JP2001515744A - 眼の角膜の自己蛍光を測定するための測定装置 - Google Patents
眼の角膜の自己蛍光を測定するための測定装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明によると、失明を引き起こす糖尿病性網膜症の早期発見のために、眼の角膜(2)の自己蛍光を測定するための測定装置にして、接線方向に角膜を照明するための手段(3〜5)、この照明によって角膜で発生する自己蛍光放射を受光するための手段(11〜14)、及び測定された自己蛍光放射を処理するための手段を包含する測定装置であって、接線方向に角膜を照明するための該手段が、青色光を放射する少なくとも1つの光源(5)と、角膜への光路のうち少なくとも青色光の一部を透過する少なくとも1つのフィルター(10)からなり、角膜で発生する自己蛍光放射を受光するための該手段が、緑色光を透過する少なくとも1つのフィルターからなる測定装置が用いられる。
Description
【0001】 本発明は、眼の角膜の自己蛍光を測定するため測定装置にして、実質的に接線
方向に角膜を照明するための手段、この照明によって角膜で発生する自己蛍光放
射を受光するための手段、及び測定された自己蛍光放射を処理するための手段を
包含する測定装置に関する。
方向に角膜を照明するための手段、この照明によって角膜で発生する自己蛍光放
射を受光するための手段、及び測定された自己蛍光放射を処理するための手段を
包含する測定装置に関する。
【0002】 このような装置の例としてはイタリア特許願IT−94.501.069が知ら
れている。
れている。
【0003】 眼の角膜の自己蛍光放射を測定するための測定装置は、糖尿病患者を糖尿病性
網膜症についてスクリーニングする際に用いられる。糖尿病性網膜症は西洋では
失明の最も重要な原因の1つであり、その早期発見は、レーザー治療を施すこと
による患者の失明の遅延や予防に貢献することができる。最近の研究は、特定の
波長領域における角膜組織の自己蛍光が糖尿病性網膜症の重症度に伴ってかなり
増加することを示している。他の従来法によると、糖尿病性網膜症及びその進行
は検出困難であるとされている。角膜の自己蛍光を測定することの有用性は、角
膜がすぐに検査できること及び角膜の自己蛍光量が年齢に非依存的か又はほんの
わずかに依存的なことにある。
網膜症についてスクリーニングする際に用いられる。糖尿病性網膜症は西洋では
失明の最も重要な原因の1つであり、その早期発見は、レーザー治療を施すこと
による患者の失明の遅延や予防に貢献することができる。最近の研究は、特定の
波長領域における角膜組織の自己蛍光が糖尿病性網膜症の重症度に伴ってかなり
増加することを示している。他の従来法によると、糖尿病性網膜症及びその進行
は検出困難であるとされている。角膜の自己蛍光を測定することの有用性は、角
膜がすぐに検査できること及び角膜の自己蛍光量が年齢に非依存的か又はほんの
わずかに依存的なことにある。
【0004】 上記のイタリア特許願で知られている装置において、上記の洞察が角膜の自己
蛍光を測定するための試みにすでに用いられている。しかしながら、実際この公
知の装置は、とりわけ角膜の後ろに位置する水晶体の自己蛍光が角膜自身の自己
蛍光よりも何倍も大きいために、感度や精度が不十分であることが証明されてお
り、水晶体の自己蛍光を抑制できる測定器を使用しない測定は十分に正確ではな
い。もう1つの問題は、水晶体の自己蛍光が高度に年齢依存的なことであり、誕
生時のほぼゼロから始まって、90歳には角膜の自己蛍光値の50倍にも増加す
る。更に、同年齢の個人間で水晶体の自己蛍光のばらつきが大きい。したがって
、水晶体の自己蛍光は、その値が未知であるために固定干渉因子として単純に排
除することができない。
蛍光を測定するための試みにすでに用いられている。しかしながら、実際この公
知の装置は、とりわけ角膜の後ろに位置する水晶体の自己蛍光が角膜自身の自己
蛍光よりも何倍も大きいために、感度や精度が不十分であることが証明されてお
り、水晶体の自己蛍光を抑制できる測定器を使用しない測定は十分に正確ではな
い。もう1つの問題は、水晶体の自己蛍光が高度に年齢依存的なことであり、誕
生時のほぼゼロから始まって、90歳には角膜の自己蛍光値の50倍にも増加す
る。更に、同年齢の個人間で水晶体の自己蛍光のばらつきが大きい。したがって
、水晶体の自己蛍光は、その値が未知であるために固定干渉因子として単純に排
除することができない。
【0005】 本発明の目的は、この公知の装置を、単純であるが十分に正確な方法で角膜の
自己蛍光を測定することができ、しかも装置は単純で丈夫な構造であるような装
置に向上させることにある。更に、本発明の目的は、製造コストが高くなく、操
作が単純な装置を提供することにある。この目的は特に発展途上国での使用に非
常に重要である。
自己蛍光を測定することができ、しかも装置は単純で丈夫な構造であるような装
置に向上させることにある。更に、本発明の目的は、製造コストが高くなく、操
作が単純な装置を提供することにある。この目的は特に発展途上国での使用に非
常に重要である。
【0006】 この目的のために、本発明は、上記の型の測定装置、すなわち、接線方向に角
膜を照明するための該手段が、青色光を放射する少なくとも1つの光源と、角膜
への光路のうち少なくとも青色光の一部を透過する少なくとも1つのフィルター
からなり、角膜で発生する自己蛍光放射を受光するための該手段が、緑色光を透
過する少なくとも1つのフィルターからなり、該測定装置が、更に瞳孔を縮小さ
せるための光源を包含し、また、第1の所定時間の間に青色光源のスイッチをオ
ンにし、続いて第2の所定時間の間に角膜を縮小させるための光源のスイッチを
オンにし、且つこのサイクルを何回も繰り返すためのスイッチ手段も包含するこ
とを特徴とする測定装置を提供する。
膜を照明するための該手段が、青色光を放射する少なくとも1つの光源と、角膜
への光路のうち少なくとも青色光の一部を透過する少なくとも1つのフィルター
からなり、角膜で発生する自己蛍光放射を受光するための該手段が、緑色光を透
過する少なくとも1つのフィルターからなり、該測定装置が、更に瞳孔を縮小さ
せるための光源を包含し、また、第1の所定時間の間に青色光源のスイッチをオ
ンにし、続いて第2の所定時間の間に角膜を縮小させるための光源のスイッチを
オンにし、且つこのサイクルを何回も繰り返すためのスイッチ手段も包含するこ
とを特徴とする測定装置を提供する。
【0007】 EP−A−776628が、角膜で発生する自己蛍光の測定を含む様々なタイ
プの眼の測定を可能にすると断言する眼の測定用装置を開示していることが注目
される。しかしながら、この明細書は、患者が糖尿病を罹患しているかどうかを
判定するために自己蛍光値を測定することに向けられている。しかも、記載され
ている装置は、患者に糖尿病性網膜症が起こっているかどうかを判定するほどに
十分に正確なものではない。すなわち、すでに糖尿病を罹患していることがわか
っている患者について、糖尿病が角膜にも影響を及ぼしているかどうかについて
判定するほどに十分に正確なものではない。糖尿病の判定を目的として測定され
る角膜の自己蛍光値の差は非常に小さいので、この公知の装置を糖尿病性網膜症
の判定目的に適応することはできない。そのうえ、この公知の装置は大きくコス
トがかさみ、更に、角膜を励起させるために、本発明の光束(beam)のかわりに
直線型光線(ray)を用いている。また、上記の明細書には、測定の前及び測定 中に瞳孔を縮小させておくための他の光源設備についての記載がない。眼に焦点
を合わせるためのもう1つの光源が記載されているだけである。
プの眼の測定を可能にすると断言する眼の測定用装置を開示していることが注目
される。しかしながら、この明細書は、患者が糖尿病を罹患しているかどうかを
判定するために自己蛍光値を測定することに向けられている。しかも、記載され
ている装置は、患者に糖尿病性網膜症が起こっているかどうかを判定するほどに
十分に正確なものではない。すなわち、すでに糖尿病を罹患していることがわか
っている患者について、糖尿病が角膜にも影響を及ぼしているかどうかについて
判定するほどに十分に正確なものではない。糖尿病の判定を目的として測定され
る角膜の自己蛍光値の差は非常に小さいので、この公知の装置を糖尿病性網膜症
の判定目的に適応することはできない。そのうえ、この公知の装置は大きくコス
トがかさみ、更に、角膜を励起させるために、本発明の光束(beam)のかわりに
直線型光線(ray)を用いている。また、上記の明細書には、測定の前及び測定 中に瞳孔を縮小させておくための他の光源設備についての記載がない。眼に焦点
を合わせるためのもう1つの光源が記載されているだけである。
【0008】 以下、図面を参照しながら述べる具体例としての態様により本発明が更に明ら
かになる。
かになる。
【0009】 図1は、本発明の測定装置の側面を示す。明瞭さのために、水晶体1、瞳孔1
a、及び角膜2を含む眼についても概略的に示している。該測定装置は、このよ
うな眼の角膜2の自己蛍光を測定するためのものであり、この目的のために、複
数の光源5、6、7、8及び9、複数の光学的要素とフィルター要素3、4、1
0、更に角膜の蛍光放射を測定するための受光手段を包含する。該受光手段は、
具体例の中ではカメラ11、12、13及び光電子増倍管(photomultiplier) 14を包含する。
a、及び角膜2を含む眼についても概略的に示している。該測定装置は、このよ
うな眼の角膜2の自己蛍光を測定するためのものであり、この目的のために、複
数の光源5、6、7、8及び9、複数の光学的要素とフィルター要素3、4、1
0、更に角膜の蛍光放射を測定するための受光手段を包含する。該受光手段は、
具体例の中ではカメラ11、12、13及び光電子増倍管(photomultiplier) 14を包含する。
【0010】 光源はすべて、異なる色の光を放射する1つ以上の発光ダイオードで形成され
ていることが好ましい。以後、これらの発光ダイオードを「LED」と称す。該
測定装置には、6本の青色光発光LED5、16本の緑色光発光LED7、1本
の赤外線発光LED6、及び眼の前の中央に位置する1本の赤色光発光LED8
が備えられている。
ていることが好ましい。以後、これらの発光ダイオードを「LED」と称す。該
測定装置には、6本の青色光発光LED5、16本の緑色光発光LED7、1本
の赤外線発光LED6、及び眼の前の中央に位置する1本の赤色光発光LED8
が備えられている。
【0011】 LED5の青色光束は、青色励起フィルター4及び内部全反射プリズム3を介
して、図中に点線で示すように角膜2に接線方向に透過される。青色光束は、頂
角10〜60°、好ましくは20〜40°を有し、例えば、中央の点線に対して
対称である。
して、図中に点線で示すように角膜2に接線方向に透過される。青色光束は、頂
角10〜60°、好ましくは20〜40°を有し、例えば、中央の点線に対して
対称である。
【0012】 図2Aは、曲線IIが青色LED5の強度を波長(nm)の作用として示すグラ
フである。曲線Iは青色励起フィルター4の透過率を同様に波長の作用として示 し、曲線IIIはフィルター4を透過し、角膜2を通過する光の量を示す。
フである。曲線Iは青色励起フィルター4の透過率を同様に波長の作用として示 し、曲線IIIはフィルター4を透過し、角膜2を通過する光の量を示す。
【0013】 角膜に接線方向に到達する曲線IIIの青色光は、角膜の自己蛍光を励起し、そ れによって発生する自己蛍光放射は、フィルター10を介して、図2の曲線IVで
示される透過率をもって透過される。このフィルター10を介する放射は検査さ
れる角膜の特性に高度に依存的なことは明らかである。
示される透過率をもって透過される。このフィルター10を介する放射は検査さ
れる角膜の特性に高度に依存的なことは明らかである。
【0014】 したがって、青色LED5の課題は角膜の自己蛍光を励起させることにあり、
発明の主な目的でもある。青色フィルター4、及び緑色をしておりカメラに自己
蛍光放射を透過するフィルター10は、青色光を検出回路に到達できなくするた
めに、青色励起光と緑色自己蛍光放射のスペクトルをできるだけ分離するという
目的を有する。実際に、2、3のフィルターの連結は、所望のスペクトルの分離
を実現するのに十分であることが証明されている。
発明の主な目的でもある。青色フィルター4、及び緑色をしておりカメラに自己
蛍光放射を透過するフィルター10は、青色光を検出回路に到達できなくするた
めに、青色励起光と緑色自己蛍光放射のスペクトルをできるだけ分離するという
目的を有する。実際に、2、3のフィルターの連結は、所望のスペクトルの分離
を実現するのに十分であることが証明されている。
【0015】 他のLED6、7及び8の目的は、測定を単純且つ正確に行うことを可能にし
、干渉シグナルを広範囲にわたって妨げることにある。これらの機能については
以下で議論する。
、干渉シグナルを広範囲にわたって妨げることにある。これらの機能については
以下で議論する。
【0016】 赤外線LED6の目的は、検査される眼に対してX軸方向に、本発明の測定装
置の位置を正確に決めることを可能にすることである。この目的のために、LE
D6は赤外線検出器9と共同して作用する。LED6の光は、場合によってはフ
ィルター4を介し、プリズム3を介して透過され、眼に接線方向に線型で向けら
れる。該測定装置が眼に対して正確に位置する場合は、赤外線は眼に吸収されず
に眼のすぐ前を通過する。そして、赤外線は反対側のプリズム3を介し、場合に
よってはフィルター4を介して赤外線検出器9に到達することができる。赤外線
検出器9は、例えば、電子回路に接続されることができる。該電子回路は、LE
D6からの赤外線が検出器9に到達する限り警告シグナルを発し、このシグナル
は、検出器9が光を全く受光しないかまたは不十分な光しか受光しないときは遮
られる。部分的に赤外線LED6の光と青色LED5の光は同じ光路をたどるの
で、誤った位置決めが除外される。このようにして、眼に対して正しい位置決め
をすぐにすばやく行うことができる。
置の位置を正確に決めることを可能にすることである。この目的のために、LE
D6は赤外線検出器9と共同して作用する。LED6の光は、場合によってはフ
ィルター4を介し、プリズム3を介して透過され、眼に接線方向に線型で向けら
れる。該測定装置が眼に対して正確に位置する場合は、赤外線は眼に吸収されず
に眼のすぐ前を通過する。そして、赤外線は反対側のプリズム3を介し、場合に
よってはフィルター4を介して赤外線検出器9に到達することができる。赤外線
検出器9は、例えば、電子回路に接続されることができる。該電子回路は、LE
D6からの赤外線が検出器9に到達する限り警告シグナルを発し、このシグナル
は、検出器9が光を全く受光しないかまたは不十分な光しか受光しないときは遮
られる。部分的に赤外線LED6の光と青色LED5の光は同じ光路をたどるの
で、誤った位置決めが除外される。このようにして、眼に対して正しい位置決め
をすぐにすばやく行うことができる。
【0017】 緑色LED7の目的は、水晶体1の前に位置する眼の瞳孔1aをできるだけ縮
小させるような量の光を発生することにある。これは、いかなる測定誤差も導入
しないために、角膜の自己蛍光よりも非常に強い水晶体1の蛍光を十分に抑制す
ることと非常に関連している。そのうえ、緑色LEDは眼を照明することができ
、フィルター10を介して、眼をカメラのファインダーから見ることができる。
そのため、オペレーターは、眼に対してY軸方向とZ軸方向にカメラの位置を正
しく決めることができる。
小させるような量の光を発生することにある。これは、いかなる測定誤差も導入
しないために、角膜の自己蛍光よりも非常に強い水晶体1の蛍光を十分に抑制す
ることと非常に関連している。そのうえ、緑色LEDは眼を照明することができ
、フィルター10を介して、眼をカメラのファインダーから見ることができる。
そのため、オペレーターは、眼に対してY軸方向とZ軸方向にカメラの位置を正
しく決めることができる。
【0018】 赤色LED8は中央に配置され、3つの異なる機能を有する。
【0019】 赤色LED8の第1の重要な目的は、測定中、すなわち以下に説明するように
緑色LED7がオフのとき、瞳孔をできるだけ小さく保つことを保証することで
ある。瞳孔ができるだけ縮小されているときは、水晶体の自己蛍光放射の測定値
への寄与が最小となる。赤色LEDの光産生は緑色LEDのそれよりも何倍も大
きくできるので、1本の赤色LEDで十分である。設定段階のあいだは、赤色L
EDの電力は測定段階のそれよりも小さい。
緑色LED7がオフのとき、瞳孔をできるだけ小さく保つことを保証することで
ある。瞳孔ができるだけ縮小されているときは、水晶体の自己蛍光放射の測定値
への寄与が最小となる。赤色LEDの光産生は緑色LEDのそれよりも何倍も大
きくできるので、1本の赤色LEDで十分である。設定段階のあいだは、赤色L
EDの電力は測定段階のそれよりも小さい。
【0020】 第2に、赤色光8は検査される患者に対して焦点として機能する。そのため患
者自身が、測定装置に対してY軸方向とZ軸方向に眼の正しい位置決めを行う方
向に協力する。
者自身が、測定装置に対してY軸方向とZ軸方向に眼の正しい位置決めを行う方
向に協力する。
【0021】 赤色LED8の第3の作用は、瞳孔を介して水晶体から依然として放射されて
いるいかなる蛍光放射もブロックするための機械的遮蔽要素としての機能にある
。
いるいかなる蛍光放射もブロックするための機械的遮蔽要素としての機能にある
。
【0022】 角膜の自己蛍光放射は緑色蛍光フィルターであるフィルター10を介してカメ
ラのレンズ11に到達する。該カメラは、従来、更にシャッター12、絞り13
、及びフィルムのかわりに光電子増倍管14を包含する。該光電子増倍管14は
、受光した蛍光放射を本質的に公知の方法で電子シグナルに転換し、該電子シグ
ナルは光電子増倍管14に到達する放射量の程度を示す。
ラのレンズ11に到達する。該カメラは、従来、更にシャッター12、絞り13
、及びフィルムのかわりに光電子増倍管14を包含する。該光電子増倍管14は
、受光した蛍光放射を本質的に公知の方法で電子シグナルに転換し、該電子シグ
ナルは光電子増倍管14に到達する放射量の程度を示す。
【0023】 図1の光電子増倍管14、15の出力シグナルは電子処理回路に付される。該
回路は更に様々なLEDのオン/オフのサイクルを制御するための制御電子工学
を包含する。
回路は更に様々なLEDのオン/オフのサイクルを制御するための制御電子工学
を包含する。
【0024】 図2Bは、本発明の測定装置を用いて得られた測定結果を示す。図2Bのグラ
フは、水平軸に沿って、角膜の自己蛍光を発生させるために用いた光の波長を3
60から480nmまで、すなわち、紫外線(<400nm)から青色光(約4
00〜500nm)までプロットし、測定された自己蛍光は垂直軸に沿ってプロ
ットされている。紫外線は、眼の損傷の危険性を考慮し生体内の測定には適用し
ない。図中、白四角は健康な検体についての様々な波長における測定結果を示す
。そして、黒四角は糖尿病性網膜症を罹患している検体についての測定結果を示
す。図から明らかなように、青色光の範囲、特に400〜500nmの波長にお
いて、健康な検体と病気の検体とを明確に区別する正しく有用な測定結果を得た
。
フは、水平軸に沿って、角膜の自己蛍光を発生させるために用いた光の波長を3
60から480nmまで、すなわち、紫外線(<400nm)から青色光(約4
00〜500nm)までプロットし、測定された自己蛍光は垂直軸に沿ってプロ
ットされている。紫外線は、眼の損傷の危険性を考慮し生体内の測定には適用し
ない。図中、白四角は健康な検体についての様々な波長における測定結果を示す
。そして、黒四角は糖尿病性網膜症を罹患している検体についての測定結果を示
す。図から明らかなように、青色光の範囲、特に400〜500nmの波長にお
いて、健康な検体と病気の検体とを明確に区別する正しく有用な測定結果を得た
。
【0025】 図3は制御回路と処理回路のブロック線図を示す。該回路はマイクロプロセッ
サー20の周囲に作られている。光電子増倍管14、15の出力シグナルは、入
力/出力緩衝回路21を介してマイクロプロセッサー20によって制御される積
分器22に付される。該積分器22の出力シグナルは、標本化−保持(sample-a
nd-hold)回路23を介してマイクロプロセッサー20のA/D変換器20aに 付される。
サー20の周囲に作られている。光電子増倍管14、15の出力シグナルは、入
力/出力緩衝回路21を介してマイクロプロセッサー20によって制御される積
分器22に付される。該積分器22の出力シグナルは、標本化−保持(sample-a
nd-hold)回路23を介してマイクロプロセッサー20のA/D変換器20aに 付される。
【0026】 赤外線LEDと赤外線検出器を用いて眼に対してX軸方向に測定装置の位置決
めをするために、マイクロプロセッサーのデジタル入力/出力ポートに接続して
いる緩衝回路21を介して、マイクロプロセッサー20は赤外線増幅器24も制
御している。マイクロプロセッサー20のデジタル入力/出力ポートは、適当な
制御緩衝回路25を介して、以下に説明するように、更に様々なLEDあるいは
LED群のための制御回路26を制御している。
めをするために、マイクロプロセッサーのデジタル入力/出力ポートに接続して
いる緩衝回路21を介して、マイクロプロセッサー20は赤外線増幅器24も制
御している。マイクロプロセッサー20のデジタル入力/出力ポートは、適当な
制御緩衝回路25を介して、以下に説明するように、更に様々なLEDあるいは
LED群のための制御回路26を制御している。
【0027】 マイクロプロセッサー20のシリアルポート20cにはディスプレイ27が接
続されている。該ディスプレイ27は、数多くの測定サイクルの後、角膜の蛍光
の平均測定値を数字で表示する。
続されている。該ディスプレイ27は、数多くの測定サイクルの後、角膜の蛍光
の平均測定値を数字で表示する。
【0028】 図4に示す測定サイクルは、適正化されてできるだけ高いシグナル/ノイズ比
を実現させ、一方、水晶体の蛍光の測定シグナルに対する望まない寄与を最小化
する。
を実現させ、一方、水晶体の蛍光の測定シグナルに対する望まない寄与を最小化
する。
【0029】 図4は、水平軸に沿って時間をプロットし、垂直軸に沿って線a〜h上に測定
装置の一部の能動状態又は受動状態をプロットしている。能動状態は「高い」シ
グナルによって示され、受動状態は「低い」シグナルによって示されている。
装置の一部の能動状態又は受動状態をプロットしている。能動状態は「高い」シ
グナルによって示され、受動状態は「低い」シグナルによって示されている。
【0030】 線a上の時間Aで、測定装置の電源が作動する。時間A〜Bに、測定装置は、
マイクロプロセッサー20を用いて、様々なLEDが正しく機能するかどうかに
ついて、それらのスイッチを選択的にオン又はオフにすることによってチェック
する。
マイクロプロセッサー20を用いて、様々なLEDが正しく機能するかどうかに
ついて、それらのスイッチを選択的にオン又はオフにすることによってチェック
する。
【0031】 時間A〜Bのあいだのチェックがいかなるエラーも示さない場合、時間Bに、
検査される眼に対する測定装置の設定サイクルを開始する。
検査される眼に対する測定装置の設定サイクルを開始する。
【0032】 時間B〜Cのあいだに、緑色LED7(線b)、赤外線LED6(線c)、及
び赤色LED8(線d)が共に作動する。赤色LED8は、この段階では焦点と
して機能するのみであり、低電流で作動する。そのため、その光産生は低く、検
査される患者の害にはならない。
び赤色LED8(線d)が共に作動する。赤色LED8は、この段階では焦点と
して機能するのみであり、低電流で作動する。そのため、その光産生は低く、検
査される患者の害にはならない。
【0033】 時間B〜Cのあいだに、カメラのファインダーを介した緑色LED7の補助に
よって、検査者は測定装置を眼に対してY軸方向とZ軸方向に正しく位置決めす
ることができる。また、赤外線LED6と関連する検出器9のシグナルの補助に
よって、X軸方向に正しく位置決めすることができる。
よって、検査者は測定装置を眼に対してY軸方向とZ軸方向に正しく位置決めす
ることができる。また、赤外線LED6と関連する検出器9のシグナルの補助に
よって、X軸方向に正しく位置決めすることができる。
【0034】 時間Cにカメラのシャッターが作動し、実際の測定サイクルを開始する。まず
、位置決めをするために用いられた緑色LED7のスイッチが、赤色LED8と
共にオフになる。次に、青色LED5が所定の時間、例えば線e上に示すように
0.2秒間作動する。この0.2秒間に、光電子増倍管によって受光される蛍光
放射が積分される(線f)。0.2秒間は短すぎて瞳孔が意味のある範囲まで広
がることはできない。
、位置決めをするために用いられた緑色LED7のスイッチが、赤色LED8と
共にオフになる。次に、青色LED5が所定の時間、例えば線e上に示すように
0.2秒間作動する。この0.2秒間に、光電子増倍管によって受光される蛍光
放射が積分される(線f)。0.2秒間は短すぎて瞳孔が意味のある範囲まで広
がることはできない。
【0035】 この0.2秒間が繰り返された後、作動した積分器22(図3)の出力シグナ
ルは、標本化−保持回路23に付され、マイクロプロセッサー20のA/D変換
器によってデジタル測定シグナルに変換される。次に、積分器22はFETスイ
ッチを介してマイクロプロセッサー20によってゼロにリセットされ、0.2秒
間、青色LED5のスイッチをオフにしたまま、同様の方法でバックグラウンド
放射が厳密に測定される(線g)。マイクロプロセッサーの積分器22、標本化
−保持回路23及びA/D変換器によって決定されるシグナルは、その際バック
グラウンド放射を示しており、この値が蛍光放射の測定シグナルから差し引かれ
て、バックグラウンド放射を除いた測定シグナルを得る。瞳孔の広がりを妨げる
ために、バックグラウンド放射の測定後、赤色LED8を高電流で作動させて高
い光度を得る。赤色LED8のスイッチをオフにした後、再び青色LEDを作動
させ、バックグラウンド放射を測定し、そして赤色LEDを作動させる。本発明
の各測定サイクルにおいて、青色LEDの作動後に毎回バックグラウンド放射を
測定し、そして赤色LED8を作動させることで、水晶体の蛍光とバックグラウ
ンド放射との干渉的寄与が妨げられる。
ルは、標本化−保持回路23に付され、マイクロプロセッサー20のA/D変換
器によってデジタル測定シグナルに変換される。次に、積分器22はFETスイ
ッチを介してマイクロプロセッサー20によってゼロにリセットされ、0.2秒
間、青色LED5のスイッチをオフにしたまま、同様の方法でバックグラウンド
放射が厳密に測定される(線g)。マイクロプロセッサーの積分器22、標本化
−保持回路23及びA/D変換器によって決定されるシグナルは、その際バック
グラウンド放射を示しており、この値が蛍光放射の測定シグナルから差し引かれ
て、バックグラウンド放射を除いた測定シグナルを得る。瞳孔の広がりを妨げる
ために、バックグラウンド放射の測定後、赤色LED8を高電流で作動させて高
い光度を得る。赤色LED8のスイッチをオフにした後、再び青色LEDを作動
させ、バックグラウンド放射を測定し、そして赤色LEDを作動させる。本発明
の各測定サイクルにおいて、青色LEDの作動後に毎回バックグラウンド放射を
測定し、そして赤色LED8を作動させることで、水晶体の蛍光とバックグラウ
ンド放射との干渉的寄与が妨げられる。
【0036】 青色LEDのスイッチをオンにし、バックグラウンド放射を測定し、そして赤
色LEDのスイッチをオンにする上記のサイクルは、合計で16回行われ、その
後、時間Dに停止シグナルが発生する。
色LEDのスイッチをオンにする上記のサイクルは、合計で16回行われ、その
後、時間Dに停止シグナルが発生する。
【0037】 様々なLEDをオン及びオフにする時間、及びサイクル数が、適正な測定結果
が得られるように調整可能であることは明らかである。
が得られるように調整可能であることは明らかである。
【0038】 測定の終わりに、以下のデータが入手できる:各サイクルの平均蛍光値と標準
偏差、及びバックグラウンドシグナルの最高値。この最後の測定値は、光電子増
倍管14の飽和が起こらないように検査を行う空間のバックグラウンド照明を調
整するために用いることができる。
偏差、及びバックグラウンドシグナルの最高値。この最後の測定値は、光電子増
倍管14の飽和が起こらないように検査を行う空間のバックグラウンド照明を調
整するために用いることができる。
【図1】 眼の前に置かれた本発明の測定装置の概略側面図である。
【図2A】 それぞれ、フィルター操作前後の青色照明光源の強度、該照明光源用のフィル
ターの透過率、及び角膜の自己蛍光を測定するための蛍光フィルターの透過率の
グラフである。
ターの透過率、及び角膜の自己蛍光を測定するための蛍光フィルターの透過率の
グラフである。
【図2B】 本発明の測定装置を用いて得られた測定結果のグラフである。
【図3】 本発明の測定装置のブロック線図である。
【図4】 本発明の測定装置の様々な部分の作動を示す時図表である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 赤外線LED6の目的は、検査される眼に対してX軸方向に、本発明の測定装
置の位置を正確に決めることを可能にすることである。この目的のために、LE
D6は赤外線検出器9と共同して作用する。LED6の光は、プリズム3を介し
て透過され、眼に接線方向に線型で向けられる。該測定装置が眼に対して正確に
位置する場合は、赤外線は眼に吸収されずに眼のすぐ前を通過する。そして、赤
外線は反対側のプリズム3を介して赤外線検出器9に到達することができる。赤
外線検出器9は、例えば、電子回路に接続されることができる。該電子回路は、
LED6からの赤外線が検出器9に到達する限り警告シグナルを発し、このシグ
ナルは、検出器9が光を全く受光しないかまたは不十分な光しか受光しないとき
は遮られる。部分的に赤外線LED6の光と青色LED5の光は同じ光路をたど
るので、誤った位置決めが除外される。このようにして、眼に対して正しい位置
決めをすぐにすばやく行うことができる。
置の位置を正確に決めることを可能にすることである。この目的のために、LE
D6は赤外線検出器9と共同して作用する。LED6の光は、プリズム3を介し
て透過され、眼に接線方向に線型で向けられる。該測定装置が眼に対して正確に
位置する場合は、赤外線は眼に吸収されずに眼のすぐ前を通過する。そして、赤
外線は反対側のプリズム3を介して赤外線検出器9に到達することができる。赤
外線検出器9は、例えば、電子回路に接続されることができる。該電子回路は、
LED6からの赤外線が検出器9に到達する限り警告シグナルを発し、このシグ
ナルは、検出器9が光を全く受光しないかまたは不十分な光しか受光しないとき
は遮られる。部分的に赤外線LED6の光と青色LED5の光は同じ光路をたど
るので、誤った位置決めが除外される。このようにして、眼に対して正しい位置
決めをすぐにすばやく行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファン ベスト,イャスペル,アントン オランダ国、エヌエル−2333 ゼットアー ライデン、アルビヌスドレーフ 2、ア カデミス ズイケンホイス ライデン、ア フデリング オーフへールクンデ イェー 3−エス (72)発明者 ドッキオ,フランコ イタリア国、イ−25123 ブレッシャ、ヴ ィア ブランツェ、38、ウニベルシタ デ ィ ブレッシャ、ファコルタ ディ イン ジェニェリア、ディパルティメント ディ エレトロニカ ペル ラウトマッツィオ ーネ内
Claims (12)
- 【請求項1】眼の角膜の自己蛍光を測定するための測定装置にして、実質的
に接線方向に角膜を照明するための手段、この照明によって角膜で発生する自己
蛍光放射を受光するための手段、及び測定された自己蛍光放射を処理するための
手段を包含する測定装置であって、接線方向に角膜を照明するための該手段が、
青色光を放射する少なくとも1つの光源と、角膜への光路のうち少なくとも青色
光の一部を透過する少なくとも1つのフィルターからなり、角膜で発生する自己
蛍光放射を受光するための該手段が、緑色光を透過する少なくとも1つのフィル
ターからなり、該測定装置が、更に瞳孔を縮小させるための光源を包含し、また
、第1の所定時間の間に青色光源のスイッチをオンにし、続いて第2の所定時間
の間に角膜を縮小させるための光源のスイッチをオンにし、且つこのサイクルを
何回も繰り返すためのスイッチ手段も包含することを特徴とする測定装置。 - 【請求項2】実質的に接線方向に角膜を照明するための該手段が、照明軸に
対して対称であり、且つ該軸の周囲に10〜60°、好ましくは20〜40°の
角度を有する光束を放射することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項3】眼の前の中央に赤色光を放射する光源が配置されていて、この
光源はとりわけ瞳孔を縮小させるための光源として並びに焦点としての役割を果
たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。 - 【請求項4】青色光を透過するフィルターによって透過される光が、内部全
反射プリズムを介して角膜に向けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の測定装置。 - 【請求項5】眼の両側に少なくとも1つの青色光源が配置されていることを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項6】緑色光を透過するフィルターと検査される眼との間に少なくと
も1つの緑色光を放射する光源が配置されていることを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項7】該測定装置が、片側に赤外線光源を、反対側に赤外線検出器を
包含し、眼に対する該測定装置の位置決めを可能にすることを特徴とする請求項
1〜6のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項8】緑色光を放射する複数の光源が眼の向かい側に円状に配置され
ていることを特徴とする請求項7に記載の測定装置。 - 【請求項9】該光源が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜8
のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項10】該第1の所定時間が約0.2秒であることを特徴とする請求
項1に記載の測定装置。 - 【請求項11】該測定装置が、赤色光源及び青色光源のスイッチをオンにす
る前に、緑色光源のスイッチをオンにするためのスイッチ手段を包含することを
特徴とする請求項6、7又は10のいずれかに記載の測定装置。 - 【請求項12】該スイッチ手段が、緑色光源と同時間の間、その次の所定時
間の間よりも低電力で、赤色光を放射する光源のスイッチもオンにすることを特
徴とする請求項11に記載の測定装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL1007011A NL1007011C2 (nl) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | Inrichting voor het meten van de fluorescentie van de cornea van een oog. |
NL1007011 | 1997-09-11 | ||
PCT/NL1998/000525 WO1999012467A1 (en) | 1997-09-11 | 1998-09-10 | Apparatus for measuring the autofluorescence of the cornea of an eye |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001515744A true JP2001515744A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=19765662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000510370A Pending JP2001515744A (ja) | 1997-09-11 | 1998-09-10 | 眼の角膜の自己蛍光を測定するための測定装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6611704B1 (ja) |
EP (1) | EP1011416B1 (ja) |
JP (1) | JP2001515744A (ja) |
DE (1) | DE69815118D1 (ja) |
NL (1) | NL1007011C2 (ja) |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9546885B2 (en) | 2014-05-26 | 2017-01-17 | Soonhan Engineering Corp. | Encoder aligning apparatus |
Families Citing this family (15)
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CA2391325C (en) | 1999-07-28 | 2009-12-15 | Visx, Inc. | Hydration and topography tissue measurements for laser sculpting |
DE29913603U1 (de) | 1999-08-04 | 1999-11-25 | Oculus Optikgeräte GmbH, 35582 Wetzlar | Spaltprojektor |
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US7512436B2 (en) | 2004-02-12 | 2009-03-31 | The Regents Of The University Of Michigan | Method of evaluating metabolism of the eye |
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US8561870B2 (en) | 2008-02-13 | 2013-10-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical stapling instrument |
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US8452362B2 (en) * | 2010-01-26 | 2013-05-28 | Chromologic Llc | Method and system for monitoring hydration |
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US4573778A (en) * | 1983-03-16 | 1986-03-04 | Boston University | Aqueous fluorophotometer |
JPH07508426A (ja) * | 1991-10-17 | 1995-09-21 | サイエンティフィック ジェネリクス リミテッド | 血液検体測定装置及びその方法 |
US5433197A (en) * | 1992-09-04 | 1995-07-18 | Stark; Edward W. | Non-invasive glucose measurement method and apparatus |
PT101290B (pt) * | 1993-06-18 | 2000-10-31 | Fernandes Jose Guilherme Da Cu | Fluorometro para medicao da concentracao de fluoroforos de localizacao ocular |
DE69609363T2 (de) * | 1995-02-02 | 2001-01-04 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmologisches Messgerät |
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-
1997
- 1997-09-11 NL NL1007011A patent/NL1007011C2/nl not_active IP Right Cessation
-
1998
- 1998-09-10 DE DE69815118T patent/DE69815118D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-10 JP JP2000510370A patent/JP2001515744A/ja active Pending
- 1998-09-10 EP EP98943108A patent/EP1011416B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-10 WO PCT/NL1998/000525 patent/WO1999012467A1/en active IP Right Grant
- 1998-10-09 US US09/508,319 patent/US6611704B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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EP1011416A1 (en) | 2000-06-28 |
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