JP2002164086A - 非水系二次電池の製造法 - Google Patents
非水系二次電池の製造法Info
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Abstract
二次電池において、前記正極と前記電解液との界面およ
び、前記負極と前記電解液との界面、および、前記セパ
レータと前記電解液との界面を均一かつ均質し、電池特
性、充放電サイクル特性、過充電時安全性に優れた二次
電池の製造法を提供する。 【解決手段】 界面活性剤を添加した電池を初期充電時
の充電電気量が電池容量の10%〜50%の範囲で、か
つ、45℃〜100℃の範囲でエージングする。
Description
界面状態を均一化かつ均質化し、前記界面の一部に電流
が集中することを防ぎ、電池特性、充放電サイクル特
性、過充電時の安全性等を良好にする非水系二次電池の
製造法に関する。
コードレス化が急速に進んでいる。これにつれて駆動用
電源を担う小型、軽量、かつ高エネルギー密度を有する
二次電池への要望が高まっている。このような観点か
ら、特に非水系二次電池は、とりわけ高電圧、高エネル
ギー密度が可能な電池としてその期待は大きく開発が急
がれている。
度増加のため、極板内の活物質比率が増すに従い、従来
の製造プロセスでは、正極及び負極と電解液との濡れ性
が悪化し、これらの界面が不均一、不均質になる。これ
により、電流が極板内の一部に集中し、電池特性、サイ
クル特性、過充電時安全性が悪化する問題が生じた。本
発明は、上記のような非水系二次電池の製造に関する問
題を解決し、電池特性、充放電サイクル特性、過充電時
の安全性に優れた非水系二次電池を提供することを目的
とする。
の本願の第1発明は、遷移金属酸化物からなる正極、リ
チウム金属、リチウム合金、リチウムを吸蔵、放出でき
る物質または導電性物質からなる負極、セパレ−タ、及
び非水電解液を基本構成要素とする非水系二次電池の製
造法であって、前記正極、負極、セパレータ及び電解液
に界面活性剤を含ませる工程、初期充電後にエージング
を施す工程を有することを特徴とする。
は、初期充放電後にエージングが施されることで、各構
成要素間の界面、すなわち正極と電解液との界面、負極
と電解液との界面およびセパレータと電解液との界面が
均一かつ均質に保たれる。これにより、極板の一部に負
荷が集中することなく充放電反応が進行し、負荷の集中
に起因する活物質の劣化及びリチウムの析出が抑制され
る。さらに、ハイレート放電や低温放電などの電池特
性、充放電サイクル特性、過充電安全性試験時において
良好な特性を示す非水系二次電池が得られるものであ
る。
るセパレータに代えて高分子固体電解質を用いた非水系
二次電池の製造法であって、前記正極、負極、及び高分
子固体電解質に界面活性剤を含ませる工程、初期充電後
にエージングを施す工程を有することを特徴とする。
は、正極と高分子固体電解質との界面、および、負極と
高分子固体電解質との界面が均一かつ均質に保たれる。
これにより、第1発明と同様の効果を奏する電池が得ら
れるものである。
面を参照しながら説明するが、これらは、本発明を何ら
限定するものではない。
を示し、1は電池ケース、2は絶縁板、3はカスケッ
ト、4は安全部材を組み込んだ封口板、5はアルミニウ
ム製正極リード、6は正極板、7はセパレータ、8は負
極板、9は銅製負極リードである。
とを溶剤に混練分散させた正極ペーストをアルミニウム
製の正極集電体に塗着、乾燥、圧延したものを所定寸法
に切断することにより得られる。
応じて導電助剤とを溶剤に混練分散させた負極ペースト
を銅製の負極集電体に塗着、乾燥、圧延したものを所定
寸法に切断することにより得られる。
セパレータ7、電解液に含ませるには、界面活性剤を正
極ペースト、負極ペーストに添加するか、電解液に添加
することにより容易に含ませることができる。
の断面図を示し、11はアルミニウム箔を含む樹脂ラミ
ネート製の電池ケース、12はリード部の溶着シール
部、15はアルミニウム製正極リード、16は正極板、
17はゲル状の高分子固体電解質、18は負極板、19
は銅製負極リードである。
剤、必要に応じて可塑剤とを溶剤に混練分散させた正極
ペーストをアルミニウム製ラス材からなる正極集電体に
塗着、乾燥、圧延したものを所定寸法に切断することに
より得られる。また、負極板18は、負極活物質、結着
剤、必要に応じて導電助剤と、可塑剤を溶剤に混練分散
させた負極ペーストを銅製ラス材からなる負極集電体に
塗着、乾燥、圧延したものを所定寸法に切断することに
より得られる。
分子化合物と溶剤、必要に応じて可塑剤を添加してペー
スト化し、耐熱性の支持シートに塗着、乾燥後、剥離す
ることにより得られた高分子膜8を介して配し、熱ロー
ルや熱平板プレスにより積層一体化した後、可塑剤を用
いた場合には、キシレン中に浸漬して可塑剤を除去した
後、電池ケース11内に収納し、電解液を注液し、加温
して高分子膜と結着剤をゲル化させてゲル状高分子固体
電解質17が得られる。
よびゲル状高分子固体電解質17に含ませるには、界面
活性剤を正極ペースト、負極ペーストに添加するか、電
解液に添加することにより容易に含ませることができ
る。
電池を、初期充電することにより、正極および、負極の
活物質粒子の層間隔を広げ、エージングにより電解液ま
たは、高分子固体電解質を活物質層間細部にまで浸透さ
せ、界面均質、均一化を実現し、マイクロクリスタルの
発生を抑制することができる。
大きいフルオロカーボン鎖を有するフッ素系界面活性剤
が好ましく、特に、フッ化アルキルエステル、パーフル
オロアルキルアルコキシレート、パーフルオロアルキル
スルホン酸のアンモニウム塩あるいはアルカリ塩などの
少なくとも1種が望ましい。添加量としては0.01重
量部〜1重量部の範囲が好ましい。
量に対して10%から50%の充電電気量が、活物質層
間を十分広げ、かつ、リチウムマイクロクリスタル析出
が発生しない領域として好ましい。
℃の雰囲気下で、1時間〜3時間が、電解液の粘度が低
下し、活物質層間に十分浸透する領域として望ましい。
に限定されず、従来使用されている構成部材を使用でき
る。
オンをゲストとして受け入れ得るリチウム含有遷移金属
化合物が使用される。例えば、コバルト、マンガン、ニ
ッケル、クロム、鉄およびバナジウムから群より選ばれ
る少なくとも一種類の金属とリチウムとの複合金属酸化
物、LiCoO2、LiMnO2、LiNiO2、LiC
oxNi(1-x)O2(0<x<1)、LiCrO2、αLi
FeO2、LiVO2等が挙げられる。
蔵、脱離し得る黒鉛型結晶構造を有するグラファイトを
含む材料、例えば天然黒鉛や人造黒鉛が使用される。特
に、格子面(002)の面間隔(d002)が3.350
〜3.400Åである黒鉛型結晶構造を有する炭素材料
を使用することが好ましい。
環状カーボネートおよび鎖状カーボネートが含有され、
前記環状カーボネートとしては、エチレンカーボネート
(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、およびブ
チレンカーボネート(BC)から選ばれる少なくとも一
種以上であることが好ましく、前記鎖状カーボネートと
しては、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカ
ーボネート(DEC)、およびエチルメチルカーボネー
ト(EMC)等から選ばれる少なくとも一種以上である
ことが好ましい。
強いリチウム塩、例えば、LiPF 6、LiBF4、Li
ClO4、LiAsF6、LiCF3SO3、LiN(SO
2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、LiC(SO2C
F3)3等が好ましく、これらの溶質は、一種類で使用し
ても良く、二種類以上組み合わせて使用しても良い。ま
た、これらの溶質は、前記非水系溶媒に0.5M〜1.
5Mの濃度で溶解されていることが好ましい。
脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂か
らなる微多孔膜、織布、不織布などが好ましい。
分子化合物と電解液をゲル化により一体化させたゲル状
高分子固体電解質17を構成する有機高分子化合物とし
ては、イオン伝導度が高いポリフッ化ビニリデン系樹
脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアクリレート系
樹脂などが好ましい。
合金からなる円筒形や角型のものを用いることができ、
樹脂ラミネートケース11としては、アルミニウム箔を
中間の一層とし、その内側にポリプロピレンフィルム
を、外側にナイロンフィルムをそれぞれラミネートで積
層一体化したアルミラミネートフィルムなどが好まし
い。
詳細に説明する。
CoO2、導電剤としてアセチレンブラック、結着剤と
して2−エチルヘキシルアクリレートとアクリル酸とア
クリロニトリル共重合体のNMPディスパージョン(固
形分8%)、溶剤としてN−メチル−2−ピロリドン
(NMP)を混練分散させた正極ペーストを、厚さ15
μmのアルミ箔上に、スリットダイコーターを用いて両
面塗布し乾燥後に、ロールプレスし、所定寸法にスリッ
トすることで、正極板6を作製した。
着材としてスチレンとブタジエンゴムのディスパージョ
ン(固形分48%)、増粘剤としてカルボキシメチルセ
ルロース水溶液(固形分1%)、を混錬分散させた負極
ペーストを、厚さ10μmの銅箔上に、スリットダイコ
ーターを用いて両面塗布し乾燥後に、ロールプレスし、
所定寸法にスリットすることで、負極板8を作製した。
厚さ20μmの微多孔性ポリエチレン製セパレータを配
設し、巻回することにより、渦巻きの極板群を構成し
た。
高65mmの円筒形の電池ケース1に挿入した後、絶縁
板2で前記極板群を押さえ、非水電解液を注液した後、
ガスケット3および安全部材を組み込んだ封口板4と電
池ケース1とをかしめて、電池容量が1700mAhの
リチウムイオン電池を作製した。なお、非水電解液はエ
チレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネー
ト(EMC)を重量比1:3で混合した溶媒に、溶質と
してLiPF6を1.5モル・dm-3、界面活性剤とし
てパーフルオロアルキルアルコキシレートを0.05重
量部添加した非水電解液を用いた。
を、電池容量の40%の充電電気量になるまで初期充電
した後、60℃の雰囲気下で1日間エージングすること
により作製した電池を、実施例1の電池とした。
量になるまで初期充電した後、60℃の雰囲気下で1日
間エージングした以外は実施例1と同様にして作製した
電池を、実施例2の電池とした。
量になるまで初期充電した後、45℃の雰囲気下で3日
間エージングした以外は実施例1と同様にして作製した
電池を、実施例3の電池とした。
2、導電剤としてアセチレンブラック、結着剤としてフ
ッ化ビニリデン(VDF)とヘキサフルオロプロピレン
(HFP)との共重合体P(VDF−HFP)、溶剤と
してN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を混練分散
させた正極ペーストを、厚み60μmのラス加工したア
ルミニウム製集電体に塗着、乾燥、圧延し、所定寸法に
スリットすることで、正極板16を作製した。
着材として前記P(VDF−HFP)、溶剤としてN−
メチル−2−ピロリドン(NMP)を混練分散させた負
極ペーストを、厚み50μmのラス加工した銅製集電体
に塗着、乾燥、圧延し、所定寸法にスリットすること
で、負極板18を作製した。
F−HFP)を、溶剤としてアセトンとシクロヘキサノ
ンからなる混合溶剤に添加してペースト化し、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)樹脂製の支持シートに塗
着、乾燥後、剥離することにより作製した高分子膜、正
極板16、負極板18を熱平板プレスにより図2に示す
ような積層一体化された極板群を作製した。
側にポリプロピレンフィルムを、外側にナイロンフィル
ムをそれぞれラミネートで積層一体化した樹脂ラミネー
トケース11に収納し、電解液を注液し、前記P(VD
F−HFP)をゲル化させてゲル状高分子固体電解質1
7を作製し、前記樹脂ラミネートケース11の開口部を
熱融着して封口し、電池容量が500mAhのリチウム
ポリマー電池を作製した。
(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)、ジエ
チルカーボネート(DEC)との重量比が3:5:2で
混合した溶媒に、溶質としてLiPF6を1.0モル・
dm-3、界面活性剤としてパーフルオロアルキルアルコ
キシレートを0.05重量部添加した非水電解液を用い
た。
を、電池容量の50%の充電電気量になるまで初期充電
した後、100℃の雰囲気下で1時間エージングするこ
とにより作製した電池を、実施例4の電池とした。
量になるまで初期充電した後、100℃の雰囲気下で1
時間エージングした以外は実施例4と同様にして作製し
た電池を、実施例5の電池とした。
加しなかった以外は実施例1同様にして作製した電池
を、比較例1の電池とした。
加しなかった以外は実施例4と同様にして作製した電池
を、比較例2の電池とした。
になるまで初期充電した後、60℃の雰囲気下で1日間
エージングした以外は実施例1と同様にして作製した電
池を、比較例3の電池とした。
量になるまで初期充電した後、60℃の雰囲気下で1日
間エージングした以外は実施例1と同様にして作製した
電池を、比較例4の電池とした。
量になるまで初期充電した後、30℃の雰囲気下で7日
間エージングした以外は実施例1と同様にして作製した
電池を、比較例5の電池とした。
量になるまで初期充電した後、110℃の雰囲気下で1
時間エージングした以外は実施例1と同様にして作製し
た電池を、比較例6の電池とした。
量になるまで初期充電した後、100℃の雰囲気下で1
時間エージングした以外は実施例4と同様にして作製し
た電池を、比較例7の電池とした。
量になるまで初期充電した後、30℃の雰囲気下で7日
間エージングした以外は実施例4と同様にして作製した
電池を、比較例8の電池とした。
た実施例1〜実施例3、比較例1、比較例3〜比較例6
のリチウムイオン電池を20℃恒温槽中で1700mA
(1C)の充電電流で電池電圧が4.2Vになるまで充
電し、その後、4.2Vの定電圧で充電電流が85mA
(0.05C)になるまで充電し、次に1700mA
(1C)の放電電流で終止電圧が3.0Vまで放電し、
この充放電を繰り返した。
比較例2、比較例7〜比較例8のリチウムポリマー電池
を20℃恒温槽中で500mA(1C)の充電電流で電
池電圧が4.2Vになるまで充電し、その後、4.2V
の定電圧で充電電流が25mA(0.05C)になるま
で充電し、次に500mA(1C)の放電電流で終止電
圧が3.0Vまで放電し、この充放電を繰り返した。
0サイクル時での放電容量維持率は、表1に示す結果と
なった。
例1、実施例4と比較例2より界面活性剤を添加するこ
とにより、界面状態を均一且つ均質にすることができ、
極板の一部に負荷が集中することに起因する活物質の劣
化が抑制されていると推測される。また、実施例1〜実
施例3と比較例3〜比較例6、実施例4〜実施例5と比
較例7〜比較例8より、界面活性剤を添加しても初期充
電時の充電電気量とエージング条件が適切でないと、界
面状態を均一且つ均質にすることができないので、極板
の一部に負荷が集中し、活物質が劣化すると推測され
る。
池を初期充電時の充電電気量が電池容量の10%〜50
%の範囲で、かつ、エージング条件が45℃〜100℃
の範囲が最適であった。
法によれば、正極と電解液との界面、負極と電解液との
界面、セパレータと電解液との界面、または、正極と高
分子固体電解質との界面、負極と高分子固体電解質との
界面を均一かつ均質にすることができるので、電池特
性、充放電サイクル特性、過充電時の安全性に優れた二
次電池を提供することができる。
オン電池の断面図
リマー電池の断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 遷移金属酸化物からなる正極、リチウム
金属、リチウム合金、リチウムを吸蔵、放出できる物質
または導電性物質からなる負極、セパレ−タ、及び非水
電解液を基本構成要素とする非水系二次電池の製造法で
あって、 前記正極、負極、セパレータ及び電解液に界面活性剤を
含ませる工程、初期充電後にエージングを施す工程を有
することを特徴とする非水系二次電池の製造法。 - 【請求項2】 請求項1記載のセパレータに代えて高分
子固体電解質を用いた非水系二次電池の製造法であっ
て、 前記正極、負極、及び高分子固体電解質に界面活性剤を
含ませる工程、初期充電後にエージングを施す工程を有
することを特徴とする非水系二次電池の製造法。 - 【請求項3】 前記界面活性剤に、フッ素系界面活性剤
を用いる請求項1または請求項2のいずれか記載の非水
系二次電池の製造法。 - 【請求項4】 前記初期充電において、構成された非水
系電池の容量に対して10%から50%の充電電気量に
なるまで充電を施す請求項1または請求項2のいずれか
記載の非水系二次電池の製造法。 - 【請求項5】 前記エージングを45℃から100℃の
雰囲気下で行う請求項1または請求項2のいずれか記載
の非水系二次電池の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360623A JP2002164086A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 非水系二次電池の製造法 |
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JP2000360623A JP2002164086A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 非水系二次電池の製造法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2002164086A (ja) |
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