JP2002278906A - アップデート管理システム、アップデート・クライアント装置、アップデート・サーバ装置及びプログラム - Google Patents
アップデート管理システム、アップデート・クライアント装置、アップデート・サーバ装置及びプログラムInfo
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- JP2002278906A JP2002278906A JP2001080415A JP2001080415A JP2002278906A JP 2002278906 A JP2002278906 A JP 2002278906A JP 2001080415 A JP2001080415 A JP 2001080415A JP 2001080415 A JP2001080415 A JP 2001080415A JP 2002278906 A JP2002278906 A JP 2002278906A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/44—Arrangements for executing specific programs
- G06F9/4401—Bootstrapping
- G06F9/4411—Configuring for operating with peripheral devices; Loading of device drivers
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F8/65—Updates
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクアレイシステムにおけるドライバと
ディスクコントローラのファームウェアを同時にアップ
デートする作業を支援する。 【解決手段】 ディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント4は、ドライバ5及びファー
ムウェア7のバージョン等の識別情報を添えてアップデ
ート判断要求をアップデート・サーバ9へ送信する。ア
ップデート・サーバ9は、ドライバとファームウェアの
識別情報からアップデートの要否及び使用するアップデ
ート・データの情報を決定するための判定表を記憶して
あるデータベース18を参照して、ドライバ5及びファー
ムウェア7のアップデートの要否を判断し、アップデー
トが必要な場合、該当するアップデート・データをアッ
プデート・クライアント4に送る。アップデート・クラ
イアント4はそれに基づきドライバ5及びファームウェ
ア7をアップデートする。
ディスクコントローラのファームウェアを同時にアップ
デートする作業を支援する。 【解決手段】 ディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント4は、ドライバ5及びファー
ムウェア7のバージョン等の識別情報を添えてアップデ
ート判断要求をアップデート・サーバ9へ送信する。ア
ップデート・サーバ9は、ドライバとファームウェアの
識別情報からアップデートの要否及び使用するアップデ
ート・データの情報を決定するための判定表を記憶して
あるデータベース18を参照して、ドライバ5及びファー
ムウェア7のアップデートの要否を判断し、アップデー
トが必要な場合、該当するアップデート・データをアッ
プデート・クライアント4に送る。アップデート・クラ
イアント4はそれに基づきドライバ5及びファームウェ
ア7をアップデートする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクアレイシス
テムのファームウェア及びドライバのアップデートに関
する。
テムのファームウェア及びドライバのアップデートに関
する。
【0002】
【従来の技術】複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムは、1台のディ
スク装置に故障が発生しても残りのディスク装置に書き
込まれている情報から元のデータを復元できるため、高
い信頼性を必要とする記憶システムとして活用されてい
る。
せて記憶させるディスクアレイシステムは、1台のディ
スク装置に故障が発生しても残りのディスク装置に書き
込まれている情報から元のデータを復元できるため、高
い信頼性を必要とする記憶システムとして活用されてい
る。
【0003】ディスクアレイシステムは、ディスク装置
におけるディスクの読み取り、書き込みヘッドのシーク
動作やサーチ動作等を制御するディスクコントローラ
や、このディスクコントローラ用のドライバを含むオペ
レーティングシステムや各種のユーティリティプログラ
ム等が稼働するCPUなどで構成されている。また、デ
ィスクコントローラも通常はファームウェア制御による
MPUを内蔵しており、EEPROM等の電気的に書き
換え可能なメモリの内容を書き換えることでファームウ
ェアのバージョンアップが可能になっている。同様にデ
ィスクコントローラ用のドライバも、一般のソフトウェ
アと同様にバージョンアップすることが可能である。本
発明は、このようなドライバ及びファームウェアのアッ
プデート(更新)に関する。
におけるディスクの読み取り、書き込みヘッドのシーク
動作やサーチ動作等を制御するディスクコントローラ
や、このディスクコントローラ用のドライバを含むオペ
レーティングシステムや各種のユーティリティプログラ
ム等が稼働するCPUなどで構成されている。また、デ
ィスクコントローラも通常はファームウェア制御による
MPUを内蔵しており、EEPROM等の電気的に書き
換え可能なメモリの内容を書き換えることでファームウ
ェアのバージョンアップが可能になっている。同様にデ
ィスクコントローラ用のドライバも、一般のソフトウェ
アと同様にバージョンアップすることが可能である。本
発明は、このようなドライバ及びファームウェアのアッ
プデート(更新)に関する。
【0004】ディスクアレイシステムにおいて、ドライ
バのバグを修正したり機能を向上させる場合、前述した
ようにドライバのアップデートを行う。同様にディスク
コントローラのファームウェアのバグを修正したり機能
を向上させる場合、ファームウェアのアップデートを行
う。ドライバは純粋なソフトウェアであるため、そのア
ップデートは一般ソフトウェアと同様にパッチなどの方
法で行うことができ、そのためのユーティリテイプログ
ラムも一般ソフトウェア用のものを流用することができ
る。他方、ファームウェアはハードウェアにより密接し
ているため、一般ソフトウェア用のユーティリティプロ
グラムは使えない。しかし、ディスクアレイといった信
頼性の保証、向上を目的としているディスクシステムの
場合、コントローラの製造元は当該コントローラに対応
したユーティリティプログラムを開発し、コントローラ
と一緒にリリースしている。そして、そのユーティリテ
ィプログラムの中で、サポートしているコントローラの
ファームウェアのアップデート機能を提供しているの
で、その機能を使うことで可能である。
バのバグを修正したり機能を向上させる場合、前述した
ようにドライバのアップデートを行う。同様にディスク
コントローラのファームウェアのバグを修正したり機能
を向上させる場合、ファームウェアのアップデートを行
う。ドライバは純粋なソフトウェアであるため、そのア
ップデートは一般ソフトウェアと同様にパッチなどの方
法で行うことができ、そのためのユーティリテイプログ
ラムも一般ソフトウェア用のものを流用することができ
る。他方、ファームウェアはハードウェアにより密接し
ているため、一般ソフトウェア用のユーティリティプロ
グラムは使えない。しかし、ディスクアレイといった信
頼性の保証、向上を目的としているディスクシステムの
場合、コントローラの製造元は当該コントローラに対応
したユーティリティプログラムを開発し、コントローラ
と一緒にリリースしている。そして、そのユーティリテ
ィプログラムの中で、サポートしているコントローラの
ファームウェアのアップデート機能を提供しているの
で、その機能を使うことで可能である。
【0005】ドライバ及びファームウェアに限らず、ソ
フトウェア等をアップデートする際の課題は、そのソフ
トウェア等が本当にアップデートする必要があるのかど
うかを正確に判断し、必要があれば適切なアップデート
用データを入手することである。このような判断や作業
をユーザ自身に任せると、判断の誤りを招き、また多大
な負担をユーザにかけることになる。このため、ソフト
ウェア等をアップデートする作業を支援するための技術
が従来より各種提案されている。
フトウェア等をアップデートする際の課題は、そのソフ
トウェア等が本当にアップデートする必要があるのかど
うかを正確に判断し、必要があれば適切なアップデート
用データを入手することである。このような判断や作業
をユーザ自身に任せると、判断の誤りを招き、また多大
な負担をユーザにかけることになる。このため、ソフト
ウェア等をアップデートする作業を支援するための技術
が従来より各種提案されている。
【0006】ソフトウェアのアップデートに関しては、
特開2001−5649号公報に記載の「システムソフ
トウェア更新方式」がある(以下、第1の従来技術と言
う)。この第1の従来技術では、ユーザ計算機において
アップグレードコマンドが実行されると、ユーザ計算機
の現在のシステム情報(カーネル、ユーティリティ等の
バージョン、システム構成、ハードウェア仕様)を持っ
たエージェントがユーザ計算機からネットワーク経由で
提供計算機に送られる。エージェントは、提供計算機に
蓄積されている更新履歴情報を基に、同じく提供計算機
に蓄積されているそれぞれのバージョンの旧ソースファ
イル、最新ソースファイルから、自ユーザ計算機に必要
なソースの更新部分だけを抽出すると共に同時に更新手
順を作成して、自ユーザ計算機に持ち帰る。そして、ベ
ースとなるCD−ROM中のソースファイル及びユーザ
計算機中に蓄積された前回までの更新部分と今回のソー
スの更新部分を組み合わせ、更新手順に従って最新シス
テムを構築、つまりソフトウェアのアップデートを行
う。なお、同公報の図7で説明する特開平7−2257
24号では、ユーザ計算機から提供計算機へ障害情報を
送るようにしているが、これはソフトウェアの障害やバ
グ情報を自動的に提供計算機へ送信することにより、ソ
フトウェア開発者によるその後のソフトウェア開発作業
の参考にするためのものである。
特開2001−5649号公報に記載の「システムソフ
トウェア更新方式」がある(以下、第1の従来技術と言
う)。この第1の従来技術では、ユーザ計算機において
アップグレードコマンドが実行されると、ユーザ計算機
の現在のシステム情報(カーネル、ユーティリティ等の
バージョン、システム構成、ハードウェア仕様)を持っ
たエージェントがユーザ計算機からネットワーク経由で
提供計算機に送られる。エージェントは、提供計算機に
蓄積されている更新履歴情報を基に、同じく提供計算機
に蓄積されているそれぞれのバージョンの旧ソースファ
イル、最新ソースファイルから、自ユーザ計算機に必要
なソースの更新部分だけを抽出すると共に同時に更新手
順を作成して、自ユーザ計算機に持ち帰る。そして、ベ
ースとなるCD−ROM中のソースファイル及びユーザ
計算機中に蓄積された前回までの更新部分と今回のソー
スの更新部分を組み合わせ、更新手順に従って最新シス
テムを構築、つまりソフトウェアのアップデートを行
う。なお、同公報の図7で説明する特開平7−2257
24号では、ユーザ計算機から提供計算機へ障害情報を
送るようにしているが、これはソフトウェアの障害やバ
グ情報を自動的に提供計算機へ送信することにより、ソ
フトウェア開発者によるその後のソフトウェア開発作業
の参考にするためのものである。
【0007】他方、ファームウェアのアップデートに関
しては、特開平10−74143号公報に記載の「ディ
スクアレイサブシステムのバージョンアップ方法」があ
る(以下、第2の従来技術と言う)。この第2の従来技
術は、ディスクアレイサブシステムのファームウェアが
1種類だけでなく複数種類から構成され、相互に関連し
ながら1システムとして成り立っていることを前提と
し、一部のファームウェアだけをアップデートすること
による他のファームウェアとの不整合の発生を防止する
のを目的としている。このため、現在の各ファームウェ
アのバージョンとセンタに用意された交換用ファームウ
ェアのバージョンとから、若し、現在の各ファームウェ
アをセンタに用意された交換用ファームウェアでアップ
デートした場合に、各ファームウェアのバージョンがア
ップデート後にどのようになるかを示す仮バージョンを
作成し、この仮バージョンが予め定められた各ファーム
ウェア間のバージョン条件に適合している場合に限っ
て、交換用ファームウェアをセンタからディスクアレイ
サブシステムに送ってアップデートするようにしてい
る。
しては、特開平10−74143号公報に記載の「ディ
スクアレイサブシステムのバージョンアップ方法」があ
る(以下、第2の従来技術と言う)。この第2の従来技
術は、ディスクアレイサブシステムのファームウェアが
1種類だけでなく複数種類から構成され、相互に関連し
ながら1システムとして成り立っていることを前提と
し、一部のファームウェアだけをアップデートすること
による他のファームウェアとの不整合の発生を防止する
のを目的としている。このため、現在の各ファームウェ
アのバージョンとセンタに用意された交換用ファームウ
ェアのバージョンとから、若し、現在の各ファームウェ
アをセンタに用意された交換用ファームウェアでアップ
デートした場合に、各ファームウェアのバージョンがア
ップデート後にどのようになるかを示す仮バージョンを
作成し、この仮バージョンが予め定められた各ファーム
ウェア間のバージョン条件に適合している場合に限っ
て、交換用ファームウェアをセンタからディスクアレイ
サブシステムに送ってアップデートするようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにソフト
ウェアのアップデートを支援する仕組み、ファームウェ
アのアップデートを支援する仕組みは従来より提案され
ているが、ソフトウェアとファームウェアのアップデー
トを同時に支援する仕組みを提供するものはない。ディ
スクアレイシステムにおけるドライバは、ファームウェ
ア制御によるディスクコントローラを制御するものであ
るため、ドライバをアップデートした場合、ディスクコ
ントローラのファームウェアも同時にアップデートしな
ければならない場合がある。このため、ドライバのアッ
プデートを支援する仕組みとファームウェアのアップデ
ートを支援する仕組みとをそれぞれ単独でユーザに提供
するだけでは、ユーザの知識不足や不注意によって、ド
ライバだけがアップデートされ、ファームウェアがアッ
プデートされない事態を招き、ドライバとファームウェ
アとの不整合によりディスクアレイシステムを却って不
安定な状態にしてしまう危険性がある。
ウェアのアップデートを支援する仕組み、ファームウェ
アのアップデートを支援する仕組みは従来より提案され
ているが、ソフトウェアとファームウェアのアップデー
トを同時に支援する仕組みを提供するものはない。ディ
スクアレイシステムにおけるドライバは、ファームウェ
ア制御によるディスクコントローラを制御するものであ
るため、ドライバをアップデートした場合、ディスクコ
ントローラのファームウェアも同時にアップデートしな
ければならない場合がある。このため、ドライバのアッ
プデートを支援する仕組みとファームウェアのアップデ
ートを支援する仕組みとをそれぞれ単独でユーザに提供
するだけでは、ユーザの知識不足や不注意によって、ド
ライバだけがアップデートされ、ファームウェアがアッ
プデートされない事態を招き、ドライバとファームウェ
アとの不整合によりディスクアレイシステムを却って不
安定な状態にしてしまう危険性がある。
【0009】そこで本発明の目的は、ディスクアレイシ
ステムにおけるドライバとディスクコントローラのファ
ームウェアとを同時にアップデートする作業を支援し得
るようにすることにある。
ステムにおけるドライバとディスクコントローラのファ
ームウェアとを同時にアップデートする作業を支援し得
るようにすることにある。
【0010】また、従来技術においては、ソフトウェア
のバージョン等の静的な情報だけを頼りにアップデート
の要否及びアップデート用ソフトウェアの選択を行って
いる。従って、同じ内容のソフトウェアであればどのユ
ーザでも同じようにアップデートされてしまう画一的な
処理となる。しかし、同じバージョンのドライバ及びフ
ァームウェアを使っている複数のディスクアレイシステ
ムであっても、或る一部のディスクアレイシステムだけ
に決まってタイムアウトなど特定のエラーイベントが発
生する場合がある。それは、使用しているディスクコン
トローラの僅かな設計変更が原因であるかも知れない
し、他に原因があるかも知れないが、その原因を究明す
るには多大な時間を要し、また必ずしも究明されるとは
限らない。この場合、タイムアウト等の特定のエラーイ
ベントの発生を回避する特別なドライバとファームウェ
アにアップデートする必要があるのは、前記特定のエラ
ーイベントが現に発生しているディスクアレイシステム
に限るべきである。
のバージョン等の静的な情報だけを頼りにアップデート
の要否及びアップデート用ソフトウェアの選択を行って
いる。従って、同じ内容のソフトウェアであればどのユ
ーザでも同じようにアップデートされてしまう画一的な
処理となる。しかし、同じバージョンのドライバ及びフ
ァームウェアを使っている複数のディスクアレイシステ
ムであっても、或る一部のディスクアレイシステムだけ
に決まってタイムアウトなど特定のエラーイベントが発
生する場合がある。それは、使用しているディスクコン
トローラの僅かな設計変更が原因であるかも知れない
し、他に原因があるかも知れないが、その原因を究明す
るには多大な時間を要し、また必ずしも究明されるとは
限らない。この場合、タイムアウト等の特定のエラーイ
ベントの発生を回避する特別なドライバとファームウェ
アにアップデートする必要があるのは、前記特定のエラ
ーイベントが現に発生しているディスクアレイシステム
に限るべきである。
【0011】そこで本発明の別の目的は、ディスクアレ
イシステムで過去に発生した異常をアップデートの判断
材料にできるようにすることにある。
イシステムで過去に発生した異常をアップデートの判断
材料にできるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のアップデ
ート管理システムは、複数台のディスク装置にデータを
分散させて記憶させるディスクアレイシステムにおける
前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバの識別情報(バ
ージョン等)の組み合わせに基づいて、前記ファームウ
ェア及び前記ドライバの更新要否および更新が必要な場
合における前記ファームウェア及び前記ドライバの更新
用データを決定する手段と、前記決定された前記ファー
ムウェア及び前記ドライバの更新用データを前記ディス
クアレイシステムに提供する手段とを備えている。より
具体的には、複数台のディスク装置にデータを分散させ
て記憶させるディスクアレイシステムにアップデート・
クライアントを備え、前記ディスクアレイシステムに通
信回線を介して接続されたセンタシステムに、アップデ
ート・サーバと記憶装置とを備え、前記アップデート・
クライアントは、前記ディスク装置を制御するコントロ
ーラのファームウェア及び前記コントローラ用のドライ
バの各識別情報を保持する識別情報保持手段と、定期的
に起動され、前記識別情報保持手段に保持された識別情
報を添付して前記アップデート・サーバにアップデート
判断要求を送信するアップデート判断要求送信手段と、
前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバから返されるアップデート・データを受信し
て蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、前記
アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたアップ
デート・データのうち、ドライバ用のアップデート・デ
ータに基づいて前記ドライバをアップデートするドライ
バアップデート手段と、前記アップデート・データ受信
蓄積手段に蓄積されたアップデート・データのうち、フ
ァームウェア用のアップデート・データに基づいて前記
ファームウェアをアップデートするファームウェアアッ
プデート手段とを備え、前記記憶装置は、アップデート
対象となるドライバとファームウェアの識別情報からア
ップデートの要否及びアップデート・データの情報を決
定するための判定表を記憶しており、前記アップデート
・サーバは、前記アップデート・クライアントから送信
されたアップデート判断要求を受信するアップデート判
断要求受信手段と、前記受信されたアップデート判断要
求に添付された識別情報と前記記憶装置の前記判定表と
から、当該要求元の前記ドライバ及び前記ファームウェ
アのアップデートの要否を判定し、アップデートが必要
な場合は更に最適なアップデート・データを決定するア
ップデート要否判断手段と、前記アップデート要否判断
手段で決定されたアップデート・データを取得するアッ
プデート・データ取得手段と、前記取得されたアップデ
ート・データを要求元の前記アップデート・クライアン
トへ送信するアップデート・データ送信手段とを備えて
いる。
ート管理システムは、複数台のディスク装置にデータを
分散させて記憶させるディスクアレイシステムにおける
前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバの識別情報(バ
ージョン等)の組み合わせに基づいて、前記ファームウ
ェア及び前記ドライバの更新要否および更新が必要な場
合における前記ファームウェア及び前記ドライバの更新
用データを決定する手段と、前記決定された前記ファー
ムウェア及び前記ドライバの更新用データを前記ディス
クアレイシステムに提供する手段とを備えている。より
具体的には、複数台のディスク装置にデータを分散させ
て記憶させるディスクアレイシステムにアップデート・
クライアントを備え、前記ディスクアレイシステムに通
信回線を介して接続されたセンタシステムに、アップデ
ート・サーバと記憶装置とを備え、前記アップデート・
クライアントは、前記ディスク装置を制御するコントロ
ーラのファームウェア及び前記コントローラ用のドライ
バの各識別情報を保持する識別情報保持手段と、定期的
に起動され、前記識別情報保持手段に保持された識別情
報を添付して前記アップデート・サーバにアップデート
判断要求を送信するアップデート判断要求送信手段と、
前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバから返されるアップデート・データを受信し
て蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、前記
アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたアップ
デート・データのうち、ドライバ用のアップデート・デ
ータに基づいて前記ドライバをアップデートするドライ
バアップデート手段と、前記アップデート・データ受信
蓄積手段に蓄積されたアップデート・データのうち、フ
ァームウェア用のアップデート・データに基づいて前記
ファームウェアをアップデートするファームウェアアッ
プデート手段とを備え、前記記憶装置は、アップデート
対象となるドライバとファームウェアの識別情報からア
ップデートの要否及びアップデート・データの情報を決
定するための判定表を記憶しており、前記アップデート
・サーバは、前記アップデート・クライアントから送信
されたアップデート判断要求を受信するアップデート判
断要求受信手段と、前記受信されたアップデート判断要
求に添付された識別情報と前記記憶装置の前記判定表と
から、当該要求元の前記ドライバ及び前記ファームウェ
アのアップデートの要否を判定し、アップデートが必要
な場合は更に最適なアップデート・データを決定するア
ップデート要否判断手段と、前記アップデート要否判断
手段で決定されたアップデート・データを取得するアッ
プデート・データ取得手段と、前記取得されたアップデ
ート・データを要求元の前記アップデート・クライアン
トへ送信するアップデート・データ送信手段とを備えて
いる。
【0013】また本発明の第2のアップデート管理シス
テムは、ディスクアレイシステムで発生したエラーイベ
ントも判断材料にしてアップデートの要否及びアップデ
ート・データを決定すべく、複数台のディスク装置にデ
ータを分散させて記憶させるディスクアレイシステムに
おける前記ディスク装置を制御するコントローラのファ
ームウェア、前記コントローラ用のドライバ及び前記デ
ィスクアレイシステムで発生したエラーイベントの識別
情報の組み合わせに基づいて、前記ファームウェア及び
前記ドライバの更新要否および更新が必要な場合におけ
る前記ファームウェア及び前記ドライバの更新用データ
を決定する手段と、前記決定された前記ファームウェア
及び前記ドライバの更新用データを前記ディスクアレイ
システムに提供する手段とを備えている。より具体的に
は、複数台のディスク装置にデータを分散させて記憶さ
せるディスクアレイシステムにアップデート・クライア
ントを備え、前記ディスクアレイシステムに通信回線を
介して接続されたセンタシステムに、アップデート・サ
ーバと記憶装置とを備え、前記アップデート・クライア
ントは、前記ディスク装置を制御するコントローラのフ
ァームウェア及び前記コントローラ用のドライバの各識
別情報を保持する識別情報保持手段と、前記ディスクア
レイシステムで発生したエラーイベントの識別情報(イ
ベントID等)を保持するエラーイベント保持手段と、
定期的に起動され、前記識別情報保持手段及び前記エラ
ーイベント保持手段に保持された識別情報を添付して前
記アップデート・サーバにアップデート判断要求を送信
するアップデート判断要求送信手段と、前記アップデー
ト判断要求の応答として前記アップデート・サーバから
返されるアップデート・データを受信して蓄積するアッ
プデート・データ受信蓄積手段と、前記アップデート・
データ受信蓄積手段に蓄積されたアップデート・データ
のうち、ドライバ用のアップデート・データに基づいて
前記ドライバをアップデートするドライバアップデート
手段と、前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積
されたアップデート・データのうち、ファームウェア用
のアップデート・データに基づいて前記ファームウェア
をアップデートするファームウェアアップデート手段と
を備え、前記記憶装置は、アップデート対象となるドラ
イバとファームウェアとエラーイベントの識別情報から
アップデートの要否及びアップデート・データの情報を
決定するための判定表を記憶しており、前記アップデー
ト・サーバは、前記アップデート・クライアントから送
信されたアップデート判断要求を受信するアップデート
判断要求受信手段と、前記受信されたアップデート判断
要求に添付された識別情報と前記記憶装置の前記判定表
とから、当該要求元の前記ドライバ及び前記ファームウ
ェアのアップデートの要否を判定し、アップデートが必
要な場合は更に最適なアップデート・データを決定する
アップデート要否判断手段と、前記アップデート要否判
断手段で決定されたアップデート・データを獲得するア
ップデート・データ取得手段と、前記取得されたアップ
デート・データを要求元の前記アップデート・クライア
ントへ送信するアップデート・データ送信手段とを備え
ている。
テムは、ディスクアレイシステムで発生したエラーイベ
ントも判断材料にしてアップデートの要否及びアップデ
ート・データを決定すべく、複数台のディスク装置にデ
ータを分散させて記憶させるディスクアレイシステムに
おける前記ディスク装置を制御するコントローラのファ
ームウェア、前記コントローラ用のドライバ及び前記デ
ィスクアレイシステムで発生したエラーイベントの識別
情報の組み合わせに基づいて、前記ファームウェア及び
前記ドライバの更新要否および更新が必要な場合におけ
る前記ファームウェア及び前記ドライバの更新用データ
を決定する手段と、前記決定された前記ファームウェア
及び前記ドライバの更新用データを前記ディスクアレイ
システムに提供する手段とを備えている。より具体的に
は、複数台のディスク装置にデータを分散させて記憶さ
せるディスクアレイシステムにアップデート・クライア
ントを備え、前記ディスクアレイシステムに通信回線を
介して接続されたセンタシステムに、アップデート・サ
ーバと記憶装置とを備え、前記アップデート・クライア
ントは、前記ディスク装置を制御するコントローラのフ
ァームウェア及び前記コントローラ用のドライバの各識
別情報を保持する識別情報保持手段と、前記ディスクア
レイシステムで発生したエラーイベントの識別情報(イ
ベントID等)を保持するエラーイベント保持手段と、
定期的に起動され、前記識別情報保持手段及び前記エラ
ーイベント保持手段に保持された識別情報を添付して前
記アップデート・サーバにアップデート判断要求を送信
するアップデート判断要求送信手段と、前記アップデー
ト判断要求の応答として前記アップデート・サーバから
返されるアップデート・データを受信して蓄積するアッ
プデート・データ受信蓄積手段と、前記アップデート・
データ受信蓄積手段に蓄積されたアップデート・データ
のうち、ドライバ用のアップデート・データに基づいて
前記ドライバをアップデートするドライバアップデート
手段と、前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積
されたアップデート・データのうち、ファームウェア用
のアップデート・データに基づいて前記ファームウェア
をアップデートするファームウェアアップデート手段と
を備え、前記記憶装置は、アップデート対象となるドラ
イバとファームウェアとエラーイベントの識別情報から
アップデートの要否及びアップデート・データの情報を
決定するための判定表を記憶しており、前記アップデー
ト・サーバは、前記アップデート・クライアントから送
信されたアップデート判断要求を受信するアップデート
判断要求受信手段と、前記受信されたアップデート判断
要求に添付された識別情報と前記記憶装置の前記判定表
とから、当該要求元の前記ドライバ及び前記ファームウ
ェアのアップデートの要否を判定し、アップデートが必
要な場合は更に最適なアップデート・データを決定する
アップデート要否判断手段と、前記アップデート要否判
断手段で決定されたアップデート・データを獲得するア
ップデート・データ取得手段と、前記取得されたアップ
デート・データを要求元の前記アップデート・クライア
ントへ送信するアップデート・データ送信手段とを備え
ている。
【0014】
【作用】本発明の第1のアップデート管理システムにあ
っては、ディスクアレイシステムにおけるディスク装置
を制御するコントローラのファームウェア及び前記コン
トローラ用のドライバの識別情報の組み合わせに基づい
て、前記ファームウェア及び前記ドライバの更新要否が
決定され、もし更新が必要な場合には前記ファームウェ
ア及び前記ドライバの更新用データが決定されるため、
ディスクアレイシステムにおけるドライバとディスクコ
ントローラのファームウェアとを同時にアップデートす
る作業を確実かつ簡便に実施することができる。また本
発明の第2のアップデート管理システムにあっては、更
にエラーイベントを判断材料としてアップデートの要否
及び最適な更新用データを決定することができる。
っては、ディスクアレイシステムにおけるディスク装置
を制御するコントローラのファームウェア及び前記コン
トローラ用のドライバの識別情報の組み合わせに基づい
て、前記ファームウェア及び前記ドライバの更新要否が
決定され、もし更新が必要な場合には前記ファームウェ
ア及び前記ドライバの更新用データが決定されるため、
ディスクアレイシステムにおけるドライバとディスクコ
ントローラのファームウェアとを同時にアップデートす
る作業を確実かつ簡便に実施することができる。また本
発明の第2のアップデート管理システムにあっては、更
にエラーイベントを判断材料としてアップデートの要否
及び最適な更新用データを決定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、ディスクアレイシステム100に設けられたア
ップデート・クライアント101と、ディスクアレイシ
ステム100に通信回線を通じて接続されたセンタシス
テム200に設けられたアップデート・サーバ201
と、アップデート・サーバ201から利用可能な記憶装
置202とで構成される。
形態は、ディスクアレイシステム100に設けられたア
ップデート・クライアント101と、ディスクアレイシ
ステム100に通信回線を通じて接続されたセンタシス
テム200に設けられたアップデート・サーバ201
と、アップデート・サーバ201から利用可能な記憶装
置202とで構成される。
【0017】アップデート・クライアント101は、デ
ィスクアレイシステム100に備わるドライバ102及
びファームウェア103のアップデート処理を行う手段
である。ファームウェア103は図示しないディスクコ
ントローラ用のファームウェア、ドライバ102は当該
ディスクコントローラ用のドライバであり、本実施の形
態においてアップデートの対象となるものである。この
アップデート・クライアント101は、ドライバ102
及びファームウェア103のバージョン等を示す識別情
報を保持する識別情報保持部111と、ディスクアレイ
システム100で発生したエラーイベントのイベントI
D等の識別情報を保持するエラーイベント保持部112
と、識別情報保持部111に保持されたドライバ102
及びファームウェア103の識別情報とエラーイベント
保持部112に保持されたエラーイベントの識別情報と
を添付してアップデート・サーバ201にアップデート
判断要求を送信するアップデート判断要求送信部113
と、このアップデート判断要求の応答としてアップデー
ト・サーバ201から返されるアップデート・データを
受信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積部11
4と、このアップデート・データ受信蓄積部114に蓄
積されたアップデート・データのうち、ドライバ用のア
ップデート・データに基づいてドライバ102をアップ
デートするドライバアップデート部115と、同じくフ
ァームウェア用のアップデート・データに基づいてファ
ームウェア103をアップデートするファームウェアア
ップデート部116とを備えている。
ィスクアレイシステム100に備わるドライバ102及
びファームウェア103のアップデート処理を行う手段
である。ファームウェア103は図示しないディスクコ
ントローラ用のファームウェア、ドライバ102は当該
ディスクコントローラ用のドライバであり、本実施の形
態においてアップデートの対象となるものである。この
アップデート・クライアント101は、ドライバ102
及びファームウェア103のバージョン等を示す識別情
報を保持する識別情報保持部111と、ディスクアレイ
システム100で発生したエラーイベントのイベントI
D等の識別情報を保持するエラーイベント保持部112
と、識別情報保持部111に保持されたドライバ102
及びファームウェア103の識別情報とエラーイベント
保持部112に保持されたエラーイベントの識別情報と
を添付してアップデート・サーバ201にアップデート
判断要求を送信するアップデート判断要求送信部113
と、このアップデート判断要求の応答としてアップデー
ト・サーバ201から返されるアップデート・データを
受信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積部11
4と、このアップデート・データ受信蓄積部114に蓄
積されたアップデート・データのうち、ドライバ用のア
ップデート・データに基づいてドライバ102をアップ
デートするドライバアップデート部115と、同じくフ
ァームウェア用のアップデート・データに基づいてファ
ームウェア103をアップデートするファームウェアア
ップデート部116とを備えている。
【0018】センタシステム200側の記憶装置202
は、アップデート対象となるドライバの識別情報とファ
ームウェアの識別情報とエラーイベントの識別情報とか
らアップデートの要否及びアップデート・データの情報
(その格納場所やデータ名等)を決定するための判定表
を保持する判定表保持部222と、前記判定表中のアッ
プデート・データの情報が示す格納場所及びデータ名で
各アップデート・データを記憶しているアップデート・
データ記憶部221とを備えている。
は、アップデート対象となるドライバの識別情報とファ
ームウェアの識別情報とエラーイベントの識別情報とか
らアップデートの要否及びアップデート・データの情報
(その格納場所やデータ名等)を決定するための判定表
を保持する判定表保持部222と、前記判定表中のアッ
プデート・データの情報が示す格納場所及びデータ名で
各アップデート・データを記憶しているアップデート・
データ記憶部221とを備えている。
【0019】センタシステム200側のアップデート・
サーバ201は、ディスクアレイシステム100からの
アップデート判断要求に応じて、アップデートの要否の
判断及び必要なアップデート・データの提供を行う手段
である。このアップデート・サーバ201は、アップデ
ート・クライアント101から送信されたアップデート
判断要求を受信するアップデート判断要求受信部211
と、受信されたアップデート判断要求に添付されたドラ
イバ及びファームウェアの識別情報並びにエラーイベン
トの識別情報と判定表保持部222の判定表とから、当
該要求元のドライバ102及びファームウェア103の
アップデートの要否を判定し、アップデートが必要な場
合は更に最適なアップデート・データを決定するアップ
デート要否判断部212と、このアップデート要否判断
部212で決定されたアップデート・データをアップデ
ート・データ記憶部221から取得するアップデート・
データ取得部213と、この取得されたアップデート・
データを要求元のアップデート・クライアント101へ
送信するアップデート・データ送信部214とを備えて
いる。
サーバ201は、ディスクアレイシステム100からの
アップデート判断要求に応じて、アップデートの要否の
判断及び必要なアップデート・データの提供を行う手段
である。このアップデート・サーバ201は、アップデ
ート・クライアント101から送信されたアップデート
判断要求を受信するアップデート判断要求受信部211
と、受信されたアップデート判断要求に添付されたドラ
イバ及びファームウェアの識別情報並びにエラーイベン
トの識別情報と判定表保持部222の判定表とから、当
該要求元のドライバ102及びファームウェア103の
アップデートの要否を判定し、アップデートが必要な場
合は更に最適なアップデート・データを決定するアップ
デート要否判断部212と、このアップデート要否判断
部212で決定されたアップデート・データをアップデ
ート・データ記憶部221から取得するアップデート・
データ取得部213と、この取得されたアップデート・
データを要求元のアップデート・クライアント101へ
送信するアップデート・データ送信部214とを備えて
いる。
【0020】記録媒体131及び記録媒体231は、C
D−ROM、半導体メモリ、磁気ディスク等の機械読み
取り可能な記録媒体であり、それぞれアップデート・ク
ライアント用プログラム、アップデート・サーバ用プロ
グラムを記憶している。記録媒体131に記録されたア
ップデート・クライアント用プログラムは、ディスクア
レイシステム100を構成するコンピュータに読み取ら
れ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そ
のコンピュータ上にアップデート・クライアント101
を実現する。他方、記録媒体231に記録されたアップ
デート・サーバ用プログラムは、センタシステム200
を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピュー
タの記憶装置202上に判定表保持部222及びアップ
デート・データ記憶部221を実現すると共に、そのコ
ンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュ
ータ上にアップデート・サーバ201を実現する。
D−ROM、半導体メモリ、磁気ディスク等の機械読み
取り可能な記録媒体であり、それぞれアップデート・ク
ライアント用プログラム、アップデート・サーバ用プロ
グラムを記憶している。記録媒体131に記録されたア
ップデート・クライアント用プログラムは、ディスクア
レイシステム100を構成するコンピュータに読み取ら
れ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そ
のコンピュータ上にアップデート・クライアント101
を実現する。他方、記録媒体231に記録されたアップ
デート・サーバ用プログラムは、センタシステム200
を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピュー
タの記憶装置202上に判定表保持部222及びアップ
デート・データ記憶部221を実現すると共に、そのコ
ンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュ
ータ上にアップデート・サーバ201を実現する。
【0021】このように構成された本実施の形態にあっ
ては、ディスクアレイシステム100上で稼働するアッ
プデート・クライアント101を例えば定期的に起動す
るだけで、ドライバ102及びファームウェア103に
対する必要なアップデートが以下のようにして自動的に
行われる。
ては、ディスクアレイシステム100上で稼働するアッ
プデート・クライアント101を例えば定期的に起動す
るだけで、ドライバ102及びファームウェア103に
対する必要なアップデートが以下のようにして自動的に
行われる。
【0022】アップデート・クライアント101は起動
されると、アップデート判断要求送信部113からアッ
プデート・サーバ201に対して、識別情報保持部11
1に保持されたドライバ102及びファームウェア10
3の識別情報並びにエラーイベント保持部112に保持
されたエラーイベントの識別情報を添えてアップデート
判断要求を送信する。このアップデート判断要求は、ア
ップデート・サーバ201のアップデート判断要求受信
部211で受信される。
されると、アップデート判断要求送信部113からアッ
プデート・サーバ201に対して、識別情報保持部11
1に保持されたドライバ102及びファームウェア10
3の識別情報並びにエラーイベント保持部112に保持
されたエラーイベントの識別情報を添えてアップデート
判断要求を送信する。このアップデート判断要求は、ア
ップデート・サーバ201のアップデート判断要求受信
部211で受信される。
【0023】アップデート要否判断部212では、アッ
プデート判断要求に添付されたドライバ102及びファ
ームウェア103の識別情報並びにエラーイベントの識
別情報と判定表保持部222の判定表とを照合し、ドラ
イバ102及びファームウェア103のアップデートの
必要性を判定する。また、アップデートが必要と判定さ
れると、アップデート・データ取得部213が適切なア
ップデート・データをアップデート・データ記憶部22
1から獲得し、アップデート・データ送信部214によ
ってアップデート・クライアント101に送信する。そ
して、アップデート・クライアント101では、それを
アップデート・データ受信蓄積部114で受信して一時
的に蓄積し、ドライバアップデート部115及びファー
ムウェアアップデート部116によってドライバ102
及びファームウェア103をアップデートする。
プデート判断要求に添付されたドライバ102及びファ
ームウェア103の識別情報並びにエラーイベントの識
別情報と判定表保持部222の判定表とを照合し、ドラ
イバ102及びファームウェア103のアップデートの
必要性を判定する。また、アップデートが必要と判定さ
れると、アップデート・データ取得部213が適切なア
ップデート・データをアップデート・データ記憶部22
1から獲得し、アップデート・データ送信部214によ
ってアップデート・クライアント101に送信する。そ
して、アップデート・クライアント101では、それを
アップデート・データ受信蓄積部114で受信して一時
的に蓄積し、ドライバアップデート部115及びファー
ムウェアアップデート部116によってドライバ102
及びファームウェア103をアップデートする。
【0024】図2を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、それぞれが図1に示したようなアップデート・
クライアント101を有する複数のディスクアレイシス
テム100と、図1に示したようなアップデート・サー
バ201及び記憶装置202を有するセンタシステム2
00とがネットワーク300を通じて相互に接続されて
おり、1つのセンタシステム200で複数のディスクア
レイシステム100のアップデートを管理する。
形態は、それぞれが図1に示したようなアップデート・
クライアント101を有する複数のディスクアレイシス
テム100と、図1に示したようなアップデート・サー
バ201及び記憶装置202を有するセンタシステム2
00とがネットワーク300を通じて相互に接続されて
おり、1つのセンタシステム200で複数のディスクア
レイシステム100のアップデートを管理する。
【0025】本実施の形態のように複数のアップデート
・クライアント101を対象とした場合、各アップデー
ト・クライアント101を一意に識別するためのネット
ワーク上の識別情報301が事前に設定され、アップデ
ート・クライアント101がアップデート判断要求をア
ップデート・サーバ201に送信する際には、送信元を
示す自己の識別情報301を指定する。また、アップデ
ート・サーバ201からアップデート・クライアント1
01にアップデート・データを送信する際は、送信先を
示す識別情報301を付加する。アップデート・クライ
アント101及びアップデート・サーバ201の動作は
基本的には第1の実施の形態と同じである。但し、アッ
プデート・サーバ201は複数のアップデート判断要求
を並行して処理する必要がある。これには新しい並列処
理の技術は必要なく、一般的なソフトウェアの並列処理
で問題無い。
・クライアント101を対象とした場合、各アップデー
ト・クライアント101を一意に識別するためのネット
ワーク上の識別情報301が事前に設定され、アップデ
ート・クライアント101がアップデート判断要求をア
ップデート・サーバ201に送信する際には、送信元を
示す自己の識別情報301を指定する。また、アップデ
ート・サーバ201からアップデート・クライアント1
01にアップデート・データを送信する際は、送信先を
示す識別情報301を付加する。アップデート・クライ
アント101及びアップデート・サーバ201の動作は
基本的には第1の実施の形態と同じである。但し、アッ
プデート・サーバ201は複数のアップデート判断要求
を並行して処理する必要がある。これには新しい並列処
理の技術は必要なく、一般的なソフトウェアの並列処理
で問題無い。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例について図3を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0027】まず、各構成要素について説明する。
【0028】アップデート・クライアント4とアップデ
ート・サーバ9は、図1に示したアップデート・クライ
アント101とアップデート・サーバ201に相当し、
それぞれディスクアレイシステムを構成するコンピュー
タ1、センタシステム200を構成するコンピュータ2
上で動作するソフトウェアである。
ート・サーバ9は、図1に示したアップデート・クライ
アント101とアップデート・サーバ201に相当し、
それぞれディスクアレイシステムを構成するコンピュー
タ1、センタシステム200を構成するコンピュータ2
上で動作するソフトウェアである。
【0029】コンピュータ1とコンピュータ2は、ネッ
トワークコンポーネント8、ネットワークコンポーネン
ト14を通してネットワークで接続されている。
トワークコンポーネント8、ネットワークコンポーネン
ト14を通してネットワークで接続されている。
【0030】アダプタ/コントローラ6は、コンピュー
タ1に実装され、ディスク11を制御するデバイスであ
る。
タ1に実装され、ディスク11を制御するデバイスであ
る。
【0031】ファームウェア7は、アダプタ/コントロ
ーラ6上で動作し、アダプタ/コントローラ6とディス
ク11の制御を行う。
ーラ6上で動作し、アダプタ/コントローラ6とディス
ク11の制御を行う。
【0032】ディスク制御/監視/管理ソフトウェア3
は、オペレーティングシステム12上で動作し、アダプ
タ/コントローラ6とディスク11を制御・監視・管理
し、ドライバ5とファームウェア7のアップデート機能
を備えたソフトウェアである。
は、オペレーティングシステム12上で動作し、アダプ
タ/コントローラ6とディスク11を制御・監視・管理
し、ドライバ5とファームウェア7のアップデート機能
を備えたソフトウェアである。
【0033】ドライバ5は、オペレーティングシステム
12上で動作し、アダプタ/コントローラ6、ファーム
ウェア7、ディスク11へのI/Oの制御を行う。
12上で動作し、アダプタ/コントローラ6、ファーム
ウェア7、ディスク11へのI/Oの制御を行う。
【0034】アップデート・クライアント4は、ディス
ク制御/監視/管理ソフトウェア3に組み込まれてお
り、ドライバ5とファームウェア7のバージョンおよび
ビルドなどの識別情報16を記憶・管理し、ドライバ5
とファームウェア7のアップデートを行う。
ク制御/監視/管理ソフトウェア3に組み込まれてお
り、ドライバ5とファームウェア7のバージョンおよび
ビルドなどの識別情報16を記憶・管理し、ドライバ5
とファームウェア7のアップデートを行う。
【0035】コンピュータ2のアップデート・サーバ9
は、オペレーティングシステム13上で動作し、アップ
デート・クライアント4からの要求を受けると、データ
ベース18を参照し、アップデートの必要性を判断(1
5)する。アップデートが必要と判断した場合は、適切
なアップデート・データ10を決定してアップデート・
クライアント4にリリースする。
は、オペレーティングシステム13上で動作し、アップ
デート・クライアント4からの要求を受けると、データ
ベース18を参照し、アップデートの必要性を判断(1
5)する。アップデートが必要と判断した場合は、適切
なアップデート・データ10を決定してアップデート・
クライアント4にリリースする。
【0036】次に各構成要素の処理について説明する。
【0037】アップデート・クライアント4は、自分自
身やディスク制御/監視/管理ソフトウェア3又はそれ
以外のスケジュール機能によって定期的に動作する。動
作を開始すると、記憶・管理しているドライバ5とファ
ームウェア7のバージョンおよびビルドなどの識別情報
16を含んだアップデート判断要求20を、ネットワー
クコンポーネント8を通じてコンピュータ2のアップデ
ート・サーバ9に送る。もし、前回のアップデート判断
後のシステム運用時にドライバ5、アダプタ/コントロ
ーラ6、ファームウェア7でエラーイベント17が発生
している場合は、エラーイベント17を参考データ21
として送る。
身やディスク制御/監視/管理ソフトウェア3又はそれ
以外のスケジュール機能によって定期的に動作する。動
作を開始すると、記憶・管理しているドライバ5とファ
ームウェア7のバージョンおよびビルドなどの識別情報
16を含んだアップデート判断要求20を、ネットワー
クコンポーネント8を通じてコンピュータ2のアップデ
ート・サーバ9に送る。もし、前回のアップデート判断
後のシステム運用時にドライバ5、アダプタ/コントロ
ーラ6、ファームウェア7でエラーイベント17が発生
している場合は、エラーイベント17を参考データ21
として送る。
【0038】アップデート・サーバ9は、アップデート
判断要求20および参考データ21と、コンピュータ2
に接続されている記憶装置19から読み込んだデータベ
ース18中の後述する判定表とを照合し、アップデート
の必要性を判断(15)する。
判断要求20および参考データ21と、コンピュータ2
に接続されている記憶装置19から読み込んだデータベ
ース18中の後述する判定表とを照合し、アップデート
の必要性を判断(15)する。
【0039】アップデートが必要と判断した場合、適切
なアップデート・データ10を決定し、それを記憶装置
19から読み出してネットワーク・コンポーネント14
を通じてアップデート・クライアント4に送る(2
2)。
なアップデート・データ10を決定し、それを記憶装置
19から読み出してネットワーク・コンポーネント14
を通じてアップデート・クライアント4に送る(2
2)。
【0040】アップデート・クライアント4は、ディス
ク制御/監視/管理ソフトウェア3のアップデート機能
を使用して(23)、アップデート・データ10でドラ
イバ5のアップデート(24)とファームウェア7のア
ップデート(25)を実行する。
ク制御/監視/管理ソフトウェア3のアップデート機能
を使用して(23)、アップデート・データ10でドラ
イバ5のアップデート(24)とファームウェア7のア
ップデート(25)を実行する。
【0041】以上でドライバ5とファームウェア7の自
動アップデート処理は終了する。
動アップデート処理は終了する。
【0042】次に本実施例の動作を図4のフローチャー
トを参照して説明する。
トを参照して説明する。
【0043】○ステップS1 アップデート・クライアント4は、アダプタ/コントロ
ーラ(以降、単にコントローラと記す) 6及びその配下
に接続されたディスク11の制御、監視、管理を行うデ
ィスク制御/監視/管理ソフトウェア(以降、ユーティ
リティと記す)3の1コンポーネントとして組み込ま
れ、自分自身やその他の外部のスケジューラによって定
期的に起動し、コントローラ6用のドライバ5及びコン
トローラ6のファームウェア7を自動的にアップデート
する。
ーラ(以降、単にコントローラと記す) 6及びその配下
に接続されたディスク11の制御、監視、管理を行うデ
ィスク制御/監視/管理ソフトウェア(以降、ユーティ
リティと記す)3の1コンポーネントとして組み込ま
れ、自分自身やその他の外部のスケジューラによって定
期的に起動し、コントローラ6用のドライバ5及びコン
トローラ6のファームウェア7を自動的にアップデート
する。
【0044】アップデート・クライアント4をユーティ
リティ3の1コンポーネントとして組み込む理由は、フ
ァームウェア7のアップデートをユーティリティ3の機
能を使用して行うためである。ファームウェアのアップ
デートは、特殊なアップデート・プログラムが必要とな
る場合が多く、不特定多数のソフトウェアを対象とした
アップデート用ソフトウェアでは不可能である。通常、
コントローラ6配下にディスク11などの接続をサポー
トしている場合、コントローラ6の製造元はコントロー
ラ6に対応したユーティリティ3も開発している。特
に、ディスクアレイといった信頼性の保証、向上を目的
としているディスクの場合、ユーティリティ3は必ずリ
リースされている。ユーティリティ3の中には、サポー
トしているコントローラ6のファームウェア7のアップ
デート機能を備えているため、本実施例ではこの機能を
使用する。また、本実施例では、ドライバ5のアップデ
ートもユーティリティ3に備わるソフトウェアアップデ
ート機能を使用する。
リティ3の1コンポーネントとして組み込む理由は、フ
ァームウェア7のアップデートをユーティリティ3の機
能を使用して行うためである。ファームウェアのアップ
デートは、特殊なアップデート・プログラムが必要とな
る場合が多く、不特定多数のソフトウェアを対象とした
アップデート用ソフトウェアでは不可能である。通常、
コントローラ6配下にディスク11などの接続をサポー
トしている場合、コントローラ6の製造元はコントロー
ラ6に対応したユーティリティ3も開発している。特
に、ディスクアレイといった信頼性の保証、向上を目的
としているディスクの場合、ユーティリティ3は必ずリ
リースされている。ユーティリティ3の中には、サポー
トしているコントローラ6のファームウェア7のアップ
デート機能を備えているため、本実施例ではこの機能を
使用する。また、本実施例では、ドライバ5のアップデ
ートもユーティリティ3に備わるソフトウェアアップデ
ート機能を使用する。
【0045】○ステップS2 起動したアップデート・クライアント4は、ディスク1
1、ユーティリティ3、コントローラ6、ドライバ5に
関するエラーイベントが発生していないか、ユーティリ
ティ6が記憶しているエラーイベントのリストで確認す
る。
1、ユーティリティ3、コントローラ6、ドライバ5に
関するエラーイベントが発生していないか、ユーティリ
ティ6が記憶しているエラーイベントのリストで確認す
る。
【0046】通常、ユーティリティ3はディスク11や
コントローラ6、ドライバ5でエラーが発生した場合、
そのエラーイベントを記憶する機能をもっており、本実
施例ではエラーイベントもアップデートの判断データに
使用する。ソフトウェアの不具合の中には、特定のエラ
ーログが出る場合や、特定のエラーログが繰り返し登録
される場合などエラーログから不具合の内容を判断でき
る場合もあり、重要な情報である。例えば、特定のアダ
プタ/コントローラを同じコンピュータ内に実装した場
合にタイムアウトなど特定のエラーイベントが発生する
事が判明している場合は、タイムアウトを回避する特別
なドライバとファームウェアにアップデートする必要が
ある。このドライバとファームウェアは、特定のアダプ
タ/コントローラが実装されていない場合は適用する必
要は無く、特定のエラーイベントの発生を確認し、発生
している場合に限り適用されるべきである。
コントローラ6、ドライバ5でエラーが発生した場合、
そのエラーイベントを記憶する機能をもっており、本実
施例ではエラーイベントもアップデートの判断データに
使用する。ソフトウェアの不具合の中には、特定のエラ
ーログが出る場合や、特定のエラーログが繰り返し登録
される場合などエラーログから不具合の内容を判断でき
る場合もあり、重要な情報である。例えば、特定のアダ
プタ/コントローラを同じコンピュータ内に実装した場
合にタイムアウトなど特定のエラーイベントが発生する
事が判明している場合は、タイムアウトを回避する特別
なドライバとファームウェアにアップデートする必要が
ある。このドライバとファームウェアは、特定のアダプ
タ/コントローラが実装されていない場合は適用する必
要は無く、特定のエラーイベントの発生を確認し、発生
している場合に限り適用されるべきである。
【0047】○ステップS3 ステップS2における確認でエラーイベントが発生して
いた場合、エラーイベントを識別するID等をアップデ
ートの判断データとして、ネットワークを通してアップ
デート・サーバ9に送信する。
いた場合、エラーイベントを識別するID等をアップデ
ートの判断データとして、ネットワークを通してアップ
デート・サーバ9に送信する。
【0048】○ステップS4 ユーティリティ3で記憶しているドライバ5とファーム
ウェア7のバージョンやビルド・ナンバーなど各ソフト
ウェアの識別情報16をアップデートの判断データとし
て、ネットワークを通してアップデート・サーバ9に送
信する。
ウェア7のバージョンやビルド・ナンバーなど各ソフト
ウェアの識別情報16をアップデートの判断データとし
て、ネットワークを通してアップデート・サーバ9に送
信する。
【0049】ステップS3とステップS4のデータの送
信順番は、便宜上付けているだけで、特に意味はない。
また、ステップS3とステップS4のデータを1つのデ
ータに纏めて送信するようにしても良い。データ量が多
い場合は1つのデータに纏めるとネットワークへの負荷
がかかってしまい、データを分けると2回の送受信が必
要となり処理に時間がかかることが予想され、どちらも
一長一短である。ステップS3とステップS4のデータ
をそれぞれ別個に2つのデータとして送信する場合、ア
ップデート・サーバ9がデータを受信する時に、データ
の数量(データはドライバ及びファームウェアの識別情
報だけか、エラーイベントの識別情報もあるのか) を判
断するためと、送信元のアップデート・クライアント4
を判断するために、最初に送信するデータの中にデータ
・チェーン情報、クライアント識別情報を入れる。これ
らデータ・チェーン情報とクライアント識別情報は、複
数のアップデート・クライアントを対象としたシステム
の場合は必須の情報である。
信順番は、便宜上付けているだけで、特に意味はない。
また、ステップS3とステップS4のデータを1つのデ
ータに纏めて送信するようにしても良い。データ量が多
い場合は1つのデータに纏めるとネットワークへの負荷
がかかってしまい、データを分けると2回の送受信が必
要となり処理に時間がかかることが予想され、どちらも
一長一短である。ステップS3とステップS4のデータ
をそれぞれ別個に2つのデータとして送信する場合、ア
ップデート・サーバ9がデータを受信する時に、データ
の数量(データはドライバ及びファームウェアの識別情
報だけか、エラーイベントの識別情報もあるのか) を判
断するためと、送信元のアップデート・クライアント4
を判断するために、最初に送信するデータの中にデータ
・チェーン情報、クライアント識別情報を入れる。これ
らデータ・チェーン情報とクライアント識別情報は、複
数のアップデート・クライアントを対象としたシステム
の場合は必須の情報である。
【0050】○ステップS5 アップデート・サーバ9はアップデート・クライアント
4から送信されてきたステップS3とステップS4のデ
ータを受信する。アップデート・サーバ9は受信したデ
ータの中のデータ・チェーン情報とクライアント識別情
報を参照、記憶する。ステップS3とステップS4の2
つのデータで送信される場合、アップデート・サーバ9
は、データ・チェーン情報から次のデータの受信を待つ
か判断する。次のデータがある場合、次に受信したデー
タのデータ・チェーン情報とクライアント情報から後続
のデータかを判断し、該当するデータであれば先に入手
したデータと合わせてアップデートの判断データとす
る。
4から送信されてきたステップS3とステップS4のデ
ータを受信する。アップデート・サーバ9は受信したデ
ータの中のデータ・チェーン情報とクライアント識別情
報を参照、記憶する。ステップS3とステップS4の2
つのデータで送信される場合、アップデート・サーバ9
は、データ・チェーン情報から次のデータの受信を待つ
か判断する。次のデータがある場合、次に受信したデー
タのデータ・チェーン情報とクライアント情報から後続
のデータかを判断し、該当するデータであれば先に入手
したデータと合わせてアップデートの判断データとす
る。
【0051】○ステップS6 アップデート・サーバ9は、アップデートの必要性を判
断するためデータベース18を記憶装置19から読み込
む。データベース18には最新のアップデート判断材料
が判定表として記憶されている。記憶装置19の場所は
特に限定されず、アップデート・サーバ9が動作してい
るコンピュータ2に接続されているディスク、CD−R
装置やテープ装置などのリムーバル・ディスク、またネ
ットワークで接続されている他のコンピュータに接続さ
れている同様の記憶装置であっても良い。データベース
18の具体的な内容は図5に示されているが、その説明
は次のステップS7で行う。
断するためデータベース18を記憶装置19から読み込
む。データベース18には最新のアップデート判断材料
が判定表として記憶されている。記憶装置19の場所は
特に限定されず、アップデート・サーバ9が動作してい
るコンピュータ2に接続されているディスク、CD−R
装置やテープ装置などのリムーバル・ディスク、またネ
ットワークで接続されている他のコンピュータに接続さ
れている同様の記憶装置であっても良い。データベース
18の具体的な内容は図5に示されているが、その説明
は次のステップS7で行う。
【0052】○ステップS7 アップデート・サーバ9は、受信したアップデートの判
断データと読み込んだデータベース18を比較し、アッ
プデートの必要性を判断する。
断データと読み込んだデータベース18を比較し、アッ
プデートの必要性を判断する。
【0053】データベース18は、図5に示されるよう
に、ドライバの識別情報(v1.00b00等)とファ
ームウェアの識別情報(1.00.00等)を行と列の
インデックスとするマトリクス形式でアップデート番号
(#01等)を示すドライバ/ファームウェア対応表1
81と、各アップデート番号に対応して、ドライバとフ
ァームウェアのアップデート・データに関する情報(そ
の記憶場所、データ名称、識別情報)を設定してあるア
ップデート・データ表183と、アップデート番号とエ
ラーイベントの識別情報(ID:00等)を行と列のイ
ンデックスとするマトリクス形式でアップデート番号
(このアップデート番号は、先のアップデート・データ
表183に対応している) を示すエラー・アップデート
表182で構成されている。なお、このデータベース1
8は、ドライバとファームウェアの識別情報を対応した
マトリクス形式になっているため、未サポートのファー
ムウェアとドライバの組み合わせが示されることは無
い。
に、ドライバの識別情報(v1.00b00等)とファ
ームウェアの識別情報(1.00.00等)を行と列の
インデックスとするマトリクス形式でアップデート番号
(#01等)を示すドライバ/ファームウェア対応表1
81と、各アップデート番号に対応して、ドライバとフ
ァームウェアのアップデート・データに関する情報(そ
の記憶場所、データ名称、識別情報)を設定してあるア
ップデート・データ表183と、アップデート番号とエ
ラーイベントの識別情報(ID:00等)を行と列のイ
ンデックスとするマトリクス形式でアップデート番号
(このアップデート番号は、先のアップデート・データ
表183に対応している) を示すエラー・アップデート
表182で構成されている。なお、このデータベース1
8は、ドライバとファームウェアの識別情報を対応した
マトリクス形式になっているため、未サポートのファー
ムウェアとドライバの組み合わせが示されることは無
い。
【0054】ステップS7における判断処理は以下のよ
うに行われる。
うに行われる。
【0055】まず、ドライバ/ファームウェア対応表1
81を参照し、受信した判断データ内のドライバとファ
ームウェアの各々の識別情報から対応するアップデート
番号を1つ検索する。次にエラーイベントがあるか確認
し、エラーイベントが無い場合はアップデート・データ
表183を参照し、前記処理で検索したアップデート番
号に対応するアップデート・データの情報(記憶場所、
データ名称、識別情報)を取得する。他方、エラーイベ
ントがある場合は、エラー・アップデート表182を参
照し、前記処理で検索したアップデート番号とエラーイ
ベントのIDから新しいアップデート番号を検索し、再
度、アップデート・データ表183を参照して新しいア
ップデート・データの情報(記憶場所、データ名称、識
別情報)を取得する。
81を参照し、受信した判断データ内のドライバとファ
ームウェアの各々の識別情報から対応するアップデート
番号を1つ検索する。次にエラーイベントがあるか確認
し、エラーイベントが無い場合はアップデート・データ
表183を参照し、前記処理で検索したアップデート番
号に対応するアップデート・データの情報(記憶場所、
データ名称、識別情報)を取得する。他方、エラーイベ
ントがある場合は、エラー・アップデート表182を参
照し、前記処理で検索したアップデート番号とエラーイ
ベントのIDから新しいアップデート番号を検索し、再
度、アップデート・データ表183を参照して新しいア
ップデート・データの情報(記憶場所、データ名称、識
別情報)を取得する。
【0056】例えば、受信した判断データ内のドライバ
の識別情報がv1.00b00、ファームウェアの識別
情報が1.00.00の場合、ドライバ/ファームウェ
ア対応表181からアップデート番号#01を検索し、
エラーイベントがない場合は、アップデート・データ表
183からアップデート番号#01に対応するアップデ
ート・データの情報(記憶場所、データ名称、識別情
報)を取得する。もし、エラーイベントとして識別情報
ID:00があった場合には、エラー・アップデート表
182からアップデート番号#01、ID:00に対応
するアップデート番号#20を検索し、アップデート・
データ表183からアップデート番号#20に対応する
アップデート・データの情報(記憶場所、データ名称、
識別情報)を取得する。
の識別情報がv1.00b00、ファームウェアの識別
情報が1.00.00の場合、ドライバ/ファームウェ
ア対応表181からアップデート番号#01を検索し、
エラーイベントがない場合は、アップデート・データ表
183からアップデート番号#01に対応するアップデ
ート・データの情報(記憶場所、データ名称、識別情
報)を取得する。もし、エラーイベントとして識別情報
ID:00があった場合には、エラー・アップデート表
182からアップデート番号#01、ID:00に対応
するアップデート番号#20を検索し、アップデート・
データ表183からアップデート番号#20に対応する
アップデート・データの情報(記憶場所、データ名称、
識別情報)を取得する。
【0057】最後に、取得したアップデート・データの
情報(記憶場所、データ名称、識別情報)を参照し、
「アップデート不要」と設定されていればアップデート
の必要が無いと判定し、記憶場所、データ名称、識別情
報に値が設定されていればアップデートの必要が有ると
判定する。アップデートの必要が有る場合は、後述する
ステップS8、S9の処理により、要求元のアップデー
ト・クライアント4にアップデート・データをネットワ
ークを通して送信することになる。他方、アップデート
の必要が無い場合は、以降のステップS8は処理せず、
ステップS9の処理においてはアップデート不要を示す
アップデート・データをネットワークを通してアップデ
ート・クライアント4に送信することになる。このと
き、アップデート・クライアントが複数ある場合は、判
断データと一緒に送信されてきたアップデート・クライ
アントの情報を参照して送信先のアップデート・クライ
アントを特定する。
情報(記憶場所、データ名称、識別情報)を参照し、
「アップデート不要」と設定されていればアップデート
の必要が無いと判定し、記憶場所、データ名称、識別情
報に値が設定されていればアップデートの必要が有ると
判定する。アップデートの必要が有る場合は、後述する
ステップS8、S9の処理により、要求元のアップデー
ト・クライアント4にアップデート・データをネットワ
ークを通して送信することになる。他方、アップデート
の必要が無い場合は、以降のステップS8は処理せず、
ステップS9の処理においてはアップデート不要を示す
アップデート・データをネットワークを通してアップデ
ート・クライアント4に送信することになる。このと
き、アップデート・クライアントが複数ある場合は、判
断データと一緒に送信されてきたアップデート・クライ
アントの情報を参照して送信先のアップデート・クライ
アントを特定する。
【0058】○ステップS8 ステップS7の処理で取得したアップデート・データの
情報には、記憶場所、データ名称、識別情報が示されて
おり、これらの情報にしたがってアップデート・データ
を取得する。ステップS6の処理の説明にもあった通
り、記憶場所は特に限定されない。
情報には、記憶場所、データ名称、識別情報が示されて
おり、これらの情報にしたがってアップデート・データ
を取得する。ステップS6の処理の説明にもあった通
り、記憶場所は特に限定されない。
【0059】○ステップS9 アップデートが必要と判断された場合には、取得したア
ップデート・データを要求元のアップデート・クライア
ント4にネットワークを通して送信し、アップデートが
不要と判断された場合には、アップデート不要を示すア
ップデート・データを送信する。アップデート・クライ
アントが複数ある場合は、判断データと一緒に送信され
てきたアップデート・クライアント4の情報を参照して
送信先のアップデート・クライアント4を特定する。
ップデート・データを要求元のアップデート・クライア
ント4にネットワークを通して送信し、アップデートが
不要と判断された場合には、アップデート不要を示すア
ップデート・データを送信する。アップデート・クライ
アントが複数ある場合は、判断データと一緒に送信され
てきたアップデート・クライアント4の情報を参照して
送信先のアップデート・クライアント4を特定する。
【0060】○ステップS10 アップデート・クライアント4は、アップデート・サー
バ9から送信されたアップデート・データを受信し、蓄
積する。
バ9から送信されたアップデート・データを受信し、蓄
積する。
【0061】○ステップS11 受信したアップデート・データを参照し、アップデート
が必要か否かを判断する。アップデートが不要の場合は
以降のステップS12は処理せず、ステップS13の処
理に進み、アップデートが必要な場合はステップS12
の処理に進む。
が必要か否かを判断する。アップデートが不要の場合は
以降のステップS12は処理せず、ステップS13の処
理に進み、アップデートが必要な場合はステップS12
の処理に進む。
【0062】○ステップS12 アップデート・データ内のドライバ用のアップデート・
データ、ファームウェア用のアップデート・データを取
り出し、ユーティリティ3の機能を使ってドライバ5、
ファームウェア7のアップデートを行う。本発明では、
ドライバ5をアップデートする手法は問わない。パッチ
方式等、既存の任意のソフトウェアアップデート手法を
利用することが可能である。同様に本発明では、ファー
ムウェア7をアップデートする手法は問わない。コント
ローラ6のメモリ(EEPROM等)に格納されている
旧ファームウェア7を新ファームウェアに書き換える
等、既存の任意のファームウェアアップデート手法を利
用することが可能である。
データ、ファームウェア用のアップデート・データを取
り出し、ユーティリティ3の機能を使ってドライバ5、
ファームウェア7のアップデートを行う。本発明では、
ドライバ5をアップデートする手法は問わない。パッチ
方式等、既存の任意のソフトウェアアップデート手法を
利用することが可能である。同様に本発明では、ファー
ムウェア7をアップデートする手法は問わない。コント
ローラ6のメモリ(EEPROM等)に格納されている
旧ファームウェア7を新ファームウェアに書き換える
等、既存の任意のファームウェアアップデート手法を利
用することが可能である。
【0063】○ステップS13 アップデート・クライアント4の処理を終了し、起動待
ちの状態となる。ドライバ5、ファームウェア6のアッ
プデート後にコンピュータ1の再起動が必要な場合は、
オペレーティングシステム12に再起動を要求する。
ちの状態となる。ドライバ5、ファームウェア6のアッ
プデート後にコンピュータ1の再起動が必要な場合は、
オペレーティングシステム12に再起動を要求する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
【0065】ディスクアレイシステムにおけるドライバ
とディスクコントローラのファームウェアとを同時にア
ップデートする作業を確実かつ簡便に実施することがで
きる。その理由は、ディスクアレイシステムにおけるデ
ィスク装置を制御するコントローラのファームウェア及
び前記コントローラ用のドライバの識別情報の組み合わ
せに基づいて、前記ファームウェア及び前記ドライバの
更新要否が決定され、また更新が必要な場合には前記フ
ァームウェア及び前記ドライバの更新用データが決定さ
れて提供されるため、ドライバ毎、ファームウェア毎に
そのアップデート要否及び更新用データを決定する手間
が省け、さらにドライバ及びファームウェアの一方だけ
をアップデートして両者に不整合が発生するような事態
を防止できるからである。
とディスクコントローラのファームウェアとを同時にア
ップデートする作業を確実かつ簡便に実施することがで
きる。その理由は、ディスクアレイシステムにおけるデ
ィスク装置を制御するコントローラのファームウェア及
び前記コントローラ用のドライバの識別情報の組み合わ
せに基づいて、前記ファームウェア及び前記ドライバの
更新要否が決定され、また更新が必要な場合には前記フ
ァームウェア及び前記ドライバの更新用データが決定さ
れて提供されるため、ドライバ毎、ファームウェア毎に
そのアップデート要否及び更新用データを決定する手間
が省け、さらにドライバ及びファームウェアの一方だけ
をアップデートして両者に不整合が発生するような事態
を防止できるからである。
【0066】ディスクアレイシステムで過去に発生した
異常をアップデートの判断材料にしたきめ細かな管理が
実現できる。その理由は、ディスクアレイシステムにお
けるディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア、前記コントローラ用のドライバの識別情報に加え
て、ディスクアレイシステムで発生したエラーイベント
の識別情報も考慮して、前記ファームウェア及び前記ド
ライバの更新要否が決定され、また更新が必要な場合に
はエラーイベントを考慮して前記ファームウェア及び前
記ドライバの更新用データが決定されて提供されるから
である。
異常をアップデートの判断材料にしたきめ細かな管理が
実現できる。その理由は、ディスクアレイシステムにお
けるディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア、前記コントローラ用のドライバの識別情報に加え
て、ディスクアレイシステムで発生したエラーイベント
の識別情報も考慮して、前記ファームウェア及び前記ド
ライバの更新要否が決定され、また更新が必要な場合に
はエラーイベントを考慮して前記ファームウェア及び前
記ドライバの更新用データが決定されて提供されるから
である。
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】本発明の実施例におけるデータベースの内容例
を示す図である。
を示す図である。
1、2…コンピュータ 3…ディスク制御/監視/管理ソフトウェア 4…アップデート・クライアント 5…ドライバ 6…アダプタ/コントローラ 7…ファームウェア 8、14…ネットワーク・コンポーネント 9…アップデート・サーバ 10…アップデート・データ 11…ディスク 12、13…オペレーティングシステム 14…ネットワーク・コンポーネント 15…判断 16…識別情報 17…エラーイベント 18…データベース 19…記憶装置
Claims (12)
- 【請求項1】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムにおける前記デ
ィスク装置を制御するコントローラのファームウェア及
び前記コントローラ用のドライバの識別情報の組み合わ
せに基づいて、前記ファームウェア及び前記ドライバの
更新要否および更新が必要な場合における前記ファーム
ウェア及び前記ドライバの更新用データを決定する手段
と、 前記決定された前記ファームウェア及び前記ドライバの
更新用データを前記ディスクアレイシステムに提供する
手段とを備えたディスクアレイシステム用アップデート
管理システム。 - 【請求項2】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムにアップデート
・クライアントを備え、前記ディスクアレイシステムに
通信回線を介して接続されたセンタシステムに、アップ
デート・サーバと記憶装置とを備え、 前記アップデート・クライアントは、 前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバの各識別情報を
保持する識別情報保持手段と、 定期的に起動され、前記識別情報保持手段に保持された
識別情報を添付して前記アップデート・サーバにアップ
デート判断要求を送信するアップデート判断要求送信手
段と、 前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバから返されるアップデート・データを受信し
て蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ドライバ用のアップデート
・データに基づいて前記ドライバをアップデートするド
ライバアップデート手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ファームウェア用のアップ
デート・データに基づいて前記ファームウェアをアップ
デートするファームウェアアップデート手段とを備え、 前記記憶装置は、アップデート対象となるドライバとフ
ァームウェアの識別情報からアップデートの要否及びア
ップデート・データの情報を決定するための判定表を記
憶しており、 前記アップデート・サーバは、 前記アップデート・クライアントから送信されたアップ
デート判断要求を受信するアップデート判断要求受信手
段と、 前記受信されたアップデート判断要求に添付された識別
情報と前記記憶装置の前記判定表とから、当該要求元の
前記ドライバ及び前記ファームウェアのアップデートの
要否を判定し、アップデートが必要な場合は更に最適な
アップデート・データを決定するアップデート要否判断
手段と、 前記アップデート要否判断手段で決定されたアップデー
ト・データを獲得するアップデート・データ取得手段
と、 前記取得されたアップデート・データを要求元の前記ア
ップデート・クライアントへ送信するアップデート・デ
ータ送信手段とを備えるディスクアレイシステム用アッ
プデート管理システム。 - 【請求項3】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムにおける前記デ
ィスク装置を制御するコントローラのファームウェア、
前記コントローラ用のドライバ及び前記ディスクアレイ
システムで発生したエラーイベントの識別情報の組み合
わせに基づいて、前記ファームウェア及び前記ドライバ
の更新要否および更新が必要な場合における前記ファー
ムウェア及び前記ドライバの更新用データを決定する手
段と、 前記決定された前記ファームウェア及び前記ドライバの
更新用データを前記ディスクアレイシステムに提供する
手段とを備えたディスクアレイシステム用アップデート
管理システム。 - 【請求項4】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムにアップデート
・クライアントを備え、前記ディスクアレイシステムに
通信回線を介して接続されたセンタシステムに、アップ
デート・サーバと記憶装置とを備え、 前記アップデート・クライアントは、 前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバの各識別情報を
保持する識別情報保持手段と、 前記ディスクアレイシステムで発生したエラーイベント
の識別情報を保持するエラーイベント保持手段と、 定期的に起動され、前記識別情報保持手段及び前記エラ
ーイベント保持手段に保持された識別情報を添付して前
記アップデート・サーバにアップデート判断要求を送信
するアップデート判断要求送信手段と、 前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバから返されるアップデート・データを受信し
て蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ドライバ用のアップデート
・データに基づいて前記ドライバをアップデートするド
ライバアップデート手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ファームウェア用のアップ
デート・データに基づいて前記ファームウェアをアップ
デートするファームウェアアップデート手段とを備え、 前記記憶装置は、アップデート対象となるドライバとフ
ァームウェアとエラーイベントの識別情報からアップデ
ートの要否及びアップデート・データの情報を決定する
ための判定表を記憶しており、 前記アップデート・サーバは、 前記アップデート・クライアントから送信されたアップ
デート判断要求を受信するアップデート判断要求受信手
段と、 前記受信されたアップデート判断要求に添付された識別
情報と前記記憶装置の前記判定表とから、当該要求元の
前記ドライバ及び前記ファームウェアのアップデートの
要否を判定し、アップデートが必要な場合は更に最適な
アップデート・データを決定するアップデート要否判断
手段と、 前記アップデート要否判断手段で決定されたアップデー
ト・データを取得するアップデート・データ取得手段
と、 前記取得されたアップデート・データを要求元の前記ア
ップデート・クライアントへ送信するアップデート・デ
ータ送信手段とを備えるディスクアレイシステム用アッ
プデート管理システム。 - 【請求項5】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント装置であって、 前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバの各識別情報を
保持する識別情報保持手段と、 定期的に起動され、前記識別情報保持手段に保持された
識別情報を添付して、ネットワーク経由で接続された外
部のアップデート・サーバ装置にアップデート判断要求
を送信するアップデート判断要求送信手段と、 前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバ装置から返されるアップデート・データを受
信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ドライバ用のアップデート
・データに基づいて前記ドライバをアップデートするド
ライバアップデート手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ファームウェア用のアップ
デート・データに基づいて前記ファームウェアをアップ
デートするファームウェアアップデート手段とを備えた
アップデート・クライアント装置。 - 【請求項6】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント装置であって、 前記ディスク装置を制御するコントローラのファームウ
ェア及び前記コントローラ用のドライバ並びに前記ディ
スクアレイシステムで発生したエラーイベントの各識別
情報を保持する識別情報保持手段と、 定期的に起動され、前記識別情報保持手段に保持された
識別情報を添付して、ネットワーク経由で接続された外
部のアップデート・サーバ装置にアップデート判断要求
を送信するアップデート判断要求送信手段と、 前記アップデート判断要求の応答として前記アップデー
ト・サーバ装置から返されるアップデート・データを受
信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ドライバ用のアップデート
・データに基づいて前記ドライバをアップデートするド
ライバアップデート手段と、 前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積されたア
ップデート・データのうち、ファームウェア用のアップ
デート・データに基づいて前記ファームウェアをアップ
デートするファームウェアアップデート手段とを備えた
アップデート・クライアント装置。 - 【請求項7】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント装置とネットワーク経由で接
続されるアップデート・サーバ装置であって、 前記アップデート・クライアントから送信されたアップ
デート判断要求を受信するアップデート判断要求受信手
段と、 前記受信したアップデート判断要求に添付された前記デ
ィスクアレイシステムのディスク装置を制御するコント
ローラのファームウェア及び前記コントローラ用のドラ
イバの各識別情報に基づいて、アップデート対象となる
ドライバとファームウェアの識別情報からアップデート
の要否及びアップデート・データの情報を決定するため
の判定表を参照して、アップデート要否を判定し且つア
ップデートが必要な場合は更に最適なアップデート・デ
ータを決定するアップデート要否判断手段と、 前記アップデート要否判断手段で決定されたアップデー
ト・データを獲得するアップデート・データ取得手段
と、 前記取得されたアップデート・データを要求元の前記ア
ップデート・クライアント装置へ送信するアップデート
・データ送信手段とを備えるアップデート・サーバ装
置。 - 【請求項8】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムに設けられたア
ップデート・クライアント装置とネットワーク経由で接
続されるアップデート・サーバ装置であって、 前記アップデート・クライアントから送信されたアップ
デート判断要求を受信するアップデート判断要求受信手
段と、 前記受信したアップデート判断要求に添付された前記デ
ィスクアレイシステムのディスク装置を制御するコント
ローラのファームウェア及び前記コントローラ用のドラ
イバ並びに前記ディスクアレイシステムで発生したエラ
ーイベントの各識別情報に基づいて、アップデート対象
となるドライバとファームウェアとエラーイベントの識
別情報からアップデートの要否及びアップデート・デー
タの情報を決定するための判定表を参照して、アップデ
ート要否を判定し且つアップデートが必要な場合は更に
最適なアップデート・データを決定するアップデート要
否判断手段と、 前記アップデート要否判断手段で決定されたアップデー
ト・データを獲得するアップデート・データ取得手段
と、 前記取得されたアップデート・データを要求元の前記ア
ップデート・クライアント装置へ送信するアップデート
・データ送信手段とを備えるアップデート・サーバ装
置。 - 【請求項9】 複数台のディスク装置にデータを分散さ
せて記憶させるディスクアレイシステムに備わるコンピ
ュータを、下記の各手段(a)〜(e)を備えるアップ
デート・クライアントとして機能させるプログラム。 (a)前記ディスク装置を制御するコントローラのファ
ームウェア及び前記コントローラ用のドライバの各識別
情報を保持する識別情報保持手段 (b)定期的に起動され、前記識別情報保持手段に保持
された識別情報を添付して、ネットワーク経由で接続さ
れた外部のアップデート・サーバにアップデート判断要
求を送信するアップデート判断要求送信手段 (c)前記アップデート判断要求の応答として前記アッ
プデート・サーバから返されるアップデート・データを
受信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段 (d)前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積さ
れたアップデート・データのうち、ドライバ用のアップ
デート・データに基づいて前記ドライバをアップデート
するドライバアップデート手段 (e)前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積さ
れたアップデート・データのうち、ファームウェア用の
アップデート・データに基づいて前記ファームウェアを
アップデートするファームウェアアップデート手段 - 【請求項10】 複数台のディスク装置にデータを分散
させて記憶させるディスクアレイシステムに備わるコン
ピュータを、下記の各手段(a)〜(e)を備えるアッ
プデート・クライアントとして機能させるプログラム。 (a)前記ディスク装置を制御するコントローラのファ
ームウェア及び前記コントローラ用のドライバ並びに前
記ディスクアレイシステムで発生したエラーイベントの
各識別情報を保持する識別情報保持手段 (b)定期的に起動され、前記識別情報保持手段に保持
された識別情報を添付して、ネットワーク経由で接続さ
れた外部のアップデート・サーバにアップデート判断要
求を送信するアップデート判断要求送信手段 (c)前記アップデート判断要求の応答として前記アッ
プデート・サーバから返されるアップデート・データを
受信して蓄積するアップデート・データ受信蓄積手段 (d)前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積さ
れたアップデート・データのうち、ドライバ用のアップ
デート・データに基づいて前記ドライバをアップデート
するドライバアップデート手段 (e)前記アップデート・データ受信蓄積手段に蓄積さ
れたアップデート・データのうち、ファームウェア用の
アップデート・データに基づいて前記ファームウェアを
アップデートするファームウェアアップデート手段 - 【請求項11】 複数台のディスク装置にデータを分散
させて記憶させるディスクアレイシステムに設けられた
アップデート・クライアントとネットワーク経由で接続
されるコンピュータを、下記の各手段(a)〜(d)を
備えるアップデート・サーバとして機能させるプログラ
ム。 (a)前記アップデート・クライアントから送信された
アップデート判断要求を受信するアップデート判断要求
受信手段 (b)前記受信したアップデート判断要求に添付された
前記ディスクアレイシステムのディスク装置を制御する
コントローラのファームウェア及び前記コントローラ用
のドライバの各識別情報に基づいて、アップデート対象
となるドライバとファームウェアの識別情報からアップ
デートの要否及びアップデート・データの情報を決定す
るための判定表を参照して、アップデート要否を判定し
且つアップデートが必要な場合は更に最適なアップデー
ト・データを決定するアップデート要否判断手段 (c)前記アップデート要否判断手段で決定されたアッ
プデート・データを取得するアップデート・データ取得
手段 (d)前記取得されたアップデート・データを要求元の
前記アップデート・クライアントへ送信するアップデー
ト・データ送信手段 - 【請求項12】 複数台のディスク装置にデータを分散
させて記憶させるディスクアレイシステムに設けられた
アップデート・クライアントとネットワーク経由で接続
されるコンピュータを、下記の各手段(a)〜(d)を
備えるアップデート・サーバとして機能させるプログラ
ム。 (a)前記アップデート・クライアントから送信された
アップデート判断要求を受信するアップデート判断要求
受信手段 (b)前記受信したアップデート判断要求に添付された
前記ディスクアレイシステムのディスク装置を制御する
コントローラのファームウェア及び前記コントローラ用
のドライバ並びに前記ディスクアレイシステムで発生し
たエラーイベントの各識別情報に基づいて、アップデー
ト対象となるドライバとファームウェアとエラーイベン
トの識別情報からアップデートの要否及びアップデート
・データの情報を決定するための判定表を参照して、ア
ップデート要否を判定し且つアップデートが必要な場合
は更に最適なアップデート・データを決定するアップデ
ート要否判断手段 (c)前記アップデート要否判断手段で決定されたアッ
プデート・データを取得するアップデート・データ取得
手段 (d)前記取得されたアップデート・データを要求元の
前記アップデート・クライアントへ送信するアップデー
ト・データ送信手段
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