JP2001044507A - 発光ダイオードの固定構造 - Google Patents

発光ダイオードの固定構造

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JP2001044507A
JP2001044507A JP11210840A JP21084099A JP2001044507A JP 2001044507 A JP2001044507 A JP 2001044507A JP 11210840 A JP11210840 A JP 11210840A JP 21084099 A JP21084099 A JP 21084099A JP 2001044507 A JP2001044507 A JP 2001044507A
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emitting diode
light emitting
metal plate
housing
plate wiring
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JP11210840A
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English (en)
Inventor
Koichi Sakata
浩一 坂田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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(57)【要約】 【課題】 半田付けに代わる有効な発光ダイオードの固
定構造を提供する。 【解決手段】 金属プレート配線3の挿通孔4に発光ダ
イオード2のリード5を圧入した状態で、該金属プレー
ト配線3を発光ダイオード2ごとハウジング1の係合爪
11に係合させるため、発光ダイオード2が開口6から
ハウジング1の表面1a側へ突出した状態で固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光ダイオード
の固定構造、特に車両用ランプ装置に好適な発光ダイオ
ードの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用のランプ等で使用されている発光
ダイオードとしては、一般に発光ダイオードの底面に形
成されたリードを、ランプに設けられたプリント基板に
対して、半田付けすることにより固定している。すなわ
ち、プリント基板に設けた挿通孔に発光ダイオードのリ
ードを表面側から挿入し、裏面側で余分なリードを切断
した後、更に切断後のリードを裏面に沿って折り曲げ
る。そして、プリント基板の裏面には金属配線が印刷さ
れているため、そこにフラックスを塗布した後、ディッ
プ半田法、リフロー半田法等によりリードを半田付けす
る。更に、半田付けの後に、プリント基板の裏面に保護
膜をコーティングしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、プリント基板に発光ダイオードを半田付けする
構造では、発光ダイオードのリードを1本づつプリント
基板に半田付けするため作業工程が複雑で、専用設備も
必要となり、そしてプリント基板自体も高価なため、コ
スト的に不利である。
【0004】また、いったん固定した後に取り外す作業
が困難であるため、発光ダイオードの交換が面倒である
と共に、不要になった際に複数の部品に解体してリサイ
クルを行うのが面倒である。
【0005】更に、有害物質を含む半田を利用するた
め、環境面での影響もある。
【0006】加えて、平らなプリント基板を使用するた
め、発光ダイオードを2次元的(平面的)にしか並べて
固定できない。
【0007】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、半田付けに代わる有効な発光
ダイオードの固定構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
合成樹脂製のハウジングの裏面に重ね合わせた状態で配
索される金属プレート配線に挿通孔を形成し、ハウジン
グに前記挿通孔に対応する開口を形成すると共に金属プ
レート配線と係合して金属プレート配線をハウジングの
裏面に保持する係合爪を形成し、金属プレート配線の挿
通孔に発光ダイオードのリードを圧入した状態で、該金
属プレート配線を発光ダイオードごとハウジングの係合
爪に係合させて、発光ダイオードを開口からハウジング
の表面側へ突出させた。
【0009】請求項2記載の発明は、発光ダイオードの
フランジを開口の周縁部に裏側から係合させた。
【0010】請求項3記載の発明は、金属プレート配線
の挿通孔で互いに向かい合う一対の対向縁のうち、少な
くとも一方の対向縁がリードの挿入時に弾性変形する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜図3は、この発明の第1実施形態を
示す図である。この実施形態では、自動車のストップラ
ンプの場合を例に説明する。図中の符号1は、このスト
ップランプのレンズ内部に設けられたハウジングを示し
ている。ストップランプ自体が、車体の表面形状に対応
した立体的形状(三次元的形状)になっているため、こ
のハウジング1も立体的に成形されている。つまり、図
は一つの発光ダイオード2を固定している部分だけを拡
大して示しているため、平板状に見えるが、その全体形
状はストップランプの形状に見合った立体的形状をして
いる。そして、ハウジング1の裏面1bには各発光ダイ
オード2の取付点を順番に通るように2本の金属プレー
ト配線3がハウジング1に対して重ね合わせた状態で
(非接合状態で)平行に配索されており、各発光ダイオ
ード2に電気を供給できるようになっている。
【0013】この金属プレート配線3には、発光ダイオ
ード2の取付点に、該発光ダイオード2の2本のリード
5に対応する形状の挿通孔4が形成されている。つま
り、2本のリード5は、それぞれ断面長方形のため、挿
通孔4も長方形をしている。この実施形態のリード5
は、全長にわたって同じ断面形状である。また、この挿
通孔4とリード5とでは、挿通孔4の方が、リード5の
断面サイズよりも若干小さく形成されている。尚、挿通
孔4の全体サイズを、必ずしもリード5の断面サイズよ
りも小さくする必要はなく、例えば、挿通孔4の互い直
交する二方向の径のうち、少なくとも一方の径を、リー
ド5の対応する径よりも若干小さくするだけでも良い。
また、リード5の表面には導通性を良くするための金メ
ッキ(ロジウムメッキでも可)が施されている。
【0014】更に、ハウジング1には、前記挿通孔4と
連続する開口6が形成されている。この開口6は、発光
ダイオード2のランプ部分よりは大きいが、フランジ2
aよりも小さいサイズになっている。また、ハウジング
1の裏面1bの両側の端部には、係合爪7が下向きに形
成されている。
【0015】そして、発光ダイオード2を固定する際
は、まず発光ダイオード2のリード5を金属プレート配
線3の挿通孔4内に挿入する。金属プレート配線3の挿
通孔4の方が、リード5よりも若干小サイズのため、挿
入の際に抵抗があるが、発光ダイオード2全体に力を入
れて押し込むことにより挿入可能となる。次に、この金
属プレート配線3を発光ダイオード2ごとハウジング1
の裏面1bに押し当てて、金属プレート配線3の縁部を
係合爪7に係合し、発光ダイオード2を開口6から表面
1a側へ突出させると共に、金属プレート配線3を裏面
1bに沿った状態で保持する。また、この状態で、発光
ダイオード2のフランジ2aが開口6の周縁部に裏側か
ら係合した状態になり、発光ダイオード2の固定が完了
する。
【0016】この固定状態では、リード5が金属プレー
ト配線3の挿通孔4に圧入されていることと、発光ダイ
オード2のフランジ2aが開口6の周縁部に裏側から係
合していることにより、抜けが防止されている。このよ
うに、金属プレート配線3を発光ダイオード2ごとハウ
ジング1に係合するだけで、発光ダイオード2の固定が
行えるため、従来のような半田付け作業が不要になる。
従って、作業工程が簡略で、専用設備も不要で、部品も
安価となり、コスト的に有利となる。更に、有害物質を
含む半田を利用しないため、環境面での影響もない。ま
た、発光ダイオード2は、金属プレート配線3をハウジ
ング1から外せば取り外すことが可能になるため、発光
ダイオード2の交換が可能で、そしてハウジング1、発
光ダイオード2、金属プレート配線3の三部品に解体可
能なため、リサイクルの面でも有利である。
【0017】図4及び図5は、この発明の第2実施形態
を示す図である。この実施形態では、金属プレート配線
3の挿通孔4で互いに向かい合う一対の対向縁4a、4
bをスリットSにより弾性変形可能にしたものである。
従って、リード5を挿入した際に、その対向縁4aがリ
ード5に弾接した圧入状態となり、十分な導通性の確保
と確実な抜け防止が図られる。
【0018】図6及び図7は、この発明の第3実施形態
を示す図である。この実施形態では、金属プレート配線
3の挿通孔4における一対の対向縁4a、4cのうちの
一方側の対応縁4aだけを互い違いに弾性変形可能にし
たものである。このようにしても、その対向縁4aがリ
ード5に弾接した圧入状態となり、十分な導通性の確保
と確実な抜け防止が図られる。また、弾性変形しない方
の対向縁4cの端面がリード5の側面に当接するため、
リード5と挿通孔4との間の接触面積が増加し、導通性
が向上する。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、金属プレ
ート配線の挿通孔に発光ダイオードのリードを圧入した
状態で、該金属プレート配線を発光ダイオードごとハウ
ジングの係合爪に係合させるため、発光ダイオードが開
口からハウジングの表面側へ突出した状態で固定され
る。従って、従来ようなプリント基板に半田付けする構
造に比べて、作業工程が簡略で、専用設備も不要で、部
品も安価なため、コスト的に有利である。特に、金属プ
レート配線をハウジングに係合させるだけで、発光ダイ
オードの固定も完了するため、作業性の面で優れてい
る。
【0020】また、金属プレート配線をハウジングから
外すことにより、発光ダイオードを取り外すことが可能
なるため、発光ダイオードの交換が可能で、更に発光ダ
イオード、ハウジング、金属プレート配線の三部品に解
体可能なため、リサイクルの面でも有利である。
【0021】更に、有害物質を含む半田を利用しないた
め、環境面での影響もない。
【0022】加えて、発光ダイオードを固定する対象が
単なる合成樹脂製のハウジングで、プリント基板のよう
に表面に金属配線が印刷されていないため、ハウジング
を任意の三次元形状に成形することができる。従って、
そのハウジングに対して、発光ダイオードを三次元的に
並べて固定することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、発光ダイオ
ードのフランジを開口の周縁部に裏側から係合させるこ
とにより、発光ダイオードの表面側への抜けを確実に防
止することができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、リードを挿
入することで、金属プレート配線の挿通孔の一部がリー
ドに弾接した圧入状態となるため、十分な導通性の確保
と確実な抜け防止が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る発光ダイオードの固定状態
を示す断面図。
【図2】第1実施形態に係る発光ダイオードの固定前の
状態を示す断面図。
【図3】第1実施形態に係る金属プレート配線を示す平
面図。
【図4】第2実施形態に係る発光ダイオードの固定状態
を示す断面図。
【図5】第2実施形態に係る金属プレート配線を示す平
面図。
【図6】第3実施形態に係る発光ダイオードの固定状態
を示す断面図。
【図7】第3実施形態に係る金属プレート配線を示す平
面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 表面 1b 裏面 2 発光ダイオード 2a フランジ 3 金属プレート配線 4 挿通孔 5 リード 6 開口 7 係合爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のハウジングの裏面に重ね合
    わせた状態で配索される金属プレート配線に挿通孔を形
    成し、ハウジングに前記挿通孔に対応する開口を形成す
    ると共に金属プレート配線と係合して金属プレート配線
    をハウジングの裏面に保持する係合爪を形成し、金属プ
    レート配線の挿通孔に発光ダイオードのリードを圧入し
    た状態で、該金属プレート配線を発光ダイオードごとハ
    ウジングの係合爪に係合させて、発光ダイオードを開口
    からハウジングの表面側へ突出させたことを特徴とする
    発光ダイオードの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発光ダイオードの固定構
    造であって、 発光ダイオードのフランジを開口の周縁部に裏側から係
    合させたことを特徴とする発光ダイオードの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発光ダイオ
    ードの固定構造であって、 金属プレート配線の挿通孔で互いに向かい合う一対の対
    向縁のうち、少なくとも一方の対向縁がリードの挿入時
    に弾性変形することを特徴とする発光ダイオードの固定
    構造。
JP11210840A 1999-07-26 1999-07-26 発光ダイオードの固定構造 Abandoned JP2001044507A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641379B2 (en) * 2007-05-21 2010-01-05 Cisco Technology, Inc. Press fit electronic component
US7766499B2 (en) 2006-11-07 2010-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Light source unit, backlight unit and liquid crystal display including the same, and method thereof
JP2014503120A (ja) * 2011-01-07 2014-02-06 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション Ledコネクタ組立体

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