエステルの製造方法としては、特
に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。
例えば、乳酸二量体であるラクチドとカプロラクトンを
溶融混合し、公知の開環重合触媒(例えばオクチル酸ス
ズ、アルミニウムアセチルアセトナート等)を使用して
加熱開環重合させる方法や加熱および減圧による直接脱
水重縮合を行う方法等が挙げられる。また、乳酸の二量
体であるラクチドとカプロラクトンと、乳酸およびカプ
ロラクトン以外の前記生分解性を有する化合物を用い、
上記のようにして当該ポリエステルを製造することもで
きる。
【0018】本発明の生分解性ポリエステルには、架橋
剤を用いることができる。架橋剤としては、多官能イソ
シアネート、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等のアルキル
エーテル化ホルムアルデヒド樹脂などが挙げられる。こ
れらの中でも、ヘキサメチレンジイソシアネートやその
3量体、イソホロンジイソシアネート等の脂肪族多官能
イソシアネートが生分解性の観点から好ましい。架橋剤
の量としては、架橋剤の種類、生分解性ポリエステルの
水酸基濃度に合わせ適宜決定されるが、生分解性ポリエ
ステルを100重量%に対し、0.1〜20重量%であ
ることが好ましい。より好ましくは0.3重量%以上で
あり、さらに好ましくは0.5重量%以上である。ま
た、より好ましくは10重量%以下、さらに好ましくは
5重量%以下である。
【0019】当該ポリエステルを塗布するために使用す
る溶剤としては、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶
剤、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、
トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤等が挙げられる。
また、上記生分解性ポリエステルを上記溶剤に溶解した
後、ロールコーター、スプレー、ディップ方式、その他
の方法で対象物に塗布、乾燥後、接着させることができ
る。
【0020】なお、本発明の生分解性ポリエステルは、
生分解性フィルム、生分解性不織布、紙、皮革等の生分
解性基材を接着させる場合に用いるのが好ましい。
【0021】生分解性フィルムとしては、ポリカブロラ
クトンフィルム、ポリ乳酸フィルム等が挙げられる。生
分解性織布、生分解性不織布としては、綿、麻、ケナフ
等の植物性繊維、羊毛、絹、等の動物繊維、ポリ乳酸繊
維等が挙げられる。紙としては、和紙、西洋紙、ボール
紙、段ボール等が挙げられる。皮革としては牛、羊、
豚、山羊、鹿などやウサギ、キツネ、等の毛皮類等が挙
げられる。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0023】実施例1 L−ラクチド100g、DL−ラクチド100g、カプ
ロラクトン165g、重合度が10であるポリグリセリ
ン3.6g「PGL10(ダイセル化学工業(株)社製)、水
酸基濃度850KOHmg/g」、オクチル酸スズ50
mgを4つ口フラスコに加え、窒素雰囲気下、190℃
で3時間加熱開環重合させて、ポリエステル(I)を得
た。ポリエステル(I)の水酸基価はポリグリセリンの
仕込量からポリグリセリン由来の水酸基価を計算し、こ
れに滴定による酸価を加えた値とした。ポリグリセリン
由来の水酸基価は148eq/106g、酸価は27e
q/106gであった。次に上記ポリエステル100g
をメチルエチルケトン200gに溶解させ、その後、脂
肪族イソシアネートである「デュラネートTPA−10
0(旭化成社製)」を1g配合し、接着剤を得た。
【0024】比較例1 L−ラクチド100g、DLラクチド100g、カプロ
ラクトン165g、オクチル酸スズ50mgを4つ口フ
ラスコに加え、窒素雰囲気下、190℃で3時間加熱開
環重合させて、ポリエステル(II)を得た。次に、上
記ポリエステル100gをメチルエチルケトン200g
に溶解させ、そこに「デュラネートTPA−100(旭
化成社製)」を1g配合し、接着剤を得た。ポリエステ
ル(II)の酸価は40eq/106gであった。
【0025】実施例2、3、比較例2 重合度が10であるポリグリセリンをそれぞれ1.2
g、10.5g、13.4gとした以外は実施例1と同
様にしてポリエステル(III)、(IV)、(V)を
得、これらを実施例1と同様にして接着剤を得た。それ
ぞれ順に実施例2、実施例3、比較例2とした。
【0026】比較例3 L−ラクチド76.3g、DL−ラクチド76.3g、
カプロラクトン241g、重合度が10であるポリグリ
セリン3.6g、オクチル酸スズ50mgを4つ口フラ
スコに加え、窒素雰囲気下、190℃で3時間加熱開環
重合させて、ポリエステル(VI)を得た。次に上記ポ
リエステル100gをメチルエチルケトン200gに溶
解させ、その後、脂肪族イソシアネートである「デュラ
ネートTPA−100(旭化成社製)」を1g配合し、
接着剤を得た。
【0027】
【表1】
【0028】評価 上記実施例および比較例で得られた接着剤を、ポリ乳酸
フィルム(厚み50μm)上に乾燥厚み5μmで塗布
し、乾燥後、紙(厚み2mm)とラミネーションし、4
0℃で24時間エージングした。接着強度及び生分解性
を評価した。結果を表2に示す。
【0029】(1)接着強度 上記貼り合わせサンプル2.5cm×10cmを用い、
引っ張り速度200mm/分、23℃、60%RHの条
件下、テンシロン(オリエンテック社製)によりTピー
ルを測定した。 (2)生分解性 上記貼り合わせサンプル10cm×10cmをコンポス
ター(生ゴミ処理機、三井ホーム社製「MAM」)中に
入れ、7日後にサンプルの形態(分解の速度)を目視観
察し、以下の基準に従って評価した。 ○:サンプルの姿が完全になし △:サンプルの断片あり ×:サンプルの姿が殆ど残っている (3)耐水性 紙とのラミネート前の接着剤塗布フィルムを水に浸け2
5℃、1時間放置した。以下の基準に従って評価した。 ○:サンプルに変化なし △:うすく白化または膨潤した ×:白化または膨潤した (4)ゲル分率 接着剤をポリL乳酸フィルム上に乾燥膜厚50μmでコ
ーティングし、乾燥後、60℃で5時間硬化反応をさ
せ、ゲル分率の測定用フィルムとした。フィルムを10
cm×10cm角に切り取り、重量(a)を測定した。
このフィルムを25℃でメチルエチルケトン100ml
に5時間浸漬した。取り出したフィルムをメチルエチル
ケトンで濯いだ後、60℃で2時間乾燥し、重量(b)
を測定した。ゲル分率は下記式に従った。 ゲル分率(%)=(a−b)/(a−c)×100 c:フィルムのみの重量 なお、塗膜がフィルムから剥がれた場合には、150メ
ッシュの金網でメチルエチルケトンを濾過し、金網上の
剥がれた塗膜の重量(乾燥重量)を計算の際に加えた。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の生分解性ポリエステル接着剤
は、生分解性フィルム、生分解性不織布、紙、皮革等の
多孔質や粗表面素材に対してのラミネーションに好適で
あり、接着強度が高く、生分解性の高い積層体を与える
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA02 AB01 AC02 AD03 AE02 AE03 AE13 BA03 BA05 BA08 BF09 EA01 EA02 EA03 EA05 EG09 FC02 FC03 FC04 FC08 JE182 KE05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸残基が55〜95モル%、カプロラ
    クトン残基が5〜45モル%含有され、乳酸残基のう
    ち、L−乳酸とD−乳酸のモル比(L/D)が1〜9で
    あり、かつ水酸基濃度が70〜500当量/106gで
    あることを特徴とする生分解性ポリエステル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の生分解性ポリエステルで
    あって、さらにポリグリセリン残基が含有されているこ
    とを特徴とする生分解性ポリエステル。
JP2001236562A 2001-08-03 2001-08-03 生分解性ポリエステルを含有する生分解性接着剤 Expired - Fee Related JP4882180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236562A JP4882180B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 生分解性ポリエステルを含有する生分解性接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001236562A JP4882180B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 生分解性ポリエステルを含有する生分解性接着剤

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003048963A true JP2003048963A (ja) 2003-02-21
JP2003048963A5 JP2003048963A5 (ja) 2008-09-11
JP4882180B2 JP4882180B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=19067805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236562A Expired - Fee Related JP4882180B2 (ja) 2001-08-03 2001-08-03 生分解性ポリエステルを含有する生分解性接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4882180B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320471A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Toyobo Co Ltd ポリ乳酸樹脂組成物及びそれを用いた成形品
JP2008222768A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Univ Kansai 分岐型生分解性ポリエステル及びその製造方法
JP2010083942A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Pentel Corp 塗膜及び、その塗膜を形成した塗装物
EP3034534A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-22 PURAC Biochem BV Substrates coated or bonded with a composition comprising a polyurethane

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320471A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Toyobo Co Ltd ポリ乳酸樹脂組成物及びそれを用いた成形品
JP4596125B2 (ja) * 2004-05-11 2010-12-08 東洋紡績株式会社 ポリ乳酸樹脂組成物及びそれを用いた成形品
JP2008222768A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Univ Kansai 分岐型生分解性ポリエステル及びその製造方法
JP2010083942A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Pentel Corp 塗膜及び、その塗膜を形成した塗装物
EP3034534A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-22 PURAC Biochem BV Substrates coated or bonded with a composition comprising a polyurethane
WO2016097005A1 (en) 2014-12-17 2016-06-23 Purac Biochem Bv Substrates coated or bonded with a composition comprising a polyurethane

Also Published As

Publication number Publication date
JP4882180B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1491523B1 (en) Ester compound, plasticizer for biodegradable aliphatic polyester resin, and biodegradable resin composition
EP1090958B1 (en) Biodegradable polyester resin composition and its use
US20120208955A1 (en) Double-sided pressure-sensitive adhesive sheet
RU2343167C2 (ru) Влагоотверждающиеся плавкие клеи, способ их изготовления и их применение
US20120208017A1 (en) Pressure-sensitive adhesive tape for masking
JPH05287043A (ja) ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル
US8642717B2 (en) Aliphatic polyester resin and a process for producing it
JP2013075972A (ja) ポリエステル−ポリカルボジイミド共重合体樹脂組成物
JP2013032424A (ja) 共重合ポリエステル樹脂およびこれを用いた塗料および接着剤
JP4882180B2 (ja) 生分解性ポリエステルを含有する生分解性接着剤
JP4904644B2 (ja) 生分解性ポリエステル
JP4585152B2 (ja) 生分解性積層体
JPH0629396B2 (ja) ポリエステル系接着剤
JP2013181159A (ja) バイオマスプラスチック塗料
JP2002348366A (ja) 生分解性ポリエステルの製造方法
JP3392475B2 (ja) 高分子量ポリエステルの製造方法
JPH11181046A (ja) 熱硬化型生分解性樹脂組成物の製造方法
JP6955768B2 (ja) 接着剤組成物
JP4940518B2 (ja) 無機蒸着膜用生分解性樹脂アンカー剤
JP4892801B2 (ja) 透明無機蒸着膜層を有する生分解性フィルム積層体および袋状物
JP4102561B2 (ja) オーバープリントニス組成物
JP4934911B2 (ja) 生分解性ポリエステルおよび塗膜
JP2004223786A (ja) 生分解性印刷インキ用アンカー剤及び生分解性積層体
CN113754870A (zh) 一种聚酯类生物可降解诱虫胶及其制备方法
JP3032983B2 (ja) ポリウレタン組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080730

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees