JP2003035363A - シリンダヘッドガスケット - Google Patents
シリンダヘッドガスケットInfo
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- JP2003035363A JP2003035363A JP2001221710A JP2001221710A JP2003035363A JP 2003035363 A JP2003035363 A JP 2003035363A JP 2001221710 A JP2001221710 A JP 2001221710A JP 2001221710 A JP2001221710 A JP 2001221710A JP 2003035363 A JP2003035363 A JP 2003035363A
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- Japan
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- bead
- outer peripheral
- height
- cylinder head
- fluid hole
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F11/00—Arrangements of sealings in combustion engines
- F02F11/002—Arrangements of sealings in combustion engines involving cylinder heads
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- F16J15/0818—Flat gaskets
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボルトによるヘッドブロックの締付け時に、
シリンダヘッドガスケットの外周ビードのほぼ均一で最
適な荷重分担を実現するとともに、流体孔のシールビー
ド及び外周ビードの面圧の最適化を図る。 【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1を構成する
金属板3の外周ビード17の高さh1を、全体的または
部分的に流体孔15用のシールビード19の高さh2よ
りも低く形成する。低く形成した部分の外周ビード17
の高さh1を、流体孔15用のシールビード19の高さ
h2の1/3ないし2/3とする。
シリンダヘッドガスケットの外周ビードのほぼ均一で最
適な荷重分担を実現するとともに、流体孔のシールビー
ド及び外周ビードの面圧の最適化を図る。 【解決手段】 シリンダヘッドガスケット1を構成する
金属板3の外周ビード17の高さh1を、全体的または
部分的に流体孔15用のシールビード19の高さh2よ
りも低く形成する。低く形成した部分の外周ビード17
の高さh1を、流体孔15用のシールビード19の高さ
h2の1/3ないし2/3とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周ビードや水油
孔のシールビードにおける面圧を最適化するようにした
シリンダヘッドガスケットに関するものである。
孔のシールビードにおける面圧を最適化するようにした
シリンダヘッドガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】単一または複数の金属板の積層により形
成されるシリンダヘッドガスケットでは、シリンダのヘ
ッドブロックの外周に対応する位置に、外周ビードが設
けられる。この外周ビードは、シリンダのヘッドブロッ
クをシリンダブロックに対してボルトで締め付ける際の
該ヘッドブロックの外周の撓みを抑制し、あるいは、該
締め付けのためのボルトの緩みを抑制し、更には、周囲
にシールビードを個別的に設けた水孔や油孔等の流体孔
の2次的シールなどの目的で設置されるものである。
成されるシリンダヘッドガスケットでは、シリンダのヘ
ッドブロックの外周に対応する位置に、外周ビードが設
けられる。この外周ビードは、シリンダのヘッドブロッ
クをシリンダブロックに対してボルトで締め付ける際の
該ヘッドブロックの外周の撓みを抑制し、あるいは、該
締め付けのためのボルトの緩みを抑制し、更には、周囲
にシールビードを個別的に設けた水孔や油孔等の流体孔
の2次的シールなどの目的で設置されるものである。
【0003】しかしながら、シリンダの軽量化が進行す
るに伴い、ガスケットの周囲全体に流体孔周囲のシール
ビードと同様の高さや幅を有する外周ビードを設ける
と、ヘッドブロックをシリンダブロックに対してボルト
により適切な締付け力で締め付けたときに、ヘッドブロ
ックの外周に撓みが生じる可能性が生じている。
るに伴い、ガスケットの周囲全体に流体孔周囲のシール
ビードと同様の高さや幅を有する外周ビードを設ける
と、ヘッドブロックをシリンダブロックに対してボルト
により適切な締付け力で締め付けたときに、ヘッドブロ
ックの外周に撓みが生じる可能性が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するためになされたもので、その技術的課題
は、ボルトによるヘッドブロックの締付け時に、シリン
ダヘッドガスケットの外周ビードのほぼ均一で最適な荷
重分担を実現することにある。本発明の他の技術的課題
は、流体孔のシールビード及び外周ビードの面圧の最適
化を図ることにある。
問題を解決するためになされたもので、その技術的課題
は、ボルトによるヘッドブロックの締付け時に、シリン
ダヘッドガスケットの外周ビードのほぼ均一で最適な荷
重分担を実現することにある。本発明の他の技術的課題
は、流体孔のシールビード及び外周ビードの面圧の最適
化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のシリンダヘッドガスケットは、ガスケットを
構成する金属板における外周ビードの高さを、全体的ま
たは部分的に流体孔用のシールビードの高さよりも低く
形成したことを特徴とするものである。本発明の好まし
い実施形態においては、上記シリンダヘッドガスケット
における低く形成した部分の外周ビードの高さを、流体
孔用のシールビードの高さの1/3ないし2/3の範囲
に形成される。また、本発明のシリンダヘッドガスケッ
トは、ガスケットを構成する金属板における外周ビード
の幅を、全体的または部分的に流体孔用のシールビード
の幅よりも大きく形成することができる。
の本発明のシリンダヘッドガスケットは、ガスケットを
構成する金属板における外周ビードの高さを、全体的ま
たは部分的に流体孔用のシールビードの高さよりも低く
形成したことを特徴とするものである。本発明の好まし
い実施形態においては、上記シリンダヘッドガスケット
における低く形成した部分の外周ビードの高さを、流体
孔用のシールビードの高さの1/3ないし2/3の範囲
に形成される。また、本発明のシリンダヘッドガスケッ
トは、ガスケットを構成する金属板における外周ビード
の幅を、全体的または部分的に流体孔用のシールビード
の幅よりも大きく形成することができる。
【0006】上記構成を有するシリンダヘッドガスケッ
トは、その製造時において、外周ビードの高さを流体孔
シールビードの高さよりも小さく、望ましくは流体圧シ
ールビードの高さの概ね1/2に設定し、あるいは、上
記外周ビードの幅を、全体的または部分的に流体孔用の
シールビードの幅よりも大きく形成しておき、ボルトの
締付け時に、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間
で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮し、あるいは、シリ
ンダヘッドに許容範囲内での撓みを発生させた状態にお
いて両ビードを圧縮することにより、流体孔のシールビ
ードと外周ビードの圧縮時における最適な荷重分担を実
現し、また、外周ビードにほぼ均一あるいは適切な面圧
を得ることができる。
トは、その製造時において、外周ビードの高さを流体孔
シールビードの高さよりも小さく、望ましくは流体圧シ
ールビードの高さの概ね1/2に設定し、あるいは、上
記外周ビードの幅を、全体的または部分的に流体孔用の
シールビードの幅よりも大きく形成しておき、ボルトの
締付け時に、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間
で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮し、あるいは、シリ
ンダヘッドに許容範囲内での撓みを発生させた状態にお
いて両ビードを圧縮することにより、流体孔のシールビ
ードと外周ビードの圧縮時における最適な荷重分担を実
現し、また、外周ビードにほぼ均一あるいは適切な面圧
を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
を、図面に基づいて詳細に説明するに、図1及び図2
は、本発明のシリンダヘッドガスケットの一実施例を示
している。このシリンダヘットガスケット1は、内燃機
関のシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介装す
るためのもので、単一の金属板3で構成されており、該
ガスケット1には、図1及び図2に示すように、シリン
ダブロックの燃焼室に対応する燃焼室孔11、並びに該
孔11の周辺に分散して、締付ボルトで締め付けるため
の必要数のボルト孔13及び必要数の水孔及び油孔等の
流体孔15が設けられている。
を、図面に基づいて詳細に説明するに、図1及び図2
は、本発明のシリンダヘッドガスケットの一実施例を示
している。このシリンダヘットガスケット1は、内燃機
関のシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介装す
るためのもので、単一の金属板3で構成されており、該
ガスケット1には、図1及び図2に示すように、シリン
ダブロックの燃焼室に対応する燃焼室孔11、並びに該
孔11の周辺に分散して、締付ボルトで締め付けるため
の必要数のボルト孔13及び必要数の水孔及び油孔等の
流体孔15が設けられている。
【0008】そして、上記金属板3におけるシリンダの
ヘッドブロック(図示省略)の外周に対応する位置に、
フルビードからなる外周ビード17を設けるとともに、
水孔や油孔等の流体孔15の周囲には、個別的にフルビ
ードからなるシールビード19を設けている。上記外周
ビード17は、シリンダのヘッドブロックをシリンダブ
ロック(図示省略)に対してボルトで締め付ける際の該
ヘッドブロックの外周の撓みを抑制し、あるいは、該締
め付けのためのボルトの緩みを抑制し、更には、上記流
体孔15の2次的シールなどに有効なものである。
ヘッドブロック(図示省略)の外周に対応する位置に、
フルビードからなる外周ビード17を設けるとともに、
水孔や油孔等の流体孔15の周囲には、個別的にフルビ
ードからなるシールビード19を設けている。上記外周
ビード17は、シリンダのヘッドブロックをシリンダブ
ロック(図示省略)に対してボルトで締め付ける際の該
ヘッドブロックの外周の撓みを抑制し、あるいは、該締
め付けのためのボルトの緩みを抑制し、更には、上記流
体孔15の2次的シールなどに有効なものである。
【0009】上記外周ビード17は、図2に明確に示す
ように、その高さh1を流体孔15用のシールビード1
9の高さh2の約1/2に設定しており、それにより、
ヘッドブロックの締付け時に上記流体孔15のシールビ
ード19と外周ビード17の圧縮状態における最適な荷
重分担を実現可能とし、また、上記外周ビード17にほ
ぼ均一あるいは適切な面圧を得ることができるようにし
ている。なお、上記外周ビード17の高さh1は、上記
水孔及び油孔のシールビード19の高さh2の1/3な
いし2/3に設定することができ、更に望ましくは、上
記高さの2/5ないし3/5に設定するのが実験的また
は経験的に有効である。ここで、上述した第1実施例に
おいては、上記外周ビード17及びシールビード19を
フルビードで構成した場合について記載したが、それに
限定されず、図3に示す第2実施例のように、外周ビー
ド17及びシールビード19をハーフビードで構成する
ことができる。
ように、その高さh1を流体孔15用のシールビード1
9の高さh2の約1/2に設定しており、それにより、
ヘッドブロックの締付け時に上記流体孔15のシールビ
ード19と外周ビード17の圧縮状態における最適な荷
重分担を実現可能とし、また、上記外周ビード17にほ
ぼ均一あるいは適切な面圧を得ることができるようにし
ている。なお、上記外周ビード17の高さh1は、上記
水孔及び油孔のシールビード19の高さh2の1/3な
いし2/3に設定することができ、更に望ましくは、上
記高さの2/5ないし3/5に設定するのが実験的また
は経験的に有効である。ここで、上述した第1実施例に
おいては、上記外周ビード17及びシールビード19を
フルビードで構成した場合について記載したが、それに
限定されず、図3に示す第2実施例のように、外周ビー
ド17及びシールビード19をハーフビードで構成する
ことができる。
【0010】上記外周ビード17の高さh1をシールビ
ード19の高さh2よりも小さくするのは、締付け時に
おける外周ビード17の面圧を低下させることになる
が、この面圧の低下は、図4に示す第3実施例のよう
に、フルビードからなる外周ビード27のビード幅w1
を流体孔25用のシールビード29の幅w2より小さく
することによっても実現でき、その場合、外周ビード2
7の幅w1を、全体的に流体孔25用のシールビード2
9の幅w2よりも1.5〜2倍程度に大きく形成するの
が適切である。すなわち、ボルトの締付け時に、シリン
ダブロックとシリンダヘッドとの間で上記両ビード1
7,19は必然的にほぼ一定の高さに圧縮されるため、
元のビード高さが低いほど、またビード幅が大きいほ
ど、そのビード部分の面圧は小さくなる。なお、外周ビ
ード17,27の高さまたは幅を部分的に低くあるいは
広くする場合に、その部分は少なくともビード全体の5
0%程度あるのが有効である。
ード19の高さh2よりも小さくするのは、締付け時に
おける外周ビード17の面圧を低下させることになる
が、この面圧の低下は、図4に示す第3実施例のよう
に、フルビードからなる外周ビード27のビード幅w1
を流体孔25用のシールビード29の幅w2より小さく
することによっても実現でき、その場合、外周ビード2
7の幅w1を、全体的に流体孔25用のシールビード2
9の幅w2よりも1.5〜2倍程度に大きく形成するの
が適切である。すなわち、ボルトの締付け時に、シリン
ダブロックとシリンダヘッドとの間で上記両ビード1
7,19は必然的にほぼ一定の高さに圧縮されるため、
元のビード高さが低いほど、またビード幅が大きいほ
ど、そのビード部分の面圧は小さくなる。なお、外周ビ
ード17,27の高さまたは幅を部分的に低くあるいは
広くする場合に、その部分は少なくともビード全体の5
0%程度あるのが有効である。
【0011】上記構成を有するシリンダヘッドガスケッ
ト1は、その製造時において、外周ビード17の高さh
1を流体孔15のシールビード19の高さh2よりも小
さく、望ましくは流体孔15のシールビード19の高さ
h2の概ね1/2に設定し、あるいは、上記外周ビード
27の幅w1を、全体的または部分的に流体孔25用の
シールビード29の幅w2よりも大きく形成しておき、
ボルトの締付け時に、シリンダブロックとシリンダヘッ
ドとの間で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮し、あるい
は、シリンダヘッドに許容範囲内での撓みを発生させた
状態において両ビードを圧縮することにより、流体孔1
5,25のシールビード19,29と外周ビード17,
27の圧縮量の最適な荷重分担を実現し、また、外周ビ
ード17にほぼ均一あるいは適切な面圧を得ることがで
きる。
ト1は、その製造時において、外周ビード17の高さh
1を流体孔15のシールビード19の高さh2よりも小
さく、望ましくは流体孔15のシールビード19の高さ
h2の概ね1/2に設定し、あるいは、上記外周ビード
27の幅w1を、全体的または部分的に流体孔25用の
シールビード29の幅w2よりも大きく形成しておき、
ボルトの締付け時に、シリンダブロックとシリンダヘッ
ドとの間で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮し、あるい
は、シリンダヘッドに許容範囲内での撓みを発生させた
状態において両ビードを圧縮することにより、流体孔1
5,25のシールビード19,29と外周ビード17,
27の圧縮量の最適な荷重分担を実現し、また、外周ビ
ード17にほぼ均一あるいは適切な面圧を得ることがで
きる。
【0012】なお、本発明は、上述したように、上記ガ
スケット1は単一の金属板3で形成したものに限らず、
複数の金属板を積層することにより形成したものにも適
用することができるが、その場合、上記外周ビード17
と水孔及び油孔用のシールビード19は必ずしも同じ金
属板に設ける必要はない。また、燃焼室孔11のシール
ビード21は、上記外周ビード17及び流体孔15用の
シールビード19とは別に設けるのが適切である。すな
わち、上記燃焼室孔11のシールビード21と、流体孔
15のシールビード19及び外周ビード17の圧縮時に
おける荷重分担は最適に設定し、流体孔17のシールビ
ード19及び外周ビード17の荷重分担を上述したとこ
ろに従って設定するのが適切である。
スケット1は単一の金属板3で形成したものに限らず、
複数の金属板を積層することにより形成したものにも適
用することができるが、その場合、上記外周ビード17
と水孔及び油孔用のシールビード19は必ずしも同じ金
属板に設ける必要はない。また、燃焼室孔11のシール
ビード21は、上記外周ビード17及び流体孔15用の
シールビード19とは別に設けるのが適切である。すな
わち、上記燃焼室孔11のシールビード21と、流体孔
15のシールビード19及び外周ビード17の圧縮時に
おける荷重分担は最適に設定し、流体孔17のシールビ
ード19及び外周ビード17の荷重分担を上述したとこ
ろに従って設定するのが適切である。
【0013】
【発明の効果】以上に詳述した本発明のシリンダヘッド
ガスケットによれば、その製造時において、外周ビード
の高さを流体孔シールビードの高さよりも小さく、望ま
しくは流体圧シールビードの高さの概ね1/2に設定
し、あるいは、上記外周ビードの幅を、全体的または部
分的に流体孔用のシールビードの幅よりも大きく形成し
ておき、ボルトの締付け時に、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの間で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮
し、あるいは、シリンダヘッドに許容範囲内での撓みを
発生させた状態において両ビードを圧縮することによ
り、流体孔のシールビードと外周ビードの圧縮時におけ
る最適な荷重分担を実現し、また、外周ビードにほぼ均
一あるいは適切な面圧を得ることができる。
ガスケットによれば、その製造時において、外周ビード
の高さを流体孔シールビードの高さよりも小さく、望ま
しくは流体圧シールビードの高さの概ね1/2に設定
し、あるいは、上記外周ビードの幅を、全体的または部
分的に流体孔用のシールビードの幅よりも大きく形成し
ておき、ボルトの締付け時に、シリンダブロックとシリ
ンダヘッドとの間で両ビードをほぼ一定の高さに圧縮
し、あるいは、シリンダヘッドに許容範囲内での撓みを
発生させた状態において両ビードを圧縮することによ
り、流体孔のシールビードと外周ビードの圧縮時におけ
る最適な荷重分担を実現し、また、外周ビードにほぼ均
一あるいは適切な面圧を得ることができる。
【図1】本発明の実施例の部分破断平面図である。
【図2】図1のX−X線における断面図(第1実施例)
である。
である。
【図3】第2実施例の図2と同様な位置での断面図であ
る。
る。
【図4】第3実施例の図2と同様な位置での断面図であ
る。
る。
1 ガスケット
3 金属板
15,25 流体孔
17,27 外周ビード
19,21,29 シールビード
h1,h2 ビードの高さ
w1,w2 ビードの幅
Claims (3)
- 【請求項1】ガスケットを構成する金属板における外周
ビードの高さを、全体的または部分的に流体孔用のシー
ルビードの高さよりも低く形成した、ことを特徴とする
シリンダヘッドガスケット。 - 【請求項2】低く形成した部分の外周ビードの高さを、
流体孔用のシールビードの高さの1/3ないし2/3と
した、 ことを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッドガス
ケット。 - 【請求項3】ガスケットを構成する金属板における外周
ビードの幅を、全体的または部分的に流体孔用のシール
ビードの幅よりも大きく形成した、ことを特徴とするシ
リンダヘッドガスケット。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221710A JP2003035363A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | シリンダヘッドガスケット |
EP02015596A EP1279871B1 (en) | 2001-07-23 | 2002-07-15 | Cylinder head gasket with peripheral bead |
DE60204997T DE60204997T2 (de) | 2001-07-23 | 2002-07-15 | Zylinderkopfdichtung mit Umfangwulst |
KR1020020041921A KR20030011547A (ko) | 2001-07-23 | 2002-07-18 | 실린더 헤드 개스킷 |
US10/199,048 US6705619B2 (en) | 2001-07-23 | 2002-07-22 | Cylinder head gasket with peripheral bead |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221710A JP2003035363A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | シリンダヘッドガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003035363A true JP2003035363A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19055339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221710A Pending JP2003035363A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | シリンダヘッドガスケット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6705619B2 (ja) |
EP (1) | EP1279871B1 (ja) |
JP (1) | JP2003035363A (ja) |
KR (1) | KR20030011547A (ja) |
DE (1) | DE60204997T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005337505A (ja) * | 2004-05-29 | 2005-12-08 | Elringklinger Ag | シリンダヘッド・ガスケット |
JP2006170442A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Carl Freudenberg Kg | 制限領域を有するパッキン |
CN102121432A (zh) * | 2010-01-07 | 2011-07-13 | 株式会社丰田自动织机 | 用于气缸盖的垫片 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6742358B2 (en) * | 2001-06-08 | 2004-06-01 | Elkcorp | Natural gas liquefaction |
JP4571934B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2010-10-27 | オートロフ・エンジニアーズ・リミテッド | 炭化水素ガス処理 |
DE10310014B4 (de) * | 2003-02-28 | 2009-09-10 | Reinz-Dichtungs-Gmbh | Zylinderkopf-Flachdichtung |
DE10310124B4 (de) * | 2003-03-07 | 2009-09-10 | Continental Automotive Gmbh | Flachdichtung |
US7401790B2 (en) * | 2005-01-11 | 2008-07-22 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Metal gasket with rigid seal |
US8128099B2 (en) * | 2005-11-14 | 2012-03-06 | Dana Automotive Systems Group, Llc | Gasket |
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