JP2001060328A - ディスクプレーヤのレンズ駆動装置 - Google Patents
ディスクプレーヤのレンズ駆動装置Info
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0935—Details of the moving parts
Landscapes
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Abstract
ても安定して動作するディスクプレーヤのレンズ駆動装
置を提供すること。 【解決手段】 本発明のディスクプレーヤのレンズ駆動
装置100は、板状のアクチュエータベース10上に磁
場形成用のマグネット20を固定した一対のヨーク21
が所定の磁気ギャップを設けて対向配置され、固定部材
11を介して複数のネジ12によりアクチュエータベー
ス10に固定されると共に、アクチュエータベース10
上に複数のネジ12により固定された支持ベース31に
4本の支持ワイヤ32で移動可能に吊設された可動部5
0を、一対のヨーク21に固定され互いに対向配置され
たマグネット20の磁気ギャップ内に配して構成する。
Description
ンズ駆動装置に関するものであり、特に可動部の構造に
関する。
を用いて光学的に信号の読み取り、或は書き込みを行う
ディスクプレーヤのレンズ駆動装置は、周知の如く、一
般に対物レンズが固着されたホルダにフォーカスコイル
とトラッキングコイルの駆動コイルを巻回し、該各駆動
コイルにそれぞれ供給する駆動信号に応じてフォーカス
制御及びトラッキング制御を行いながら対物レンズを駆
動するように構成されている。
レーヤのレンズ駆動装置は、一般にフォーカス制御系及
びトラッキング制御系においてそれぞれ固有共振周波数
を有している。この固有共振周波数は、例えばホルダの
大きさや質量によって形成される物理的な共振であり、
固有共振周波数付近でレンズ駆動装置が駆動されると、
対物レンズに有害な振動を与える。例えば、現行のレン
ズ駆動装置は、図12に示す周波数特性を有している。
図12において、横軸は周波数を示し、縦軸は利得と位
相を示している。図12に示すように点線で示す振幅特
性は、低い周波数領域における共振点以外は周波数が増
加するのに伴い、ほぼ直線的に利得が低下する。また、
実線で示す位相特性は、共振点以外は周波数が増加する
のに伴い、10kHz付近までほぼ一定に推移する。
たレンズ駆動装置の固有共振があるため、その固有共振
周波数(例えば20kHz)付近では図12に示すよう
に位相特性が急激に変化し、位相遅れが180度に達す
ると制御系が不安定になる。そこで、各制御系の固有共
振周波数を考慮して各高次共振がそれぞれ各サーボ帯域
外になるように設計している。つまり、実際のサーボ制
御で必要となる帯域を例えば上限が2kHz〜5kHz
となるように設計することにより、上記固有共振周波数
付近で生じる位相変化の影響を受けないようにしてい
る。
スクプレーヤは、ディスクを標準速度の2倍或は4倍で
回転させる速度の高速化が行われており、ディスクプレ
ーヤのレンズ駆動装置により高速の信号の読み取り、或
は書き込みを行わせる必要が生じてきている。信号の読
み取り、或は書き込みの高速化が行われると、各制御系
の各サーボ帯域がれぞれ広帯域化し、高域まで拡大する
必要が生じる。しかし、上述したように、例えば20k
Hz付近に固有共振周波数が存在すると、各サーボ帯域
と高次共振とのマージンを確保するのが困難となり、各
サーボ制御系が不安定になるという問題が発生する。本
発明は、上記問題点に鑑み成されたものであり、その目
的は固有共振周波数を高域に移動させ、高速化しても安
定して動作するディスクプレーヤのレンズ駆動装置を提
供することにある。
め、請求項1に記載の発明に係るディスクプレーヤのレ
ンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コイルが固定され
たホルダを移動可能に支持するディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置であって、ホルダは、対物レンズが固着され
る上面壁と、該上面壁に連結されトラッキング方向に沿
って離間整列する一対の側面壁と、からなり、一対の側
面壁の側縁部に駆動コイルを固定したことを特徴とす
る。
クプレーヤのレンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コ
イルが固定されたホルダを移動可能に支持するディスク
プレーヤのレンズ駆動装置であって、ホルダは、全体が
略方形状であり、対物レンズが固着される上面壁部とト
ラッキング方向に沿って離間整列する一対の側面壁を備
えるとともに、ジッタ方向に沿って整列する一対の側面
壁が除去された構造とされ、駆動コイルは除去された側
面壁が存在した領域に位置するようホルダに対して固定
されることを特徴とする。
クプレーヤのレンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コ
イルが固定されたホルダをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に移動可能に支持するディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置であって、ホルダは、対物レンズが固着され
る上面壁と、該上面壁に連結されトラッキング方向に沿
って離間整列する一対の側面壁と、からなり、駆動コイ
ルは、平板上にプリントして形成され、フォーカス方向
及びトラッキング方向の駆動力を発生する平板状プリン
トコイルであり、平板状プリントコイルは、一対の側面
壁の側縁部に対してコイル面がトラッキング方向及びフ
ォーカス方向のいずれにも平行となるように固定される
ことを特徴とする。
クプレーヤのレンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コ
イルが固定されたホルダをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に移動可能に支持するディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置であって、ホルダは、全体が略方形状であ
り、対物レンズが固着される上面壁部とトラッキング方
向に沿って離間整列する一対の側面壁を備えるととも
に、ジッタ方向に沿って整列する一対の側面壁が除去さ
れた構造とされ、駆動コイルは、平板上にプリントして
形成され、フォーカス方向及びトラッキング方向の駆動
力を発生する平板状プリントコイルであり、平板状プリ
ントコイルは、除去された側面壁の領域内において、一
対の側面壁の側縁部に対してコイル面がトラッキング方
向及びフォーカス方向のいずれかにも平行となるよう
に、固定されることを特徴とする。
クプレーヤのレンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コ
イルが固定されたホルダをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に移動可能に支持するディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置であって、ホルダは、対物レンズが固着され
る上面壁と、該上面壁に連結されトラッキング方向に沿
って離間整列する一対の側面壁と、フォーカス方向に沿
って離間整列するとともに各々がトラッキング方向に突
出形成された一対のアーム部とを有し、駆動コイルは、
一対の側面壁に巻回されたフォーカスコイルと、一対の
アーム部に巻回されたトラッキングコイルとからなるこ
とを特徴とする。
クプレーヤのレンズ駆動装置は、対物レンズ及び駆動コ
イルが固定されたホルダをフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に移動可能に支持するディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置であって、ホルダは、全体が略方形状であ
り、対物レンズが固着される上面壁と、トラッキング方
向に沿って離間整列する一対の側面壁と、フォーカス方
向に沿って離間整列するとともに各々がトラッキング方
向に突出形成された一対のアーム部とを備えるととも
に、ジッタ方向に沿って整列する一対の側面壁が除去さ
れた構造とされ、駆動コイルは、一対の側面壁に巻回さ
れたフォーカスコイルと、一対のアーム部に巻回された
トラッキングコイルとからなり、フォーカスコイルは、
一対の側面壁に巻回された状態において磁束付与面が一
対の側面壁の間の空間に位置することを特徴とする。
置は、対物レンズ及び駆動コイルが固定されたホルダを
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能に支持
するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であって、ホル
ダは、全体が略方形状であり、対物レンズが固着される
上面壁と、該上面壁に連結されトラッキング方向に沿っ
て離間整列する一対の側面壁と、各々がトラッキング方
向に突出形成された一対のアーム部とを有し、ジッタ方
向に沿って整列する一対の側面壁が除去された構造であ
り、駆動コイルは、一対の側面壁に巻回されたフォーカ
スコイルと、一対のアーム部に巻回されたトラッキング
コイルとからなり、フォーカスコイルは、一対の側面壁
に巻回された状態において磁束付与面が一対の側面壁の
間の空間に位置するように構成したので、ホルダの軽量
化と小型化が図られ、ディスクプレーヤのレンズ駆動装
置の固有共振周波数を高めることが可能となる。
駆動装置は、対物レンズ及び駆動コイルが固定されたホ
ルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可能
に支持するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であっ
て、ホルダは、全体が略方形状であり、対物レンズが固
着される上面壁とトラッキング方向に沿って離間整列す
る一対の側面壁を備えるとともに、ジッタ方向に沿って
整列する一対の側面壁が除去された構造であり、駆動コ
イルは、平板上にプリントして形成され、フォーカス方
向及びトラッキング方向の駆動力を発生する平板状プリ
ントコイルであり、平板状プリントコイルは、除去され
た側面壁の領域内において、一対の側面壁の側縁部に対
してコイル面がトラッキング方向及びフォーカス方向の
いずれかにも平行となるように固定したので、ホルダが
平板状プリントコイルにより補強されると共に、ホルダ
の軽量化と小型化が図られ、ディスクプレーヤのレンズ
駆動装置の固有共振周波数を高めることが可能となる。
よるディスクプレーヤのレンズ駆動装置100の要部外
観図である。尚、図1(a)はディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置100の平面図を、図1(b)はディスクプ
レーヤのレンズ駆動装置100の側面図を示した。図1
を参照しつつディスクプレーヤのレンズ駆動装置100
の構成を以下に説明する。
置100は、板状のアクチュエータベース10上に磁場
形成用のマグネット20を固定した一対のヨーク21が
所定の磁気ギャップを設けて対向配置され、固定部材1
1を介して複数のネジ12によりアクチュエータベース
10に固定されると共に、アクチュエータベース10上
に複数のネジ12により固定された支持ベース31に4
本の支持ワイヤ(又は線状の板バネでも良い)32で移
動可能に吊設された可動部50を、一対のヨーク21に
固定され互いに対向配置されたマグネット20の磁気ギ
ャップ内に配して構成している。
曲げた補助ヨーク部21aを有し、これら補助ヨーク部
21aで囲まれたヨーク21の内側にマグネット20が
それぞれ接着剤等により固定されている。ヨーク21に
固定された一対のマグネット20は、所定の磁気ギャッ
プを設けて対向配置することにより、フォーカスコイル
44とトラッキングコイル45に対して夫々異なる磁場
を形成する。尚、詳細は後述する。可動部50は、導電
性の弾性部材で形成された4本の支持ワイヤ32により
上下左右自在に移動可能に吊設されている。この支持ワ
イヤ32は、一方端が圧延拡大して引出部32aが形成
され、支持ベース31の成形時に支持ワイヤ32の一部
がアウトサート成形等により一体成形される。また、支
持ワイヤ32の他方端は、同様に、圧延拡大されて接続
部32bが形成され、後述するホルダ40に設けられた
4本の突出部42b、43bに接着剤等で固定される。
8が固着されたホルダ40にフォーカスコイル44とト
ラッキングコイル45とが巻回されたものであり、フォ
ーカスコイル44とトラッキングコイル45の各巻線の
端末は、ホルダ40の両側面に突出するように形成され
た4本の突出部42b、43bに接着された支持ワイヤ
32の接続部32bに半田等により接続される。一方、
支持ワイヤ32の引出部32aには、図示しないリッツ
線等が接続されており、外部からトラッキングコイル4
5又はフォーカスコイル44に駆動電流が供給される。
可動部50は、支持ワイヤ32を介してトラッキングコ
イル45又はフォーカスコイル44に駆動電流が供給さ
れると、磁気ギャップ内で駆動電流に応じてトラッキン
グ(図中矢印T)方向及びフォーカス(図中矢印F)方
向に自在に変移される。
ーヤのレンズ駆動装置100は、上述した可動部50を
構成するホルダ40の構造に特徴がある。そこで、係る
ホルダ40の構造を図2乃至図4を用いて以下に詳細に
説明する。尚、図2はホルダ40の概念図であり、図3
は本発明の第1実施形態によるディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置100に用いられるホルダ40の構造図を、
図4はホルダ40にフォーカスコイル44とトラッキン
グコイル45を巻回した状態の可動部50の外観図を示
した。
(a)の概念図に示すようにジッタ(図中矢印J)方向
の左右側板を除去した略方形状であり、図示しない対物
レンズの光路となる開口部41が形成された上面壁42
と、トラッキング(図中矢印T)方向に沿って離間整列
する4本の突出部42a、43aを有する一対の側面壁
43とで構成している。ホルダ40は、図2(c)に示
す従来の升状のホルダ構造に対して、ジッタ方向に沿っ
て整列する左右側板(図中斜線(イ)及び(ロ)部分)
を除去することでホルダ40の小型軽量化を図ってい
る。
で、ホルダ40のジッタ方向の固有共振周波数を高める
ことができる。周知のように一般に、構造体の固有共振
周波数(或は固有振動数)は、以下の(1)式で示され
る。 f=1/2π(k/m)1/2 ・・・(1) ここで、mは構造物の質量であり、kはバネ定数であ
る。また、上記バネ定数kは、以下の(2)式で示され
る。 k=48EI/L3 ・・・(2) ここで、Eは縦弾性係数、Iは断面二次モーメントであ
り構造物の材質により決定される定数であり、Lは構造
物の長さを示す。
共振周波数(f)は、構造体の質量(m)の1/2乗に
逆比例する。従って、ホルダ40は、左右側板を除去す
ることにより質量が低下し、ジッタ方向の固有共振周波
数が高められる。また、(2)式で示されるように、構
造体のバネ定数(k)は、構造体の長さ(ジッタ方向の
長さ)(L)の3乗に逆比例する。従って、ホルダ40
は、左右側板を除去することによりジッタ方向の長さが
短くなり、ジッタ方向の固有共振周波数が高められる。
つまり、略方形状のホルダ40の質量と寸法により形成
されるジッタ方向の固有共振周波数は、従来の構造のホ
ルダに比して著しく高域に移動することができる。尚、
ホルダ40は、左右側板を除去したことにより上面壁4
2が撓む場合には、必要に応じて図2(b)に示す開口
部46を形成した補強板47を上面壁42の上面或は上
面壁42の内面に設けるようにしても良い。
クプレーヤのレンズ駆動装置100に用いられるホルダ
40の構造を図3を用いて説明する。尚、図3(a)は
ホルダ40の上面図を、図3(b)はホルダ40をジッ
タ(図中矢印J)方向から見た時の側面図を、図3
(c)はホルダ40をトラッキング(図中矢印T)方向
から見た時の側面図を示した。ホルダ40は、ポリカー
ボネート又はLCP(液晶ポリマ)等の高剛性プラスチ
ック或は非磁性材料の樹脂で成形され、全体が略方形状
をしている。ホルダ40は、上面壁42の略中央に対物
レンズ48の光路となる開口部41が形成されると共
に、上面壁42の両側(トラッキング方向、図中矢印
T)に突出するように凹状の溝を有するアーム部42a
が形成され、更にアーム部42aの外側に上面壁42と
略平坦に突出部42bが形成されている。また、ホルダ
40のフォーカス(図中矢印F)方向に対向配置された
一対の側壁部43は、先端部に上記の上面壁42のアー
ム部42aと略平行に対向配置されたアーム部43aと
突出部43bが形成されると共に、外周面上に凹状の巻
線溝43cが形成されている。
カスコイル44用に設けられた巻回部(図中斜線(ハ)
部)であり、巻回部の深さは、巻回部に所定の巻数のフ
ォーカスコイル44を巻回した状態でフォーカスコイル
44の最外周が上面壁42のトラッキング方向の外周縁
部に対して略平坦となると共に、上面壁41のジッタ
(図中矢印J)方向の外周縁部に対して略平坦となるよ
うに形成している。また、上面壁42の両側のアーム部
42aと一対の側壁部43のアーム部43aは、トラッ
キングコイル45用の一対の巻回部(図中斜線(ニ)
部)を構成し、巻回部の溝の深さは、巻回部に所定の巻
数のトラッキングコイル45を巻回した状態でトラッキ
ングコイル45の最外周が上面壁42のフォーカス方向
及びジッタ方向に対して略平坦となるように形成してい
る。
ル44とトラッキングコイル45を所定の巻回部に巻回
し、ホルダ40の内部に対物レンズ48を固着すること
により図4に示すディスクプレーヤのレンズ駆動装置1
00を構成する可動部50が完成する。尚、図4(a)
は可動部50の上面図を、図4(b)は可動部50をジ
ッタ方向から見た時の側面図を、図4(c)は可動部5
0をトラッキング方向から見た時の側面図を示した。可
動部50は、フォーカスコイル44の端末が例えば側壁
部43に形成された一対の突出部43bから導出される
と共に、トラッキングコイル45が上面壁42及び側壁
部43に形成されたアーム部42a、43aに連続して
巻回され、例えば上面壁42に形成された一対の突出部
42bから導出された状態にある。従って、可動部50
は、上面壁42の突出部42bと側壁部43の突出部4
3bを4本の支持ワイヤ32に接着し、4本の支持ワイ
ヤ32に形成された各接続部32bに各巻線の端末を半
田付けすることにより、4本の支持ワイヤ32で吊設さ
れた状態で駆動電流がフォーカスコイル44及びトラッ
キングコイル45に供給される。
100に用いられる可動部50の駆動動作を図5を用い
て説明する。尚、図5(a)は支持ワイヤ32に吊設さ
れた可動部50と、係る可動部50を両側から挟むよう
に配置されたマグネット20が固定されたヨーク21部
分だけを示す平面図であり、図5(b)はマグネット2
0、補助ヨーク部21a、及びトラッキングコイル45
等の一部を示す模式図であり、図5(c)はマグネット
20とフォーカスコイル44の一部を示す模式図であ
る。以下、図中丸の中点は、紙面の裏面から表面に向け
て貫く電流又は磁束の方向を示し、丸の中クロスは、紙
面の表面から裏面に向けて貫く電流又は磁束の方向を示
すものとする。
配置されたマグネット20が固定された一対のヨーク2
1の略中央に4本の支持ワイヤ32に吊設された可動部
50を配した状態を示している。図5(a)に示すよう
に対向配置されたヨーク21に固定されたマグネット2
0は、N極を可動部50側に、S極をヨーク21側に形
成している。マグネット20の磁束は、可動部50の略
中央(主にフォーカスコイル44が配置されている領
域)付近では、マグネット20から発せられた直後は対
向するマグネット20の方向(ジッタ方向)に向いフォ
ーカスコイル44を貫くが、その後互いに反発し合いマ
グネット20の上下方向(フォーカス方向)に向う磁路
が形成される。また、トラッキングコイル45付近にお
けるマグネット20の磁束は、図中点線矢印で示すよう
にマグネット20から発せられた直後は対向するマグネ
ット20の方向(ジッタ方向)に向いトラッキングコイ
ル45を貫くが、その後左右の補助ヨーク部21aに向
う磁路が形成される。
ット20の表面から左右の補助ヨーク部21aに向かう
磁場の影響を多少受けるが、マグネット20の略中央に
配置されていることから、対向するマグネット20の方
向(ジッタ方向)に向う磁場の影響が支配的となる。
又、トラッキングコイル45は、対向するマグネット2
0の方向(ジッタ方向)に向う磁場の影響を多少受ける
が、S極の補助ヨーク部21aがマグネット20に近接
配置されていることから、マグネット20の表面から左
右の補助ヨーク部21aに向かう磁場の影響が支配的と
なる。
ッキングコイル45に図5(b)に示す方向の駆動電流
が供給されると、フレミング左手の法則により図中矢印
T方向の駆動力を受ける。また、駆動電流が上述した方
向と逆方向に供給されると、図中矢印T方向と逆方向に
駆動力を受ける。つまり、可動部50は、トラッキング
方向に駆動される。また、可動部50は、フォーカスコ
イル44に図5(c)に示す矢印方向の駆動電流が供給
されると、フレミング左手の法則により図中F(紙面を
裏面から表面に向けて貫く)方向の駆動力を受ける。ま
た、駆動電流が図に示す矢印方向と逆方向に供給される
と、紙面を表面から裏面に向けて貫く方向の駆動力を受
ける。つまり、可動部50は、フォーカス方向に駆動さ
れる。
るディスクプレーヤのレンズ駆動装置100に用いられ
る可動部50は、ホルダ40に巻回されたフォーカスコ
イル44及びトラッキングコイル45の最外周が上面壁
42のジッタ方向の外周縁部に対して略平坦となるよう
に形成しているので、対向配置されたマグネット20に
対して可動部50を近接配置することが可能となり、磁
気回路の駆動力を向上させることができる。
クプレーヤのレンズ駆動装置200を図6を用いて以下
に説明する。尚、図6(a)はアクチュエータベース1
0を省いたディスクプレーヤのレンズ駆動装置200の
平面図を、図6(b)はディスクプレーヤのレンズ駆動
装置200の側面図を示した。
ーヤのレンズ駆動装置200は、板状のアクチュエータ
ベース10上にマグネット22を固定した一対のL状の
ヨーク23が所定の磁気ギャップを設けて対向配置さ
れ、複数のネジ12で固定されると共に、アクチュエー
タベース10上に複数のネジ12により固定された支持
ベース31に4本の支持ワイヤ32で吊設された可動部
80を一対のヨーク23で形成される磁気ギャップ内に
配して構成している。本発明の第2実施形態が第1実施
形態と異なる点は、可動部80を構成するホルダ60の
形状と、フォーカスコイルとトラッキングコイルを平板
状プリントコイル70で形成した点である。また、これ
に伴い、マグネット22を2分割多極着磁したものを用
いている。
する。尚、図7(a)はホルダ60の上面図を、図7
(b)はホルダ60をジッタ方向から見た時の側面図
を、図7(c)はホルダ60をトラッキング方向から見
た時の側面図を示した。ホルダ60は、図7に示すよう
に樹脂成形された全体が略方形状であり、上面壁62の
中央に対物レンズ48の光路となる開口部61が形成さ
れ、上面壁62の両側(トラッキング方向、図中矢印
T)に突出する突出部62aが形成されると共に、上面
壁62に連結されたトラッキング方向に沿って離間整列
する一対の側面壁63の先端に、上面壁62の突出部6
2aと対向配置して突出部63aが形成されている。ま
た、第1実施形態に用いたホルダ40と同様に、ホルダ
60のジッタ方向に沿って整列する左右側板を除去する
ことでホルダ60の質量が低下し、ジッタ方向の固有共
振周波数が高められる。また、図7(c)に示すように
ホルダ60の側面壁63の略中央に開口窓63bを設け
ることにより、ホルダ60の質量を更に低減するように
構成しても良い。つまり、第2実施形態で用いるホルダ
60が第1実施形態のホルダ40と異なる点は、ホルダ
60にフォーカスコイルとトラッキングコイルを巻回す
る巻回部を設けていない点である。
トコイル70の構造を図8を用いて説明する。尚、図8
(a)は平板状プリントコイル70の上面図を、図8
(b)は平板状プリントコイル70の側面図を示した。
平板状プリントコイル70は、例えばガラスエポキシ等
の平板状の両面基板71の一方の銅箔を渦巻状にエッチ
ングしてコイルを形成したもので、表面に保護膜を形成
した1つのフォーカスコイル72aと4つのトラッキン
グコイル72bとで構成している。平板状プリントコイ
ル70は、後述する2分割多極着磁されたマグネット2
2との位置的な関係から基板71の略中央に例えばフォ
ーカスコイル72aを形成し、フォーカスコイル72a
と離間する両側で、且つフォーカスコイル72aの中心
線(図中A−A部)に対して離間対向する位置に4つの
トラッキングコイル72bを配置している。
1の他方の銅箔に形成されたフォーカスコイル72a用
の出力端子73aにスルホール等で配線され、図示せぬ
引出線により支持ワイヤ32の一方の接続部32bに半
田付けされる。また、互いに直列接続された4つのトラ
ッキングコイル72bの端末は、基板71の他方の銅箔
に形成されたトラッキングコイル72b用の出力端子7
3bにスルホール等で配線され、図示せぬ引出線により
支持ワイヤ32の他方の接続部32bに半田付けされ
る。尚、平板状プリントコイル70は、必要に応じてフ
ォーカスコイル72aとトラッキングコイル72bが形
成された複数の基板71を積層し、スルホール等により
各コイル間を接続することで巻数の多い平板状プリント
コイル70としても良い。
8を固着し、ホルダ60のジッタ方向の両側面、つまり
除去された左右側板の領域内に平板状プリントコイル7
0を接着剤等で固定することで、図9に示す第2実施形
態によるディスクプレーヤのレンズ駆動装置200を構
成する可動部80が完成する。第2実施形態に用いられ
る可動部80は、ホルダ60のジッタ方向の両側面に平
板状プリントコイル70を固定することで、コイル面が
フォーカス方向及びトラッキング方向のいずれにも平行
となるように構成している。可動部80は、上面壁62
の突出部62aと側壁部63の突出部63aを4本の支
持ワイヤ32に接着し、支持ワイヤ32に形成された各
接続部32bに各巻線の端末を半田付けすることで支持
ワイヤ32で吊設された状態で駆動電流がフォーカスコ
イル72a及びトラッキングコイル72bに供給され
る。
200に用いられる可動部80の駆動動作を図10を用
いて説明する。尚、図10(a)は磁気ギャップに可動
部80を配した時のマグネット22と平板状プリントコ
イル70の位置的な関係を、図10(b)はマグネット
22と基板71上に形成されたフォーカスコイル72a
との位置的な関係を示し、図10(c)はマグネット2
2と基板71上に形成されたトラッキングコイル72b
との位置的な関係をそれぞれ示している。ディスクプレ
ーヤのレンズ駆動装置200に用いられるマグネット2
2は、2つの異なる第1の磁極(N極)と第2の磁極
(S極)を有する長方板材であり、1個の磁石を2分割
多極着磁することにより第1の磁極(N極)と第2の磁
極(S極)を隣接して形成するか、或はN極とS極に単
極着磁された磁石を上下に積重ねて形成している。
イル72aは、マグネット22のN極とS極に股がるよ
うに配置される。このように配置することでフォーカス
方向の駆動力が発生する。また、4つのトラッキングコ
イル72bの内、2つのトラッキングコイル72bはマ
グネット22のN極側に配置すると共に、トラッキング
コイル72bのトラッキング方向の内側、約半分がマグ
ネット22の磁界に入るように配置する。同様に、他の
2つのトラッキングコイル72bはマグネット22のS
極側に配置すると共に、トラッキングコイル72bのト
ラッキング方向の内側、約半分がマグネット22の磁界
に入るように配置する。このように配置することでトラ
ッキングコイルの72bの一部の巻線部分だけが磁界の
影響を受けトラッキング方向の駆動力が発生する。
イル72aはマグネット22のN極とS極に股がるよう
に配置されているので、フォーカスコイル72aに紙面
上から手前に向う駆動電流が供給されると可動部80
は、図中矢印F方向、即ちフォーカス方向の駆動力を受
ける。駆動電流の方向を逆にした場合は、矢印F方向と
逆の方向の駆動力を受ける。また、図10(c)に示す
ように、上下一対のトラッキングコイル72bはマグネ
ット22のN極側とS極側に配置されているので、トラ
ッキングコイル72bに図中矢印で示す方向の駆動電流
が供給されると可動部80は、図中Tで示す紙面上から
手前に向う方向、即ちトラッキング方向の駆動力を受け
る。また、駆動電流の方向を逆にした場合は、図中T方
向とは逆の方向の駆動力を受ける。
るディスクプレーヤのレンズ駆動装置200に用いられ
る可動部50は、ホルダ60に巻回部を設けず、ホルダ
60のジッタ方向に沿って整列する左右側板を除去した
領域にフォーカスコイル72aとトラッキングコイル7
2bが形成された平板状プリントコイル70を接着剤等
で固定するように構成したので、ホルダ60の質量と寸
法を低減すると共に、ホルダ60の撓みやねじれ等に対
して補強することができる。また、平板状プリントコイ
ル70で構成する可動部80は、マグネット22に対し
て近接配置することが可能となり、磁気回路の駆動力を
更に向上させることができる。
及び第2実施形態で用いた各ホルダ40、60は、左右
側板を除去することによりジッタ方向の長さが低下する
と共に、各ホルダ40、60の質量を低減することが可
能となり、以下に示す電気特性を得ることができた。図
11は、第1実施形態及び第2実施形態の可動部60、
80の電気的特性を示した図であり、横軸に周波数を、
縦軸に利得と位相を示している。尚、図中点線は振幅特
性を、実線は位相特性を示している。図11に示すよう
に、10kHz付近に進み位相が見られるものの略10
0kHz付近に渡って位相遅れが発生しない。即ち、固
有共振周波数は、100kHz以上の高域に移動された
ので、ディスクプレーヤを2倍速或は4倍速で使用して
も、サーボ系は安定した動作が可能となる。
ンズ駆動装置は、可動部を構成するホルダの左右側板を
除去することによりホルダの小型化と軽量化がなされ、
可動部の固有共振周波数を高域に移動することが可能と
なり、高速化しても安定して動作する。
のレンズ駆動装置の構造図。
のレンズ駆動装置に用いられるホルダの概念図。
のレンズ駆動装置に用いられるホルダの構造図。
のレンズ駆動装置に用いられる可動部の外観図。
のレンズ駆動装置を構成する可動部の動作を説明する
図。
のレンズ駆動装置の構造図。
のレンズ駆動装置に用いられるホルダの構造図。
のレンズ駆動装置の用いられる可動部を構成する平板状
プリントコイルの構造図。
のレンズ駆動装置を構成する可動部の構造図。
ヤのレンズ駆動装置を構成する可動部の動作を説明する
図。
装置の電気的特性を示す図。
動装置の電気的特性を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダを移動可能に支持するディスクプレーヤのレンズ
駆動装置であって、 前記ホルダは、前記対物レンズが固着される上面壁と、
該上面壁に連結されトラッキング方向に沿って離間整列
する一対の側面壁と、からなり、 前記一対の側面壁の側縁部に前記駆動コイルを固定した
ことを特徴とするディスクプレーヤのレンズ駆動装置。 - 【請求項2】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダを移動可能に支持するディスクプレーヤのレンズ
駆動装置であって、 前記ホルダは、全体が略方形状であり、前記対物レンズ
が固着される上面壁部とトラッキング方向に沿って離間
整列する一対の側面壁を備えるとともに、ジッタ方向に
沿って整列する一対の側面壁が除去された構造とされ、 前記駆動コイルは除去された前記側面壁が存在した領域
に位置するよう前記ホルダに対して固定されることを特
徴とするディスクプレーヤのレンズ駆動装置。 - 【請求項3】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可
能に支持するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であっ
て、 前記ホルダは、前記対物レンズが固着される上面壁と、
該上面壁に連結され前記トラッキング方向に沿って離間
整列する一対の側面壁と、からなり、 前記駆動コイルは、平板上にプリントして形成され、前
記フォーカス方向及びトラッキング方向の駆動力を発生
する平板状プリントコイルであり、 前記平板状プリントコイルは、前記一対の側面壁の側縁
部に対してコイル面が前記トラッキング方向及びフォー
カス方向のいずれにも平行となるように固定されること
を特徴とするディスクプレーヤのレンズ駆動装置。 - 【請求項4】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可
能に支持するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であっ
て、 前記ホルダは、全体が略方形状であり、前記対物レンズ
が固着される上面壁部とトラッキング方向に沿って離間
整列する一対の側面壁を備えるとともに、ジッタ方向に
沿って整列する一対の側面壁が除去された構造とされ、 前記駆動コイルは、平板上にプリントして形成され、前
記フォーカス方向及びトラッキング方向の駆動力を発生
する平板状プリントコイルであり、 前記平板状プリントコイルは、前記除去された側面壁の
領域内において、前記一対の側面壁の側縁部に対してコ
イル面が前記トラッキング方向及びフォーカス方向のい
ずれかにも平行となるように、固定されることを特徴と
するディスクプレーヤのレンズ駆動装置。 - 【請求項5】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可
能に支持するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であっ
て、 前記ホルダは、前記対物レンズが固着される上面壁と、
該上面壁に連結され前記トラッキング方向に沿って離間
整列する一対の側面壁と、フォーカス方向に沿って離間
整列するとともに各々がトラッキング方向に突出形成さ
れた一対のアーム部とを有し、 前記駆動コイルは、前記一対の側面壁に巻回されたフォ
ーカスコイルと、前記一対のアーム部に巻回されたトラ
ッキングコイルとからなることを特徴とするディスクプ
レーヤのレンズ駆動装置。 - 【請求項6】 対物レンズ及び駆動コイルが固定された
ホルダをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動可
能に支持するディスクプレーヤのレンズ駆動装置であっ
て、 前記ホルダは、全体が略方形状であり、前記対物レンズ
が固着される上面壁と、前記トラッキング方向に沿って
離間整列する一対の側面壁と、フォーカス方向に沿って
離間整列するとともに各々がトラッキング方向に突出形
成された一対のアーム部とを備えるとともに、ジッタ方
向に沿って整列する一対の側面壁が除去された構造とさ
れ、 前記駆動コイルは、前記一対の側面壁に巻回されたフォ
ーカスコイルと、前記一対のアーム部に巻回されたトラ
ッキングコイルとからなり、 前記フォーカスコイルは、前記一対の側面壁に巻回され
た状態において磁束付与面が前記一対の側面壁の間の空
間に位置することを特徴とするディスクプレーヤのレン
ズ駆動装置。
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