JP2001215997A - 音声記録装置、情報処理装置、及び情報処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
音声記録装置、情報処理装置、及び情報処理プログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
種情報を設定できるようにすること。 【解決手段】音声データ記録再生装置20のシステム制
御部25は、入力された音声信号をディジタル化した音
声データに変換し、書き換え可能な不揮発性の記憶媒体
で構成されたデータテーブル25Aに記憶しているヘッ
ダ情報を上記変換された音声データに付加して、記録媒
体としての半導体メモリ26に記録する。このような音
声データ記録再生装置20が接続可能なPC10は、上
記データテーブル25Aに記憶されたヘッダ情報を取得
し、その変更操作がなされると、その変更されたヘッダ
情報を音声データ記録再生装置20に送信する。音声デ
ータ記録再生装置20のシステム制御部25は、その送
信されてきたヘッダ情報に基づいて、上記データテーブ
ル25Aに記憶されたヘッダ情報を書き換える。
Description
号をディジタル化して記録媒体に記録する音声記録装
置、そのような音声記録装置に接続可能な情報処理装
置、及び、コンピュータをそのような情報処理装置とし
て機能させる情報処理プログラムを記録した記録媒体に
関する。
コーダの用途の一つとして、口述記録がある。この口述
記録は、例えば、予め送るべき手紙の内容をテープレコ
ーダにてテープに音声で記録しておき、秘書などにこの
録音したテープを渡し、この秘書などは、そのテープを
再生して音声を聞きながら手紙をタイプ作成する、ある
いは、会議の内容を録音しておき、後でこの録音を聞き
ながら議事録を作成する、等、様々な利用法がある。
装置の小型化の要求から、例えば、特開昭63−259
700号公報に開示されているように、記録媒体とし
て、磁気テープの代わりに半導体メモリを使用する装置
が開発されてきている。
録する音声データ記録再生装置では、半導体メモリが装
置本体から脱着できない構成になっているものもある。
このような装置で、前述したような口述記録に於いて秘
書などに記録した音声データを渡してタイプ作成しても
らいたい場合、即ち、当該装置以外の音声再生装置など
の他の外部装置でこの半導体メモリに記録された音声デ
ータを利用したい場合には、ケーブルなどを接続して外
部装置にこの音声データを転送することになる。
(PC)の普及に伴って、タイプ作成もこのPC上で動
作するワードプロセッサで行われるのが普通となってい
る。このPCは、多くがサウンド機能を備えているもの
であり、音声データを当該PCに接続されたスピーカか
ら再生出力することが可能となっている。そこで、上記
音声データ記録再生装置からPCに記録されている音声
データを転送して、PC上でその音声データを再生しな
がらワードプロセッサでタイプ入力するという使用法が
見られるようになってきている。
プレィと称される機能に準拠したUSB(Universal Se
rial Bus)という、多数の機器を接続できるインタフェ
ース仕様を採用したPCが普及してきている。
て音声データ記録再生装置とPCとの間でデータ転送を
最適な状態で行えるようにしたデータ転送システムを、
特願平11−189098号として提案している。
な半導体メモリを記録媒体として使用する音声記録再生
装置においては、音声データを記録する際、ヘッダ情報
を付加した音声データファイルとして半導体メモリに記
録するようになっている。このヘッダ情報としては、当
該音声データの記録者やタイピストを特定するための情
報や、記録モード、記録日時等、種々の情報を含んでい
る。
定できる情報については、音声記録再生装置が数個の操
作ボタンしか備えていないことから、階層化されたメニ
ューから選択指定していくことが必要であり、非常に面
倒且つ誤操作し易いものであった。
ので、PC等の情報処理装置側から音声記録装置の各種
情報を設定できるようにすることで、各種情報を容易に
設定できるようにした音声記録装置、情報処理装置、及
び情報処理プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
めに、請求項1に記載の発明による音声記録装置は、入
力された音声信号をディジタル化した音声データに変換
する変換手段と、ヘッダ情報を記憶しておくヘッダ情報
記憶手段と、上記ヘッダ情報記憶手段に記憶されたヘッ
ダ情報を上記変換手段によって変換された音声データに
付加して、音声データ記憶手段に記録する記録手段と、
外部装置と通信を行い、外部装置から送信される情報に
基づいて、上記音声データに付加されるヘッダ情報を変
更する変更手段と、を具備することを特徴とする。
置によれば、変更手段により、外部装置と通信を行い、
外部装置から送信される情報に基づいて、音声データに
付加されるヘッダ情報を変更するようにしている。
え可能な不揮発性の記憶媒体であり、上記変更手段は、
上記ヘッダ情報記憶手段に記憶されているヘッダ情報を
上記外部装置から送信されたヘッダ情報に書き換えるも
のであることが好ましい。
理装置は、入力された音声信号をディジタル化して記録
媒体に記録する音声記録装置に接続可能な情報処理装置
であって、上記音声記録装置の固有情報を取得する固有
情報取得手段と、上記固有情報取得手段で取得した固有
情報に応じて上記音声記録装置の制御プログラム及び/
又は制御データを変更する変更手段と、を具備すること
を特徴とする。
置によれば、固有情報取得手段で音声記録装置の固有情
報を取得し、変更手段により、その取得した固有情報に
応じて音声記録装置の制御プログラム及び/又は制御デ
ータを変更するようにしている。
声信号をディジタル化した音声データを記録媒体に記録
する際、上記音声データに所定のヘッダ情報を付加し、
上記変更手段は、上記音声記録装置が記録する上記ヘッ
ダ情報を変更するものであることが好ましい。
理プログラムを記録した記録媒体は、入力された音声信
号をディジタル化して記録媒体に記録する音声記録装置
に接続可能なコンピュータに対して、上記音声記録装置
の固有情報を取得させ、上記固有情報に応じて上記音声
記録装置の制御プログラム及び/又は制御データを変更
させる、情報処理プログラムを記録したことを特徴とす
る。
ログラムを記録した記録媒体によれば、音声記録装置の
固有情報を取得し、その取得した固有情報に応じて音声
記録装置の制御プログラム及び/又は制御データを変更
させる情報処理プログラムを記録しているので、コンピ
ュータでその情報処理プログラムを実行することで、そ
のコンピュータに接続された音声記録装置の制御プログ
ラム及び/又は制御データをコンピュータ側から変更す
ることができるようになる。
声信号をディジタル化した音声データを記録媒体に記録
する際、上記音声データに所定のヘッダ情報を付加し、
上記情報処理プログラムは、上記コンピュータに対し
て、上記固有情報に応じて上記音声記録装置が記録する
ヘッダ情報を変更させるように制御させるものであるこ
とが好ましい。
一実施の形態を説明する。
構成を示すもので、音声記録装置を複数接続可能で該音
声記録装置との間でデータの転送を行うことが可能な情
報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)1
0と、該PC10に接続される複数のUSB機器として
構成された音声記録装置の内の一つである音声データ記
録再生装置20とを示す図である。
は、マイクロホン(MIC)21が増幅器(AMP)2
2、ローパスフィルタ(LPF)23、及びアナログ/
ディジタル(A/D)変換器24を介して、システム制
御部25に接続されている。このシステム制御部25
は、特に図示はしていないが、音声データの圧縮/伸長
を行う符号化/復号化回路としてのディジタル信号処理
部(DSP)や、当該音声データ記録再生装置20を特
定するための機種名や後述するようなヘッダ情報等の各
種情報を記憶したEEPROM等の書き換え可能な不揮
発性の記憶媒体でなるデータテーブル25Aを内蔵して
いる。
記録用の記録媒体としての不揮発性半導体メモリ26
と、電源制御部27とが接続されている。また、このシ
ステム制御部25には、ディジタル/アナログ(D/
A)変換器28、LPF29、及びパワーAMP30を
介してスピーカ31が接続されている。
作入力部32が接続されている。この操作入力部32
は、録音ボタンREC及び停止ボタンSTOPの他、特
に図示はしないが、再生ボタン,早送りボタン,早戻し
ボタン,Iマークボタン,Eマークボタン,エンドレス
録音切り換えボタン,等を含む。
うなものである。即ち、半導体メモリ26には複数の文
章が記録されることから、この種の音声データ記録再生
装置20では、文章録音者により録音時に、Iマークボ
タンを操作することにより、半導体メモリ26に記録さ
れた複数文章間の優先関係を示すインストラクション
(I)マークというタイピストや秘書向けの指示用イン
デックスマークを記録することができるようになってお
り、文章録音者は、このIマークを使って、音声によっ
て具体的に優先関係を指示するということが可能になっ
ている。また、複数文章間の区切りを示すために、Eマ
ークボタンの操作により、エンド(E)マークというイ
ンデックスマークを記録することができるようになって
いる。
Bケーブル40を介してPC10との通信を行うための
データ転送用データ変換部33が接続されている。この
データ転送用データ変換部33は、PC等の外部機器か
ら信号を受信する手段、外部機器へ接続確認完了信号を
送信する手段、及びデータを送信する手段を構成してい
る。また、このデータ転送用データ変換部33は、US
Bケーブル40が接続されたときに接続確認信号34を
システム制御部25の端子T1に供給するようになって
いる。
MIC21より得られるアナログ信号を、AMP22に
より増幅し、LPF23を通した後、A/D変換器24
によってディジタル信号に変換して、システム制御部2
5に入力して符号化し、この符号化された音声データ
を、半導体メモリ26に記録する。この際、音声データ
は、上記データテーブルに記憶されているヘッダ情報を
付加されて、音声ファイルとして記録される。
音声データは、システム制御部25により読み出されて
復号化され、この復号化された読み出しデータは、D/
A変換器28を入力し、LPF29を経てアナログ信号
に変換される。そして、このLPF29から出力された
信号は、パワーAMP30により増幅され、スピーカ3
1より音として外部に出力される。
た音声データは、システム制御部25により読み出され
てデータ転送用データ変換部33に入力され、USBケ
ーブル40を介してPC10に転送されるようになって
いる。
Aに記憶されたヘッダ情報の内容を示す図である。即
ち、このデータテーブル25Aは、「Author ID」、「W
ork Type ID」、「Option Item name」、及び「Option
Item ID」、等を記憶している。
ョンするユーザのID、或いは実際の名前であり、英数
字で16バイトのデータが10件分登録されることがで
きる。また、「Work Type ID」は、ジョブのID或いは
実際の名前であり、英数字で16バイトのデータが10
件分登録されることができる。「Option Item name」
は、当該音声データ記録再生装置20の図示しない表示
部にメニューとして表示する項目名であり、英数字で8
バイトのデータが1件登録され、「Option ItemID」
は、各社によって異なる項目のIDであり、英数字で2
0バイトのデータが1件登録される。
「Author ID」は医師の氏名、「WorkType ID」は内科等
の部所名、「Option Item ID」は保健番号等が考えられ
る。
力された音声に対応する音声データに、このデータテー
ブル25Aに記憶されたヘッダ情報が付加されて、音声
データファイルとして半導体メモリ26に記録されるも
のであるが、ここで、音声データファイルのヘッダ部に
は、図2に示すように、このヘッダ情報以外にも、ユー
ザが設定した或いは自動的に設定される種々のデータが
含まれる。なお、同図において、「INDEXマーク」
は上記Iマークに相当し、「拡張INDEXマーク」が
上記Eマークに相当する。また、「仕事分類コード」は
上記「Work Type ID」に相当する。これらのデータも、
ファイルに書き込まれる前に、適宜データテーブル25
Aに保存されるものである。
再生装置20を複数接続可能なPC10の動作を説明す
る。
タ記録再生装置20の制御用プログラムが起動される
と、まず、画面表示や各パラメータの設定等の初期設定
を行う。この初期設定に於いては、各パラメータ設定の
ために、図3の(A)に示すような接続ルーチンが実行
される。即ち、この接続ルーチンにおいては、まず、現
在接続されている全てのUSB対応機器を調査してデー
タテーブルを作成する接続確認データテーブル作成サブ
ルーチンをコールする(ステップS1)。そしてその
後、このサブルーチンで作成され図示しないRAMに記
憶されたデータテーブルに基づいて、所望のUSB機器
である音声データ記録再生装置20についての制御切り
替え(パラメータ設定)サブルーチンをコールする(ス
テップS2)。
タテーブル作成サブルーチンは、図3の(B)に示すよ
うになっている。即ち、まず、接続番号の初期設定とし
て、内部カウンタN(図示せず)を0にリセットする
(ステップS11)。その後、このカウンタNで示され
る接続番号N番のUSB機器に対して認識コードの転送
要求を送信する(ステップS12)。そして、所定時間
の間、データ(認識コード)の受信待ちとなる(ステッ
プS13)。ここで、データを受信したか否かによりN
番目のUSB機器が接続されているかどうかを判別し
(ステップS14)、接続されていないければこの接続
確認データテーブル作成サブルーチンを終了して上位の
接続ルーチンに戻る。これに対して、接続されていると
判別した場合には、この接続番号(N番)と受信した認
識コードとを、PC10内の図示しないRAMに設けた
データテーブルに追加記録する(ステップS15)。こ
こで、認識コードとしては、例えば、当該USB機器の
モデル名(接続機種即ち上記機種名)情報やユーザID
情報(ID番号即ち上記「Author ID」)を含む。そし
て、カウンタNで示される接続番号N番を1増やして
(ステップS16)、上記ステップS12に戻り、次の
USB機器に対して認識コード転送要求を送信すること
になる。このようなステップS12乃至ステップS16
を繰り返すことで、接続されている全てのUSB機器の
リストがデータテーブルとして作成され、図示しないR
AMに記憶される。
て接続される機器には自動的に0から順に接続番号が割
り当てられることを前提としている。
(パラメータ設定)サブルーチンは、図3の(C)に示
すようになっている。即ち、まず、接続レコーダの決定
処理を行う(ステップS21)。これは、上記データテ
ーブルに記録されている当該PC10に接続されている
全てのUSB機器のリストを即ち接続番号をモニタに表
示し、操作者による接続番号の入力を受け付けること
で、操作者所望のUSB機器としての音声データ記録再
生装置(レコーダ)20を選定する処理である。そして
次に、その操作者が選択入力した接続番号の機器からレ
コーダ認識コードを再度取得して、上記データテーブル
に記録されている対応するレコーダ認識コード(接続機
種とID番号)と比較確認する(ステップS22)。こ
れは、上記接続確認データテーブル作成サブルーチンに
於いて、接続確認済みのUSB機器よりも後の接続順の
USB機器の接続確認を行っている間に、その接続確認
済USB機器が外されたり、新たに最後に追加されたり
する場合があるので、もう一度そのUSB機器が接続さ
れているかどうかを確認するためのものである。
ータ記録再生装置20、におけるID番号即ち、上記
「Author ID」を変更するための操作をPC10の操作
者が行ったかどうかを判別する(ステップS23)。こ
こで、ID番号の変更操作がなされなかった場合には、
この制御切り換えサブルーチンを終了して上位の接続ル
ーチンに戻る。
れた場合には、データテーブル変更要求を上記音声デー
タ記録再生装置20に送信し、操作者によって設定され
た新しいID番号を送信する(ステップS24)。そし
て、不図示RAMに記憶された上記データテーブルを更
新、即ち、認識コードの変更を行った後(ステップS2
5)、この制御切り換えサブルーチンを終了して上位の
接続ルーチンに戻る。
簡単化のために、ID番号の変更についての処理を代表
して示しているに過ぎず、実際には、上記「Work Type
ID」等、音声データ記録再生装置20側の種々のデータ
の変更についても、このサブルーチンで同様にして実行
するものであることは勿論である。
装置20側へは、図1の(C)に示すようなデータが転
送されて、データテーブル25Aのデータが更新される
ことができる。即ち、ここで、「Author Entry Numbe
r」は登録されている「AuthorID」の数であり、「Autho
r IDn」はn番目の「Author ID」の16桁の値である。
「Work Type Entry Number」は登録されている「Work T
ype ID」の数であり、「Work Type IDn」はn番目の「W
ork Type ID」の16桁の値である。そして、「Option
Item name」は16桁の項目名である。
23のように操作者が任意に転送指定するだけでなく、
接続開始時に自動的にデータ転送を行ってデータテーブ
ル25Aを更新するものとしても良いことは勿論であ
る。
その後PC10では、音声データ記録再生装置20制御
用のメイン画面をモニタに表示して、マウス又はキーボ
ード入力によりファイル転送処理が指示されると、音声
データ記録再生装置20からUSBケーブル40を介し
てその指定されたファイルを受け取る。また、ファイル
再生が指示されると、フィル再生コマンドを音声データ
記録再生装置20に送信し、音声データ記録再生装置2
0においてその指定されたファイルが再生されることに
なる。レコーダ記録情報確認が指示された場合には、レ
コード記録数確認コマンドを音声データ記録再生装置2
0に送信し、それに応じて音声データ記録再生装置20
から送り返されてくる半導体メモリ26に記録されたレ
コード数をモニタに表示する。また、PC時間設定が指
示された場合には、時間設定コマンド(PC内蔵時計が
計時している時間データを含む)を音声データ記録再生
装置20に送信することで、音声データ記録再生装置2
0においてその内蔵時計がPCの時間に同期される。録
音処理が指示されると、録音処理コマンドを音声データ
記録再生装置20に送信することで、音声データ記録再
生装置20において半導体メモリ26への録音が行われ
る。そして、この制御用プログラムの終了が指示される
と、音声データ記録再生装置20の電源をローパワーに
するコマンドを音声データ記録再生装置20に送信する
ことで、音声データ記録再生装置20を省電力モードに
移行させる。このように、PC10側から音声データ記
録再生装置20をコントロールすることができる。
ては、システム制御部25は、図4の(A)に示すメイ
ンルーチンのように動作する。
じて、まず、不図示の内部ワークメモリやレジスタ等の
初期化を実行した後(ステップS31)、何れかの操作
入力部32の操作ボタンが操作されたか否かを判別する
(ステップS32)。そして、録音ボタンRECが押さ
れた場合には(ステップS33)、録音処理を実行し
(ステップS34)、不図示の再生ボタンが押された場
合には(ステップS35)、再生処理を実行する(ステ
ップS36)。また、不図示の早送りボタンが押された
場合には(ステップS37)、早送り処理を実行し(ス
テップS38)、不図示の早戻しボタンが押された場合
には(ステップS39)、早戻し処理を実行する(ステ
ップS40)。これら録音処理、再生処理、早送り処
理、早戻し処理については、従来と同様の処理であるた
め、ここではその詳細は省略する。
押されていないと判別されたときには、データ転送用デ
ータ変換部33からの接続確認信号34により、USB
ケーブル40のコネクタが接続されているか否かを判別
する(ステップS41)。そして、コネクタが接続され
ていないければ上記ステップS32に戻るが、コネクタ
が接続されている場合には、接続処理サブルーチンを実
行する(ステップS42)。
4の(B)に示すように、まず、PC10からの認識コ
ード転送要求の有無を判別する(ステップS42A)。
上記ステップS12の処理によりPC10からUSBケ
ーブル40を介した認識コード転送要求を、データ転送
用データ変換部33により受信すると、このステップS
42Aの判断はYESとなる。而して、この場合には、
システム制御部25は、システム制御部25内のデータ
テーブル25Aに記憶されている上記機種名や上記「Au
thor ID」等を含むレコーダ認識コードを読み出す(ス
テップS42B)。そして、この読み出したレコーダ認
識コードをPC10に転送した後(ステップS42
C)、上記ステップS42Aに戻る。
識コード要求がないと判別されたときには、更に、デー
タテーブル変更要求の有無を判別する(ステップS42
D)。上記ステップS24での処理のようにPC10か
らUSBケーブル40を介したデータテーブル変更要求
が送信されると、それをデータ転送用データ変換部33
により受信し、このステップS42Dの判断はYESと
なる。而して、この場合には、システム制御部25は、
データテーブル変更処理を実行する(ステップS42
E)。このデータテーブル変更処理の詳細については省
略するが、上記データテーブル変更要求に続けて送信さ
れてくるデータを受信してデータテーブル25Aを更新
する処理である。従って、このシステム制御部25は、
変更手段として機能するものである。そして、このデー
タテーブル変更処理の終了後、上記ステップS42Aに
戻る。
ブル変更要求を受信しなかった場合には、前述したよう
な録音や再生等のPC10側からの該音声データ記録再
生装置20のリモート操作要求の有無判別及びそれに応
じた処理を実行するものであるが、これは本発明の特徴
部ではないため、その説明は省略する。
号もない場合には、さらに、コネクタが外されたか否か
を判別する(ステップS42F)。そして、コネクタが
外れさていなければ、上記ステップS42Aに戻り、コ
ネクタが外された場合には、上位のメインルーチンに戻
る。
0に機種名とID番号が含まれるレコーダ認識コードを
転送できる音声データ記録再生装置20が複数接続され
たとき、上記レコーダ認識コードによって音声データ記
録再生装置20識別後、そのレコーダ認識コードや音声
ファイルのヘッダ情報を更新することができる。
明したが、本発明は上述した一実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応
用が可能である。
録装置として、音声データを記録再生する音声データ記
録再生装置を例に説明したが、画像データ等、他のデー
タを記録再生する装置であっても良いことは勿論であ
る。また、両者の接続をUSBにより行うものとして説
明したが、これに限定されるものでもない。
タ記録再生装置20のデータテーブル25Aを更新する
ものとしたが、半導体メモリ26に記憶した音声ファイ
ルのヘッダ情報を変更することも可能なことは勿論であ
る。
テム制御部25の制御プログラム自体をPC10側から
書き換えることも同様にして可能である。
PC等の情報処理装置側から音声記録装置の各種情報を
設定できるようにすることで、各種情報を容易に設定で
きるようにした音声記録装置、情報処理装置、及び情報
処理プログラムを記録した記録媒体を提供することがで
きる。
図、(B)はデータテーブルに記憶されたヘッダ情報の
内容を示す図であり、(C)はPCから音声データ記録
再生装置側へ転送されるデータ内容を示す図である。
ータ内容を示す図である。
ーチャート、(B)は(A)中の接続確認データテーブ
ル作成サブルーチンのフローチャートであり、(C)は
(A)中の制御切り替え(パラメータ設定)サブルーチ
ンのフローチャートである。
御部で実行されるメインルーチンのフローチャートであ
り、(B)は(A)中の接続処理サブルーチンのフロー
チャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力された音声信号をディジタル化した
音声データに変換する変換手段と、 ヘッダ情報を記憶しておくヘッダ情報記憶手段と、 上記ヘッダ情報記憶手段に記憶されたヘッダ情報を上記
変換手段によって変換された音声データに付加して、音
声データ記憶手段に記録する記録手段と、 外部装置と通信を行い、外部装置から送信される情報に
基づいて、上記音声データに付加されるヘッダ情報を変
更する変更手段と、 を具備することを特徴とする音声記録装置。 - 【請求項2】 上記ヘッダ情報記憶手段は、書き換え可
能な不揮発性の記憶媒体であり、 上記変更手段は、上記ヘッダ情報記憶手段に記憶されて
いるヘッダ情報を上記外部装置から送信されたヘッダ情
報に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の音声
記録装置。 - 【請求項3】 入力された音声信号をディジタル化して
記録媒体に記録する音声記録装置に接続可能な情報処理
装置において、 上記音声記録装置の固有情報を取得する固有情報取得手
段と、 上記固有情報取得手段で取得した固有情報に応じて上記
音声記録装置の制御プログラム及び/又は制御データを
変更する変更手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項4】 上記音声記録装置は、入力された音声信
号をディジタル化した音声データを記録媒体に記録する
際、上記音声データに所定のヘッダ情報を付加し、 上記変更手段は、上記音声記録装置が記録する上記ヘッ
ダ情報を変更することを特徴とする請求項3に記載の情
報処理装置。 - 【請求項5】 入力された音声信号をディジタル化して
記録媒体に記録する音声記録装置に接続可能なコンピュ
ータに対して、 上記音声記録装置の固有情報を取得させ、 上記固有情報に応じて上記音声記録装置の制御プログラ
ム及び/又は制御データを変更させる、 情報処理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項6】 上記音声記録装置は、入力された音声信
号をディジタル化した音声データを記録媒体に記録する
際、上記音声データに所定のヘッダ情報を付加し、 上記情報処理プログラムは、上記コンピュータに対し
て、上記固有情報に応じて上記音声記録装置が記録する
ヘッダ情報を変更させるように制御させる、ことを特徴
とする請求項5に記載の情報処理プログラムを記録した
記録媒体。
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