JP2002334559A - 情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法 - Google Patents
情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法Info
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- JP2002334559A JP2002334559A JP2001141212A JP2001141212A JP2002334559A JP 2002334559 A JP2002334559 A JP 2002334559A JP 2001141212 A JP2001141212 A JP 2001141212A JP 2001141212 A JP2001141212 A JP 2001141212A JP 2002334559 A JP2002334559 A JP 2002334559A
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- Japan
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- recording medium
- music content
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- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体にコピーされた音楽コンテンツのコ
ピー元の記録媒体名を表示する情報管理装置を提供する
こと。 【解決手段】 音楽コンテンツをコピーする際に、コピ
ー先の記録媒体の固有情報と、前記音楽コンテンツの固
有情報と、コピー元の記録媒体名との対の情報を情報管
理装置に備えられているメモリ部に記録し、さらに、前
記音楽コンテンツの固有情報をコピー先の記録媒体に記
録しておき、その後、コピー先の記録媒体が前記情報管
理装置に接続されると、前記コピー先の記録媒体の固有
情報とコピーされた音楽コンテンツの固有情報とを読み
出し、前記情報管理装置のメモリ部から、前記読み出さ
れた記録媒体の固有情報と音楽コンテンツの固有情報と
対として記録されているコピー元の記録媒体名を読み出
し、前記読み出された記録媒体名を前記コピーされた音
楽コンテンツのコピー元の記録媒体として表示する。
ピー元の記録媒体名を表示する情報管理装置を提供する
こと。 【解決手段】 音楽コンテンツをコピーする際に、コピ
ー先の記録媒体の固有情報と、前記音楽コンテンツの固
有情報と、コピー元の記録媒体名との対の情報を情報管
理装置に備えられているメモリ部に記録し、さらに、前
記音楽コンテンツの固有情報をコピー先の記録媒体に記
録しておき、その後、コピー先の記録媒体が前記情報管
理装置に接続されると、前記コピー先の記録媒体の固有
情報とコピーされた音楽コンテンツの固有情報とを読み
出し、前記情報管理装置のメモリ部から、前記読み出さ
れた記録媒体の固有情報と音楽コンテンツの固有情報と
対として記録されているコピー元の記録媒体名を読み出
し、前記読み出された記録媒体名を前記コピーされた音
楽コンテンツのコピー元の記録媒体として表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体、情
報管理装置及び著作権保護方法に関し、特に、暗号化さ
れた情報を扱う記録媒体及び管理装置に適用されて有効
なものである。
報管理装置及び著作権保護方法に関し、特に、暗号化さ
れた情報を扱う記録媒体及び管理装置に適用されて有効
なものである。
【0002】
【従来の技術】近年の光ディスク技術の進歩によって、
DVD−RAM(Digital Versatile
Disc Random Access Memor
y)のような大容量を有する書き換え可能な記録媒体が
開発されている。DVD−RAMは、4.7GBの記録
容量を有しており、100曲以上、場合によっては10
00曲以上の音楽コンテンツを記録することが可能であ
る。
DVD−RAM(Digital Versatile
Disc Random Access Memor
y)のような大容量を有する書き換え可能な記録媒体が
開発されている。DVD−RAMは、4.7GBの記録
容量を有しており、100曲以上、場合によっては10
00曲以上の音楽コンテンツを記録することが可能であ
る。
【0003】また、インターネット技術の普及により、
PC(Personal Computer)等を用い
て、ホームページ上から好みの音楽コンテンツをダウン
ロードにより入手し、クレジットカードなどの決済手段
を通じて支払いを行う、いわゆるEC(Electro
nic Commerce:電子商取引)による音楽流
通が広がりつつある。このようなインターネットを通じ
た音楽流通(以下、電子音楽配信と称する)とDVD−
RAMとを組み合わせて、ユーザが大量の音楽コンテン
ツを1つの記録媒体に簡単に記録することができる環境
が整ってきている。
PC(Personal Computer)等を用い
て、ホームページ上から好みの音楽コンテンツをダウン
ロードにより入手し、クレジットカードなどの決済手段
を通じて支払いを行う、いわゆるEC(Electro
nic Commerce:電子商取引)による音楽流
通が広がりつつある。このようなインターネットを通じ
た音楽流通(以下、電子音楽配信と称する)とDVD−
RAMとを組み合わせて、ユーザが大量の音楽コンテン
ツを1つの記録媒体に簡単に記録することができる環境
が整ってきている。
【0004】また、SDカード等のような半導体記録媒
体と音楽再生装置を組み合わせた、携帯音楽再生装置も
普及してきている。このため、音楽サーバとしてDVD
−RAMに大量の音楽コンテンツを記録し、DVD−R
AMに記録された多くの音楽コンテンツの中から聴きた
い音楽コンテンツだけを選択して携帯音楽再生装置の記
録媒体に記録し、外出先で携帯音楽再生装置を用いて前
記音楽コンテンツを聴くといった音楽の楽しみ方が確立
されつつある。
体と音楽再生装置を組み合わせた、携帯音楽再生装置も
普及してきている。このため、音楽サーバとしてDVD
−RAMに大量の音楽コンテンツを記録し、DVD−R
AMに記録された多くの音楽コンテンツの中から聴きた
い音楽コンテンツだけを選択して携帯音楽再生装置の記
録媒体に記録し、外出先で携帯音楽再生装置を用いて前
記音楽コンテンツを聴くといった音楽の楽しみ方が確立
されつつある。
【0005】一方、電子音楽配信が普及する中、インタ
ーネット上で著作権を侵害した音楽コンテンツの違法配
信が問題になっている。このような違法配信および不正
コピーを防ぐために、SDMI(Secure Dig
ital Music Initiative)と呼ば
れる組織が設立され、音楽コンテンツの取り扱いに関す
る規則(SDMI Portable Device
Specification Part1 Versi
on1.0)が定められている。
ーネット上で著作権を侵害した音楽コンテンツの違法配
信が問題になっている。このような違法配信および不正
コピーを防ぐために、SDMI(Secure Dig
ital Music Initiative)と呼ば
れる組織が設立され、音楽コンテンツの取り扱いに関す
る規則(SDMI Portable Device
Specification Part1 Versi
on1.0)が定められている。
【0006】SDMIの規則では、音楽コンテンツの利
用ルールとして、「移動」と「チェックアウト」、「チ
ェックイン」などが定義されている。「移動」とは、S
DMIで保護されている音楽コンテンツが移動先へコピ
ーされると同時に、元の音楽コンテンツが永続的に利用
不可能にされる過程を意味する。例えば、図7のA)の
場合、記録媒体72の曲71を記録媒体73に移動する
と、記録媒体72の曲71は再生できなくなる。また、
チェックアウトとは、SDMIで保護された音楽コンテ
ンツを、SDMIに準拠した環境の他の一つの場所へコ
ピーし、コピー可能な回数を1減らす過程を意味する。
図7のB)の場合、記録媒体72の曲71を記録媒体7
3にチェックアウトすると、記録媒体72の曲71のコ
ピー可能な回数は1減ることになる。
用ルールとして、「移動」と「チェックアウト」、「チ
ェックイン」などが定義されている。「移動」とは、S
DMIで保護されている音楽コンテンツが移動先へコピ
ーされると同時に、元の音楽コンテンツが永続的に利用
不可能にされる過程を意味する。例えば、図7のA)の
場合、記録媒体72の曲71を記録媒体73に移動する
と、記録媒体72の曲71は再生できなくなる。また、
チェックアウトとは、SDMIで保護された音楽コンテ
ンツを、SDMIに準拠した環境の他の一つの場所へコ
ピーし、コピー可能な回数を1減らす過程を意味する。
図7のB)の場合、記録媒体72の曲71を記録媒体7
3にチェックアウトすると、記録媒体72の曲71のコ
ピー可能な回数は1減ることになる。
【0007】また、チェックインとは、SDMIで保護
された音楽コンテンツをSDMIに準拠した環境の元の
場所へ戻して、コピー可能な回数を1増やし、チェック
アウトされたコピーは利用不可能にされる過程を意味す
る。図7のC)の場合、記録媒体73にチェックアウト
されていた曲71を、チェックアウト元の記録媒体72
にチェックインすると、記録媒体72の曲71のコピー
可能な回数が1増えて、記録媒体73に記録されている
曲71は再生できなくなる。配信側は、これらの利用ル
ールを配信する音楽コンテンツに課して、ユーザに不正
コピーや違法配信をされないようにし、音楽コンテンツ
を安全に配信することができるようになっている。
された音楽コンテンツをSDMIに準拠した環境の元の
場所へ戻して、コピー可能な回数を1増やし、チェック
アウトされたコピーは利用不可能にされる過程を意味す
る。図7のC)の場合、記録媒体73にチェックアウト
されていた曲71を、チェックアウト元の記録媒体72
にチェックインすると、記録媒体72の曲71のコピー
可能な回数が1増えて、記録媒体73に記録されている
曲71は再生できなくなる。配信側は、これらの利用ル
ールを配信する音楽コンテンツに課して、ユーザに不正
コピーや違法配信をされないようにし、音楽コンテンツ
を安全に配信することができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ユーザが、SDMIの
規則に基づいて配信された音楽コンテンツを管理する場
合、音楽サーバの記録媒体または音楽コンテンツの移動
元の記録媒体として複数のDVD−RAMを利用し、音
楽コンテンツのチェックアウト先の記録媒体または携帯
音楽再生装置で使用される記録媒体として半導体記録媒
体を利用することがある。この場合、複数の記録媒体か
らチェックアウトされた複数の音楽コンテンツが一つの
記録媒体に記録されると、前記チェックアウトされた音
楽コンテンツを元の記録媒体にチェックインする際に、
音楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体が異
なってしまう。このため、ユーザは、音楽コンテンツご
とにチェックアウト元の記録媒体を正しく記憶しておか
なければいけない。
規則に基づいて配信された音楽コンテンツを管理する場
合、音楽サーバの記録媒体または音楽コンテンツの移動
元の記録媒体として複数のDVD−RAMを利用し、音
楽コンテンツのチェックアウト先の記録媒体または携帯
音楽再生装置で使用される記録媒体として半導体記録媒
体を利用することがある。この場合、複数の記録媒体か
らチェックアウトされた複数の音楽コンテンツが一つの
記録媒体に記録されると、前記チェックアウトされた音
楽コンテンツを元の記録媒体にチェックインする際に、
音楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体が異
なってしまう。このため、ユーザは、音楽コンテンツご
とにチェックアウト元の記録媒体を正しく記憶しておか
なければいけない。
【0009】例えば、図8のように、記録媒体83の曲
81と記録媒体84の曲82を記録媒体85にチェック
アウトした後に、前記記録媒体85にチェックアウトさ
れた曲81、82をチェックインする場合、曲81は前
記記録媒体83へ、曲82は前記記録媒体84へチェッ
クインしなければいけない。この時、ユーザは、チェッ
クアウトされた音楽コンテンツごとにチェックアウト元
の記録媒体を記憶しておく必要があるため、音楽コンテ
ンツの管理が複雑になってしまうという問題が起こる。
81と記録媒体84の曲82を記録媒体85にチェック
アウトした後に、前記記録媒体85にチェックアウトさ
れた曲81、82をチェックインする場合、曲81は前
記記録媒体83へ、曲82は前記記録媒体84へチェッ
クインしなければいけない。この時、ユーザは、チェッ
クアウトされた音楽コンテンツごとにチェックアウト元
の記録媒体を記憶しておく必要があるため、音楽コンテ
ンツの管理が複雑になってしまうという問題が起こる。
【0010】また、SDMIの規則に基づいて、ユーザ
が音楽コンテンツをある記録媒体から別の記録媒体に移
動させると、著作権保護上、移動元の音楽コンテンツの
実データは消去されてしまう。このため、音楽コンテン
ツを媒体間で移動させるたびに、音楽コンテンツの情報
の欠落が生じてしまう。例えば、音楽コンテンツに静止
画が含まれている場合、静止画を記録できない記録媒体
に前記音楽コンテンツを移動してしまうと、移動先の記
録媒体には前記静止画が移動されないことがある。
が音楽コンテンツをある記録媒体から別の記録媒体に移
動させると、著作権保護上、移動元の音楽コンテンツの
実データは消去されてしまう。このため、音楽コンテン
ツを媒体間で移動させるたびに、音楽コンテンツの情報
の欠落が生じてしまう。例えば、音楽コンテンツに静止
画が含まれている場合、静止画を記録できない記録媒体
に前記音楽コンテンツを移動してしまうと、移動先の記
録媒体には前記静止画が移動されないことがある。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、その目的とするところは、チェックアウトされた音
楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体名を表
示する情報管理装置、または、チェックアウトされた音
楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体名を記
録する領域を備える情報記録媒体、また、移動に伴う音
楽コンテンツの情報欠落を回避するために、暗号化され
た音楽コンテンツを復号する鍵を操作して、前記音楽コ
ンテンツの移動を制御する著作権保護方法を提供するこ
とにある。
れ、その目的とするところは、チェックアウトされた音
楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体名を表
示する情報管理装置、または、チェックアウトされた音
楽コンテンツごとにチェックアウト元の記録媒体名を記
録する領域を備える情報記録媒体、また、移動に伴う音
楽コンテンツの情報欠落を回避するために、暗号化され
た音楽コンテンツを復号する鍵を操作して、前記音楽コ
ンテンツの移動を制御する著作権保護方法を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係わる情報管理装置は、コピー先の記録媒体が接続
されると、前記コピー先の記録媒体にコピーされた音楽
コンテンツのコピー元の記録媒体名を表示する。
明に係わる情報管理装置は、コピー先の記録媒体が接続
されると、前記コピー先の記録媒体にコピーされた音楽
コンテンツのコピー元の記録媒体名を表示する。
【0013】また、上記課題を解決する本発明に係わる
情報記録媒体は、音楽コンテンツの管理情報を記録する
領域に、コピーされた音楽コンテンツのコピー元の記録
媒体名を記録する。
情報記録媒体は、音楽コンテンツの管理情報を記録する
領域に、コピーされた音楽コンテンツのコピー元の記録
媒体名を記録する。
【0014】さらに、上記課題を解決する本発明に係わ
る著作権保護方法は、暗号化された音楽コンテンツを他
媒体に記録する際に、移動元の音楽コンテンツの実デー
タは削除せずに、移動元の記録媒体にある前記音楽コン
テンツの復号鍵を無効化または削除する。
る著作権保護方法は、暗号化された音楽コンテンツを他
媒体に記録する際に、移動元の音楽コンテンツの実デー
タは削除せずに、移動元の記録媒体にある前記音楽コン
テンツの復号鍵を無効化または削除する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面と共に詳細に
説明する。
説明する。
【0016】(実施の形態1)本発明に係る情報管理装
置の1実施の形態を以下に示す。図1は、情報管理装置
110と、携帯音楽再生装置等の記録媒体として使用さ
れる記録媒体160と、音楽サーバ等の記録媒体として
使用される記録媒体161とから構成される使用実施の
形態である。また、前記情報管理装置110は、記録媒
体を接続する記録媒体接続部120および121と、前
記記録媒体160に記録されている情報の読み出しや書
き込みを行う情報読取書込部130と、前記記録媒体1
61に記録されている情報の読み出しや書き込みを行う
情報読取書込部131と、メモリ部170と、制御部1
40と、ユーザとのインターフェイスを行う入出力部1
50とを備える。
置の1実施の形態を以下に示す。図1は、情報管理装置
110と、携帯音楽再生装置等の記録媒体として使用さ
れる記録媒体160と、音楽サーバ等の記録媒体として
使用される記録媒体161とから構成される使用実施の
形態である。また、前記情報管理装置110は、記録媒
体を接続する記録媒体接続部120および121と、前
記記録媒体160に記録されている情報の読み出しや書
き込みを行う情報読取書込部130と、前記記録媒体1
61に記録されている情報の読み出しや書き込みを行う
情報読取書込部131と、メモリ部170と、制御部1
40と、ユーザとのインターフェイスを行う入出力部1
50とを備える。
【0017】以下の説明では、 1.音楽コンテンツをチェックアウトする際の情報管理
装置110の動作。
装置110の動作。
【0018】2.チェックアウト先の記録媒体が情報管
理装置110に接続された場合の、チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名の表
示。について述べる。
理装置110に接続された場合の、チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名の表
示。について述べる。
【0019】最初に、記録媒体161に記録されている
音楽コンテンツを記録媒体160にチェックアウトする
際の、情報管理装置110の動作について説明する。ま
ず、チェックアウト先の記録媒体160から、前記記録
媒体160の固有情報を情報読取書込部130で読み出
す。なお、記録媒体の固有情報とは、例えば、記録媒体
の固有番号である。次に、チェックアウトされる音楽コ
ンテンツの固有情報を制御部140で生成する。なお、
音楽コンテンツの固有情報とは、例えば、曲の固有番号
やISRCコードである。さらに、前記生成されたチェ
ックアウトされる音楽コンテンツの固有情報を、前記チ
ェックアウト先の記録媒体160の秘匿領域に記録す
る。なお、秘匿領域とは、ユーザによってデータが不用
意に改ざんされない記録領域である。次に、チェックア
ウト元の記録媒体161の名称を、入出力部150から
ユーザに入力してもらい、前記チェックアウト先の記録
媒体160の固有情報と前記チェックアウトされる音楽
コンテンツの固有情報と前記入力されたチェックアウト
元の記録媒体の名称とを対にして前記メモリ部170に
記録する。
音楽コンテンツを記録媒体160にチェックアウトする
際の、情報管理装置110の動作について説明する。ま
ず、チェックアウト先の記録媒体160から、前記記録
媒体160の固有情報を情報読取書込部130で読み出
す。なお、記録媒体の固有情報とは、例えば、記録媒体
の固有番号である。次に、チェックアウトされる音楽コ
ンテンツの固有情報を制御部140で生成する。なお、
音楽コンテンツの固有情報とは、例えば、曲の固有番号
やISRCコードである。さらに、前記生成されたチェ
ックアウトされる音楽コンテンツの固有情報を、前記チ
ェックアウト先の記録媒体160の秘匿領域に記録す
る。なお、秘匿領域とは、ユーザによってデータが不用
意に改ざんされない記録領域である。次に、チェックア
ウト元の記録媒体161の名称を、入出力部150から
ユーザに入力してもらい、前記チェックアウト先の記録
媒体160の固有情報と前記チェックアウトされる音楽
コンテンツの固有情報と前記入力されたチェックアウト
元の記録媒体の名称とを対にして前記メモリ部170に
記録する。
【0020】以下に、メモリ部170に記録される対の
情報をまとめる。
情報をまとめる。
【0021】対の情報:(A、B、C) A:チェックアウト先の記録媒体の固有情報 B:チェックアウトされる音楽コンテンツの固有情報 C:ユーザに入力してもらうチェックアウト元の記録媒
体名 次に、チェックアウトされた音楽コンテンツが既に記録
されている記録媒体160を情報管理装置110に接続
した際に、前記チェックアウトされた音楽コンテンツの
チェックアウト元の記録媒体名が表示される場合につい
て説明する。まず、前記記録媒体160の固有情報を情
報読取書込部130で読み出す。さらに、前記記録媒体
160に記録されている情報のうち、前記チェックアウ
トされた各音楽コンテンツの固有情報を、前記記録媒体
160の秘匿領域から情報読取書込部130で読み出
す。次に、前記読み出された記録媒体160の固有情報
(A)とチェックアウトされた音楽コンテンツの固有情
報(B)と対となって記録されているユーザ指定の記録
媒体名(C)を、メモリ部170から読み出す。
体名 次に、チェックアウトされた音楽コンテンツが既に記録
されている記録媒体160を情報管理装置110に接続
した際に、前記チェックアウトされた音楽コンテンツの
チェックアウト元の記録媒体名が表示される場合につい
て説明する。まず、前記記録媒体160の固有情報を情
報読取書込部130で読み出す。さらに、前記記録媒体
160に記録されている情報のうち、前記チェックアウ
トされた各音楽コンテンツの固有情報を、前記記録媒体
160の秘匿領域から情報読取書込部130で読み出
す。次に、前記読み出された記録媒体160の固有情報
(A)とチェックアウトされた音楽コンテンツの固有情
報(B)と対となって記録されているユーザ指定の記録
媒体名(C)を、メモリ部170から読み出す。
【0022】この結果、例えば図2のように、チェック
アウトされた音楽コンテンツについて、前記読み取られ
たユーザ指定の記録媒体名(C)をチェックアウト元の
記録媒体として入出力部150に表示する。図2は、曲
名の欄に前記記録媒体160にチェックアウトされた曲
名が表示され、チェックアウト元の記録媒体名の欄に
は、左記曲のチェックアウト元の記録媒体名としてメモ
リ部170で検索されたユーザ指定の記録媒体名(C)
が表示されており、曲21、22は記録媒体Aへ、曲2
3、24は、それぞれ記録媒体C、Bへのチェックイン
が可能であることを示している。
アウトされた音楽コンテンツについて、前記読み取られ
たユーザ指定の記録媒体名(C)をチェックアウト元の
記録媒体として入出力部150に表示する。図2は、曲
名の欄に前記記録媒体160にチェックアウトされた曲
名が表示され、チェックアウト元の記録媒体名の欄に
は、左記曲のチェックアウト元の記録媒体名としてメモ
リ部170で検索されたユーザ指定の記録媒体名(C)
が表示されており、曲21、22は記録媒体Aへ、曲2
3、24は、それぞれ記録媒体C、Bへのチェックイン
が可能であることを示している。
【0023】(実施の形態2)本発明に係わる情報記録
媒体の1実施の形態を以下に示す。図3に示すように、
本発明に係る情報記録媒体は、音楽コンテンツの記録フ
ァイルと前記音楽コンテンツの管理情報ファイルとを有
するファイル構造を備えている。さらに、前記管理情報
ファイルは、図4のように、各音楽コンテンツの管理情
報を記録するデータ構造を有しており、前記データ構造
は前記音楽コンテンツのコピー元の記録媒体名を記録す
る領域を備えている。上述のように、コピーされた音楽
コンテンツのコピー元の記録媒体名は、音楽コンテンツ
の管理情報ファイル中に記録されることになる。記録さ
れる記録媒体名は、例えば、ユーザから入力されるテキ
ストデータである。
媒体の1実施の形態を以下に示す。図3に示すように、
本発明に係る情報記録媒体は、音楽コンテンツの記録フ
ァイルと前記音楽コンテンツの管理情報ファイルとを有
するファイル構造を備えている。さらに、前記管理情報
ファイルは、図4のように、各音楽コンテンツの管理情
報を記録するデータ構造を有しており、前記データ構造
は前記音楽コンテンツのコピー元の記録媒体名を記録す
る領域を備えている。上述のように、コピーされた音楽
コンテンツのコピー元の記録媒体名は、音楽コンテンツ
の管理情報ファイル中に記録されることになる。記録さ
れる記録媒体名は、例えば、ユーザから入力されるテキ
ストデータである。
【0024】(実施の形態3)本発明に係る情報管理装
置の1実施の形態を以下に示す。図5は、情報管理装置
110と、携帯音楽再生装置等の記録媒体として使用さ
れる記録媒体160と、音楽サーバ等の記録媒体として
使用される記録媒体161とから構成される使用実施の
形態である。また、前記情報管理装置110は、記録媒
体を接続する記録媒体接続部120および121と、前
記記録媒体160に記録されている情報の読み出しや書
き込みを行う情報読取書込部130と、前記記録媒体1
61に記録されている情報の読み出しや書き込みを行う
情報読取書込部131と、制御部140と、ユーザとの
インターフェイスを行う入出力部150とを備える。
置の1実施の形態を以下に示す。図5は、情報管理装置
110と、携帯音楽再生装置等の記録媒体として使用さ
れる記録媒体160と、音楽サーバ等の記録媒体として
使用される記録媒体161とから構成される使用実施の
形態である。また、前記情報管理装置110は、記録媒
体を接続する記録媒体接続部120および121と、前
記記録媒体160に記録されている情報の読み出しや書
き込みを行う情報読取書込部130と、前記記録媒体1
61に記録されている情報の読み出しや書き込みを行う
情報読取書込部131と、制御部140と、ユーザとの
インターフェイスを行う入出力部150とを備える。
【0025】以下の説明では、1.コンテンツをチェッ
クアウトする際の情報管理装置110の動作。
クアウトする際の情報管理装置110の動作。
【0026】2.チェックアウト先の記録媒体が情報管
理装置110に接続された場合の、チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名の表
示について述べる。
理装置110に接続された場合の、チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名の表
示について述べる。
【0027】最初に、記録媒体161に記録されている
音楽コンテンツを記録媒体160にチェックアウトする
際の、情報管理装置110の動作にいて説明する。ま
ず、前記チェックアウト元の記録媒体161の名称を、
入出力部150からユーザに入力してもらう。さらに、
前記チェックアウト先の記録媒体160にある管理情報
の記録領域に、前記チェックアウトされる音楽コンテン
ツの管理情報として、前記ユーザから入力された記録媒
体名を情報読取書込部130によって記録する。
音楽コンテンツを記録媒体160にチェックアウトする
際の、情報管理装置110の動作にいて説明する。ま
ず、前記チェックアウト元の記録媒体161の名称を、
入出力部150からユーザに入力してもらう。さらに、
前記チェックアウト先の記録媒体160にある管理情報
の記録領域に、前記チェックアウトされる音楽コンテン
ツの管理情報として、前記ユーザから入力された記録媒
体名を情報読取書込部130によって記録する。
【0028】次に、チェックアウトされた音楽コンテン
ツが既に記録されている記録媒体160を情報管理装置
110に接続した際に、前記チェックアウトされた音楽
コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名が表示され
る場合について説明する。まず、前記記録媒体160に
記録されている情報のうち、管理情報の記録領域に記録
されているチェックアウトされた各音楽コンテンツのチ
ェックアウト元の記録媒体名を、情報読取書込部130
で読み出す。この結果、チェックアウトされた各音楽コ
ンテンツについて、前記読み出されたチェックアウト元
の記録媒体名を入出力部150に表示する。
ツが既に記録されている記録媒体160を情報管理装置
110に接続した際に、前記チェックアウトされた音楽
コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名が表示され
る場合について説明する。まず、前記記録媒体160に
記録されている情報のうち、管理情報の記録領域に記録
されているチェックアウトされた各音楽コンテンツのチ
ェックアウト元の記録媒体名を、情報読取書込部130
で読み出す。この結果、チェックアウトされた各音楽コ
ンテンツについて、前記読み出されたチェックアウト元
の記録媒体名を入出力部150に表示する。
【0029】(実施の形態4)本発明に係わる著作権保
護方法の実施の形態を以下に示す。インターネット等で
音楽コンテンツを配信する場合、ある利用ルールを前記
音楽コンテンツに課して配信する方法がある。例えば、
音楽コンテンツの移動回数を複数回、コピー回数を0回
許可するという利用ルールを課して配信すると仮定す
る。この時、前記音楽コンテンツを購入したユーザが、
本発明に係わる著作権保護方法を用いて前記音楽コンテ
ンツを他の記録媒体へ移動させた場合、移動元の記録媒
体に記録されている音楽コンテンツは再生されなくなる
が、前記音楽コンテンツの実データは削除されない。
護方法の実施の形態を以下に示す。インターネット等で
音楽コンテンツを配信する場合、ある利用ルールを前記
音楽コンテンツに課して配信する方法がある。例えば、
音楽コンテンツの移動回数を複数回、コピー回数を0回
許可するという利用ルールを課して配信すると仮定す
る。この時、前記音楽コンテンツを購入したユーザが、
本発明に係わる著作権保護方法を用いて前記音楽コンテ
ンツを他の記録媒体へ移動させた場合、移動元の記録媒
体に記録されている音楽コンテンツは再生されなくなる
が、前記音楽コンテンツの実データは削除されない。
【0030】例えば、図6のA)は、配信された曲61
が記録媒体62に記録され、さらに、前記曲61が記録
媒体63に移動される場合を示している。この時、前記
記録媒体63の曲61は再生されるが、前記記録媒体6
2の曲61は再生されない。しかしながら、曲61の実
データは前記記録媒体62に存在したままである。これ
は、各音楽コンテンツを暗号化し、前記音楽コンテンツ
を復号するための鍵を生成しておき、前記鍵の有無によ
って前記音楽コンテンツの再生を制御して実現される。
詳細を図6のB)に示す。この場合、記録媒体62の曲
61が記録媒体63に移動されると、前記記録媒体62
の曲61を復号する鍵を前記記録媒体63に記録して、
前記記録媒体62の曲61を復号する鍵を削除または無
効化する。このため、前記記録媒体63の曲61は再生
されるが、前記記録媒体62の曲61は復号する鍵が削
除または無効にされたために再生されなくなる。この結
果、音楽コンテンツを移動させる場合、移動先の記録媒
体に前記音楽コンテンツの実データが既に記録されてい
れば、前記音楽コンテンツの移動は復号する鍵の移動だ
けでよい。
が記録媒体62に記録され、さらに、前記曲61が記録
媒体63に移動される場合を示している。この時、前記
記録媒体63の曲61は再生されるが、前記記録媒体6
2の曲61は再生されない。しかしながら、曲61の実
データは前記記録媒体62に存在したままである。これ
は、各音楽コンテンツを暗号化し、前記音楽コンテンツ
を復号するための鍵を生成しておき、前記鍵の有無によ
って前記音楽コンテンツの再生を制御して実現される。
詳細を図6のB)に示す。この場合、記録媒体62の曲
61が記録媒体63に移動されると、前記記録媒体62
の曲61を復号する鍵を前記記録媒体63に記録して、
前記記録媒体62の曲61を復号する鍵を削除または無
効化する。このため、前記記録媒体63の曲61は再生
されるが、前記記録媒体62の曲61は復号する鍵が削
除または無効にされたために再生されなくなる。この結
果、音楽コンテンツを移動させる場合、移動先の記録媒
体に前記音楽コンテンツの実データが既に記録されてい
れば、前記音楽コンテンツの移動は復号する鍵の移動だ
けでよい。
【0031】また、利用ルールを課して音楽コンテンツ
を配信する際、前記音楽コンテンツの移動回数およびコ
ピー回数を複数回許可するという利用ルールを課して配
信することがある。この時、前記音楽コンテンツを購入
したユーザが、前記音楽コンテンツを他の記録媒体にチ
ェックアウトすることがある。この場合、本発明によれ
ば、暗号化された音楽コンテンツをチェックアウト先の
記録媒体に記録し、前記暗号化された音楽コンテンツを
復号する鍵も前記チェックアウト先の記録媒体に記録す
る。
を配信する際、前記音楽コンテンツの移動回数およびコ
ピー回数を複数回許可するという利用ルールを課して配
信することがある。この時、前記音楽コンテンツを購入
したユーザが、前記音楽コンテンツを他の記録媒体にチ
ェックアウトすることがある。この場合、本発明によれ
ば、暗号化された音楽コンテンツをチェックアウト先の
記録媒体に記録し、前記暗号化された音楽コンテンツを
復号する鍵も前記チェックアウト先の記録媒体に記録す
る。
【0032】その後、チェックアウト先の暗号化された
音楽コンテンツをチェックアウト元の記録媒体にチェッ
クインする場合には、前記チェックアウト先の暗号化さ
れた音楽コンテンツを復号する鍵を無効化または削除
し、前記チェックアウト先の暗号化された音楽コンテン
ツの実データは残しておく。この結果、チェックアウト
元の暗号化された音楽コンテンツを再び前記チェックア
ウト先の記録媒体にチェックアウトする際には、前記チ
ェックアウト元の暗号化された音楽コンテンツを復号す
る鍵を、前記チェックアウト先の記録媒体に記録するだ
けでよい。
音楽コンテンツをチェックアウト元の記録媒体にチェッ
クインする場合には、前記チェックアウト先の暗号化さ
れた音楽コンテンツを復号する鍵を無効化または削除
し、前記チェックアウト先の暗号化された音楽コンテン
ツの実データは残しておく。この結果、チェックアウト
元の暗号化された音楽コンテンツを再び前記チェックア
ウト先の記録媒体にチェックアウトする際には、前記チ
ェックアウト元の暗号化された音楽コンテンツを復号す
る鍵を、前記チェックアウト先の記録媒体に記録するだ
けでよい。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る情報管理装置によると、チ
ェックアウトされた音楽コンテンツを記録している情報
記録媒体が接続された場合に、前記チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名が表
示されるため、ユーザは、所有している複数の記録媒体
から容易にチェックアウト元の記録媒体を探し出すこと
ができる。
ェックアウトされた音楽コンテンツを記録している情報
記録媒体が接続された場合に、前記チェックアウトされ
た音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒体名が表
示されるため、ユーザは、所有している複数の記録媒体
から容易にチェックアウト元の記録媒体を探し出すこと
ができる。
【0034】また、本発明に係わる情報記録媒体による
と、チェックアウト元の記録媒体名は、音楽コンテンツ
の管理情報の記録領域に記録される。このため、情報管
理装置が前記管理情報を読み込んでメモリ上に記憶して
おけば、各音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒
体を容易に表示することができる。しかしながら、前記
記録媒体名を音楽コンテンツの記録領域中(例えば、各
音楽コンテンツのストリームデータの中)に記録してし
まうと、チェックアウト元の記録媒体名を表示しようと
するたびに、各音楽コンテンツのストリームデータの一
部を逐一読み込む必要がある。この結果、記録媒体名の
表示には時間がかかってしまい、さらには、チェックア
ウトされた全ての音楽コンテンツのチェックアウト元の
記録媒体名を一度に短時間で表示するのは困難になって
しまう。また、本発明によると、チェックアウト元の記
録媒体名が情報記録媒体に記録されるため、前記チェッ
クアウト元の記録媒体名を読み出すことができる情報管
理装置であれば、いかなる情報管理装置に前記記録媒体
を接続したとしても、チェックアウト元の記録媒体名を
表示することが可能である。しかしながら、チェックア
ウト元の記録媒体名を情報管理装置に記憶させてしまう
と、前記情報管理装置以外の情報管理装置では前記チェ
ックアウト元の記録媒体名を表示することはできなく、
ユーザの利便性に欠けてしまう。
と、チェックアウト元の記録媒体名は、音楽コンテンツ
の管理情報の記録領域に記録される。このため、情報管
理装置が前記管理情報を読み込んでメモリ上に記憶して
おけば、各音楽コンテンツのチェックアウト元の記録媒
体を容易に表示することができる。しかしながら、前記
記録媒体名を音楽コンテンツの記録領域中(例えば、各
音楽コンテンツのストリームデータの中)に記録してし
まうと、チェックアウト元の記録媒体名を表示しようと
するたびに、各音楽コンテンツのストリームデータの一
部を逐一読み込む必要がある。この結果、記録媒体名の
表示には時間がかかってしまい、さらには、チェックア
ウトされた全ての音楽コンテンツのチェックアウト元の
記録媒体名を一度に短時間で表示するのは困難になって
しまう。また、本発明によると、チェックアウト元の記
録媒体名が情報記録媒体に記録されるため、前記チェッ
クアウト元の記録媒体名を読み出すことができる情報管
理装置であれば、いかなる情報管理装置に前記記録媒体
を接続したとしても、チェックアウト元の記録媒体名を
表示することが可能である。しかしながら、チェックア
ウト元の記録媒体名を情報管理装置に記憶させてしまう
と、前記情報管理装置以外の情報管理装置では前記チェ
ックアウト元の記録媒体名を表示することはできなく、
ユーザの利便性に欠けてしまう。
【0035】また、本発明に係わる著作権保護方法によ
れば、ある記録媒体に移動させた音楽コンテンツを移動
元の記録媒体に移動させる場合、移動元の記録媒体には
前記音楽コンテンツの実データが残されているため、前
記音楽コンテンツの移動は復号するための鍵の処理だけ
でよく、移動に要する時間は短時間となる。また、移動
元の記録媒体に音楽コンテンツの実データを残しておけ
ば、前記音楽コンテンツの移動によって音楽コンテンツ
の情報が欠落したとしても、再度移動元の記録媒体に前
記音楽コンテンツを移動すれば、前記欠落した情報を取
り戻すことができる。例えば、配信された音楽コンテン
ツに静止画が含まれている場合、前記静止画を記録でき
ない記録媒体に前記音楽コンテンツを移動してしまう
と、前記移動先の記録媒体に前記静止画が移動されない
ことがある。しかしながら、移動元の記録媒体に前記静
止画の実データを残しておけば、前記移動された音楽コ
ンテンツを移動元の記録媒体に移動させると、再び前記
静止画を表示することが可能となる。
れば、ある記録媒体に移動させた音楽コンテンツを移動
元の記録媒体に移動させる場合、移動元の記録媒体には
前記音楽コンテンツの実データが残されているため、前
記音楽コンテンツの移動は復号するための鍵の処理だけ
でよく、移動に要する時間は短時間となる。また、移動
元の記録媒体に音楽コンテンツの実データを残しておけ
ば、前記音楽コンテンツの移動によって音楽コンテンツ
の情報が欠落したとしても、再度移動元の記録媒体に前
記音楽コンテンツを移動すれば、前記欠落した情報を取
り戻すことができる。例えば、配信された音楽コンテン
ツに静止画が含まれている場合、前記静止画を記録でき
ない記録媒体に前記音楽コンテンツを移動してしまう
と、前記移動先の記録媒体に前記静止画が移動されない
ことがある。しかしながら、移動元の記録媒体に前記静
止画の実データを残しておけば、前記移動された音楽コ
ンテンツを移動元の記録媒体に移動させると、再び前記
静止画を表示することが可能となる。
【図1】メモリ部を備える情報管理装置図
【図2】チェックアウト元記録媒体名表示図
【図3】情報記録媒体図
【図4】音楽コンテンツ管理情報構成図
【図5】メモリ部を備えない情報管理装置図
【図6】A)は音楽コンテンツ移動図 B)は音楽コンテンツ移動時の復号鍵の説明図
【図7】A)は音楽コンテンツ移動図 B)は音楽コンテンツチェックアウト図 C)は音楽コンテンツチェックイン図
【図8】チェックアウト元とチェックアウト先の記録媒
体図
体図
110 情報管理装置 120 記録媒体接続部 121 記録媒体接続部 130 情報読取書込部 131 情報読取書込部 140 制御部 150 入出力部 160 記録媒体 161 記録媒体 170 メモリ部 21 曲 22 曲 23 曲 24 曲 61 曲 62 記録媒体 63 記録媒体 71 曲 72 記録媒体 73 記録媒体 81 曲 82 曲 83 記録媒体 84 記録媒体 85 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新保 正利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC06 DE50 DE54 EF05 FG18 GK12 GK17 HH15 HL08 5D110 AA17 AA19 AA27 DA03 DA04 DA08 DA11 DA14 DB03 DB09 DC06 DC16 DC26 DE01 FA08
Claims (8)
- 【請求項1】音楽コンテンツが記録された記録媒体から
情報を読み出す手段を有する情報管理装置において、 コピーされた音楽コンテンツが記録されている記録媒体
が前記情報管理装置に接続されると、前記コピーされた
音楽コンテンツのコピー元の記録媒体名を表示する情報
管理装置。 - 【請求項2】記録媒体から情報を読み出し、記録媒体に
情報を書き込む手段を有する情報管理装置において、 記録媒体の固有情報を読み出す第一の手段と、 音楽コンテンツの固有情報を生成する第二の手段と、 記録媒体に音楽コンテンツの固有情報を書き込む第三の
手段と、 記録媒体に記録されている音楽コンテンツの固有情報を
読み出す第四の手段と、 メモリ部とを備え、 コピー元の記録媒体とコピー先の記録媒体とを前記情報
管理装置に接続して、前記コピー元の記録媒体に記録さ
れている音楽コンテンツを前記コピー先の記録媒体にコ
ピーする際に、前記第一の手段を用いて前記コピー先の
記録媒体の固有情報を読み出し、前記第二の手段を用い
てコピーされる音楽コンテンツの固有情報を生成し、前
記第二の手段によって生成された固有情報を前記第三の
手段を用いて前記コピー先の記録媒体に記録し、さら
に、前記第一の手段によって読み出されたコピー先の記
録媒体の固有情報と、前記第二の手段によって生成され
たコピーされる音楽コンテンツの固有情報と、前記コピ
ー元の記録媒体名との対の情報を前記メモリ部に記録
し、その後、あるコピー先の記録媒体が前記情報管理装
置に接続されれば、前記第四の手段を用いて前記コピー
先の記録媒体にコピーされた音楽コンテンツの固有情報
を読み出し、前記第一の手段を用いて前記コピー先の記
録媒体の固有情報を読み出し、前記メモリ部において、
前記第四の手段によって読み出された音楽コンテンツの
固有情報と、前記第一の手段によって読み出されたコピ
ー先の記録媒体の固有情報と対の情報として記録されて
いるコピー元の記録媒体名を検索し、前記コピー元の記
録媒体名が検索されれば、前記第四の手段によって読み
出された固有情報に該当するコピーされた音楽コンテン
ツに対して、前記メモリ部で検索された記録媒体名がコ
ピー元の記録媒体名であることを表示する情報管理装
置。 - 【請求項3】記録媒体の固有情報が記録媒体の固有番号
であることを特徴とする、請求項2に記載の情報管理装
置。 - 【請求項4】音楽コンテンツの固有情報が、音楽コンテ
ンツの固有番号であることを特徴とする、請求項2に記
載の情報管理装置。 - 【請求項5】少なくとも音楽コンテンツを記録する領域
を備える情報記録媒体において、 前記音楽コンテンツの管理情報を記録する第一の領域を
備え、 前記第一の領域は、コピーされた音楽コンテンツのコピ
ー元の記録媒体名を記録する第二の領域を備える情報記
録媒体。 - 【請求項6】記録媒体から情報を読み出し、記録媒体に
情報を書き込む手段を有する情報管理装置において、 記録媒体にテキスト情報を書き込む第一の手段と、 記録媒体からテキスト情報を読み出す第二の手段とを備
え、 コピー元の記録媒体とコピー先の記録媒体とを前記情報
管理装置に接続して、前記コピー元の記録媒体に記録さ
れている音楽コンテンツを前記コピー先の記録媒体にコ
ピーする際に、前記コピー先の記録媒体中の、コピーさ
れる音楽コンテンツの管理情報が記録される領域に、前
記第一の手段を用いて前記コピー元の記録媒体名を記録
し、その後、あるコピー先の記録媒体が前記情報管理装
置に接続されれば、前記第二の手段を用いて、前記コピ
ー先の記録媒体の管理情報の記録領域に記録されている
コピー元の記録媒体名を読み出し、前記読み出された記
録媒体名に該当する音楽コンテンツに対して、前記音楽
コンテンツのコピー元の記録媒体名が前記読み出された
記録媒体名であることを表示する情報管理装置。 - 【請求項7】記録媒体に記録されている音楽コンテンツ
をある鍵で暗号化して、前記鍵を用いて前記音楽コンテ
ンツを復号する場合には、前記暗号化された音楽コンテ
ンツを他の記録媒体にコピーする際に、前記暗号化され
た音楽コンテンツを他の記録媒体に記録し、コピー元の
暗号化された音楽コンテンツのデータは削除せず、前記
コピー元の暗号化された音楽コンテンツを復号する鍵を
無効化または削除する著作権保護方法。 - 【請求項8】記録媒体に記録されている音楽コンテンツ
をある鍵で暗号化して、前記鍵を用いて前記音楽コンテ
ンツを復号する場合には、前記暗号化された音楽コンテ
ンツを他の記録媒体にコピーする際は、前記暗号化され
た音楽コンテンツを他の記録媒体に記録し、コピー元の
暗号化された音楽コンテンツのデータは削除せず、前記
コピー元の暗号化された音楽コンテンツを復号する鍵を
コピー先の記録媒体に記録して、前記コピー元の暗号化
された音楽コンテンツを復号する鍵を無効化または削除
し、その後、再び前記コピー元の暗号化された音楽コン
テンツを再生する場合には、コピー先の暗号化された音
楽コンテンツを復号する鍵をコピー元の記録媒体に記録
し、前記コピー先の暗号化された音楽コンテンツを復号
する鍵を無効化または削除する著作権保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141212A JP2002334559A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001141212A JP2002334559A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002334559A true JP2002334559A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18987699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001141212A Pending JP2002334559A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 情報記録媒体、情報管理装置および著作権保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002334559A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141212A patent/JP2002334559A/ja active Pending
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