JP2001076670A - 水銀を含まないメタルハライドランプ - Google Patents

水銀を含まないメタルハライドランプ

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JP2001076670A
JP2001076670A JP2000241701A JP2000241701A JP2001076670A JP 2001076670 A JP2001076670 A JP 2001076670A JP 2000241701 A JP2000241701 A JP 2000241701A JP 2000241701 A JP2000241701 A JP 2000241701A JP 2001076670 A JP2001076670 A JP 2001076670A
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    • H01J61/68Lamps in which the main discharge is between parts of a current-carrying guide, e.g. halo lamp

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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境保護の観点から水銀を省略するだけでな
く、ナトリウムの使用を完全に回避するかまたは大幅に
低減して、周知の問題点を回避する。 【解決手段】 緩衝ガスとしての希ガスと、第1のグル
ープの金属ハロゲン化物と、第2のグループの金属ハロ
ゲン化物とを有しており、第1のグループの金属ハロゲ
ン化物の沸点は1000℃以上であり、金属として少な
くともDyおよびCaを有しており、2つの金属ハロゲ
ン化物のモル比は0.1〜10であり、第2のグループ
の金属ハロゲン化物の沸点は1000℃より低く、金属
としてIn、Zn、Hf、Zrのうち少なくとも1つの
元素を有しており、第1のグループの金属ハロゲン化物
の全封入量は5〜100μmol/cm3であり、第2
のグループの金属ハロゲン化物の全封入量は1〜50μ
mol/cm3である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォームホワイト
の光色と高い演色評価数とを有しており、内部に電極が
真空密に挿入された放電管を有しており、イオン化可能
な封入物を放電管内に有している、水銀を含まないメタ
ルハライドランプに関する。ここでは特に、一般照明の
ためのウォームホワイトWDLの光色のランプ、特に調
光可能なランプに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第197
31168号明細書から既に、水銀を含まないメタルハ
ライドランプが公知である。このランプは2つのグルー
プの金属ハロゲン化物、すなわち主として水銀の役割を
引き受ける電圧形成物質と、特に希土類金属である光形
成物質とを使用している。これにより3500K程度の
ウォームホワイトの光色が目指される。ただし赤色の演
色性が充分ではないので、DyまたはAlを添加するこ
とによりこれを制御している。類似した封入物の系は国
際公開第99/05699号明細書およびヨーロッパ特
許出願公開第833160号明細書にも記載されてい
る。
【0003】国際公開第98/45872号明細書には
水銀を含むメタルハライドランプが記載されており、こ
のランプの封入物は主としてNaおよびTlを有する金
属ハロゲン化物を含んでいる。さらにDy金属ハロゲン
化物およびCa金属ハロゲン化物が加わる。こうした封
入物は3900K〜4200Kのニュートラルホワイト
の光色に関連している。
【0004】ウォームホワイトおよびニュートラルホワ
イトの光色を実現するためにナトリウムを使用すること
には欠点がある。なぜならナトリウムはそのイオン半径
が小さいために容易に拡散してしまうからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、請求
項1の上位概念に記載のメタルハライドランプを提供し
て、環境保護の観点から水銀を省略するだけでなく、ナ
トリウムの使用を完全に回避するかまたは大幅に低減し
て、これに関連する周知の問題点を回避することであ
る。この問題点は特に一方側がベースとなっているラン
プの構造に関連している(光電離の問題)。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、封入物が緩
衝ガスとして作用する希ガスと、第1のグループの金属
ハロゲン化物と、第2のグループの金属ハロゲン化物と
の成分を有しており、第1のグループの金属ハロゲン化
物の沸点は1000℃以上であり(有利には1150℃
よりも高い)、該第1のグループは金属として少なくと
もDyおよびCaを同時に使用しており、2つの金属ハ
ロゲン化物のモル比Ca‐MH:Dy‐MHは0.1〜
10であり、第2のグループの金属ハロゲン化物の沸点
は1000℃より低く(有利には900℃より低い)、
第2のグループは金属としてIn、Zn、Hf、Zrの
うち少なくとも1つの元素を有しており、第1のグルー
プの金属ハロゲン化物の全封入量は5μmol/cm3
〜100μmol/cm3であり、第2のグループの金
属ハロゲン化物の全封入量は1μmol/cm3〜50
μmol/cm3であり、色温度は2700K〜350
0Kであり、一般的な演色評価数は少なくともRa=9
0であり、同時に赤色の演色評価数は少なくともR9=
60である構成のメタルハライドランプにより解決され
る。
【0007】特に有利な実施形態は従属請求項に記載さ
れている。
【0008】
【発明の実施の形態】有利には2つの金属ハロゲン化物
のモル比Ca‐MH:Dy‐MHは0.3〜4である。
第2のグループは有利には付加的にTlの金属ハロゲン
化物を30μmol/cm3までの量、有利には5μm
ol/cm3〜25μmol/cm3の量で有している。
【0009】さらに第1のグループはNaの金属ハロゲ
ン化物を全体量の30mol%まで、有利には多くとも
5mol%まで含んでいる。
【0010】有利には第1のグループは付加的にCsの
金属ハロゲン化物を40μmol/cm3までの量、有
利には5μmol/cm3〜30μmol/cm3の量で
有している。また希ガスの冷間封入圧は有利には100
mbar〜10000mbarである。
【0011】第2のグループの成分は付加的に金属とし
て成分内に30mol%まで加えることができる。さら
に付加的に少なくとも1つの元素の金属、またはAl、
Ga、Sn、Mg、Mn、Sb、Bi、Scの金属の金
属ハロゲン化物が第2のグループに加えられる。これは
全体の40mol%の量まで添加される。
【0012】さらに付加的にSr、Ba、Liの金属お
よび/または希土類金属の少なくとも1つの金属ハロゲ
ン化物が第1のグループに添加される。これは全体の3
0mol%の量まで添加される。
【0013】有利には放電管はセラミクスであり、内部
の縦横の最大寸法の典型的な比は最高で3.5である。
【0014】有利には内壁表面の寸法は、動作中に内壁
の負荷が10W/cm2〜60W/cm2となるように選
定される。
【0015】Hgフリーの封入物は主としてNaの少な
い封入物(有利には沸点>1000℃の封入物成分で多
くとも5mol%)である。この封入物の組成は、少な
くともDyハロゲン化物およびCaハロゲン化物が沸点
>1000℃の封入物質成分として含まれ、In、Z
n、Hf、Zrから選択された少なくとも1つの金属ハ
ロゲン化物MHが<1000℃の封入物質成分として含
まれるように選定されている。
【0016】特に比Ca‐MH:Dy‐MH>2である
(特にこの値が>4である)場合、別の金属ハロゲン化
物を封入物に添加すると有利である。有利にはこの別の
金属は次に述べるランタノイドであり、25mol%ま
での量である。これにより、CaJ2の成分に起因する
赤色のスペクトル領域における突出部を較正することが
できる。
【0017】第1のグループの放電管内の全封入量はC
aX2+DyX3=5μmol/cm 3〜100μmol
/cm3の値である(XはJ、Br、Clから選択され
た任意のハロゲン化物である)。さらに第2のグルー
プ、すなわち金属In、Zn、Hf、Zrの当該の金属
ハロゲン化物MeXnの全封入量は全体でMeXn=1μ
mol/cm3〜50μmol/cm3の値となる。この
値が小さく選定されている場合には、電圧グラジエント
は50V/cm以下となり、これは実際には使用できな
い。
【0018】有利にはTl‐MHへの添加物はTlX=
5μmol/cm3〜30μmol/cm3の範囲に存在
する。最適な量は他の構成成分に依存して選択され、こ
れによりプランク特性曲線からの偏差を最小にすること
ができる。
【0019】光源のスペクトル放射はウォームホワイト
のスペクトル領域で2700K〜3500Kであり、一
般の演色評価数は有利にはRa>90であり、ここで飽
和赤の赤色の演色評価数はR9>60である。
【0020】本発明の特に考察に値する特徴は、演色評
価数の際だった恒常性がランプをランプ出力の約50%
まで調光した場合にも維持される点である。従来の封入
物は調光には適していない。これはCa(および場合に
よりCs)が蒸気相において分子の形成(錯体の形成)
により濃度が高くなる可能性と関連して、DyとCaと
の混合物を正確に計量することによっている。この機構
は水銀を含まない封入物で特に効率的である。これによ
りスペクトル放射分布と出力との独立関係はスペクトル
可視領域で、印加された調光能力に相応して達成され
る。
【0021】ランプの封入物は沸点>1000℃、所定
のmol%濃度、有利には10%〜50%の濃度の封入
物質の封入物成分でCsハロゲン化物を含んでいる。こ
こでCsXの全体量は典型的には5μmol/cm3
40μmol/cm3である。なぜならCsXはアーク
の安定性を改善し、光効率を上昇させるからである。
【0022】さらにランプの封入物は沸点<1000℃
の少なくとも1つの金属ハロゲン化物を含むことができ
る。この金属はAl、Ga、Sn、Mg、Mn、Sb、
Bi、Scのグループから成る。これらの物質は正確な
電圧調整のために混合される。複数の物質がスペクトル
放射の分布への作用にも適している。
【0023】別の実施形態では、ランプの封入物は付加
的に少なくとも1つの元素金属を含んでおり、この元素
金属はTl、In、Zn、Al、Ga、Sn、Mg、M
n、Sb、Bi、Scのグループから成る。封入量は
0.5μmol/cm3〜50μmol/cm3の範囲で
ある。これらの物質は電気的な特性を改善するために混
合され、例えば再点弧時のピークを低減するために用い
られる。
【0024】Naハロゲン化物の最適な量は封入成分の
封入量の30mol%まで含むことができ、このNaハ
ロゲン化物は沸点>1000℃である。確かにNaJは
典型的には調光特性または演色評価数の恒常性を劣化さ
せるが、光効率を上昇させるために混合してもよい。
【0025】別の有利な実施形態では、沸点>1000
℃の封入成分にランタノイドおよびSr、Ba、Liの
グループから選択された少なくとも1つのハロゲン化物
が典型的には35mol%までのモル濃度で含まれてい
る。これらの物質はスペクトル分布を可視のスペクトル
領域で最適化するために混合される。例えばSr、B
a、Liは赤色のスペクトル領域での放射を更に改善す
るために、またランタノイドは青色および緑色のスペク
トル領域での放射を改善するために混合される。
【0026】有利にはイオン化可能な封入物は少なくと
も1つの希ガス(Ar、Kr、Xe)から成り、冷間封
入圧100mbar〜10000mbarで存在してい
る。典型的には500mbar以上の冷間封入圧でAr
では特に長い寿命が得られる。100mbar以下では
強い電極負荷がランプの始動フェーズ中に発生し、これ
によりメンテナンス特性が劣化する。
【0027】
【実施例】以下に本発明を複数の実施例に則して詳細に
説明する。
【0028】図1には概略的に出力70Wのメタルハラ
イドランプが示されている。このランプはシリンダ形の
クォーツガラスから成る外管から形成されており、この
外管はランプ軸線を規定し、両側をベースによって封止
され(2、3)ている。Al 23セラミクスから成る軸
方向に配置された放電管4は楕円体をなしており、中央
部5に膨らみをつけられ、2つのシリンダ形の端部6
a、6bを有している。またこの放電管は細長い細管を
栓として有するシリンダ形状であってもよい。放電管は
2つの電流供給線7によって外管1に支承されており、
電流供給線はシート8を介してベース部3に接続されて
いる。電流供給線7は導入線9、10に溶接されてお
り、これらの導入線はそれぞれ放電管の端部で端部栓1
1にはめ込まれている。
【0029】導入線9、10は例えばモリブデンピンで
ある。2つの導入線9、10は両側の栓11の個所で突
出しており、放電側で電極14を支承している。この電
極はタングステンから成る電極シャフトと、放電側の端
部に乗せられた螺旋体16とから形成されている。導入
線9、10はそれぞれ電極シャフト15および外部の電
流供給線7とに突き合わせ溶接されている。
【0030】端部栓11は主としてそれ自体では周知の
サーメット、すなわちセラミクス成分Al23および金
属成分のタングステンまたはモリブデンから成る。
【0031】第2の端部6bにはさらに栓11に軸と平
行な孔12が設けられており、この孔は放電管の排気お
よび封入のために周知の手段で用いられる。孔12は封
入後にピン13を用いて閉鎖される。ただし基本的には
セラミクス放電管の周知の別の構造、および別の溶接技
術を選択することができる。
【0032】放電管の封入物は不活性の点弧ガス/緩衝
ガスと種々の金属ハロゲン化物の添加物とから成ってい
る。緩衝ガスはここでは250mbarの冷間封入圧の
アルゴンである。
【0033】本発明の封入物の3つの実施例が表1に示
されている。右側の2つの列には金属ハロゲン化物の沸
点が示されている。いずれの場合にも楕円体形状に成形
されたセラミクスの放電管は0.32cm3の内部容
量、2.35cm2の内部表面積、および9mmのアー
ク長さを有している。
【0034】燃焼電圧は第1の実施例では約60Vであ
る。モル比Ca‐MH:Dy‐MHはここでは60:1
5=4.0である。これにより70WのWDLメタルハ
ライドランプを実現することができ、その放射スペクト
ルはCaJ2の帯域のものが優勢である(図2を参
照)。このランプは626nm〜642nmの赤色のス
ペクトル領域にある。
【0035】
【表1】
【0036】図3に示されているように、光効率は50
lm/Wである。演色評価数RaおよびR9の値は10
0に僅かに足りない程度である。これらのきわめて良好
な値は全出力を50%までにカットする調光から独立し
ている。これは調光パラメータとして内壁負荷が20W
/cm2、30W/cm2、40W/cm2の間で(50
%、75%、100%の調光度に相応して)変化する図
2、図3からわかる。したがってランプは白熱電球に置
換されるのにきわめて良好に適している。色温度Tnは
調光によって緩やかに3400K〜2950Kの間で制
御される。調光される際の色座標x、yの変化は迅速か
つ正確にプランク曲線に沿って追従される(図4を参
照)。ここでTlJの添加物の正確な量が重要である。
この結果は特に従来の封入物と比べて特に有利である。
【0037】図5にスペクトルが示されている第2の実
施例では、燃焼電圧は80Vである。モル比Ca‐M
H:Dy‐MH=29:39=0.74である。R9の
評価数は図6によれば60〜85の範囲で調光度に応じ
て変化し、Raは常に90以上である。色温度は50%
〜100%で迅速に調光される場合ほぼ3100Kで一
定である。R9の値は50%程度までの低い調光度では
(20w/cm2の壁負荷に相応して)ほぼ50である
が、可能な出力の100%までの高い調光度では(典型
的に32W/cm2の壁負荷で)75〜80である。色
座標x、yは図7に示されている。
【0038】図8にスペクトルが示されている第3の実
施例では、燃焼電圧は73Vである。モル比Ca‐M
H:Dy‐MHは30:45=0.67である。電圧の
適合化のためにInJおよびHfBr4から成る混合物
が使用されている。調光の際にもきわめて安定した特性
が示されている(図9を参照)。すなわち全ての色評価
数(Ra、R9)がほぼ一定の特性を示しており、調光
度には依存しない。赤の値R9は明らかに70以上であ
り、Raは約95である。色座標x、yは調光の際にも
約3000Kの一定の色温度にある(図10を参照)。
【0039】全ての実施例で、楕円体の放電管に対して
内部の縦横寸法の比は約1.7である。内部の軸線の長
さは前述の楕円体の全体の長さを(図1に点線で示され
ている個所を含めて)考えると12mmであり、円形の
膨らみをつけられた放電管内部のランプ軸線に対して横
方向の最大径は7mmである。
【図面の簡単な説明】
【図1】セラミクスの放電管を有するメタルハライドラ
ンプを示す図である。
【図2】第1の実施例のメタルハライドランプのスペク
トル図である。
【図3】第1の実施例のRa、R9および色温度を調光
度に依存して示した図である。
【図4】第1の実施例の調光度の関数としての色座標を
示した図である。
【図5】第2の実施例のメタルハライドランプのスペク
トル図である。
【図6】第2の実施例のRa、R9および色温度を調光
度に依存して示した図である。
【図7】第2の実施例の調光度の関数としての色座標を
示した図である。
【図8】第3の実施例のメタルハライドランプのスペク
トル図である。
【図9】第3の実施例のRa、R9および色温度を調光
度に依存して示した図である。
【図10】第3の実施例の調光度の関数としての色座標
を示した図である。
【符号の説明】
1 外管 2 封止部 3 ベース部 4 放電管 5 中央部 6a、6b 端部 7 電流供給線 8 シート 9、10 導入線 11 端部線 12 孔 13 ピン 14 電極 15 電極シャフト 16 螺旋体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームホワイトの光色と高い演色評価
    数(Ra)とを有しており、 内部に電極が真空密に挿入された放電管を有しており、
    イオン化可能な封入物を該放電管内に有している、水銀
    を含まないメタルハライドランプにおいて、 封入物は、緩衝ガスとして作用する希ガスと、第1のグ
    ループの金属ハロゲン化物(MH)と、第2のグループ
    の金属ハロゲン化物との成分を有しており、 前記第1のグループの金属ハロゲン化物の沸点は100
    0℃以上であり、該第1のグループは金属として少なく
    ともDyおよびCaを同時に使用しており、2つの金属
    ハロゲン化物のモル比Ca‐MH:Dy‐MHは0.1
    〜10であり、 前記第2のグループの金属ハロゲン化物の沸点は100
    0℃より低く、該第2のグループは金属としてIn、Z
    n、Hf、Zrのうち少なくとも1つの元素を有してお
    り、 前記第1のグループの金属ハロゲン化物の全封入量は5
    μmol/cm3〜100μmol/cm3であり、 前記第2のグループの金属ハロゲン化物の全封入量は1
    μmol/cm3〜50μmol/cm3であり、 色温度は2700K〜3500Kであり、 一般的な演色評価数は少なくともRa=90であり、同
    時に赤色の演色評価数は少なくともR9=60である、
    ことを特徴とする水銀を含まないメタルハライドラン
    プ。
  2. 【請求項2】 2つの金属ハロゲン化物のモル比Ca‐
    MH:Dy‐MHは0.2〜5である、請求項1記載の
    ランプ。
  3. 【請求項3】 前記第2のグループは付加的にTlの金
    属ハロゲン化物を30μmol/cm3までの量、有利
    には5μmol/cm3〜25μmol/cm 3の量で有
    している、請求項1記載のランプ。
  4. 【請求項4】 前記第1のグループはNaの金属ハロゲ
    ン化物を全体量の30mol%までの量、有利には多く
    とも5mol%までの量で有している、請求項1記載の
    ランプ。
  5. 【請求項5】 前記第1のグループは付加的にCsの金
    属ハロゲン化物を40μmol/cm3までの量、有利
    には5μmol/cm3〜30μmol/cm3の量で有
    している、請求項1記載のランプ。
  6. 【請求項6】 希ガスの冷間封入圧は100mbar〜
    10000mbarである、請求項1記載のランプ。
  7. 【請求項7】 前記第2のグループの成分は付加的に金
    属として30mol%までの量で添加される、請求項1
    記載のランプ。
  8. 【請求項8】 付加的にAl、Ga、Sn、Mg、M
    n、Sb、Bi、Scの金属のうち少なくとも1つの金
    属ハロゲン化物が前記第2のグループに全体で40mo
    l%までの量で添加される、請求項1記載のランプ。
  9. 【請求項9】 付加的にSr、Ba、Liの金属および
    /または希土類金属のうち少なくとも1つの金属ハロゲ
    ン化物が前記第1のグループに全体で30mol%まで
    の量で添加される、請求項1記載のランプ。
  10. 【請求項10】 有利にはセラミクスから成る放電管は
    典型的には最高で3.5の内部の縦横最大寸法の比を有
    する、請求項1記載のランプ。
  11. 【請求項11】 放電管の内壁表面は壁負荷が10W/
    cm2〜60W/cm2となるように設計されている、請
    求項1記載のランプ。
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