JP2002210735A - 低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体の製造方法 - Google Patents
低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体の製造方法Info
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Abstract
キングが生じることのない低結晶性ポリオレフィン樹脂
造粒体を製造する方法を提供すること。 【解決手段】 水中カット造粒法により低結晶性ポリオ
レフィン樹脂造粒体を製造する方法において、溶融した
低結晶性ポリオレフィン樹脂が水中で切断された後、該
切断された樹脂片が固液分離機に到達するまでの時間が
3秒以上であるようにする低結晶性ポリオレフィン樹脂
造粒体の製造方法である。
Description
フィン樹脂造粒体の表面粘着性を改良することにより、
造粒体の製造時、保管時及び使用時にブロッキングが生
じることのない低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体を製
造する方法、及びこの製造方法により得られる低結晶性
ポリオレフィン樹脂造粒体に関するものである。
低比重、環境への安全性が高いなどの利点を有するた
め、ホットメルト接着剤、床用材料、軟質フィルム原料
など広範な分野で使用されている。しかしながら、非晶
性ポリオレフィン樹脂は、比較的低分子量の非晶性成分
を多量に含有するため、ペレット状やクラム状の原料に
おいては表面粘着性が強く、このため原料自体がブロッ
キングし易く、原料の取り出しが困難であるなどの問題
があった。このような問題点を改良するため、非晶性ポ
リオレフィン樹脂に各種の添加剤を添加して粘着性を防
止する試みがなされてきた(特開昭59−33339号
公報、特開昭59−43044号公報)。しかし、これ
らの方法でも粘着を防止する効果が十分でなかったり、
添加された添加剤が成形体の表面に移行して問題を生じ
る場合があった。近年、これらの問題を解決する方法と
して、水中カット方式により造粒する際に、離型剤を水
中に分散させる方法(特開平7−40339号公報)
や、温水中に長時間滞留させる方法(特開平7−316
222号公報)などが提案されてい。しかしながら、こ
れらの方法も離型剤が残留するという問題、生産上の煩
雑さ及び生産性の低下などの問題があり、十分な製造方
法とは言い難い。また、上記非晶性ポリオレフィン樹脂
に代わる新しい樹脂として、均一触媒系において製造さ
れる低結晶性ポリオレフィン樹脂が提案されている(特
開2000−95820号公報)。この低結晶性ポリオ
レフィン樹脂は、いわゆるべたつき成分となる低分子量
成分が少なく、ストランドカット式造粒機で造粒されて
いるものの、柔軟性において十分とは言い難いものであ
る。
鑑みなされたもので、低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒
体の表面粘着性を改良することにより、造粒体の製造
時、保管時及び使用時にブロッキングが生じることのな
い低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体を製造する方法、
及びこの製造方法により得られる低結晶性ポリオレフィ
ン樹脂造粒体を提供することを目的とするものである。
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、水中カット法
により低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体を製造するに
際し、溶融した低結晶性ポリオレフィン樹脂が水中で切
断された後、該切断された樹脂片が固液分離機に到達す
るまでの時間を一定の時間以上とすることにより、すな
わち樹脂片の水中における滞留時間を一定の時間以上と
することにより、本目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、〔1〕
水中カット造粒法により低結晶性ポリオレフィン樹脂造
粒体を製造する方法において、溶融した低結晶性ポリオ
レフィン樹脂が水中で切断された後、該切断された樹脂
片が固液分離機に到達するまでの時間が3秒以上である
ようにすることを特徴とする低結晶性ポリオレフィン樹
脂造粒体の製造方法を提供するものである。また、本発
明は、〔2〕上記〔1〕に記載の方法で製造され、下記
の(1)及び(2) (1)示差走査型熱量計(DSC)で測定した融点(T
m)が40〜100℃である (2)示差走査型熱量計(DSC)で測定した融解熱量
(ΔH)が10〜30J/gである を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体、並びに
〔3〕上記〔1〕に記載の方法で製造され、下記の
(3)及び(4) (3)メソペンタッド分率(mmmm)が0.2〜0.6で
ある (4)ラセミペンタッド分率(rrrr)と(1−mm
mm)とが[rrrr/(1−mmmm)]≦0.1であ
る を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体を提供する
ものである。
は、樹脂を溶融状態で水中に押し出し、回転式カッター
などにより水中で球状又は円柱状に切断して樹脂片を
得、これを冷却した後、固液分離機を用いて水から分離
し、乾燥させることにより造粒体を得る方法である。本
発明において、溶融樹脂の温度は、樹脂が溶融状態であ
って、押出しや切断が可能な温度であれば特に制限はな
い。樹脂として、低結晶性ポリプロピレン樹脂を用いる
場合、通常60〜300℃であり、好ましくは100〜
280℃、より好ましくは120〜260℃である。溶
融樹脂の切断に使用する回転式カッターは、通常の樹脂
用水中カッターであればよく、特に制限されない。本発
明において、溶融樹脂が押し出される水の温度は、通常
0〜40℃であり、好ましくは10〜30℃である。こ
の水温が0℃未満では水が凍ってしまい、また、ヒータ
ーなどにより加熱して水温を40℃以上にする必然性も
ない。水温が60℃以上では、樹脂片同士が融着してし
まい、造粒体とならない。本発明において、樹脂片が固
液分離機に到達するまでの時間は3秒以上であることを
要し、その上限について特に制限はないが、生産効率
上、3〜600秒が好ましく、より好ましくは3〜60
秒、特に好ましくは3〜30秒である。この時間が3秒
未満であると、造粒体のブロッキングが発生し易くな
り、流動特性が低下してしまう。また、この時間が60
0秒を超えても効果に差異はなく、生産ラインが煩雑に
なったり、特別な設備を必要とするなどの不都合が生じ
るおそれがある。樹脂片が固液分離機に到達するまでの
時間は、例えば、水中カッターと固液分離装置とを連結
する連結管の長さを調整することにより設定することが
できる。本発明において、樹脂片を水から分離し、乾燥
させるのに用いる固液分離機は、通常の樹脂用固液分離
乾燥機であればよく、特に制限されるものではない。
体は、上記の方法により製造され、下記の(1)及び
(2)を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体であ
る。 (1)示差走査型熱量計(DSC)で測定した融点(T
m)が40〜100℃である (2)示差走査型熱量計(DSC)で測定した融解熱量
(ΔH)が10〜30J/gである 低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体において、融点(T
m)が40℃未満であると、造粒体同士が融着しやすい
という不都合があり、融点(Tm)が100℃を超える
と、柔軟性及び透明性が不十分になりやすいという不都
合がある。融点(Tm)は、60〜90℃が好ましい。
また、融解熱量(ΔH)が10J/g未満であると、べ
たつきの原因となりやすいという不都合があり、融解熱
量(ΔH)が30J/gを超えると、柔軟性が不十分と
なるという不都合がある。融解熱量(ΔH)は、15〜
30J/gが好ましい。なお、示差走査型熱量計(DS
C)による測定については、実施例において述べる。
脂造粒体は、上記の方法により製造され、下記の(3)
及び(4)を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体
である。 (3)メソペンタッド分率(mmmm)が0.2〜0.6で
ある (4)ラセミペンタッド分率(rrrr)と(1−mm
mm)とが[rrrr/(1−mmmm)]≦0.1であ
る 低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体において、メソペン
タッド分率(mmmm)は0.3〜0.6が好ましく、0.4
〜0.5がさらに好ましい。ラセミペンタッド分率(rr
rr)と(1−mmmm)との関係は、[rrrr/
(1−mmmm)]≦0.08であることが好ましく、
[rrrr/(1−mmmm)]≦0.06であることが
さらに好ましく、[rrrr/(1−mmmm)]≦0.
05であることが特に好ましい。低結晶性ポリオレフィ
ン樹脂造粒体が、上記の関係を満たすと、得られる製品
のべたつき成分の量と弾性率の低さのバランスが優れ
る。すなわち、弾性率が低く柔軟性(軟質性ともいう)
に優れ、べたつき成分が少なく表面特性(例えば、ブリ
ードや他の製品へのべたつき成分の移行が少ない等に代
表される)にも優れるという利点がある。低結晶性ポリ
オレフィン樹脂造粒体のメソペンタッド分率(mmm
m)が0.2未満では、べたつきの原因となり、0.6を超
えると弾性率が高くなり好ましくない。低結晶性ポリオ
レフィン樹脂造粒体の[rrrr/(1−mmmm)]
が0.1を超えるとべたつきの原因となる。なお、本発明
で用いられるメソペンタッド分率(mmmm分率)と
は、エイ・ザンベリ(A.Zambelli)等により
「Macromolecules,6,925(197
3)」で提案された方法に準拠し、13C−NMRスペク
トルのメチル基のシグナルにより測定されるポリプロピ
レン分子鎖中のペンタッド単位でのメソ分率である。こ
れが大きくなると、立体規則性が高くなることを意味す
る。同じくラセミペンタッド分率(rrrr分率)と
は、ポリプロピレン分子鎖中のペンタッド単位でのラセ
ミ分率である。[rrrr/(1−mmmm)]は、上
記のペンタッド単位の分率から求められ、プロピレン重
合体の立体規則性分布の均一さを表わす指標である。こ
の値が大きくなると立体規則性分布が広がり、既存触媒
系を用いて製造される従来のポリプロピレンのように高
立体規則性PP(ポリプロピレン)とアタクチックPP
(APP)の混合物となり、べたつきが増し、透明性が
低下することを意味する。なお、13C−NMRスペクト
ルの測定は、エイ・ザンベリ(A.Zambelli)
等により「Macromolecules,8,687
(1975)」で提案されたピークの帰属に従い、下記
の装置及び条件にて行う。
0型13C−NMR装置 方法:プロトン完全デカップリング法 濃度:220mg/ミリリットル 溶媒:1,2,4−トリクロロベンゼンと重ベンゼンの
90:10(容量比)混合溶媒 温度:130℃ パルス幅:45° パルス繰り返し時間:4秒 積算:10000回 低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体としては、前記の
(3)及び(4)要件の他に、
極限粘度[η]が0.1〜3.0デシリットル/gである低
規則性ポリオレフィン樹脂造粒体が好ましい。なかでも
より好ましくは0.2〜2.8デシリットル/g、特に好ま
しくは0.3〜2.5デシリットル/gである。極限粘度
〔η〕が0.1デシリットル/g未満では、強度が低下す
るおそれがある。また3.0デシリットル/gを超える
と、流動性が低下するため成形性が不良となることがあ
る。
体としては、さらに下記の及びのいずれかの要件を
満たすものが好ましい。 ゲルパーミエイション(GPC)法により測定した分
子量分布(Mw/Mn)が4以下、さらに好ましくは3.
5以下、特に好ましくは3以下である。分子量分布(M
w/Mn)が4を超えるとべたつきが発生したりするこ
とがある。なお、上記Mw/Mnは、実施例において述
べるゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法
により求められる。 引張弾性率が100MPa以下であることが好まし
く、より好ましくは80MPa以下である。
体は、前記(1)及び(2)、(3)及び(4)、ある
いは(1)〜(4)を満たすものである。本発明におい
て、低結晶性ポリオレフィン樹脂としては低結晶性ポリ
プロピレン樹脂が好ましく、本発明の目的を損なわない
範囲で、プロピレン以外のコモノマーを2質量%以下共
重合させたものであっても構わない。コモノマーとして
は、エチレン,1−ブテン,1−ペンテン,4−メチル
−1−ペンテン,1−ヘキセン,1−オクテン,1−デ
セン,1−ドデセン,1−テトラデセン,1−ヘキサデ
セン,1−オクタデセン,1−エイコセンなどが挙げら
れ、本発明においては、これらのうち一種又は二種以上
を用いることができる。本発明に用いられる低結晶性ポ
リプロピレン樹脂の製造方法としては、(A)2個の架
橋基を介して架橋構造を形成している遷移金属化合物と
(B)助触媒を組み合わせて得られるメタロセン触媒を
用いてプロピレンを重合または共重合する方法が好まし
い。具体的に例示すれば、一般式(I)
ンタノイド系列の金属元素を示し、E 1 及びE2 はそれ
ぞれ置換シクロペンタジエニル基,インデニル基,置換
インデニル基,ヘテロシクロペンタジエニル基,置換ヘ
テロシクロペンタジエニル基,アミド基,ホスフィド
基,炭化水素基及び珪素含有基の中から選ばれた配位子
であって、A1 及びA2 を介して架橋構造を形成してお
り、またそれらはたがいに同一でも異なっていてもよ
く、Xはσ結合性の配位子を示し、Xが複数ある場合、
複数のXは同じでも異なっていてもよく、他のX,
E1 ,E2 又はYと架橋していてもよい。Yはルイス塩
基を示し、Yが複数ある場合、複数のYは同じでも異な
っていてもよく、他のY,E1 ,E2 又はXと架橋して
いてもよく、A1 及びA2 は二つの配位子を結合する二
価の架橋基であって、炭素数1〜20の炭化水素基、炭
素数1〜20のハロゲン含有炭化水素基、珪素含有基、
ゲルマニウム含有基、スズ含有基、−O−、−CO−、
−S−、−SO2 −、−Se−、−NR1 −、−PR1
−、−P(O)R1 −、−BR1 −又は−AlR1 −を
示し、R1 は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20
の炭化水素基又は炭素数1〜20のハロゲン含有炭化水
素基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていても
よい。qは1〜5の整数で〔(Mの原子価)−2〕を示
し、rは0〜3の整数を示す。〕で表される遷移金属化
合物(A)、及び該(A)成分の遷移金属化合物又はそ
の派生物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物
(B−1)及びアルミノキサン(B−2)から選ばれる
助触媒成分(B)を含有する重合用触媒の存在下、プロ
ピレンを重合又は共重合させる方法が挙げられる。
具体例としては、(1,2' −ジメチルシリレン)
(2,1' −ジメチルシリレン)ビス(3−n−ブチル
インデニル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジ
メチルシリレン)(2,1' −ジメチルシリレン)ビス
(3−トリメチルシリルメチルインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド,(1,2' −ジメチルシリレン)(2,
1' −ジメチルシリレン)ビス(3−フェニルインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチルシ
リレン)(2,1' −ジメチルシリレン)ビス(4,5
−ベンゾインデニル)ジルコニウムジクロリド,(1,
2' −ジメチルシリレン)(2,1' −ジメチルシリレ
ン)ビス(4−イソプロピルインデニル)ジルコニウム
ジクロリド,(1,2' −ジメチルシリレン)(2,
1' −ジメチルシリレン)ビス(5,6−ジメチルイン
デニル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチ
ルシリレン)(2,1' −ジメチルシリレン)ビス
(4,7−ジ−i−プロピルインデニル)ジルコニウム
ジクロリド,(1,2' −ジメチルシリレン)(2,
1' −ジメチルシリレン)ビス(4−フェニルインデニ
ル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチルシ
リレン)(2,1' −ジメチルシリレン)ビス(3−メ
チル−4−i−プロピルインデニル)ジルコニウムジク
ロリド,(1,2' −ジメチルシリレン)(2,1' −
ジメチルシリレン)ビス(5,6−ベンゾインデニル)
ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチルシリレ
ン)(2,1' −イソプロピリデン)−ビス(インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチルシ
リレン)(2,1' −イソプロピリデン)−ビス(3−
メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド,(1,
2' −ジメチルシリレン)(2,1' −イソプロピリデ
ン)−ビス(3−i−プロピルインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド,(1,2' −ジメチルシリレン)(2,
1' −イソプロピリデン)−ビス(3−n−ブチルイン
デニル)ジルコニウムジクロリド,(1,2' −ジメチ
ルシリレン)(2,1' −イソプロピリデン)−ビス
(3−トリメチルシリルメチルインデニル)ジルコニウ
ムジクロリド,など及びこれらの化合物におけるジルコ
ニウムをチタン又はハフニウムに置換したものを挙げる
ことができる。
としては、テトラフェニル硼酸トリエチルアンモニウ
ム,テトラフェニル硼酸トリ−n−ブチルアンモニウ
ム,テトラフェニル硼酸トリメチルアンモニウム,テト
ラフェニル硼酸テトラエチルアンモニウム,テトラフェ
ニル硼酸メチル(トリ−n−ブチル)アンモニウム,テ
トラフェニル硼酸ベンジル(トリ−n−ブチル)アンモ
ニウムなどを挙げることができる。(B−1)は一種用
いてもよく、また二種以上を組み合わせて用いてもよ
い。一方、(B−2)成分のアルミノキサンとしては、
メチルアルミノキサン、エチルアルミノキサン、イソブ
チルアルミノキサン等が挙げられる。これらのアルミノ
キサンは一種用いてもよく、二種以上を組み合わせて用
いてもよい。前記重合用触媒としては、上記(A)成分
及び(B)成分に加えて(C)成分として有機アルミニ
ウム化合物を用いることができる。
ては、トリメチルアルミニウム,トリエチルアルミニウ
ム,トリイソプロピルアルミニウム,トリイソブチルア
ルミニウム,ジメチルアルミニウムクロリド,ジエチル
アルミニウムクロリド,メチルアルミニウムジクロリ
ド,エチルアルミニウムジクロリド,ジメチルアルミニ
ウムフルオリド,ジイソブチルアルミニウムヒドリド,
ジエチルアルミニウムヒドリド,エチルアルミニウムセ
スキクロリド等が挙げられる。これらの有機アルミニウ
ム化合物は一種用いてもよく、二種以上を組合せて用い
てもよい。ここで、プロピレンの重合に際しては、触媒
成分の少なくとも一種を適当な担体に担持して用いるこ
とができる。
法,気相重合法,塊状重合法,溶液重合法,懸濁重合法
などのいずれの方法を用いてもよいが、塊状重合法,溶
液重合法が特に好ましい。重合温度は通常−100〜2
50℃、反応原料に対する触媒の使用割合は、原料モノ
マー/上記(A)成分(モル比)が好ましくは1〜10
8 、特に100〜105 となることが好ましい。さら
に、重合時間は通常5分〜10時間、反応圧力は通常、
常圧〜20MPa(gauge)である。
樹脂には、必要に応じて各種添加剤、例えば可塑剤、無
機フィラー、酸化防止剤、造核剤などを配合することが
できる。これらは、一種用いてもよく、二種以上を組み
合わせて用いてもよい。可塑剤としては、ポリエチレン
グリコール,ポリアミドオリゴマー,エチレンビスステ
アロアマイド,フタル酸エステル,ポリスチレンオリゴ
マー,ポリエチレンワックス,シリコーンオイルなどが
挙げられる。無機フィラーとしては、炭酸カルシウム,
カオリン(ケイ酸アルミニウム),シリカ等の球状フィ
ラー,タルクやマイカ等の板状フィラー,ガラス繊維等
の繊維状フィラーなどが挙げられる。酸化防止剤として
は、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオ
ウ系酸化防止剤など公知のものを用いることができる。
フェノール系酸化防止剤としては、チバスペシャルティ
ケミカルズ(株)イルガノックス1010:物質名:ペ
ンタエリスリチル−テトラキス[ 3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]
などが、 リン系酸化防止剤としては、チバスペシャル
ティケミカルズ(株)イルガフォス168:物質名:ト
リス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイ
トなどが、イオウ系酸化防止剤としては、スミライザー
TPL(住友化学(株))などが挙げられる。造核剤と
しては、高融点ポリマー,有機カルボン酸若しくはその
金属塩,有機リン酸化合物若しくはその金属塩,ジベン
ジリデンソルビトール類,ロジン酸部分金属塩,無機微
粒子,イミド類,アミド類,キナクリドン類,キノン類
及びこれらの混合物などが挙げられる。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら
制限されるものではない。 実施例1 (1)触媒の調製及び低結晶性プロピレンの製造 錯体の合成 (1,2' −ジメチルシリレン)(2,1' −ジメチル
シリレン)−ビス(3−トリメチルシリルメチルインデ
ニル)ジルコニウムジクロライドの合成 シュレンク瓶に(1,2' −ジメチルシリレン)(2,
1' −ジメチルシリレン)−ビス(インデン)のリチウ
ム塩の3.0g(6.97mmol)をTHF50ミリリッ
トルに溶解し−78℃に冷却した。ヨードメチルトリメ
チルシラン2.1ミリリットル(14.2mmol)をゆっ
くりと滴下し室温で12時間攪拌した。溶媒を留去しエ
ーテル50ミリリットルを加えて飽和塩化アンモニウム
溶液で洗浄した。分液後、有機相を乾燥し溶媒を除去し
て(1,2' −ジメチルシリレン)(2,1' −ジメチ
ルシリレン)−ビス(3−トリメチルシリルメチルイン
デン)を3.04g(5.88mmol)を得た。(収率8
4%) 次に、窒素気流下においてシュレンク瓶に前記で得られ
た(1,2' −ジメチルシリレン)(2,1' −ジメチ
ルシリレン)−ビス(3−トリメチルシリルメチルイン
デン)を3.04g(5.88mmol)とエーテル50ミ
リリットルを入れる。−78℃に冷却しn−BuLi
(ヘキサン溶液1.54M)を7.6ミリリットル(11.7
mmol)加えた後、室温で12時間攪拌した。溶媒を
留去し、得られた固体をヘキサン40ミリリットルで洗
浄することによりリチウム塩をエーテル付加体として3.
06g(5.07mmol)を得た(収率73%)。1H
−NMR(90MHz,THF−d8 )による測定の結
果は、: δ 0.04(s,18H,トリメチルシリ
ル),0.48(s,12H,ジメチルシリレン),1.1
0(t,6H,メチル),2.59(s,4H,メチレ
ン),3.38(q,4H,メチレン),6.2−7.7
(m,8H,Ar−H)であった。窒素気流下で前記で
得られたリチウム塩をトルエン50ミリリットルに溶解
した。−78℃に冷却し、ここへ予め−78℃に冷却し
た四塩化ジルコニウム1.2g(5.1mmol)のトルエ
ン(20ミリリットル)懸濁液を滴下した。滴下後、室
温で6時間攪拌した。その反応溶液の溶媒を留去した。
得られた残渣をジクロロメタンより再結晶化することに
より(1,2' −ジメチルシリレン)(2,1' −ジメ
チルシリレン)−ビス(3−トリメチルシリルメチルイ
ンデニル)ジルコニウムジクロライドを0.9g(1.3
3mmol)を得た(収率26%)。1H−NMR(9
0MHz,CDCl3 )による測定の結果は、: δ
0.0(s,18H,トリメチルシリル),1.02,1.1
2(s,12H,ジメチルシリレン),2.51(dd,
4H,メチレン),7.1−7.6(m,8H,Ar−H)
であった。
器にn−ヘプタン37.4リットル/h、トリイソブチル
アルミニウム(日本アルキルアルミ社製)19mmol
/h、メチルアルミノキサン(アルベマール社製)13.
6mmol/h、さらに前記で得た(1,2' −ジメチ
ルシリレン)(2,1' −ジメチルシリレン)−ビス
(3−トリメチルシリルメチルインデニル)ジルコニウ
ムジクロライド13.6μmol/hで、連続供給した。
また、気相部の水素/プロピレンの体積比を0.02に、
反応器内の全圧を0.8MPaGに保つようにプロピレン
と水素を連続供給した。温度60℃、滞留時間90分
で、連続的に重合を行なった。 後処理 得られた重合溶液に下記の添加を処方し、プレートフィ
ン型ポリマーヒーターを内蔵したフラッシュドラムを2
段用い、ジャケット温度220℃にて溶融フラッシング
し、溶媒を除去した。
ミカルズ社製,イルガノックス1010;500ppm ・リン系酸化防止剤:チバ・スペシャルティ・ケミカル
ズ社製,イルガフォス168;1,000ppm
ギアポンプで押し出し、回転ドラム式固液分離装置付き
水中カッター(PASC−21−HS型,田辺プラスチ
ックス機械社製)を用いて造粒を行なった。切断された
樹脂片が固液分離機に到達するまでの時間(造粒体の水
中滞留時間)は、水中カッターと固液分離装置とを連結
する連結管の長さを調整することにより設定した。この
ときの造粒体の水中滞留時間は4秒であり、水温は20
℃であった。
脂特性の評価 下記の方法により、造粒体の樹脂特性を評価した。ま
た、造粒体の状態を目視で観察した。結果を表1に示
す。 [η] の測定 (株) 離合社のVMR−053型自動粘度計を用い、テ
トラリン溶媒中135℃において測定した。 ペンタッド分率の測定 明細書本文中に記載した方法により測定した。 メルトフローレート(MFR)の測定 JIS K 7210に準拠し、230℃、荷重21.1
8Nで測定した。 分子量分布(Mw/Mn)の測定 Mw/Mnは、以下に述べる装置により測定した。
7)を用い、試料10mgを窒素雰囲気下230℃で3
分間溶融した後、1℃/分で−40℃まで降温すること
により得られる結晶化発熱カーブの最大ピークのピーク
トップを結晶化温度(Tc)とした。さらに、−40℃
で3分間保持した後、10℃/分で昇温させることによ
り得られる融解吸熱カーブの最大ピークのピークトップ
を融点(Tm)とした。また、このときに得られる吸熱
量を融解吸熱量(ΔH)とした。 引張弾性率 造粒体をプレス成形して試験片を作製し、JIS K7
113に準拠した引張試験により以下の条件で測定し
た。 クロスヘッド速度:50mm/min 試験片形状:2号型試験片,厚さ1mm (4)造粒体の流動性の評価 単軸押出機(塚田樹機製作所製,TLC 35−20
型)から造粒体を押し出すときの、ホッパーからの造粒
体供給性を、下記の基準により評価した。結果を表1に
示す。 ○:造粒体を連続供給することができた。 ×:造粒体を連続供給することができなかった。
4とし、造粒時の樹脂片の水中滞留時間を8秒とした以
外は実施例1と同様にして造粒体を製造し、同様の評価
を行なった。結果を表1に示す。 実施例3 プロピレンの重合において、水素/プロピレン比を0.0
9とし、造粒時の樹脂片の水中滞留時間を12秒とした
以外は実施例1と同様にして造粒体を製造し、同様の評
価を行なった。結果を表1に示す。 比較例1 プロピレンの重合において、水素/プロピレン比を0.0
9とし、造粒時の樹脂片の水中滞留時間を2秒とした以
外は実施例1と同様にして造粒体を製造し、同様の評価
を行なった。結果を表1に示す。 比較例2 実施例1で得られた低結晶性ポリプロピレンを、単軸押
出機(TLC35−20型,塚田樹機製作所製)を用い
て樹脂温度210℃で押し出し、ストランドカッターを
用いて造粒し、実施例1と同様の評価を行なった。結果
を表1に示す。
改良された低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体を得るこ
とができる。この造粒体は、造粒体の製造時、保管時及
び使用時にブロッキングが生じることがなく、取り扱い
が容易なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 水中カット造粒法により低結晶性ポリオ
レフィン樹脂造粒体を製造する方法において、溶融した
低結晶性ポリオレフィン樹脂が水中で切断された後、該
切断された樹脂片が固液分離機に到達するまでの時間が
3秒以上であるようにすることを特徴とする低結晶性ポ
リオレフィン樹脂造粒体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法で製造され、下記
の(1)及び(2)(1)示差走査型熱量計(DSC)
で測定した融点(Tm)が40〜100℃である (2)示差走査型熱量計(DSC)で測定した融解熱量
(ΔH)が10〜30J/gである を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法で製造され、下記
の(3)及び(4)(3)メソペンタッド分率(mmm
m)が0.2〜0.6である (4)ラセミペンタッド分率(rrrr)と(1−mm
mm)とが[rrrr/(1−mmmm)]≦0.1であ
る を満たす低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体。 - 【請求項4】 低結晶性ポリオレフィン樹脂が、低結晶
性ポリプロピレン樹脂である請求項1に記載の製造方
法。 - 【請求項5】 低結晶性ポリオレフィン樹脂が、低結晶
性ポリプロピレン樹脂である請求項2又は3に記載の低
結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体。
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JP2001015500A JP2002210735A (ja) | 2001-01-24 | 2001-01-24 | 低結晶性ポリオレフィン樹脂造粒体の製造方法 |
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